JPH05283666A - 固体撮像素子 - Google Patents
固体撮像素子Info
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- JPH05283666A JPH05283666A JP4074583A JP7458392A JPH05283666A JP H05283666 A JPH05283666 A JP H05283666A JP 4074583 A JP4074583 A JP 4074583A JP 7458392 A JP7458392 A JP 7458392A JP H05283666 A JPH05283666 A JP H05283666A
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- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims abstract description 16
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 7
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- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/14—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
- H01L27/144—Devices controlled by radiation
- H01L27/146—Imager structures
- H01L27/148—Charge coupled imagers
- H01L27/14825—Linear CCD imagers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/02—Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/06—Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions
- H01L29/10—Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions with semiconductor regions connected to an electrode not carrying current to be rectified, amplified or switched and such electrode being part of a semiconductor device which comprises three or more electrodes
- H01L29/1025—Channel region of field-effect devices
- H01L29/1062—Channel region of field-effect devices of charge coupled devices
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電荷転送路内での読出し電界の改善を図り、
読出し動作の高速化を実現させる。 【構成】 各画素に対応して、チャネルストッパ領域1
にて分離された受光部6を含む電荷転送路2と、各電荷
転送路2に対して共通に形成された読出しゲート3及び
水平シフトレジスタ4とを有し、受光部6で蓄積された
信号電荷eを読出し期間に読出しゲート3を介して水平
シフトレジスタ4に転送するCCDリニアセンサにおい
て、電荷転送路2の中間部分の幅Dbを水平シフトレ
ジスタ4に向かって連続的に広くし、電荷転送路2の電
荷転送方向の長さを受光部6の長さよりも大きくし、電
荷転送路2の先端部分の幅Daを水平シフトレジスタ
4に向かって連続的に広くする。また更に、電荷転送路
2の読出しゲート3に対応する部分の幅Dcを水平シ
フトレジスタに向かって連続的に広くする。
読出し動作の高速化を実現させる。 【構成】 各画素に対応して、チャネルストッパ領域1
にて分離された受光部6を含む電荷転送路2と、各電荷
転送路2に対して共通に形成された読出しゲート3及び
水平シフトレジスタ4とを有し、受光部6で蓄積された
信号電荷eを読出し期間に読出しゲート3を介して水平
シフトレジスタ4に転送するCCDリニアセンサにおい
て、電荷転送路2の中間部分の幅Dbを水平シフトレ
ジスタ4に向かって連続的に広くし、電荷転送路2の電
荷転送方向の長さを受光部6の長さよりも大きくし、電
荷転送路2の先端部分の幅Daを水平シフトレジスタ
4に向かって連続的に広くする。また更に、電荷転送路
2の読出しゲート3に対応する部分の幅Dcを水平シ
フトレジスタに向かって連続的に広くする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像素子に関し、
例えばpn接合によるフォトダイオードからなる受光部
で蓄積した信号電荷を読出しゲートを介してCCDによ
