JP2014182476A - 操作履歴情報保存装置、画像処理装置、操作履歴情報保存制御プログラム - Google Patents

操作履歴情報保存装置、画像処理装置、操作履歴情報保存制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作履歴画像として撮影される画像への写り込みによる情報漏れを回避する。
【解決手段】操作者60の位置は、操作部を操作可能な位置であり、撮像装置からの距離が予測可能である。また、背景画像として撮像される壁までの位置を距離とし、予測した距離と実際の距離との間にしきい値を設定する。距離判定部では、撮影された画像領域の細分化された各画角での画像の距離情報をしきい値と比較して、人物画像(しきい値よりも近い画像)と、人物以外の背景画像(しきい値よりも遠い画像)とに分類し、マスク処理部へ送出する。マスク処理部では、しきい値よりも遠いと判定された画角(人物以外の背景画像)の領域を、所謂黒ベタ画像に置き換えた後、保存制御部によって、ハードディスクに保存する。この黒ベタ画像への置き換えが、マスク処理(隠蔽処理)である。
【選択図】図7

Description

本発明は、操作履歴情報保存装置、画像処理装置、操作履歴情報保存制御プログラムに関する。
特許文献1には、被写体と背景を合成する画像システムであり、デジカメプリントで定型背景フレームとの合成をすることが記載されている。
また、特許文献2は、入力画像を領域分けし、付加符号情報を付けて付勢な再生を回避する。文章の領域別セキュリティであり、事前に付加された符号に基づいて再生するか否かを判断することが記載されている。
特開平11−0088317号公報 特開2003−078745号公報
本発明は、操作履歴画像として撮影される画像への写り込みによる情報漏れを回避することができる操作履歴情報保存装置、画像処理装置、操作履歴情報保存制御プログラムを得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、操作者の操作に基づき処理が実行される処理機器に対峙する特定領域を撮像する撮像手段と、前記撮像手段で前記処理機器に対する操作状態を撮像するように制御する制御手段と、前記撮像手段で撮像した前記特定領域の画像の中から、人物画像を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出した前記人物画像以外の背景画像の全部又は一部を隠蔽する隠蔽手段と、隠蔽手段で隠蔽された後の前記特定領域の画像を、前記処理機器を操作する操作者の操作履歴情報として保存する保存手段と、を有している。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記処理機器における、少なくとも前記特定領域を含む監視領域内に移動体が侵入したか否かを検出する移動体検出手段をさらに有し、前記制御手段が、前記移動体検出手段で前記移動体を検出している期間中、前記撮像手段による撮像を継続する。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記抽出手段が、前記特定領域の画像に対応する距離情報を取得する距離情報取得部と、前記距離情報取得部で取得した距離と予め定めたしきい値とを比較する比較部と、前記比較部による比較の結果、前記しきい値よりも近い距離に対応する画像を前記人物画像として判定する判定部と、を備え、前記隠蔽手段が、前記判定部で判定した人物画像以外の背景画像の全部を隠蔽する。
請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載の発明において、前記距離情報取得部が、赤外線カメラによる撮影情報に基づき距離情報を取得する。
請求項5に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記抽出手段が、前記撮像手段で撮像した前記特定領域の画像を解析し隠蔽を要する要隠蔽画像か否かを認識する認識手段と、前記認識手段で認識した前記要隠蔽画像を前記人物画像以外の背景画像の一部として判定する判定部と、を備え、前記隠蔽手段が、前記判定部で判定した人物画像以外の背景画像の一部としての前記要隠蔽画像を隠蔽する。
請求項6に記載の発明は、前記請求項5に記載の発明において、前記認識手段が、文字画像か否かを認識する文字認識手段を備え、前記文字認識手段によって認識した前記文字画像を、前記要隠蔽画像と認識する。
請求項7に記載の発明は、前記請求項1〜請求項6の何れか1項記載の発明において、前記保存手段が不揮発性メモリであり、前記特定領域の画像が前記隠蔽手段によって前記人物画像以外の背景画像の全部又は一部が隠蔽されるまで、前記保存手段の保存処理の実行を禁止する禁止手段をさらに有する。
