JPH11225288A - 撮像素子及び該撮像素子を備える電子式カメラ - Google Patents

撮像素子及び該撮像素子を備える電子式カメラ

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JPH11225288A
JPH11225288A JP10135003A JP13500398A JPH11225288A JP H11225288 A JPH11225288 A JP H11225288A JP 10135003 A JP10135003 A JP 10135003A JP 13500398 A JP13500398 A JP 13500398A JP H11225288 A JPH11225288 A JP H11225288A
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signal transfer
photoelectric conversion
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Koji Eto
剛治 江藤
Hideki Muto
秀樹 武藤
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    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/148Charge coupled imagers
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    • HELECTRICITY
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/148Charge coupled imagers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 延直CCD型の撮像素子において、十分な開
口率を確保しつつ、加工が容易な配線構造を得られるよ
うにすること。 【解決手段】 CCD型電気信号転送路(24)と、光
の強度を電気信号に変換する光電変換手段(21,2
2)と、この光電変換手段(21,22)から転送路上
へ電気信号を転送する手段(35)と、各区間の下端も
しくはその直上の要素から電気信号を素子の外部に排出
する手段(27)とを備える。隣接する2個の電気信号
転送路(24)を1組とし、その左右に光電変換手段
(21,22)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速連続撮影用の
撮像素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、先に、図18に示すような
蛇行部ないしは曲線部を有する延直CCD型ISIS
(In-situ Storage Image Sensor、画素周辺信号蓄積
型撮像素子)を提案している(特開平9−55889号
公報参照)。
【0003】この図18の撮像素子は、以下のような理
由から曲線部を設けたものである。図19に示すよう
に、真直なCCD転送路1を平行に設け、隣合うCCD
転送路1の間に光電変換手段として細長いフォトダイオ
ード2を設ける。フォトダイオード2は、その上端の読
み込みゲート3からCCD転送路1に電荷を移す。CC
D転送路1は電荷を下方に転送し、数10の要素を転送
した後、転送路と転送路の間に作られたリセットゲート
4を通してドレーン5に移して、そこから素子外に排出
する。これにより、各CCD転送路1の読み込みゲート
3とリセットゲート4の間の区間毎に、常に数10枚の
最新の画像情報が蓄積される。
【0004】しかし、図19に示すような構成とした場
合、水平方向(受光面内においてCCD転送路1の延在
方向に対して直交する方向)には各CCD転送路1毎に
フォトダイオード2が設けられているのに対し、垂直方
向(受光面内においてCCD転送路1の延在方向)に
は、数10画素毎にフォトダイオード2が設けられてお
り、水平方向の画素密度に対して、垂直方向は数10
(連続記録枚数)分の1となる。
【0005】これに対して、図20に示すように、フォ
トダイオード2の位置をずらして配置すると、垂直方向
に少しづつ画素7の位置がずれるものの、各フォトダイ
オード2の代表する面は常に正方形が保たれる配列とな
る。すなわち、水平方向解像力と垂直方向解像力は等し
く、各画素のサイズは縦横ともに連続記録枚数の平方根
となる。また、この画素サイズはフォトダイオード2の
長さとも等しい。しかし、図20の構成とすると、一つ
のフォトダイオード2とそのフォトダイオード2の下側
のフォトダイオード2との間の空間8は、何も配置され
ておらず無駄になっている。超高速撮影では画像記録容
量はできるだけ大きくする必要があるため、このような
