JPH11222572A - サーマルインクジェットプリンティング用インキ組成物 - Google Patents

サーマルインクジェットプリンティング用インキ組成物

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JPH11222572A
JPH11222572A JP10300469A JP30046998A JPH11222572A JP H11222572 A JPH11222572 A JP H11222572A JP 10300469 A JP10300469 A JP 10300469A JP 30046998 A JP30046998 A JP 30046998A JP H11222572 A JPH11222572 A JP H11222572A
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エム モンテス アイリーン
Rachael L Mcgrath
エル マックグラス ラハエル
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    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/38Inkjet printing inks characterised by non-macromolecular additives other than solvents, pigments or dyes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットプリンティングプロセスに用
いるインキ組成物において、インキ組成物の保存性、p
Hと温度に対する粘度安定性、カラー間滲出防止特性を
改善する。 【解決手段】 本発明のインキ組成物は、(a)水、
(b)着色剤、および(c)化学式〔(F3C(F2C)
nCH=CHCH2OCH(OH)CH22NCH2CO
-〕〔X+〕を有し、Xは陽イオンであり、nは約3か
ら約20の整数である物質を含有する。例えば、インキ
組成物が水0.01重量%、イミダゾール15−75重
量%およびロジン(LODYNE)P−502、1−6
0重量%の量を含有した場合、インキは、8フィートの
アームの遠心分離機において2400rpm、30分間
での遠心沈降法において均質性を維持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインキ組成物に関
し、更にインキ組成物の使用に関わるプロセスに関す
る。更に詳しくは、本発明は、インクジェットプリンテ
ィングプロセスにおいて使用に適する組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5,019,166号は、染
料、液状媒体、ならびにポリオキシアルキル化エーテ
ル、アニオン性ビテール(bitail)フルオロチオアルキ
ル、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルアミン四
級塩およびそれらの混合物を含む群から選ばれた界面活
性剤を配合したサーマルインクジェットプリンティング
組成物を開示している。ここで開示されたインキ組成物
をサーマルインクジェットプリンタから画像方向に基板
上に噴射させることを含む画像生成に関するプロセスも
開示している。
【0003】米国特許第5,401,303号は、特定
のフッ化炭化水素化合物を第一のインキに添加すること
により、鮮明なエッジ明瞭度を示す第一のインキと低い
表面エネルギーを有する第二のインキとの間の界面でみ
られるハロー効果に対処するプロセスを開示している。
第一のインキのエッジ明瞭度は維持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】公知の組成物およびプ
ロセスはその所期の目的に適するものの、サーマルイン
クジェットプリンティングプロセスにおいて使用に適す
る改善されたインキ組成物に対する要求が存在する。加
えて、pH値9.0未満において保存性を改善したイン
キ組成物に対する要求が存在する。更に、pH と温度
に対する粘度安定性を改善したインキ組成物に対する要
求が存在する。そのうえ、粘度を低下させたインキ組成
物に対する要求が存在する。噴射特性を改善したインキ
組成物に対する要求も存在する。加えて、迅速に調整で
きるインキ組成物に対する要求が存在する。更に、濾過
特性を改善したインキ組成物に対する要求が存在する。
そのうえ、様々なカラーのインキを隣接場所で印刷する
場合、カラー間滲出を少なくしたインキ組成物に対する
要求が存在する。多様な着色剤が適すると共に、インキ
成分と親和するインキ組成物に対する要求が更に存在す
る。加えて、表面張力値が約25ダイン/cmを上回る
インキ組成物に対する要求が存在する。更に、湿潤特性
を改善したインキ組成物に対する要求が存在する。その
うえ、インクジェットプリンタにおける回収性(recove
