JPH11227154A - 基板保持具及びそれを用いたスクリーン印刷機 - Google Patents

基板保持具及びそれを用いたスクリーン印刷機

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JPH11227154A
JPH11227154A JP3076498A JP3076498A JPH11227154A JP H11227154 A JPH11227154 A JP H11227154A JP 3076498 A JP3076498 A JP 3076498A JP 3076498 A JP3076498 A JP 3076498A JP H11227154 A JPH11227154 A JP H11227154A
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JP
Japan
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substrate
suction
substrate holder
screen
covering member
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JP3076498A
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Hideo Yamauchi
秀雄 山内
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間及び最小コストにて、専用品として製
作できるようにした基板保持具及びそれを用いたスクリ
ーン印刷機を実現する。 【解決手段】 基板保持具構造として、立壁11同士の
間に形成された一段低くい窪み面15を有し、窪み面1
5に左右前後に延びる連続溝16を形成し、かつ連続溝
16に連通して吸引源Pに接続される貫通孔17を設け
たベース部材9と、窪み面15に接合されて連続溝16
との間に吸引経路18を形成する被覆部材12と、吸引
経路18と対応する被覆部材12上に立設されて、被覆
部材12の該当部に穴12aをあけ貫通孔17から吸引
することにより立壁11上に載せられる基板1を裏面側
から吸着支持するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板等
の基板を支持する基板保持具及びそれを用いたスクリー
ン印刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】表面実装工程等で用いられるスクリーン
印刷機は、図7に例示される如く配線板等のプリント基
板50を着脱可能に支持する基板保持具51と、スクリ
ーン52と、スクリーン52上を移動するスキージ52
等を備えている。この基板保持具51は、同図の如く凹
所51aの内側に複数のサポート部51bを有し、プリ
ント基板50を凹所51aに嵌合した状態で水平方向の
動きを凹所51aの内端面部により位置規制する。同時
に、そのプリント基板50をサポート部51bにより裏
面側から支持して基板下方向への変位を規制するように
なっている。また、基板保持具51が駆動テーブル55
等を介して昇降されることにより、プリント基板50の
被印刷面50aをスクリーン52の裏面に略直角に接離
する。スクリーン52は、印刷パターンが描画した所定
のパターン孔52aを有し、枠部材53に張設した状態
に保持されている。
【0003】スキージ52は、図7(a)の如くスクリ
ーン51に形成された画像領域をなぞりながら、ホルダ
ー54等により前後又は左右方向へ移動される。する
と、スクリーン52上に供給されたペースト56がスキ
ージ52により移動されながらパターン孔52a内に充
填され、これが被印刷面50aに付着される。その後、
基板保持具51が図7(b)の如くプリント基板50と
共に駆動テーブル54等を介し下降され、スクリーン5
2と直角な方向に離れる。このときパターン孔52aに
充填されているペースト55が被印刷面50aに付着し
た状態でパターン孔52aより抜き出され、被印刷面5
0aに転移し印刷が完了する。なお、スキージ52はホ
ルダー54と共に上昇し、待機する。印刷後は基板保持
具51のプリント基板50が交換されて、次のプリント
基板50が同様に印刷される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような基板保
