JPH11223634A - 検体処理システム - Google Patents

検体処理システム

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JPH11223634A
JPH11223634A JP10026008A JP2600898A JPH11223634A JP H11223634 A JPH11223634 A JP H11223634A JP 10026008 A JP10026008 A JP 10026008A JP 2600898 A JP2600898 A JP 2600898A JP H11223634 A JPH11223634 A JP H11223634A
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智憲 三村
Hiroshi Mimaki
弘 三巻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【目的】オペレ−タによる操作性のすぐれた検体処理シ
ステムを提供すること。 【解決手段】検体を搬送する検体搬送部2と、該検体搬
送部により搬送される検体を処理する複数の検体処理部
4、5、6とを含む検体処理システムにおいて、検体処
理システムの操作情報を入力する操作部20と、前記検
体搬送部に対する前記検体処理部との組み合わせ関係を
識別し得る状態監視画面及び前記検体処理システム全体
の情報表示画面を表示し得る表示装置21とが備えられ
ていて、操作部を操作して、状態監視画面において検体
処理部を選択することにより、その選択された検体処理
部に関する情報が情報表示画面において表示されるよう
になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明検体処理システム、特
に血液や尿等の検体を処理するのに適した検体処理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】血液や尿等の生体に由来する試料に含ま
れる物質の化学的及び/又は生物学的な特性を測定する
自動分析装置としては、その処理能力において毎時10
0テストといった小形のものから、毎時10000テス
トといった大形のものまで各種のものがある。また、そ
の測定方式や分析に用いる試薬の取扱い方式において
も、システムの規模および測定対象において様々なバリ
エーションがある。かかる状況において、検査を実施す
る施設では用途に応じて各種の装置を併用することが一
般的となっている。このような状況の中で、特に大規模
な施設の場合、検体の移送をそれぞれの装置に対して行
う人的な労力を軽減する目的から、ベルトコンベア様の
装置にて検体をそれぞれの装置に移送し、順次測定する
検体搬送システムが近年導入されている。
【0003】検体の化学的な特性を測定する化学分析シ
ステムにおいては、従来検体を架設し、その測定を行う
単独の分析装置が一般的であったが、それらの個々の分
析装置においては、下記の機能を備えることが一般的で
あった。
【0004】1.検体の処理状況に関する機能 2.検体の測定項目を選択する機能 3.測定結果を表示、編集する機能 4.装置に必要な試薬等の備品を登録管理する機能 5.装置の校正を実施する機能 6.精度管理をする機能 7.システムの設定および機能維持操作を管理実施する
機能 これらのうち、1の検体の処理状況に関する機能は、シ
ステムの内部のいかなる部位で当該検体が処理されてい
るか、また処理が終了、すなわち検体の分取がなされ
て、搬送自体が終了しているものについて、測定結果が
得られているか否かについて管理、表示をする機能であ
る。かかる機能はシステム全体として取り扱うことが主
であるが、トラブルが生じた場合においては、その原因
を追求する観点から個々の装置についての情報を得るこ
とが必要である。
【0005】2の検体の測定項目を選択する機能は、架
設された検体それぞれに対して、総括システムにおいて
測定すべき項目を選択するものであり、前処理を含むシ
ステムでは、希釈、分注といった前処理も選択すべき処
理として含まれる。この機能は、システム全体として管
理する機能である。かかる機能については、従来より上
位のコンピュータシステムを用い、検体に付されたID
コ−ドをシステム側で読取って、その検体IDに対する
依頼と照合する場合があった。
【0006】3の測定結果を表示し、かつ編集する機能
は、システムとして検体に対する処理の結果を扱うもの
であり、システム全体として管理をする。但し、一部の
装置に障害が発生した場合にはその装置に関する結果を
選択してチェックする必要もあり、かかる場合には装置
を選択してチェックする必要も生じるものと考えられ
る。かかる機能は、1の機能として挙げた、検体の状態
を管理する機能のうち測定結果を扱う点に係わるもので
ある。
【0007】4の、装置に必要な試薬等の備品を登録管
理する機能は、システムの構成にも依存するが、独立し
