JPH11224499A - 半導体装置、その製造方法およびそのアドレス検出回路 - Google Patents

半導体装置、その製造方法およびそのアドレス検出回路

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JPH11224499A
JPH11224499A JP10022885A JP2288598A JPH11224499A JP H11224499 A JPH11224499 A JP H11224499A JP 10022885 A JP10022885 A JP 10022885A JP 2288598 A JP2288598 A JP 2288598A JP H11224499 A JPH11224499 A JP H11224499A
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JP
Japan
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address
type transistor
circuit
input
semiconductor device
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JP10022885A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Nakai
信行 中井
Kazuhiko Shimakawa
一彦 島川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置において、不良アドレス検出信号
の低消費電力化と、アクセスの高速化、小面積化を実現
できる半導体装置、その製造方法、そのアドレス検出回
路を提供する。 【解決手段】 システムクロックに同期してアドレス信
号が取り込まれるタイミングと同時にそのアドレスが冗
長救済アドレスか否かが判定できるようにする事によ
り、アクセスの高速化を、またヒューズブロックの充放
電動作をリセット期間のみに限定できる構成にする事に
よる低消費電力化を、一つのアドレスに対して一組のヒ
ューズ素子41、42のみでできる構成にする事による
小サイズ化を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイナミック型ラ
ンダムアクセスメモリ(以下DRAMと称す)などに使
用されるヒューズを用いた冗長救済技術、さらにはクロ
ックで読み出しや書き込みなどの動作が制御されるクロ
ック同期型半導体装置、その製造方法、およびそのアド
レス検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、システムの高性能化の為、汎用D
RAMやシンクロナスDRAMなどの汎用メモリの高速
化や、さらにはマイクロプロセッサやASICなどとD
RAMを1チップ上に構成することで、DRAMとの間
のデータ転送速度を向上させる取り組みが行われてい
る。一方これらの半導体装置は低コスト化という命題が
課せられており、この為製造段階で発生した不良ビット
を予備のメモリセルに置き換える冗長救済技術で歩留り
を向上させる手法が従来より用いられている。
【0003】従来より用いられている冗長救済回路の構
成要素の一つである不良アドレス検出回路を図8に示
す。100はレーザー照射により切断が可能なヒューズ
素子、101および103はN型MOSトランジスタ、
102および105はP型MOSトランジスタ、104
および106はインバータを示している。またP型MO
Sトランジスタ105は、N型MOSトランジスタ10
1の電流駆動能力より小さくなる様、そのトランジスタ
サイズが設定されている。A0,A1,・・・Anはア
ドレス入力信号、RENはこの不良アドレス検出回路の
活性化信号、RFLGはこの不良アドレス検出回路の出
力信号を示している。上記構成では一つのアドレス入力
に対し、その正相をゲート入力とするN型MOSトラン
ジスタ101とそれに直列接続されたヒューズ素子10
0と、インバータ104により逆相とした信号をゲート
入力とするN型MOSトランジスタ101とそれに直列
接続されたヒューズ素子100とを一対にしてアドレス
の個数分ノードN1に並列接続されている。
【0004】一般に冗長救済は不良となるワード線やビ
ット線ペアー単位で、予備のワード線やビット線ペアー
に置き換えられる。従って最大アドレスAnは、ワード
線を指定する為に必要なロウ系のアドレス数、またはビ
ット線ペアーを指定する為に必要なカラム系のアドレス
数で規定される。ヒューズ素子100の内、斜線を付し
たものはレーザー照射により切断した状態を示してい
る。不良アドレスを設定する場合、一つのアドレスに対
し正相および逆相入力で構成されるヒューズ対の内、一
方のヒューズが切断される。本従来例では不良アドレス
として、(An,・・・A1,A0)=(1,・・・,
1,1)を設定した場合を例示している。
【0005】上記構成において、その動作を図9のタイ
ミング図を用いて説明する。最初に不良アドレス、即ち
(An,・・・A1,A0)=(1,・・・,1,1)
が選択される場合について説明する。まずT1の期間R
ENにLレベルが入力される。図8に示すP型MOSト
ランジスタ102はオンし、N型MOSトランジスタ1
03はオフする為ノードN1はHレベルにプリチャージ
される。従ってインバータ106の出力RFLGはLレ
ベルとなり、RFLGをゲート入力とするP型MOSト
ランジスタ105もオン状態が設定される。またこの期
間T1内にアドレスA0,A1,・・・Anは次にアク
セスを行うアドレス、即ち(An,・・・A1,A0)
=(1,・・・,1,1)が設定される。次にT2の期
間でRENはHレベルが入力される。図8に示すP型M
OSトランジスタ102はオフし、N型MOSトランジ
スタ103はオンする。この時、アドレス信号が正相で
入力されるN型MOSトランジスタ101はオンする
が、これに直列接続されたヒューズ素子100は全て切
断されている為、この経路からの電流は流れない。
【0006】一方、アドレス信号をインバータ104を