持具51は、プリント基板50を被印刷面50aを上向
きにして凹所51aの内端面部により位置規制すると共
に、プリント基板50の下方変位をサポート部51b等
により規制する構造である。したがって、例えば、プリ
ント基板50が2面の印刷つまり、図7の如く基板50
の片面に部品57が既に実装されているようなときに
は、凹所51aの大きさと共にサポート部51bの位置
等について部品57を考慮したものでなければならな
い。このような背景から、従来は、基板50毎に専用の
基板保持具が設計され、それに基づいて全体を作るよう
にしていた。このため、試作品や小ロットの場合等には
その製作時間が作業上のネックとなり、経費的にもコス
ト高になっている。また、従来は、急に印刷が必要にな
ったとき、また基板データが無い等の何らかの理由で基
板保持具を製作できなかったときに、やむなく手刷り印
刷により対処していた。この手刷り印刷の場合は、印刷
が安定しないため、印刷ズレやはんだ量のばらつきが発
生し、はんだ付け不良発生の原因となる。
【0005】本発明は、上記したような問題について、
組立方式の適用を工夫することにより解消できるように
したものである。その目的は、特に試作品や多品種小ロ
ットに好適であり、短時間及び最小コストにて、専用品
として製作できるようにした基板保持具及びそれを用い
たスクリーン印刷機を提供することにある。更に他の目
的は、以下に説明する内容の中で順次明らかにして行
く。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、基板をその被印刷面を上向きにした状態で着
脱可能に支持する基板保持具において、立壁同士の間に
形成された一段低くい窪み面を有し、該窪み面に左右前
後に延びる連続溝を形成し、かつ該連続溝に連通して吸
引源に接続される貫通孔を設けたベース部材と、前記窪
み面に接合されて前記連続溝との間に吸引経路を形成す
る被覆部材と、前記吸引経路と対応する前記被覆部材上
に立設されて、該被覆部材の該当部に穴をあけ前記貫通
孔から吸引することにより前記立壁上に載せられる前記
基板を裏面側から吸着支持する吸着治具とから構成した
ものである。また、本発明は、基板をその被印刷面を上
向きにした状態で着脱可能に支持する基板保持具と、印
刷パターンを描画したスクリーンと、前記スクリーン上
を移動することによりスクリーンを介して前記基板の被
印刷面上にペースト状材を塗布するスキージとを備えた
スクリーン印刷機において、前記基板保持具として、上
記技術要素からなるものを使用している構成である。
【0007】以上の本発明において、基板保持具として
は、少なくとも、ベース部材と複数の吸着治具がセット
品として具体的な基板と関係なく製作される。このう
ち、吸着治具は、高さ等の寸法が異なる複数のものが組
として用意されることが好ましい。また、被覆部材は、
連続溝が分かる透明又は半透明のもので、基板配線等の
パターンを転写しているフイルムを用いることが好まし
い。
【0008】そして、次の手順にて基板保持具として組
み立てられ、スクリーン印刷機に適用されて対象基板を
支持する。先ず、被覆部材は、ベース部材の窪み面に対
応した(即ち、連続溝を完全に覆う)大きさにカットさ
れる。これを窪み面に両面接着テープ等により接合す
る。その後、吸着治具は、連続溝の上にくるよう被覆部
材上に両面接着テープ等により立設される。この場合、
その吸着治具は、基板の吸着ポイントに応じて(例え
ば、2面の印刷では基板面で吸着するか、実装されてい
る部品で吸着するか等が決められ)最適なものが選択さ
れる。また、被覆部材には吸着治具の吸引孔と吸引経路
とを連通する穴があけられる。この状態で、基板は、ベ
ース部材の立壁と共に吸着治具上に載せられ、ベース部
材の貫通孔から吸引経路内を負圧に吸引することによ
り、吸着治具を介し吸着支持される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる形
態例は、本発明の好適な具体例であり、本発明の範囲を
何ら制約するものではない。
【0010】図1から至図4は本発明の形態例として示
すスクリーン印刷機用の基板保持具構造を示すもので、
図1は基板保持具を構成しているベース部材を主体とし
た斜視図、図2は基板保持具を組立状態で示し、図2
(a)は上から見た平面図、図2(b)は同(a)のA
ーA線断面図である。図3は吸着治具の2例を示し、図
4は必要に応じて用いられるサポート治具を示してい
る。図5はその基板保持具の組立例を示し、図5(a)
