JP2558420Y2 - プリント基板穴あけ加工機におけるプリント基板固定装置 - Google Patents

プリント基板穴あけ加工機におけるプリント基板固定装置

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JP2558420Y2 JP1990077395U JP7739590U JP2558420Y2 JP 2558420 Y2 JP2558420 Y2 JP 2558420Y2 JP 1990077395 U JP1990077395 U JP 1990077395U JP 7739590 U JP7739590 U JP 7739590U JP 2558420 Y2 JP2558420 Y2 JP 2558420Y2
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良弘 杵淵
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプリント基板穴あけ加工機において、加工テ
ーブル上にプリント基板を密着保持する固定装置に関す
る。
〔従来の技術〕
プリント基板の穴あけ加工は、通常第11図に示す如
く、多数のプリント基板Pを積み重ね、上下に当て板Q,
Rを重ね、四隅を粘着テープTにより固定し、前後に基
準ピンOP1,OP2を嵌挿して加工単位Aとしたものを加工
テーブル上に供給し、基準ピンOP1,OP2を加工テーブル
上に設けられた穴並びに溝に挿入して所定位置に固定し
た上で実施される。このとき、加工テーブル上でプリン
ト基板の加工単位Aが動かないように、加工テーブルに
設けたクランプ手段で各基準ピンを挟持して加工単位A
を固定していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来のクランプ手段でプリント基板の加工単
位Aを加工テーブル上で固定する際に、加工単位Aが若
干の「反り」を有した場合、合板状の加工単位Aが備え
る剛性により、加工テーブル上で加工単位Aの一部が浮
き上った状態になる。したがってクランプ手段によって
固定したとき、加工単位Aの一部は加工テーブルに密着
せず、挟持力の弱いときには穴あけ加工時に加工単位A
が上下に動揺し、また確実に挟持されたとしても加工単
位Aの一部が加工テーブルに対して傾斜しており、これ
により穴あけ加工の精度が低下する等の問題があった。
本考案の目的は、加工単位Aの反りを強制的に修正す
ると同時に加工単位Aを加工テーブルに吸着保持するこ
とができるプリント基板固定装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、加工テーブル上に載置したプリント基板の
上面に当接してプリント基板を加工テーブル方向に押圧
する加圧板と、プリント基板を加工テーブル上に吸着保
持する吸引手段とを備えたプリント基板穴あけ加工機に
おけるプリント基板固定装置において、吸引手段は、吸
盤状吸着部を有した弾性体からなり、加工テーブルに設
けた複数の窪み内にそれぞれ収容される複数の吸着カッ
プと、複数の吸着カップの各々に吸引作用を付与する吸
気源と、複数の吸着カップの各々から圧力空気を放出す
る給気源と、複数の吸着カップの各々を給気源に接続す
る接続手段と、接続手段に設けられ、給気源に接続され
た複数の吸着カップのうちの所要の吸着カップを選択し
て吸気源に切換接続する切換手段、とを具備することを
特徴とするプリント基板固定装置を提供する。
〔作用〕
加工テーブル上にプリント基板を供給した後、加圧板
を作動してプリント基板の上面に当接させ、さらにプリ
ント基板を加工テーブル方向に押圧させる。これにより
プリント基板の下面が加工テーブルに密着する。次いで
吸引手段を作動してプリント基板を加工テーブルに吸引
し、上記の密着状態を保持する。この吸引作用時には、
吸着カップの吸着部が弾性変形しつつプリント基板の表
面に容易に密着し、プリント基板を強固にかつ高い信頼
性のもとに保持する。
〔実施例〕
以下、本考案の好適な実施例を、図面を参照して説明
する。
第1図に示したように、プリント基板穴あけ加工機1
はベッド2上に加工テーブル3を前後方向(図で左右方
向、なお以下の説明で装置の前方は図で左側に一致す
る)に移動可能に載置する。4は加工テーブル3の案内
レール、5はテーブル駆動モータであり、第3図に示し
たように加工テーブル3に取付けた螺孔筒7にテーブル
駆動モータ5に連結した螺杆6を螺入し、この駆動モー
タ5の正逆回転により加工テーブル3が前後に往復移動
する。
ベッド2の上方には支脚8により加工テーブル3と間
隔を開けてフレーム10が固定される。フレーム10の前面
には加工テーブル3の走行方向と直交して横方向に移動