介して逆相で入力されるN型MOSトランジスタ101
は、全てLレベルが印加される為オフしこの経路からの
電流も流れない。ノードN1をインバータ106で反転
した信号を入力とするP型MOSトランジスタ105は
オン状態を保ち、従ってノードN1はHレベルにプリチ
ャージされたまま保持され、RFLGは不良アドレス検
出を指示するLレベルが出力される。次にT3の期間で
はT1の期間と同様に、次のアクセス動作に備えてプリ
チャージが行われる。
【0007】次に正常なアドレスとして上記不良アドレ
スと最下位アドレスA0のみが異なる(An,・・・A
1,A0)=(1,・・・,1,0)が入力される場合
を例に説明する。まずT1の期間は不良アドレスが入力
された場合と同様に、ノードN1はHレベルにプリチャ
ージされる。同様にインバータ106の出力RFLGは
Lレベルとなり、RFLGをゲート入力とするP型MO
Sトランジスタ105もオン状態が設定される。またこ
の期間T1内にアドレスA0,A1,・・・Anは次に
アクセスを行うアドレス、即ち(An,・・・A1,A
0)=(1,・・・,1,0)が設定される。次にT2
の期間でRENはHレベルが入力される。図8に示すP
型MOSトランジスタ102はオフし、N型MOSトラ
ンジスタ103はオンする。またアドレスA1〜Anの
入力状態は、上記不良アドレス入力状態と同一である
為、ヒューズ素子100およびN型MOSトランジスタ
101を介しての電流経路は発生しない。一方アドレス
信号A0はLレベルの為、アドレス信号A0をインバー
タ104を介して逆相で入力されるN型MOSトランジ
スタ101はオンし、またこれに直列接続されたヒュー
ズ素子100も切断されていない為電流経路が発生す
る。ノードN1をインバータ106で反転した信号を入
力とするP型MOSトランジスタ105は、T2の初期
段階はオン状態であるが、P型MOSトランジスタ10
5よりN型MOSトランジスタ101の電流駆動能力が
高くなるよう設定されている為、最終的にノードN1は
Lレベルに、RFLGは正常アドレス検出を指示するH
レベルが時間Td経過後に出力され、P型MOSトラン
ジスタ105はオフする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の不良アドレス検出回路では正常アドレスを検出する
場合、HレベルにプリチャージされたノードN1の電荷
を、オン状態にあるP型MOSトランジスタ105に対
抗しながら、ヒューズ素子100およびオン状態のN型
MOSトランジスタ101を介してグランドへ引き抜く
動作を行う。入力されるアドレスの組み合わせによっ
て、n個のオン状態N型MOSトランジスタ101の
内、ワーストケースでは(例えば上記説明の(An,・
・・A1,A0)=(1,・・・,1,0)の場合)単
一のヒューズ素子100およびN型MOSトランジスタ
101のみで引き抜く動作を行う場合その検出時間Td
は最大となる。即ち入力されるアドレスの組み合わせに
よりアクセスタイムに差が生じる場合が発生する。ま
た、ノードN1の浮遊容量を極力低減することが高速化
のため必要であるが、ヒューズ素子とトランジスタ形成
領域を余り近接して配置できないことなどから、高速動
作を妨げる要因となっていた。
【0009】また上記不良アドレス検出回路は、ワード
線やビット線の不良救済単位毎に設けられる。1024
ビット線ペアーで構成されたDRAMの場合、ビット線
の救済用には例えば4ビット線ペアー単位で4組程度の
予備メモリセル群を備える。即ち上記不良アドレス検出
回路は4個備える事になる。この場合不良アドレスをア
クセスする確率は高々1.5%(=4×4/1024)
程度であるにもかかわらず、上記の不良アドレス検出回
路では大半の正常アドレスをアクセスする場合も毎回、
期間T1でのプリチャージと期間T2でのディスチャー
ジを繰り返す為、無駄な充放電電流が発生し低消費電力
化を阻害していた。
【0010】さらには半導体装置の製造技術は、その微
細化技術の進歩により集積度は飛躍的に向上している
が、ヒューズ素子の配置ピッチや大きさはレーザートリ
マ装置の機械的精度や性能で制約されるため従来よりあ
まり縮小化出来ず、半導体装置の縮小化を妨げる一因と
なっていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、システムクロックに同期してアドレス信号
が取り込まれるタイミングと同時にそのアドレスが冗長
救済アドレスか否かが判定できるようにする事によりア
クセスの高速化を、またヒューズブロックの充放電動作
をリセット期間のみに限定できる構成にする事による低
消費電力化を、一つのアドレスに対して一つのヒューズ
素子のみでできる構成にする事による小サイズ化を実現
したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0013】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態の半導体装置の構成を示すブロック図である。
1は半導体集積回路、2は本発明のDRAMマクロセ
ル、3はロジック回路セル、4はSRAMマクロセル、
5はPLLセル、6はパッドと入出力インターフェース
回路で構成されたI/Oセルを示している。DRAMマ
クロセル2、ロジック回路セル3、SRAMマクロセル
4、PLLセル5、IOセル6は、それぞれ互いに結線
されている。なお、結線部分については図面は省略す
る。
【0014】図2はDRAMマクロセル2の詳細ブロッ
ク図を示している。7は容量素子とN型MOSトランジ
スタで構成された1T1C型のメモリセルと、その読み
出しおよび再書き込みを行うセンスアンプをマトリック
ス状に配列されたメモリセル領域、8は前記メモリセル
領域7のワード線を選択動作をするロウデコーダ、9は
前記メモリセル領域7のビット線対を選択動作をするカ
ラムデコーダ、10は前記メモリセル領域7のセンスア
ンプで読み出されたデータを選択出力する為のメインア
ンプ、11は前記メインアンプ10で読み出されたデー
タをDRAMマクロセル2の外部へ出力または書き込み
の為のインターフェース回路、12はDRAMマクロセ