は上から見た平面図、図5(b)は側面図である。図6
(a),(b)はそれを用いたスクリーン印刷機の印刷
過程を示している。本発明のスクリーン印刷機は、図6
に示される如く配線板等のプリント基板1を着脱可能に
支持する基板保持具2と、スクリーン3と、スクリーン
3上を移動するスキージ4等で構成されており、基板保
持具2が従来と相違している。
【0011】すなわち、スクリーン3は、印刷パターン
が描画されたもので、その外周を枠部材5に所定の張力
にて保持されている。スキージ4は、スクリーン3に形
成された画像領域をなぞりながら移動できる幅に形成さ
れており、ホルダー7に保持されて上下及び左右に移動
可能になっている。そして、クリームはんだの印刷時に
は、スキージ4がホルダー7と一体にスクリーン3の一
側より他側、つまり前後方向、又は左右方向に向かって
供給されたクリームはんだ8を伴って移動され、このと
きスクリーン3を介しプリント基板1上にクリームはん
だが転移されて印刷される。
【0012】基板保持具2は、ベース部材9を主体と
し、このベース部材9に組み付けられる被覆部材12及
び吸着治具13と、必要に応じて組み付けられるサポー
ト治具14とを有し、駆動テーブル22等を介して昇降
される。ベース部材9は、金属等の剛性材質からなり、
図1に示される如く断面略凹状をなし、立壁11が両側
に設けられ、立壁11同士の間が一段低い窪み面15に
形成されている。窪み面15には格子状の連続溝16が
設けられている。この連続溝16は格子状に形成した
が、窪み面15の略全体(前後左右)にわたって連続し
た溝であれば任意の形状に形成することができる。立壁
11同士の間の間隔は、通常取り扱われる基板の大きさ
を考慮して決められる。窪み面15の落ち込み量は、通
常取り扱われる基板に実装される最も大きな部品等を想
定し、吸着治具13を間に配置できる寸法に設定され
る。そして、ベース部材9には、連続溝16の一部に通
じる貫通孔17が設けられ、貫通孔17に真空装置等の
吸引源Pをホース等を介して接続するようになってい
る。この貫通孔17は、片側の立壁11内から側面に貫
通されているが、連続溝16の一部からベース部材9の
裏面側に貫通してもよい。
【0013】被覆部材12は、図2(b)に示す如く窪
み面15上に配置されて、連続溝16との間に吸引経路
18を形成するものである。通常は、連続溝16が上か
ら分かる透明又は半透明のものが用いられる。また、2
面の印刷の場合等では、プリント基板1の吸着ポイント
を容易に判断可能にするため基板配線等のパターンが転
写されているものが好ましい。そして、被覆部材12
は、窪み面15に対応した大きさにカットされ、窪み面
15に両面接着テープ19等を介し貼着される。
【0014】吸着治具13は、被覆部材12上に立設さ
れて、プリント基板1を裏側から吸着支持するもので、
上下に貫通した吸入孔13aを有している。構造的に
は、ゴム製であり、下部13b側の外径を連続溝16の
溝幅よりも大きくし、上部13cを径大にしてプリント
基板1に接面し易くすることである。そして、通常は、
対象プリント基板1と関係なく、図3(a)に示す如く
高さLや径寸法を変えた複数のものが作られて用意され
る。その場合、高さLの異なる吸着治具を作る方式とし
ては、図3(b)に例示した如く共通の吸着治具13に
対し下部13bに別体の部材20を継ぎ足すようにした
り、共通の上部13cに対し異なる部材20を継ぎ足す
ようにして、部材20のみを交換することも可能であ
る。この場合は、例えば、上部13cをゴム製にし、部
材20を金属等の剛性のもので形成することが好まし
い。また、被覆部材12上への取付手段としては、両面
接着テープや接着剤等を用いることができる。
【0015】サポート治具14は、被覆部材12上の適
位置に立設され、プリント基板1の下方向の変位を基板
裏面側から吸着治具13と共に規制するものであり、例
えば、プリント基板1が薄く変位し易いような場合等に
必要に応じて使用されるものである。このサポート治具
14は、形状的に任意であるが、吸着治具13と同様に
高さHや径Mの寸法を変えた複数のものを予め作ってお
くことが好ましい。
【0016】次に、以上の各部材をベース部材9に組み
付け、対象プリント基板1に合致した専用の基板保持具
を作るときの一例を説明する。なお、対象プリント基板
1は、図5(b)に示す如く基板片面に部品21が既に
実装された2面の印刷例であるが、1面でも差し支えな
いことは勿論である。ベース部材9の窪み面15には、