rbility)の特性を改善したインキ組成物に対する要求
が存在する。色域の拡大を可能にするインキ組成物に対
する要求も存在する。加えて、インキを紙の様な基板上
に印刷する時にカールを少なくしたプリントを可能にす
るインキ組成物に対する要求が存在する。更に、インキ
を透明基板上に印刷する時に透明透過性および湿潤特性
を改善したプリントを可能にするインキ組成物に対する
要求が存在する。そのうえ、ラテンシー(latency)特
性を改善したインキ組成物に対する要求が存在する。紙
上に印刷する時に透き通しが少ないインキ組成物に対す
る要求が更に存在する。更に、多様な基板上に印刷する
のに適したインキ組成物に対する要求が存在する。加え
て、長時間にわたって均質性を維持するインキ組成物に
対する要求が存在する。更に、生成したプリントが加熱
または高周波乾燥等の様な乾燥促進プロセスで処理され
る場合、カラー間滲出特性において更に改善されたイン
キ組成物に対する要求が存在する。
【0005】上記した要請に対応したインキ組成物を提
供するのが本発明の目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】特定のフッ化炭化水素を
含む組成物を超音波処理し、着色剤と混合してインキ組
成物を調整することにより、上記の改善を達成する。ま
た、フッ化炭化水素液晶構造を含むインキ組成物によ
り、上記の改善を達成する。
【0007】本発明(またはその特定の実施形態)のこ
れらの目的およびその他の目的は、(a)水、(b)着
色剤および(C)化学式〔(F3C(F2C)nCH=C
HCH2OCH(OH)CH22NCH2COO-
〔X+〕において、Xは陽イオンであり、nは約3から
約20の整数である物質、を含むインキ組成物を提供す
ることにより達成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】[実施形態1] インキ組成物の調
整 本発明のインキは、水性液状展色剤を含有する。水性液
状展色剤は、水だけを含むものであってもよいし、また
はエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチ
レングリコール、グリセリン、ジプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、ア
ミド、エーテル、ウレア、置換ウレア、エーテル、カル
ボン酸およびそれらの塩、エステル、アルコール、有機
硫化物、有機スルホキシド、スルホン(スルホランの様
な)、アルコール誘導体、カルビトール、ブチルカルビ
トール、セルソルブ、エーテル誘導体、アミノアルコー
ル、ケトン、N−メチルピロリドン、2−ピロリドン、
シクロヘキシルピロリドン、ヒドロキシエーテル、アミ
ド、スルホキシド、ラクトン、高分子電解質、メチルス
ルホニルエタノール、イミダゾール、ベタインの様な水
溶性または水混和性有機成分およびその他の水溶性物質
または水混和性物資ならびにそれらの混合物と水との混
合物を含むものであってもよい。水と水溶性または水混
和性有機液との混合物が水性液状展色剤として選ばれる
場合、水対有機液の比は、代表的には約100:0から
約30:70、および好ましくは約97:3から約4
0:60の範囲である。水性液状展色剤の非水成分は、
一般に、水(100℃)より沸点が高い湿潤剤として作
用する。本発明のインキ組成物において、水性液状展色
剤は、代表的にはインキの約80から約99.9重量
%、および好ましくはインキの約90から99重量%の
量で存在する。但し、その量はこれらの範囲外であって
もよい。
【0009】本発明のインキ組成物は着色剤も含有して
いる。染料、顔料およびそれらの混合物等を含め、適切
ないずれの着色剤も使用できる。
【0010】インキ水性展色剤と親和性の適切な染料ま
たは染料の混合物には酸性染料、直接染料および反応染
料等が挙げられ、水溶性アニオン染料が好ましい。
【0011】本発明のインキに適する顔料の例には、ガ
スブラック、ファーネスブラックおよびランプブラック
等の様な様々なカーボンブラックが挙げられる。着色顔
料には、レッド、グリーン、ブルー、ブラウン、マゼン
タ、シアンおよびイエロー粒子ならびにそれらの混合物
が挙げられる。
【0012】インキは以下の化学式の物質も含有してい
る。
【0013】
【化1】 ここにX+は陽イオンであり、nは約8から約20、好
ましくは約4から約15、および更に好ましくは約5か
ら約11の整数である。適切な陽イオンの例には、アン
モニウム、(HO−CH2CH22NH2 +、(HO−C
2CH23NH+、(HO−CH2CH2)NH3 +、イミ
ダゾリウム、N−メチルイミダゾリウムまたはN−ブチ
ルイミダゾリウムの様なイミダゾリウム陽イオン、トリ
ス(ヒドロキシメチル)アミノメタンヒドロクロリド、
トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンヒドロシトレ
ートおよびプロトン化1,4−ジアザビシクロ(2.
