JP4074740B2 - パチンコ機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、始動口への遊技球の入球に対して抽選が行われるとともに、図柄表示器の表示図柄が変動し始め、この表示図柄の変動が所定時間続いた後、上記抽選の結果を表す図柄が図柄表示器に表示されるパチンコ機が知られている。この種のパチンコ機では、上記抽選の結果が大当たりであり、この大当たりを表す図柄(大当たり図柄)が図柄表示器に表示されると、遊技者は多量の遊技球(賞球)を獲得可能な大当たり遊技を実行することができる。
【0003】
このようなパチンコ機の中には、図柄表示器に表示された図柄が大当たり図柄の中の特定の図柄(特定図柄)であれば、大当たり遊技が終了した後に、始動口への遊技球の入球に対して行われる抽選で大当たりとなる確率が通常時よりも高い確変モードに突入するようにしたものがある。また、図柄表示器に表示された図柄が特定図柄であれば、大当たり遊技が終了した後に、図柄表示器の表示図柄が変動している時間が通常時よりも短い時短モードに突入するようにしたものもある。
【0004】
さらに、確変モードや時短モードを有するパチンコ機の中には、たとえば、図柄表示器に特定図柄以外の大当たり図柄を一旦表示させることにより上記抽選の結果が大当たりであることを報知した後、この図柄表示器の表示図柄を再変動させて、特定図柄を表示させるか、または、特定図柄以外の大当たり図柄を再度表示させるものがある。このような機種は、大当たり抽選の結果の表示および再変動後の表示に遊技者の注目を集めることができるから、大当たり図柄表示後の再変動を行わない機種に比べて興趣に富んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のパチンコ機における再変動は、大当たり図柄が所定の順序で次々に変わっていくといった単純な動作であり、この再変動中に遊技者の特定図柄の表示に対する期待度が変化することはない。ところが、もし特定図柄の表示に対する期待度に変化を与えることができれば、そのパチンコ機における遊技の興趣をさらに増すことができる。
【0006】
そこで、この発明の目的は、遊技者が特定図柄の表示に対して抱く期待度に変化を与えることができるパチンコ機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、複数種類の図柄要素を組み合わせてなる図柄を表示可能な図柄表示器と、大当たり遊技状態に突入するか否かを決定するための大当たり抽選を行う手段と、大当たり抽選の結果を表す図柄を上記図柄表示器に表示させる手段と、大当たり遊技状態に突入すると決定されたことを表す大当たり図柄が上記図柄表示器に表示された場合に、この図柄表示器の表示を変動させた後、大当たり遊技状態の終了後に遊技者にとって有利な特別モードに突入するか否かを表す図柄を、上記図柄表示器に表示させる手段と、大当たり図柄の表示以後であって、特別モードに突入するか否かを表す図柄が上記図柄表示器に表示されるよりも前に、特別モードに突入することを表す特定図柄が上記図柄表示器に表示される確率を告知する特別モード突入確率予告手段とを含み、上記特別モード突入確率予告手段は、次に表示される予告図柄に含まれる予め定める種類の図柄要素の個数が、先に表示された予告図柄に含まれる上記予め定める種類の図柄要素の個数以上になるように、上記図柄表示器に予告図柄を所定の回数表示させることにより、特定図柄が上記図柄表示器に表示される確率が相対的に高いことを告知し、次に表示される予告図柄に含まれる予め定める種類の図柄要素の個数が先に表示された予告図柄に含まれる予め定める種類の図柄要素の個数よりも多くならないように、上記図柄表示器に予告図柄を所定の回数表示させることにより、特定図柄が上記図柄表示器に表示される確率が相対的に低いことを告知するものであることを特徴とするパチンコ機である。
【0011】
