JP2014228403A - 検体処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】各装置を制御する操作部まで移動して操作するわずらわしさを解消する検体処理システムを提供する。
【解決手段】検体前処理装置10,20を制御する前処理装置用操作部11,21と検体分析装置である生化学分析装置30,40,50、免疫分析装置60を制御する分析装置用操作部31,41,51,61とは相互に通信可能にネットワークを介して接続され、いずれかの前処理装置用入力部または分析装置用入力部から入力を受け付けた情報を任意の前処理装置用操作部11,21または分析装置用操作部31,41,51,61へネットワークを介して送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、検体処理システムに関する。
検体(たとえば、血液、尿など)の分析を自動で行うための検体処理システムは、採取した血液や尿などを遠心分離、分注、ラベリングなどを行う検体前処理とこの検体前処理がされた検体を分析する分析処理とを行う。また、これらの検体前処理および分析処理は多種のものがあるため、検体処理システムは、それぞれの処理を別々の装置で行うために、検体が入った検体容器を、検体搬送ラインを介して装置間で搬送する。
特開2009−123178号公報(特許文献1)には、「ネットワーク上の複数のコンピュータにおいて、一つの構成制御サーバと、その構成制御サーバから構成制御情報を受け取って自らが稼動するコンピュータ上にその情報に基づく処理を実行する複数の構成制御クライアントとによりネットワークコンピュータシステムを構成し、構成制御サーバによって、構成制御クライアントの稼動するコンピュータに自在に画面サーバや画面クライアントを構成させ、或いはその設定も変更できる画面共有システムを構築する。」と記載されている。
また、特開平11−223634号公報(特許文献2)には、「検体を搬送する検体搬送部と、該検体搬送部により搬送される検体を処理する複数の検体処理部とを含む検体処理システムにおいて、検体処理システムの操作情報を入力する操作部と、前記検体搬送部に対する前記検体処理部との組み合わせ関係を識別し得る状態監視画面及び前記検体処理システム全体の情報表示画面を表示し得る表示装置とが備えられていて、操作部を操作して、状態監視画面において検体処理部を選択することにより、その選択された検体処理部に関する情報が情報表示画面において表示されるようになっている。」と記載されている。
特開2009−123178号公報 特開平11−223634号公報
従来の検体処理システムにおいては、自動分析装置および検体前処理装置ごとに操作部を有し、各操作部を操作することで対応する装置を制御できる。よって、各装置を制御させるためには、装置を制御する操作部にまで移動して操作する必要があり、検査技師の作業効率を低下させていた。
本発明の目的は、各装置を制御する操作部まで移動して操作するわずらわしさを解消する検体処理システムを提供することである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。
本発明の一実施の形態は、検体の前処理をする検体前処理装置と、前記検体前処理装置にて前処理がされた前記検体を分析する検体分析装置と、前記検体前処理装置を制御する前処理装置用操作部と、前記検体分析装置を制御する分析装置用操作部と、を有する検体処理システムであって、前記前処理装置用操作部と前記分析装置用操作部とは、相互に通信可能にネットワークを介して接続される。また、前記前処理装置用操作部および前記分析装置用操作部は、前記検体前処理装置を制御するための情報の入力を受け付ける前処理装置用入力部または前記検体分析装置を制御するための情報の入力を受け付ける分析装置用入力部のいずれかの入力部から前記情報の入力を受け付け、入力を受け付けた前記情報を、任意の前処理装置用操作部または分析装置用操作部へ前記ネットワークを介して送信する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明の一実施の形態によれば、各装置を制御する操作部まで移動して操作するわずらわしさを解消できるようになる。
本発明の一実施の形態における検体処理システムの構成例の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における検体処理システムの構成例の概要を示す図である。 図1の検体処理システムにおいて、操作部が有する表示部に表示される応答画面の例を示す図である。 図1の検体処理システムにおいて、操作部が有する表示部に表示されるアラーム画面の例を示す図である。 図1の検体処理システムにおいて、操作部が有する表示部に表示される消耗品表示画面の例を示す図である。 図1の検体処理システムにおいて、操作部が有する表示部に表示される応答画面の画面遷移例を示す図である。 図1の検体処理システムにおいて、操作部が有する表示部に表示される応答画面の画面遷移例を示す図である。 図1の検体処理システムにおいて、操作部が有する表示部に表示される応答画面の画面遷移例を示す図である。 図1の検体処理システムにおいて、操作部が有する表示部に表示される応答画面の画面遷移例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<システム構成>