2.2)オクタン等が挙げられる。この化学式の物質
は、例えば、ニューヨーク州、アーズリー(ノースカロ
ライナ州、グリーンズボロ)に所在するチバガイギー
(Ciba−Geigy)から、上式中、nは変動値で
あって平均値が約9の化合物の混合物を含有するロジン
(LODYNE)P−502として入手できる。
【0014】フッ化物は、インキ中に有効なまたは必要
ないずれの量においても存在し、代表的には、その量は
インキの約0.1から約10重量%、好ましくは、イン
キの約0.25から約6重量%、更に好ましくは、イン
キの約0.5から約5重量%、およびそれより更に好ま
しくは、インキの約1から約4重量%の範囲である。但
し、その量はこれらの範囲外であってもよい。
【0015】本発明の好ましい1実施形態において、フ
ッ化物として以下の化学式のものを挙げることができ
る。
【0016】
【化2】 尚、上記においてnは5である。この物質は、例えば、
ニューヨーク州、アーズリー(ノースカロライナ州、グ
リーンズボロ)に所在するチバガイギー(Ciba−G
eigy)から、この物質の実質的にすべてが各フッ化
炭化水素鎖中に厳密に6個の炭素原子を有するフッ化炭
化水素を含有するロジン(LODYNE)P−502L
として入手できる。この物質を含有するインキは、フッ
化炭化水素および/またはインキが超音波処理または高
剪断混合を受けない場合でさえ、保存性が改善される。
上記したnが変動値である化学式のフッ化炭化水素の混
合物を含有するインキは、一部の染料と親和性があるこ
とがあり、別の染料とでは保存性が低下することがある
のに対して、これらの物質はまた、様々な染料と組合せ
て良好な保存性を示す。従って、インキ製造プロセスは
単純化され、成分を単純に混合して最適な性能を得る以
外の手順は不要である。
【0017】また、他の1実施形態において、インキは
以下の化学式の別のフッ化炭化水素物質を含有させるこ
ともできる。
【0018】
【化3】 上記においてnは約8から約20の整数であり、Bは陽
イオンである。特定の1実施形態において、nは10、
Bは(HO−CH2CH22NH2 +である。適切な陽イ
オンのその他の例には、アンモニウム、(HO−CH2
CH23NH+、(HO−CH2CH2)NH3 +、イミダ
ゾリウム、N−メチルイミダゾリウムまたはN−ブチル
イミダゾリウムの様なイミダゾリウム陽イオン、トリス
(ヒドロキシメチル)アミノメタンヒドロクロリド、ト
リス(ヒドロキシメチル)アミノメタンヒドロシトレー
トおよびプロトン化1,4−ジアザビシクロ(2.2.
2)オクタン等が挙げられる。この化学式の物質は、例
えば、ニューヨーク州、アーズリー(ノースカロライナ
州、グリーンズボロ)に所在するチバガイギー(Cib
a−Geigy)からロジン(LODYNE)P−20
1として入手できる。この実施形態において、インキ中
のフッ化炭化水素混合物は、化学式〔(F2n+1nCH2
CH2S)2(CH3)C−CH2CH2COO-
〔B+〕、nは約8から約20の整数であり、Bは陽イ
オンであるフッ化物を約75から95重量%、好ましく
は約85から83重量%、および更に好ましくはフッ化
炭化水素混合物の約90重量%含有し、また、化学式
〔(F3C(F2C)nCH=CHCH2OCH(OH)C
22NCH2COO-〕〔X+〕を有し、X+は陽イオン
であり、nは約3から約20の整数であるフッ化物を約
5から25重量%、好ましくは約7から15重量%、更
に好ましくはフッ化炭化水素混合物の約10重量%を含
有する。但し、各フッ化炭化水素の他のフッ化炭化水素
に対する相対量は、これらの範囲外であってもよい。こ
の実施形態において、インキ中のフッ化炭化水素の合計
量は、代表的には、インキの約0.1から約6重量%、
および好ましくはインキの約2から約4重量%である。
但し、その量は、これらの範囲外であってもよい。特定
の理論に全く限定されないが、インキ組成物が主要量の
化学式〔(F2n+1nCH2CH2S)2(CH3)C−C
2CH2COO-〕〔B+〕のフッ化物と、主要量の化学
式〔(F3C(F2C)nCH=CHCH2OCH(OH)
CH22NCH2COO-〕〔X+〕のフッ化物とを含む
フッ化炭化水素混合物を含有する場合、インキ中に形成
されるリポゾームのサイズは小さくなり、よってインキ
の保存性が改善されると考えられる。
【0019】本発明の別の特定の実施形態において、イ
ンキは水、着色剤、式中、X+は陽イオンであり、nは
約8から約20である以下の化学式の物質、およびベタ
イン、シクロヘキシルピロリドン、ブチルカルビトール