請求項8に記載の発明は、前記請求項1〜請求項7の何れか1項記載の発明において、前記人物画像の中から顔画像を認識する顔認識手段をさらに有し、前記隠蔽手段が、前記人物画像以外の背景画像に加え、前記顔認識手段で認識した前記顔画像を隠蔽する。
請求項9に記載の発明は、前記請求項1〜請求項8の何れか1項記載の発明において、前記隠蔽手段により隠蔽された画像の元画像は暗号化されて保存され、予め定めた管理者による復号化により、隠蔽状態が解除可能とされている。
請求項10に記載の発明は、前記請求項1〜請求項9の何れか1項記載の発明において、前記隠蔽手段により隠蔽された画像が、元画像を暗号化した画像であり、予め定めた管理者による復号化により、隠蔽状態が解除可能とされている。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜請求項10の何れか1項記載の操作履歴画像保存装置を備え、前記処理機器が、少なくとも画像情報を読み取る画像読取装置、或いは画像情報に基づいて記録用紙に画像を形成する画像形成装置の何れか一方を具備する画像処理装置である。
請求項12に記載の発明は、コンピュータに、処理機器に対峙する特定領域において、操作者が当該処理機器に対して操作する操作状態を撮像し、撮像した前記特定領域の画像の中から、人物画像を抽出し、抽出した前記人物画像以外の背景画像の全部又は一部を隠蔽し、隠蔽された後の前記特定領域の画像を、前記処理機器を操作する操作者の操作履歴情報として保存する、ように操作履歴画像保存制御を実行させるための操作履歴画像保存制御プログラムである。
請求項1記載の発明によれば、操作履歴画像として撮影される画像への写り込みによる情報漏れを回避することができる。
請求項2に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、人が接近しているときの画像を効率よく取得することができる。
請求項3に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、容易かつ簡便に人物画像を抽出することができる。
請求項4に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、容易かつ簡便に特定領域の画像の距離を測定することができる。
請求項5に記載の発明によれば、情報漏れの対象を文字画像に特化することができる。
請求項6に記載の発明によれば、情報漏れの対象を文字画像に特化することができる。
請求項7に記載の発明によれば、隠蔽画像の保存を確実に回避することができる。
請求項8に記載の発明によれば、プライバシー侵害を回避することができる。
請求項9に記載の発明によれば、隠蔽画像と暗号化画像とを兼用することができる。
請求項10に記載の発明によれば、必要に応じて隠蔽されていない元画像を復元することができる。
請求項11に記載の発明は、操作履歴画像として撮影される画像への写り込みによる情報漏れを回避することができる。
請求項12に記載の発明によれば、操作履歴画像として撮影される画像への写り込みによる情報漏れを回避することができる。
第1の実施の形態に係る画像処理装置の概略図である。 第1の実施の形態に係る画像処理装置の電源供給系及び制御系の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る画像処理装置及びその周辺示す斜視図であり、(A)は画像処理装置に操作者が対峙していない状態を示し、(B)は画像処理装置に操作者が対峙している状態を示す。 第1の実施の形態係るメインコントローラのカメラ制御部の機能を説明するブロック図である。 第1の実施の形態に係り、撮像装置の撮像領域を示す平面図である。 第1の実施の形態に係り、撮像装置の撮像領域を示す側面図である。 (A)撮像装置で撮像した生画像の正面図、(B)は生画像の画角を区画した領域を示す正面図、(C)は生画像にマスク処理を施した後の保存画像の正面図である。 第1の実施の形態に係るメインコントローラのカメラ制御部で実行される撮像制御の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態係るメインコントローラのカメラ制御部の機能を説明するブロック図である。 第2の実施の形態に係り、生画像にマスク処理を施した後の保存画像の正面図である。 第3の実施の形態係るメインコントローラのカメラ制御部の機能を説明するブロック図である。 第3の実施の形態に係り、生画像にマスク処理を施した後の保存画像の正面図である。
[第1の実施の形態]