請求項2記載の発明は、複数種類の図柄要素を組み合わせてなる図柄を表示可能な図柄表示器と、大当たり遊技状態に突入するか否かを決定するための大当たり抽選を行う手段と、大当たり抽選の結果を表す図柄を上記図柄表示器に表示させる手段と、大当たり遊技状態に突入すると決定されたことを表す大当たり図柄が上記図柄表示器に表示された場合に、上記図柄表示器の表示を変動させた後、大当たり遊技状態の終了後に遊技者にとって有利な特別モードに突入するか否かを表す図柄を、上記図柄表示器に表示させる手段と、特別モードに突入することを表す特定図柄が上記図柄表示器に表示される場合に、大当たり図柄の表示以後であって、上記特定図柄が上記図柄表示器に表示される前に、上記図柄表示器を制御して、先に表示された予告図柄よりもその後に表示される予告図柄が上記特定図柄を構成する図柄要素を多く含むように、上記図柄表示器に予告図柄を所定の回数表示させる手段とを含むことを特徴とするパチンコ機である。
請求項1および請求項2記載の発明によれば、予告図柄の表示が進むにつれて、予告図柄に含まれる特定図柄を構成する図柄要素が増えることにより、遊技者が特定図柄の表示に対して抱く期待度を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るパチンコ機の正面図である。このパチンコ機は、遊技盤1と、この遊技盤1内に向けて発射される遊技球(パチンコ球)の勢いを調節するためのハンドル2と、遊技盤1に向けて発射すべき遊技球を貯留しておくための上皿3と、上皿3に貯留しきれない遊技球を受けるための下皿4とを備えている。
【0013】
遊技盤1の周縁には、ほぼ円弧状に形成されたガイドレール11が取り付けられており、ハンドル2の操作により発射された遊技球は、ガイドレール11に案内されて遊技盤1の上部へ導かれる。遊技盤1には、たとえば、多数本の遊技釘(図示せず)が打設されており、遊技盤1の上部に導かれた遊技球は、遊技盤1上を多数本の遊技釘の間を通って下方へと落下していく。
遊技盤1のほぼ中央には、複数個の図柄要素を並べて表示可能な図柄表示器12が配置されている。この図柄表示器12の下方には、遊技球が入球可能な始動入賞口13が配置されており、この始動入賞口13に遊技球が入球すると、予め定める個数の賞球が付与されるとともに、遊技者が大当たり遊技を実行できるか否かを決定するための大当たり抽選が行われて、この大当たり抽選の結果を表す図柄が図柄表示器12に表示される。
【0014】
なお、図柄表示器12は、たとえば、LED表示器、7セグメント表示器、液晶表示器または複数種類の図柄要素が周面に描かれたリールなどを用いて構成することができる。
始動入賞口13の下方には、たとえば、左右に長い長方形状に形成された大入賞口14が配置されている。この大入賞口14に関連して、大入賞口14を開閉可能な開閉板15が取り付けられている。開閉板15は、通常は盤面(遊技盤1の表面)にほぼ沿った状態で大入賞口14を閉塞しており、大当たり遊技モード時に、大入賞口14の下端縁に沿って配置された回動軸(図示せず)を中心に手前側に傾倒して、大入賞口14を開放するとともに、この開閉板15上に落下してくる遊技球を大入賞口14に導き入れることができる。
【0015】
大当たり遊技では、大入賞口14を約30秒間または約10個の遊技球が入球するまで開放するといった動作を1ラウンドとし、この1ラウンド中に大入賞口14に入球した遊技球のうちの少なくとも1個が大入賞口14内の特別領域(いわゆるVゾーン)を通過していれば、次のラウンドを実行するといったようにして、開閉板15による大入賞口14の開放動作が所定の最大継続ラウンド数だけ行われる。大入賞口14への遊技球の入球に対しては、予め定める個数の賞球が遊技者に付与される。したがって、大当たり遊技では、多数個の遊技球を大入賞口14に入球させることができ、遊技者は多くの賞球を獲得することができる。
【0016】
