JP4026946B2 - インク組成物及びそれを用いた印刷方法 - Google Patents

インク組成物及びそれを用いた印刷方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインク組成物に関し、その画像形成及び印刷プロセスに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、アミンと結合する、ある顔料を有するインクジェット組成物であって、インクが剪断前には高粘度を、剪断中には低粘度を有し、剪断後迅速に高粘度に戻る、インクジェット組成物を提供することである。
【0003】
本発明の他の目的は、普通紙上で例えば約1分未満で乾燥を行う、速乾性インク組成物を提供することである。
【0004】
本発明の更に他の目的は、容易で安価な方法で調製できるインク組成物を提供することである。
【0005】
本発明の他の目的は、普通紙、塗被紙或いは加工紙、及び透明紙への印刷に適したインク組成物を提供することである。
【0006】
本発明の更に他の目的は、実施例において、水への耐汚染性(water staining resistance) を有するインク組成物を提供することである。
【0007】
本発明の他の目的は、良好な熱安定度及び貯蔵安定度を有するインク組成物を提供することである。
【0008】
更に、本発明の他の目的は、インクがインク印刷ヘッドの目詰まりを誘発しないか又は最小限にする、インクジェット印刷に適したインク組成物を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ビヒクル、着色剤、及び前記着色剤と結合した第一アミン、第二アミン又は第三アミンを有してなるインク組成物により、上記目的を達成する。また、本発明は、ビヒクル、酸性顔料、及び前記顔料と結合した第一アミン、第二アミン又は第三アミンを有してなるインク組成物であって、インクが剪断前には高粘度を、剪断中には低粘度を有し、剪断後には高粘度を有するインク組成物により、上記目的を達成する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明のある態様として、本発明は改良した耐水性及び所望の粘度を有するインクジェットインク組成物に関し、該インクが紙などの種々の支持体への印刷に利用でき、ここにおいて、インクが着色剤、特にカーボンブラック、その中でも特に酸性カーボンブラックなどの顔料、及び該着色剤と結合した第一アミン、第二アミン及び/又は第三アミン錯化成分を含む。インクは、例えばアミン及びカーボンブラックを水に加えることにより配合することができ、ここにおいてカーボンブラック粒子とアミンとの間に相互作用のために弱い網目構造が形成される。ある態様において本発明のインクは、最初は例えば約20〜約500センチポアズ(cps)の高粘度を有し、剪断力をかけられた時、例えばインクジェットヘッドから射出された後などには、例えば約1〜約10cps、更に具体的には、約2〜約5cpsの低粘度を有する。その後剪断力から開放されたとき、例えばインクが支持体の表面に静止した後などには、粘度は約20〜約500cpsとなり、高粘度へと回復することが重要である。これにより優れたジェット能力(jettability) 及び優れた画像解像度が可能となる。染料を含む同様の従来技術のインクと比較して、本発明に関して重要な点は、剪断後に高粘度を有するインクを得ることができる点である。例えば米国特許第5,254,159号を参照すると、アミンを含む染料を有するインクが開示されており、該インクは剪断後、非粘性となる。例えばこれらのインクは約2〜約5cpsの低粘度を有するため、本発明の着色インク及びそれを用いて現像された画像と比較すると、画像解像度、他の画像特性及びインク特性が劣っている。粘性及び表面張力は、普通紙に高品質で印刷を行う際に寄与する重要な要素である。ここで、高品質の印刷とは、良好なエッジの鋭さ、印刷領域と非印刷領域との間のエッジの鋭さ、紙上の最小限のインクのフェザーリング(feathering)、及び例えばベタ領域におけるインクの付着量の所望の均一性により特徴付けられる。
【0011】