何も配置されない無駄な空間8を無くす必要がある。
【0006】そこで、上記図18に示すように各CCD
転送路1にフォトダイオード2の形状に沿って緩やかな
曲線部1aを設けると、受光面のうち、フォトダイオー
ド以外の空間を全てCCD転送路1、すなわち記録要素
で無駄無く埋めつくすことができる。曲線部1aの曲が
りがCCD転送路1の1要素当たり10度以下であれ
ば、電荷の取り残しは生じない。よって、図18の構成
とすれば、電荷の移送方向は一方向転送となるので転送
方向の急変による電荷の取り残し等が生じることがな
く、かつ、高速転送のための駆動電極上層の金属配線を
大きく簡略化することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図18の
撮像素子を実際に製作するには、やや高度な加工を必要
とする部分もある。これは図18において各フォトダイ
オード2の左斜め上、もしくは右斜め下の隙間9が、C
CD転送路1の1本分しかないことに起因する。すなわ
ち、CCD転送路1の駆動電極を高速で駆動するために
裏打ちされる金属配線や、ドレーンゲート4の制御のた
めの金属配線等は、フォトダイオードの上層を横切るこ
となく、この隙間9の上部空間を通して配線することが
望ましい。よって、この隙間9の幅が十分でなければ、
CCD転送路1の曲線部1aと対向する部分のフォトダ
イオード2の面積を削ることで隙間9の幅を広げる必要
がある。しかし、この場合、開口率が低下する。高速化
により、画像1枚当たりの入射光のエネルギーが不足す
る高速撮影では、可能な限り大きな開口率を確保し、高
い感度を得る必要があるため、フォトダイオード2の面
積を削ることはできる限り回避する必要がある。
【0008】本発明は、かかる問題を解決するためにな
されたものであり、延直CCD型の撮像素子において、
十分な開口率を確保しつつ、加工が容易な配線構造を得
られるようにすることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願の第1の発明は、受光面内にK(≧4)個の垂直
CCD型電気信号転送路を備え、各電気信号転送路がL
(≧4)個の要素を備え、各電気信号転送路をN(≧
2)個の要素を持つM(≧2)個の区間に区分し、各区
間毎に、電気信号転送路と電気信号転送路の間に設けら
れる光の強度を電気信号に変換する光電変換手段と、こ
の光電変換手段から電気信号転送路上へ電気信号を転送
する手段と、電気信号転送路上で複数ステップ転送した
後、各区間毎に電気信号を素子の外部に排出する電気信
号排出手段を備える撮像素子において、隣接する2個の
電気信号転送路を1組とし、各電気信号転送路の組と、
その電気信号転送路の組と隣接する他の電気信号転送路
の組との間に上記光電変換手段を設けていることを特徴
としている。
【0010】各電気信号転送路に光電変換手段に沿う緩
やかな曲線部を備えることが好ましい。
【0011】各電気信号転送路の組の各区間の光電変換
手段を、その電気信号転送路の組と隣接する他の電気信
号転送路の組の電気信号転送路の延在方向に隣接する区
間の光電変換手段と隣接して設けることが好ましい。
【0012】各区間について電気信号排出手段を設ける
要素、またはこの要素に対して電気信号の転送方向上流
側または下流側で隣接する要素の駆動用電極の電圧を独
立に制御する手段を備えることが好ましい。
【0013】上記電気信号排出手段が鉛直ゲート構造で
あることが好ましい。
【0014】上記光電変換手段から電気信号転送路へ電
気信号を転送する手段は、各光電変換手段の電気信号転
送方向の中央部分に設けることが好ましい。
【0015】本願の第2の発明は、受光面内にK(≧
2)個の垂直CCD型電気信号転送路を備え、各電気信
号転送路がL(≧4)個の要素を備え、各電気信号転送
路をN(≧2)個の要素を持つM(≧2)個の区間に区
分し、各区間毎に、電気信号転送路と電気信号転送路の
間に設けられた光の強度を電気信号に変換する光電変換
手段と、この光電変換手段から電気信号転送路上へ電気
信号を転送する手段と、電気信号転送路上で複数ステッ
プ転送した後、各区間毎に電気信号を素子の外部に排出
する電気信号排出手段とを備える撮像素子において、上
記光電変換手段の上記電気信号転送路の延在方向の長さ
が、電気信号転送路の1個の要素の電気信号転送路の延
在方向の長さの1/2・N1/2倍から2・N1/2倍である
ことを特徴としている。
【0016】また、本願の第3の発明は、上記撮像素子
を備える電子式カメラを提供するものである。
【0017】
【作用及び効果】第1及び第2の発明にかかる撮像素子
は、それぞれの区間ごとに設けられた光電変換手段で生
じた電気信号を、各区間の複数個の要素に連続的に蓄積
できることにより、各区間の要素の個数に応じた連続画
像を、撮像素子外に読み出すことなく、電気信号の発生
