JPH11222570A - インキ組成物およびその調製方法 - Google Patents

インキ組成物およびその調製方法

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JPH11222570A
JPH11222570A JP10299225A JP29922598A JPH11222570A JP H11222570 A JPH11222570 A JP H11222570A JP 10299225 A JP10299225 A JP 10299225A JP 29922598 A JP29922598 A JP 29922598A JP H11222570 A JPH11222570 A JP H11222570A
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diazabicyclo
octane
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エー サンチェス ルイス
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    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/38Inkjet printing inks characterised by non-macromolecular additives other than solvents, pigments or dyes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 混色にじみが少なく、pHおよび温度の変動
に対して安定した低粘度のインキ組成物であって、サー
マルインキジェットのプリントヘッドに一般に用いられ
ている素材の劣化を起こしにくいインキ組成物を提供す
る。 【解決手段】 水と、着色料と、1,4−ジアザビシク
ロ[2.2.2]オクタンと、(a)式[(F2n+1n
CH2S)2(CH3)C−CH2CH2COO-][B+
(ここで、nは約8〜約20の整数、及びBはカチオン
である)、及び、(b)式[(F3C(F2C)nCH=
CHCH2OCH(OH)CH22NCH2COO-
[X+](ここで、Xはカチオン、及びnは約3〜約2
0の整数である)で示されるグループより選ばれるフッ
化物と、を含むことを特徴とするインキ組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインキ組成物とその
調製方法、及びその使用方法に関するものである。更に
詳しく述べるならば、本発明はインキジェット印刷法に
適した組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5,019,166号では、
染料、液状媒体、及び界面活性剤から成る、サーマルイ
ンキジェット印刷用組成物を開示している。このとき、
界面活性剤は、ポリオキシアルキル化エーテル類、両末
端に陰イオン基を持つフルオロチオアルキル類、アルキ
ル=アリールスルホナート(アリールスルホン酸アルキ
ル)類、アルキルアミン第4級塩類、及びそれらの混合
物から成るグループより選ばれるものである。また、開
示されたインキ組成物をサーマルインキジェットプリン
タより射出し、基材上に画像を印刷する方法も開示して
いる。
【0003】米国特許第5,401,303号では、鮮
明な輪郭を描く第1のインキと、界面エネルギーの低い
第2のインキとの界面に見られるハロ効果が、第1のイ
ンキにある種のフルオロカーボン化合物類を添加するこ
とにより誘起されるものであるプロセスを開示してい
る。この添加によっても、第1のインキによる輪郭の鮮
明さは保たれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】既知の組成物及びプロ
セスは、その意図した目的には適しているが、より改良
されたインキ組成物が必要とされている。更に、異なっ
た色のインキをすぐに印刷しても混色にじみが少ない又
は無いインキ組成物が必要とされている。また、条件に
あったpH値のインキ組成物が必要とされている。更
に、潜在的に優れた特性を持つインキ組成物が必要とさ
れている。条件にあったpH値であり、潜在的に優れた
特性を持つ、混色にじみが少ないインキ組成物もまた必
要とされている。更に、低い粘度のインキ組成物が必要
とされている。また、pH及び温度の変動に対して安定