図1および図2は、本発明の一実施の形態における検体処理システムの構成例の概要を示す。図1において、検体処理システムは例えば、検体前処理装置10,20と、検体分析装置である生化学分析装置30,40,50および免疫分析装置60と、検体前処理装置10,20と各検体分析装置とを接続する搬送ライン70と、前処理装置用操作部11,21と、分析装置用操作部31,41,51,61とを有する。
また、検体前処理装置10,20、生化学分析装置30,40,50、免疫分析装置60、前処理装置用操作部11,21、分析装置用操作部31,41,51,61には、所定のハードウェアおよびソフトウェアが実装される。たとえば、検体前処理装置10,20、生化学分析装置30,40,50、免疫分析装置60、前処理装置用操作部11,21、分析装置用操作部31,41,51,61は、プロセッサやメモリなどを有し、プロセッサによるメモリ上のプログラムの実行により、検体処理システムとして、検体前処理装置10,20、生化学分析装置30,40,50、免疫分析装置60、前処理装置用操作部11,21、分析装置用操作部31,41,51,61のコンピュータを機能させる。
検体前処理装置10は、投入モジュールと、遠心モジュールと、開栓モジュールと、オンライン分注モジュールと、バーコード添付モジュールと、収納モジュールとを有する。
検体前処理装置20は、投入モジュールと、遠心モジュールと、開栓モジュールと、オンライン分注モジュールと、バーコード添付モジュールと、閉栓モジュールと、検体分類モジュールと、収納モジュールとを有する。
生化学分析装置30,40,50と免疫分析装置60とは、検体前処理装置10,20で前処理された検体の成分を分析する。
搬送ライン70は、検体前処理装置10,20から生化学分析装置30,40,50や免疫分析装置60へ検体を搬送する。
前処理装置用操作部11は検体前処理装置10の近辺に設けられ、検体前処理装置10を制御する。前処理装置用操作部21は、検体前処理装置20の近辺に設けられ、検体前処理装置20を制御する。分析装置用操作部31は、生化学分析装置30の近辺に設けられ、生化学分析装置30を制御する。分析装置用操作部41は、生化学分析装置40の近辺に設けられ、生化学分析装置40を制御する。分析装置用操作部51は、生化学分析装置50の近辺に設けられ、生化学分析装置50を制御する。分析装置用操作部61は、免疫分析装置60の近辺に設けられ、免疫分析装置60を制御する。
また、前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61は、検体前処理装置10,20を制御するための情報の入力を受け付ける前処理装置用入力部と生化学分析装置30,40,50、免疫分析装置60を制御するための情報の入力を受け付ける分析装置用入力部とを有する。
なお、各前処理装置用操作部11,21および各分析装置用操作部31,41,51,61は所定間隔(たとえば、10メートル)ごとに設けられる。
また、いずれかの装置に異常が発生した場合、前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61は図示しない出力部から音声を出力する。また、表示部208には、異常の発生したことを示す情報が表示される。
前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61が測定開始の入力を受け付けると、検体前処理装置20の投入モジュールより投入された検体は、遠心モジュールと開栓モジュールと分注モジュールとにより、検体前処理が行われる。投入モジュールより投入された検体は収納モジュールにより収納され、検体前処理がされた検体は検体ラックに移載され、この検体ラックは、搬送ライン70に搬送される。
次に、搬送ライン70は、検体前処理がされた検体が収納された検体ラックをいずれかの生化学分析装置30,40,50に搬送する。この搬送先は、試料の検査項目などに基づいて検体前処理装置20により決定される。その後、生化学分析装置30,40,50は搬送された検体の分析を行う。
図2において、検体処理システムは、検体前処理装置10,20を制御する前処理装置用操作部11,21および生化学分析装置30,40,50、免疫分析装置60を制御する分析装置用操作部31,41,51,61を有する。そして、これら前処理装置用操作部11,21と分析装置用操作部31,41,51,61とは通信集合中継器80(たとえば、HUBなど)を経由して相互に通信可能にネットワークを介して接続されている。これにより前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61は、各制御対象と通信できることに加え、相互の前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61間で通信をすることができ、検査室での作業の効率を向上できるようになる。