なお、遊技盤1には、始動入賞口13や大入賞口14の他に、遊技球の入球に対して予め定める個数の賞球が付与されるだけの通常入賞口や一対の拡開/窄閉可能なチューリップ羽根を有する電動チューリップ役物入賞口などが配置されていてもよい。これらの入賞口に入球しなかった遊技球(アウト球)は、遊技盤1の下部に形成されたアウト口16から機内に回収される。
図2は、このパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。このパチンコ機は、CPU、RAMおよびROMなどを含むマイクロコンピュータで構成される制御部5を備えている。この制御部5には、始動入賞口13に入球する遊技球を検出する始動口センサ131からの検出信号が入力されている。制御部5にはまた、予め定める複数個の乱数(たとえば、0〜255の256種類の数)を一定周期で繰り返し発生している乱数発生器6が接続されている。
【0017】
制御部5は、大当たり抽選を行う大当たり抽選部51を備えている。大当たり抽選部51は、始動口センサ131から遊技球を検出した旨の信号が入力されると、この信号の入力に応答して乱数発生器6の発生乱数を読み込み、その読み込んだ乱数および図示しない大当たり抽選テーブルに基づいて、遊技者が大当たり遊技を行うことができる(遊技者に大当たり遊技を行う権利を付与する)大当たりか、大当たり遊技を行うことができない(遊技者に大当たり遊技を行う権利を付与しない)はずれかを決定する。
【0018】
制御部5はさらに、確定図柄決定部52、仮大当たり図柄決定部53および確変予告処理部54を備えている。確定図柄決定部52は、大当たり抽選部51による大当たり抽選の結果に基づいて、大当たり抽選の結果として図柄表示器12に最終的に表示させる確定図柄を決定する。この実施形態では、図柄表示器12には3個の1桁の数字を並べて表示可能であり、確定図柄決定部52は、たとえば、大当たり抽選の結果が大当たりであれば、同一の数字を3個並べてなる大当たり図柄「111」「222」「333」「444」「555」「666」「777」「888」「999」のいずれかを図柄表示器12に最終的に表示させる図柄に決定し、大当たり抽選の結果がはずれであれば、少なくとも1個の数字が残りの数字とは異なるはずれ図柄を図柄表示器12に最終的に表示させる図柄に決定する。
【0019】
仮大当たり図柄決定部53は、大当たり抽選部51による大当たり抽選の結果に基づいて、図柄表示器12に表示させる仮大当たり図柄を決定する。仮大当たり図柄とは、大当たり抽選の結果が大当たりである場合に、確定図柄決定部52によって決定された大当たり図柄の表示に先立って、大当たり抽選の結果が大当たりであることのみを報知するために図柄表示器12に表示させる図柄をいい、上記した大当たり図柄のいずれかの図柄である。すなわち、このパチンコ機では、始動入賞口13に遊技球が入球すると、図柄表示器12の表示図柄が変動し始め、この表示図柄の変動が所定時間続いた後、大当たり抽選の結果が大当たりであれば、仮大当たり図柄決定部53が決定した仮大当たり図柄が図柄表示器12に表示され、その後、図柄表示器12の表示図柄が再変動して、確定図柄決定部52が決定した大当たり図柄(確定図柄)が表示されるようになっている。大当たり抽選の結果が大当たりでない場合には、表示図柄の変動が所定時間続いた後、確定図柄決定部52により決定されたはずれ図柄(確定図柄)が図柄表示器12に表示される。
【0020】
確変予告処理部54は、仮大当たり図柄の表示後における表示図柄の再変動の結果、大当たり遊技の終了後に特別モードに突入することを表す特定の大当たり図柄である特定図柄「111」「333」「555」「777」「999」という、たとえば奇数が揃った図柄が図柄表示器12に表示される確率を告知するための処理を行う。この確変予告処理は、たとえば、図柄表示器12に仮大当たり図柄が表示された後であって確定図柄が表示される前に行われ、これにより、特定図柄の表示に対する期待度にメリハリが生じ、遊技に対する興味心を遊技者に持たせ続けることができる。
【0021】