した粘度のインキ組成物が必要とされている。更に、着
色料として顔料を含むインキ組成物がフッ化物を含んで
いる場合においても、混色にじみが少ない、染料含有イ
ンキ組成物が必要とされている。また、全ての色調を鮮
明に印刷できるインキ組成物が必要とされている。更
に、紙基材上に印刷しても透き通しの少ないインキ組成
物が必要とされている。また、様々な基材への印刷に適
したインキ組成物が必要とされている。更に、サーマル
インキジェットのプリントヘッドに一般に用いられる素
材の劣化を起こしにくいインキ組成物が必要とされてい
る。また、製造し易いインキ組成物が必要とされてい
る。
【0005】本発明の目的は、上記の長所を持つインキ
組成物を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(又はその特有の
実施の形態)の目的は、水と、着色料と、1,4−ジア
ザビシクロ[2.2.2]オクタンと、(a)式[(F
2n+1nCH2S)2(CH3)C−CH2CH2COO-
[B+](ここで、nは約8〜約20の整数、及びBは
カチオンである)及び(b)式[(F3C(F2C)n
H=CHCH2OCH(OH)CH22NCH2CO
-][X+](ここで、Xはカチオン、及びnは約3〜
約20の整数である)で示されるグループより選ばれる
フッ化物と、を含むことを特徴とするインキ組成物によ
り達せられよう。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のインキは水性液状ビヒク
ルを含むものである。液状ビヒクルは、単独の水のみ、
又は水と水に可溶又は水と混和する有機成分との混合物
であり、その有機成分は、例えば、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコール類、
グリセリン、ジプロピレングリコール類、ポリエチレン
グリコール類、ポリプロピレングリコール類、トリプロ
ピレングリコール=モノメチルエーテル、アミド類、エ
ーテル類、尿素、尿素置換体、エーテル類、カルボン酸
類及びその塩類、エステル類、アルコール類、有機スル
フィド類、有機スルホキシド類、スルホン類(例えば、
スルホラン)、アルコール誘導体、カルビトール、ブチ
ルカルビトール、セルソルブ、エーテル誘導体、アミノ
アルコール類、ケトン類、N−メチルピロリドン、2−
ピロリドン、シクロヘキシルピロリドン、ヒドロキシエ
ーテル類、アミド類、スルホキシド類、ラクトン類、高
分子電解質類、メチル=スルホニルエタノール、イミダ
ゾール、及びその他の水に可溶又は水と混和する物質、
及びそれらの混合物である。水と水に可溶又は混和する
有機溶媒との混合物を液状ビヒクルとして用いる場合、
水と有機溶媒の比率は、通常約100:0〜約30:7
0、望ましくは約97:3〜約40:60の範囲であ
る。水以外の液状ビヒクル成分は通常、水(100℃)
以上の沸点をもつ湿潤剤として働く。本発明のインキ組
成物中において、液状ビヒクルは通常インキの約60〜
約95重量%、望ましくは約70〜約90重量%を占め
るが、この範囲を越えても差支えない。
【0008】また、本発明のインキ組成物には着色料が
含まれている。染料類、顔料類、それらの混合物等、適
当であればいかなる着色料も用いることができる。
【0009】適当な染料又は染料混合物は、インキの液
状ビヒクルに可溶な、アシッド染料、ダイレクト染料、
リアクティブ染料等であり、水溶性のアニオン染料が望
ましい。
【0010】本発明のインキに用いられる、適当な顔料
の例としては、チャネルブラック、ファーネスブラッ
ク、ランプブラック等の、様々なカーボンブラック類が
挙げられる。着色顔料には、レッド、グリーン、ブル
ー、ブラウン、マゼンタ、シアン、及びイエロー、及び
それらの混合物の微粒子が含まれる。
【0011】また、インキ中にはフッ化物が含まれる。
ある実施の形態においては、フッ化物は次の式で示され
るものである。
【0012】
【化1】 ここで、nは約8〜約20の整数、及びBはカチオンで
ある。特にある実施の形態においては、nは10、Bは
(HO−CH2CH22NH2 +であった。他の適当なカ
チオンの例としては、(HO−CH2CH23NH+、ト
リス(ヒドロキシメチル)アミノメタン=ヒドロクロリ
ド、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン=ヒドロ
シトラート、プロトン化1,4−ジアザビシクロ[2.