ここで、生化学分析装置40,50においては同一項目の測定を実施するようになっており、生化学分析装置40,50へ検体前処理装置20から検体が交互に搬送される。そして、生化学分析装置50にて異常が発生した後に、異常の内容を示すアラーム情報を表示する画面に分析装置用操作部51の表示部208の表示を切り替える。このアラーム情報を確認後、検査技師は、生化学分析装置50の復旧作業を行うが、復旧に時間を要する場合、検査技師は、生化学分析装置50をオフラインに設定し、その後、生化学分析装置50への検体の搬送を停止する必要がある。
従来は、分析装置用操作部51の表示部208にてアラーム情報を確認した検査技師は、生化学分析装置50の分析装置用操作部51から検体前処理装置20の前処理装置用操作部21まで移動し、前処理装置用操作部21を操作することで、生化学分析装置50への搬送を中止し生化学分析装置40のみに検体が搬送されるように検体前処理装置20の設定を変更していた。そして、検査技師が移動する間も検体前処理装置20から生化学分析装置50へ検体が搬送されており、生化学分析装置50の待機部に検体が滞留していた。その場合、生化学分析装置50の待機部に滞留した検体は、検査技師が手作業で取り出し、生化学分析装置40にセットしなければならなかった。
本発明の一実施の形態では、分析装置用操作部51の表示部208が確認され復旧に時間がかかると判断された場合には、分析装置用操作部51は、生化学分析装置50を制御するための情報の入力を受け付ける分析装置用入力部から、検体前処理装置20を制御するための情報の入力を受け付ける前処理装置用入力部へと入力部を切り替える。その後、分析装置用操作部51が所定の入力を受け付けることで、分析装置用操作部51は前処理装置用操作部21へ検体前処理装置20から生化学分析装置50への検体の搬送の停止をする要求を、ネットワークを介して送信する。前処理装置用操作部21は、分析装置用操作部51からの要求を受信すると、生化学分析装置50への搬送を停止するように検体前処理装置20を制御する。その後、分析装置用操作部51が所定の入力を受け付けることで、分析装置用操作部51は前処理装置用操作部21へ検体前処理装置20から生化学分析装置40のみに検体を搬送する要求を、ネットワークを介して送信する。前処理装置用操作部21は、分析装置用操作部51からの要求を受信すると、生化学分析装置40のみに検体を搬送するように検体前処理装置20を制御する。これにより、検査室内の移動に要する時間が省略され生化学分析装置50に搬送される検体の数も最小限に抑えられ検査技師の手作業等の後戻り作業を抑制できるようになる。これは、少ない人数で検査室のシステム全体を管理できることを意味し、正確な状況確認や指示が可能になる。
また、生化学分析装置50にて異常が発生した場合、分析装置用操作部51から異常が発生した旨の情報が前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61に送信され、前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61の表示部208には、異常が発生したことを示すアラーム情報が表示される。よって、前処理装置用操作部21の近くに検査技師が存在する場合は、生化学分析装置50へ移動せずに、検査技師は生化学分析装置50に異常が発生したことを確認できるようになる。例えば、発生した異常の内容が復旧に時間を要する重篤な異常ではなく、生化学分析装置50の試薬が無くなったような場合に、分析装置用操作部51の表示部208で確認をしなくても前処理装置用操作部21の表示部208から異常が発生したことを確認できるようになる。
また、処置の必要のない、生化学分析装置30,40,50における再検処理状況の情報や緊急処理検体が遠心中なのか、開栓中なのか、分注処理中なのか、分析測定中なのかの処理状況を前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61の表示部208に表示させることができるようになる。
<応答画面>
図3は、図1の検体処理システムにおいて、前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61が有する表示部208に表示される応答画面の例を示す。図1において、前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61が有する表示部208には、分析装置用表示切替ボタン201と、アラーム表示ボタン202と、消耗品表示ボタン203と、スタートボタン204と、ストップボタン205と、電源ボタン206と、処理選択ボタン207と、装置画像209とが表示される。
装置画像209は、現在、制御される対象となっている装置を示す。つまり、図3の応答画面では、装置画像209として検体前処理装置20の画像が表示部208に表示されており、現在、制御の対象となっている装置は検体前処理装置20となる。よって、表示部208が表示する各ボタンは、検体前処理装置20を制御するための情報の入力を受け付ける、前処理装置用入力部として機能する。
電源ボタン206が操作を受け付けると、制御の対象となっている装置の電源が立ち上げられる。また、電源が立ち上がった後に電源ボタン206が操作を受け付けると、制御の対象となっている装置がシャットダウンされる。図3の応答画面では、電源ボタン206が操作を受け付けると検体前処理装置20の電源が立ち上げられる。また、電源が立ち上がった後に電源ボタン206が操作を受け付けると検体前処理装置20はシャットダウンされる。