図1には、第1の実施の形態に係る画像処理装置10が示されている。
画像処理装置10は、記録用紙に画像を形成する画像形成部12と、原稿画像を読み取る画像読取部14と、ファクシミリ通信制御回路16を含む処理機器を備えている(以下、総称する場合「デバイス」という場合がある)。画像形成装置12と、その他のデバイス(画像読取部14、ファクシミリ通信制御回路16)との間には、画像形成部12で画像記録された記録用紙が排出される記録用紙排出トレイ10Tが形成されている。
また、画像読取装置14の筐体には、操作部46が設けられている。なお、操作部46は、図2に示すUIタッチパネル40、並びに図示は省略したが、その他のハードキーを含む。
さらに、画像処理装置10の筐体の一部であり、画像読取装置14を支持する縦長矩形状のピラー部50には、人感センサ30が取り付けられている。
画像処理装置10は、メインコントローラ18を備えており、画像形成部12、画像読取部14、ファクシミリ通信制御回路16を制御して、例えば、画像読取部14で読み取った原稿画像の画像データを一次的に記憶したり、読み取った画像データを画像形成部12又はファクシミリ通信制御回路16へ送出したりする。
メインコントローラ18にはインターネット等のネットワーク通信回線網20が接続され、ファクシミリ通信制御回路16には電話回線網22が接続されている。メインコントローラ18は、例えば、ネットワーク通信回線網20を介してPC29(図2参照)と接続され、画像データを受信したり、ファクシミリ通信制御回路16を介して電話回線網22を用いてファクシミリ受信及びファクシミリ送信を実行する役目を有している。
画像読取部14は、原稿を位置決めする原稿台と、原稿台に置かれた原稿の画像を走査して光を照射する走査駆動系と、走査駆動系の走査により反射又は透過する光を受光して電気信号に変換するCCD等の光電変換素子と、が設けられている。
画像形成部12は、感光体を備え、感光体の周囲には、感光体を一様に帯電する帯電装置と、画像データに基づいて光ビームを走査する走査露光部と、前記走査露光部によって走査露光されることで形成された静電潜像を現像する画像現像部と、現像化された感光体上の画像を記録用紙へ転写する転写部と、転写後の感光体の表面をクリーニングするクリーニング部と、が設けられている。また、記録用紙の搬送経路上には、転写後の記録用紙上の画像を定着する定着部を備えている。
画像処理装置10には、入力電源線24の先端にコンセント26が取り付けられており、壁面Wまで配線された商用電源31の配線プレート32に、当該コンセント26を差し込むことで、画像処理装置10は、商用電源31から、電力の供給を受けるようになっている。第1の実施の形態の画像処理装置10では、主電源スイッチ41のオンオフ操作によって、商用電源を供給するようになっている。
主電源スイッチ41は、画像処理装置10の前面にパネル部10Pを開放(下辺を中心とした回転動作)することで、露出する内部部品の一部として設けられている。
また、第1の実施の形態では、主電源スイッチ41とは別に、副電源操作部44が設けられている。副電源操作部44は、主電源スイッチ41のオン状態で電源供給される前記各デバイス等の動作モードを選択する機能を有している。
ここで、第1の実施の形態における画像処理装置10には、当該画像処理装置10に対峙して、操作指示を行う操作者60を撮像する撮像装置52が設けられている。
撮像装置52は、画像処理装置10の背面側に取り付られたブラケット54に支持され、前記画像読取部14の最上端よりもさらに上方に配置されている。撮像装置52の撮影光軸は、画像処理装置10の前方、かつ斜め下向きとされている。
この結果、撮像装置52の撮像領域は、操作者60が画像処理装置10の前に対峙して操作部46(図3(B)参照)を操作している空間が必ず含まれるようになっている。
なお、撮影光軸は、画像処理装置10の前方、かつ斜め下向きに限定されるものではなく、画像処理装置10の設置場所によって変更してもよい。また、撮像装置の高さ方向位置、横方向位置、撮影光軸向き等を調整可能な調整機構を設けてもよい。
この撮像装置52による撮像時期、撮像した画像処理制御については後述する。
(画像処理装置の制御系ハード構成)
図2は、画像処理装置10の制御系のハード構成の概略図である。
ネットワーク回線網20は、前記画像処理装置10のメインコントローラ18に接続されている。なお、ネットワーク回路網20には、画像データを送信元等になり得るPC(端末装置)29が接続されている。