2.2]オクタン、等が挙げられる。この式で示される
物質は、例えば、ニューヨーク州アーズレイ(ノースカ
ロライナ州グリーンスボロ)、チバガイギーより、ロジ
ン(LODYNE) P−201として入手できる。
【0013】また他の実施の形態においては、フッ化物
は次の式で示されるものである。
【0014】
【化2】 ここで、X+はカチオン、及びnは約3〜約20、望ま
しくは約4〜約15、更に望ましくは約5〜約11の整
数である。適当なカチオンの例としては、アンモニウ
ム、(HO−CH2CH22NH2 +、(HO−CH2CH
23NH+、(HO−CH2CH2)NH3 +、イミダゾリ
ウム、N−メチルイミダゾリウム、又はN−ブチルイミ
ダゾリウムなどのイミダゾリウムカチオン、トリス(ヒ
ドロキシメチル)アミノメタン=ヒドロクロリド、トリ
ス(ヒドロキシメチル)アミノメタン=ヒドロシトラー
ト、プロトン化1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]
オクタン、等が挙げられる。この式で示される物質は、
例えば、ニューヨーク州アーズレイ(ノースカロライナ
州グリーンスボロ)、チバガイギーより、ロジン P−
502として入手できる。この物質は、nに幅をもつ物
質の混合物であり、その平均値は約9である。
【0015】このフッ化物はインキ中に効果的な又は必
要な量含まれる。通常、インキの約0.1〜約10重量
%、望ましくは約0.25〜約6重量%、より望ましく
は約0.5〜約5重量%、更に望ましくは約1〜約4重
量%であるが、この範囲を越えても差支えない。
【0016】上記の式で示されるフッ化物の混合物を用
いることもできる。
【0017】またインキ中には、次の式で示される、
1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタンが含ま
れる。
【0018】
【化3】 1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタンはイン
キ組成物中において緩衝剤として働き、酸による汚染が
起きても、フッ化物を含むインキを望ましいpHに保
つ。また、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オク
タンは緩衝作用が大きく、インキの緩衝能を保つのに比
較的少量で済む。通常、1,4−ジアザビシクロ[2.
2.2]オクタンはインキの約0.1〜約6重量%、望
ましくは約0.5〜約4重量%、更に望ましくは約1〜
約3重量%であるが、この範囲を越えても差支えない。
更に、特にインキが加熱されたりそのpHが変動する場
合、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタンは
望ましくない粘度の増加を伴わずに、フッ化物を含むイ
ンキ組成物に緩衝能を与える。
【0019】必要に応じて、インキ組成物には二つの第
4級アンモニウム基を持つ化合物が含まれる。本発明に
適した二つの第4級アンモニウム基を持つ化合物は、次
の一般式で示されるものであるが、それに限定されるも
のではない。
【0020】
【化4】 ここで、各R1、R2、R3、R4、R5及びR6はそれぞ
れ、望ましくは炭素数1〜約6のアルキル基であり、こ
れらのアルキル基は例えば水酸基、ハロゲン等で置換さ
れていても良い。R7は望ましくは炭素数約2〜約10
のアルキレン基であり、これらのアルキレン基は例えば
水酸基、ハロゲン等で置換されていても良い。Aはアニ
オンである。適当なアニオンの例としては、水酸化物、
ハロゲン、クエン酸、エチレンジアミン四酢酸、亜リン
酸、等が挙げられるが、それらに限定されるものではな
い。二つの第4級アンモニウム基を持つ化合物の適当な
例としては、N,N´−ヘキサメチレンビス(トリブチ