る電荷転送部(レジスタ)に転送する固体撮像素子に関
し、特にCCDリニアセンサに用いて好適なものであ
る。
例えばpn接合によるフォトダイオードからなる受光部
で蓄積した信号電荷を読出しゲートを介してCCDによ
る電荷転送部(レジスタ)に転送する固体撮像素子に関
し、特にCCDリニアセンサに用いて好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えばCCDリニアセンサは、図3に示
すように、例えばP形の不純物拡散によるチャネルスト
ッパ領域11により各画素毎に分離された電荷転送路1
2と、各電荷転送路12に対して共通に形成された読出
しゲート13(13a,13b)及び水平シフトレジス
タ14(14a,14b)を有する。特に、各電荷転送
路12の一部を遮光膜15で区画することにより、各電
荷転送路12内に受光部16が形成された形となる。
すように、例えばP形の不純物拡散によるチャネルスト
ッパ領域11により各画素毎に分離された電荷転送路1
2と、各電荷転送路12に対して共通に形成された読出
しゲート13(13a,13b)及び水平シフトレジス
タ14(14a,14b)を有する。特に、各電荷転送
路12の一部を遮光膜15で区画することにより、各電
荷転送路12内に受光部16が形成された形となる。
【0003】そして、電荷蓄積期間において、各受光部
16に撮像情報に応じた信号電荷eが蓄積され、次の読
出し期間において、例えば奇数番目の受光部16に蓄積
されている信号電荷eを一方の読出しゲート13aを介
して一方の水平シフトレジスタ14aに転送すると共
に、偶数番目の受光部16に蓄積されている信号電荷e
を他方の読出しゲート13bを介して他方の水平シフト
レジスタ14bに転送する。各水平シフトレジスタ14
a及び14bに転送された信号電荷eは、例えば2相の
転送パルスによる駆動によって、水平方向に、即ち出力
回路(図示せず)側に転送される。
16に撮像情報に応じた信号電荷eが蓄積され、次の読
出し期間において、例えば奇数番目の受光部16に蓄積
されている信号電荷eを一方の読出しゲート13aを介
して一方の水平シフトレジスタ14aに転送すると共
に、偶数番目の受光部16に蓄積されている信号電荷e
を他方の読出しゲート13bを介して他方の水平シフト
レジスタ14bに転送する。各水平シフトレジスタ14
a及び14bに転送された信号電荷eは、例えば2相の
転送パルスによる駆動によって、水平方向に、即ち出力
回路(図示せず)側に転送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、受光部16
から読出しゲート13を介して水平シフトレジスタ14
に転送する場合、各画素において、その転送効率がほぼ
同一でなければならない。従って、従来のCCDリニア
センサにおいては、図示するように、電荷転送路12の
平面形状を均一な四角形、例えば長方形状に形成するよ
うにしている。
から読出しゲート13を介して水平シフトレジスタ14
に転送する場合、各画素において、その転送効率がほぼ
同一でなければならない。従って、従来のCCDリニア
センサにおいては、図示するように、電荷転送路12の
平面形状を均一な四角形、例えば長方形状に形成するよ
うにしている。
【0005】この場合、II−II線上における電荷転送路
12のポテンシャル分布をみると、電荷転送路12の平
面形状が長方形状であることから、図4に示すように、
そのポテンシャル分布は、ほぼ平坦な分布となる。この
ことから、より高い周波数で読出し動作を行うと、受光
部16の先端部分(図4においてaで示す)に信号電荷
が残存するという、いわゆる転送残りが発生する。
12のポテンシャル分布をみると、電荷転送路12の平
面形状が長方形状であることから、図4に示すように、
そのポテンシャル分布は、ほぼ平坦な分布となる。この
ことから、より高い周波数で読出し動作を行うと、受光
部16の先端部分(図4においてaで示す)に信号電荷
が残存するという、いわゆる転送残りが発生する。
【0006】また、電荷転送路12での読出し電界が最
小となる部分、即ち、その中間部分(図4においてbで
示す)において、ポテンシャル分布が平坦となり、しか
もその平坦部分bの長さが大きくなることから、上記中
間部分bにおいて、信号電荷eの転送速度が遅くなり、
その結果、読出し駆動のために印加する読出しパルスの
周波数(サンプリング周波数)が制限されてしまうとい
う問題が生じる。
小となる部分、即ち、その中間部分(図4においてbで
示す)において、ポテンシャル分布が平坦となり、しか
もその平坦部分bの長さが大きくなることから、上記中
間部分bにおいて、信号電荷eの転送速度が遅くなり、
その結果、読出し駆動のために印加する読出しパルスの
周波数(サンプリング周波数)が制限されてしまうとい
う問題が生じる。
【0007】このようなことから、従来のCCDリニア
センサにおいては、読出し駆動に関し、高いサンプリン
グ周波数を有する読出しパルスを印加しても、信号電荷
eの転送速度が上がらず、読出し動作の高速化を実現さ
せることができなかった。
センサにおいては、読出し駆動に関し、高いサンプリン
