JPH11226207A - パチンコ遊技機 - Google Patents
パチンコ遊技機Info
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- JPH11226207A JPH11226207A JP10037569A JP3756998A JPH11226207A JP H11226207 A JPH11226207 A JP H11226207A JP 10037569 A JP10037569 A JP 10037569A JP 3756998 A JP3756998 A JP 3756998A JP H11226207 A JPH11226207 A JP H11226207A
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Abstract
り楽しいものとすることができるパチンコ遊技機を提供
する。 【解決手段】 本パチンコ遊技機においては、特別図柄
表示装置に表示される大当り図柄として選択された特定
大当り図柄が、特殊特定大当り図柄である場合には(S
60:YES)制限回数Lを4とし(S62)、特殊特
定大当り図柄でない場合には(S60:NO)Lを2と
する(S64)。なお、Lが2となっている状態で特殊
特定大当り図柄が選択された場合には、Lを4に更新す
る。そして、特定大当り図柄がL回連続で選択される
と、即ち大当りが選択される確率が高い状態がL回連続
すると、次の大当り、即ち連続L+1回目の大当りが選
択された際には、S30においてNOとなり、非特定大
当り図柄の中から大当り図柄が選択され(S36)、大
当りが選択される確率が通常値に戻される(S85)。
Description
関し、特に、所謂リミッタ機能を有するパチンコ遊技機
に関する。
の図柄表示装置を備えた第1種または第3種パチンコ遊
技機においては、パチンコ球が始動口に入賞すると、ま
たは始動ゲートを通過すると、入賞タイミング等に基づ
いて所定の割合で大当りかはずれかが選択される。そし
て、大当りが選択された場合には、引続き大当り図柄の
選択が行われる。ここで、大当り図柄とは、例えば、
[111]、[222]、…、[999]等のことであ
る。そして、選択された大当り図柄が特別図柄表示装置
に表示される。続いて、第1種特別電動役物が作動して
大入賞口の入口が開き、大当り遊技が行われる。そし
て、特に、選択された大当り図柄が[333]、[77
7]等の特定大当り図柄である場合には、例えば次回ま
たは次々回に大当りが選択されるまで大当りが選択され
る確率が高くなる。そして、大当りが選択される確率が
高く設定されている状態において、特定大当り図柄で大
当りとなれば、高確率状態が継続し、大当りが連続する
連チャン状態となる。この様に構成されたパチンコ遊技
機は、場合によっては連チャンが10回以上となること
もあり、非常に射幸性が強い。このため、射幸性を抑制
する目的で、近年、高確率状態において大当りが連続す
る回数を最高4回とする規定が設けられた。そして、現
在、遊技機には、高確率状態において大当りが4回連続
した場合に、大当りが選択される確率を強制的に通常値
に戻す、換言すれば高確率状態を強制的に停止させるリ
ミッタ機能が設けられている。
のパチンコ遊技機では、何れの特定大当り図柄で大当り
となっても、大当りの最高連続回数は5回に固定されて
いるため、遊技が単調になりがちであった。
ことにより、遊技をより楽しいものとすることができる
パチンコ遊技機を提供することを目的とする。
な目的を達成するため、本発明にかかるパチンコ遊技機
は、請求項1に記載した様に、大当り図柄やはずれ図柄
を表示するための図柄表示手段と、パチンコ球が所定入
賞口に入賞した場合または所定ゲートを通過した場合
に、所定の割合で大当りかはずれかを選択する大当り選
択手段と、該大当り選択手段により大当りが選択された
場合に、前記図柄表示手段に表示させる大当り図柄を、
少なくとも1種類の特定大当り図柄と少なくとも1種類
の非特定大当り図柄の内から選択する大当り図柄選択手
段と、前記大当り選択手段によりはずれが選択された場
合に、前記図柄表示手段に表示させるはずれ図柄を選択
するはずれ図柄選択手段と、前記大当り図柄選択手段あ
るいは前記はずれ図柄選択手段により選択された図柄を
前記図柄表示手段に表示させる表示指令手段と、前記大
当り図柄選択手段により特定大当り図柄が選択された場
