JPH11224032A - 複写機管理システム - Google Patents

複写機管理システム

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Publication number
JPH11224032A
JPH11224032A JP10026221A JP2622198A JPH11224032A JP H11224032 A JPH11224032 A JP H11224032A JP 10026221 A JP10026221 A JP 10026221A JP 2622198 A JP2622198 A JP 2622198A JP H11224032 A JPH11224032 A JP H11224032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photographing
copying machine
data
management system
copier
Prior art date
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Pending
Application number
JP10026221A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Nakada
洋信 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP10026221A priority Critical patent/JPH11224032A/ja
Publication of JPH11224032A publication Critical patent/JPH11224032A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複写機管理システムの管理者等の指示に基く任
意のタイミングにて撮影を行うことのできる複写機管理
システムを提供する。 【解決手段】複写機1と撮影装置2を有し、複写機の使
用者を撮影装置を用いて撮影する複写機管理システムに
おいて、撮影装置2による撮影のタイミングをマニュア
ル操作により指示するための指示手段6、7を備えてい
る。マニュアル操作は遠隔操作により行われるのが望ま
しい。また、第1の記憶手段52と第2の記憶手段53
を有し、所定の期間の間は撮影装置2により常時撮影を
行いその撮影データを第1の記憶手段に記憶し、第2の
記憶手段への撮影データの記憶タイミングを、指示手段
7、8によりマニュアル操作にて指示する構成でも良
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば紙幣、有
価証券等の複写禁止原稿を違法コピーしてこれを悪用し
たような場合に、複写機の使用者の追跡、特定を可能と
するために、複写機の使用者を撮影装置を用いて撮影す
る複写機管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の複写機管理システムとして、特
開平7−44777号に記載されているように、複写し
ようとする原稿が特定の条件を満たすか否か、例えば紙
幣、有価証券等の複写禁止原稿であるか否かを複写機側
で判断するとともに、複写禁止原稿であると判断した場
合には、監視カメラを作動させてその複写機の使用者を
撮影するようにしたシステムが提供されている。
【0003】また、一般の防犯カメラシステムと同様
に、複写機が使用されているか否かにかかわらず監視カ
メラを常時作動させておくことも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
複写機管理システムでは、特定の条件を満たす原稿であ
ることを複写機が判断した場合にしか撮影を行わないた
め、複写機管理システムの管理者が、複写機を使用して
いる者に対して不信を抱いた場合であっても、その撮影
データが得られない場合があり、従って当該使用者を特
定するための情報量としては、不十分な場合があるとい
う欠点があった。
【0005】一方、後者の常時作動システムでは、違法
コピー等の疑いのある不審者のみならず全ての使用者が
撮影されるため、無駄な情報が多いうえ、撮影データが
大量になり、使用者の特定作業やビデオの管理が厄介で
あるという欠点があった。
【0006】この発明は、このような欠点を解消するた
めになされたものであって、複写機管理システムの管理
者等の指示に基く任意のタイミングにて撮影を行うこと
のできる複写機管理システムの提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、複写機と撮
影装置を有し、複写機の使用者を撮影装置を用いて撮影
する複写機管理システムにおいて、前記撮影装置による
撮影のタイミングをマニュアル操作により指示するため