ル2への信号を制御するための入力選択回路、13はア
ドレス入力信号からそのアドレスが不良アドレスと一致
するか否かを判定しその結果をもとに冗長判定信号を出
力する冗長救済回路、14は前記アドレス入力信号と前
記冗長救済回路13の出力である冗長救済判定信号をも
とに、前記ロウデコーダ8および前記カラムデコーダ9
を選択的に駆動するプリデコーダ、15は前記DRAM
マクロセル2全体の各種動作を制御する為の信号を発生
する制御回路、16はDRAMマクロセル2を自己診断
するためのBIST回路である。また冗長救済回路13
はヒューズ素子で構成された不良アドレスプログラム回
路13aと、アドレス入力信号からそのアドレスが不良
アドレスと一致するか否かを判定する不良アドレス検出
回路13bで構成されている。
【0015】図3はDRAMマクロセル2の読み出し動
作を例に、その主要信号のタイミングチャートを示して
いる。CLKはシステムクロック信号で全ての動作はこ
のクロック信号がLレベルからHレベルに変化するタイ
ミングに同期して制御される。NRASはロウ系のアド
レス信号を制御する負論理のRAS信号を示し、NCA
Sはカラム系のアドレス信号を制御する負論理のCAS
信号を示している。これらの動作は、まずT1で示すタ
イミングに同期してロウ系のアドレス信号が取り込まれ
内部でラッチされ、ワード線の選択やセンスアンプの活
性化動作が行われる。
【0016】次にT2で示すタイミングに同期してカラ
ム系のアドレス信号が取り込まれ内部でラッチされ、カ
ラムデコーダの選択やメインアンプの活性化が行われ
る。また図3に示すT2のタイミングからtAC経過後
データ出力端子(前記インターフェース回路11内の端
子)からデータ出力が行われる。さらにT3で示すタイ
ミングに同期してプリチャージ動作が行われる。
【0017】以上のように本発明のDRAMマクロセル
2は、3クロックで1回の読み出しまたは書き込み動作
を完了することができる。またロウ系アドレスで代表的
に示したtSはロウ系アドレス信号のクロック信号に対
するセットアップ時間を示している。同様にtHはロウ
系アドレス信号のクロック信号に対するホールド時間を
示している。なお、DRAMマクロセル2は例えばクロ
ックサイクル時間=25ns、tAC=10ns、tS
=5ns、tH=5nsで動作することができる。
【0018】図4は本発明の第1の実施の形態である不
良アドレスプログラム回路13aの詳細回路図を示して
いる。41、42および48はレーザー照射により切断
が可能なヒューズ素子、43、44および46はP型M
OSトランジスタ、47はN型MOSトランジスタ、4
5はインバータ、50は2入力NAND回路を示してい
る。また前記P型MOSトランジスタ46は、前記N型
MOSトランジスタ47の電流駆動能力より小さくなる
様、そのトランジスタサイズが設定されている。
【0019】AX0S,AX1S・・・AX7Sは不良
アドレスプログラム回路13aの第1の出力である不良
アドレス設定信号、NRESETはリセット信号、NX
SPE0は第2の出力である冗長救済設定信号を示して
いる。前記ヒューズ素子41と前記ヒューズ素子42の
配置個数は、39で示す一端をノードN3に接続された
前記ヒューズ素子41とこれに直列接続された前記ヒュ
ーズ素子42を一組として、図2のメモリ領域7に発生
した不良箇所を指定するために必要なアドレス数ほど配
置される。また前記ヒューズ48の配置個数は、40で
示す前記ヒューズ48と前記P型MOSトランジスタ4
4、46と前記N型MOSトランジスタ47と前記イン
バータ45と前記2入力NAND回路50が一組配置さ
れる。
【0020】本実施の形態のDRAMマクロセルではロ
ウ系(ワード線系)不良箇所はロウ系アドレスA0,A
1・・・A7の8ビットのアドレスで指定することがで
きる。図4に示す前記不良アドレスプログラム回路13
aはロウ系の不良アドレス設定を例示しており、前記ヒ
ューズ素子41と前記ヒューズ素子42の組は8組配置
されており、AX0S,AX1S・・・AX7Sは各々
ロウ系アドレスA0,A1・・・A7に対応している。
【0021】次に不良アドレスのプログラム方法を説明
する。前記ヒューズ素子41、42、48は従来よく知
られている手法でレーザートリマー装置を用いて所定エ
ネルギーのレーザーを照射することで切断される。切断
箇所は不良アドレスAn(n=0〜7)に対して前記不
良アドレスプログラム回路13aの出力AXnS(n=
0〜7)が各々一致するよう前記ヒューズ素子41また
は前記ヒューズ素子42の一方を切断する。即ち不良ア
ドレスAn=0の場合、前記ヒューズ素子41を切断
し、不良アドレスAn=1の場合、前記ヒューズ素子4
2を切断する。また不良アドレスを設定する場合は前記
ヒューズ素子48も切断する。図4は不良アドレスとし
て(A7,A6,A5,A4,A3,A2,A1,A
0)=(1,1,1,1,1,1,1,1)がプログラ
ムされた場合を例示しており、前記ヒューズ素子42お
よび前記ヒューズ素子48に付した斜線は、レーザート
リマー装置で切断された状態を示している。この設定で
は(AX7S,AX6S,AX5S,AX4S,AX3
S,AX2S,AX1S,AX0S)=(1,1,1,
1,1,1,1,1)およびNXSPE0=0が出力さ
れる。
【0022】また、冗長救済を必要とせず従って不良ア
ドレスのプログラム設定を必要としない場合は、前記ヒ
ューズ素子41、42、48の何れも切断を行わない。
この場合は(AX7S,AX6S,AX5S,AX4
S,AX3S,AX2S,AX1S,AX0S)=
(0,0,0,0,0,0,0,0)およびNXSPE
0=1が出力される。
【0023】次に不良アドレス検出回路13bの詳細回
路を図6を用いて説明する。図6において不良アドレス
プログラム回路13aは、図4で説明した回路を示して
いる。この前記不良アドレスプログラム回路13aの出
力AXnS(n=0〜7)と、ロウ系アドレス入力An
(n=0〜7)は排他的論理和回路52に入力され、そ
の出力は3入力NOR回路53へ入力される。さらにそ
の出力は3入力NAND回路54に入力され、その出力
は最終的にはクロックのL→Hへの変化点で入力データ