なお、特別モードとは、遊技者にとって有利なモードであり、大当たり遊技が終了した後に、始動入賞口13への遊技球の入球に対して行われる大当たり抽選で大当たりとなる確率が通常時よりも高い確変モード、または、大当たり遊技が終了した後に、仮大当たり図柄またははずれ図柄が図柄表示器12に表示されるまでに図柄表示器12の表示図柄が変動している時間が通常時よりも短い時短モードなどをいう。
【0022】
制御部5にはさらに、賞球払出装置7および開閉板15が接続されている。制御部5は、始動入賞口13や大入賞口14などに遊技球が入球すると、この入球に応答して賞球払出装置7を制御して、その入球に対する所定個数の賞球を払い出させる。また、制御部5は、大当たり遊技時における開閉板15の開閉を制御する。
図3および図4は、確変予告処理の一例について説明するための図である。上述のように、始動入賞口13に遊技球が入球すると、この入球に応答して、大当たり抽選部51により大当たり抽選が行われるとともに、図柄表示器12の表示図柄が変動し始める。そして、表示図柄の変動が所定時間続くと、図柄表示器12に数字(図柄要素)が1つずつ表示されていく。大当たり抽選で大当たりが決定されている場合には、図柄表示器12に数字が表示されていく過程で、先に表示された2個の数字が同一であり、残り1個の数字が表示されることによって大当たりかはずれかが判明するリーチ表示状態になる。そして、遊技の興趣を増すためのリーチアクションの後、先に表示された2個の数字と同一の数字が表示され、これにより図柄表示器12に仮大当たり図柄が表示されたことになる。図3の例では、図柄表示器12に「3↓3」が表示されたリーチ表示状態を経て、仮大当たり図柄「333」が図柄表示器12に表示される。なお、「↓」は、図柄表示器12において数字が変動している状態を表す。
【0023】
次いで、確変予告処理部54により予告動作回数抽選が行われる。この予告動作回数抽選では、たとえば、乱数発生器6および図5に示す予告動作回数テーブルが用いられて、図柄表示器12に特定図柄が表示される確率を告知するための予告図柄を表示させる回数(予告動作回数)Mが決定される。すなわち、図柄表示器12に仮大当たり図柄が表示された後、所定のタイミングで乱数発生器6の発生乱数が取得され、その取得された乱数が0〜127であればM=2、128〜191であればM=3、192〜223であればM=4、224〜239であればM=5、240〜247であればM=6、248〜255であればM=7に決定される。なお、予告動作回数抽選は、仮大当たり図柄の表示後に限らず、仮大当たり図柄の表示前に行われてもよく、たとえば、始動入賞口13への遊技球の入球に応答して行われてもよい。
【0024】
予告動作回数Mが決定されると、図柄表示器12の表示図柄が変動し始め、この表示図柄の変動が一定時間続くと、確変予告処理部54によって決定された予告図柄が図柄表示器12に表示される。図3に示す例は、図柄表示器12に特定図柄「999」が最終的に確定図柄として表示される場合の例であり、この例では、1個目の予告図柄として「169」が図柄表示器12に表示される。図柄表示器12に予告図柄が表示されると、予告動作回数MがM−1に書き換えられる。
【0025】
予告図柄の表示は、予告動作回数Mが零になるまで続けられる。この図3の例では、予告動作回数抽選で予告動作回数M=2と決定され、予告図柄「169」の表示後は予告動作回数M=1となるから、1個目の予告図柄「169」の表示後、新たな予告図柄「959」が図柄表示器12に表示される。ここで、先に表示された予告図柄「169」には、特定図柄「999」の構成要素「9」が1個含まれており、予告図柄「959」には、特定図柄「999」の構成要素「9」が2個含まれている。したがって、予告図柄「169」「959」を続けて見た遊技者は、予告図柄に含まれる「9」の個数が増えてきていることを認識し、図柄表示器12に確定図柄として特定図柄「999」が表示されるのではないかとの期待を抱く。すなわち、このような予告図柄の表示態様は、特定図柄「999」が図柄表示器12に確定図柄として表示される確率が相対的に高いことを表しているといえる。