(ジエチレングリコールモノブチルエーテル)、トリプ
ロピレングリコールモノメチルエーテルまたはそれらの
混合物等から選ばれた浸透剤物質を含む。
【0020】
【化4】 浸透剤物質は、代表的には、約0.1から約20重量
%、および好ましくは約3から約15重量%の有効なま
たは必要ないずれの量でも存在する。但し、その量は、
これらの範囲外であってもよい。この特定の実施形態の
インキは、粘度が減少することが多いため界面活性剤を
含有するインキより好ましい。
【0021】インキ組成物は、一般に、サーマルインク
ジェットプリンティングプロセスに用いるのに適切な粘
度のものである。インキの粘度は、室温(すなわち、約
25℃)において、代表的には、約10センチポイズ未
満、および好ましくは約1から約5センチポイズ、更に
好ましくは、約1から約4センチポイズである。但し、
その粘度はこの範囲外であってもよい。
【0022】本発明のインキ組成物は、適切なまたは必
要ないずれのpHであってもよい。サーマルインクジェ
ットプリンティングプロセスの様な一部の実施形態の場
合、代表的なpH値は、約7.75から約9.25、お
よび好ましくは約8.25から約8.75である。但
し、pHはこれらの範囲外であってもよい。
【0023】特定の1実施形態において、インキは超音
波処理されて、フッ化炭化水素物質により形成されたイ
ンキ中のリポソームの粒子サイズは小さくなる。この実
施形態において、インキは、代表的には約5から約90
分間、好ましくは約10から約60分間、および好まし
い実施形態において約20分間、比較的小さい強度で超
音波処理される。本発明の別の特定の実施形態におい
て、フッ化炭化水素物質は、他のインキ成分と混合する
前に超音波処理される。この第二の実施形態において、
フッ化炭化水素は、供給業者から受入れた形態において
(この形態がフッ化炭化水素を含有する液体と想定す
る)、または水と、水と1種以上の必要な緩衝成分との
混合物と、または水と一種以上の必要なその他のインキ
成分との混合物、等と混合した後のいずれかにおいて超
音波処理することができる。特に好ましい実施形態にお
いて、超音波処理された液は、約15重量%の量のフッ
化炭化水素物質および約85重量%の量の水を含有す
る。別の特に好ましい実施形態において、超音波処理さ
れた液は、約15重量%の量のフッ化炭化水素物質およ
び約20重量%の量の1,4−ジアザビシクロ(2.
2.2)オクタンならびに約65重量%の量の水を含有
する。更に別の特に好ましい実施形態において、超音波
処理された液は、約9から約10重量%の量のフッ化炭
化水素物質、約6から約7重量%の量の1,4−ジアザ
ビシクロ(2.2.2)オクタン、約4から約5重量%
の量の臭化ヘキサメトニウムの様なビス第四化合物、約
2から約3重量%の量のクエン酸の様な酸および残量の
水を含有する。
【0024】超音波処理プロセスの特定の1例は以下の
通りである。約15重量%のフッ化炭化水素を含有する
水溶液としてチバガイギー(Ciba−Geigy)か
ら入手したロジン(LODYNE)P−502を25グ
ラムごとに分ける。各例において、ロジン(LODYN
E)P−502の25グラムの部分を30グラムのバイ
アル瓶に入れる。バイアル瓶を20キロヘルツで調整し
た550ソニック・ディスメンブレータ(フィッシャー
・サイエンティフィック社(Fisher Scien
tific Co.)から入手)に入れ、電源を30秒
ごとにオン・オフ調整しながら、ロジン(LODYN
E)P−502を5の振幅設定において10分間超音波
処理する。その後、バイアル瓶を一晩放置する。その
後、バイアル瓶の最上層を用いてインキ組成物を調整す
る。
【0025】超音波処理プロセス中にインキの過度の加
熱を避けるため、インキをプロセス中にジャケットで冷
却したり、および/または超音波処理を連続でなくパル
スにしたりすることができる。例えば、5分間の超音波
処理を必要とするプロセスの場合、プロセスは、10分
間に交互に一秒オン、一秒オフでパルスをかけることが
できる。超音波処理によるリポゾームサイズの減少は、
インキの保存性の改善およびインキの粘度の低下の様な
利点をもたらす。超音波処理はまた、リポゾーム粒子の
直径の範囲を狭くする。
【0026】更に別の特定の実施形態において、フッ化
炭化水素、インキいずれも配合プロセス中に超音波処理
されない。ある温度で液晶相を示すインクジェットプリ
ンティングに適するインキは公知であり、例えば、米国
特許第5,492,559号、米国特許第5,551,
973号および米国特許第5,643,357号に開示
されており、本願に引用して援用する。チバガイギー
