JPH1122712A - スナップリングの外れ止め装置 - Google Patents

スナップリングの外れ止め装置

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JPH1122712A
JPH1122712A JP9190600A JP19060097A JPH1122712A JP H1122712 A JPH1122712 A JP H1122712A JP 9190600 A JP9190600 A JP 9190600A JP 19060097 A JP19060097 A JP 19060097A JP H1122712 A JPH1122712 A JP H1122712A
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JP
Japan
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snap ring
ring
groove
pressing means
snap
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JP9190600A
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English (en)
Inventor
Keizo Kobayashi
啓三 小林
Kazunori Ishikawa
和典 石川
Kazuhisa Ozaki
和久 尾崎
Mikio Iwase
幹雄 岩瀬
Harumichi Tsuboi
治道 坪井
Katsuyuki Asaoka
克之 朝岡
Akihito Hongoya
彰人 本郷谷
Hiroshige Ikeda
博茂 池田
Katsuhiro Maeno
克弘 前野
Makoto Hijikata
誠 土方
Atsushi Tabata
淳 田端
Kagenori Fukumura
景範 福村
Yasuo Hojo
康夫 北條
Shoichi Sayo
正一 佐用
Hideo Watanabe
秀男 渡辺
Yuji Ogawa
雄二 小河
Tomonori Okamoto
智則 岡本
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Aisin AW Co Ltd
Togo Seisakusho Corp
Toyota Motor Corp
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Aisin AW Co Ltd
Togo Seisakusho Corp
Toyota Motor Corp
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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大荷重が負荷されるスナップリングの変形に
よる飛び出しを防ぐ。 【解決手段】 外れ止め装置は、支持部材1と、それに
支持される被支持部材2と、支持部材1のリング溝11
に装着されたスナップリング3とからなる。被支持部材
2に、スナップリング3をリング溝11の溝底方向に押
圧してスナップリング3の自然装着形状への戻りを規制
する押圧手段21を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スナップリングの
外れ止め装置に関し、特に大きな軸方向荷重を支持する
スナップリングの外れ止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軸等の内外周リング溝に弾性嵌合
させて、軸等の内外周に嵌め込まれた部材の軸方向移動
を規制する手段として、スナップリングがある。スナッ
プリングは、その弾性を利用して拡径あるいは縮径して
リング溝に嵌め合わせる必要性から、リングの一部を切
り欠いた合口を有する円弧状の形態とされている。その
ため、回転軸の外周のリング溝に装着して、いわゆる外
嵌め式で使用される場合、スナップリングには、軸の回
転による遠心力が作用し、それにより拡径してリング溝
から外れることがある。そこで、こうした問題点を解消
する提案として、実開平2−117410号公報に開示
の技術がある。この技術では、スナップリングにより軸
方向移動を規制される被支持部材としてのスプリングリ
テーナにスナップリングの外周に張り出す円周方向に複
数の爪部を設けて、スナップリングの外径方向への拡径
を爪部との当接で規制し、それによりリング溝からの飛
び出しを防ぐ構成が採られている。
【0003】ところで、上記外れ止め技術が適用される
軸の外周部の場合、周径が自ずと小さいため、スナップ
リングは、周径に比してリング部の径方向幅の大きなも
のとなり、全体の剛性も高い。したがって、こうしたス
ナップリングは、リング溝に嵌め込んだ場合、スナップ