したその場その場で蓄積することができる。そのため、
第1及び第2の発明の撮像素子は、極めて高速での撮影
が可能である。
【0018】また、第1の発明に係る撮像素子では、上
記の効果の他、隣接する2個の電気信号転送路を1組と
し、その左右に光電変換手段を備えるため、光電変換手
段を点ではなく細長形状として面積を大きくすることが
でき、開口率を大きくできる。また、受光面内の電気信
号記録容量を増加させて、連続撮影枚数を増加させるこ
とができる。
【0019】各電気信号転送路中に光電変換手段に沿う
緩やかな曲線部を設けた場合には、光電変換手段の直下
の面も転送路で埋めつくすことができ、受光面内の電気
信号記録容量を最大にして、連続撮影枚数を最大にする
ことができる。
【0020】2個の光電変換手段を上下方向に隣接して
設けた場合には、各光電変換手段の端部に対応して設け
る電気信号転送路の曲線部を減らすことができる。すな
わち、光電変換手段を1個単独で設けた場合には、この
光電変換手段を迂回するために、電気信号転送路に光電
変換手段の上方及び下方の合計2箇所に曲線部を設ける
必要があるのに対して、2個の光電手段を上下方向に隣
接して設けた場合には、1個の光電変換手段については
上方又は下方のいずれか一方にのみ曲線部を設ければよ
く、曲線部の数を低減し、開口率を上げることができ
る。逆に、開口率を上げるために曲線部の曲率を大きく
すると画質の劣化の原因となるが、本発明ではこれを防
ぐことができる。
【0021】各区間について電気信号排出手段を設ける
要素、またはこの要素に対して電気信号の転送方向上流
側または下流側で隣接する要素の駆動用電極の電圧を独
立に制御する手段を設けた場合には、その駆動用電極の
電圧を一定に保ち、上記要素の電位障壁を他の要素より
も高い一定の値に保つことによって、各区間の最上端か
ら下端に転送されてきた電気信号の一部が、電気信号排
出手段で完全に排出されずに下方に転送され、下方の区
間の電気信号に混入されて画質の劣化を招くのを防ぐこ
とができる。
【0022】上記電気信号排出手段を鉛直ゲート構造と
した場合には、電気信号転送路の上面に設けられる、電
気信号排出手段を制御するための金属線、および光電変
換手段で過剰な電気信号が発生したときの自動排出手段
を制御するための金属線を省略することができる。これ
は再生画像の画質を大幅に向上させる。
【0023】上記光電変換手段から電気信号転送路へ電
気信号を転送する手段を各光電変換手段の電気信号転送
方向の中央部分に設けた場合には、光電変換手段におい
て発生した電気信号を電気信号転送路へ転送し易くな
る。
【0024】第2の発明のように、上記光電変換手段の
上記電気信号転送路の延在方向の長さを、電気信号転送
路の1個の要素の転送路の延在方向の長さの1/2・N
1/2倍から2・N1/2倍とした場合、光電変換手段は十分
な長さを有し、十分な開口率を確保することができる。
なお、光電変換手段の長さをこれ以上長く設定すると、
転送路の延在方向の分解能が十分でない。
【0025】上記撮像素子を備える電子カメラは、高感
度、低ノイズで、100万枚/秒の撮影速度を持つ超高
速ビデオカメラとなる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施形態に基づ
いて本発明について詳細に説明する。図1は、本発明の
第1実施形態に係る高速撮影用の撮像素子10を備える
ビデオカメラを示している。レンズ11により結像させ
た入射光は、撮像素子10によりアナログ信号に変換さ
れる。撮像素子10から出力されたアナログ信号(画
像)は、図1に示すように、アンプ12、A/D変換器
13を介してデジタル信号としてメインメモリ14に送
られる。画像処理装置15は、メインメモリから読み出
したデジタル信号を処理して画像を再生する。再生され
た画像はモニターディスプレー16に表示される。な
お、図1において17は制御装置であり、アンプ12、
A/D変換器13、トリガー信号発生装置(図示せ
ず。)等の装置全体を制御する。
【0027】図2は撮像素子10の受光面の一部であ
る。図2において、21,22は光電変換手段を構成す
るフォトダイオード、24はCCD型電気信号転送路
(CCD転送路)、25はストーレッジ、27はドレン
である。撮像素子10は、受光面内にK(≧4)個のC
CD転送路24を備え、各CCD転送路24はL(≧
4)個の要素30を備え、各CCD転送路24はN(≧
2)個の要素30を持つM(≧2)個の区間に区分し、
隣接するCCD転送路24間に、各区間ごとに1個、フ
ォトダイオード21,22を備えている。なお、受光面
は、フォトダイオード21,22の部分を除き、図示し
ないアルミ製の遮光層により覆われている。
【0028】図2に示すように、2個のフォトダイオー
ド21,22が垂直方向に隣接して設けられている。垂
直方向に隣接する2個のフォトダイオード21,22の