メインコントローラ18には、それぞれ、データバスやコントロールバス等のバス33A〜33Eを介して、ファクシミリ通信制御回路16、画像読取部14、画像形成部12、UIタッチパネル40、ICカードリーダーライター58が接続されている。すなわち、このメインコントローラ18が主体となって、画像処理装置10の各処理部が制御されるようになっている。なお、UIタッチパネル40には、UIタッチパネル用バックライト部40BLが取り付けられている。
また、画像処理装置10は、電源装置42を備えており、メインコントローラ18とは信号ハーネス43で接続されている。
電源装置42は、商用電源31から入力電源線24を介して電力の供給を受けている。入力電源線24には、主電源スイッチ41が介在されている。
電源装置42では、メインコントローラ18、ファクシミリ通信制御回路16、画像読取部14、画像形成部12、UIタッチパネル40、ICカードリーダーライター58のそれぞれに対して独立して電力を供給する電力供給線35A〜35Eが設けられている。このため、メインコントローラ18では、各デバイス(以下において、「処理機器」、「モジュール」等と称する場合もある)の稼働モード中において、個別に電力供給(電力供給モード)、或いは電力遮断(スリープモード)し、所謂部分節電制御を可能としている。
また、メインコントローラ18には、人感センサ30が接続されており、画像処理装置10の周囲の人の有無、より具体的には、画像処理装置10に設けられているUIタッチパネル40を含む操作部46を操作する操作者60の有無を監視している。
第1の実施の形態に係る人感センサ30の仕様は、移動体の有無(存在・不存在)を検出するものが適用されている。この人感センサ30に適用されるセンサは、投光部と受光部とを備えた反射型センサ等が代表的である(反射型センサ)。なお、投光部と受光部とが分離された形態であってもよい。
この人感センサ30に適用された反射型センサ等の最大の特徴は、受光部に入る光を遮断する/しないによって移動体の有無を確実に検出することである。また、投光部から投光される光量等により、受光部へ入射する光量に制限があるため、比較的近距離が検出領域である。なお、「移動体」の定義は、自らが移動可能な物体であり、主として操作者60が挙げられる。言い換えれば、人感センサ30は、移動している物体のみを検出するのではなく、静止している移動体を検出することも可能である。
また、人感センサ30として、反射型センサに限定されるものではないが、人感センサ30の検出領域として、画像処理装置10のUIタッチパネル40やハードキーの操作が可能な領域が含まれていることが好ましい。目安として検出臨界距離(最も遠い位置)が0.2〜1.0m程度となる。この領域の中に、前述した撮像装置52による撮像領域が含まれている。
(撮像装置52による操作ログ保存)
第1の実施の形態に係る画像処理装置10では、前記撮像装置52によって画像処理装置10に対峙する操作者60を撮像し、当該撮像された特定領域の画像(動画、静止画を問わず)を保存し、今後の画像処理装置10の操作向上を目的として、撮像画像から、「操作者がどのような操作に困っているか」「認証(顔認証、ID認証等)動作に、なりすましがなかったか」を解析する(以下、「操作解析」という場合がある)。
なお、特定領域は、図3(B)に示される如く、画像処理装置10に対峙する操作者60の特に上半身画像を含む画角56(図3(B)の点線参照)を指すものとする。
撮像装置52は、メインコントローラ18による制御で動作し、前記人感センサ30によって、画像処理装置10の対峙面に移動体(ここで、目的は操作者60である)を検出をした時点から撮像を開始し、当該人感センサ30で移動体を検出しなくなった時点で撮像を終了する。なお、撮像開始時期、撮像終了時期は、タイマ等により遅延させてもよい。
撮像装置52によって撮像された特定領域の画像の情報は、メインコントローラ18に接続されたハードディスク(HDD)62に保存されることになる。保存された特定領域の画像の情報は、例えば、撮像日時と共に時系列で保存され、必要に応じて読み出して、解析を実行するようになっている。
ここで、撮像装置52が、前記特定領域を図3(B)に示す点線の画角56で撮像すると、図7(A)に示される如く、画角56の背景として、操作者60以外のもの、例えば、後ろが壁の場合は、当該壁に貼り付けられた秘匿情報媒体(紙媒体等)64が撮像される場合がある。この秘匿情報媒体の秘匿情報は、前記操作解析には不要のものである。
そこで、第1の実施の形態では、撮像領域として撮像された画像の距離情報を取得して、操作者画像と、操作者60以外の背景画像66とを区別し、この操作者60以外の背景画像66を対象にマスク処理を施している。なお、操作者60以外の背景画像には、前記秘匿情報媒体64の画像領域が含まれることになる。