本発明のインクは感熱式インクジェット印刷方法、又は例えば米国特許第4,601,777号、同第4,251,824号、同第4,410,899号、同第4,412,224号、及び同第4,532,530号に開示されたバブルジェット印刷方法、及び音響インクジェット印刷方法を含む、多くの公知のインクジェット印刷方法及び装置に使用可能である。本発明の態様において、約90〜約99%、特に95%以上、より具体的には約95〜約99.5%の速乾性及び優れた、或いは卓越した耐水性は、例えば約50〜約100コピー/分の速度の、ゼログラフィーによる印刷など、迅速印刷での利用において重要性が高い。実施例では、本発明のインクは更に、水への耐汚染性を備えている。
【0012】
本発明の実施の形態は、液体、好適には水、及びアミンと結合したカーボンブラックなどの顔料を有してなるインク組成物を提供することを含む。結合した顔料は、例えば錯化アミン(例えば第一アミン、第二アミン、第三アミン、又はそれらの混合物)を顔料、特には酸性カーボンブラックなどに添加し、加熱し、次いで冷却することにより調製することができる。ここにおいて、カーボンブラックなどの顔料とアミンとの間に相互作用のための弱い網目構造が形成される。網目構造では、例えばカーボンブラックとアミンとが結合するが、共有結合はしていないと考えられる。例えば本発明のインクは、剪断前には例えば約20〜約500cpsの高粘度を有し、剪断中には例えば約2〜約5cpsの低粘度を有し、剪断後には例えば20以上、好適には40以上、より具体的には約20〜約500cpsの高粘度を有し、ここにおいて低剪断では高粘度、及び高剪断では低粘度のインクを得ることを可能とする、改良した耐水性及び優れたウェットスミア特性(wet smear characteristics) 、高い光学濃度、独特の流動学などを備えている。
【0013】
本発明の態様として以下のものが挙げられる。即ち、ビヒクル、顔料、及び該顔料と結合する第一アミン、第二アミン、又は第三アミンを有してなるインク組成物;ビヒクル、酸性顔料、及び、該顔料と結合する第一アミン、第二アミン、又は第三アミンを有してなるインク組成物であって、剪断前には高粘度を有し、剪断中には低粘度を有し、剪断後には高粘度を有するインク組成物;高粘度が約20〜約500cpsであり、低粘度が約1〜約10cpsであり、ビヒクルが水であり、顔料がカーボンブラックであるインク;アミンがN,N’−ビス(アミノプロピル)エチレンジアミンであるか、又はアミンがN−ビス(アミノプロピル)エチレンジアミンであるインク;高粘度が約50〜約300cpsであり、低粘度が約2〜約5cpsであるインク;インク添加物を更に含有するインク;インク添加物が保湿剤、殺生剤及びそれらの混合物からなる群から選択され、、その各々が約1〜約50重量%で存在するインク;保湿剤がグリコールであるインク;顔料が約1〜約10重量部、又は重量%で存在するインク;水が約75〜約99.5重量部、又は重量%で存在するインク;保湿剤が、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、及びそれらの混合物よりなる群から選択されるグリコールであるインク;殺生剤を約0.02〜約0.1重量%の量で更に含むインク;アミンがN,N’−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミン、又はN−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミンであり、カーボンブラックを約0.01〜約50重量%、好適には0.1〜約5重量%の量で存在するインク;アミンが約0.01〜約50重量%の量で存在するN,N’−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミン、又はN−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミンであり、インクのpHが約8.2〜約9.5であるインク;高粘度が、剪断速度約25sec-1で測定した場合、約5〜約200cpsであり、低粘度が、約150sec-1での剪断中に測定した場合、約1〜約10cpsであり、剪断後での高粘度が約5〜約200cpsであり、必要に応じて、インクのpHが約8.8〜約9.2であるインク;顔料のpHが約4〜約8であるインク;(1)本発明のインク組成物をインクジェット印刷装置に組み込む工程、及び(2)インク液滴を支持体上に像様のパターンに射出し、それにより支持体上に画像を生成する工程を有する印刷法;インクジェット印刷装置が感熱式インクジェット印刷法を採用し、且つ、約0.5〜約1.5の光学濃度、及び約90〜約100%の耐水性で付着したベタ領域を有する印刷を提供する印刷法;(a)自由表面を有する本発明のプールと、集束音響放射を有するインクの自由表面に放射状に射出する、少なくとも一つの液滴放出器を含む印刷ヘッドであって、そこからオンデマンドでインクを個々に射出し、放射状の射出が焦平面において有限の胴部直径に集束される印刷ヘッドとを有するインクプリンタを提供する工程を有する方法が挙げられる。