組と、このフォトダイオード21,22の組と最も近い
垂直方向に隣接する2個のフォトダイオード21,22
の組との間には、2本のCCD転送路24が通ってい
る。このダイオード21,22の組の上側又は下側でC
CD転送路24に曲線部24a,24bが形成されてい
る。この曲線部24a,24bによりダイオード21,
22を配置する隙間35が形成されている。
【0029】フォトダイオード21,22を中心とする
正方形領域が、それぞれ一つの画素29を構成してい
る。画素29は、フォトダイオード21,22の左右に
3本づつ、合計6本のCCD転送路24を備えている。
各CCD転送路24は1画素あたり8個の要素30を備
えている。
【0030】各フォトダイオード21,22で発生した
電気信号(電荷)は、図において上方(電荷の転送方向
上流側)に設けられたストーレッジ25に集められ、そ
こから隣接する1つのCCD転送路24に転送される。
CCD転送路24では、図において下方に電荷が転送さ
れる。そのまま下方に転送され続けると、そのフォトダ
イオード21,22が含まれる画素29の6つ下側の画
素29のフォトダイオード21,22で発生し、ストー
レッジ25からCCD転送路24上に転送される電荷と
混合し、画像情報として分離できなくなる。そこで、各
ストーレッジ25の直上で、上方から送られてきた電荷
をドレーン27に移して、そこから素子外に排出するよ
うにしている。このとき、ストーレッジ25とドレーン
27の区間28(図2に図示する。)が、フォトダイオ
ード21,22で発生した電荷の記録領域となる。区間
28には、要素30が48個含まれる。なお、この48
個という数は、1個の画素29当たりの要素30の数で
ある8個と、1個の画素29当たりのCCD転送路24
の本数6本の積に対応している。以上により、撮影中は
連続上書き記録が可能であり、画像の連続記録枚数は4
8枚である。
【0031】撮影対象とする現象が生起し、撮影が終了
したときは、通常のCCDの転送操作により、1方向輸
送を行い受光面外に設けられた水平CCD31に転送
し、そこからさらに転送されて1信号づつ画像情報とし
て読み出される。
【0032】なお、CCD転送路24の延在方向のフォ
トダイオード21,22の長さL1は十分大きく設定さ
れている。この長さL1は、CCD転送路24の1個の
要素30のCCD転送路24の延在方向の長さL2の1
/2・N1/2倍から2・N1/2倍の範囲で設定することが
好ましい。フォトダイオード21,22の長さL1をこ
の範囲で設定すれば、十分な開口率が得られる。長さL
1を1/2・N1/2程度に小さくすれば曲線部24a,
24bの曲率が小さくなり、撮像素子10の製造が容易
になる。ただし、長さL1が1/2・N1/2を下回ると
開口率が小さくなり過ぎる。また、長さL1が長さL2
の2・N1/2倍を越えると、フォトダイオード21,2
2がその上又は下の画素29中に突き出すことになり、
上下の画素29の電荷が混在するため、CCD転送路2
4の延在方向の分解能が低くなる。よって、長さL1は
2・N1/2以下の範囲で設定することが好ましい。
【0033】図3は図2の詳細を示したものである。こ
の図3と図4とに示すように、受光面の下層側には、ま
ず、CCD転送路24、フォトダイオード21,22、
ストーレッジ25、ドレーン27が設けられている。ま
た、この層の上には、図5に示すように、CCD転送路
24駆動用のポリシリコン電極36a,36b,36c
が設けられている。このポリシリコン電極36a〜36
cは、CCD転送路24の要素30の1/3の幅を有
し、かつ、CCD転送路24の6本分の長さを有する短
冊状である。本実施形態では、CCD転送路24は3相
駆動であり、ポリシリコン電極36a〜36cはそれぞ
れ1相から3相に対応している。各相のポリシリコン電
極36a〜36cは、フォトダイオード21,22の部
分を避けて設けられている。なお、図5において37
は、リセットゲートである。
【0034】上記ポリシリコン電極36a〜36cより
上層側には、図6に示すように、隣接する2本のCCD
転送路24の境界を中心としてCCD転送路24駆動用
のアルミニウム裏打線38a,38b,38cが設けら
れている。すなわち、アルミニウム裏打線38a〜38
cは、2本のCCD転送路24に対して1本の割合で設
けられている。各アルミニウム裏打線38a,38b,
38cはそれぞれ1相から3相に対応している。各アル
ミニウム裏打線38a〜38cは、後述するCCD転送
路24間のチャンネルストップ上でポリシリコン電極3
6a〜36cに対してコンタクトポイント46a〜46
cを介して接続されている(図9参照)。
【0035】CCD転送路24の駆動電圧はアルミニウ
ム裏打線38a〜38cを通して垂直方向に伝えられ、
コンタクトポイント46a〜46cからポリシリコン電
極36a〜36cに伝えられる。さらにポリシリコン電