合に、前記大当り選択手段による次回以降の選択におい
て少なくとも1回大当りが選択されるまで、大当りが選
択される確率を高く設定し、非特定大当り図柄が選択さ
れた場合に、大当りが選択される確率を通常値に設定す
る大当り確率設定手段と、該大当り確率設定手段により
大当りが選択される確率が高く設定されている状態で前
記大当り選択手段により所定の制限回数だけ連続して大
当りが選択された場合に、大当りが選択される確率を通
常値に戻す確率通常化手段とを備えるパチンコ遊技機に
おいて、前記確率通常化手段における制限回数を変更す
る制限回数変更手段が設けられたことを特徴とする。
のパチンコ遊技機と同様に、遊技中、パチンコ球が所定
の入賞口に入賞すると、または所定のゲートを通過する
と、例えば第1種パチンコ遊技機では第1種始動口(ス
タートチャッカー)に入賞すると、大当り選択手段が、
所定の割合で大当りかはずれかを選択する。そして、大
当り選択手段によって大当りが選択されると、大当り図
柄選択手段が、図柄表示手段、例えば第1種パチンコ遊
技機では特別図柄表示装置に表示させる大当り図柄を選
択する。そして、表示指令手段が、当該選択された大当
り図柄を図柄表示手段に表示させる。ここで、大当り図
柄には、特定大当り図柄と非特定大当り図柄とがあり、
通常、特定大当り図柄は全大当り図柄の1/2以下とな
っている。そして、大当り図柄選択手段によって選択さ
れた大当り図柄が特定大当り図柄である場合には、大当
り確率設定手段が、大当り選択手段による次回以降の選
択において少なくとも1回大当りが選択されるまでの
間、大当りが選択される確率を高く設定する。その後、
大当りが選択され、大当り図柄選択手段が再び特定大当
り図柄を選択した場合には、大当り確率設定手段が、さ
らに、大当り選択手段による次回以降の選択において少
なくとも1回大当りが選択されるまでの間、引き続き大
当りが選択される確率を高く設定する。そして、大当り
が選択される確率が高く設定されている状態において大
当り選択手段により所定の制限回数だけ連続して大当り
が選択された場合には、確率通常化手段が、大当りが選
択される確率を強制的に通常値に戻す。なお、大当りが
選択される確率を強制的に通常値に戻す方法としては、
大当り図柄選択手段が大当り図柄を選択する際に、選択
対象を非特定大当り図柄に限定して選択させる方法が一
般に知られている。
おいては、この様な制御に並行して、さらに、制限回数
変更手段が、確率通常化手段における制限回数を変更す
る。例えば、制限回数変更手段が初期値として制限回数
を3としていれば、大当りが選択される確率が高く設定
されている状態において大当り選択手段が連続して大当
りを選択する回数は最高でも3回であり、大当りが選択
される確率が高く設定される起因となった初回の大当り
を含めて大当りが連続する回数は最高4回である。そし
て、遊技中、制限回数変更手段が制限回数を例えば4に
変更すれば、大当りが選択される確率が高く設定されて
いる状態において大当り選択手段が連続して大当りを選
択する回数は最高4回となり、初回の大当りを含める
と、大当りが連続する回数は最高5回となる。この様
に、本発明にかかるパチンコ遊技機では、制限回数変更
手段によって制限回数が変更されるので、遊技に変化を
持たせることができ、遊技をより楽しいものとすること
ができる、という効果が得られる。
発明にかかるパチンコ遊技機において、前記制限回数変
更手段は、前記特定大当り図柄の各々と制限回数とを対
応させて記憶する制限回数記憶手段と、前記大当り図柄
選択手段により特定大当り図柄が選択された場合に、当
該特定大当り図柄に対応する制限回数を前記制限回数記
憶手段から読み出し、前記確率通常化手段における制限
回数として設定する制限回数設定手段とによって構成さ
れていてもよい。
構成されている場合には、大当り図柄選択手段により特
定大当り図柄が選択されると、制限回数設定手段は、当
該選択された特定大当り図柄に対応する制限回数を、各
特定大当り図柄と制限回数とを対応させて記憶する制限
回数記憶手段から取得し、確率通常化手段における制限
回数として設定する。
は、遊技者は、図柄表示手段に表示される大当り図柄が
特定大当り図柄であるか否かを識別するだけであり、特
定大当り図柄の内の何れの図柄であるのかという点には
あまり興味がなかった。このため、図柄表示手段が多種