(Ciba−Geigy)から入手できるロジン(LO
DYNE)P−502の様なフッ化炭化水素物質は、製
造業者から受領した時、偏光照明下における顕微鏡検査
により観察される液晶を含んでいる。フッ化炭化水素、
ならびにベタイン/ジプロピレングリコールおよびベタ
イン/イミダゾールの様なその他のインキ展色剤成分を
含有するインキは、フッ化炭化水素液晶構造を有してい
る。様々なカラーの2種以上のこれらのインキをヒュー
レット・パッカード(Hewlett−Packar
d)のデスクジェット(Deskjet)(登録商標)
500Cの様なサーマルインクジェットプリンタに装填
し、普通紙の様な基板上に印刷する場合、生じた多色画
像は、インキ組成物に配合する前にフッ化炭化水素に超
音波処理した同一組成のインキおよびインキ調整後に超
音波処理した同一組成のインキと比較して、カラー間滲
出防止特性が改善される。
【0027】[実施の形態2]本発明は、本発明のインキ
組成物をインクジェットプリンティング装置に装填する
ことと、基板上にインキ組成物の滴を画像方向のパター
ン内で噴射させることとが関わるプロセスにも関する。
特に好ましい実施形態において、プリンティング装置
は、ノズル中のインキを画像方向のパターン内で選択的
に加熱して、インキの滴を画像方向のパターン内で噴射
させるサーマルインクジェットプロセスを用いる。ゼロ
ックス(登録商標)4024ペーパーの様な普通紙、罫
ノート紙、ボンド紙、シャープ・カンパニー(Shar
p Company)のシリカコート紙および十条紙等
の様なシリカコート紙、透明材料、織物、織物製品、プ
ラスチック、高分子フィルム、金属および木材等の様な
無機基板を含め、適切ないずれの基板も用いることがで
きる。好ましい実施形態において、このプロセスには、
多孔質基板または普通紙の様なインキ吸収基板上へのプ
リンティングが関わる。
【0028】
【実施例】[実施例Ia]約15重量%のフッ化炭化水素
を含有する水溶液としてチバガイギー(Ciba−Ge
igy)から入手したロジン(LODYNE)P−50
2を25グラムごとに分けた。各例において、ロジン
(LODYNE)P−502の25グラムを30グラム
のバイアル瓶に入れた。バイアル瓶を20キロヘルツで
調整した550ソニック・ディスメンブレータ(フィッ
シャー・サイエンティフィック社(Fisher Sc
ientific Co.)から入手)に入れ、電源を
30秒ごとにオン・オフ調整しながら、ロジン(LOD
YNE)P−502を5の振幅設定において10分間超
音波処理した。その後、バイアル瓶を一晩放置した。そ
の後、バイアル瓶の最上層を用いてインキ組成物を調整
した。
【0029】その後、インキ組成物を以下の成分の単純
混合により調整した。この場合、調整するすべてのイン
キに対して相対量の染料および殺虫剤を一定とし、相対
量のロジン(LODYNE)P−502、イミダゾール
および水を以下に示した範囲にわたって変動させた。
【0030】
【表1】 インキ系におけるロジンP−502およびイミダゾール
の変動量の影響を観察することにより、こうして調整し
たインキ組成物の保存性の特性を試験した。この情報か
ら作成した安定性線図(分布図)を図1に示した。安定
性線図において、三角形は、インキ中の水、ロジン(L
ODYNE)P−502およびイミダゾールの相互に対
する相対量を表す(その他のインキ成分を無視)。三角
形の各頂点は、水/ロジン(LODYNE)P−502
/イミダゾール系において、三角形の頂点の成分が10
0重量%であり、その他の2成分が0重量%であったイ
ンキを表す。例えば、図1において、三角形の左側の頂
点は、水を含有するがイミダゾール、ロジン(LODY
NE)P−502いずれも含有しないインキを表す。三
角形の各辺は、水/ロジン(LODYNE)P−502
/イミダゾール系において、三角形をつなぐ各頂点を表
す2成分が変動量であり、当該の三角形辺の対向頂点の
成分が0重量%であったインキ組成物を表す。例えば、
図1において、三角形の底辺は、変動量の水およびロジ
ン(LODYNE)P−502を含有するが、イミダゾ
ールを含有しないインキを表す。変動量の3種の全成分
を含有するインキ組成物は、三角形の各境界線内に表さ
れる。
【0031】図1の安定性線図が示す通り、インキが以
下の様な相対量(相互に対して、およびその他のインキ
成分を無視)の水、イミダゾールおよびロジン(LOD
YNE)P−502を含有した場合、インキは、8フィ
ートのアームの遠心分離機において2400rpm、3
0分間での遠心沈降法において均質性を維持した。