をラッチできるロードホールド型フリップフロップ(以
下FFと称す)51に入力される。なおアドレス入力A
6およびA7が関係する前記3入力NOR回路53は、
アドレス入力A6およびA7が関係する2個の前記排他
的論理和回路52の出力と前記不良アドレスプログラム
回路13aの前記冗長救済設定信号NXSPE0を入力
としている。
【0024】またA0,A1・・・A7は、前記DRA
Mマクロセル2へのロウ系アドレス入力アドレス入力信
号、RFLGはLレベル時不良アドレス検出を指示し、
Hレベル時正常アドレス検出を指示する前記不良アドレ
ス検出回路13bの出力信号、CLKはシステムクロッ
ク信号、RACFはRAS系アドレス取り込み時Lレベ
ルとなるFF51の制御信号を示している。
【0025】以上のように構成された冗長救済回路13
について、その動作を図7を参照しながら説明する。
【0026】図7(a)は、冗長救済を必要とせず従っ
て不良アドレスのプログラム設定を行っていない場合の
動作を示している。まず電源投入時に発生されるパワー
オンリセット信号または、システムを初期化する為のシ
ステムリセット信号に同期してT1で示す期間、前記リ
セット信号NRESETにLレベルが与えられる。この
時図4に示す前記P型MOSトランジスタ44はオン、
前記N型MOSトランジスタ47はオフする為、前記2
入力NAND回路50の入力であるノードN2はHレベ
ルにプリチャージされる。また前記インバータ45の出
力はLレベルとなるため前記P型MOSトランジスタ4
6もオンする。一方前記2入力NAND回路50のもう
一方の入力NRESETがLの為、その出力NXSPE
0はHレベルが出力され、従って前記P型MOSトラン
ジスタ43はオフする。図4の前記不良アドレスプログ
ラム回路13aにおいて、前記ヒューズ素子41、4
2、48は何れも切断されていない。従って導通経路が
GNDから前記ヒューズ素子42を介し、前記不良アド
レス設定信号AXnS(n=0〜7)にのみできる為、
前記不良アドレス設定信号AXnS(n=0〜7)は全
てLレベルとなる。またこの場合、図4に示す何れのト
ランジスタを介しても電源からGNDへの直流電流経路
は発生しない。また、前記不良アドレス設定信号AXn
S(n=0〜7)および前記冗長救済設定信号NXSP
E0を入力とする図6に示す前記不良アドレス検出回路
13bの3入力NOR回路53の一つには、前記NXS
PE0にHレベルが入力される。前記不良アドレス設定
信号、アドレス入力信号の組み合わせに関係なく、前記
3入力NAND回路54の出力はHレベルに固定され
る。またリセット期間中はクロックCLKも停止してい
る為、前記FF51はクロックCLKの停止以前のデー
タがラッチされたままとなる。
【0027】次に図7(a)において通常の動作を示す
T2の期間においては、前記リセット信号NRESET
にHレベルが入力される。図4に示す前記P型MOSト
ランジスタ44はオフ状態になり、前記N型MOSトラ
ンジスタ47はオン状態となり、これに直列接続された
前記ヒューズ素子48は切断されていない為、前記リセ
ット信号NRESETにHレベルに変化した時点から1
〜2ns後に前記ノードN2はLレベルになる。従っ
て、前記ノードN2と前記NRESETを入力とする前
記2入力NAND回路50の出力である前記NXSPE
0はHレベルとなり、前記NXSPE0を入力とする前
記P型MOSトランジスタ43はオフ状態となる。前記
ヒューズ素子41,42は切断されていない為、導通経
路が前記GNDから前記ヒューズ素子42を介し、前記
不良アドレス設定信号にのみできる為、前記不良アドレ
ス設定信号は全てLレベルとなる。また、図6に示す前
記不良アドレス検出回路13bの前記3入力NOR回路
53の一つには、前記NXSPE0にHレベルが定常的
に入力される。この為、前記不良アドレス設定信号、ア
ドレス入力信号の組み合わせに関係なく、前記3入力N
AND回路54の出力はHレベルに固定される。従って
前記FF51に前記CLKのタイミングで、前記3入力
NAND回路54の出力Hレベルが取り込まれ、前記R
FLGは正常アドレス検出を指示するHレベルを出力す
る。
【0028】図7(b)は上記構成において、第1の実
施の形態の前記不良アドレスプログラム回路13aに不
良アドレスが設定された場合の動作を示している。なお
以下では、図4で例示した不良アドレスの設定として、
(A7、・・・A1、A0)=(1、・・・1、1)の
場合を説明している。
【0029】まず電源投入時に発生されるパワーオンリ
セット信号または、システムを初期化する為のシステム
リセット信号に同期してT1で示す期間、前記リセット
信号NRESETにLレベルが与えられる。この時図4
に示す前記P型MOSトランジスタ44はオン、前記N
型MOSトランジスタ47はオフする為、前記2入力N
AND回路50の入力である前記ノードN2はHレベル
にプリチャージされる。また前記インバータ45の出力
はLレベルとなるため前記P型MOSトランジスタ46
もオンする。
【0030】一方、前記2入力NAND回路50のもう
一方の入力である前記NRESETがLの為、その出力
である前記NXSPE0はHレベルが出力され、従って
前記P型MOSトランジスタ43はオフする為、前記ヒ
ューズ素子41または前記ヒューズ素子42を介した直
流電流経路は生じない。
【0031】また、前記不良アドレス設定信号AXnS
(n=0〜7)および前記冗長救済設定信号NXSPE
0を入力とする、図6に示す前記不良アドレス検出回路
13bの前記3入力NOR回路53の一つには、前記N
XSPE0にHレベルが入力される。前記不良アドレス
設定信号、アドレス入力信号の組み合わせに関係なく、
前記3入力NAND回路54の出力はHレベルに固定さ
れる。またリセット期間中はクロックCLKも停止して
いる為、前記FF51はクロックCLKの停止以前のデ
ータがラッチされたままとなる。
【0032】次に図7(b)において、通常の動作を示
すT2の期間の動作について説明する。このT2の期間
の内、T2aの期間は不良アドレス(A7、・・・A
1、A0)=(1、・・・1、1)が入力された読み出
し動作を、T2bの期間は前記不良アドレスと最下位ア