リングの内周面が溝底に隙間無く全周均等に当接し、あ
るいは若干の隙間を生じるときでも隙間が均一となる。
こうした状態でスナップリングが軸方向荷重を受けた場
合、荷重による変形も一様となるため、抜け出しにく
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術を例えば変速機ケース内周のような大きな周径の部
分へいわゆる内嵌め式で適用する場合、次のような問題
点が想起される。すなわち、周径の大きなスナップリン
グは、周径に比してリングの径方向幅が小さくなるた
め、全体の剛性が低くなる。しかも、スナップリング
は、規格品であるため、リング溝径との関係で許容公差
の範囲内のものが使用される。したがって、それを縮径
して変速機ケース内周のリング溝に組み付けたときに、
図7にその装着後の形状を誇張して示すように、スナッ
プリングaは合口bから最も遠い部分cを中心として楕
円形に圧縮されるような変形が生じ、外周のうちの一部
にリング溝dの底壁から浮き上がった部分eが生じた状
態となる。こうした状態で、被支持部材にかかる大きな
軸方向荷重を受けてスナップリングが皿ばね状に変形し
たときに、浮き上がった部分eがリング溝dから抜け出
し、その変形が全周に及ぶことで、最終的にリング溝d
から飛び出してしまうからである。こうした皿ばね状の
変形による飛び出しは、上記技術のような単純な径方向
変形の規制では対処できない。
【0005】こうした場合の対応策として、当然なが
ら、スナップリングを大型化して剛性を高め、かつ溝径
に高精度に合致する特注の規格外品を用いる等の方法が
考えられるが、そのようにすると、それが組み込まれる
機器全体の大型化を招き、機器内に配設される他の部材
配置の妨げとなるばかりでなく、製品のコストアップに
つながる。
【0006】そこで、本発明は、スナップリングの剛性
の低さによる変形の生じ易さを、リング溝との正確な嵌
合状態を維持させることで補い、大荷重が負荷される状
態でも変形による飛び出しを生じない、コンパクトなス
ナップリングの外れ防止装置を提供することを第1の目
的とする。
【0007】ところで、上記のようにリング溝への正確
な嵌合状態を維持させる場合、その溝底にスナップリン
グの周面を当接させるのが、加工誤差をも吸収させて位
置決めする確実な方法である。そこで、本発明は、リン
グ溝の溝底を利用してスナップリングの正確な嵌合状態
を維持させることを第2の目的とする。
【0008】他方、上記のようなリング溝への正確な嵌
合状態の維持は、スナップリングの弾性による戻りを周
面の支持で規制することでも可能である。そこで、本発
明は、こうした方法でスナップリングの正確な嵌合状態
を維持させることを第3の目的とする。
【0009】ところで、上記のようにリング溝への正確
な嵌合状態を維持させる場合、そのための押圧手段がス
ペースや加工工数を要するものであっては好ましくな
い。そこで、本発明は、必要最小限の押圧手段でスナッ
プリングの外れ防止を実現することを第4の目的とす
る。
【0010】また、スナップリングは、一般にリング溝
に対する周方向の位置決めを行わずに使用されるもので
あるが、特に、内嵌め式のスナップリングの場合、外嵌
め式のものに比べて、装着時の縮径のために合口の開き
が大きいため、上記のように、押圧手段を必要最小限の
ものとする場合、押圧手段とスナップリングの合口との
位置関係が重要となる。そこで、本発明は、この位置関
係を考慮することで、少ない押圧手段を有効に機能させ
ることを第5の目的とする。
【0011】更に、本発明は、上記にスナップリングの
外れ防止装置をスプリングリテーナの支持に適用するこ
とで、格別の部材を必要としない簡単な押圧手段により
スプリングリテーナを大荷重の支持に耐えるものとする
ことを第6の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明のスナップリングの外れ防止装置は、支
持部材と、該支持部材に支持される被支持部材と、支持
部材の周面に形成されたリング溝に装着されて被支持部
材を支持部材に対して軸方向抜け止めするスナップリン
グとからなり、前記被支持部材に、スナップリングをリ
ング溝の溝底方向に押圧してその弾性による径方向への
戻りを規制する押圧手段を設けたことを特徴とする。
【0013】次に、第2の目的を達成するため、前記押
圧手段は、リング溝の溝底と、該溝底に対向するスナッ
プリングの周面との間に生じる隙間を埋めるようにスナ
ップリングをリング溝に圧接する構成とされる。
【0014】次に、第3の目的を達成するため、前記押
圧手段は、スナップリングの周面に当接してリング溝と
の同心性を保つようにスナップリングの径方向位置を規
制する構成とされる。
【0015】次に、第4の目的を達成するため、前記押
圧手段は、リング溝の溝底と、該溝底に対向するスナッ
プリングの周面との間にスナップリングの弾性による径
方向への戻りで生じる隙間の大きな部分に対応させて設
けられた構成とされる。