するサドル11を設け、このサドル11に穴あけ加工用のド
リルを備えたスピンドル12を昇降可能に取付ける。13は
サドル11を水平に移動させるサドル駆動用サーボモー
タ、14はスピンドル12を上下に移動させるスピンドル駆
動用サーボモータである。
上記加工テーブル3は、プリント基板の加工単位Aの
供給・排出装置20を備える。この供給・排出装置20は第
2図及び第3図に示す如く、複数のベルトコンベア21
と、加工単位Aに設けた基準ピンOP1,OP2を案内するガ
イドプレート22とを備え、これらは加工テーブル3の両
側に設けた保持枠23,24と共に連結杆25により連結して
枠構造を形成する。ガイドプレート22の前端部にはスト
ッパ部26が形成される。第1図に示したように、供給・
排出装置20は、ベッド2に固定された傾動手段27によっ
て傾動するようになっている。傾動手段27は揺動レバー
28を備え、加工単位Aを加工位置に供給する際には、こ
の揺動レバー28の揺動により供給・排出装置20を第1図
に鎖線で示した前傾位置20aに傾動する。
第2図に示したように、加工テーブル3は上記供給・
排出装置20により加工位置に供給された加工単位Aの基
準ピンOP1,OP2を挟持する挟持手段30,31を備える。この
うち前方の挟持手段30の1例を第4図及び第5図に示
す。前方挟持手段30は加工単位Aの前方の基準ピンOP1
を所定位置に保持するため、供給・排出装置20のガイド
プレート22のストッパ部26に重畳する位置に設けた位置
決め用切欠き33を備えた固定板32と、これに対向する可
動板34とからなる。可動板34は第5図に示したように揺
動レバー36を介してシリンダ35に連結し、シリンダ35の
作動により固定板32に対し往復移動するようになってい
る。後方の挟持手段31も同様の構造であり、説明を省略
する。ただし37は固定板、38は可動板であり、固定板37
には必ずしも加工単位Aの後方基準ピンOP2に対する位
置決め用切欠きを設ける必要はない。
第1図のプリント基板穴あけ加工機1は、上記供給・
排出装置20により供給される加工単位Aを加工テーブル
3上に密着固定するための本考案によるプリント基板固
定装置40を備える。
プリント基板固定装置40は、加工テーブル3に加工単
位Aを吸着保持する吸引手段41と、加工テーブル3の上
方から降下して加工単位Aを下方に押圧し加工単位Aの
反りを修正する加圧板50とを備える。
プリント基板固定装置40の吸引手段41は、第2図に示
したように供給される加工単位Aの各種大きさに対し少
くともそれぞれの四隅を吸着するように加工テーブル3
に設置される。第9図及び第10図に示したように、吸引
手段41は、吸盤状吸着部42aを有した弾性体からなる吸
着カップ42を加工テーブル3の上記配置に設けた窪み43
内に設置している。吸着カップ42は、電磁切換弁46を介
して真空ポンプ44及び圧縮ポンプ45に接続する。そして
常時は吸着カップ42から圧力空気を噴出し、加工テーブ
ル3上に残留するプリント基板の切削屑が吸着カップ42
内に侵入するのを防止する。そしてプリント基板の加工
時には、切換弁46を作動して所要の吸着カップ42に吸引
作用を与え、加工単位Aを加工テーブル3上に吸着保持
する。
プリント基板固定装置40の加圧板50は、第1図及び第
6図に示したようにフレーム10の後方に取付けられた昇
降シリンダ51により加工テーブル3上へ昇降可能に支持
される。また、第7図に示したように、加圧板50はほゞ
加工テーブル3に一致する幅と長さを有した枠構造であ
り、その下面に多数の加圧ピン54を備える。加圧ピン54
は加圧板50の下方に突出し、供給される加工単位Aの各
種寸法に対して所要箇所を押圧できる位置に設けられ
る。
加圧板50はさらに、加工テーブル3上に残留したプリ
ント基板の切削屑を吸引除去する吸引ノズル52を備え
る。吸引ノズル52は加工テーブル3の移動方向に直交し
て延び、加圧板50の下方にわずかに(加圧ピン54の突出
長さより短かく)突出する。加圧板50の内部は中空であ
り、加圧板の中央上部に設けた取付金具53を介して吸気
管57によって図示しない吸引装置に連結する。
取付金具53は、第6図に示したように昇降シリンダ51
の下端部に連結し、これにより加圧板50が支持される。
また加圧板50の上部には加圧板50の水平保持と昇降を案
内する案内ロッド55が昇降シリンダ51と平行に設けられ
る。
上記構成を備えたプリント基板穴あけ加工機1にプリ
ント基板の加工単位Aを供給する際には、まず第1図に
示したように供給・排出装置20を鎖線20aの前傾位置に
傾動し、かつベルトコンベア21を作動して加工単位Aを
加工テーブル3上に移動する。この場合、加工単位Aの
前後の基準ピンOP1,OP2をガイドプレート22が案内する
ことにより加工単位Aは所定の姿勢を保持しつつ移動