ドレスA0のみが異なるアドレス入力(A7、・・・A
1、A0)=(1、・・・1、0)の正常アドレスが入
力された読み出し動作を例示している。まずT2の期間
では前記リセット信号NRESETにHレベルが入力さ
れる。図4に示す前記P型MOSトランジスタ44はオ
フ状態になり、前記N型MOSトランジスタ47はオン
状態となり、これに直列接続された前記ヒューズ素子4
8は切断されている為、前記ノードN2はHレベルを保
持している。前記ノードN2を前記インバータ45で反
転した信号を入力とする前記P型MOSトランジスタ4
6はオン状態を保ち、従って前記ノードN2はHレベル
にチャージしたまま保持される。従って、前記ノードN
2と前記NRESETを入力とする前記2入力NAND
回路50の出力である前記NXSPE0は定常的にLレ
ベルが設定され、前記NXSPE0を入力とする前記P
型MOSトランジスタ43はオン状態となる。前記ヒュ
ーズ素子41は切断されず、前記ヒューズ素子42は全
て切断されている為、導通経路が前記電源から前記P型
MOSトランジスタ43を介し、前記不良アドレス設定
信号にできる為、前記不良アドレス設定信号AXnS
(n=0〜7)は全て、前記リセット信号NRESET
にHレベルに変化した時点から5〜10ns後、Hレベ
ルになり以降はT2bの期間も含め定常的にHレベル設
定が保持される。
【0033】T2aで示すサイクルでは前記不良アドレ
ス設定信号(AX7S、・・・AX1S,AX0S)=
(1、・・・1、1)であるため、前記アドレス入力
(A7、・・・A1、A0)と各アドレスは全て一致す
る為、前記不良アドレス設定信号と前記アドレス入力を
入力とする前記排他的論理和回路52の出力は全てLレ
ベルとなる。従って、前記排他的論理和回路52の出力
を入力とする前記3入力NOR回路53の出力は全てH
レベルとなり、前記3入力NOR回路53の出力を入力
とする前記3入力NAND回路54の出力はLレベルと
なる。アドレス入力AnはクロックCLKに対してセッ
トアップ時間として例えば5nsを確保する仕様になっ
ている。一方図6に示す前記排他的論理和回路52、前
記3入力NOR回路53、前記3入力NAND回路54
を経由する遅延時間は約2nsである。従って前記FF
51への前記3入力NAND回路54からの入力信号
は、前記クロックCLKがL→Hへ変化するタイミング
では、十分余裕を持ってラッチすることができる。従っ
てクロックの変化点と同時に前記RFLGは冗長救済ア
ドレス検出を指示するLレベルを出力することができ
る。
【0034】次にT2bで示すサイクルでは正常アドレ
スとして前記不良アドレスと最下位アドレスA0のみが
異なり、従って前記不良アドレス設定信号と前記アドレ
ス入力がAX0SとA0で一致しない為、前記不良アド
レス設定信号と前記アドレス入力を入力とする前記排他
的論理和回路52の出力は1つがHレベルとなる。従っ
て、前記排他的論理和回路52の出力を入力とする前記
3入力NOR53回路の出力は1つがLレベルとなり、
前記3入力NOR回路53の出力を入力とする前記3入
力NAND回路54の出力はHレベルとなる。従って冗
長救済アドレス検出する場合の説明と同じ理由で前記F
F51に前記クロックCLKがL→Hへ変化するタイミ
ングで、前記3入力NAND回路54の出力Hレベルが
ラッチすることができる。従ってクロックの変化点と同
時に前記RFLGは正常アドレス検出を指示するHレベ
ルを出力することができる。
【0035】(実施の形態2)図5は本発明の不良アド
レスプログラム回路13aの第2の実施の形態を示して
いる。
【0036】図5の61および62はレーザー照射によ
り切断が可能なヒューズ素子、63および65および6
6および68はP型MOSトランジスタ、64および6
7はインバータ、69はNAND、70はN型MOSト
ランジスタを示している。また前記P型MOSトランジ
スタ65および前記P型MOSトランジスタ68は、前
記N型MOSトランジスタ70の電流駆動能力より小さ
くなる様、そのトランジスタサイズが設定されている。
【0037】AX0S,AX1S・・・AX7Sは不良
アドレスプログラム回路13aの第1の出力である不良
アドレス設定信号、NRESETはリセット信号、NX
SPE0は第2の出力である冗長救済設定信号を示して
いる。
【0038】前記ヒューズ素子61の配置個数は、59
で示す前記P型MOSトランジスタ63、65と前記イ
ンバータ64および前記ヒューズ61で構成される基本
単位を一組として、図2のメモリ領域7に発生した不良
箇所を指定するために必要なアドレス数ほど配置され
る。また前記ヒューズ62の配置個数は、60で示す前
記ヒューズ62と前記P型MOSトランジスタ66、6
8と前記インバータ67と前記2入力NAND回路69
が1組配置される。
【0039】本実施の形態のDRAMマクロセルではロ
ウ系(ワード線系)不良箇所はロウ系アドレスA0,A
1・・・A7の8ビットのアドレスで指定することがで
きる。図5に示す不良アドレスプログラム回路13aは
ロウ系の不良アドレス設定を例示しており、上記基本単
位が8組配置されており、AX0S,AX1S・・・A
X7Sは各々ロウ系アドレスA0,A1・・・A7に対
応している。
【0040】次に不良アドレスのプログラム方法を説明
する。前記ヒューズ素子61、62はレーザートリマー
装置で所定エネルギーのレーザーを照射することで切断
される。切断箇所は不良アドレスAn(n=0〜7)
が”1”となるビットのみ前記ヒューズ素子61を切断
する。また不良アドレスを設定する場合は前記ヒューズ
素子62も切断する。図5は不良アドレスとして(A
7,A6,A5,A4,A3,A2,A1,A0)=
(1,0,1,0,1,0,1,0)がプログラムされ
た場合を例示しており、前記ヒューズ素子61および前
記ヒューズ素子62に付した斜線は、レーザートリマー
装置で切断された状態を示している。この設定では(A
X7S,AX6S,AX5S,AX4S,AX3S,A
X2S,AX1S,AX0S)=(1,0,1,0,
1,0,1,0)およびNXSPE0=0が出力され
る。
【0041】また、冗長救済を必要とせず従って不良ア
ドレスのプログラム設定を必要としない場合は、前記ヒ