た装置を統合するという観点、すなわち統合される各々
の装置は本来独立した装置として完結したものという観
点からは、装置に依存して取り扱うべき機能である。し
かし、同一の機能を負荷分散等により平行して処理する
場合についてはシステム全体としての状態をチェックす
る機能も必要となる。
【0008】5の、装置の校正を実施する機能は、校正
対象の選択方法に依存するが、校正用の標準検体を架設
する作業をオペレータが実施する場合には、一括して複
数の処理部に対して標準検体を架設するため、システム
として標準検体の依頼として一括して管理することが必
要である。また、データの扱いについては、システムが
正常に校正されているか否かを判断する必要から、これ
も一括して管理、表示されるべきものである。但し、同
一の項目を負荷分散等を目的として複数の分析装置にお
いて平行して処理をする場合には、個々の装置について
特定でき、かつ装置間のデータの差について検証する機
能が必要である。
【0009】6の精度管理は、5の校正に関する機能と
略同一である。この場合も、同一の項目を負荷分散等を
目的として複数の分析装置において平行して処理をする
場合には、個々の装置について特定でき、かつ装置間の
データについて相互に検証が必要となる。
【0010】7のシステムの設定及び機能維持操作を管
理実施する機能については、システム全体として扱う部
分及び個々の装置として扱う部分が複雑な関係となる。
ここで、最大の問題は、システムを構成する個々の装置
について、トラブルが生じた場合にできるだけ早くその
原因を発見し、回復することができることである。
【0011】以上のように、個々の機能増大によりそれ
ぞれ設定及び表示の画面が用意される。しかしながら、
生体に関する試料を測定しているという性質上、システ
ムの設定すなわち分析装置と測定項目の関係や測定条件
といった設定情報については変更する頻度は極めて小さ
い。従って、多量の検体を処理する実際のシステムはシ
ステム自体としては多様な機能を有してはいるものの、
実際の測定にあたっては、極めて固定的な処理がなされ
ている。オペレータは、全ての機能のうち極めて限られ
た部分を利用することになり、より簡易に操作できる工
夫がなされてきた。特に、従来の装置では、分析に用い
られる試薬の架設に関する情報、校正を行う試料の架設
に関するもの及び精度管理に関する試料の架設に関する
ものの情報を表示しもしくはその印字を容易にできるこ
とが重要であった。この試薬、校正及び精度管理の場
合、設置された試薬について校正し、測定項目について
精度管理を行うという一連の順序が基本的には固定化し
ている。このように自動分析システムにおいては、装置
の機能としては極めて複雑でありながら、特に分析化学
の知識を有しなくとも操作をすることが可能となってい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来、このようなシス
テムにおいては、元来独立であった分析装置を検体を搬
送するベルトコンベア様の部分で結合していたため、検
体を搬送する機器とそれにより物理的に結合される分析
装置及び前処理装置は検体の移送に関する情報及び測定
結果については相互の装置間で通信機能を用いて結合し
ているが、それぞれ独自の操作部分を持ち、いわば独立
に制御するのが一般的であった。この場合、装置及びそ
れらを接続する搬送ラインはそれぞれに操作部を備え、
各々の状態を管理するにあたっては、機器を各々個別に
管理する必要があった。
【0013】かかる構成のシステムにおいては、基本的
に単に検体をそれぞれの装置に架設し、その装置での処
理の終了後に、次の工程の装置に架設するという、検体
を移送する工程を自動化したのみであった。従って、分
析対象、感度及び操作方法について異なる各種の装置を
ベルトコンベアにより統合することは、複数の装置の操
作方法を習得し、個々の装置についてそれぞれ異なった
方法で管理する点で改善されておらず、オペレータの作
業量及びその負担を軽減するという観点では十分でなか
った。
【0014】また、上記の問題点から検体搬送部及び各
分析部全体をモニタする機能を備える場合においては、
特にかかる操作端末等の機器を用意し、システムの構成
に基づいて各搬送機構及び分析部との接続を行い、プロ
グラムを作成する必要があった。しかし、かかる場合に
おいても、個々の分析部における情報の統合を図ること
は、分析装置に依存する情報が、分析部ごとに異なるた
め困難であり、測定データ等の極めて限られた状態のみ
の統合が図られているにすぎない。
【0015】本発明の目的はオペレ−タによる操作性の
すぐれた検体処理システムを提供することにある。
【0016】本発明のもう一つの目的は操作画面の数を
削減するのに適した検体処理装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、一つの観点に
よれば、検体を搬送する検体搬送部と、該検体搬送部に
接続された複数の検体処理部とを含む検体処理システム