【0032】
【表2】 理想的な保存性の特性を有するインキは、以下の成分を
下記の量の範囲内で含有していた。
【0033】
【表3】 [実施例Ib]インキがすべて一定量のクエン酸を含有し
ていた以外は、実施例Iaのプロセスを繰返した。
【0034】
【表4】 インキ系におけるロジンP−502およびイミダゾール
の変動量の影響を観察することにより、こうして調整し
たインキ組成物の保存性の特性を試験した。インキが以
下の様な相対量(相互に対して、およびその他のインキ
成分を無視)の水、イミダゾールおよびロジン(LOD
YNE)P−502を含有した場合、インキは、8フィ
ートのアームの遠心分離機を用い、2400rpm、3
0分間での遠心沈降法により均質性を維持した。
【0035】
【表5】 これらの範囲内で、これらの3成分の相対量に関する好
ましい範囲は以下の通りであった。
【0036】
【表6】 [実施例II]各例において、調整したインキにクエン酸を
添加してpH8.75に調整した以外は、実施例Iaの
プロセスを繰返した。
【0037】
【表7】 インキ系におけるロジンP−502およびイミダゾール
の変動量の影響を観察することにより、こうして調整し
たインキ組成物の保存性の特性を試験した。この情報か
ら作成した安定性線図を図2に示した。図2の安定性線
図が示す通り、インキが以下の様な相対量(相互に対し
て、およびその他のインキ成分を無視)の水、イミダゾ
ールおよびロジン(LODYNE)P−502を含有し
た場合、インキは、8フィートのアームの遠心分離機を
用い、2400rpm、30分間での遠心沈降法により
均質性を維持した。
【0038】
【表8】 これらの範囲内で、これらの3成分の相対量に関する好
ましい範囲は以下の通りであった。
【0039】
【表9】 理想的な保存性の特性を有するインキは、かくして、以
下の成分を下記の量の範囲内で含有していた。
【0040】
【表10】 [実施例III]インキがすべて一定量のベタインを含有す
ると共に、各例において、調整したインキにクエン酸を
添加してpH8.75に調整した以外は、実施例Iaの
プロセスを繰返した。
【0041】
【表11】 インキ系におけるロジンP−502およびイミダゾール
の変動量の影響を観察することにより、こうして調整し
たインキ組成物の保存性の特性を試験した。この情報か
ら作成した安定性線図を図3に示した。図3の安定性線
図が示す通り、インキが以下の様な相対量(相互に対し
て、およびその他のインキ成分を無視)の水、イミダゾ
ールおよびロジン(LODYNE)P−502を含有し
た場合、インキは、8フィートのアームの遠心分離機に
おいて2400rpm、30分間での遠心沈降法におい
て均質性を維持した。
【0042】
【表12】 これらの範囲内で、これらの3成分の相対量に関する好
ましい範囲は以下の通りであった。
【0043】
【表13】 理想的な保存性の特性を有するインキは、以下の成分を
下記の量の範囲内で含有していた。
【0044】
【表14】 [実施例IV]インキがすべて一定量のシクロヘキシルピロ
リドンおよび一定量のクエン酸を含有する以外は、実施
例Iaのプロセスを繰返した。
【0045】
【表15】 インキ系におけるロジンP−502およびイミダゾール
の変動量の影響を観察することにより、こうして調整し
たインキ組成物の保存性の特性を試験した。この情報か
ら作成した安定性線図を図4に示した。図4の安定性線
図が示す通り、インキが以下の様な相対量(相互に対し
て、およびその他のインキ成分を無視)の水、イミダゾ
ールおよびロジン(LODYNE)P−502を含有し
た場合、インキは、6ヶ月間の貯蔵後において均質性を
維持した。
【0046】
【表16】 これらの範囲内で、これらの3成分の相対量に関する好
ましい範囲は以下の通りであった。
【0047】
【表17】 理想的な保存性の特性を有するインキは、以下の成分を
下記の量の範囲内で含有していた。
【0048】
【表18】 [実施例V]インキがすべて一定量のシクロヘキシルピロ
リドンを含有すると共に、各例において、調整したイン
キにクエン酸を添加してpH8.75に調整した以外
は、実施例Iaのプロセスを繰返した。
【0049】
【表19】 インキ系におけるロジンP−502およびイミダゾール
の変動量の影響を観察することにより、こうして調整し
たインキ組成物の保存性の特性を試験した。この情報か
ら作成した安定性線図を図5に示した。図5の安定性線
図が示す通り、インキが以下の様な相対量(相互に対し
て、およびその他のインキ成分を無視)の水、イミダゾ