図4は、撮像装置52で撮像した画像情報を対象として、メインコントローラ18で画像処理を施し、ハードディスク62へ保存する処理を実行するためのブロック図である。なお、このブロック図は、メインコントローラ18内での処理を機能別に分類したものであり、ハード構成を言及するものではない。
図2に示される如く、メインコントローラ18には、撮像装置52の動作を制御するカメラ制御部18CMRが設けられている。
撮像装置52は、可視光カメラ68及び赤外線カメラ70と、撮像制御部72とを備えている。
撮像制御部72は、前記カメラ制御部18CMRの撮像時期制御部74に接続されている。撮像時期制御部74には、人感センサ30が接続されている。この人感センサ30が移動体を検出すると、撮像時期制御部74は、撮像制御部72に対して、撮像指示信号を出力する。これにより、撮像制御部72は、可視光カメラ68及び赤外線カメラ70を制御して、同期して撮像時期が制御されるようになっている。
可視光カメラ68は、図3(B)の点線で示す画角56での通常の撮像を実行するものであり、撮像した画像情報(光信号が電気信号に変換された情報)が、カメラ制御部18CMRに設けられた画像入力部76に入力されるようになっている。画像入力部76では、被写体の撮像装置52からの距離によって振り分ける単位の画角に分割することを含み、必要な画像処理を行ったあと、画像情報をマスク処理部78へ送出するようになっている。
なお、必要な画像処理とは、コントラスト、濃度、彩度、明度等、一般的な画像処理を含む。また、可視光カメラ68では、予め定めた画像領域よりも広い領域を撮像し、この画像処理によって、画角56となるようにトリミングしてもよい。
一方、赤外線カメラ70は、可視光カメラ68に同期して、前記画角56での赤外線撮影が撮影され、距離判定部78に入力されるようになっている。
距離判定部78では、赤外線カメラ70で撮影された画像の情報に基づいて、前記撮像領域を細分化した画角(図7(B)参照)毎に被写体までの距離情報が割り当てられるようになっている。
ここで、第1の実施の形態において、必要とする画像は操作者60の画像であり、当該操作者60の位置は、画像処理装置10の操作部46を操作可能な位置であり、撮像装置52からの距離1が予測可能である(図5及び図6参照)。
また、図5及び図6に示される如く、背景画像として撮像される壁までの位置を距離2とし、前記予測した距離1と距離2との間にしきい値を設定する。
距離判定部78では、撮影された画像領域(画角56)の細分化された各画角での画像の距離情報をしきい値と比較して、人物画像(しきい値よりも近い画像)と、人物以外の背景画像(しきい値よりも遠い画像)とに分類し、マスク処理部78へ送出するようになっている。なお、しきい値と一致する距離は、人物画像側としてもよいし、背景画像側としてもよい。
マスク処理部78では、前記しきい値よりも遠いと判定された画角(人物以外の背景画像)の領域を、所謂黒ベタ画像に置き換えた後、保存制御部80によって、ハードディスク62に保存されるようになっている。この黒ベタ画像への置き換えが、マスク処理である(図7(C)参照)。
第1の実施の形態において、上記手順での撮像領域のマスク処理では、所定途中で、ハードディスク62に背景画像を一時保存するような工程は存在せず、ハードディスク62に保存される画像には、人物以外の背景画像は保存されることがない処理手順となっている。
なお、第1の実施の形態において、画像入力部76に、暗号化処理部82を介して、ハードディスク62に接続される信号線を配し、マスク処理工程とは別に、所謂生画像(Raw-Data)を暗号化して、ハードディスク62に保存するようにしてもよい。これにより、必要に応じて、権限のある者が複合化して、生画像を参照することが可能となる。
以下、第1の実施の形態の作用を、図8のフローチャートに従い説明する。
図8は、メインコントローラ18のカメラ制御部18Cにおける撮像装置52を用いた撮像制御ルーチンを示すフローチャートである。
ステップ100では、人感センサ30で移動体を検出したか否かが判断される。この判断は、画像処理装置10の前に操作者が存在しているか否かの判断となり、当該ステップ100で否定判定された場合は、このルーチンは終了する。
また、ステップ100で肯定判定されると、画像処理装置10の前に操作者が存在すると判断し、ステップ102へ移行して、撮像装置52へ撮像開始を指示して、ステップ104へ移行する。
ステップ104では、可視光カメラ68、赤外線カメラ70を同期して撮像を開始し、次いで、ステップ106へ移行して、可視光カメラ68で撮像した生画像を揮発性メモリに一時的に記憶する。この記憶領域は、生画像を用いて画像処理するための作業領域である。