において、操作画面を表示する表示装置と、前記検体搬
送部に対する前記検体処理部の組み合わせ関係を示すシ
ステム構成を行うように前記検体搬送部に接続される前
記検体処理部を検出する検出手段とを備え、前記操作画
面は前記システム構成に基づいて自動的に設定されたも
のであることを特徴とする。
【0018】本発明は、もう一つの観点によれば、検体
を搬送する検体搬送部と、該検体搬送部により搬送され
る検体を処理する複数の検体処理部とを含む検体処理シ
ステムにおいて、該検体処理システムの操作情報を入力
する操作部と、前記検体搬送部に対する前記検体処理部
との組み合わせ関係を識別し得る状態監視画面及び前記
検体処理システム全体の情報表示画面を表示し得る表示
装置とを備え、前記操作部を操作して、前記状態監視画
面において前記検体処理部を選択することにより、その
選択された検体処理部に関する情報を前記情報表示画面
において表示するようにしたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明にもとづく一実施例
の検体処理システムの全体構成を示す。この実施例は、
検体を架設する検体投入部1と、検体に付された情報も
しくは検体を保持する部材に備えられた情報を読取り、
その読み取られた情報に従って検体を搬送する搬送部
2、搬送部2により位置付けられた検体から一部を分取
してその電解質濃度を測定する電解質分析部4、これに
続いて搬送部2により位置付けられた検体からその一部
を分取して試薬と反応させ、その光学的変化を測定する
第1及び第2の比色分析部5及び6、分取を終えた検体
を回収する検体回収部3、検体を分取してから検体の測
定データが得られるまでの間検体をプールする再検査バ
ッファ7、並びに再検査バッファ7において再検査が必
要と認められた検体を再度測定するために搬送部2に検
体を送る再検査ライン8を含む。
【0020】第1の比色分析部5及び第2の比色分析部
6は同種の反応測定方式のものであるが、試薬分注方式
を異ならせることができる。すなわち、第1の比色分析
部5を、例えば試薬ボトルから反応容器に至る分注流路
を試薬ボトルに対応して備える、多検体処理に好適な一
括4項目測定のためのディスペンス方式とし、また、第
2の比色分析部6を、例えば移動可能な試薬ボトルから
依頼された項目に従って試薬を分取し反応容器に分注す
るピペッティング方式とすることができる。
【0021】図1の実施例はまた、システムの制御に関
連して、検体投入部1、検体搬送部2、再検査バッファ
7、再検査ライン8及び検体回収部3からなる検体搬送
ラインを制御する検体搬送ライン制御部11、電解質測
定を行う電解質測定部4を制御する電解質分析部制御部
14、並びに第1及び第2の比色分析部5及び6を制御
する第1の比色分析部制御部15及び第2の比色分析部
制御部16を含む。更に、図1の実施例は検体搬送ライ
ン及び3種の分析部の制御を統括し、管理する統括制御
部10を備え、この制御部においてシステムを制御す
る。
【0022】一方、操作部20は統括制御部10と接続
された操作制御部22、表示部21及び入力部23を含
む。入力部としては、一般的なキーボード、表示画面と
連携したポインティングディバイスとしてのマウスや操
作画面に触れることで操作するタッチパネル等が挙げら
れる。また、例えば一般的なキーボードにおけるTAB
キーや矢印キーにより選択すべき部分を順次遷移し、E
NTERキーにより選択する方法も望ましい方法と言え
る。操作部20としては価格が安く、操作性の優れたパ
ーソナルコンピュータを利用することができる。
【0023】なお、システムとしては、検体投入部1と
電解質分析部4の間やその他の間に遠心分離機能や検体
容器に備えられた蓋を開ける機能(開栓機能)を有する
装置等が付加されてもよい。
【0024】検体搬送部2は、分析部で代表される検体
処理部を接続可能な複数の接続部及び検出部を備え、そ
の各々の接続部及び検出部並びに処理部は固有の名称を
有する。検体処理部としては複数の異なった種類のもの
を用意してもよく、その場合においては検体処理部の識
別可能な固有の名称には処理部の種類の情報を含めるこ
とが望ましい。例えば、図1の検体搬送ラインに対する
検体処理部の接続状態を示す図2におけるように、検体
搬送部2は電解質接続部及び検出部91、比色分析部接
続部及び検出部92、比色分析部接続部及び検出部93
を備え、一方、検体処理部としての分析部については、
電解質分析部4は“E001”、比色分析部5は“D0
01”、比色分析部6は“P001”という名称をも
つ。このように、接続部及び検出部91〜93に接続可
能な分析部4〜6は互いに識別可能な固有の名称をも
つ。ここでは、頭文字の英文字は処理部の種類を示す。
【0025】検体搬送部2と検体処理部としての分析部
とを組み合わせてシステムを構成するときには、検体搬
送部2の接続部及び検出部91〜93に物理的に接続さ
れた分析部は接続部及び検出部91〜93により機械的
な方法又は電気的な方法で自動的に検出され、検体搬送