の指示手段を備えていることを特徴とする複写機管理シ
ステムによって解決される。
【0008】このシステムによれば、当該システムの管
理者等が、複写機の使用者に対して不審を抱いた場合等
に、指示手段によりマニュアル操作にて撮影開始を指示
し撮影データを得ることができる。
【0009】また、マニュアル操作は遠隔操作により行
われるのが、使用者に気付かれることなく容易に撮影を
行い得る点で望ましい。遠隔操作は、複写機管理システ
ムの設置場所の近傍において有線あるいは無線により行
っても良いし、遠隔地にある管理センターから電話回線
等を介して行っても良い。
【0010】また、前記課題は、複写機と撮影装置と第
1の記憶手段と第2の記憶手段を有し、複写機の使用者
を撮影装置を用いて撮影する複写機管理システムにおい
て、所定の期間の間は常時撮影を行いその撮影データを
前記第1の記憶手段に記憶し、所定のタイミングにて撮
影データを前記第2の記憶手段に記憶するものとし、前
記第2の記憶手段への撮影データの記憶タイミングを、
マニュアル操作により指示するための指示手段を備えて
いることを特徴とする複写機管理システムによっても解
決される。
【0011】このシステムによれば、第1の記憶手段に
記憶された常時撮影による撮影データのうち、当該シス
テムの管理者等が複写機の使用者に対して不審を抱いた
ときの撮影データが、マニュアル操作による指示に基い
て、第2の記憶手段に記憶される。従って、第2の記憶
手段には不審者に関する有効な撮影データが効率的に蓄
積されていく。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
係る複写機管理システムの全体構成を示すブロック図で
ある。
【0013】この複写機管理システムは、複写機1と、
撮影装置2と、コインベンダー3と、人体検知センサー
4と、モニター装置5と、撮影開始スイッチ6と、サー
ビスセンター7を備える。
【0014】前記複写機1は機構部11、制御部12、
原稿検知センサー13、原稿カバー開閉検知センサー1
4、プリントキー15、時計IC16を含む。
【0015】前記機構部11は、原稿の画像をスキャナ
ーによって露光走査し、その反射光をイメージセンサに
て光電変換したのち、得られた信号を画像処理して出力
するイメージリーダー部11aと、イメージリーダー部
11aから送られてきた画像信号に基いてプリントを行
うプリンタ部11bを含む。プリンタ部11bは図示し
ない作像部、現像ユニット、給紙部等を含む。
【0016】前記制御部12は、複写機全体さらには本
システム全体を制御するCPU12aと、ROM12b
と、インターフェース部12cを含む。ROM12bに
は、紙幣等の複写禁止原稿の特徴的ないくつかの部分の
画像パターンが記憶されているとともに、さらにその複
写機のシリアル番号が記憶されている。
【0017】前記原稿検知センサー13は、図示しない
原稿台(原稿ガラス)または自動原稿送り装置(AD
F)にセットされた原稿を検知するものであり、前記原
稿カバー開閉検知センサー14は、原稿カバーの開閉を
検知するものであり、前記プリントキー15は、複写開
始に際して押し操作されるものであり、いずれもインタ
ーフェース部12cを介してCPU12aに信号を送
る。これらの原稿検知センサー13、原稿カバー開閉検
知センサー14、プリントキー15は、公知の構成を採
用すればよい。
【0018】前記時計IC16はカレンダー機能を備
え、これによりCPU12aを介して撮影日時を特定で
きるようになっている。
【0019】前記撮影装置2は、静止画を撮影するデジ
タルカメラ21とこれを制御するデジタルカメラ制御部
22とを備え、デジタルカメラ制御部22からの指令に
基いてデジタルカメラ21は撮影を開始する。
【0020】前記コインベンダー3は、使用者が使用料
金を投入するコインベンダー本体31と、これを制御す
るコインベンダー制御部32とを含み、コインベンダー
本体31に料金が投入されるとコインベンダー制御部3
2はインターフェース部12cを介してCPU12aに
信号を送る。このコインベンダー本体31に所定の料金
が投入されたことで複写機1は複写可能状態となる。
【0021】前記人体検知センサー4は、複写機1また
はその近傍に設けられており、複写機1の使用者が該セ
ンサの検出範囲内に進入したときに、これを検知して信
号を出力する。人体検知センサ4としては、例えば、使
用者が複写機1の前に立った時にこれを検出するよう
に、複写機1に取り付けた反射形の光センサ、超音波セ
ンサや、複写機1の前の床面に配置し、使用者が踏むこ
とで信号を出力する床置き型の圧力センサを例示でき
る。
【0022】前記モニター装置5は、複写機1の管理者
がデジタルカメラ21で撮影した画像をモニターするモ
ニターテレビ51と、デジタルカメラ制御部22から送
られてくる撮影データを記憶する第1の記憶手段として
のメモリ52及び第2の記憶手段としてのハードデイス
ク53と、前記モニターテレビ51、メモリ52、ハー