グ周波数を有する読出しパルスを印加しても、信号電荷
eの転送速度が上がらず、読出し動作の高速化を実現さ
せることができなかった。
【0008】尚、従来のCCDリニアセンサにおいて、
図5に示すように、電荷転送路12の幅Dを、電荷転送
路12全体にわたって、かつ水平シフトレジスタ14に
向かって連続的に広がるように形成したものが提案され
ているが、この場合、III −III 線上における電荷転送
路12のポテンシャル分布をみると、図6に示すよう
に、受光部の先端部分a及び電荷転送路12の読出しゲ
ート13aに対応する部分(図6においてcで示す)に
おいて、局部的にポテンシャルの傾斜がみられるが、電
荷転送路12の中間部分bは、依然、ほぼ平坦なポテン
シャル分布となっている。
図5に示すように、電荷転送路12の幅Dを、電荷転送
路12全体にわたって、かつ水平シフトレジスタ14に
向かって連続的に広がるように形成したものが提案され
ているが、この場合、III −III 線上における電荷転送
路12のポテンシャル分布をみると、図6に示すよう
に、受光部の先端部分a及び電荷転送路12の読出しゲ
ート13aに対応する部分(図6においてcで示す)に
おいて、局部的にポテンシャルの傾斜がみられるが、電
荷転送路12の中間部分bは、依然、ほぼ平坦なポテン
シャル分布となっている。
【0009】従って、この図5及び図6で示す例におい
ても、電荷転送路12の中間部分bにおいて、信号電荷
eの転送動作が規制されてしまい、高い周波数のサンプ
リング周波数を有する読出しパルスを印加しても、信号
電荷eの転送速度が上がらないという不都合がある。ま
た、電荷転送路12の先端部分と受光部16の先端が同
じであるため、受光部16の先端部分aのポテンシャル
分布に極端な傾斜が形成され、それにより、受光部16
の先端部分aにおいて信号電荷eが蓄積されないという
現象が生じ、受光部16での光電変換効率が低下してし
まうという問題がある。
ても、電荷転送路12の中間部分bにおいて、信号電荷
eの転送動作が規制されてしまい、高い周波数のサンプ
リング周波数を有する読出しパルスを印加しても、信号
電荷eの転送速度が上がらないという不都合がある。ま
た、電荷転送路12の先端部分と受光部16の先端が同
じであるため、受光部16の先端部分aのポテンシャル
分布に極端な傾斜が形成され、それにより、受光部16
の先端部分aにおいて信号電荷eが蓄積されないという
現象が生じ、受光部16での光電変換効率が低下してし
まうという問題がある。
【0010】本発明は、このような課題に鑑み成された
もので、その目的とするところは、電荷転送路内での読
出し電界の改善を図ることができ、読出し動作の高速化
を実現させることができる固体撮像素子を提供すること
にある。
もので、その目的とするところは、電荷転送路内での読
出し電界の改善を図ることができ、読出し動作の高速化
を実現させることができる固体撮像素子を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、各画素に対応
して、チャネルストッパ領域1にて分離された受光部6
を含む電荷転送路2と、各電荷転送路2に対して共通に
形成された読出しゲート3及び電荷転送部4とを有し、
受光部6で蓄積された信号電荷eを読出し期間に読出し
ゲート3を介して電荷転送部4に転送する固体撮像素子
において、電荷転送路2を、該電荷転送路2の少なくと
もその読出し電界が最小となる部分の幅Dbが、電荷
転送部4に向かって連続的に広がるように形成して構成
する。
して、チャネルストッパ領域1にて分離された受光部6
を含む電荷転送路2と、各電荷転送路2に対して共通に
形成された読出しゲート3及び電荷転送部4とを有し、
受光部6で蓄積された信号電荷eを読出し期間に読出し
ゲート3を介して電荷転送部4に転送する固体撮像素子
において、電荷転送路2を、該電荷転送路2の少なくと
もその読出し電界が最小となる部分の幅Dbが、電荷
転送部4に向かって連続的に広がるように形成して構成
する。
【0012】この場合、上記構成に加えて、電荷転送路
2における電荷転送方向の長さを受光部6の長さよりも
大にし、その長い部分の幅Daが電荷転送部4に向か
って連続的に広がるように形成するようにしてもよい。
また、電荷転送路2における読出しゲート3での幅Dc
が電荷転送部4に向かって連続的に広がるように形成し
てもよい。
2における電荷転送方向の長さを受光部6の長さよりも
大にし、その長い部分の幅Daが電荷転送部4に向か
って連続的に広がるように形成するようにしてもよい。
また、電荷転送路2における読出しゲート3での幅Dc
が電荷転送部4に向かって連続的に広がるように形成し
てもよい。
【0013】
【作用】上述の本発明の構成によれば、電荷転送路2
を、該電荷転送路2の少なくともその読出し電界が最小
となる部分の幅Dbが、電荷転送部4に向かって連続
的に広がるように形成するようにしたので、電荷転送路
2における電荷転送方向に沿ったポテンシャル分布が、
電荷転送部4に向かって連続する下向きの傾斜を持つよ
うになり、読出し電界の改善を図ることができる。この
ことから、高いサンプリング周波数で読出し動作を行っ