部2の接続部及び検出部91〜93と分析部4〜6の対
応関係が確立される。その確立のためには、識別用の電
気的な接点を用いる方法や、コンピュータ通信で識別可
能なアドレス情報を処理部に内臓された記憶素子に記憶
させておき、検体搬送部に接続された機器からその情報
を読取る方法が用いられてもよい。これらの方法に基づ
き、確立された対応関係に従って操作画面の状態監視画
面(後述の図9参照)を予め所定のパタ−ンに構成す
る。具体的には、例えば物理的な位置関係を模式的に表
示してもよく、あるいは物理的な位置関係の順序に従っ
て表を構成してもよい。
【0026】図3は本発明に基づくシステム構成例とそ
れに対応する操作画面としての状態監視画面の構成例を
示す。分析部の個数に応じて画面にはその分析部に対応
する図形96が配置される。図3(A)は分析部が1個
の第1の比色分析部5(比色1)と1個の第2の比色分
析部6(比色2)からなる例を示し、図3(C)はその
対応状態監視画面の例を示す。図3(B)は1個の第1
の比色分析部5(比色1)と2個の第2の比色測定部6
(比色2)からなる例を示し、図3(D)はその対応状
態監視画面の例を示す。
【0027】検体搬送部2に対する分析部の組み合わせ
関係を示すシステム構成が確立した時点でそのシステム
構成は統括制御部10に記憶される。また、検体搬送部
2の接続部及び検出部91〜93において接続可能な分
析部の種類が制限を受ける場合には、その接続可能な分
析部の種類を予め設定しておき、不適切な構成について
は対応関係を確立する時点で自動的にアラーム(警報)
を出すようにしてもよい。
【0028】図4は本発明に基づく、新規にシステム構
成をする場合の一例としてのフローを示す。検体搬送部
2の接続部及び検出部91〜93に新規装置である検体
処理部としての分析部を接続して設置し(102)、接
続部及び検出部91〜93により例えば電気的な手段で
分析部の検出を開始する(103)。この場合、その検
出は設置された処理部の数Nに従って行われ(10
4)、その結果はシステム構成として統括制御部10に
記憶される(105)。この際、システム構成として許
されるパタ−ンを予め統括制御部10に記憶しておき、
これと検出されたシステム構成との照合を行い、不適当
な構成がなされた場合にはアラ−ム(警報)を表示する
ようにしてもよい。システム構成が確定したならば、そ
の後表示する画面構成を決定し(106)、その表示を
行い(107)、新規装置設置すなわちシステム構成手
続きが終了する。画面表示の例としては、例えば後述の
図9に示すように検体搬送部及び分析部をそれぞれ対応
する矩形で表示する方法、実際の検体処理システムの上
面図をイメ−ジ化して表示する方法等がある。
【0029】既述のように、検体搬送部2の接続部及び
検出部91〜93と物理的に接続された検体処理部(分
析部)の予め定められた関係を統括制御部に記憶し、そ
れとの対比において分析部の状態を逐次検出することに
より操作部20の表示部21の画面上に自動的に表示す
ることができる。分析部の状態としては、動作可能、動
作不可能な状態及び検体搬送部2の接続部及び検出部9
1〜93と接続が遮断されたことを含むものとする。こ
の遮断は、例えば分析部に供給された電源を遮断するこ
とにより、電気的に接続を確認できないことを意味す
る。接続が遮断された状態においては、最後に接続され
た分析部が遮断されたものとして取り扱う。表示の方法
としては例えば遮断された分析部を示す矩形の枠線及び
文字を灰色表示する等の方法がある。
【0030】また、検体搬送部2の接続部及び検出部9
1〜93と分析部の対応関係が変わった場合には、画面
に対応関係が変わったことを示すことも可能とする。例
えば図3(B)においては、第2の比色分析部6は互い
に交換可能であるが、相互に交換された場合にアラーム
を出すことにより不用意な入れ替えを防止することがで
きる。また、故意に入れ替えた場合にアラームをクリア
し、装置が付された補正パラメータ等を固有番号に従っ
てデータ処理の際使用することも固有番号をもとに管理
することにより可能となる。
【0031】図5は本発明に基づく検体処理システムの
立ち上げ時の状態監視の一例としてのフロ−を示す。既
にあるシステム構成情報について、各分析部ごとにその
検出を行って照合を行い(202)、その結果に基づい
て画面構成を決定し(203)、その表示を行って(2
04)、装置起動が完了する。
【0032】図6は本発明に基づく、システム構成を既
に記憶している場合における検体処理システムの再立ち
上げ時の状態監視の一例としてのフロ−を示す。最終終
了時のシステム構成を読み出し(302)、以後、図5
のステップ202〜204と同様のステップを経て装置
起動が完了する。
【0033】図7は本発明に基づく、検体処理システム
の操作に用いられる操作画面の構成の一例の説明を示
す。システム全体を監視する状態監視画面51は他画面
(情報表示画面)と異なる階層、例示の場合は他画面の
上位の階層、に位置付けられる。装置全体(システム全