ドデイスク53を制御するモニター制御部54とを含
む。
【0023】前記撮影開始スイッチ6は、常時あるいは
定期的に駐在する当該管理システムの管理者が、複写機
1の使用者に対して不信を抱いた場合等に、デジタルカ
メラ21による撮影タイミングをマニュアル遠隔操作に
より指示するための指示手段として機能するものであ
り、例えばモニター装置5の近傍部位に設けられてい
る。この撮影開始スイッチ6がオン操作されることによ
り、この信号がモニター制御部54へ送られ、さらにモ
ニター制御部54から撮影開始信号がCPU12aに送
信され、CPU12aはこの信号に基いてデジタルカメ
ラ21を作動させ撮影を行うようになっている。
【0024】サービスセンター7は、電話回線等の通信
手段を介して複写機1、撮影装置2、モニター装置5を
制御する集中制御室であり、上記の撮影開始スイッチ6
と同様に、デジタルカメラ21による撮影タイミングを
マニュアル遠隔操作により指示するための指示手段とし
て機能するものである。このサービスセンター7から送
られた撮影開始信号はCPU12aに入力され、CPU
12aはこの信号に基いてデジタルカメラ21を作動さ
せ撮影を行うようになっている。このようにサービスセ
ンター7からの指令に基いて任意のタイミングで撮影を
行うことができるから、常駐管理者がいない場合であっ
ても撮影タイミングを容易に設定できる。
【0025】次に、図1に示した複写機管理システムの
動作を、図2〜図5を参照して説明する。
【0026】図2は撮影開始スイッチ6あるいはサービ
スセンター7からのマニュアル操作による指示に基いて
撮影を行う場合の動作を説明するためのフローチャート
である。
【0027】まず、ステップ201(以下ステップをS
と略す)で、複写機1のCPU12aは、モニター制御
部54からの撮影開始信号を受信したか否かを判断す
る。撮影開始スイッチ6が操作されている場合にはモニ
ター制御部54からCPU12aに撮影開始信号が送信
されるから、CPU12aはモニター制御部54からの
撮影開始信号を受信しており(S201にて、YE
S)、次いでS203で撮影処理を実行する。撮影処理
については後述する。
【0028】一方、CPU12aがモニター制御部54
からの撮影開始信号を受信していなければ(S201に
て、NO)、S202でサービスセンター7からの撮影
開始信号を受信したか否かが判断される。
【0029】受信していれば(S202にて、YE
S)、やはりS203で撮影処理を実行する。受信して
いなければ(S202にて、NO)、マニュアル操作に
よる撮影指示はなかったものとして本ルーチンを終了す
る。
【0030】図3は図2に示したフローチャートにおけ
るS203の撮影処理の内容を示すフローチャートであ
る。
【0031】まず、S301で、デジタルカメラ21を
作動させて撮影を開始したのち、S302で、デジタル
カメラ制御部22はデジタルカメラ21による撮影デー
タをモニター制御部54に出力する。一方、S303
で、CPU12aは、時計IC16による日付、時刻の
情報をモニター制御部54に出力し、モニター制御部5
4は送られてきたこれらの撮影データ及び情報をメモリ
52に記憶する。
【0032】次に、S304で、CPU12aはROM
12bに予め記憶されているその複写機1のシリアル番
号を出力し、モニター制御部54は出力されたこのシリ
アル番号を前記撮影データ及び日付等の情報とともにメ
モリ52に記憶する。これにより、管理者が不審を抱い
た複写機使用者の撮影データとともに、複写機のシリア
ル番号が情報として付加され、違法コピーが行われた場
合の追跡調査等に際して有力な情報源となる。
【0033】次に、S305で、モニター制御部54は
ハードディスク53の容量チェックを行い、ニアフルか
否かを判断する。その結果、ニアフル(この実施形態で
はディスク使用率が80%以上)であると判断された場
合には(S305にて、YES)、S306でモニター
テレビ51に警告を表示する。なお、警告は視覚的表示
によらず音による聴覚的表示によっても良い。そして、
警告表示後、S307で、ハードディスク53の容量が
フル(ディスク使用率が100%またはこれに近い値)
か否かを判断する。一方、ハードディスク53の容量が
ニアフルでないときも(S305にて、NO)、ハード
ディスク53の容量がフルか否かを判断する。
【0034】ハードディスク53の容量がフルのときは
(S307にて、YES)、S308で最も古いデータ
を消去して、格納エリアを確保したのち、S309で前
記撮影データ及び日付等の情報、さらに付加情報として
のシリアル番号をハードディスク53に記憶したのち、
本ルーチンはリターンする。
【0035】また、ハードディスク53の容量がフルで
ないときは(S307にて、NO)、そのままS309
に進んで撮影データ及び日付等の情報をハードディスク
53に記憶したのち、本ルーチンはリターンする。