ルアンモニウム)化合物、N,N´−ヘキサメチレンビ
ス(トリメチルアンモニウム)化合物、等が挙げられ
る。具体的な例としては、下記化5に示す式で示され
る、N,N´−ヘキサメチレンビス(トリブチルアンモ
ニウム=ヒドロキシド)、及び、下記化6に示す式で示
される、N,N´−ヘキサメチレンビス(トリメチルア
ンモニウム=ブロミド)(別名 ヘキサメトニウム=ブ
ロミド)、等が挙げられる。
【0021】
【化5】
【化6】 インキ中に含まれる二つの第4級アンモニウム基を持つ
化合物は、必要又は効果的な量であって、通常フッ化物
1モル当たり約0.1〜約4モル、望ましくは約0.2
5〜約2モル、更に望ましくは約0.5〜約1モルであ
るが、この範囲を越えても差支えない。二つの第4級ア
ンモニウム基を持つ化合物は通常インキ中に約0.1〜
約10重量%、望ましくは約0.5〜約4重量%含まれ
るが、この範囲を越えても差支えない。
【0022】望ましい実施の形態において、本発明のイ
ンキ組成物には、イミダゾールが含まれていない。本発
明の実施の形態の少数の例においては、フッ化物を含む
インキの貯蔵安定性を高めるため、イミダゾールが用い
られている。イミダゾールはサーマルインキジェットの
プリントヘッドに一般に用いられる多くの素材を劣化さ
せるため、本発明のこの実施の形態におけるインキは、
プリントヘッドの素材にとって好都合である。
【0023】インキ組成物は、一般的にサーマルインキ
ジェット印刷法での使用に適した粘度である。室温(約
25℃)においては通常、インキの粘度は約5センチポ
アズ以下、望ましくは約1〜約3センチポアズである
が、この範囲を越えても差支えない。
【0024】本発明のインキ組成物は、適当な又は望ま
しいpHに調整できる。サーマルインキジェット印刷法
の、幾つかの実施の形態において、pH値は通常約8〜
約9.5、望ましくは約8.0〜約9.0、更に望まし
くは約8.5〜約9.0であるが、この範囲を越えても
差支えない。
【0025】インキジェット印刷に適したインキ組成物
は適当であればいかなる方法でも調製できる。通常、単
に成分を混合するだけか、又は、全てのインキ成分を混
合してからろ過し、インキを調製する。成分を混合及び
ろ過し、次にこの混合物に必要な添加物を加え、均一に
なるまで通常約5〜約10分間、適度に室温で撹拌する
など、従来のインキ調製法で必要とされる操作により調
製できる。又は、全ての成分を混合及びろ過するなど
の、必要な過程の途中で、必要に応じてインキ添加物を
加えることもできる。
【0026】ある特有の実施の形態において、インキ中
のフルオロカーボン物質でできた油滴(リポソーム、li
posome)の粒径を小さくするため、本発明のインキに超
音波照射を行う。この実施の形態における照射強度は比
較的弱く、通常約5〜約90分、望ましくは約10〜約
60分であり、望ましい実施の形態では約20分であ
る。他の実施の形態においては、他のインキ成分と混合
する前にフルオロカーボン物質に超音波照射を行う。こ
の二番目の実施の形態においては、製造業者より入手し
たままの形(フルオロカーボンを含む液体と予想され
る)、又は、水、水と1,4−ジアザビシクロ[2.
2.2]オクタンの混合物、水と他の必要なひとつ又は
それ以上のインキ成分との混合物などと混ぜ合わせた
後、フルオロカーボンを超音波照射する。特に望ましい
実施の形態においては、超音波照射された液体中には、
フルオロカーボン物質が約15重量%、水が約85重量
%含まれている。他の特に望ましい実施の形態において
は、フルオロカーボン物質が約15重量%、1,4−ジ
アザビシクロ[2.2.2]オクタンが約20重量%、
及び水が約65重量%含まれている。また他の特に望ま
しい実施の形態においては、フルオロカーボン物質が約
9〜約10重量%、1,4−ジアザビシクロ[2.2.