【0016】更に、第5の目的を達成するため、前記押
圧手段は、スナップリングの合口近傍を避けて設けられ
た構成とされる。
【0017】次に、第6の目的を達成するため、前記被
支持部材は、軸方向荷重を負荷されるスプリングリテー
ナとされ、前記押圧手段は、スプリングリテーナから突
出する突起とされる。
【0018】
【発明の作用及び効果】上記請求項1記載の構成では、
被支持部材に押圧手段を設けることで、スナップリング
の周面とリング溝底との隙間を抑制することができ、ス
ナップリングがリング溝に適正に装着され、大きな軸方
向荷重が作用しても外れることがなく、また、スナップ
リングを大型化する必要もないので、軽量かつコンパク
トな外れ止め装置を実現することができる。
【0019】次に、請求項2記載の構成では、上記の隙
間を完全になくすことができるばかりでなく、圧接によ
る径方向荷重の負荷で、一層スナップリングを外れにく
くすることができる。
【0020】次に、請求項3記載の構成では、スナップ
リングの周面を支持するのみで、簡単にスナップリング
とリング溝間の隙間を全周にわたって均一化することが
できる。
【0021】次に、請求項4記載の構成では、少ない押
圧手段によりスナップリングとリング溝間の隙間を全周
にわたって有効に抑制できる。
【0022】更に、請求項5に記載の構成では、合口近
傍を避けて押圧手段を設ることにより、スナップリング
が多少回転して位置ずれが生じても、全ての押圧手段を
有効に機能させることができる。
【0023】更に、請求項6に記載の構成では、通常プ
レス加工されるリテーナに、同じ加工により押圧手段を
突起として形成できるので、外れ止め構造が極めて簡単
になり、かつ低コストとなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿い、本発明の実施
形態について説明する。図1は本発明に係るスナップリ
ングの外れ止め装置を自動変速機の油圧サーボのリター
ンスプリング機構に適用した実施形態における軸方向断
面で示すもので、この装置は、支持部材を構成するセン
タサポート1と、センタサポート1に支持される被支持
部材を構成するスプリングリテーナ2と、センタサポー
ト1の周面に形成されたリング溝11に装着されてスプ
リングリテーナ2をセンタサポート1に対して軸方向抜
け止めするスナップリング3とからなる。
【0025】本発明に従い、スプリングリテーナ2に
は、図の下方に示すように、スナップリング3をリング
溝11の溝底方向に押圧してスナップリング3の弾性に
よる径方向への戻りを規制する押圧手段21が設けられ
ている。図2に軸横断方向断面、図3に模式化してスプ
リングリテーナ2とリング溝11との関係を示すよう
に、押圧手段21は、リング溝11(図3に点線で示
す)の溝底12と、溝底12に対向するスナップリング
3の周面31との間にスナップリング3の弾性による径
方向への戻り(図3に想像線でそのときの形状を示す)
で生じる隙間の大きな部分に対応させて設けられてい
る。特に、軸中心を挟んで合口32に近い側の4個の押
圧手段21がこれに該当する。そして、押圧手段21
は、スナップリング3の合口32近傍を避けて設けられ
ている。
【0026】図1に戻って、被支持部材を構成するスプ
リングリテーナ2は、センタサポー1をシリンダとし、
それに摺動自在に嵌挿された油圧サーボピストン4に油
圧が作用するときの軸方向荷重を負荷されるものとされ
ている。そして、この形態では、押圧手段21は、スプ
リングリテーナ2から突出する突起21とされている。
【0027】更に、各部について詳述すると、支持部材
としてのセンタサポート1は、変速機ケース10とは別
体に構成され、変速機ケース内周の段部13に後端(以
下、実施形態の説明において、変速機の入力側を前とし
て各部材の位置関係を説明する)を当接するようにケー
ス10に嵌合され、前端をスナップリング14に当接さ
せて位置決めされている。センタサポート1には前方が
開いた環状のシリンダ穴15が形成され、シリンダ穴1
5に環状のピストン4が軸方向摺動自在に嵌挿されてい
る。ピストン4は環状部から円周上4箇所(図2参照)
にわたって軸方向に張り出す摩擦係合要素6の押圧部4
1を有する。かくして、センタサポート1には、油圧サ
ーボ装置が組み込まれている。
【0028】この油圧サーボ装置のリターン機構は、後
端をピストン4に当接させ、前端をスプリングリテーナ
2に当接させたリターンスプリング5で構成されてい
る。リターンスプリング5は、この形態では、図2にそ
れらのかしめ部24を示すように、4本ずつの組とされ
た合計16本のコイルスプリングで構成され、それらの
前端は、それぞれスプリングリテーナ2の板面に背後に
当接させて、板面にその切り起こしによりかしめ止めさ
れている。
【0029】被支持部材としてのリテーナ2は、図4に
その軸方向断面、図5に半截して背面を示すように、外
周に軸方向鍔22を設けて剛性補強された断面L字状の