【0036】このように、本実施形態では、ハードディ
スク53の容量をチェックしながら撮影データを格納す
るから、ハードディスク53の容量不足により撮影デー
タを格納できなくなる不都合をなくすことができる。
【0037】図4は図3の撮影処理におけるS301の
撮影開始処理のサブルーチンを示すものである。
【0038】まずS401で、CPU12aはシャッタ
ーON信号をデジタルカメラ制御部22に送信する。デ
ジタルカメラ制御部22は、続いて、S402でデジタ
ルカメラ21のシャッターをONして、静止画像を取り
込む。
【0039】以上のようにして、撮影開始スイッチ6あ
るいはサービスセンター7からのマニュアル操作による
指示に基いて撮影が行われるが、この実施形態では、マ
ニュアル操作による撮影指示がない場合においても、複
写機1の使用者を撮影するために、自動的に所定のタイ
ミングで撮影を行うように構成されている。なお、この
発明においては、自動撮影の実施は要件ではなく、マニ
ュアル操作による撮影のみを実施する構成としても良
い。
【0040】図5は、自動撮影を行う場合の動作を示す
フローチャートである。
【0041】まず、S501で、複写機1のCPU12
aは原稿ガラス上または自動原稿送り装置に原稿がセッ
トされたか否かを、原稿検知センサー13からの信号に
基いて判断する。原稿がセットされていれば(S501
にて、YES)、S505で使用者を撮影するための撮
影処理を行う。原稿がセットされていなければ(S50
1にて、NO)、S502で原稿カバーが閉じられたか
否かを、原稿カバー開閉検知センサー14からの信号に
基いて判断する。
【0042】原稿カバーが閉じられていれば(S502
にて、YES)、S505で撮影処理を行う。閉じられ
ていなければ(S502にて、NO)、S503でコイ
ンベンダー本体31に料金が投入されたか否かを判断す
る。投入されていれば(S503にて、YES)、S5
05で撮影処理を行う。投入されていなければ(S50
3にて、NO)、S504で人体検知センサー4からの
信号に基づいて使用者を検出したか否かが判断される。
検出した場合には(S504にて、YES)、S505
で撮影処理を行う。検出していなければ(S504に
て、NO)、S501に戻る。
【0043】S505の撮影処理後、S506でプリン
トキー15が押されたか否かを判断する。押されたとき
には(S506にて、YES)、S507でさらに撮影
処理を行う。押されていない場合には(S506にて、
NO)、押されるまで待つ。
【0044】こうして、この実施形態では、使用者が人
体検知センサー4による検出域内に進入したとき、コイ
ンベンダー本体31に料金を投入したとき、原稿台また
は自動原稿送り装置に原稿をセットしたとき、セット後
原稿カバーを閉じたときのいずれかのタイミング、及び
プリントキー15が押されたときのタイミングで撮影処
理が行われる。つまり、これらの動作は、使用者が複写
機1の使用に際して必ず行わなければならないものであ
り、このような必然的になされる行為に基いて、複写機
1が起動する前に確実に撮影を行うことができる。
【0045】S507の撮影処理後、S508で複写機
1は原稿の読み込み及びプリントを行う。そして、S5
09で、CPU12aは読み込んだ画像データとROM
12bに予め記憶されている紙幣等の複写禁止原稿の特
徴的部分の画像パターンとを照合し、違法コピーである
か否かを判断する。違法コピーと認識したときは(S5
09にて、YES)、S510でさらに撮影処理を行
う。
【0046】S510の撮影処理後、本ルーチンは終了
する。また、S509で違法コピーでないと判断された
場合にも(S509にて、NO)、本ルーチンは終了す
る。
【0047】なお、S505、S507、S510の各
撮影処理は図3のサブルーチンに示した撮影処理と同じ
であっても良いし、図3の処理からS304のシリアル
番号の出力ステップを省略した処理内容であっても良
い。
【0048】図6はこの発明の第2実施形態に係る複写
機管理システムの全体構成を示すブロック図である。
【0049】この実施形態では、撮影装置2がビデオカ
メラ23とビデオカメラ制御部24を有するものに構成
されており、ビデオカメラ23は所定の期間(この実施
形態では複写機の電源が入っている期間)常時撮影を行
い、その撮影データがメモリ52に連続的に記憶される
ものとなされている。かつ、撮影開始スイッチ6に代え
て、出力開始スイッチ8が設けられている。この出力開
始スイッチ8は、マニュアル遠隔操作によって、ビデオ
カメラ23により撮影されメモリ52に記憶された撮影
データを、ハードディスク53に出力するタイミングを
指示するための指示手段として機能するものであり、モ
ニター装置5の近傍部位に設けられている。この出力開
始スイッチ8がオン操作されることにより、この信号が
モニター制御部54へ送られ、さらにモニター制御部5
4から出力開始信号がCPU12aに送信され、CPU