2]オクタンが約6〜約7重量%、ヘキサメトニウム=
ブロミドなどの二つの第4級アンモニウム基を有する化
合物が約4〜約5重量%、クエン酸などの酸が約2〜約
3重量%含まれ、他は水である。
【0027】超音波照射は例えば次のように行う。トリ
コン カラーズ(Tricon Colors) より入手した、フルオ
ロカーボンを約15重量%含む水溶液である、ロジン
P−502を25gずつに分け、それぞれ30gのバイ
アルに入れた。このバイアルを、550 SONIC
DISMEMBRATOR(フィッシャー サイエンテ
ィフィク社(Fisher Scientific Co.) より入手)にセッ
トし、20キロヘルツ、目盛り5の出力で、30秒毎に
オン/オフを切り替えながら10分間、ロジンP−50
2に超音波照射を行った。このバイアルを一晩静置した
後、上層をインキ組成物の調製に供した。
【0028】超音波照射の間、インキが加熱するのを防
ぐため、ジャケットで冷やす。及び/又は、連続せずに
間欠的に照射を行い、例えば1秒毎にオン/オフを行っ
て、5分の照射を10分とする。超音波照射によって油
滴を小さくした結果、インキの貯蔵安定性が向上し、粘
度が小さくなった。また、超音波照射により油滴の粒径
分布が小さくなった。
【0029】本発明はまた、本発明のインキ組成物をイ
ンキジェット印刷装置に用い、インキの微細液滴を発生
させて基材上に画像パターンを射出する方法をその目的
としている。特に望ましい実施の形態では、印刷装置に
おいて、ノズル中のインキを画像パターンに従って選択
的に加熱し、これによりインキの微細液滴を発生させて
画像パターンに沿って射出する、サーマルインキジェッ
ト法を用いている。ゼロックス(登録商標)4024紙
等の普通紙、罫線付きノート紙、ボンド紙、シャープ社
のシリカコート紙やJuJo紙等のシリカコート紙、透
明画基材、織物、繊維製品、プラスチック類、高分子フ
ィルム、金属などの無機基材や木材等、基材として適当
であれば、いかなるものも使用できる。望ましい実施の
形態では、普通紙のような多孔性又はインキを吸収し易
い基材に印刷を行っている。
【0030】
【実施例】実施例1.蒸留水59.4gに、1,4−ジ
アザビシクロ[2.2.2]オクタン(ウィスコンシン
州ミルウォーキー、アルドリッチ ケミカル社、D2,
780−2)を19.8g、クエン酸(アルドリッチ
ケミカル社、C8,315−5)を7.8g、ヘキサメ
トニウム=ブロミド水和物(アルドリッチ ケミカル
社、21,967−3)を13.2g、及びロジン P
−502(フッ化物を14.9重量%含む。ニューヨー
ク州アーズレイ(ノースカロライナ州グリーンスボ
ロ)、チバガイギー)を199.8g加えた。この混合
物を15分間撹拌したところ、25℃における粘度は
6.10センチポアズであった。次にこの混合物から2
5gを取って30gのバイアルに入れ、20キロヘルツ
に設定した、550 SONIC DISMEMBRA
TOR(フィッシャー サイエンティフィク社)にセッ
トし、目盛り5の出力で30秒毎にオン/オフを切り替
えながら60分間、ロジン P−502を超音波照射し
た。得られた無色の混合物は、25℃における粘度が
3.57センチポアズ、25℃におけるpHが9.1
6、電気伝導率が7.62ミリモー(ミリジーメン
ス)、及び表面張力が28.9ダイン/センチメートル
であった。
【0031】実施例2.以下の成分を混合してインキ組
成物を調製した。
【0032】
【表1】 得られたインキ組成物は次に、1.2μm孔径の47m
mのゲルマンフィルタ(Gelman Filter) を用い、10ポ
ンド/平方インチ(703.70g/cm2)の圧力で
ろ過した。こうして調製されたインキ組成物は、25℃
における粘度が2.52センチポアズ、25℃における
pHが8.95、及び表面張力が26.6ダイン/セン
チメートルであった。
【0033】このインキ組成物を、ヒューレットパッカ
ード(Hewlett-Packard) 1600Cサーマルインキジェ
ットプリンタで用いて、ゼロックス 4024 DP
紙、及びゼロックス イメージ シリーズ エリート紙
上に印刷を行った。得られた印刷画像は混色にじみが少
なく、MFLEN値は5であった。
【0034】実施例3.以下の成分を混合してインキ組
成物を調製した。
【0035】