環状プレス板材で構成され、その板面には4箇所にピス
トン4の押圧部41(図2参照)を通す切り欠き23が
設けられ、それらの間に形成された径方向幅の広い板面
が4個ずつの組のスプリング端かしめ部24とされ、同
じ板面を切り起こして押圧手段としての突起21がかし
め部24に挟まれる板面から前側に突設されている。
【0030】図6に拡大して詳細を示すように、突起2
1は、リテーナ2の板面の隣り合うスプリング端かしめ
部24の間の両側と外周側を切断し、外周側を前方に起
こしてスナップリング内周との当接部とした構成とされ
ている。この構成により、プレス加工されるリテーナ2
に同じプレス加工で突起21も形成することができる。
【0031】なお、この形態におけるリング溝11は、
センタサポート1の薄肉に構成された軸方向フランジ部
に形成される関係上、浅溝とされており、しかも加工上
の制約から溝の後壁にテーパが残る形状とされているた
め、本発明の外れ止めが特に効果を発揮するものとなっ
ている。
【0032】上記構成からなる外れ止め装置のスナップ
リング3は、通常の手法で縮径してリング溝11に嵌め
られ、逆に拡径させた状態でリテーナ2に当接させるこ
とで突起21に内周面を当接させて内径方向への戻りを
規制された状態に設定されるが、更に、リング溝11の
溝底と、該溝底に対向するスナップリング3の外周面と
の間に生じる隙間を埋めるようにスナップリング3をリ
ング溝11に圧接する場合は、予めリング溝11を形成
したセンタサポート1の薄肉に構成された軸方向フラン
ジ部を拡径させておき、スナップリング3を上記と同様
の手法でリテーナ2に当接させることで組付けられる。
これによりリング溝11とスナップリング3との間に圧
縮荷重が負荷される。なお、これら組付け手法の違いに
合わせて突起21の配設位置を微小に異ならせておくこ
とはいうまでもない。
【0033】かくしてリング溝11に装着されたスナッ
プリング3は、その円周上の内周側8箇所を突起21に
より拘束されて、図3に実線で示すようにリング溝11
の底部12に押圧された状態で、全体としての真円度を
保って位置決めされている。こうした状態で油圧サーボ
に油圧が供給され、ピストン4が前方に押し出されたと
きにスプリング5には最大の圧縮荷重がかかり、その反
力を支持するスプリングリテーナ2にも最大の反力が作
用する。この力は、スプリングリテーナ2からスナップ
リング3に伝達され、リング溝11の前壁を経てセンタ
サポート1に支持されることになるが、この圧縮荷重に
よりスナップリング3には、それが縮径することでリン
グ3の内径側を前方に押し出す皿ばね状の変形が生じよ
うとするが、本発明の適用により押圧手段としての突起
21による縮径拘束効果で、この変形が防止され、スナ
ップリング3のリング溝11からの飛び出しが防がれ
る。
【0034】以上詳述したように、上記の構成では、ス
プリングリテーナ2に突起21を設けることで、スナッ
プリング3の周面とリング溝底との隙間を抑制すること
ができ、スナップリング3がリング溝11に適正に装着
され、大きな軸方向荷重が作用しても外れることがない
ので、スナップリング3を剛性を高めるために大型化す
る必要もないので、軽量かつコンパクトな外れ止め装置
を実現することができる。しかも、設置箇所の工夫で、
少ない突起数によりスナップリング3とリング溝11間
の隙間を全周にわたって有効に抑制し、更に内嵌め式で
あるため開きの大きい合口近傍に突起21が位置しない
ようにして、スナップリング3が多少回転しても、全て
の突起21を有効に機能させている。
【0035】以上、本発明を一実施形態に基づき詳説し
たが、本発明は上記実施形態の開示内容のみに限定され
ることなく、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種
々に細部の具体的構成を変更して実施可能なものである
ことはいうまでもない。なお上記実施形態では、スナッ
プリングを専ら支持部材の内周リング溝に装着する内嵌
め式のものとして説明したが、本発明は外周リング溝に
装着する外嵌め式のものにも同様に適用可能なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスナップリングの外れ止め装置を自動
変速機の油圧サーボのリターンスプリング機構に適用し
た実施形態における軸方向断面図である。
【図2】上記油圧サーボを示す正面図である。
【図3】上記スナップリングの外れ止め装置を模式化し
て示す正面図である。
【図4】上記リターンスプリング機構を取り出して示す
軸方向断面図である。
【図5】上記リターンスプリング機構を半截して示す背
面図である。
【図6】上記スナップリングの外れ止め装置の押圧突起
を拡大して示す部分断面図である。
【図7】従来のスナップリングの装着時の自然形状を示
す正面図である。
【符号の説明】