連続溝16を完全に覆う大きさにカットされた被覆部材
12が両面接着テープ19を介して接合操作される。そ
して、プリント基板1に対する吸着ポイントが決めら
れ、それに合った高さの吸着治具13が選定される。選
定された各吸着治具13は、被覆部材12上に両面接着
テープ等により取り付けられる。また、この例では、プ
リント基板1を吸着治具13と共に複数のサポート治具
14を用いて支持するようにしており、各サポート治具
14も両面接着テープ等により取り付けられる。なお、
被覆部材12には、図2((b)に示される如く各吸着
治具13の吸入孔13aと吸引経路16とを連通する穴
12aがあけられる。この穴あけ作業は、吸着治具13
が被覆部材12に取り付けられる前、又は取り付けられ
た後に行ってもよい。以上の組立作業によりプリント基
板1に合致した専用の基板保持具2が製作される。この
基板保持具2は、スクリーン印刷機におけるスキージ7
の下方に設けられている駆動テーブル22等に設置され
ると共に、図6に示される如くベース部材9の貫通孔1
7が真空装置等の吸引源Pにホース等を介して接続され
る。この吸引源Pは、図示を省略している制御部を介し
て作動し、後述する印刷サイクルに応じて駆動し、吸引
経路16内の圧力を印刷時に所定の負圧にし、印刷終了
時に常圧に戻すことができるようになっている。
【0017】次に、以上の基板保持具2を用いたときの
スクリーン印刷機の動作を説明する。基板保持具2に
は、プリント基板1が被印刷面1aを上向きにした状態
で、立壁11上に載せられるが、この前後に吸引源Pが
作動されて吸引経路16を負圧状態にする。なお、立壁
11の上端面には、プリント基板1の概略的な配置位置
が分かるような目印等を付けておき、プリント基板1が
所定の位置に載せられるようにすることが好ましい。プ
リント基板1は、立壁11上に配置されると、各サポー
ト治具14により下側から支持されると共に、各吸着治
具13の先端も吸着ポイントに設定されたプリント基板
1の裏面や部品21に当接している。そして、吸引経路
16内が所定の負圧に達すると、各吸着治具13が吸引
孔13aを介してプリント基板1をその圧に応じた吸引
力で吸着して、プリント基板1の移動を規制する。その
後、スキージ4は、図6(a)の如くスクリーン51に
形成された画像領域をなぞりながら、ホルダー7等によ
り決められた方向へ移動される。すると、スクリーン3
上に供給されたクリームはんだ8がスキージ4により移
動されながらパターン孔3a内に充填され、これが被印
刷面1aに付着される。その後、基板保持具2が図6
(b)の如くプリント基板1と共に駆動テーブル22等
を介し下降され、スクリーン3と直角な方向に離れる。
このときパターン孔3aに充填されているクリームはん
だ8が被印刷面1aに付着した状態でパターン孔3aよ
り抜き出され、被印刷面1aに転移し印刷が完了する。
なお、スキージ4はホルダー7と共に上昇し、待機す
る。同時に、吸引源Pの作動が停止され、吸引経路16
内の圧が常圧になった段階で、プリント基板1が基板保
持具2から取り出される。これを1サイクルとして、以
後のプリント基板1が同様に印刷される。
【0018】したがって、以上のような構造は、基板保
持具2について保持方法的に捉えると、印刷パターンを
描画したスクリーン3を介してプリント基板1の被印刷
面1aにペースト状材等のクリームはんだ8を塗布する
場合、プリント基板1をその被印刷面1aを上向きにし
た状態で着脱可能に支持するスクリーン印刷機等に用い
られる基板保持方法において、立壁11同士の間に形成
された一段低くい窪み面15を有し、該窪み面15に左
右前後に延びると共に、外部から吸引可能にした連続溝
16を形成したベース部材9を用い、窪み面15上に被
覆部材12を接合して連続溝16との間に吸引経路18
を形成した後、吸引経路18と対応する被覆部材12上
に吸着治具13を立設し、被覆部材12に吸引経路18
と吸引治具13の吸引孔13aとを連通する穴12aを
設けて吸引経路18内を吸引することにより、プリント
基板1を吸着治具13を介し吸着支持するものである。
そして、この構造では、ベース部材9と吸着治具13等
を予め製作しておき、それを用いてプリント基板1に合
致した専用の基板保持具2として組み立てることができ
る。したがって、主要部を予め製作できるため製作時間
を大幅に短縮できる。また、被覆部材12と吸着治具1
3等を外すことにより、ベース部材9や吸着治具13等
を繰り返し使用することができる。しかも、ベース部材