たとしても、受光部6の先端部分aでの転送残りは生じ
なくなると共に、サンプリング周波数に応じて信号電荷
eの転送速度を向上させることができる。
を、該電荷転送路2の少なくともその読出し電界が最小
となる部分の幅Dbが、電荷転送部4に向かって連続
的に広がるように形成するようにしたので、電荷転送路
2における電荷転送方向に沿ったポテンシャル分布が、
電荷転送部4に向かって連続する下向きの傾斜を持つよ
うになり、読出し電界の改善を図ることができる。この
ことから、高いサンプリング周波数で読出し動作を行っ
たとしても、受光部6の先端部分aでの転送残りは生じ
なくなると共に、サンプリング周波数に応じて信号電荷
eの転送速度を向上させることができる。
【0014】特に、上記構成に加えて、電荷転送路2に
おける電荷転送方向の長さを受光部6の長さよりも大と
し、その長い部分の幅Daを電荷転送部4に向かって
連続的に広がるように形成することにより、電荷転送路
2の先端部分の読出し電界が弱くなり、受光部6の先
端部分aにおけるポテンシャル分布に、電荷転送部4に
向かって連続する下向きの傾斜を持たせることができ
る。その結果、受光部6の先端部分aに蓄積されている
信号電荷eを効率よく電荷転送部4に転送することが可
能となる。
おける電荷転送方向の長さを受光部6の長さよりも大と
し、その長い部分の幅Daを電荷転送部4に向かって
連続的に広がるように形成することにより、電荷転送路
2の先端部分の読出し電界が弱くなり、受光部6の先
端部分aにおけるポテンシャル分布に、電荷転送部4に
向かって連続する下向きの傾斜を持たせることができ
る。その結果、受光部6の先端部分aに蓄積されている
信号電荷eを効率よく電荷転送部4に転送することが可
能となる。
【0015】また、電荷転送路2における読出しゲート
3での幅Dcを電荷転送部4に向かって連続的に広がよ
うに形成することにより、電荷転送路2における読出し
ゲート3下の読出し電界が強くなるため、受光部6から
転送されてきた信号電荷eを効率よく電荷転送部4に転
送することができる。
3での幅Dcを電荷転送部4に向かって連続的に広がよ
うに形成することにより、電荷転送路2における読出し
ゲート3下の読出し電界が強くなるため、受光部6から
転送されてきた信号電荷eを効率よく電荷転送部4に転
送することができる。
【0016】
【実施例】以下、図1及び図2を参照しながら本発明の
実施例を説明する。図1は、本実施例に係るCCDリニ
アセンサの要部の構成を示す平面図である。
実施例を説明する。図1は、本実施例に係るCCDリニ
アセンサの要部の構成を示す平面図である。
【0017】このCCDリニアセンサは、例えばP形の
不純物拡散によるチャネルストッパ領域1により各画素
毎に分離された電荷転送路2と、各電荷転送路2に対し
て共通に形成された読出しゲート3(3a,3b)及び
水平シフトレジスタ4(4a,4b)を有する。
不純物拡散によるチャネルストッパ領域1により各画素
毎に分離された電荷転送路2と、各電荷転送路2に対し
て共通に形成された読出しゲート3(3a,3b)及び
水平シフトレジスタ4(4a,4b)を有する。
【0018】特に、各電荷転送路2中、読出しゲート3
及び水平シフトレジスタ4に対応した部分を例えばAl
などによる遮光膜5で区画することにより、各電荷転送
路2内に受光部6(斜線で示す領域)が形成される。従
って、各受光部6は、各画素に対応して一方向に配列さ
れた形となっている。尚、図示の例では、各受光部6の
両側に読出しゲート(3a,3b)及び水平シフトレジ
スタ(4a、4b)が、各受光部6に対し共通に形成さ
れている例を示す。
及び水平シフトレジスタ4に対応した部分を例えばAl
などによる遮光膜5で区画することにより、各電荷転送
路2内に受光部6(斜線で示す領域)が形成される。従
って、各受光部6は、各画素に対応して一方向に配列さ
れた形となっている。尚、図示の例では、各受光部6の
両側に読出しゲート(3a,3b)及び水平シフトレジ
スタ(4a、4b)が、各受光部6に対し共通に形成さ
れている例を示す。
【0019】そして、電荷蓄積期間において、各受光部
6に撮像情報に応じた信号電荷eが蓄積され、次の読出
し期間において、例えば奇数番目の受光部6に蓄積され
ている信号電荷eを一方の読出しゲート3aを介して一
方の水平シフトレジスタ4aに転送すると共に、偶数番
目の受光部6に蓄積されている信号電荷eを他方の読出
しゲート3bを介して他方の水平シフトレジスタ4bに
転送する。各水平シフトレジスタ4a及び4bに転送さ
れた信号電荷eは、例えば2相の転送パルスによる駆動
によって、水平方向に、即ち出力回路(図示せず)側に
転送される。
6に撮像情報に応じた信号電荷eが蓄積され、次の読出
し期間において、例えば奇数番目の受光部6に蓄積され
ている信号電荷eを一方の読出しゲート3aを介して一
方の水平シフトレジスタ4aに転送すると共に、偶数番
目の受光部6に蓄積されている信号電荷eを他方の読出
しゲート3bを介して他方の水平シフトレジスタ4bに
転送する。各水平シフトレジスタ4a及び4bに転送さ
れた信号電荷eは、例えば2相の転送パルスによる駆動
によって、水平方向に、即ち出力回路(図示せず)側に