体)の情報を表示する情報表示画面としては、検体の処
理状況(検体がどの検体処理部で処理されているかとい
うその処理状況)に関する検体搬送管理画面52、検体
の測定項目の選択に関する分析依頼制御画面53、測定
結果の表示、編集に関する測定結果表示編集画面54、
必要な試薬等の備品の登録管理に関する分析試薬管理画
面55、装置の校正を実施し検量線を作成することに関
する校正画面56、精度管理試料の測定による精度管理
に関する精度管理画面57、システムの機能維持操作及
び管理に関する画面としてのシステムメンテナンス画面
58、システムの設定を行う画面としてのシステム構成
又は設定画面59並びにシステム動作中に発生する警報
一覧を示す画面としての警報画面60がある。
【0034】それぞれの画面は、デ−タ表示の場合は、
リスト表示並びに機能に係わる画面及びボタンを含むこ
とが望ましい。図8は一例として図7のシステムメンテ
ナンス画面58を選択した場合の情報表示画面の例を示
す。同画面において、上部にあるメニューバー上の「検
体管理」は図7の52に、「データ管理」は図7の53
及び54に、「試薬」は図7の55に、「校正」は図7
の56に、「精度管理」は図7の57に、そして「維持
管理」は図7の58にそれぞれ対応しており、これらを
任意に選択すると、その対応画面が表示される。図8は
「維持管理」をクリックして選択した場合の画面を示す
もので、このメニュー部分が選択されていることがわか
るように、このメニュー部分は他のメニュー部分に対し
て白黒反転表示されている。
【0035】図7のシステム設定画面59に関しては図
8ではそのメニュ−部分の図示が省略されてある。な
お、システム全体の情報として既述のメニュー部分は他
の下位のそれぞれの操作画面に共通して表示されるもで
ある。この例では、これは維持管理画面の中の1つとし
て表示されるものとする。また、その表示は警報画面6
0についてはボタン71によりなされるものとする。
【0036】図8の画面の右側に縦に配置されたボック
スボタン71については、これらを選択するとそれぞれ
に該当する設定および確認画面が表示される。左側のリ
スト72は「維持管理」のメニューを示し、選択キ−7
4により各々の項目の並べ替えができる。また、その右
側のリスト73では詳細な項目を示し、同様に選択キー
75で各々の項目の並べ替えができ、かつ選択された項
目について詳細設定キー76により詳細設定を、また、
実施キー77によりその実施を指示することができる。
【0037】ここで、部位78の列に示された項に、シ
ステム全体の部位を示す。ここで「全て」とした場合は
当該項目に関する分析部全てを示す。
【0038】図9は本発明に基づく、図3の状態監視画
面51の例を示す。状態監視画面はボックスボタン71
中の「状態監視」(図では装置監視)を選択することに
より、システム構成のイメージで表示される。ここに
は、検体処理システムと接続される外部機器、例えば上
位システムやプリンタも検体処理システムの構成要素と
して一括して(一緒に)表示される。同様に、操作部2
0の構成要素の一部又は全部を検体処理システムの構成
要素として表示するようにしてもよい。
【0039】下側に網かけで示された部分81は運用状
況一覧の部分で、状態監視画面を選択した際に最初に表
示される画面である。また、他の部位が選択されている
場合は、左下の運用状況のボタンを選択することによ
り、再度表示することも可能である。
【0040】図10は本発明に基づく、図9の運用状況
一覧画面部分からの画面遷移を説明するためのものであ
る。中段の右向きの矢印で示されたボタン82は処理の
順番に並べられているもので、「試薬」を選択すると、
図7の分析試薬管理画面55に遷移し、詳細な試薬の状
態のリストを見ることができる(図示省略)。
【0041】一方、「試薬要求」(図では「試薬印
字」)ボタン83を選択すると、システムが不足や期限
切れにより交換を要求する試薬のリスト84が表示さ
れ、更に印字キー85を押すことプリンタ86により印
字される。このリスト画面84からは閉じるキ−87に
て元の画面に復帰できる。
【0042】「校正詳細」は校正項目の選択を、「精度
管理詳細」は精度管理項目の詳細設定を行う該当画面に
遷移する。日常的に決まって行う校正や精度管理測定の
ような簡易な操作を行う場合には、「校正検体」及び
「精度管理試料」のリスト画面に遷移する。それぞれの
画面に予め定めたルール(毎月1回、校正に失敗したも
の、期限切れ等)により、必要な検体を表示させればよ
く、校正に必要な項目を選択するルールを選択するキー
をリスト上に表示し、その検体を選択させてもよい。こ
れらのリストも同様に直接印字することができるものと
する。
【0043】「準備動作」については、試薬分注方式が
ディスペンシング方式である場合においては、電解質分
析や第1比色分析のように、試薬ボトルを、試薬交換指
示により新規交換した場合、呼び水のように試薬流路内
を新規試薬で置き換える準備動作を指すものとする。こ