12aはこの信号に基いて撮影データをメモリ52から
出力し、ハードディスク53に記憶する。
【0050】また、サービスセンター7は、撮影開始信
号に代えて出力開始信号をCPU12aに送信し、CP
U12aはこの信号に基いて撮影データをメモリ52か
ら出力しハードディスク53に記憶する。
【0051】なお、複写機1、コインベンダー3、人体
検知センサー4、モニター装置5の構成は図1に示した
システムのものと同一であり、同一の符号を付してその
説明を省略する。
【0052】図6に示した複写機管理システムにおい
て、マニュアル操作により撮影データのハードディスク
53への出力を行う場合の動作を、図7のフローチャー
トを参照して説明する。
【0053】まず、S701で、CPU12aは複写機
1の電源が投入されているか否かを判断する。投入され
ていれば(S701にて、YES)、S702でビデオ
カメラ制御部24を介してビデオカメラ23を作動させ
たのち、S703で、得られる撮影データをモニター制
御部54に連続的に出力し、メモリ52に記憶する。複
写機1の電源が投入されていなければ(S701にて、
NO)、投入されるまで待つ。
【0054】次に、S704で、複写機1のCPU12
aは、モニター制御部54からの出力開始信号を受信し
たか否かを判断する。出力開始スイッチ8が操作されて
いる場合にはモニター制御部54からCPU12aに出
力開始信号が送信されるから、CPU12aはモニター
制御部54からの出力開始信号を受信しており(S70
4にて、YES)、次いでS706で、撮影データをメ
モリ52からハードディスク53に出力するための出力
処理を実行する。
【0055】一方、CPU12aがモニター制御部54
からの出力開始信号を受信していなければ(S704に
て、NO)、S705でサービスセンター7からの出力
開始信号を受信したか否かが判断される。
【0056】受信していれば(S705にて、YE
S)、やはりS706で出力処理を実行する。受信して
いなければ(S202にて、NO)、マニュアル撮影に
よる指示はなかったものとして本ルーチンを終了する。
【0057】図8は、図7に示したフローチャートにお
けるS706のハードディスク53への出力処理の内容
を示すフローチャートである。
【0058】まず、S801で、ビデオカメラ23が作
動しているか否かを調べる。作動していれば(S801
にて、YES)、S803でCPU12aは、時計IC
に16よる日付、時刻の情報をモニター制御部54に出
力し、モニター制御部54は送られてきたこれらの情報
を、ビデオカメラ23からの撮影データに付加してメモ
リ52に記憶する。
【0059】次に、S804で、CPU12aはROM
12bに予め記憶されているその複写機1のシリアル番
号を出力し、モニター制御部54は出力されたこのシリ
アル番号を前記撮影データ及び日付等の情報とともにメ
モリ52に記憶する。これにより、管理者が不審を抱い
た複写機使用者の撮影データとともに、複写機のシリア
ル番号が情報として付加され、違法コピーが行われた場
合の追跡調査等に際して有力な情報源となる。なお、シ
リアル番号に代えて、その複写機を特定するための他の
情報や、複写機の設置場所に関する情報、その他複写機
の使用者の特定につながる有用な情報を付加情報として
付加してもよい。
【0060】次に、S705で、モニター制御部54は
ハードディスク53の容量チェックを行い、ニアフル
(この実施形態ではディスク使用率が80%以上)か否
かを判断する。ニアフルであれば(S805にて、YE
S)、S806でモニターテレビ51に警告を表示す
る。そして、警告表示後、S807で、ハードディスク
53の容量がフル(ディスク使用率が100%またはこ
れに近い値)か否かを判断する。一方、ハードディスク
53の容量がニアフルでないときも(S805にて、N
O)、ハードディスク53の容量がフルか否かを判断す
る。
【0061】ハードディスク53の容量がフルのときは
(S807にて、YES)、S808にて最も古いデー
タを消去して、格納エリアを確保したのち、S809で
撮影データを日付等の情報やシリアル番号とともにハー
ドディスク53に記憶する。この撮影データは静止画像
のデータでも良いし、短時間の動画像であっても良い。
【0062】また、ハードディスク53の容量がフルで
ないときは(S807にて、NO)、そのままS809
に進んでデータをハードディスク53に記憶したのち、
本ルーチンはリターンする。
【0063】また、S801で、ビデオカメラが作動し
ているか否かを判断した結果、作動していないときは
(S801にて、NO)、S802でコピーを禁止した
のち、本ルーチンはリターンする。
【0064】このようにして、出力開始スイッチ6やサ
ービスセンター7からのマニュアル操作に基くタイミン
グで、ハードディスク53に必要な情報のみが格納され
るから、情報管理はハードディスク53に対してのみ行
えば良い。また、万一何らかの原因でハードディスク5