転送される。
【0020】しかして、本例においては、各電荷転送路
2の形成パターンを以下のようにする。
2の形成パターンを以下のようにする。
【0021】(1)電荷転送路2の形状を従来のよう
に、長方形状とした場合において、その読出し電界が最
小となる部分、即ち図示の例では、電荷転送路2の中間
部分(図1においてで示す部分)の幅Dbを水平シフ
トレジスタ4に向かって連続的に広くする。
に、長方形状とした場合において、その読出し電界が最
小となる部分、即ち図示の例では、電荷転送路2の中間
部分(図1においてで示す部分)の幅Dbを水平シフ
トレジスタ4に向かって連続的に広くする。
【0022】(2)電荷転送路2の電荷転送方向の長さ
を受光部6の長さよりも大きくし、その長い部分、即ち
電荷転送路2の先端部分(図1においてで示す部分)
の幅Daを水平シフトレジスタ4に向かって連続的に広
くする。
を受光部6の長さよりも大きくし、その長い部分、即ち
電荷転送路2の先端部分(図1においてで示す部分)
の幅Daを水平シフトレジスタ4に向かって連続的に広
くする。
【0023】(3)電荷転送路2の読出しゲート3に対
応する部分(図1においてで示す部分)の幅Dcを水
平シフトレジスタに向かって連続的に広くする。
応する部分(図1においてで示す部分)の幅Dcを水
平シフトレジスタに向かって連続的に広くする。
【0024】(4)上記電荷転送路2の先端部分、電
荷転送路2の中間部分及び電荷転送路2の読出しゲー
ト3に対応する部分以外の部分における幅Dd及びD
eを夫々均一にする。
荷転送路2の中間部分及び電荷転送路2の読出しゲー
ト3に対応する部分以外の部分における幅Dd及びD
eを夫々均一にする。
【0025】上記パターン形成において、(4)の事項
については、必ずしも必要ではなく、例えば電荷転送路
2の中間部分及び読出しゲート3に対応する部分に
おける各幅Db及びDcの広がり率(水平シフトレジス
タに向かって広がるその変化の割合)よりも小さい変化
率で、上記幅Dd及びDeが水平シフトレジスタ4に向
かって連続的に広がっていてもよい。
については、必ずしも必要ではなく、例えば電荷転送路
2の中間部分及び読出しゲート3に対応する部分に
おける各幅Db及びDcの広がり率(水平シフトレジス
タに向かって広がるその変化の割合)よりも小さい変化
率で、上記幅Dd及びDeが水平シフトレジスタ4に向
かって連続的に広がっていてもよい。
【0026】そして、上記のパターン形成によって、以
下のような効果を得ることができる。まず、上記(1)
のパターン形成によって、電荷転送路2における電荷転
送方向に沿ったポテンシャル分布、例えば図1のI−I
線上における電荷転送路2のポテンシャル分布が、図2
に示すように、水平シフトレジスタ4aに向かって連続
する下向きの傾斜を持つようになり、読出し電界の改善
を図ることができる。このことから、高いサンプリング
周波数で読出し動作を行ったとしても、受光部6先端部
分(図2においてaで示す部分)での転送残りは生じな
くなると共に、サンプリング周波数に応じて信号電荷e
の転送速度を向上させることができる。
下のような効果を得ることができる。まず、上記(1)
のパターン形成によって、電荷転送路2における電荷転
送方向に沿ったポテンシャル分布、例えば図1のI−I
線上における電荷転送路2のポテンシャル分布が、図2
に示すように、水平シフトレジスタ4aに向かって連続
する下向きの傾斜を持つようになり、読出し電界の改善
を図ることができる。このことから、高いサンプリング
周波数で読出し動作を行ったとしても、受光部6先端部
分(図2においてaで示す部分)での転送残りは生じな
くなると共に、サンプリング周波数に応じて信号電荷e
の転送速度を向上させることができる。
【0027】また、(2)のパターン形成によって、電
荷転送路2の先端部分(図2においてbで示す部分)の
読出し電界が弱くなり、受光部6の先端部分aにおける
ポテンシャル分布に、水平シフトレジスタ4aに向かっ
て連続する下向きの傾斜を持たせることができる。その
結果、受光部6の先端部分aに蓄積されている信号電荷
eを効率よく水平シフトレジスタ4aに転送することが
可能となる。しかも、受光部6の先端部分aにおいて極
端な傾斜が形成されないため、該先端部分aにおいても
信号電荷eを蓄積することができ、受光部6での光電変
換効率を向上させることができる。
荷転送路2の先端部分(図2においてbで示す部分)の
読出し電界が弱くなり、受光部6の先端部分aにおける
ポテンシャル分布に、水平シフトレジスタ4aに向かっ
て連続する下向きの傾斜を持たせることができる。その
結果、受光部6の先端部分aに蓄積されている信号電荷
eを効率よく水平シフトレジスタ4aに転送することが
可能となる。しかも、受光部6の先端部分aにおいて極
端な傾斜が形成されないため、該先端部分aにおいても
信号電荷eを蓄積することができ、受光部6での光電変
換効率を向上させることができる。
【0028】また、(3)のパターン形成によって、電
荷転送路2における読出しゲート3a下の読出し電界が
強くなるため、受光部6から転送されてきた信号電荷e
を効率よく水平シフトレジスタ4aに転送することがで