極36a〜36cの水平方向に両端まで伝えられる。隣
接する3本のアルミニウム裏打線38a〜38cが一組
となって、各1本のアルミニウム裏打線38a〜38c
から、各1相の電圧変化が伝えられる。ポリシリコン電
極36a〜36cを通しての水平方向の電圧の伝達は、
最長でもCCD転送路24の6本分となる。それより遠
くは別のコンタクトポイント46を通して、別のアルミ
ニウム裏打線38a〜38cから伝達される。
【0036】図7に示すように、CCD転送路24駆動
用のアルミニウム裏打線38a〜38cと同一層にリセ
ットゲート37駆動用のアルミニウム裏打線40が設け
られている。フォトダイオード21のリセットゲート3
7はアルミニウム裏打線40に対して図において右側に
隣接しているので、アルミニウム裏打線40とゲート制
御電極41(図13に図示する。)とをそのままコンタ
クトすることができる。一方、フォトダイオード22の
リセットゲート37は、アルミニウム裏打線40に対し
てフォトダイオード21,22を設けるための隙間35
を挟んで逆の側にあるので、アルミニウム裏打線40を
水平に伸ばした分岐線40aにより接触を確保する必要
がある。ただし、この分岐線40aの部分は2個の上下
に隣接するフォトダイオード21,22の境界部分であ
るため、フォトダイオード21,22の上を跨ぐことな
く、アルミニウム線を伸ばすことができる。アルミニウ
ム線を上下2層に作ることは、製造工程数を大きく増加
させ、ノイズの増加の原因になるが、同一平面上を延伸
させることは技術上何の問題もない。
【0037】なお、隙間35の図において右側に位置す
るアルミニウム裏打線40’は無くても良い。本実施形
態では、図8に示すように、リセットゲート37の直下
の駆動電極36dを、他のポリシリコン電極36a〜3
6cと切り離しており、この電極36dにアルミニウム
裏打線40’を接続し、画質改善のための手段としてい
る。すなわち、連続撮影中は、この駆動電極36dの電
位を一定に保ち、垂直方向のチャンネルストップとす
る。これにより、ドレーン27で排出しきれなかった電
荷が下方に混入して転送され、画質が劣化することを防
ぐことができる。撮影が終わって電荷を読み出すときに
は、通常のポリシリコン電極36a〜36cと全く同じ
に操作する。
【0038】一つの隙間35に設けられたフォトダイオ
ード21,22のうち下方のダイオードは、上記アルミ
ニウム裏打線40’の図において左側に位置しているた
め、コンタクトポイント46dにより駆動電極36dを
アミルニウム裏打線40’に対して接続することができ
る。一方、上方のフォトダイオード21は、上記アルミ
ニウム裏打線40’に対して隙間35を挟んで逆の側に
あるので、アルミニウム裏打線40を水平に伸ばした分
岐線40’aにより接触を確保する必要がある。ただ
し、この分岐線40’aはフォトダイオード21,22
の上を跨ぐことなく、アルミニウム裏打線40’と同一
平面上に延伸するものであるため、特に複雑な加工技術
を用いることなく形成することができる。
【0039】図9は図3のA−A’断面を示している。
この図9に示すように、n基盤層48の上に中間層であ
るp層49があり、その上にCCD転送路24であるn
-層が設けられている。ポリシリコン電極36a〜36
cには、上記したようにアルミニウム裏打線38a〜3
8cから電圧が加えられる。この図9のA−A’断面に
示すように、3相のアルミニウム裏打線38cがコンタ
クトポイント46aを介して3相のポリシリコン電極3
6cと接続している。なお、1相及び2相のアルミニウ
ム裏打線38a,38bは紙面の奥行き方向後方にあ
り、それぞれコンタクトポイント46a,46cを介し
てアルミニウム裏打線38cと接続している。
【0040】図10は、図3においてフォトダイオード
21からストーレッジ25を経由してCCD転送路24
にいたるB−B’断面を示している。読み出しゲート6
0の制御電極は転送用駆動電極であるポリシリコン電極
36bと兼用になっている。読み出しゲート60はp層
で構成されており、CCD転送路24とストーレッジ2
5を隔てる障壁となっている。ポリシリコン電極36b
の電圧が最大になる相では、CCD転送路24の電位が
最大になるとともに、読み出しゲート60の電位がスト
ーレッジ25の電位より高くなり、電位障壁が下がっ
て、ストーレッジ25から転送路に電荷が転送される。
さらに、隣接するCCD転送路24間にはp+層のチャ
ンネルストップ62があり、電荷の水平方向の拡散を防
止している。
【0041】図11は図10におけるストーレッジ25
の鉛直方向の断面E−E’の電位分布を示している。通
常の電位分布は実線90で示している。p層49が障壁
となって基盤48に電荷が抜けることはないが、強すぎ
る光により電荷が過剰になると、点線91で示すように
ストーレッジ25の電位の井戸が埋められ、電荷が溢
れ、基盤48から素子外に排出される。すなわち、これ