類の特定大当り図柄を表示する機能を有しているにもか
かわらず、その機能は十分に活用されていなかった。し
かし、前述した様に、特定大当り図柄毎に制限回数が設
定されていれば、遊技者は、何れの特定大当り図柄が表
示されるかによって一喜一憂する。従って、遊技をより
楽しいものとすることができる。また、図柄表示手段の
機能を十分に活用することができる、という効果も得ら
れる。
明にかかるパチンコ遊技機において、前記制限回数変更
手段は、前記大当り図柄選択手段により特定大当り図柄
が選択された場合に、予め設定された少なくとも2通り
の制限回数の内から制限回数を選択し、前記確率通常化
手段における制限回数として設定する様に構成されてい
てもよい。
構成されている場合には、制限回数変更手段は、大当り
図柄選択手段とは独立して制限回数を選択し、設定す
る。このため、遊技者は、特定大当り図柄であるか否か
が選択される際だけでなく、制限回数が何回であるかが
選択される際にも、期待感を持って遊技に熱中すること
となる。従って、遊技をより楽しいものとすることがで
きる。
いては、制限回数変更手段によって制限回数が変更され
るので、遊技者に対して明瞭に制限回数を知らせること
が望ましい。特に、請求項3に記載した様な構成の場合
には、表示された特定大当り図柄から制限回数を読み取
ることができないので、別途表示することが望ましい。
にかかるパチンコ遊技機は、前記制限回数変更手段によ
って設定された制限回数を表示する制限回数表示手段が
設けられているとよい。本発明にかかるパチンコ遊技機
がこの様に構成されている場合には、遊技者は、制限回
数表示手段の表示を見ることによって、設定されている
制限回数を容易に理解することができ、遊技の参考とす
ることができる。従って、遊技をより楽しいものとする
ことができる。
基づいて説明する。まず、本実施例のパチンコ遊技機の
構成について説明する。図1は、本実施例のパチンコ遊
技機の要部の構成を説明するためのブロック図である。
様に、第1種始動口にパチンコ球が入賞したことを検出
するための第1種始動口入賞センサ11と、大入賞口に
パチンコ球が入賞したことを検出するための大入賞口入
賞センサ13と、大入賞口内の特定領域にパチンコ球が
入賞したことを検出するための特定領域入賞センサ15
と、マイクロコンピュータ20と、大当り図柄あるいは
はずれ図柄等を表示するための特別図柄表示装置41
と、特別図柄表示装置41に大当り図柄が表示されるこ
とに起因して大入賞口を開閉させる第1種特別電動役物
43と、パチンコ遊技機の稼動状況をホールコンピュー
タに知らせるための外部出力端子EXTとを備える。マ
イクロコンピュータ20は、各種演算制御処理を行うC
PU21と、CPU21の処理手順等を記憶するROM
23と、CPU21の処理結果等を一時的に記憶するR
AM25と、CPU21とROM23及びRAM25と
を接続するバス27と、センサ11〜15による検出内
容をCPU21に供給するための入力インタフェース2
9と、CPU21による処理結果を特別図柄表示装置4
1、第1種特別電動役物43及び外部出力端子EXTに
供給するための出力インタフェース31とを備える。な
お、本実施例のパチンコ遊技機は、この他にも、従来の
パチンコ遊技機と同様の一般入賞口等を備えるが、説明
は省略する。
0]、[111]、[222]、[333]、…、[7
77]、[888]、[999]、[○○○]、[☆☆
☆]、[◇◇◇]、[×××]、[△△△]の15図柄
のことであり、この中の、[111]、[333]、
[555]、[777]、[999]、[☆☆☆]、
[×××]を特定大当り図柄、残りの8図柄を非特定大
当り図柄ということとする。また、特定大当り図柄の
内、特に[333]、[777]、[☆☆☆]を特殊特
定大当り図柄ということとする。
について説明する。まず、図示しない電源装置からパチ
ンコ遊技機に電力が供給されると、CPU21は、初期
設定処理等を行った後、第1種始動口入賞センサ11か
らの入力があるまで待機する。そして、遊技者が遊技を
開始してパチンコ球が第1種始動口に入賞し、第1種始
動口入賞センサ11がパチンコ球の入賞を検出すると、
CPU21は、図2のフローチャートに示す処理を開始
する。
第1種始動口入賞センサ11による検出タイミング等を
用いて所定の割合で大当りかはずれかを選択する(S1
0)。そして、はずれを選択した場合には(S20にお