3に必要な情報が記憶されていない場合があっても、メ
モリ52に記憶されている撮影データや複写機のシリア
ル番号から、使用者の情報や使用複写機についての情報
を得ることができる。
【0065】図6に示した実施形態においても、マニュ
アル操作による撮影指示がない場合に、複写機1の使用
者を撮影するために自動的に所定のタイミングで撮影を
行うように構成されている。もとより、自動撮影の実施
はこの発明の要件ではない。
【0066】図9は、図6の複写機管理システムにおい
て自動撮影を行う場合の動作を示すフローチャートであ
る。
【0067】まず、S901で、CPU12aは複写機
1の電源が投入されているか否かを判断する。投入され
ていれば(S901にて、YES)、S902でビデオ
カメラ制御部24を介してビデオカメラ23を作動させ
たのち、S903で、得られる撮影データをモニター制
御部54に連続的に出力し、メモリ52に記憶する。複
写機1の電源が投入されていなければ(S901にて、
NO)、投入されるまで待つ。
【0068】次に、S904で、CPU12aは原稿ガ
ラス上または自動原稿送り装置に原稿がセットされたか
否かを、原稿検知センサー13からの信号に基いて判断
する。原稿がセットされていれば(S904にて、YE
S)、S908で撮影データをメモリ52からハードデ
ィスク53に出力するための出力処理を行う。原稿がセ
ットされていなければ(S904にて、NO)、S90
5で原稿カバーが閉じられたか否かを、原稿カバー開閉
検知センサー14からの信号に基いて判断する。
【0069】原稿カバーが閉じられていれば(S905
にて、YES)、S908で出力処理を行う。閉じられ
ていなければ(S905にて、NO)、S906でコイ
ンベンダー31に料金が投入されたか否かを判断する。
投入されていれば(S906にて、YES)、S908
で出力処理を行う。投入されていなければ(S906に
て、NO)、S907で人体検出センサー4からの信号
に基づいて使用者を検出したか否かが判断される。検出
した場合には(S907にて、YES)、S908で出
力処理を行う。検出していなければ(S907にて、N
O)、S904に戻る。
【0070】S908の出力処理後、S909でプリン
トキー15が押されたか否かを判断する。押されたとき
には(S909にて、YES)、S910でさらにハー
ドディスク53への出力処理を行う。押されていない場
合には(S909にて、NO)、押されるまで待つ。
【0071】S910の出力処理後、S911で複写機
1は原稿の読み込み及びプリントを行う。そして、S9
12で、読み込んだ画像データとROM12bに予め記
憶されている紙幣等の複写禁止原稿の特徴的部分の画像
パターンとを照合し、違法コピーであるか否かを判断す
る。違法コピーと認識したときは(S912にて、YE
S)、S913でさらにハードディスク53への出力処
理を行う。
【0072】S913の出力処理後、本ルーチンは終了
する。また、S912で違法コピーでないと判断された
場合にも(S912にてNO)、本ルーチンは終了す
る。
【0073】なお、S908、S910、S913の各
出力処理は図8のサブルーチンに示した出力処理と同じ
であっても良いし、図8の処理からS804のシリアル
番号の出力ステップを省略した処理内容であっても良
い。
【0074】以上に本発明の実施形態を説明したが、本
発明は上記実施形態に限定されるものではない。例え
ば、撮影開始スイッチ6あるいは出力開始スイッチ8
と、サービスセンター7のいずれかの指示に基いて撮影
を行うように構成したが、いずれの指示に対しても撮影
を行うように構成しても良い。また、撮影開始スイッチ
6あるいは出力開始スイッチ8と、サービスセンター7
のいずれか一方のみを、撮影あるいは記憶装置への出力
を指示する指示手段として採用してもよい。
【0075】さらにはまた、図1、図2の複写機管理シ
ステムにおいて、デジタルカメラ21に代えてビデオカ
メラを用い、マニュアル操作に基く所定のタイミングで
ビデオカメラを非連続的に作動させて動画データや静止
画データを記憶手段に記憶する構成としても良い。
【0076】
【発明の効果】この発明によれば、複写機と撮影装置を
有し、複写機の使用者を撮影装置を用いて撮影する複写
機管理システムにおいて、前記撮影装置による撮影のタ
イミングをマニュアル操作により指示するための指示手
段を備えているから、当該システムの管理者等が、複写
機の使用者に対して不審を抱いた場合等に、マニュアル
操作により撮影開始を指示できる。従って、違法コピー
等を行った複写機の使用者の追跡、特定に対して、極め
て的確有用で効率的な撮影データを得ることができる。
【0077】また、マニュアル操作が遠隔操作により行
われる場合には、使用者に気付かれることなく容易に撮
影を行うことができて便利である。
【0078】また、所定の期間の間は常時撮影を行いそ
の撮影データを前記第1の記憶手段に記憶し、所定のタ