は鉛直オーバーフローゲートになっており、ブルーミン
グ防止に役立つ。
【0042】図12の点線92は、素子底面の電圧を大
きくしたときの、ストーレッジ25における鉛直方向の
電位分布を示している。鉛直下方に行くほど電位が全体
的にシフトし、p層49の電位障壁がなくなり、電荷は
全て基盤48から素子外に排出される。これは鉛直ゲー
ト型電子シャッターである。
【0043】図13は図3においてリセットゲート37
からドレーン27に至る断面C−C’を示している。リ
セットゲート37の電極41に電圧をかけると、下部の
p層49の電位障壁が下がり、CCD転送路24からド
レーン27に電荷が排出される。排出された電荷は一旦
ドレーン27上層のn+層66に蓄積されるが、基盤4
8に底面から一斉に電圧をかけると、基盤48を通じて
素子外68に排出される。
【0044】図14は図3のD−D’断面を示してい
る。この図14に示すように、フォトダイオード21,
22からCCD転送路24に電荷が拡散しないように、
強いチャンネルストップ領域69が設けられている。
【0045】通常の家庭用ビデオカメラでは、転送速度
が遅いので、駆動電圧はポリシリコン電極だけを通っ
て、受光面の外側から数100本の転送路を横切って水
平方向に伝えられる。しかしながらポリシリコンの電気
抵抗は、アルミニウム等の金属に比べてけた違いに大き
いので、ポリシリコンだけを使うと、高速転送において
は、電圧の伝達に遅れが生じる。しかし、本実施例にお
いては、ポリシリコン電極上の電圧の伝達は、転送路6
本分の距離であるから、電圧の伝達遅れは問題にならな
い。
【0046】本実施形態では画素全体を縦に貫いて中央
に細長いフォトダイオードが設けられている。このフォ
トダイオードが水平方向に駆動電圧を伝達するのを妨げ
る。無理に伝達するには、フォトダイオードの上部をま
たいで細い金属線か、透明材料で線を引く必要がある。
これは開口率の減少や、フォトダイオードに到達する光
のスペクトル特性の歪、構造の複雑化に伴うノイズの増
加等の原因になる。しかし、本実施形態ではフォトダイ
オード21,22と、その右方にあるフォトダイオード
21,22の間には6本の転送路があるので、その間に
3本の駆動電極裏打ち用アルミニウム線が設けられてお
り、駆動に必要な3相の電圧変化を伝えることができ
る。したがってフォトダイオードの上層に電圧を水平に
伝達するための配線をする必要がない。
【0047】また、本実施形態の撮像素子10では、2
個のフォトダイオード21,22を上下方向に隣接して
備え、これら上下に隣接した2個のフォトダイオード2
1,22の組と、これに最も近い他の上下に隣接した2
個のフォトダイオード21,22の組との間を複数本の
CCD転送路24が通過するため、CCD転送路24毎
に各フォトダイオード21,22の端部の曲線部分を上
下2箇所から、上もしくは下の1箇所に減らすことがで
き、開口率を上げることができる。逆に開口率を上げる
ために曲線部の曲率を大きくすると画質の劣化の原因と
なるが、本実施形態ではこれを防ぐことができる。
【0048】さらに、2個のうち1個のフォトダイオー
ド21,22からの電気信号転送手段を右もしくは左側
のCCD転送路24へ、他の1個からの転送手段を反対
側のCCD転送路に接続することができ、これにより近
接する2組の各2個のフォトダイオード21,22の間
を通るCCD転送路24の各々に、フォトダイオード2
1,22から電気信号を送ることができる。CCD転送
路24の上部の空間には、上記のように高速撮影を可能
にするために速やかに駆動電極の電圧を変化させるため
の金属配線と、電気信号排出手段等を制御するための配
線を組み込む必要があるが、近接する光電変換手段の間
に1本のCCD転送路しかない場合は、その上部に複数
の金属線を通すには、金属線を上下2層に分けて組み入
れたり、金属線の幅を細くして、同じ平面内で1本の転
送路上に横に並行に複数の金属線を組み入れる等の高度
の加工が必要になる。しかし、本実施形態のように2本
のCCD転送路があると上部空間の幅は2倍となり、複
数の金属線を配置することがはるかに容易になる。容易
な加工はノイズの原因を減らし、再生画像の画質を向上
させる。
【0049】図15及び図16は、第1実施形態の変形
例を示している。図2及び図3に示すように、第1実施
形態では、フォトダイオード21,22の図において上
端部分(電荷の移送方向上流側)にストーレッジ25が
設けられているのに対して、この図15及び図16に示
す変形例では、フォトダイオード21,22の長さ方向
中央部分にストーレッジ25が設けられている。
【0050】この場合、各CCD転送24のドレーン2
7と接続された要素30よりも電荷の移送方向に一つ下
流側の要素から、そのドレーン27の電荷の移送方向下
流側のストーレッジ25と接続された要素30よりも電
荷の移送方向に一つ上流側の要素30までの4個の要素