【表2】 得られたインキ組成物は次に、1.2μm孔径の47m
mのゲルマンフィルタを用い、10ポンド/平方インチ
(703.70g/cm2)の圧力でろ過した。こうし
て調製されたインキ組成物は、25℃における粘度が
2.49センチポアズ、25℃におけるpHが9.0
2、及び表面張力が27.1ダイン/センチメートルで
あった。
【0036】このインキ組成物を、ヒューレットパッカ
ード 1600C サーマルインキジェットプリンタで
用いて、ゼロックス 4024 DP紙、及びゼロック
スイメージ シリーズ エリート紙上に印刷を行った。
得られた印刷画像は混色にじみが少なく、MFLEN値
は5であった。
【0037】実施例4.以下の成分を混合してインキ組
成物を調製した。
【0038】
【表3】
【化7】 得られたインキ組成物は次に、1.2μm孔径の47m
mのゲルマンフィルタを用い、10ポンド/平方インチ
(703.70g/cm2)の圧力でろ過した。こうし
て調製されたインキ組成物は、25℃における粘度が
2.15センチポアズ、25℃におけるpHが8.8
0、及び表面張力が26.8ダイン/センチメートルで
あった。
【0039】このインキ組成物を、ヒューレットパッカ
ード 1600C サーマルインキジェットプリンタで
用いて、ゼロックス 4024 DP紙、及びゼロック
スイメージ シリーズ エリート紙上に印刷を行った。
得られた印刷画像は混色にじみが少なく、MFLEN値
は5であった。
【0040】実施例5.以下の成分を混合してインキ組
成物を調製した。
【0041】
【表4】 得られたインキ組成物は、25℃における粘度が4.3
8センチポアズ、25℃におけるpHが8.83、及び
表面張力が21.3ダイン/センチメートルであった。
【0042】実施例6.インキ組成物を次のようにして
調製した。脱イオン水46.4gに、殺生物剤ダウイシ
ル 150/200(ミシガン州ミッドランド、ダウ
ケミカル社)を0.167g、分子量18,500の、
下記化8に示す構造式で示される、ポリエチレンオキシ
ド=ビスフェノールA誘導体(ポリサイエンシス社)を
0.0833g、トリプロピレングリコール=モノメチ
ルエーテル(ダウ ケミカル社、ダウアノール TP
M)を20.00g、プロジェット マゼンタ (PROJET
MAGENTA) 1T染料溶液(固体状染料を10重量%含む
溶液。マサチューセッツ州デイトン、ゼネカ カラー
ズ)を41.67g、アシッド レッド 52染料溶液
(固体状染料を10重量%含む溶液。ニュージャージー
州エルムウッドパーク、トリコン カラーズ)を8.3
3g、及び更に脱イオン水9.90gを加えた。この混
合物を実施例1に示された方法で超音波照射した。この
溶液に、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタ
ン(ウィスコンシン州ミルウォーキー、アルドリッチ
ケミカル社、D2,780−2)を3.30g、クエン
酸(アルドリッチ ケミカル社)を1.3g、ヘキサメ
トニウム=ブロミド水和物(アルドリッチ ケミカル
社、21,967−3)を2.2g、及びロジン P−
502(フルオロカーボン物質を14.9重量%含む溶
液。ニューヨーク州アーズレイ(ノースカロライナ州グ
リーンスボロ)、チバガイギー)を33.3g加えた。
得られたマゼンタのインキ組成物を次に、1.2μm孔
径の47mmのゲルマンフィルタを用い、10ポンド/
平方インチ(703.70g/cm2)の圧力で、55
秒以上の時間をかけてろ過した。このようにして調製さ
れたインキ組成物は、25℃における粘度が4.34セ
ンチポアズ、25℃におけるpHが8.56、電気伝導
率が8.46ミリモー、及び表面張力が24.6ダイン
/センチメートルであった。
【0043】
【化8】 このインキ組成物を、ヒューレットパッカード 160
0C サーマルインキジェットプリンタで用いて、ゼロ
ックス 4024 DP紙、及びゼロックスイメージ
シリーズ エリート紙上に印刷を行った。得られた印刷
画像は混色にじみが少なく、MFLEN値は5であっ
た。
【0044】実施例7.実施例6で示された方法とほぼ
同様にして、インキ組成物を調製した。異なる点は、最
初の脱イオン水の量を46.4gから38.1gに変更
し、プロジェット マゼンタ 1T及びアシッド レッ
