JPH0513740U - 部品印刷装置 - Google Patents

部品印刷装置

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JPH0513740U
JPH0513740U JP6876791U JP6876791U JPH0513740U JP H0513740 U JPH0513740 U JP H0513740U JP 6876791 U JP6876791 U JP 6876791U JP 6876791 U JP6876791 U JP 6876791U JP H0513740 U JPH0513740 U JP H0513740U
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JP
Japan
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work
screen mask
cream solder
component
squeegee
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Pending
Application number
JP6876791U
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English (en)
Inventor
浩明 青澤
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 表面に凹部を有する部品の凹部表面にも、ス
クリーン印刷法によるクリーム半田の印刷を可能とす
る。 【構成】 ワーク10をセット吸引治具所定40上に配
置固定し、金属薄板のスクリーンマスク20を載せ、ス
キージ30をスクリーンマスク上に移動させながらクリ
ーム半田を印刷する。スクリーン22は、ワーク10の
凹部の形状に合わせた形状の溝部24を有し、スキージ
30もワークの凹部断面形状に合わせた形状となってい
る。スキージ30の移動により、スクリーンマスク20
の溝部24はワーク10の凹部11の表面に密着しなが
らクリーム半田を確実に印刷する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回路部品等の表面にクリーム半田等を印刷するのに用いられる部品 印刷装置に関し、特に、凹面を有する印刷面にクリーム半田等を印刷することの 可能な部品印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、回路部品の表面上に所定のパターンでクリーム半田を塗布する方法とし ては、例えばスクリーン印刷法やディスペンス法等が知られており、広く利用さ れている。
【0003】 スクリーン印刷法では、金属などの薄板にエッチングを施し、所定のパターン で多数の孔を開けたスクリーンをマスク枠に固定したスクリーンマスクを用意す る。そして、このスクリーンマスクを部品表面上に配し、スキージでスクリーン 表面上をかきながらクリーム半田を展開することで、孔を通してワーク上にクリ ーム半田を所定のパターンで印刷するものである。
【0004】 一方、ディスペンス法は、例えばシリンジ等の容器にクリーム半田を満たし、 空気圧等により上記容器の先端に取り付けたノズルから一定量のクリーム半田を 押圧供給し、ワーク上の所定の位置に塗布するものである。
【考案が解決しようとする課題】
【0005】 ところで、上記のディスペンス法では、ノズルによりクリーム半田を供給する 際、ノズル部分で目詰まりが生じ易く、ワークである部品上に塗布されるクリー ム半田をゆっくり供給する必要がある。そのため、作業に長い時間がかかるとい う欠点を有している。これに比較し、前者のスクリーン印刷法では、使用される スクリーンマスクは目詰まりを生じ難くいので、スキージの移動速度を早くし、 クリーム半田をワークの印刷面上に供給することが出来る。
【0006】 クリーム半田を塗布したい部品の中には、表面に凹部を有し、該凹部の中にク リーム半田を塗布する必要がある部品もある。従来、このような部品にクリーム 半田を塗布する場合は、専らディスペンス法を用いていた。これは、上記のスク リーン印刷法でクリーム半田をワーク上に印刷する場合、スクリーンマスクをワ ーク上に密着させて印刷を行なう必要があるが、ワークに凹凸があるとスクリー ンマスクをワークの印刷面上に完全密着することが出来ないからである。換言す ると、スクリーン印刷法において半田を印刷可能な面は、平坦面に限られていた 。
【0007】 そこで本考案は、上記の従来技術における問題点に鑑み、印刷面に凹凸があっ ても、作業性の低いディスペンス法を使用せず、スクリーン印刷法によって短時 間で、かつ、高効率でクリーム半田を印刷することが可能な部品印刷装置を提供 することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案では、その目的を達成するための手段として、印刷面に凹部 を有する部品を所定の位置に固定する手段と、金属薄板の所定の部分に複数の細 孔が所定のパターンで形成されると共に、上記部品の印刷面上に密着されるスク リーンマスクと、上記スクリーンマスクの表面を移動してクリーム半田を印刷す るスキージとを備えた部品印刷装置において、上記スクリーンマスクは、部品の 凹部の形状に合わせた形状の溝部を有し、かつ、その溝部にクリーム半田を通す ための複数の細孔を有し、上記スキージは、その先端が該スクリーンマスクの溝 部の断面形状に合わせて形成されていることを特徴とする部品印刷装置を提供す る。
【0009】
【作用】
本考案の部品印刷装置では、部品の凹部横断面の形状に合わせて形成されたス クリーンマスクの溝部を、部品の印刷面上の凹部に嵌め込んで密着することがで きる。また、スキージの先端形状も、上記スクリーンマスク溝部の断面形状に合 わせて形成されていることから、スクリーンマスクの上記溝部の中をスキージが 移動する際、スクリーンマスクの溝部は上記部品の凹部表面に密着しながら移動 し、一定量のクリーム半田を上記部品の印刷面である凹部表面に確実に印刷する ことが可能になる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。 図1には、本考案の一実施例である部品印刷装置の全体構成が示されており、 図において10は、例えば電子部品の回路基板であって、表面にクリーム半田を 塗布すべきワークである。このワーク10は、両端部が垂直に起立し、横断面の 形状が略「コ」に形成されている。この実施例では、このワーク10の凹部11 の表面にクリーム半田が塗布されるものとする。
【0011】 同図において20は、上記ワーク10の上方に配置されたスクリーンマスクで あって、これは、矩形形状の枠体21と、その中央部に張られたスクリーン22 とから形成されている。スクリーン22は、薄く延ばした金属板の表面に、クリ ーム半田を塗布すべき部分に対応して所定の形状に多数の細孔23、23…を開 けたものである。