【0026】
一方、図4の例のように、予告図柄「294」が表示された後、予告図柄「424」が表示されるなど、予告動作(予告図柄の表示)が進むにつれて予告図柄に含まれる「9」の個数が減少するような態様で予告図柄が表示されるか、または、特定図柄「999」の構成要素を含まない図柄が予告図柄として次々に表示されると、このような予告図柄の表示を見た遊技者は、確定図柄として特定図柄「999」が表示される確率は低いのではないかとの印象を受ける。すなわち、このような予告図柄の表示態様は、特定図柄「999」が図柄表示器12に確定図柄として表示される確率が相対的に低いことを表しているといえる。
【0027】
予告図柄の表示は予告動作回数Mが零になるまで続けられ、予告動作回数M=0になると、それ以上は予告図柄は表示されず、確定図柄決定部52により決定された確定図柄が図柄表示器12に表示される。たとえば、図3の例では、予告図柄「959」が表示されて予告動作回数M=0になると、確定図柄決定部52により決定された確定図柄「999」が表示される。また、図4の例では、予告図柄「424」が表示されて予告動作回数M=0になると、確定図柄決定部52により決定された確定図柄「666」が表示される。
【0028】
なお、予告図柄の表示が進むにつれて「9」の個数が増えてきていても、特定図柄「999」が確定図柄として必ず表示されるというわけではなく、特定図柄「999」以外の特定図柄または大当たり図柄が確定図柄として表示されることもある。これとは逆に、予告図柄の表示が進むにつれて「9」の個数が減ってきていても、特定図柄「999」が確定図柄として表示される可能性がないというわけではなく、特定図柄「999」が確定図柄として表示されることもある。ゆえに、予告図柄の表示によって、確定図柄の表示に対する興味心を失わせることはない。
【0029】
また、図3の例では、特定図柄「999」が確定図柄として表示される場合を取り上げたが、特定図柄「999」以外の特定図柄「111」「333」「555」「777」が確定図柄として表示される場合についても、特定図柄「999」の場合と同様な態様で予告図柄の表示が行われるとよい。たとえば、特定図柄「777」が確定図柄として表示される確率が高いことは、予告動作が進むにつれて「7」の個数が増えるような態様で予告図柄の表示が行われることにより告知されるとよい。
【0030】
以上のようにこの実施形態によれば、確定図柄の表示前に、確定図柄として特定図柄が表示される確率の高低を告知することにより、遊技者が特定図柄の表示に対して抱く期待度に変化を与えることができ、この遊技機における遊技の興趣を増すことができる。
図6は、確変予告処理の他の例について説明するための図である。図3および図4を参照して説明した例では、予告動作が進むにつれて「9」の個数が増えるように予告図柄を次々と表示させることにより、特定図柄「999」が確定図柄として表示される確率が高いことを告知するとした。これに対し、図6に示す例では、予告動作が進むにつれて特定図柄の構成要素「1」「3」「5」「7」または「9」の個数が増えるように予告図柄を次々と表示させることにより、特定図柄が確定図柄として表示される確率が高いことを告知する。
【0031】
具体的には、予告動作回数M=2と決定された場合、たとえば、1個目の予告図柄「267」が図柄表示器12に表示された後、2個目の予告図柄「495」が図柄表示器12にさらに表示される。ここで、1個目の予告図柄「267」には、特定図柄の構成要素「7」が1個含まれており、2個目の予告図柄「495」には、特定図柄の構成要素「5」「9」がそれぞれ1個含まれている。このような予告図柄の表示を見た遊技者は、予告図柄に含まれる特定図柄の構成要素の個数が増えてきていることを認識し、図柄表示器12に確定図柄として特定図柄のいずれかが表示されるのではないかとの期待を抱く。すなわち、このような予告図柄の表示態様は、特定図柄「999」が図柄表示器12に確定図柄として表示される確率が相対的に高いことを表しているといえる。一方、このような態様以外の態様で予告図柄が表示された場合には、その表示を見た遊技者は、確定図柄として特定図柄「999」が表示される確率は低いのではないかと考え、特定図柄の表示に対する期待度が少し薄れる。