【0014】
本発明のインクのための液体ビヒクルは、水、水と混和性有機成分、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、グリセリン、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、及びポリプロピレングリコールなどのグリコール;アミド、エーテル、カルボン酸、エステル、アルコール、有機硫化物、有機スルホキシド、スルホン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、アルコール誘導体、カルビトール、ブチルカルビトール、セロソルブ、エーテル誘導体、アミノアルコール、ケトン;他の水混和性成分、それらの混合物;など種々のよく知られた適切な成分を有してなることができる。水と、グリコールなどの水混和性有機液体との混合物が液体ビヒクルとして使用される場合、水:有機の割合は有効範囲内とするのがよく、一般には約100:0〜約30:70、好適には約97:3〜約50:50である。液体ビヒクルの非水成分即ち有機成分は一般に保湿剤として作用し、通常は水の沸点(100℃)よりも高い沸点を有する。本発明のインクに関して、ある形態では、液体ビヒクルは、インク成分の全量を約100部又は100%とした場合、例えば約50〜約99.5重量%(又は重量部、以下同じ)、好適には約75〜約99重量%の種々の適切な量で存在するのがよい。
【0015】
選択可能なアミンの例として、N−ビス(アミノプロピル)エチレンジアミン、N,N’−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミン、N,N’−ビス(3−アミノプロピル)−1,2−エチレンジアミン、1,4−ビス(3−アミノプロピル)ピペラジン、N,N’−ビス(3−アミノプロピル)−1,3−プロパンジアミン、N,N’−ビス(3−アミノプロピル)−1,4−ブタンジアミン、エチレンジアミン、ジエチレンテトラミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ニトリロトリスエチルアミン、N,N’−(ジアミノエチル)ピペラジン、ピペラジニルエチルエチレンジアミン、アミノエチルトリエチレンテトラミン、アミノエチルピペラジニルエチルエチレンジアミン、ピペラジニルエチルジエチレンテトラミン、ペンタエチレンヘキサミン、及びそれらの混合物が含まれる。本発明の形態では、N,N’−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミンなどのアミンが、使用される顔料の例えば約0.01〜約50%、好適には約0.1〜約5%の重量の範囲内の種々の有効量で使用される。また、アミンの混合物も使用でき、それらの混合物は例えば第一、第二及び第三アミンを含み、それぞれが適切な有効量で存在し、それらの総量は約100%或いは100部である。
【0016】
カーボンブラック顔料の具体例として、好適にはその分散液が、pH7.8、表面張力74dynes/cmであり、粒度がほぼ100nmのカーボンブラックCSX440Lなど、カボット社(Cabot Corporation) から市販されている顔料が挙げられる。カーボンブラック分散液の他の例として、いずれもカボット社から市販されているカブオージェット200(Cab−O−Jet 200)及びカブオージェット300(Cab−O−Jet 300)、並びにバイエル社(Bayer) より市販されているレバニルブラック AS−F(Levanyl Black AS−F)、サンケミカル社(Sun Chemical)より市販されているフレキシバースブラック(Flexiverse Black)、RBHディスパージョンズ社(RBH Dispersions Inc.)より市販されているブラック(Black)分散液などが含まれる。また、例えばコロンビアンケミカル社(Columbian Chemical Corporation)より市販されているラベン(Raven)シリーズのカーボンブラック、カボット社から市販されているリーガル(Regal)シリーズのカーボンブラックなどのカーボンブラック顔料も使用できる。顔料はインク中に例えば約1〜約25重量%、より具体的には約2〜約8重量%の種々の有効量で存在する。カーボンブラック以外の適切な顔料が本発明の形態として使用されてもよい。