の方法により、オペレータは装置立ち上げ後、試薬のセ
ット、試薬の新規設置に対する準備動作、校正、精度管
理を正しい順序で行うことにより、間違いなく運用がで
きる。
【0044】なお、画面表示の初期には、「試薬」82
及び「試薬要求」83とそれより右のボタンが例えば赤
に変化して、試薬の不足を表示し、試薬の登録が完了す
るとともに、試薬ボタンによる試薬の登録が完了した時
点で「試薬」及び「試薬要求」のボタン82及び83が
例えば青色に変化し、「準備動作」より右のボタンが赤
くなるというように、逐次状態の変化を示すことによ
り、オペレータは作業の進捗度を監視することができ
る。
【0045】図11は本発明に基づく準備動作のフロー
を示す。オペレータがシステムを立ち上げた場合、ある
いは図8の画面右側のボタン71中の「装置監視」ボタ
ンを押すことにより図9の「状態監視」画面が表示され
た場合、画面上方にはシステム構成の構成要素を示す搬
送ラインとか分析部等が矩形で表示され、下方には運用
状況一覧81が表示される。運用状況一覧は既述のよう
に操作順序に従って表示される。
【0046】画面表示が開始(起動)されると、装置
(システム)の状態が自動的に確認され(602)、問
題なければ画面表示が更新され、色表示される(60
3)。次に、図10における「試薬」82を選択した場
合(604)、あるいは「試薬要求」(図では「試薬印
字」)を選択した場合(604)は、試薬の要求状態を
表示する(605)。その後、オペレータは試薬の状態
を確認し、試薬のセットを完了した(606)後、「状
態監視」画面を再度表示することを指示する。装置側は
装置状況の自動確認を行い(607)、オペレータによ
る、セットされた試薬の状況に従って画面表示の更新を
行って(608)、色表示の更新をする。例えば試薬が
赤表示だったものが青表示となる。
【0047】ステップ609、610、610−1、6
11及び612は校正用試料についてのもので、試薬に
ついてのステップ604、605、606、607及び
608と実質的に同じである。従って「試薬」を「校正
用試料」と読み替えるだけでよい。また、ステップ61
3、614、615、616及び617は精度管理用試
料についてのもので、試薬についてのステップ604、
605、606、607及び608とそれぞれ実質的に
同じである。従って「試薬」を「精度管理用試料」と読
み替えるだけでよい。
【0048】ステップ617までのステップが終了する
と、測定の準備が完了し、図9の運用一覧のすべてのボ
タンが注意、警告のいずれもない表示となる。
【0049】なお、ステップ606、610ー1及び6
15は要求情報によるオペレータ処理要求がない場合
は、スキップできるものとする。また、各要求情報表示
選択において、詳細表示を選択した場合はフローはその
先頭に戻るものとする。
【0050】図12はシステム動作中にアラーム(警
報)が発生した場合の本発明に基づくアラーム発生箇所
の表示までのフローを示す。システム動作中に異常が発
生すると、統括制御部10はアラーム(警報)情報を発
生する。アラ−ム情報のうち特に異常部分の情報が検出
され(402)、異常発生部分を示す画面上の着色(本
明細書では斜線部)箇所が、予め定められた異常内容と
検出されたアラーム情報から決定され(403)、表示
されて(図では「画面表示更新」となっている)(40
4)、異常発生箇所(アラーム発生箇所)の表示が完了
する。
【0051】図12に示されたフローに関連して、アラ
ームが発生した場合の画面の表示例が図13及び14に
示されている。図13は第1の比色分析部すなわち比色
1に異常が発生した場合の本発明に基づく状態監視画面
の表示例を示し、図14は図13の比色1を選択した場
合の本発明に基づく状態監視画面の表示例を示す。ま
た、図15はアラームが発生した場合の本発明に基づく
アラーム詳細表示までのフローを示す。
【0052】図9の画面表示がなされている状態におい
て、どこか、例えば比色1、に異常が発生すると、図1
3に示される画面表示がなされ、異常が発生している比
色1の部分の色が、例えば警告の場合は赤色、注意の場
合は黄色といったように変わる。図では簡略化のために
その部分が斜線で示されている。この後、その斜線で示
された比色1の部分を選択すると(501)、図14に
示された画像表示がなされる。すなわち、図13の運用
状況一覧81の表示に代わってその部分に「比色1」に
対応する状態に関する情報が、「検体」、「試薬」、
「警報」というその検体処理部の確認項目ごとに表示さ
れる(502)。なお、その確認項目はすべての検体処
理部に共通であるわけではない。例えば「比色2」の確
認項目は「比色1」のそれと同じであるが、「投入」及
び「回収」の確認項目は「検体」及び「警報」である。
「投入」の「検体」は検体があるかどうかを表し、「回
収」の「検体」は検体回収トレイの設置が正しいかと
か、その回収トレイが満杯かとか、測定完了のものがあ
るかとかを表す。また、「警報」はハードウエア的な故