【0032】
ゆえに、この図6の例のような予告図柄の表示態様によっても、確定図柄として特定図柄が表示される確率の高低を遊技者に告知することができる。ゆえに、遊技者が特定図柄の表示に対して抱く期待度に変化を与えることができ、この遊技機における遊技の興趣を増すことができる。
図7は、確変予告処理のさらに他の例について説明するための図である。この図7の例では、図柄表示器12にカラー(赤、青、黄)で数字を表示させることができるようになっており、この図柄表示器12に表示される数字の発色パターンによって、確定図柄として特定図柄が図柄表示器12に表示される確率の高低が告知される。
【0033】
具体的には、予告動作回数M=2と決定された場合において、確定図柄として特定図柄が表示される確率が相対的に高い場合には、たとえば、図柄表示器12に適当な数字の組み合わせ「324」が、赤色の「3」、青色の「2」および青色の「4」で表示される。その後、たとえば、2つ目の適当な数字の組み合わせ「613」が、青色の「6」、赤色の「1」および赤色の「3」で表示される。このように予告動作が進むにつれて赤色の数字が増えていく発色パターンは、特定図柄が確定図柄として表示される確率が相対的に高いことを表していて、この発色態様を見た遊技者は、赤色の数字が増えてきていることを認識し、図柄表示器12に確定図柄として特定図柄のいずれかが表示されるのではないかとの期待を抱く。逆に、予告動作が進むにつれて赤色の数字が減っていった場合などは、その発色パターンを見た遊技者は、確定図柄として特定図柄のいずれかが表示される確率は低いのではないかと考え、特定図柄の表示に対する期待度が少し薄れる。なお、図柄表示器12に表示される数字は、適当な抽選などによりランダムに決定され、確定図柄として特定図柄が表示される確率とは無関係である。
【0034】
この図7の例の確変予告処理によっても、確定図柄として特定図柄が表示される確率の高低を遊技者に告知することができる。ゆえに、遊技者が特定図柄の表示に対して抱く期待度に変化を与えることができ、この遊技機における遊技の興趣を増すことができる。
図8は、確変予告処理のさらに他の例について説明するための図である。この図8の例では、たとえば、トランペット、太鼓およびシンバルの3種類の音を出力できる音出力部(図示せず)が備えられていて、この音出力部の出力音により、確定図柄として特定図柄が図柄表示器12に表示される確率の高低が告知される。
【0035】
具体的には、予告動作回数M=2と決定された場合において、確定図柄として特定図柄が表示される確率が相対的に高い場合には、たとえば、図柄表示器12に適当な数字の組み合わせ「324」が図柄表示器12に表示されるとともに、トランペットの音が音出力部から出力される。そして、たとえば、2つ目の適当な数字の組み合わせ「613」が図柄表示器12に表示されるとともに、太鼓の音が音出力部から出力された後、確定図柄決定部52により決定された確定図柄「555」が表示される。このように確定図柄が表示される直前に音出力部から出力された音が太鼓の音であれば、特定図柄が確定図柄として表示される確率が相対的に高いことを表していて、この太鼓の音を聞いた遊技者は、図柄表示器12に確定図柄として特定図柄のいずれかが表示されるのではないかとの期待を抱く。一方、確定図柄が表示される直前に音出力部から出力された音がトランペットまたはシンバルの音であれば、特定図柄が確定図柄として表示される確率が相対的に低いことを表していて、このトランペットまたはシンバルの音を聞いた遊技者は、確定図柄として特定図柄のいずれかが表示される確率は低いのではないかと考え、特定図柄の表示に対する期待度が少し薄れる。なお、図柄表示器12に表示される数字は、適当な抽選などによりランダムに決定され、確定図柄として特定図柄が表示される確率とは無関係である。