いて「NO」)、特別図柄表示装置41に表示させるは
ずれ図柄を選択する(S25)。そして、選択したはず
れ図柄を特別図柄表示装置41に表示させ(S90)、
処理を終了する。
には(S20において「YES」)、連続大当り回数N
と制限回数Lとを比較する(S30)。なお、制限回数
Lの初期値は1となっている。そして、連続大当り回数
Nが制限回数L以下である場合には(S30において
「YES」)、全図柄、即ち特定大当り図柄及び非特定
大当り図柄の中から特別図柄表示装置41に表示させる
大当り図柄を選択する(S33)。そして、S33にお
いて選択した大当り図柄が非特定大当り図柄である場合
には(S40において「NO」)、制限回数Lを初期化
する(S66)。また、連続大当り回数Nも初期化する
(S75)。そして、大当りが選択される確率を通常
値、例えば0.3%程度に設定する(S85)。そし
て、選択した非特定大当り図柄を特別図柄表示装置41
に表示させ(S90)、処理を終了する。また、連続大
当り回数Nが制限回数Lを越えている場合には(S30
において「NO」)、非特定大当り図柄の中から大当り
図柄を選択し(S36)、制限回数L及び連続大当り回
数Nを初期化し(S66、S75)、大当りが選択され
る確率を通常値に設定し、選択した非特定大当り図柄を
特別図柄表示装置41に表示させ(S90)、処理を終
了する。
が特定大当り図柄である場合には(S40において「Y
ES」)、制限回数Lが4であるか否かを判断する(S
50)。そして、制限回数Lが4でない場合には(S5
0において「NO」)、S33において選択した大当り
図柄が特殊特定大当り図柄であるか否かを判断する(S
60)。そして、特殊特定大当り図柄である場合には
(S60において「YES」)、制限回数Lを4に設定
し(S62)、特殊特定大当り図柄でない場合には(S
60において「NO」)、制限回数Lを2に設定する
(S64)。そして、連続大当り回数Nを1増加させる
(S70)。なお、すでに制限回数Lが4に設定されて
いる場合には(S50において「YES」)、制限回数
Lは4のままで、連続大当り回数Nを1増加させる(S
70)。そして、大当りが選択される確率を高確率、例
えば2〜3%程度に設定し、選択した特定大当り図柄を
特別図柄表示装置41に表示させ(S90)、処理を終
了する。
れ(S20において「YES」)、特別図柄表示装置4
1に大当り図柄が表示されて処理が終了すると、CPU
21は、第1種特別電動役物43に指令を出し、大入賞
口を開口させ、所定時間経過後に閉口させる。ここで、
大入賞口が開口している間に大入賞口内の特定領域を通
過し、特定領域入賞センサ15により検出されると、大
入賞口は、一旦閉口された後で再び所定時間開口され、
この動作は例えば最高16回繰り返される。なお、大入
賞口の開閉動作については、一般によく知られているの
で、詳細な説明は省略する。
択され、遊技者が遊技を終了するまでの具体的な遊技内
容について一例を挙げて説明する。まず、遊技者が遊技
を開始し、パチンコ球が第1種始動口に入賞すると、C
PU21により、大当りかはずれかが選択される(S1
0)。なお、初期状態では大当りが選択される確率が低
く設定されているので、多くの場合はずれが選択され
る。そして、はずれが選択されると、S20において
「NO」となり、はずれ図柄が選択され(S25)、選
択されたはずれ図柄が特別図柄表示装置41に表示され
る(S90)。
れた後、CPU21により大当りが選択されると、S2
0において「YES」となり、連続大当り回数Nと制限
回数Lとが比較される(S30)。なお、初めて大当り
となった場合には連続大当り回数N及び制限回数Lは共
に1となっているので、S30において「YES」とな
り、特定大当り図柄及び非特定大当り図柄の中から大当
り図柄が選択される(S33)。ここで、大当り図柄と
して[222](非特定大当り図柄)が選択された場合
には(S40において「NO」)、連続大当り回数N及
び制限回数Lは1のまま(S66、S75)、大当りが
選択される確率は低く設定されたまま(S85)、選択
された[222]が表示され(S90)、前述した様に
大入賞口が開口される。
定大当り図柄)が選択された場合には、S40において
「YES」となり、制限回数Lが4であるかが判断され
る(S50)。なお、初めて特定大当り図柄が選択され
た場合には制限回数Lは1となっているので、S50に