【0017】
本発明のインク中には、必要に応じて例えば1つもしくはそれ以上の界面活性剤又は湿潤剤又は分散助剤などの添加剤が存在してもよい。これらの添加剤は陽イオン性、陰イオン性、両性、或いは非イオン性であってもよい。適切な界面活性剤及び湿潤剤又は分散助剤として、ロムアンドハース社(Rhom and Haas Company) より市販されているタモール SN(TAMOL(登録商標)SN)、タモール(登録商標))LG、同社から市販されているトリトン(TRITON(登録商標))シリーズ、GAF社から市販されているマラスパース(MARASPERSE(登録商標))シリーズ、及びイゲパール(IGEPAL(登録商標))シリーズ、同社から市販されているテルジトール(TERGITOL(登録商標))シリーズ、及びストロデクス PK−90(STRODEX PK−90(商標))、BASF社より市販されているプルロニック F−68(PLURONIC F−68(商標))、マラスパース社(Marasperse)より市販されているカラスパース TU(KARASPERSE TU(商標))、及び他の市販されている界面活性剤が含まれる。これらの界面活性剤及び湿潤剤は、一般に0から約15重量%、好適には約0.01〜約8重量%のあらゆる有効量で存在することができる。
【0018】
また、インク粘度を更に増大させるのに、例えば約1〜約15、又は約1〜約5重量%の適量の高分子添加剤又は高分子分散剤を本発明のインクに添加してもよい。例として、アラビアゴム、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩、ポリビニルアルコール類、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリジノン、ポリビニルエーテル、澱粉、多糖、ナフタレンスルホネート、ホルムアルデヒド共重合体のナトリウム塩、アルキルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩、ジアルキルスルホスクシネートのナトリウム塩、リグノスルホン酸のナトリウム塩、アルキレンオキシド共重合体ナトリウム、アルキルエーテルリン酸のナトリウム塩などの水溶性ポリマーが含まれる。ヒドロキシプロピルポリエチレンイミン(HPPEI−200)又は他のポリエチレンイミン誘導体がインクに更に添加されてもよい。
【0019】
インクの噴射特性及び貯蔵安定性を更に改良し、噴射過程において、又はプリンタが稼働していない間のいずれかにおいて、インクと印刷ヘッドの不都合な相互作用を防止する目的で、必要に応じて付加的なインク添加物を用いてもよい。これには、エチレングリコール、ジエチレングリコール、N−メチルピロリジノン、2−ピロリジノン、プロピレングリコール、ヒドロキシエーテル類、エーテル類、アミド類、スルホキシド類、ケトン類、ラクトン類、エステル類、アルコール類などの保湿剤であって、0〜約50重量%、好適には約5〜約40重量%で存在する保湿剤;ドウィシル(DOWICIL(商標))75、150及び200、安息香酸塩、ソルビン酸塩などの殺生剤であって、例えば約0.0001〜約4重量%、好適には約0.01〜約2.0重量%の有効量で存在する殺生剤;及び酸或いは塩基、リン酸塩、カルボン酸塩、亜硫酸塩、アミン塩などのpH調整剤であって、0〜約5重量%、好適には約0.01〜約2重量%の有効量で存在するpH調整剤、並びに塩基であって、好適には0〜約10重量%、更に好ましくは約4〜約8重量%で存在する塩基が含まれる。
【0020】