には電気信号は蓄積されず、その分だけ連続撮影枚数は
減少する。しかし、この変形例では、以下に説明するよ
うに、フォトダイオード21,22からCCD転送路2
4への電荷が移送し易くなるという利点がある。
【0051】前記図10に示すように、フォトダイオー
ド21,22に発生した電荷をストーレッジ25に蓄積
するために、フォトダイオード21,22の電位をスト
ーレッジ25側に向けて徐々に高く設定し(n1>n2
>n3>n4)、電位勾配を持たせている。この点は、
この変形例も第1実施形態と同様である。しかし、この
変形例では、上記のようにストーレッジ25をフォトダ
イオード21,22の長さ方向中央部分に設けたため、
フォトダイオード21,22上のストーレッジ25と最
も離れた位置からストーレッジ25までの距離が、図2
及び図3の示すようにフォトダイオード21,22の上
端部分にストーレッジ25を設けた場合の約1/2とな
る。よって、この変形例では、フォトダイオード21,
22で発生した電荷がストーレッジ25に集まりやすく
なる。具体的には、この変形例では、第1実施形態と同
じ電位勾配に設定すると、フォトダイオード21,22
の最も電位が低い部分と電位が高い部分との電位差を、
第1実施形態の約1/2となる。よって、この変形例で
は、電荷をストーレッジ25からCCD転送路24に移
送するために必要な電位は第1実施形態の約1/2程度
となり、フォトダイオード21,22からCCD転送路
24への電荷の移送が容易になる。
【0052】図17は、本発明の第2実施形態にかかる
撮像素子を示している。この第2実施形態では、受光面
には、曲線部(図2参照)のない真直なCCD転送路2
4が互いに平行に設けられている。また、2本のCCD
転送路24が一組となっており、一組のCCD転送路2
4と、これと隣り合う他のCCD転送路24の組の間に
はCCD転送路24と平行な隙間50が形成されてい
る。この隙間50にはフォトダイオード21,22、ス
トーレッジ25、ドレーン27、リセットゲート37が
設けられている。フォトダイオード21,22の図にお
いて上下方向の間隔は一定に設定されている。
【0053】各隙間50内のフォトダイオード21,2
2は隙間50の左右に位置するCCD転送路24に交互
に接続されている。すなわち、フォトダイオード21の
ストーレッジ25が隙間50の左側に位置するCCD転
送路24に接続され、同じ隙間50内に設けられた直上
又は直下のフォトダイオード22は隙間50の図におい
て左側のCCD転送路24に接続されている。
【0054】かかる構成とした第2実施形態の撮像素子
は、隣接する2個のCCD転送路24を1組とし、その
左右にフォトダイオード21,22を設けているため、
上記図18のように1個のCCD転送路1の左右にフォ
トダイオード2を設けた場合と比較して受光面における
CCD転送路24が示す面積が大きくなり、受光面内の
電気信号記録容量を増加させて、連続撮影枚数を増加さ
せることができる。具体的には、図18の場合には、受
光面の約50%がCCD転送路1が配置されず無駄にな
っているが、第2実施形態の場合には、この無駄は受光
面の約33%に低減されている。
【0055】上記した第1実施形態と比較すると、第2
実施形態の撮像素子は開口率が低くなるが、直線状の大
きな隙間50が存在する分だけ加工が容易である。な
お、上記第1実施形態と同様に、フォトダイオード2
1,22の長さL1は、CCD転送路24の1個の要素
30の転送路の延在方向の長さL2の1/2・N1/2
から2・N1/2倍の範囲で設定することが好ましい。第
2実施形態においてCCD転送路24に曲線部を設けれ
ば、第1実施形態と同様の構成となる。一組のフォトダ
イオード21,22を上下方向に離して配置してもよ
い。第2実施形態のその他の構成及び作用は上記した第
1実施形態と同様であるので同一の要素には同一の符号
を付して説明を省略する。
【0056】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、種々の変形が可能である。例えば、第1実施
形態では、一対のフォトダイオードの間を2本のCCD
転送路が通過しているが、2本に限定されず複数本のC
CD転送路がフォトダイオード間を通過する構成とすれ
ばよい。また、CCD転送路は4相駆動型であってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかる撮像素子を備
えるビデオカメラを示す概略構成図である。
【図2】 受光面を示す部分平面図である。
【図3】 受光面を示す部分拡大平面図である。
【図4】 受光面のCCD転送路等が設けられた層を示
す部分拡大平面図である。
【図5】 受光面のポリシリコン電極等が設けられた層
を示す部分拡大平面図である。
【図6】 受光面のアルミニウム裏打線が設けられた層
を示す部分拡大平面図である。