おいて「NO」となり、S60に進む。[555]は特
殊特定大当り図柄ではないので、S60において「N
O」となり、制限回数Lが2に設定され(S64)、連
続大当り回数N(=1)に1が加えられて2となる(S
70)。そして、大当りが選択される確率が高く設定さ
れ(S80)、[555]が表示される(S90)。そ
して、同様に大入賞口が開口される。
0において「YES」)、制限回数L及び連続大当り回
数Nは共に2となっているので、S30において「YE
S」となり、再び特定大当り図柄及び非特定大当り図柄
の中から大当り図柄が選択される(S33)。そして、
[111](特定大当り図柄)が選択された場合には、
S40において「YES」となり、S50に進む。そし
て、制限回数Lが2となっているので、S50において
「NO」となり、S60に進む。[111]は特殊特定
大当り図柄ではないので、S60において「NO」とな
る。そして、制限回数Lが2に設定され、即ち2のまま
変更されず(S64)、連続大当り回数N(=2)に1
が加えられて3となる(S70)。そして、再び大当り
が選択される確率が高く設定され(S80)、[11
1]が表示される(S90)。
り)が選択されると(S20において「YES」)、制
限回数Lは2、連続大当り回数Nは3となっているの
で、S30において「NO」となり、非特定大当り図柄
の中から大当り図柄が選択される(S36)。そして、
例えば[444]が選択され、制限回数L及び連続大当
り回数Nが初期化される(S66、S75)と共に、大
当りが選択される確率が低く設定される(S85)。そ
して、[444]が表示される。
特定大当り図柄)が選択された場合には、S60におい
て「YES」となり、制限回数Lが4に設定され(S6
2)、最高で4回連続特定大当り図柄を選択することが
可能となる。ただし、仮に4回連続で特定大当り図柄を
選択することができたとしても、5回目にはS30にお
いて「NO」となり、必ず非特定図柄が選択される。ま
た、S33において[555](特定大当り図柄)が選
択されて制限回数Lが2に設定された次の大当りで[7
77](特殊特定大当り図柄)が選択された場合には、
制限回数Lは2から4に更新される。これは、[77
7]等の特殊特定大当り図柄が選択された次の大当りで
必ず非特定大当り図柄が選択されるのは、遊技者にとっ
て酷となるからである。一方、[777](特殊特定大
当り図柄)が選択されて制限回数Lが一度4に設定され
た後は、S50において「YES」となるので、例えば
[111]や[555]等の特殊特定大当り図柄でない
特定大当り図柄が選択されても制限回数Lは4のままで
ある。
ついて説明する。本実施例のパチンコ遊技機において
は、遊技中に制限回数Lが変更されるので、遊技に変化
を持たせることができ、遊技をより楽しいものとするこ
とができる。また、特定大当り図柄が特殊特定大当り図
柄であるか否かによって設定される制限回数Lの値が決
まるので、遊技者は、表示された特定大当り図柄が特殊
特定大当り図柄であるか否かによって一喜一憂する。従
って、遊技をより楽しいものとすることができる。ま
た、特別図柄表示装置41の機能、即ち多種類の特定大
当り図柄を表示することができる機能を十分に活用する
ことができる。
装置41が前述した図柄表示手段に該当し、CPU21
が行う処理の内、S10の処理が大当り選択手段の処理
に該当し、S33及びS36の処理が大当り図柄選択手
段の処理に該当し、S25の処理がはずれ図柄選択手段
の処理に該当し、S90の処理が表示指令手段の処理に
該当し、S80及びS85の処理が大当り確率設定手段
の処理に該当し、S30の処理が確率通常化手段の処理
に該当し、S50、S60、S62及びS64の処理が
制限回数変更手段の処理に該当する。
が、本発明は上記実施例に何等限定されるものではな
く、上記実施例以外にも種々の形態で実施することがで
きる。例えば、上記実施例では、特殊特定大当り図柄が
選択されれば制限回数Lを4とし、それ以外の特定大当
り図柄が選択されれば制限回数Lを2とする様に構成さ
れているが、法律や規則等に反しなければ、例えば、
[333]、[777]が選択されれば制限回数Lを6
とし、[111]が選択されれば5とし、[555]が
選択されれば4とし、[999]が選択されれば3と
し、[☆☆☆]、[×××]が選択されれば2とし、平
均として制限回数Lが4となる様に構成してもよい。こ