【0036】
この図8の例の確変予告処理によっても、確定図柄として特定図柄が表示される確率を遊技者に告知することができる。ゆえに、遊技者が特定図柄の表示に対して抱く期待度に変化を与えることができ、この遊技機における遊技の興趣を増すことができる。
図9は、確変予告処理のさらに他の例について説明するための図である。この図9の例では、図柄表示器12に表示される数字を点滅させることができるようになっており、この図柄表示器12に表示される数字の点滅態様によって、確定図柄として特定図柄が図柄表示器12に表示される確率が告知される。
【0037】
具体的には、予告動作回数M=2と決定された場合において、たとえば、図柄表示器12に適当な数字の組み合わせ「324」が図柄表示器12に表示され、そのうちの「3」が点滅される。その後、たとえば、2つ目の適当な数字の組み合わせ「613」が図柄表示器12に表示され、そのうちの「6」および「3」が点滅される。この予告動作が進むにつれて点滅する数字が増えていく態様は、特定図柄が確定図柄として表示される確率が相対的に高いことを表していて、遊技者は、図柄表示器12に確定図柄として特定図柄のいずれかが表示されるのではないかとの期待を抱く。逆に、予告動作が進むにつれて点滅する数字の個数が減っていった場合などは、遊技者は、確定図柄として特定図柄のいずれかが表示される確率は低いのではないかと考え、特定図柄の表示に対する期待度が少し薄れる。なお、図柄表示器12に表示される数字は、適当な抽選などによりランダムに決定され、確定図柄として特定図柄が表示される確率とは無関係である。
【0038】
この図9の例の確変予告処理によっても、確定図柄として特定図柄が表示される確率を遊技者に告知することができる。ゆえに、遊技者が特定図柄の表示に対して抱く期待度に変化を与えることができ、この遊技機における遊技の興趣を増すことができる。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、さらに他の形態で実施することも可能である。たとえば、図6の例では、予告図柄の表示が進むにつれて特定図柄の構成要素の数を増やしていくことにより、特定図柄が確定図柄として図柄表示器12に表示される確率が相対的に高いことを表すとしたが、一連の予告動作により表示される予告図柄のすべてに、特定図柄の構成要素を少なくとも1つ含めることにより、特定図柄が確定図柄として図柄表示器12に表示される確率が相対的に高いことを表すようにしてもよい。
【0039】
また、特定図柄の構成要素(奇数)が特定図柄以外の図柄の構成要素(偶数)よりも多く含まれた予告図柄を一連の予告動作の最後(確定図柄が図柄表示器12に表示される直前)に表示させることにより、特定図柄が確定図柄として図柄表示器12に表示される確率が相対的に高いことを表すようにしてもよい。
さらに、一連の予告動作において表示された予告図柄に含まれる特定図柄の構成要素(奇数)の総数が所定個数以上であることにより、特定図柄が確定図柄として図柄表示器12に表示される確率が相対的に高いことを表すようにしてもよい。
【0040】
さらにまた、図7の例では、予告動作が進むにつれて予め定める色(赤色)の数字の数を増やしていくことにより、特定図柄が確定図柄として図柄表示器12に表示される確率が相対的に高いことを表すとしたが、一連の予告動作において表示された予め定める色の数字の総数が所定個数(たとえば、3個)以上であれば、特定図柄が確定図柄として図柄表示器12に表示される確率が相対的に高いことを表すとしてもよい。
【0041】
さらにまた、図柄表示器12または別に設けられた表示器に「75%」と表示させるなど、特定図柄が確定図柄として図柄表示器12に表示される確率をそのまま表示させてもよい。