次のステップ108では、可視光カメラ68で撮像された画像(図7(A)参照)を、撮像距離を比較するための画角に細分化し(図7(B)参照)、次いで、ステップ110へ移行して赤外線カメラ70で撮影された撮影情報に基づく距離情報を、前記細分化された画角に割り当てて、ステップ112へ移行する。
ステップ112では、各画角をしきい値と比較して、距離1群と距離2群とに分類する(図5及び図6参照)。ここで、距離1群は人物画像と判別した画角であり、距離2群は背景画像と判別した画角である。
次のステップ114では、距離2群、すなわち背景画像と判別した画像に対して、マスク処理を施し、ステップ116へ移行してマスク処理後における、可視光カメラ68で撮像された画像領域の全画像情報を不揮発性メモリ(HDD62)へ保存し、ステップ118へ移行する(図7(C)参照)。
ステップ118では、人感センサ30による移動体の検出があるか否か、すなわち操作者が存在しているか否かを判別し、肯定判定された場合は、ステップ104へ戻り、上記工程を繰り返す。ここで言う、「繰り返し」は、撮像装置52による動作画像撮像の場合、或いは、予め定めた時間毎に静止画像撮像(すなわち、コマ送り画像)の場合の両方を含むものとする。なお、静止画像と動画画像を区別することなく、静止画像の延長(コマ送り時間間隔の極小)が動画画像であると定義してもよい。
また、前記ステップ118で否定判定された場合は、ステップ120へ移行して、撮像装置52へ撮像終了を指示し、このルーチンは終了する。
[第2の実施の形態]
以下に、図9及び図10に従い、第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同一構成部分には、同一の符号を付して、その構成の説明を省略する。
第2の実施の形態の特徴は、人物画像と背景画像とを区別する場合に、赤外線カメラ70によって撮影された画像情報から、人物画像の輪郭を検出する点にある。
図9は、第2の実施の形態に係り、撮像装置52で撮像した画像情報を対象として、メインコントローラ18で画像処理を施し、ハードディスク62へ保存する処理を実行するためのブロック図である。なお、このブロック図は、メインコントローラ18内での処理を機能別に分類したものであり、ハード構成を言及するものではない。
撮像制御部72は、カメラ制御部18CMRの撮像時期制御部74に接続されている。撮像時期制御部74には、人感センサ30が接続されている。この人感センサ30が移動体を検出すると、撮像時期制御部74は、撮像制御部72に対して、撮像指示信号を出力する。これにより、撮像制御部72は、可視光カメラ68及び赤外線カメラ70を制御して、同期して撮像時期が制御されるようになっている。
可視光カメラ68は、図3(B)の点線で示す画角56での通常の撮像を実行するものであり、撮像した画像情報(光信号が電気信号に変換された情報)が、カメラ制御部18CMRに設けられた画像入力部76に入力されるようになっている。画像入力部76では、必要な画像処理を行ったあと、画像情報をマスク処理部78へ送出するようになっている。
なお、必要な画像処理とは、コントラスト、濃度、彩度、明度等、一般的な画像処理を含む。また、可視光カメラ68では、予め定めた画像領域よりも広い領域を撮像し、この画像処理によって、画角56となるようにトリミングしてもよい。
一方、赤外線カメラ70は、可視光カメラ68に同期して、前記画角56での赤外線撮影が撮影され、輪郭判定部90に入力されるようになっている。
輪郭判定部90では、赤外線カメラ70で撮影された画像の情報(距離情報)に基づいて、人物画像と背景画像との境界情報を検出するようになっている。なお、境界情報は、座標情報でもよいし、ベクトル情報であってもよい。
マスク処理部78では、前記境界情報に基づいて認識されている人物以外の背景画像の領域(図10(A)の生画像参照)を、所謂黒ベタ画像に置き換えた後(図10(B)参照)、保存制御部80によって、ハードディスク62に保存されるようになっている。この黒ベタ画像への置き換えが、マスク処理である。
第2の実施の形態における境界情報に基づく人物画像と背景画像との判別は、第1の実施の形態における画角毎の判別よりも精度よく分類が可能である。
第2の実施の形態において、上記手順での撮像領域のマスク処理では、所定途中で、ハードディスク62に背景画像を一時保存するような工程は存在せず、ハードディスク62に保存される画像には、人物以外の背景画像は保存されることがない処理手順となっている。
なお、第2の実施の形態において、画像入力部76に、暗号化処理部82を介して、ハードディスク62に接続される信号線を配し、マスク処理工程とは別に、所謂生画像(Law-Data)を暗号化して、ハードディスク62に保存するようにしてもよい。これにより、必要に応じて、権限のある者が複合化して、生画像を参照することが可能となる。