の様に構成した場合には、上記実施例のパチンコ遊技機
よりも射幸性を向上させることができる。
制限回数Lとを対応させ、選択された特定大当り図柄に
よって制限回数Lを変更する様に構成されているが、大
当り図柄の選択と、制限回数Lの選択とを独立させて行
う様に構成されていてもよい。この様に構成されている
場合には、遊技者は、大当り図柄が選択される際だけで
なく、制限回数Lが選択される際にも期待感を持って遊
技に熱中することとなり、遊技をより楽しいものとする
ことができる。
ら4に変更するだけであったが、各特定大当り図柄に1
から4までの制限回数変更値Xを対応させておき、特定
大当り図柄が選択される度に、各特定大当り図柄に対応
する制限回数変更値Xを加算した値を制限回数Lとして
用いる様に構成してもよい。ただし、制限回数変更値X
を加算した結果が4を越えた場合には、制限回数Lを4
とし、それ以上は加算しない。この様に構成した場合に
は、さらに遊技に変化を持たせることができ、さらに遊
技を楽しいものとすることができる。なお、同様に、法
律や規則等に反しなければ、制限回数変更値Xの合計が
4を越えても、そのまま制限回数Lとして用いることが
できる。
り図柄を構成する数字あるいは記号(1、3、5、7、
9、☆、×)を点滅表示する様に構成されていてもよ
い。点滅表示する具体的な方法としては、特別図柄表示
装置41が液晶ディスプレイによって構成されている場
合には、数字あるいは記号の表示色を例えば赤色から黄
色、黄色から赤色に短周期で切り換える方法等を挙げる
ことができる。この様に構成した場合には、遊技者が、
何れの数字(あるいは記号)が特定大当り図柄の数字
(あるいは記号)であるのかを容易に識別することがで
き、遊技性を向上させることができる。なお、さらに、
特殊特定大当り図柄を構成する3、7、☆をより短い周
期で、あるいはより明るい色で点滅させることにより、
何れの数字(あるいは記号)が特殊特定大当り図柄の数
字(あるいは記号)であるのかを容易に識別することが
できる様に構成してもよい。
て、設定された制限回数Lに1を加えた数を、「最大連
チャン回数」として特別図柄表示装置41に表示させる
様に構成されていてもよい。具体的な表示方法として
は、図3、4に示す様なものを挙げることができる。図
3は、所謂リーチ状態における表示例であり、[33
3]で大当りとなれば最大5連チャン可能である、即ち
制限回数Lは4であることを表しており、(a)は漢数
字により、(b)は●の数により、(c)はキャラクタ
によりそれぞれ表示されている。また、図4は、大当り
状態における表示例であり、(a)は現在[555]で
連続3回目の大当り状態であり、最大5連チャン可能で
あることを表しており、(b)は現在[777]で連続
4回目の大当り状態であり、最大7連チャン可能である
ことを表している。この様に構成されている場合には、
遊技者は、特別図柄表示装置41の表示から、設定され
ている制限回数Lを容易に理解することができ、遊技の
参考とすることができる。従って、遊技をより楽しいも
のとすることができる。特に、大当り図柄の選択と、制
限回数Lの選択とを独立させて行う様に構成した場合に
は、表示された特定大当り図柄から制限回数Lを読み取
ることができないので、表示することが望ましい。な
お、制限回数Lは特別図柄表示装置41に表示させても
よいし、別途表示装置を設けて表示させてもよい。
選択された場合に次回に大当りが選択されるまで大当り
が選択される確率を高く設定する所謂1回ループ制を採
用しているが、特定大当り図柄が選択された場合に次々
回に大当りが選択されるまで大当りが選択される確率を
高く設定する所謂2回ループ制を採用してもよい。さら
に、上記実施例では、第1種パチンコ遊技機を挙げて説
明したが、本発明は、第3種パチンコ遊技機においても
同様に適用することができる。
図である。
トである。
内容を表す説明図である。
内容を表す説明図である。
センサ 15…特定領域入賞センサ 20…マイク
ロコンピュータ 21…CPU 23…ROM
25…RAM 27…バス 29…入力インタフェ
ース 31…出力インタフェース 41…特別図柄
表示装置 43…第1種特別電動役物。
Claims (4)
- 【請求項1】 大当り図柄やはずれ図柄を表示するため
の図柄表示手段と、 パチンコ球が所定入賞口に入賞した場合または所定ゲー
トを通過した場合に、所定の割合で大当りかはずれかを