イミングにて撮影データを前記第2の記憶手段に記憶す
るものとし、前記第2の記憶手段への撮影データの記憶
タイミングを、マニュアル操作により指示するための指
示手段を備えている複写機管理システムにおいては、第
1の記憶手段に記憶された常時撮影による撮影データの
うち、当該システムの管理者等が複写機の使用者に対し
て不審を抱いたときの撮影データを、マニュアル操作に
より指示し、第2の記憶手段に記憶することができる。
従って、第2の記憶手段に不審者に関する有効な撮影デ
ータを効率的に蓄積することができるとともに、第2の
記憶手段を管理すれば良いから、管理が簡単になる。ま
た、万一何らかの原因で第2の記憶手段に必要な撮影デ
ータが記憶されていない場合があっても、第1の記憶手
段に記憶されている撮影データから使用者の情報を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る複写機管理システ
ムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1の複写機管理システムにおいて、マニュア
ル操作による撮影を行う場合の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】図2のフローチャートにおける撮影処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートにおける撮影開始処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図5】図1の複写機管理システムにおいて、自動撮影
を行う場合の動作を示すフローチャートである。
【図6】この発明の他の実施形態に係る複写機管理シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図7】図6の複写機管理システムにおいて、マニュア
ル操作による撮影を行う場合の動作を示すフローチャー
トである。
【図8】図7のフローチャートにおける記憶装置への出
力処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図9】図6の複写機管理システムにおいて、自動撮影
を行う場合の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…複写機 2…撮影装置 3…コインベンダー 5…モニター装置 6…撮影開始スイッチ 7…サービスセンター 8…出力開始スイッチ 12a…CPU 13…原稿検知センサー 14…原稿カバー開閉検知センサー 15…プリントキー 16…時計IC 21…デジタルカメラ 22…デジタルカメラ制御部 23…ビデオカメラ 24…ビデオカメラ制御部 31…コインベンダー本体 32…コインベンダー制御部 51…モニターテレビ 52…メモリ 53…ハードディスク 54…モニター制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機と撮影装置を有し、複写機の使用
    者を撮影装置を用いて撮影する複写機管理システムにお
    いて、 前記撮影装置による撮影のタイミングをマニュアル操作
    により指示するための指示手段を備えていることを特徴
    とする複写機管理システム。
  2. 【請求項2】 前記マニュアル操作は遠隔操作により行
    われる請求項1に記載の複写機管理システム。
  3. 【請求項3】 複写機と撮影装置と第1の記憶手段と第
    2の記憶手段を有し、複写機の使用者を撮影装置を用い
    て撮影する複写機管理システムにおいて、 所定の期間の間は常時撮影を行いその撮影データを前記
    第1の記憶手段に記憶し、所定のタイミングにて撮影デ
    ータを前記第2の記憶手段に記憶するものとし、前記第
    2の記憶手段への撮影データの記憶タイミングを、マニ
    ュアル操作により指示するための指示手段を備えている
    ことを特徴とする複写機管理システム。
JP10026221A 1998-02-06 1998-02-06 複写機管理システム Pending JPH11224032A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067477A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Kyocera Mita Corp 画像形成装置の監視システム及び監視プログラム
JP2014182476A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Fuji Xerox Co Ltd 操作履歴情報保存装置、画像処理装置、操作履歴情報保存制御プログラム

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Effective date: 20040305