し、前方基準ピンOP1がガイドプレート22のストッパ部2
6に当接した位置で加工単位Aの移動が停止する。
加工単位Aが停止した後に供給・排出装置20を水平位
置に下降し、加工単位Aを加工テーブル3上に載置す
る。そして最初に前方基準ピンOP1を加工テーブル3に
設けた前方挟持手段30により挟持し、続いて後方挟持手
段31により後方基準ピンOP2を挟持し、加工単位Aをほ
ゞ所定位置に定位する。
ついでこれら前後の挟持手段30,31を一旦解放し、昇
降シリンダ51を作動してプレート基板固定装置40の加圧
板50を加工単位A上に下降し、これによって加工単位A
を加工テーブル3上に圧着し反りを修正して加工テーブ
ル3に密着させる。
しかる後、再び前方挟持手段30により前方基準ピンOP
1をクランプし、ついで後方挟持手段31により後方基準
ピンOP2をクランプし、加工単位Aを正しく所定位置に
位置させる。そして加圧板50及び各挟持手段30,31によ
って加工単位Aを加工テーブル3に密着状態に保持しつ
つ、吸引手段41を作動して加工単位Aを正確に所定位置
に吸着保持する。その後加圧板50を上昇し、加工単位A
の加工テーブル3上への供給及び固定を終了する。
プリント基板の穴あけ加工終了後は、吸引手段41の切
換弁46を作動して加工単位Aを解放し、供給・排出装置
20によって排出する。
〔考案の効果〕
本考案は加圧板により加工テーブル上に載置したプリ
ント基板を加工テーブル方向に押圧してプリント基板の
反りを修正し、さらに吸盤状吸着部を有した弾性体から
なる吸着カップによりプリント基板を加工テーブル上に
吸着保持する構成としたため、プリント基板の表面に微
細な凹凸がある場合にも、プリント基板を加工テーブル
に密着して固定することが可能となり、プリント基板の
穴あけ加工時にプリント基板の揺動や穿孔位置のずれが
防止され、穴あけ加工の精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるプリント基板固定装置を備えたプ
リント基板穴あけ加工機の側面図、第2図は供給・排出
装置を備えた加工テーブルの平面図、第3図は第2図の
III−III線に沿う断面図、第4図は第2図の加工テーブ
ルにおける基準ピンの挟持手段の拡大平面図、第5図は
第4図のV−V線に沿う拡大断面図、第6図は第1図の
プリント基板穴あけ加工機の背面図、第7図は本考案に
よるプリント基板固定装置の加圧板の底面図、第8図は
第7図の加圧板の右側面図、第9図は本考案によるプリ
ント基板固定装置の吸引手段の拡大部分断面側面図、第
10図は第9図の吸引手段の回路図、第11図はプリント基
板の加工単位の斜視図である。 1…プリント基板穴あけ加工機、3…加工テーブル、30
…前方挟持手段、40…プリント基板固定装置、41…吸引
手段、50…加圧板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−208842(JP,A) 実開 昭64−34137(JP,U) 実開 昭63−64441(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工テーブル上に載置したプリント基板の
    上面に当接して該プリント基板を該加工テーブル方向に
    押圧する加圧板と、該プリント基板を該加工テーブル上
    に吸着保持する吸引手段とを備えたプリント基板穴あけ
    加工機におけるプリント基板固定装置において、 前記吸引手段は、 吸盤状吸着部を有した弾性体からなり、前記加工テーブ
    ルに設けた複数の窪み内にそれぞれ収容される複数の吸
    着カップと、 前記複数の吸着カップの各々に吸引作用を付与する吸気
    源と、 前記複数の吸着カップの各々から圧力空気を放出する給
    気源と、 前記複数の吸着カップの各々を前記給気源に接続する接
    続手段と、 前記接続手段に設けられ、前記給気源に接続された前記
    複数の吸着カップのうちの所要の吸着カップを選択して
    前記吸気源に切換接続する切換手段、 とを具備することを特徴とするプリント基板固定装置。
JP1990077395U 1990-07-23 1990-07-23 プリント基板穴あけ加工機におけるプリント基板固定装置 Expired - Fee Related JP2558420Y2 (ja)

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JPS6364441U (ja) * 1986-10-18 1988-04-28
JPS6434137U (ja) * 1987-08-20 1989-03-02

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