選択する大当り選択手段と、 該大当り選択手段により大当りが選択された場合に、前
記図柄表示手段に表示させる大当り図柄を、少なくとも
1種類の特定大当り図柄と少なくとも1種類の非特定大
当り図柄の内から選択する大当り図柄選択手段と、 前記大当り選択手段によりはずれが選択された場合に、
前記図柄表示手段に表示させるはずれ図柄を選択するは
ずれ図柄選択手段と、 前記大当り図柄選択手段あるいは前記はずれ図柄選択手
段により選択された図柄を前記図柄表示手段に表示させ
る表示指令手段と、 前記大当り図柄選択手段により特定大当り図柄が選択さ
れた場合に、前記大当り選択手段による次回以降の選択
において少なくとも1回大当りが選択されるまで、大当
りが選択される確率を高く設定し、非特定大当り図柄が
選択された場合に、大当りが選択される確率を通常値に
設定する大当り確率設定手段と、 該大当り確率設定手段により大当りが選択される確率が
高く設定されている状態で前記大当り選択手段により所
定の制限回数だけ連続して大当りが選択された場合に、
大当りが選択される確率を通常値に戻す確率通常化手段
と を備えるパチンコ遊技機において、 前記確率通常化手段における制限回数を変更する制限回
数変更手段が設けられたことを特徴とするパチンコ遊技
機。 - 【請求項2】 前記制限回数変更手段は、 前記特定大当り図柄の各々と制限回数とを対応させて記
憶する制限回数記憶手段と、 前記大当り図柄選択手段により特定大当り図柄が選択さ
れた場合に、当該特定大当り図柄に対応する制限回数を
前記制限回数記憶手段から読み出し、前記確率通常化手
段における制限回数として設定する制限回数設定手段と
からなることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊
技機。 - 【請求項3】 前記制限回数変更手段は、前記大当り図
柄選択手段により特定大当り図柄が選択された場合に、
予め設定された少なくとも2通りの制限回数の内から何
れかを選択し、前記確率通常化手段における制限回数と
して設定することを特徴とする請求項1に記載のパチン
コ遊技機。 - 【請求項4】 前記制限回数変更手段によって設定され
た制限回数を表示する制限回数表示手段が設けられたこ
とを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のパチンコ
遊技機。
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JPH11226207A true JPH11226207A (ja) | 1999-08-24 |
JP4345109B2 JP4345109B2 (ja) | 2009-10-14 |
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010035986A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Fujishoji Co Ltd | 弾球遊技機 |
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JP2012070918A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP2012217477A (ja) * | 2011-04-04 | 2012-11-12 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP2016077423A (ja) * | 2014-10-14 | 2016-05-16 | 株式会社高尾 | 遊技機 |
JP2016146913A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2019201882A (ja) * | 2018-05-23 | 2019-11-28 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
-
1998
- 1998-02-19 JP JP03756998A patent/JP4345109B2/ja not_active Expired - Fee Related
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