1 センタサポート(支持部材) 2 スプリングリテーナ(被支持部材) 3 スナップリング 11 リング溝 12 溝底 21 突起(押圧手段) 31 周面 32 合口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 和典 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 尾崎 和久 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 岩瀬 幹雄 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 坪井 治道 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 朝岡 克之 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 本郷谷 彰人 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 池田 博茂 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 前野 克弘 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 土方 誠 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 田端 淳 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 福村 景範 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 北條 康夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 佐用 正一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 渡辺 秀男 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 小河 雄二 愛知県愛知郡東郷町大字春木字蛭池1番地 株式会社東郷製作所内 (72)発明者 岡本 智則 愛知県愛知郡東郷町大字春木字蛭池1番地 株式会社東郷製作所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材と、 該支持部材に支持される被支持部材と、 支持部材の周面に形成されたリング溝に装着されて被支
    持部材を支持部材に対して軸方向抜け止めするスナップ
    リングとからなり、 前記被支持部材に、スナップリングをリング溝の溝底方
    向に押圧してその弾性による径方向への戻りを規制する
    押圧手段を設けたことを特徴とするスナップリングの外
    れ止め装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧手段は、リング溝の溝底と、該
    溝底に対向するスナップリングの周面との間に生じる隙
    間を埋めるようにスナップリングをリング溝に圧接す
    る、請求項1記載のスナップリングの外れ止め装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段は、スナップリングの周面
    に当接してリング溝との同心性を保つようにスナップリ
    ングの径方向位置を規制する、請求項1記載のスナップ
    リングの外れ止め装置。
  4. 【請求項4】 前記押圧手段は、リング溝の溝底と、該
    溝底に対向するスナップリングの周面との間にスナップ
    リングの弾性による径方向への戻りで生じる隙間の大き
    な部分に対応させて設けられた、請求項1、2又は3記
    載のスナップリングの外れ止め装置。
  5. 【請求項5】 前記押圧手段は、スナップリングの合口
    近傍を避けて設けられた、請求項1〜4のいずれか1項
    記載のスナップリングの外れ止め装置。
  6. 【請求項6】 前記被支持部材は、軸方向荷重を負荷さ
    れるスプリングリテーナとされ、 前記押圧手段は、スプリングリテーナから突出する突起
    とされた、請求項1〜5のいずれか1項記載のスナップ
    リングの外れ止め装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064241A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Toyota Motor Corp 摩擦係合装置の支持構造および変速機
DE102007031963A1 (de) * 2007-07-10 2009-01-15 Volkswagen Ag Kupplung, vzw. Doppelkupplung für ein Kraftfahrzeug

Cited By (3)

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