本発明のインク組成物は、連続流印刷方法、圧電ドロップオンデマンド印刷方法、バブルジェット印刷方法、音響インクジェット印刷方法、及び感熱式インクジェット印刷方法などの多くのインクジェット印刷方法での使用に適している。一般に、1つのインクジェット印刷方法は、本発明のインクをインクジェット印刷装置に組み込み、適切な支持体上に像様のパターンにインクを滴下し、支持体上に画像を生成することを含む。本明細書に開示されるインク組成物を用いて画像を生成するために、ディアブロ C150 IJ(DIABLO C150 IJ(商標))プリンタ、ヒューレット−パッカード社(Hewlett Packard) のディスクジェット(DESK JET(商標))プリンタ、ディアブロ C150TIJ(DIABLO C150 TIJ(商標))プリンタなどの、種々の知られているインクジェット装置を用いてもよい。特に好ましいものは感熱式インクジェット印刷装置である。本発明のインクを用いて、ゼロックス(XEROX)4024紙などの普通紙、ギルバート(GILBERT(登録商標))25%木綿ボンド紙又はギルバート 100%木綿ボンド紙などのボンド紙、シリカ塗被紙、透明材料、布、プラスチック、高分子フィルムなどの、広範にわたる支持体上に画像を形成することができる。
【0021】
本発明のインク組成物は、種々の適切な方法によって調製することができる。一般には、インクは成分を単に混合することにより調製される。1つの方法の実施の形態は、全てのインク成分を混合し、得られた混合物を濾過して、インクを得る。必要に応じて、全ての成分或いは構成要素を混合した後得られた混合物を約40℃〜約55℃まで一定時間、例えば約2〜約3時間加熱し、次にその混合物を室温(一般には約10℃〜約35℃)まで冷却し、混合物を濾過して所望のインクを得る。
【0022】
[実施例I]
(27039−66−3)([N−Baped]=0.05重量%):
100mlのガラス壜中で、カボット社より商標CSX−440Lの名で入手可能な20重量%カーボンブラック分散液(カーボンブラックのpH=7.8)12.5g、ポリサイエンス社(Polyscience) より入手可能なポリ(エチレングリコール)(Mw=18.5K(18,500))0.025g、シグマケミカルズ社(Sigma Chemicals Company) より入手可能なN−ラウロイルサルコシン0.05g、シグマケミカルズ社より入手可能な、予備混合されたトリズマバッファ(Trizma buffer)(pH=8.5)2.5g、アルドリッチ社(Aldrich) より入手可能なエチレングリコール4.38g、アルドリッチ社より入手可能なジエチレングリコール4.38g、N,N’−ビス(3−アミノプロピルエチレンジアミン)(N−Baped)0.025g、及び脱イオン水26.15gを混合することにより合計50mlのインクを調製した。次に希釈(3M)塩酸を加えることによりインクのpHを9.00+/−0.02に調整した。このインクの粘度を表1に示す。インクをHP850Cプリンタ(ブラックカートリッジ)で印刷し、イメージシリーズ LX紙(Image SeriesLX)及びXEROX4024DP紙に光学濃度1.5の画像を得た。この画像は本明細書で説明する測定技術を用いて測定すると、約95%の耐水性を有することがわかった。
【0023】
ベタ部分の印刷画像を室温、即ち約22℃で水道水に5分間浸し、その間に水を約10rpmの速度で緩やかに攪拌することにより、耐水性を測定した。次に印刷物を大気中で乾燥した。耐水性は、浸漬前の最初の光学濃度に対する浸漬後の画像の光学濃度の比率で表す。印刷物はこの測定を行う前に室温、即ち約25℃で24時間おいた。
【0024】
[実施例II]
(27039−66−1)([N−Baped]=0.1重量%):
100mlのガラス壜中で、カボット社より商標CSX−440Lの名で入手可能な20重量%カーボンブラック(pH=7.8)分散液12.5g、ポリサイエンス社より入手可能なポリ(エチレングリコール)(Mw=18.5K)0.025g、シグマケミカルズ社より入手可能なN−ラウロイルサルコシン0.05g、シグマケミカルズ社より入手可能な、予備混合されたトリズマバッファ(pH=8.5)2.5g、アルドリッチ社より入手可能なエチレングリコール4.38g、アルドリッチ社より入手可能なジエチレングリコール4.38g、N,N’−ビス(3−アミノプロピルエチレンジアミン)0.05g、及び脱イオン水26.13gを混合することにより合計50mlのインクを調製した。次に希釈(3M)塩酸を加えることによりインクのpHを9.00+/−0.02に調整した。このインクの粘度を表1に示す。インクをHP850Cプリンタ(ブラックカートリッジ)で印刷し、イメージシリーズ LX紙及びXEROX4024DP紙に光学濃度1.5の画像を得た。この画像は実施例Iに説明する測定技術を用いて測定すると、約95%の耐水性を有することがわかった。