ド 52染料に代えて、プロジェットシアン 1染料溶
液(固体状染料を10重量%含む溶液。マサチューセッ
ツ州デイトン、ゼネカ カラーズ)を58.33g用い
たことである。得られたシアンのインキ組成物を次に、
1.2μm孔径の47mmのゲルマンフィルタを用い、
10ポンド/平方インチ(703.70g/cm2)の
圧力で、65秒以上の時間をかけてろ過した。このよう
にして調製されたインキ組成物は、25℃における粘度
が3.72センチポアズ、25℃におけるpHが8.7
9、電気伝導率が7.07ミリモー、及び表面張力が1
8.8ダイン/センチメートルであった。
【0045】このインキ組成物を、ヒューレットパッカ
ード 1600C サーマルインキジェットプリンタで
用いて、ゼロックス 4024 DP紙、及びゼロック
スイメージ シリーズ エリート紙上に印刷を行った。
得られた印刷画像は混色にじみが少なく、MFLEN値
は5であった。
【0046】実施例8.実施例6で示された方法とほぼ
同様にして、インキ組成物を調製した。異なる点は、最
初の脱イオン水の量を46.4gから38.1gに変更
し、プロジェット マゼンタ 1T及びアシッド レッ
ド 52染料に代えて、プロジェットイエロー 1G染
料溶液(固体状染料を7.5重量%含む溶液。マサチュ
ーセッツ州デイトン、ゼネカ カラーズ)を33.3
g、及びアシッド エロー 17染料(固体状染料を1
0重量%含む溶液。ニュージャージー州エルムウッドパ
ーク、トリコン カラーズ)を25.0g用いたことで
ある。得られた黄色のインキ組成物を次に、1.2μm
孔径の47mmのゲルマンフィルタを用い、10ポンド
/平方インチ(703.70g/cm2)の圧力で、5
0秒以上の時間をかけてろ過した。このようにして調製
されたインキ組成物は、25℃における粘度が4.46
センチポアズ、25℃におけるpHが8.62、電気伝
導率が7.81ミリモー、及び表面張力が20ダイン/
センチメートルであった。
【0047】このインキ組成物を、ヒューレットパッカ
ード 1600C サーマルインキジェットプリンタで
用いて、ゼロックス 4024 DP紙、及びゼロック
スイメージ シリーズ エリート紙上に印刷を行った。
得られた印刷画像は混色にじみが少なく、MFLEN値
は5であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード エル コルト アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター オーガスティン ストリート 378 (72)発明者 ルイス エー サンチェス アメリカ合衆国 ニューヨーク州 フェア ポート グレイト ガーランド ライズ 12 (72)発明者 ダニエレ アボリオ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 フェア ポート チャビリス ドライブ 16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水と、着色料と、1,4−ジアザビシク
    ロ[2.2.2]オクタンと、(a)式[(F2n+1n
    CH2S)2(CH3)C−CH2CH2COO-][B+
    (ここで、nは約8〜約20の整数、及びBはカチオン
    である)及び(b)式[(F3C(F2C)nCH=CH
    CH2OCH(OH)CH22NCH2COO-][X+
    (ここで、Xはカチオン、及びnは約3〜約20の整数
    である)で示されるグループより選ばれるフッ化物と、
    を含むことを特徴とするインキ組成物。
  2. 【請求項2】 インキ組成物の調製方法であって、 (i)(a)水と、(b)1,4−ジアザビシクロ
    [2.2.2]オクタンと、(c)式[(F3C(F
    2C)nCH=CHCH2OCH(OH)CH22NCH2
    COO-][X+](ここで、Xはカチオン、及びnは約
    3〜約20の整数である)で示される物質を混合するス
    テップと、 (ii)得られた混合物に超音波照射を行い、更に前記混
    合物に着色料を混合するステップと、を含むことを特徴
    とするインキ組成物の調製方法。
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