スタートボタン204が操作を受け付けると、制御の対象となっている装置が行う処理を開始される。その後、ストップボタン205が操作を受け付けると、制御の対象となっている装置が行っている処理が停止される。図3の応答画面では、スタートボタン204が操作を受け付けると、検体前処理装置20が行う検体前処理が開始される。その後、ストップボタン205が操作を受け付けると、検体前処理装置20が行っている検体前処理が停止される。
表示切替ボタン201が操作を受け付けると、制御の対象が切り替わるとともに、切り替わった後の制御対象の装置の装置画像209が表示部208に表示される。
アラーム表示ボタン202が操作を受け付けると、表示部208には、図4に示すアラーム画面が表示される。ここで、図4のアラーム画面において、表示部208には、表示切替ボタン201と、アラーム表示ボタン202と、消耗品表示ボタン203と、スタートボタン204と、ストップボタン205と、電源ボタン206と、処理選択ボタン207と、アラーム対処情報210と、アラーム情報211とが表示される。
アラーム情報211は、例えば、生化学分析装置30,40,50の試薬が切れたことを示す文章や、検体前処理装置10,20のラベルが切れていることを示す文章が該当する。
アラーム対処情報210は、警告内容を解消するための措置を文章で表現したものであり、例えば、試薬の交換手順を説明する文章や、ラベルの交換手順など説明する文章が該当する。
表示部208にアラーム情報211およびアラーム対処情報210が表示されることで、ユーザにアラーム警告内容および警告内容に対する対処方法を確認させることができるようになる。また、アラーム情報211およびアラーム対処情報210を確認させた後、ユーザから表示切替ボタン201や処理選択ボタン207が操作を受け付けることで、アラーム情報211およびアラーム対処情報210に応じた対処が可能になる。
消耗品表示ボタン203が操作を受け付けると、表示部208は、図5に示す消耗品表示画面が表示される。ここで、図5の消耗品表示画面において、表示部208は、制御の対象になっている装置の消耗品画像212が表示される。この消耗品は、検体前処理装置10,20において使用する消耗品であるバーコード添付モジュールのバーコードラベルや、検体前処理装置20の閉栓モジュールの閉栓キャップや、生化学分析装置30,40,50の試薬の残量や分注チップが該当する。ユーザは消耗品画像212を確認することで、装置ごとの補充が必要な消耗品を把握できる。
<画面遷移例>
図6〜図9は、図1の検体処理システムにおいて、生化学分析装置50の近辺に設けられる分析装置用操作部51から操作を受け付けることで、前処理装置用操作部21が検体前処理装置20を制御して試料の搬送先を生化学分析装置50から生化学分析装置40へ変更する場合の画面遷移例を示す。
まず、図6の応答画面では、装置画像209として、生化学分析装置50が表示されており、表示部208が表示する各ボタンは、生化学分析装置50を制御するための情報の入力を受け付ける分析装置用入力部として機能する。図6の応答画面のアラーム表示ボタン202が操作を受け付けると、図7のアラーム画面に表示が切り替わる。
図7のアラーム画面では、アラーム情報211として「試薬が切れています」が表示され、アラーム対処情報210として「表示画面を切替後に検体前処理装置を制御して搬送先を別の生化学分析装置へ変更して下さい」が表示される。その後、図7の応答画面の消耗品表示ボタン203が操作を受け付けると、図8の消耗品表示画面に表示が切り替わる。
図8の消耗品表示画面では、消耗品画像212として、生化学分析装置50の試薬の残量が表示される。その後、図8の消耗品表示画面の表示切替ボタン201が操作を受け付けることで、図9の応答画面に表示が切り替わる。
図9の応答画面では、装置画像209として、検体前処理装置20が表示されており、表示部208が表示する各ボタンは、検体前処理装置20を制御するための情報の入力を受け付ける前処理装置用入力部として機能する。図9の応答画面の処理選択ボタン207が、入力を受け付けることで、分析装置用操作部51は、受け付けた入力に対応する情報を前処理装置用操作部21へネットワークを介して送信する。その後、前処理装置用操作部21は、分析装置用操作部51から受信した情報に基づいて、検体前処理装置20を制御して試料の搬送先を生化学分析装置50から生化学分析装置40へ変更するなどの対処が可能になる。
<本実施の形態の効果>
以上説明した本実施の形態における検体処理システムによれば、前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61が相互に通信可能にネットワークを介して接続され、前処理装置用入力部または分析装置用入力部のいずれかの入力部から入力を受け付けた情報を、任意の前処理装置用操作部11,21または分析装置用操作部31,41,51,61へネットワークを介して送信することで、検査室内の移動に要する時間を省略できるようになる。
また、前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61に発生した異常の内容を表示することで、異常が発生した装置まで移動する時間を省略できるようになる。