さらに、上述の実施形態では、図柄表示器12に3個の数字が表示されるとしたが、図柄表示器12に表示される図柄は、数字に限らず、文字や絵柄であってもよい。また、図柄表示器12に表示される図柄の個数は、3個に限らず、1個または2個であってもよいし、4個以上であってもよい。
【0042】
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るパチンコ機の正面図である。
【図2】上記パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】確変予告処理の一例について説明するための図である。
【図4】確変予告処理の一例について説明するための図である。
【図5】予告動作回数テーブルの構成を示す図である。
【図6】確変予告処理の他の例について説明するための図である。
【図7】確変予告処理のさらに他の例(色による予告)について説明するための図である。
【図8】確変予告処理のさらに他の例(音による予告)について説明するための図である。
【図9】確変予告処理のさらに他の例(数字の点滅による予告)について説明するための図である。
【符号の説明】
5 制御部
6 乱数発生器(大当たり抽選を行う手段)
12 図柄表示器
51 大当たり抽選部(大当たり抽選を行う手段)
52 確定図柄決定部
53 図柄決定部
54 確変予告処理部(特別モード突入確率予告手段)
Claims (2)
- 複数種類の図柄要素を組み合わせてなる図柄を表示可能な図柄表示器と、
大当たり遊技状態に突入するか否かを決定するための大当たり抽選を行う手段と、
大当たり抽選の結果を表す図柄を上記図柄表示器に表示させる手段と、
大当たり遊技状態に突入すると決定されたことを表す大当たり図柄が上記図柄表示器に表示された場合に、この図柄表示器の表示を変動させた後、大当たり遊技状態の終了後に遊技者にとって有利な特別モードに突入するか否かを表す図柄を、上記図柄表示器に表示させる手段と、
大当たり図柄の表示以後であって、特別モードに突入するか否かを表す図柄が上記図柄表示器に表示されるよりも前に、特別モードに突入することを表す特定図柄が上記図柄表示器に表示される確率を告知する特別モード突入確率予告手段とを含み、
上記特別モード突入確率予告手段は、次に表示される予告図柄に含まれる予め定める種類の図柄要素の個数が、先に表示された予告図柄に含まれる上記予め定める種類の図柄要素の個数以上になるように、上記図柄表示器に予告図柄を所定の回数表示させることにより、特定図柄が上記図柄表示器に表示される確率が相対的に高いことを告知し、次に表示される予告図柄に含まれる予め定める種類の図柄要素の個数が先に表示された予告図柄に含まれる予め定める種類の図柄要素の個数よりも多くならないように、上記図柄表示器に予告図柄を所定の回数表示させることにより、特定図柄が上記図柄表示器に表示される確率が相対的に低いことを告知するものであることを特徴とするパチンコ機。 - 複数種類の図柄要素を組み合わせてなる図柄を表示可能な図柄表示器と、
大当たり遊技状態に突入するか否かを決定するための大当たり抽選を行う手段と、
大当たり抽選の結果を表す図柄を上記図柄表示器に表示させる手段と、
大当たり遊技状態に突入すると決定されたことを表す大当たり図柄が上記図柄 表示器に表示された場合に、上記図柄表示器の表示を変動させた後、大当たり遊技状態の終了後に遊技者にとって有利な特別モードに突入するか否かを表す図柄を、上記図柄表示器に表示させる手段と、
特別モードに突入することを表す特定図柄が上記図柄表示器に表示される場合に、大当たり図柄の表示以後であって、上記特定図柄が上記図柄表示器に表示される前に、上記図柄表示器を制御して、先に表示された予告図柄よりもその後に表示される予告図柄が上記特定図柄を構成する図柄要素を多く含むように、上記図柄表示器に予告図柄を所定の回数表示させる手段と
を含むことを特徴とするパチンコ機。
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