【0012】 本考案では、このスクリーンマスク22の横断面の形状を、上記ワーク10の 横断面形状(すなわち、「コ」の字形状)に合わせて、「コ」の字形状の凹部あ るいは溝部24を形成している。この溝部24の高さHは、少なくとも、上記ワ ーク20の凹部の高さhよりも大きく設定され(H≧h)、上記スクリーンマス ク22をワーク10の上に載せたとき、スクリーンマスク22の溝部24の下面 が上記ワーク10の凹部11の表面に密着するようになっている。すなわち上記 スクリーンマスク22をワーク10の上に載せたとき、スクリーンマスク22の 溝部24以外の部分がワーク10の表面に当たらず、スクリーンマスク22の溝 部24の下面のみが上記ワーク10の凹部11の底面に密着出来るようになって いる。また、この溝部24の幅は、上記スクリーンマスク22をワーク10の上 に載せるとき、その溝部24の両側面がワーク10の凹部11の両側面と接触し ないようような寸法になっている。具体的には、スクリーンマスク22の溝部2 4の両側面の外側幅寸法Wは、ワーク10の凹部11の内側幅寸法wよりも僅か に狭く設定されている(w≧W)。
【0013】 上記スクリーンマスク20の図1において上方にスキージ30が示されている 。このスキージ30は、その下端31を上記スクリーンマスク22の表面に押し つけながら図の矢印方向に移動し、スクリーンマスク22の表面に与えられたク リーム半田を、ワーク10の凹部11の表面に細孔23、23…を通して塗布し 、所定のパターンで印刷する。
【0014】 上記ワーク10の図1において下方に、表面上にワーク10を複数(但し、図 1には1個のワーク10だけが示されている)並べて固定するためのセット吸着 治具40が示されている。このセット吸着治具40の表面に、上記ワーク10の 下側面に対応して凹部41が形成されており、同凹部41内に上記複数のワーク 10が挿入固定される。図1には、上記セット吸着治具の吸着孔が符号42、4 2…で示されている。
【0015】 図2に上記に詳述した本考案の部品印刷装置の動作を説明するための拡大断面 が示されている。この図に示されたように、ワーク10がセット吸着治具40の 表面に形成された凹部41の内部に挿入され、さらにこのセット吸着治具40が 固定台50の上に載せられ、両側から突き出した、チャック60、60で挟持さ れる。なお、固定台50の内部には、真空導入穴51が形成されており、ここに は真空ポンプ等の真空発生手段からの真空が導入され、上記セット吸着治具40 に形成された吸着孔42が負圧に維持される。これにより、ワーク10がセット 吸着治具40の所定の位置に吸着、固定される。
【0016】 上記のようにしてワーク10が所定の位置に固定された後、スクリーンマスク 20がワーク10の上に載せられる。既に述べたように、このスクリーンマスク 22には、溝部24が形成されていることから、例えワーク10の横断面形状が 「コ」の字状であっても、その凹部11の表面に確実に密着させることが可能で ある。その後、スキージ30を図2において紙面の表から裏の方向へ移動し、ス クリーンマスク22上に与えたクリーム半田を細孔23、23…を通してワーク 10の凹部11に塗布する。
【0017】 図示の実施例では、スクリーンマスク22の金属薄板の溝部24は1個である が、例えば、図3にも示すように、複数の種類(高さや幅が異なっている)の溝 部24を複数個並列に形成しても良い。その場合、スキージ30の形状も、図に 示す様な、その列の数に合わせて先端部分が複数あるもの等が使用される。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明からも明かな様に、本考案による部品印刷装置によれば、ワークの 凹部表面にクリーム半田等を印刷するに際し、処理能力の大きいスクリーン印刷 法による印刷が可能となることから、能率よく、しかも確実にクリーム半田の印 刷を行うことが可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例である部品印刷装置の構成を示
す一部断面を含む展開斜視図である。
【図2】上記図1の部品印刷装置の動作を説明するため
の一部拡大断面図である。
【図3】本考案の他の実施例の一例を示す要部拡大断面
図である。
【符号の説明】
10 ワーク 11 凹部表面 20 スクリーンマスク装置 21 枠体 22 スクリーンマスク 23 細孔 24 溝部 30 スキージ 40 セット吸引治具
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (1)

    【整理番号】 0030178−01 【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷面に凹部を有する部品を所定の位置
    に固定する手段と、 金属薄板の所定の部分に複数の細孔が所定のパターンで
    形成されると共に、上記部品の印刷面上に密着されるス
    クリーンマスクと、上記スクリーンマスクの表面を移動
    してクリーム半田を印刷するスキージとを備えた部品印
    刷装置において、 上記スクリーンマスクは、部品の凹部の形状に合わせた
    形状の溝部を有し、かつ、その溝部にクリーム半田を通
    すための複数の細孔を有し、上記スキージは、その先端
    が該スクリーンマスクの溝部の断面形状に合わせて形成
    されていることを特徴とする部品印刷装置。
JP6876791U 1991-08-03 1991-08-03 部品印刷装置 Pending JPH0513740U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6876791U JPH0513740U (ja) 1991-08-03 1991-08-03 部品印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6876791U JPH0513740U (ja) 1991-08-03 1991-08-03 部品印刷装置

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JPH0513740U true JPH0513740U (ja) 1993-02-23

Family

ID=13383217

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JP6876791U Pending JPH0513740U (ja) 1991-08-03 1991-08-03 部品印刷装置

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970520