きる。
荷転送路2における読出しゲート3a下の読出し電界が
強くなるため、受光部6から転送されてきた信号電荷e
を効率よく水平シフトレジスタ4aに転送することがで
きる。
【0029】このように、本実施例に係るCCDリニア
センサによれば、受光部6での感度を向上させることが
できると共に、信号電荷eの読出し動作の高速化を実現
させることができる。
センサによれば、受光部6での感度を向上させることが
できると共に、信号電荷eの読出し動作の高速化を実現
させることができる。
【0030】尚、上記実施例は、受光部6が一方向に配
列されたCCDリニアセンサに適用した例を示したが、
その他、受光部6が水平・垂直方向にマトリクス状に配
列されたCCDイメージセンサにも適用させることがで
きる。
列されたCCDリニアセンサに適用した例を示したが、
その他、受光部6が水平・垂直方向にマトリクス状に配
列されたCCDイメージセンサにも適用させることがで
きる。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る固体撮像素子によれば、電
荷転送路内での読出し電界の改善を図ることができ、読
出し動作の高速化を実現させることができる。
荷転送路内での読出し電界の改善を図ることができ、読
出し動作の高速化を実現させることができる。
【図1】本実施例に係るCCDリニアセンサの要部の構
成を示す平面図。
成を示す平面図。
【図2】図1のI−I線上におけるポテンシャル図。
【図3】従来例に係るCCDリニアセンサの要部の構成
を示す平面図。
を示す平面図。
【図4】図3のII−II線上におけるポテンシャル図。
【図5】他の従来例に係るCCDリニアセンサの要部の
構成を示す平面図。
構成を示す平面図。
【図6】図5のIII −III 線上におけるポテンシャル
図。
図。
1 チャネルストッパ領域 2 電荷転送路 3(3a,3b) 読出しゲート 4(4a,4b) 水平シフトレジスタ 5 遮光膜 6 受光部
Claims (3)
- 【請求項1】 各画素に対応して、チャネルストッパ領
域にて分離された受光部を含む電荷転送路と、各電荷転
送路に対して共通に形成された読出しゲート及び電荷転
送部とを有し、上記受光部で蓄積された信号電荷を読出
し期間に上記読出しゲートを介して上記電荷転送部に転
送する固体撮像素子において、 上記電荷転送路の少なくともその読出し電界が最小とな
る部分の幅が、上記電荷転送部に向かって連続的に広が
っていることを特徴とする固体撮像素子。 - 【請求項2】 上記電荷転送路における電荷転送方向の
長さが上記受光部の長さよりも大とされ、その長い部分
の幅が上記電荷転送部に向かって連続的に広がっている
ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。 - 【請求項3】 上記電荷転送路における上記読出しゲー
トでの幅が上記電荷転送部に向かって連続的に広がって
いることを特徴とする請求項1又は2記載の固体撮像素
子。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4074583A JPH05283666A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 固体撮像素子 |
US08/039,566 US5365093A (en) | 1992-03-30 | 1993-03-19 | Solid-state imaging device with tapered channel regions |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4074583A JPH05283666A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 固体撮像素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05283666A true JPH05283666A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13551334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4074583A Pending JPH05283666A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 固体撮像素子 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5365093A (ja) |
JP (1) | JPH05283666A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002231926A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | ラインセンサおよびそれを用いた放射線画像情報読取装置 |
KR100866441B1 (ko) * | 1998-12-04 | 2008-10-31 | 소니 가부시끼 가이샤 | 광전 변환 장치 |