ューズ素子61、62の何れも切断を行わない。この場
合は(AX7S,AX6S,AX5S,AX4S,AX
3S,AX2S,AX1S,AX0S)=(0,0,
0,0,0,0,0,0)およびNXSPE0=1が出
力される。
【0042】上記構成においてその動作は、第1の実施
の形態で示した図4の不良アドレスプログラム回路にお
ける第2の出力NXSPE0を発生する回路部と同一で
あり、リセット期間におけるプリチャージと、リセット
期間終了後ヒューズが切断されている場合は定常的に”
1”出力を行い、ヒューズが切断されていない場合は定
常的に”0”出力を行う。
【0043】なお、本実施の形態ではロウ系の1箇所の
不良救済を例に示したが、複数箇所救済する場合や、カ
ラム系の不良箇所を救済する場合、本冗長救済回路13
を該当個数配置すればよい。
【0044】また図4に示す不良アドレスプログラム回
路において前記ノードN2の信号を、前記リセット信号
NRESETが解除(L→Hへの変化)後所定時間経過
後一旦ラッチしてもよい。
【0045】同様に、図5に示す不良アドレスプログラ
ム回路において前記ノードN5の信号を、前記リセット
信号NRESETが解除(L→Hへの変化)後所定時間
経過後一旦ラッチしてもよい。
【0046】また図6に示す不良アドレス検出回路にお
いて、前記FF51は前記3入力NAND回路54の直
後に接続したが、クロックCLKに対するアドレス入力
のセットアップ時間の余裕度に応じて前記FF51の接
続箇所は決定してよい。
【0047】また図6に示す前記不良アドレス検出回路
において、システムクロックCLKを遅延回路で遅延さ
せた信号を前記FF51に入力させてもよい。
【0048】またDRAMマクロセルへの実施の形態で
示した図4または図5に示す本発明の不良アドレスプロ
グラム回路は、SRAMマクロセルや汎用DRAM、汎
用SRAMなどレーザートリマー装置を用いた冗長救済
を行う半導体装置には同様に適用できることはいうまで
もない。
【0049】また図4または図5に示したレーザーによ
る切断可能なヒューズの代わりに、電気的に導通状態を
制御出来るアンチヒューズ素子やフローティングゲート
構造素子を用いても同様の回路構成が実現できる。
【0050】また図4または図5に示す不良アドレスプ
ログラム回路においてヒューズ素子41、42、48、
61、62のレイアウト配置場所と他のトランジスタや
インバータ等のゲートのレイアウト配置場所は必ずしも
近接した場所に配置する必要はない。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、システム
クロックに同期してアドレス信号が取り込まれるタイミ
ングと同時にそのアドレスが冗長救済アドレスか否かが
判定でき高速アクセスが容易に実現でき、またヒューズ
ブロックの充放電動作をリセット期間のみに限定できる
ため低消費電力化ができるという有利な効果が得られ
る。また図5に示す第2の実施の形態によれば一つのア
ドレスに対して一つのヒューズ素子のみで構成され半導
体装置の小サイズ化が実現できるとともに、ヒューズ切
断はアドレスデータ”1”または”0”の何れか一方の
みでよくヒューズ切断時間を短縮できるという有利な効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1の半導体装置の構成を示す図
【図2】本実施の形態1の半導体装置のDRAMの構成
を示す図
【図3】本実施の形態1の半導体装置のタイミングチャ
ート
【図4】本実施の形態1の半導体装置の不良アドレスプ
ログラム回路の構成を示す図
【図5】本実施の形態2の半導体装置の不良アドレスプ
ログラム回路の構成を示す図
【図6】本実施の形態1の半導体装置の不良アドレス検
出回路の構成を示す図
【図7】本実施の形態1の半導体装置の冗長救済回路の
タイミングチャート
【図8】従来の不良アドレス検出回路を示す図
【図9】従来の不良アドレス検出回路のタイミングチャ
ート
【符号の説明】
1 半導体集積回路 2 DRAMマクロセル 3 ロジック回路セル 4 SRAMマクロセル 5 PLLセル 6 IOセル 7 メモリセル領域 8 ロウデコーダ 9 カラムデコーダ 10 メインアンプ 11 インターフェース回路 12 入力選択回路 13 冗長救済回路 13a 不良アドレスプログラム回路 13b 不良アドレス検出回路 14 プリデコーダ 15 制御回路 16 BIST回路、 41,42,48,61,62,100 ヒューズ素子 43,44,46,63,65,66,68,102,
105 P型MOSトランジスタ 47,70,101,103 N型MOSトランジスタ 45,64,67,104,106 インバータ 50,69 2入力NAND回路 51 ロードホールド型フリップフロップ 52 排他的論理和回路 53 3入力NOR回路 54 3入力NAND回路 CLK システムクロック信号 NRAS 負論理のRAS信号 NCAS 負論理のCAS信号 An アドレス入力信号 REN 不良アドレス検出回路の活性化信号 RFLG 不良アドレス検出回路の出力信号 AXnS 不良アドレス設定信号 NRESET リセット信号 NXSPE0 冗長救済設定信号

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリセルと、前記メモリセルを所望の数
    ほどマトリックス状に配列した第1のメモリアレーと、
    前記メモリセルを前記マトリックス状配列に接してX方
    向またはY方向に所定の数ほど配列した第2のメモリア
    レーと、前記第1または第2のメモリアレーのX方向を
    選択指示するXデコーダと、前記第1または第2のメモ
    リアレーのY方向を選択指示するYデコーダと、前記X
    デコーダまたは前記Yデコーダで選択指示されたメモリ
    セルから読み出したデータを”1”または”0”に増幅
    するセンスアンプ回路と、前記X方向を指定するXアド
    レス入力と、前記Y方向を指定するYアドレス入力と、
    所定のXアドレスまたはYアドレスを記憶するアドレス
    プログラム回路を少なくとも1つ以上備え、前記Xアド