ールおよびロジン(LODYNE)P−502を含有し
た場合、インキは、6ヶ月間の貯蔵後において均質性を
維持した。
【0050】
【表20】 これらの範囲内で、これらの3成分の相対量に関する好
ましい範囲は以下の通りであった。
【0051】
【表21】 理想的な保存性の特性を有するインキは、以下の成分を
下記の量の範囲内で含有していた。
【0052】
【表22】 [実施例VI]インキがすべて一定量のシクロヘキシルピロ
リドンを含有すると共に、各例において、調整したイン
キにクエン酸を添加してpH8.25に調整した以外
は、実施例Iaのプロセスを繰返した。
【0053】
【表23】 インキ系におけるロジンP−502およびイミダゾール
の変動量の影響を観察することにより、こうして調整し
たインキ組成物の保存性の特性を試験した。この情報か
ら作成した安定性線図を図6に示した。図6の安定性線
図が示す通り、インキが以下の様な相対量(相互に対し
て、およびその他のインキ成分を無視)の水、イミダゾ
ールおよびロジン(LODYNE)P−502を含有し
た場合、インキは、8フィートのアームの遠心分離機に
おいて2400rpm、30分間での遠心沈降法におい
て均質性を維持した。
【0054】
【表24】 これらの範囲内で、これらの3成分の相対量に関する好
ましい範囲は以下の通りであった。
【0055】
【表25】 理想的な保存性の特性を有するインキは、以下の成分を
下記の量の範囲内で含有していた。
【0056】
【表26】 [実施例VII]インキがすべて一定量のSOLSPERS
E 27,000ポリマーを含有すると共に、各例にお
いて、調整したインキにクエン酸を添加してpH8.7
5に調整した以外は、実施例Iaのプロセスを繰返し
た。
【0057】
【表27】 インキ系におけるロジンP−502およびイミダゾール
の変動量の影響を観察することにより、こうして調整し
たインキ組成物の保存性の特性を試験した。この情報か
ら作成した安定性線図を図7に示した。図7の安定性線
図が示す通り、インキが以下の様な相対量(相互に対し
て、およびその他のインキ成分を無視)の水、イミダゾ
ールおよびロジン(LODYNE)P−502を含有し
た場合、インキは、6ヶ月間の貯蔵後において均質性を
維持した。
【0058】
【表28】 図7の安定性線図が示す通り、インキが以下の様な相対
量(相互に対して、およびその他のインキ成分を無視)
の水、イミダゾールおよびロジン(LODYNE)P−
502を含有した場合、インキはまた、6ヶ月間の貯蔵
後において均質性を維持した。
【0059】
【表29】 理想的な保存性の特性を有するインキは、以下の成分を
下記の量の範囲内で含有していた。
【0060】
【表30】 [実施例VIII]インキがすべて一定量のベタインおよび一
定量のシクロヘキシルピロリドンを含有すると共に、各
例において、調整したインキにクエン酸を添加してpH
8.75に調整した以外は、実施例Iaのプロセスを繰
返した。
【0061】
【表31】 インキ系におけるロジンP−502およびイミダゾール
の変動量の影響を観察することにより、こうして調整し
たインキ組成物の保存性の特性を試験した。この情報か
ら作成した安定性線図を図8に示した。図8の安定性線
図が示す通り、インキが以下の様な相対量(相互に対し
て、およびその他のインキ成分を無視)の水、イミダゾ
ールおよびロジン(LODYNE)P−502を含有し
た場合、インキは、8フィートのアームの遠心分離機に
おいて2400rpm、30分間での遠心沈降法におい
て均質性を維持した。
【0062】
【表32】 これらの範囲内で、これらの3成分の相対量に関する好
ましい範囲は以下の通りであった。
【0063】
【表33】 理想的な保存性の特性を有するインキは、以下の成分を
下記の量の範囲内で含有していた。
【0064】
【表34】 [実施例IX]インキがすべて一定量のベタインおよび一定
量のSOLSPERSE 27,000ポリマーを含有
すると共に、各例において、調整したインキにクエン酸
を添加してpH8.75に調整した以外は、実施例Ia
のプロセスを繰返した。
【0065】
【表35】 インキ系におけるロジンP−502およびイミダゾール
の変動量の影響を観察することにより、こうして調整し
たインキ組成物の保存性の特性を試験した。この情報か
ら作成した安定性線図を図9に示した。図9の安定性線
図が示す通り、インキが以下の様な相対量(相互に対し
て、およびその他のインキ成分を無視)の水、イミダゾ
ールおよびロジン(LODYNE)P−502を含有し
た場合、インキは、6ヶ月間の貯蔵後において均質性を
維持した。