障がないか等を表す。
【0053】ここで、「警報」というボックスボタン7
1を選択することにより表示される警報画面60におい
て、比色1に対応する警報の詳細が選択され表示され
る。オペレータがその詳細について確認をする場合は、
図14の「試薬」の右隣りの「警報」を選択することに
より(503)、共通の情報画面52〜60(図7)の
中から警報画面60を選択して表示する。この表示に際
しては、現在選択した分析部(比色1)に対応する情報
が選択的に表示され、あるいはその対応部分(比色1)
については優先度の高いものとして表示情報の並び変え
が行われる(504、505、506)。
【0054】このように、共通の表示画面を利用するこ
とにより操作者はより少ない種類の画面で操作をするこ
とが可能となる。警報については、常時表示されている
ボタン71を用いることにより、状態監視画面でなくと
も、全ての警報をチェックすることができる。
【0055】以上の説明のように、システム全体の情報
を一括してリスト表示する情報表示画面に、状態監視画
面より遷移する過程で表示の選択を行うことにより、よ
り容易に問題の箇所を発見することができる。
【0056】但し、全ての情報をリストより選択する必
要はなく、各分析部に関する試薬に関しては、分析部の
装置構成に応じた形状に対応した視認性のよいグラフィ
カルな表示を行ってもよい。この場合は、当該分析部に
関する専用の画面となり、統一的に設定、管理する画面
とは異なる場合も許すものとなるが、全体情報を表示す
るリストの内容も更新されるものとする。
【0057】本発明の実施例によれば、複数の分析部
(検体処理部)に共通する操作部があって、この操作部
での操作によって、複数の分析部に関する情報を一括
(共通)して扱う画面(情報表示画面)群の任意のもの
を選択表示することができ、さらにそれぞの分析部を判
別可能に示しかつその示された分析部に対応する箇所に
当該分析部のおかれる状況を一括して示す状態監視画面
を表示することができるので、その状態監視画面より、
前記複数の分析部に関する情報を一括して扱う画面群の
情報に基づいて当該分析部に関する状況を選択的に示す
ことができ、したがって、必要な操作画面のタイプを減
らすことができると共に、複数の分析部を接続した大形
の検体処理システムの0場合でも容易に目的の分析部の
知りたい情報に到達できることができる。
【0058】さらに、状態監視画面においては、操作手
順に即し、かつ逐次操作状態の変化を更新する作業順序
に準じた状態表示機能を備えているので、その表示から
必要な要求情報を直接表示もしくは印字が可能となり、
操作の簡易化を実現する。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、オペレ−タによる操作
性のすぐれた検体処理システムが提供される。
【0060】本発明によればさらに操作画面の数を削減
するのに適した検体処理装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづく一実施例の検体処理システム
の全体構成図。
【図2】本発明に基づく、図1の検体搬送ラインに対す
る検体処理部の接続状態を示す平面図。
【図3】本発明に基づくシステム構成例とそれに対応す
る操作画面としての状態監視画面の構成例を示す図。
【図4】本発明に基づく、新規にシステム構成をする場
合の一例としてのフローを示す図。
【図5】本発明に基づく検体処理システムの立ち上げ時
の状態監視の一例としてのフロ−を示す図。
【図6】本発明に基づく、システム構成を既に記憶して
いる場合における検体処理システムの再立ち上げ時の状
態監視の一例としてのフロ−を示す図。
【図7】本発明に基づく、検体処理システムの操作に用
いられる操作画面の構成の一例の説明図。
【図8】図7の「システムメンテナンス画面」を選択し
たときの情報表示画面を示す図。
【図9】本発明に基づく、図3の状態監視画面の例を示
す図。
【図10】本発明に基づく、図9の運用状況一覧画面部
分からの画面遷移を説明するための説明図。
【図11】本発明に基づく準備動作のフローを示す図。
【図12】システム動作中にアラ−ム(警報)が発生し
た場合の本発明に基づくアラーム発生箇所の表示までの
フローを示す図。
【図13】比色1に異常が発生した場合のアラームが発
生した場合の本発明に基づく状態監視画面の表示例を示
す図。
【図14】図13の比色を選択した場合のアラームが発
生した場合の状態監視画面の表示例を示す図。
【図15】アラームが発生した場合の本発明に基づくア
ラーム詳細表示までのフローを示す図。
【符号の説明】
1:検体投入部、2:検体搬送部、3:検体回収部、
4:電解質分析部、5:第1の比色分析部、6:第2の
比色分析部、7:再検査バッファ、8:再検査ライン、
10:統括制御部、11:検体搬送ライン制御部、1
4:電解質分析部制御部、15:第1の比色分析部制御
部、16:第2の分析部制御部、20:操作部、21:
表示部、22:操作制御部、23:入力部、91:電解