[第3の実施の形態]
以下に、図11及び図12に従い、第3の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同一構成部分には、同一の符号を付して、その構成の説明を省略する。
第3の実施の形態の特徴は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態において必須であった赤外線カメラ70が不要であり、可視光カメラ68で撮像した画像情報から文字画像を判別して、当該文字画像の領域をマスク処理する点にある。
図11は、第3の実施の形態に係り、撮像装置52で撮像した画像情報を対象として、メインコントローラ18で画像処理を施し、ハードディスク62へ保存する処理を実行するためのブロック図である。なお、このブロック図は、メインコントローラ18内での処理を機能別に分類したものであり、ハード構成を言及するものではない。
撮像制御部72は、カメラ制御部18CMRの撮像時期制御部74に接続されている。撮像時期制御部74には、人感センサ30が接続されている。この人感センサ30が移動体を検出すると、撮像時期制御部74は、撮像制御部72に対して、撮像指示信号を出力する。これにより、撮像制御部72は、可視光カメラ68の撮像時期を制御するようになっている。
可視光カメラ68は、図3(B)の点線で示す画角56での通常の撮像を実行するものであり、撮像した画像情報(光信号が電気信号に変換された情報)が、カメラ制御部18CMRに設けられた画像入力部76に入力されるようになっている。画像入力部76では、必要な画像処理を行ったあと、画像情報をマスク処理部78へ送出するようになっている。
なお、必要な画像処理とは、コントラスト、濃度、彩度、明度等、一般的な画像処理を含む。また、可視光カメラ68では、予め定めた画像領域よりも広い領域を撮像し、この画像処理によって、画角56となるようにトリミングしてもよい。
画像入力部76は、マスク処理部78とは別に文字認識部92にも撮像された画像情報を送出する。文字認識部92では、撮像された画像情報の中から、文字情報を抽出する。基本的に文字情報は、撮像された画像(壁66W)の紙媒体64に集中している場合が多く、文字情報を抽出すると、一定の区画(矩形領域)で括ることが可能となる(文字領域93)。
文字認識部92によって、区画された文字領域を示す画角56(図3(B)参照)内の位置情報は、マスク処理部78へ送出されるようになっている。なお、ここでは、掲示板のように一定の区画を文字領域93としたが、一文字毎を文字領域としてもよい。
マスク処理部78では、前記文字領域を示す位置情報に基づいて認識されている文字領域(図12(A)の生画像参照)を、所謂黒ベタ画像に置き換えた後(図12(B)参照)、保存制御部80によって、ハードディスク62に保存されるようになっている。この黒ベタ画像への置き換えが、マスク処理である。
第3の実施の形態において、上記手順での撮像領域のマスク処理では、所定途中で、ハードディスク62に背景画像を一時保存するような工程は存在せず、ハードディスク62に保存される画像には、文字画像は保存されることがない処理手順となっている。
なお、第3の実施の形態において、画像入力部76に、暗号化処理部82を介して、ハードディスク62に接続される信号線を配し、マスク処理工程とは別に、所謂生画像(Raw-Data)を暗号化して、ハードディスク62に保存するようにしてもよい。これにより、必要に応じて、権限のある者が複合化して、生画像を参照することが可能となる。
また、暗号化することで、顕像化される画像は、例えばランダムな文字の羅列となる場合がある。このため、暗号化する場合は、前記第1の実施の形態〜第3の実施の形態におけるマスク処理として行う、所謂「黒ベタ画像」を生成することなく、暗号化された画像(例えば、ランダムな文字の羅列)をそのまま利用してもよい。暗号化された画像をマスク処理画像として適用することで、黒ベタ画像が不要となるため、記憶する画像データ量の削減が可能となる。
W 壁面
10 画像処理装置
10T 記録用紙排出トレイ
10P パネル部
12 画像形成部
14 画像読取部
16 ファクシミリ通信制御回路
18 メインコントローラ
20 ネットワーク通信回線網
22 電話回線網
24 入力電源線
26 コンセント
29 PC
30 人感センサ
31 商用電源
32 配線プレート
33A〜33E バス
35A〜35E 電力供給線
40 UIタッチパネル
40BL UIタッチパネル用バックライト部
41 主電源スイッチ
42 電源装置