また、前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61は、検体前処理装置10,20において使用する消耗品の消耗の度合いを示す画像を表示することで、消耗した消耗品を有する装置まで移動する時間を省略できるようになる。
また、前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61に、検体前処理装置10,20おける再検処理の状況と検体の処理の状況とを表示できるようになる。
また、前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61が、任意の装置の処理を開始し、停止する機能を有することで、処理を開始または停止したい装置まで移動する時間を省略できるようになる。
また、前処理装置用操作部11,21および分析装置用操作部31,41,51,61が、任意の装置の電源を立ち上げ、電源をシャットダウンする機能を有することで、電源を立ち上げまたはシャットダウンしたい装置まで移動する時間を省略できるようになる。
また、検体前処理装置10,20を制御する複数の前処理装置用操作部11,21同士が相互に通信可能にネットワークを介して接続され、検体分析装置である生化学分析装置30,40,50、免疫分析装置60を制御する複数の分析装置用操作部31,41,51,61同士が相互に通信可能にネットワークを介して接続されることで、検査室内の操作部間を移動に要する時間を省略できるようになる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
10,20 検体前処理装置
11,21 前処理装置用操作部
30,40,50 生化学分析装置
31,41,51,61 分析装置用操作部
60 免疫分析装置
70 搬送ライン
80 通信集合中継器
201 表示切替ボタン
202 アラーム表示ボタン
203 消耗品表示ボタン
204 スタートボタン
205 ストップボタン
206 電源ボタン
207 処理選択ボタン
208 表示部
209 装置画像
210 アラーム対処情報
211 アラーム情報
212 消耗品画像

Claims (7)

  1. 検体の前処理をする検体前処理装置と、前記検体前処理装置にて前処理がされた前記検体を分析する検体分析装置と、前記検体前処理装置を制御する前処理装置用操作部と、前記検体分析装置を制御する分析装置用操作部と、を有する検体処理システムであって、
    前記前処理装置用操作部と前記分析装置用操作部とは、相互に通信可能にネットワークを介して接続され、
    前記前処理装置用操作部および前記分析装置用操作部は、前記検体前処理装置を制御するための情報の入力を受け付ける前処理装置用入力部または前記検体分析装置を制御するための情報の入力を受け付ける分析装置用入力部のいずれかの入力部から前記情報の入力を受け付け、入力を受け付けた前記情報を、任意の前処理装置用操作部または分析装置用操作部へ前記ネットワークを介して送信する、検体処理システム。
  2. 請求項1に記載の検体処理システムにおいて、
    前記検体前処理装置または前記検体分析装置に異常が発生した場合、
    前記前処理装置用操作部および前記分析装置用操作部は、発生した異常の内容を示すアラーム情報を表示する、検体処理システム。
  3. 請求項1または2に記載の検体処理システムにおいて、
    前記前処理装置用操作部および前記分析装置用操作部は、前記検体前処理装置において使用する消耗品の消耗の度合いを示す画像を表示する、検体処理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の検体処理システムにおいて、
    前記前処理装置用操作部および前記分析装置用操作部は、前記検体分析装置における再検処理の状況と検体の処理の状況とを表示する、検体処理システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の検体処理システムにおいて、
    前記前処理装置用操作部および前記分析装置用操作部は、任意の前記検体前処理装置および前記検体分析装置が行う処理を開始し、前記検体前処理装置および前記検体分析装置が行う前記処理を停止する機能を有する、検体処理システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の検体処理システムにおいて、
    前記前処理装置用操作部および前記分析装置用操作部は、任意の前記検体前処理装置および前記検体分析装置の電源を立ち上げ、前記検体前処理装置および前記検体分析装置の前記電源をシャットダウンする機能を有する、検体処理システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の検体処理システムにおいて、
    前記検体前処理装置を制御する複数の前記前処理装置用操作部同士が相互に通信可能にネットワークを介して接続され、前記検体分析装置を制御する複数の前記分析装置用操作部同士が相互に通信可能にネットワークを介して接続される、検体処理システム。
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