    レス入力または前記Yアドレス入力が前記アドレスプロ
    グラム回路に記憶されたアドレスと一致した場合前記第
    2のメモリアレーの所定箇所の選択を前記Xデコーダま
    たは前記Yデコーダに指示し、前記Xアドレス入力また
    は前記Yアドレス入力が前記アドレスプログラム回路に
    記憶されたアドレスと一致しない場合前記第1のメモリ
    アレーの所定箇所の選択を前記Xデコーダまたは前記Y
    デコーダに指示するアドレス検出回路を含む構成の半導
    体装置において、 第1の所定電位を供給する電極に接続された第1のヒュ
    ーズ素子と、前記第1のヒューズ素子に直列接続され他
    端を第2の所定電位を供給する電極に接続された第2の
    ヒューズ素子を基本プログラム単位とし、前記アドレス
    プログラム回路は、前記基本プログラム単位が複数個並
    列接続配置で構成された半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体装置において、第1
    の所定電位を供給する電極が電源電極に接続されている
    構成、または第2の所定電位を供給する電極は接地電極
    に接続されている構成であることを特徴とする半導体装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の半導体装置において、第1
    の所定電位を供給する電極は第1のP型トランジスタの
    ドレインに接続され、前記第1のP型トランジスタのソ
    ースは電源電極に接続され、前記第1のP型トランジス
    タのゲート電位により前記第1の電極に前記電源電極の
    電位の供給または遮断を制御できる構成を特徴とする半
    導体装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の半導体装置において、第2
    の所定電位を供給する電極は第1のN型トランジスタの
    ドレインに接続され、前記第1のN型トランジスタのソ
    ースは接地電極に接続され、前記第1のN型トランジス
    タのゲート電位により前記第2の電極に前記接地電極の
    電位の供給または遮断を制御できる構成を特徴とする半
    導体装置。
  5. 【請求項5】第3のヒューズ素子と、ドレインが前記第
    3のヒューズ素子の一端に接続されソースが接地電極に
    接続された第2のN型トランジスタと、ドレインが前記
    第3のヒューズ素子のもう一つの一端に接続されソース
    が電源電極に接続された第2のP型トランジスタと、ド
    レインが前記第2のP型トランジスタのドレインに接続
    されソースが電源電極に接続された第3のP型トランジ
    スタと、入力が前記第2または前記第3のP型トランジ
    スタのドレインに接続され出力が前記第3のP型トラン
    ジスタのゲートに接続されたインバータ回路と、前記イ
    ンバータ回路の入力を第1の入力とし前記第2のN型ト
    ランジスタのゲートと第2のP型トランジスタのゲート
    と共通に接続された信号を第2の入力としたNAND回
    路で構成された半導体装置において、前記NAND回路
    の出力を請求項3に示す第1のP型トランジスタのゲー
    トに接続した構成を特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】第3のヒューズ素子と、ドレインが前記第
    3のヒューズ素子の一端に接続されソースが接地電極に
    接続された第2のN型トランジスタと、ドレインが前記
    第3のヒューズ素子のもう一つの一端に接続されソース
    が電源電極に接続された第2のP型トランジスタと、ド
    レインが前記第2のP型トランジスタのドレインに接続
    されソースが電源電極に接続された第3のP型トランジ
    スタと、入力が前記第2または前記第3のP型トランジ
    スタのドレインに接続され出力が前記第3のP型トラン
    ジスタのゲートに接続されたインバータ回路と、前記イ
    ンバータ回路の入力を第1の入力とし前記第2のN型ト
    ランジスタのゲートと第2のP型トランジスタのゲート
    と共通に接続された信号を第2の入力としたNAND回
    路で構成された半導体装置において、前記NAND回路
    の出力を反転した信号を請求項4記載の半導体装置を構
    成する第1のN型トランジスタのゲートに接続した構成
    を特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の半導体装置において、第1
    のヒューズ素子または第2のヒューズ素子のどちらか一
    方のみを半導体装置の外部からレーザーを照射し選択的
    に切断する手段で非導通状態に設定することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項5または請求項6いずれか一方記載
    の半導体装置において、第1のヒューズ素子または第2
    のヒューズ素子のどちらか一方のみを半導体装置の外部
    からレーザーを照射し選択的に切断する手段で非導通状
    態に設定し、第3のヒューズ素子を半導体装置の外部か
    らレーザーを照射し切断する手段で非導通状態に設定す
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項5または請求項6いずれか一方記載
    の半導体装置において、第2のN型トランジスタのゲー
    トと第2のP型トランジスタのゲートと共通に接続され
    たNAND回路の第2の入力は、前記半導体装置に所定
    電源電圧が印加された後で、メモリセルからのデータの
    読み出しまたは書き込み動作を行う以前に少なくとも1
    回”L”レベルが所定期間設定されることを特徴とする
    半導体装置。
  10. 【請求項10】メモリセルと、前記メモリセルを所望の
    数ほどマトリックス状に配列した第1のメモリアレー
    と、前記メモリセルを前記マトリックス状配列に接して