【図7】 受光面のアルミニウム裏打線が設けられた層
を示す部分拡大平面図である。
【図8】 図2の部分VIIIの拡大図である。
【図9】 図3のA−A’線での断面図である。
【図10】 図3のB−B’線での断面図である。
【図11】 図10のE−E’線での断面図である。
【図12】 図10のE−E’線での断面図である。
【図13】 図3のC−C’線での断面図である。
【図14】 図3のD−D’線での断面図である。
【図15】 第1実施形態の変形例を示す受光面の平面
図である。
【図16】 第1実施形態の変形例を示す受光面の部分
拡大平面図である。
【図17】 本発明の第2実施形態に係る撮像素子の受
光面を示す部分平面図である。
【図18】 従来の撮像素子の受光面を示す部分平面図
である。
【図19】 従来の撮像素子の問題点を説明するための
部分平面図である。
【図20】 従来の撮像素子の問題点を説明するための
部分平面図である。
【符号の説明】
21,22 フォトダイオード 24 CCD転送路 25 ストーレッジ 27 ドレーン 30 要素 37 リセットゲート 38a,38c,38d ポリシリコン電極 40,40’ アルミニウム裏打線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光面内にK(≧4)個の垂直CCD型
    電気信号転送路を備え、各電気信号転送路がL(≧4)
    個の要素を備え、各電気信号転送路をN(≧2)個の要
    素を持つM(≧2)個の区間に区分し、各区間毎に、電
    気信号転送路と電気信号転送路の間に設けられる光の強
    度を電気信号に変換する光電変換手段と、この光電変換
    手段から電気信号転送路上へ電気信号を転送する手段
    と、電気信号転送路上で複数ステップ転送した後、各区
    間毎に電気信号を素子の外部に排出する電気信号排出手
    段を備える撮像素子において、 隣接する2個の電気信号転送路を1組とし、各電気信号
    転送路の組と、その電気信号転送路の組と隣接する他の
    電気信号転送路の組との間に上記光電変換手段を設けて
    いることを特徴とする撮像素子。
  2. 【請求項2】 各電気信号転送路中に光電変換手段に沿
    う緩やかな曲線部を備えることを特徴とする請求項1に
    記載の撮像素子。
  3. 【請求項3】 各電気信号転送路の組の各区間の光電変
    換手段は、その電気信号転送路の組と隣接する他の電気
    信号転送路の組の電気信号転送路の延在方向に隣接する
    区間の光電変換手段と隣接して設けられていることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像素子。
  4. 【請求項4】 各区間について電気信号排出手段を設け
    る要素、またはこの要素に対して電気信号の転送方向上
    流側または下流側で隣接する要素の駆動用電極の電圧を
    独立に制御する手段を備えることを特徴とする請求項1
    から請求項3のいずれか1項に記載の撮像素子。
  5. 【請求項5】 上記電気信号排出手段が鉛直ゲート構造
    であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれ
    か1項に記載の撮像素子。
  6. 【請求項6】 上記光電変換手段から電気信号転送路へ
    電気信号を転送する手段は、各光電変換手段の電気信号
    転送方向の中央部分に設けられていることを特徴とする
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の撮像素
    子。
  7. 【請求項7】 受光面内にK(≧2)個の垂直CCD型
    電気信号転送路を備え、各電気信号転送路がL(≧4)
    個の要素を備え、各電気信号転送路をN(≧2)個の要
    素を持つM(≧2)個の区間に区分し、各区間毎に、電
    気信号転送路と、電気信号転送路の間に光の強度を電気
    信号に変換する光電変換手段と、この光電変換手段から
    電気信号転送路上へ電気信号を転送する手段と、電気信
    号転送路上で複数ステップ転送した後、各区間毎に電気
    信号を素子の外部に排出する電気信号排出手段とを備え
    る撮像素子において、 上記光電変換手段の上記電気信号転送路の延在方向の長
    さが、電気信号転送路の1個の要素の電気信号転送路の
    延在方向の長さの1/2・N1/2倍から2・N1/2倍であ
    ることを特徴とする撮像素子。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれか1項に
    記載の撮像素子を備える電子式カメラ。
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