質接続部及び検出部、92及び93:比色分析部接続部
及び検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 敦 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検体を搬送する検体搬送部と、該検体搬送
    部に接続された複数の検体処理部とを含む検体処理シス
    テムであって、操作画面を表示する表示装置と、前記検
    体搬送部に対する前記検体処理部の組み合わせ関係を示
    すシステム構成を行うように前記検体搬送部に接続され
    る前記検体処理部を検出する検出手段とを備え、前記操
    作画面は前記システム構成に基づいて自動的に設定され
    たものであることを特徴とする検体処理システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、予め定められたシステ
    ム構成を記憶する記憶手段を備え、前記表示手段は、前
    記記憶されたシステム構成に照らして、前記検出手段に
    よって検出されるべき検体処理部が検出されなかった場
    合は、その事実がわかる表示を前記操作画面上の対応す
    る部分に行うことを特徴とする検体処理システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、予め定められたシステ
    ム構成を記憶する記憶手段を備え、前記検出手段による
    検出に基づくシステム構成が前記記憶されたシステム構
    成と異なる場合はアラ−ムを出すようにしたことを特徴
    とする検体処理システム。
  4. 【請求項4】検体を搬送する検体搬送部と、該検体搬送
    部により搬送される検体を処理する複数の検体処理部と
    を含む検体処理システムであって、該検体処理システム
    の操作情報を入力する操作部と、前記検体搬送部に対す
    る前記検体処理部との組み合わせ関係を識別し得る状態
    監視画面及び前記検体処理システム全体の情報表示画面
    を表示し得る表示装置とを備え、前記操作部を操作し
    て、前記状態監視画面において前記検体処理部を選択す
    ることにより、その選択された検体処理部に関する情報
    を前記情報表示画面において表示するようにしたことを
    特徴とする検体処理システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記複数の検体処理部
    に共通する情報を前記情報表示画面の各々に表示するよ
    うにしたことを特徴とする検体処理システム。
  6. 【請求項6】請求項4において、前記選択された検体処
    理部の情報を前記情報表示画面において選択して又は表
    示順序を変更して表示するようにしたことを特徴とする
    検体処理システム。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記表示装置は前記状
    態監視画面に前記検体処理システムと接続される機器及
    び前記操作部の構成要素を表示することを特徴とする検
    体処理装置。
  8. 【請求項8】請求項6において、前記表示装置は前記状
    態監視画面に、前記検体処理部の複数の確認項目を表示
    するとともに、その確認項目が表示されている状態にお
    いて、前記選択された検体処理部に対応する状態に関す
    る情報を前記確認項目ごとに表示することを特徴とする
    検体処理システム。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記表示装置は前記状
    態表示画面に表示された確認項目を選択することによ
    り、前記情報表示画面の選択された確認項目に関する画
    面において前記選択された検体処理部についての情報を
    選択して表示するか、もしくは表示順序を変更して表示
    することを特徴とする検体処理システム。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記表示装置は前記
    状態表示画面において、システム運用に当たってオペレ
    ータが行うべき処理の項目に関する状況を表示すること
    を特徴とする検体処理システム。
  11. 【請求項11】請求項10において、前記操作者が行う
    べき処理が複数の処理項目に亘る場合において、オペレ
    ータが実施すべき順序に対応して前記複数の処理項目に
    ついてそれぞれの状況を逐次更新して表示することを特
    徴とする検体処理システム。
  12. 【請求項12】請求項11において、前記複数の処理項
    目について要求される情報を表示もしくは印字すること
    を特徴とする検体処理システム。
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