【0025】
[実施例III]
(27039−64−3)([N−Baped]=0.25%):
100mlのガラス壜中で、カボット社より商標CSX−440Lの名で入手可能な20重量%のカーボンブラック(pH=7.8)分散液12.5g、ポリサイエンス社より入手可能なポリ(エチレングリコール)(Mw=18.5K)0.025g、シグマケミカルズ社より入手可能なN−ラウロイルサルコシン0.05g、シグマケミカルズ社より入手可能な、予備混合されたトリズマバッファ(pH=8.5)2.5g、アルドリッチ社より入手可能なエチレングリコール6.25g、アルドリッチ社より入手可能なジエチレングリコール6.25g、N,N’−ビス(3−アミノプロピルエチレンジアミン)0.125g、及び脱イオン水21.87gを混合することにより合計50mlのインクを調製した。次に希釈(3M)塩酸を加えることによりインクのpHを9.00+/−0.02に調整した。このインクの粘度を表1に示す。インクをHP850Cプリンタ(ブラックカートリッジ)で印刷し、イメージシリーズ LX紙及びXEROX4024DP紙に光学濃度1.5の画像を得た。この画像は実施例Iに説明する測定技術を用いて測定すると、約95%の耐水性を有することがわかった。
【0026】
[実施例IV]
(27039−64−6)([N−Baped]=0.5%):
100mlのガラス壜中で、カボット社より商標CSX−440Lの名で入手可能な20重量%のカーボンブラック(pH=7.8)分散液12.5g、ポリサイエンス社より入手可能なポリ(エチレングリコール)(Mw=18.5K)0.025g、シグマケミカルズ社より入手可能なN−ラウロイルサルコシン0.05g、シグマケミカルズ社より入手可能な、予備混合されたトリズマバッファ(pH=8.5)2.5g、アルドリッチ社より入手可能なエチレングリコール4.38g、アルドリッチ社より入手可能なジエチレングリコール4.38g、N,N’−ビス(3−アミノプロピルエチレンジアミン)0.25g、及び脱イオン水25.13gを混合することにより合計50mlのインクを調製した。次に希釈(3M)塩酸を加えることによりインクのpHを9.00+/−0.02に調整した。このインクの粘度を表1に示す。インクをHP850Cプリンタ(ブラックカートリッジ)で印刷し、イメージシリーズ LX紙及びXEROX4024DP紙に光学濃度1.5の画像を得た。この画像は実施例Iに説明する測定技術を用いて測定すると、約95%の耐水性を有することがわかった。
【0027】
[実施例V]
(27039−64−9)([N−Baped]=1.0%):
100mlのガラス壜中で、カボット社より商標CSX−440Lの名で入手可能な20重量%のカーボンブラック(pH=7.8)分散液12.5g、ポリサイエンス社より入手可能なポリ(エチレングリコール)(Mw=18.5K)0.025g、シグマケミカルズ社より入手可能なN−ラウロイルサルコシン0.05g、シグマケミカルズ社より入手可能な、予備混合されたトリズマバッファ(pH=8.5)2.5g、アルドリッチ社より入手可能なエチレングリコール2.5g、アルドリッチ社より入手可能なジエチレングリコール2.5g、N,N’−ビス(3−アミノプロピルエチレンジアミン)0.5g、及び脱イオン水28.13gを混合することにより合計50mlのインクを調製した。次に希釈(3M)塩酸を加えることによりインクのpHを9.00+/−0.02に調整した。このインクの粘度を表1に示す。
【0028】
インクをHP850Cプリンタ(ブラックカートリッジ)でプリントし、イメージシリーズ LX紙及びXEROX4024DP紙に光学濃度1.5の画像を得た。この画像は実施例Iに説明する測定技術を用いて測定すると、約96%の耐水性を有することがわかった。
【0029】
[比較例]
(27039−64−11)(コントロール、[N−Baped]なし):