    X方向またはY方向に所定の数ほど配列した第2のメモ
    リアレーと、前記第1または第2のメモリアレーのX方
    向を選択指示するXデコーダと、前記第1または第2の
    メモリアレーのY方向を選択指示するYデコーダと、前
    記Xデコーダまたは前記Yデコーダで選択指示されたメ
    モリセルから読み出したデータを”1”または”0”に
    増幅するセンスアンプ回路と、前記X方向を指定するX
    アドレス入力と、前記Y方向を指定するYアドレス入力
    と、所定のXアドレスまたはYアドレスを記憶するアド
    レスプログラム回路を少なくとも1つ以上備え、前記X
    アドレス入力または前記Yアドレス入力が前記アドレス
    プログラム回路に記憶されたアドレスと一致した場合前
    記第2のメモリアレーの所定箇所の選択を前記Xデコー
    ダまたは前記Yデコーダに指示し、前記Xアドレス入力
    または前記Yアドレス入力が前記アドレスプログラム回
    路に記憶されたアドレスと一致しない場合前記第1のメ
    モリアレーの所定箇所の選択を前記Xデコーダまたは前
    記Yデコーダに指示するアドレス検出回路を含む構成の
    半導体装置において、 前記アドレス検出に必要なアドレスの各々に対応した前
    記Xアドレス入力またはYアドレス入力を第1の入力と
    し前記アドレスプログラム回路の出力を第2の入力とす
    る排他的論理和回路群と、前記排他的論理和回路群の出
    力が全て”L”レベルとなる前記アドレス入力の場合の
    み”L”レベルまたは”H”レベルで一致検出を指示
    し、不一致の場合逆相の出力で不一致検出を指示するよ
    う構成された前記排他的論理和回路群の出力を入力とす
    る論理回路で構成され、前記論理回路の出力を前記半導
    体装置のシステムクロックに同期して取り込むラッチ回
    路で構成されたアドレス検出回路。
  11. 【請求項11】メモリセルと、前記メモリセルを所望の
    数ほどマトリックス状に配列した第1のメモリアレー
    と、前記メモリセルを前記マトリックス状配列に接して
    X方向またはY方向に所定の数ほど配列した第2のメモ
    リアレーと、前記第1または第2のメモリアレーのX方
    向を選択指示するXデコーダと、前記第1または第2の
    メモリアレーのY方向を選択指示するYデコーダと、前
    記Xデコーダまたは前記Yデコーダで選択指示されたメ
    モリセルから読み出したデータを”1”または”0”に
    増幅するセンスアンプ回路と、前記X方向を指定するX
    アドレス入力と、前記Y方向を指定するYアドレス入力
    と、所定のXアドレスまたはYアドレスを記憶するアド
    レスプログラム回路を少なくとも1つ以上備え、前記X
    アドレス入力または前記Yアドレス入力が前記アドレス
    プログラム回路に記憶されたアドレスと一致した場合前
    記第2のメモリアレーの所定箇所の選択を前記Xデコー
    ダまたは前記Yデコーダに指示し、前記Xアドレス入力
    または前記Yアドレス入力が前記アドレスプログラム回
    路に記憶されたアドレスと一致しない場合前記第1のメ
    モリアレーの所定箇所の選択を前記Xデコーダまたは前
    記Yデコーダに指示するアドレス検出回路を含む構成の
    半導体装置において、 第1のヒューズ素子と、ドレインが前記第1のヒューズ
    素子の一端に接続されソースが電源電極に接続された第
    1のP型トランジスタと、ドレインが前記第1のP型ト
    ランジスタのドレインに接続されソースが電源電極に接
    続された第2のP型トランジスタと、入力が前記第1ま
    たは前記第2のP型トランジスタのドレインに接続され
    出力が前記第2のP型トランジスタのゲートに接続され
    たインバータ回路とを基本プログラム単位とし、前記ア
    ドレスプログラム回路は前記基本プログラム単位が複数
    個配置され、前記前記第1のP型トランジスタのドレイ
    ンと接続されていない方の前記第1のヒューズ素子の一
    端は複数個配置された前記基本プログラム単位を通じて
    共通接続され、ドレインが前記共通接続点と接続されソ
    ースが接地電極に接続された第1のN型トランジスタと
    で構成され、前記第1のP型トランジスタのゲートと前
    記第1のN型トランジスタのゲートが共通の信号で制御
    される構成の半導体装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の半導体装置において第
    1のヒューズ素子を半導体装置の外部からレーザーを照
    射し選択的に切断する手段で非導通状態に設定すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】請求項11記載の半導体装置において、
    第1のN型トランジスタのゲートと第1のP型トランジ
    スタのゲートへの入力信号は、当該半導体装置に所定電
    源電圧が印加された後で、メモリセルからのデータの読
    み出しまたは書き込み動作を行う以前に少なくとも1
    回”L”レベルが所定期間設定されることを特徴とす
    る。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000048594A (ja) * 1998-05-29 2000-02-18 Hyundai Electronics Ind Co Ltd フリ―デコ―ダ
JP2001168198A (ja) * 1999-12-09 2001-06-22 Sony Corp メモリ混載半導体集積回路およびその設計方法
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KR100470168B1 (ko) * 2002-05-27 2005-02-07 주식회사 하이닉스반도체 안티퓨즈 회로

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