9と寸法の異なる多種の吸着治具13を用意しておくこ
とにより、形態の異なる各種のプリント基板1に対応可
能になる。
【0019】なお、上記実施例では、プリント配線基板
上にクリームはんだを印刷するスクリーン印刷機につい
て説明したが、プリント配線基板に限ることなく他の基
板でもよく、また印刷する物もクリームはんだに限るこ
となく他のインク等のペースト状材であっても差し支え
ないものである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の基板保持
具及びそれを用いたスクリーン印刷機は、予め製作され
たベース部材と吸着治具とを用いて、対象基板に適合し
た専用の基板保持具として組立可能であることから、次
のような効果を有している。第1に、基板データに基づ
いて基板保持具全体を製作する従来方式に対し、ベース
部材と吸着治具を予め製作しておくと、後は機械的な加
工を必要とせず、被覆部材の接合作業と吸着治具を組み
付ければよいため、製作時間を大幅に短縮でき、これに
より、例えば、急に必要となったとき等に容易かつ迅速
に対処することができる。第2に、大きめのベース部材
と寸法の異なる多種の吸着治具を用意しておくことによ
り、大小様々なサイズの基板に対応でき、また基板の吸
着ポイントを自由に選べる点からも制約を受けず、汎用
性に優れており、例えば、吸着ポイントを変更する場合
等にも迅速に対処できる。第3に、必要なくなったら被
覆部材と吸着治具を外すだけで、ベース部材と吸着治具
を繰り返し使用することができる。このため、無駄がな
く、コスト低減と共に資材の有効利用が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した基板保持具構造をベース部材
を主として示す斜視図である。
【図2】上記基板保持具を組立て状態で示す平面及び断
面図である。
【図3】本発明の吸着治具例を示す図である。
【図4】本発明に必要に応じて用いられるサポート治具
例を示す図である。
【図5】本発明を適用して製作された基板保持具例を示
す図である。
【図6】図5の基板保持具を用いたスクリーン印刷過程
を示す図である。
【図7】従来技術を説明するための図である。
【符号の説明】
1はプリント基板(基板) 2は基板保持具 3はスクリーン 8はクリームはんだ 9はベース部材 11は立壁 12は被覆部材 13は吸着治具 14はサポート治具 15は窪み面 16は連続溝 17は貫通孔 18は吸引経路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板をその被印刷面を上向きにした状態
    で着脱可能に支持する基板保持具において、 立壁同士の間に形成された一段低くい窪み面を有し、該
    窪み面に左右前後に延びる連続溝を形成し、かつ該連続
    溝に連通して吸引源に接続される貫通孔を設けたベース
    部材と、 前記窪み面に接合されて前記連続溝との間に吸引経路を
    形成する被覆部材と、 前記吸引経路と対応する前記被覆部材上に立設されて、
    該被覆部材の該当部に穴をあけ前記貫通孔から吸引する
    ことにより前記立壁上に載せられる前記基板を裏面側か
    ら吸着支持する吸着治具とを少なくとも備えていること
    を特徴とする基板保持具。
  2. 【請求項2】 前記被覆部材が、前記窪み面に接着テー
    プを介して貼着される請求項1に記載の基板保持具。
  3. 【請求項3】 前記被覆部材が、透明又は半透明のフイ
    ルムである請求項1又は2に記載の基板保持具。
  4. 【請求項4】 前記フイルムが、基板配線等のパターン
    を転写している請求項3に記載の基板保持具。
  5. 【請求項5】 前記被覆部材上の適位置に立設され、前
    記基板の下方向の変位を基板裏面側から規制するサポー
    ト治具を有している請求項1から4の何れかに記載の基
    板保持具。
  6. 【請求項6】 基板をその被印刷面を上向きにした状態
    で着脱可能に支持する基板保持具と、印刷パターンを描
    画したスクリーンと、前記スクリーン上を移動すること
    によりスクリーンを介して前記基板の被印刷面上にペー
    スト状材を塗布印刷するスキージとを備えたスクリーン
    印刷機において、 前記基板保持具として、請求項1に記載されたものを使
    用していることを特徴とするスクリーン印刷機。
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