100mlのガラス壜中で、カボット社より商標CSX−440Lの名で入手可能な20重量%のカーボンブラック(pH=7.8)分散液12.5g、ポリサイエンス社より入手可能なポリ(エチレングリコール)(Mw=18.5K)0.025g、シグマケミカルズ社より入手可能なN−ラウロイルサルコシン0.05g、シグマケミカルズ社より入手可能な、予備混合されたトリズマバッファ(pH=8.5)2.5g、アルドリッチ社より入手可能なエチレングリコール4.38g、アルドリッチ社より入手可能なジエチレングリコール4.38g、及び脱イオン水25.96gを混合することによりインクを調製した。次に希釈(3M)塩酸を加えることによりインクのpHを9.00+/−0.02に調整した。このインクの粘度を以下の表1に示す。
【0030】
このインクをHP850Cプリンタ(ブラックカートリッジ)で印刷し、イメージシリーズ LX紙及びXEROX4024DP紙の両方に光学濃度1.5の画像を得た。この画像は実施例Iに説明する測定技術を用いて測定すると、約80%の耐水性を有することがわかった。
【0031】
流動学的特性、即ち粘度は、標準サイズの二重同軸シリンダの配置を用いて、カリ−メッド(Carri-Med) CSL100制御応力流動計で測定した。ギャップを500マイクロメートルに保持し、自動ギャップシステムを用いてローターを下降させた。サンプル容量を3.5mlとし、一貫性のために、それをエッペンドルフ(Eppendorff)ピペットを用いて測定した。試験は35℃の一定温度で、線形で走査する剪断応力或いは剪断速度に基づいて行った。応力走査のため、最終応力値を、約2,000s-1の剪断速度に達するように常に調整した。この手順には低応力値(10〜30dynes/cm2 )での1秒間の予備剪断及び10秒間の均衡時間を含んでいた。上昇及び下降時間は各々2分間であり、最大剪断応力又は最大剪断速度レベルにおいて、30秒の停止時間を有した。
【0032】
【表1】
Figure 0004026946
【0033】
上記の本発明のデータにより明らかにされた利点には、例えばここに示された流動学的挙動或いは粘度の挙動であって、アミン即ちN−BAPEDと顔料即ちカーボンブラックとの間の相互作用により付与された流動学的挙動或いは粘度の挙動が含まれる。
【0034】
[実施例VI]
染料溶液([N−Baped]=0.025重量%):
100mlのガラス壜中で、BASF社より商標X−34の名で市販されている20重量%染料溶液12.5g、ポリサイエンス社より入手可能なポリ(エチレングリコール)(Mw=18.5K)0.025g、シグマケミカルズ社より入手可能なN−ラウロイルサルコシン0.05g、シグマケミカルズ社より入手可能な、予備混合されたトリズマバッファ(pH=8.5)2.5g、アルドリッチ社より入手可能なエチレングリコール4.38g、アルドリッチ社より入手可能なジエチレングリコール4.38g、N,N’−ビス(3−アミノプロピルエチレンジアミン)0.025g、及び脱イオン水26.15gを混合することにより合計50mlのインクを調製した。次に希釈(3M)塩酸を加えることによりインクのpHを9.00+/−0.02に調整した。このインクの粘度を表2に示す。
【0035】
【表2】
Figure 0004026946

Claims (4)

  1. ビヒクル、酸性顔料、及び前記顔料と結合した N N'- ビス(アミノプロピル ) エチレンジアミン又は N- ビス(アミノプロピル ) エチレンジアミンを有してなるインク組成物。
  2. ビヒクル、酸性顔料、及び前記顔料と結合したN N'- ビス(アミノプロピル ) エチレンジアミン又は N- ビス(アミノプロピル ) エチレンジアミンを有してなるインク組成物であって、インクが剪断前には高粘度を、剪断中には低粘度を有し、剪断後には高粘度を有するインク組成物。
  3. (1)請求項1に記載のインク組成物をインクジェット印刷装置に組み込み、
    (2)支持体上に像様のパターンにインク液滴を射出し、支持体上に画像を形成する印刷方法。
  4. 前記 N N'- ビス(アミノプロピル ) エチレンジアミン又は N- ビス(アミノプロピル ) エチレンジアミンが、 N N'- ビス(3 - アミノプロピル ) エチレンジアミンである請求項1または2に記載のインク組成物
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