JP2010040594A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | National Univ Corp Shizuoka Univ | 高速電荷転送フォトダイオード、ロックインピクセル及び固体撮像装置 |
JP2011054596A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Renesas Electronics Corp | Ccdイメージセンサ |
JP2019521337A (ja) * | 2016-06-30 | 2019-07-25 | テレダイン・イー・2・ブイ・セミコンダクターズ・エス・ア・エス | 分光器光コヒーレンストモグラフィ撮像装置のためのリニアセンサ |
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KR0136934B1 (ko) * | 1994-02-23 | 1998-04-24 | 문정환 | 선형 고체영상소자 |
US5903021A (en) * | 1997-01-17 | 1999-05-11 | Eastman Kodak Company | Partially pinned photodiode for solid state image sensors |
JPH11155103A (ja) * | 1997-11-21 | 1999-06-08 | Toshiba Corp | 固体撮像装置 |
US6476426B1 (en) | 1999-07-06 | 2002-11-05 | Motorola, Inc. | Electronic component and method for improving pixel charge transfer in the electronic component |
JP4471677B2 (ja) * | 2004-02-09 | 2010-06-02 | Necエレクトロニクス株式会社 | 固体撮像装置及び電荷転送部 |
JP5452511B2 (ja) * | 2011-01-14 | 2014-03-26 | 浜松ホトニクス株式会社 | 固体撮像装置 |
JP5680979B2 (ja) | 2011-01-20 | 2015-03-04 | 浜松ホトニクス株式会社 | 固体撮像装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4398301A (en) * | 1980-09-11 | 1983-08-09 | Fairchild Camera & Instrument Corporation | Multiple preamplifiers with intervening overflow cell for charge coupled imaging devices |
US5182622A (en) * | 1989-02-14 | 1993-01-26 | Sony Corporation | Charge coupled device imager having multichannel readout structure |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP4074583A patent/JPH05283666A/ja active Pending
-
1993
- 1993-03-19 US US08/039,566 patent/US5365093A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8587709B2 (en) | 2008-07-31 | 2013-11-19 | National University Corporation Shizuoka University | High-speed charge-transfer photodiode, a lock-in pixel, and a solid-state imaging device |
JP2011054596A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Renesas Electronics Corp | Ccdイメージセンサ |
JP2019521337A (ja) * | 2016-06-30 | 2019-07-25 | テレダイン・イー・2・ブイ・セミコンダクターズ・エス・ア・エス | 分光器光コヒーレンストモグラフィ撮像装置のためのリニアセンサ |
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Publication number | Publication date |
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US5365093A (en) | 1994-11-15 |
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