43 信号ハーネス
44 副電源操作部
46 操作部
50 ピラー部
52 撮像装置
54 ブラケット
56 画角
58 ICカードリーダーライター
60 操作者
62 ハードディスク(HDD)
64 秘匿情報媒体
66 背景画像
68 可視光カメラ
70 赤外線カメラ
72 撮像制御部
74 撮像時期制御部
76 画像入力部
78 マスク処理部
80 保存制御部
82 暗号化処理部

Claims (12)

  1. 操作者の操作に基づき処理が実行される処理機器に対峙する特定領域を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で前記処理機器に対する操作状態を撮像するように制御する制御手段と、
    前記撮像手段で撮像した前記特定領域の画像の中から、人物画像を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出した前記人物画像以外の背景画像の全部又は一部を隠蔽する隠蔽手段と、
    隠蔽手段で隠蔽された後の前記特定領域の画像を、前記処理機器を操作する操作者の操作履歴情報として保存する保存手段と、
    を有する操作履歴画像保存装置。
  2. 前記処理機器における、少なくとも前記特定領域を含む監視領域内に移動体が侵入したか否かを検出する移動体検出手段をさらに有し、
    前記制御手段が、前記移動体検出手段で前記移動体を検出している期間中、前記撮像手段による撮像を継続する請求項1記載の操作履歴画像保存装置。
  3. 前記抽出手段が、前記特定領域の画像に対応する距離情報を取得する距離情報取得部と、前記距離情報取得部で取得した距離と予め定めたしきい値とを比較する比較部と、前記比較部による比較の結果、前記しきい値よりも近い距離に対応する画像を前記人物画像として判定する判定部と、を備え、
    前記隠蔽手段が、前記判定部で判定した人物画像以外の背景画像の全部を隠蔽する請求項1又は請求項2記載の操作履歴画像保存装置。
  4. 前記距離情報取得部が、赤外線カメラによる撮影情報に基づき距離情報を取得する請求項3記載の操作履歴画像保存装置。
  5. 前記抽出手段が、前記撮像手段で撮像した前記特定領域の画像を解析し隠蔽を要する要隠蔽画像か否かを認識する認識手段と、前記認識手段で認識した前記要隠蔽画像を前記人物画像以外の背景画像の一部として判定する判定部と、を備え、
    前記隠蔽手段が、前記判定部で判定した人物画像以外の背景画像の一部としての前記要隠蔽画像を隠蔽する請求項1又は請求項2記載の操作履歴画像保存装置。
  6. 前記認識手段が、文字画像か否かを認識する文字認識手段を備え、前記文字認識手段によって認識した前記文字画像を、前記要隠蔽画像と認識する請求項5記載の操作履歴画像保存装置。
  7. 前記保存手段が不揮発性メモリであり、前記特定領域の画像が前記隠蔽手段によって前記人物画像以外の背景画像の全部又は一部が隠蔽されるまで、前記保存手段の保存処理の実行を禁止する禁止手段をさらに有する請求項1〜6の何れか1項記載の操作履歴画像保存装置。
  8. 前記人物画像の中から顔画像を認識する顔認識手段をさらに有し、前記隠蔽手段が、前記人物画像以外の背景画像に加え、前記顔認識手段で認識した前記顔画像を隠蔽する請求項1〜7の何れか1項記載の操作履歴画像保存装置。
  9. 前記隠蔽手段により隠蔽された画像の元画像は暗号化されて保存され、予め定めた管理者による復号化により、隠蔽状態が解除可能とされている請求項1〜請求項8記載の操作履歴画像保存装置。
  10. 前記隠蔽手段により隠蔽された画像が、元画像を暗号化した画像であり、予め定めた管理者による復号化により、隠蔽状態が解除可能とされている請求項1〜請求項9の何れか1項記載の操作履歴画像保存装置。
  11. 請求項1〜請求項10の何れか1項記載の操作履歴画像保存装置を備え、前記処理機器が、少なくとも画像情報を読み取る画像読取装置、或いは画像情報に基づいて記録用紙に画像を形成する画像形成装置の何れか一方を具備する画像処理装置。
  12. コンピュータに、
    処理機器に対峙する特定領域において、操作者が当該処理機器に対して操作する操作状態を撮像し、
    撮像した前記特定領域の画像の中から、人物画像を抽出し、
    抽出した前記人物画像以外の背景画像の全部又は一部を隠蔽し、
    隠蔽された後の前記特定領域の画像を、前記処理機器を操作する操作者の操作履歴情報として保存する、
    ように操作履歴画像保存制御を実行させるための操作履歴画像保存制御プログラム。
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