【0066】
【表36】 図9の安定性線図がまた示す通り、インキが以下の様な
相対量(相互に対して、およびその他のインキ成分を無
視)の水、イミダゾールおよびロジン(LODYNE)
P−502を含有した場合、インキは、6ヶ月間の貯蔵
後において均質性を維持した。
【0067】
【表37】 これらの範囲内で、これらの3成分の相対量に関する好
ましい範囲は以下の通りであった。
【0068】
【表38】 理想的な保存性の特性を有するインキは、以下の成分を
下記の量の範囲内で含有していた。
【0069】
【表39】 [実施例X]インキがすべて一定量のシクロヘキシルピロ
リドンおよび一定量のSOLSPERSE 27,00
0ポリマーを含有すると共に、各例において、調整した
インキにクエン酸を添加してpH8.75に調整した以
外は、実施例Iaのプロセスを繰返した。
【0070】
【表40】 インキ系におけるロジンP−502およびイミダゾール
の変動量の影響を観察することにより、こうして調整し
たインキ組成物の保存性の特性を試験した。この情報か
ら作成した安定性線図を図10に示した。図10の安定
性線図が示す通り、インキが以下の様な相対量(相互に
対して、およびその他のインキ成分を無視)の水、イミ
ダゾールおよびロジン(LODYNE)P−502を含
有した場合、インキは、6ヶ月間の貯蔵後において均質
性を維持した。
【0071】
【表41】 図10の安定性線図が示す通り、インキが以下の様な相
対量(相互に対して、およびその他のインキ成分を無
視)の水、イミダゾールおよびロジン(LODYNE)
P−502を含有した場合、インキはまた、6ヶ月間の
貯蔵後において均質性を維持した。
【0072】
【表42】 図10の安定性線図が示す通り、インキが以下の様な相
対量(相互に対して、およびその他のインキ成分を無
視)の水、イミダゾールおよびロジン(LODYNE)
P−502を含有した場合、インキはまた、6ヶ月間の
貯蔵後において均質性を維持した。
【0073】
【表43】 これらの範囲内で、これらの3成分の相対量に関する好
ましい範囲は以下の通りであった。
【0074】
【表44】 理想的な保存性の特性を有するインキは、以下の成分を
下記の量の範囲内で含有していた。
【0075】
【表45】 [実施例XI]インキがすべて一定量のベタイン、一定量の
シクロヘキシルピロリドンおよび一定量のSOLSPE
RSE 27,000ポリマーを含有すると共に、各例
において、調整したインキにクエン酸を添加してpH
8.75に調整した以外は、実施例Iaのプロセスを繰
返した。
【0076】
【表46】 インキ系におけるロジンP−502およびイミダゾール
の変動量の影響を観察することにより、こうして調整し
たインキ組成物の保存性の特性を試験した。この情報か
ら作成した安定性線図を図11に示した。図11の安定
性線図が示す通り、インキが以下の様な相対量(相互に
対して、およびその他のインキ成分を無視)の水、イミ
ダゾールおよびロジン(LODYNE)P−502を含
有した場合、インキは、8フィートのアームの遠心分離
機において2400rpm、30分間での遠心沈降法に
おいて均質性を維持した。
【0077】
【表47】 図11の安定性線図が示す通り、インキが以下の様な相
対量(相互に対して、およびその他のインキ成分を無
視)の水、イミダゾールおよびロジン(LODYNE)
P−502を含有した場合、インキはまた、8フィート
のアームの遠心分離機において2400rpm、30分
間での遠心沈降法において均質性を維持した。
【0078】
【表48】 これらの範囲内で、これらの3成分の相対量に関する好
ましい範囲は以下の通りであった。
【0079】
【表49】 理想的な保存性の特性を有するインキは、以下の成分を
下記の量の範囲内で含有していた。
【0080】
【表50】 [実施例XII]インキ組成物を以下の通り調整した。脱イ
オン水(94.75グラム)およびイミダゾール(20
グラム、ウイスコンシン州、ミルウォーキーに所在する
アルドリッチ・ケミカル社 (Aldrich Chem
ical Co.)から入手)を混合して、23.7℃
でpH10.18の混合物を生成させた。次に、混合物
のpHを亜燐酸(0.8074グラム、ニュージャージ
ー州、クランベリに所在するローンプーラン(Rhon
e−Poulenc)から入手)の添加により調整し、
混合物のpHを25℃で8.75にした。その後、ベタ
イン(30グラム、フィンランドのヘルシンキに所在す
るフィンシュガー・バイオプロダクツ(FinnSug
ar Bioproducts)から入手)、ダウシル
150/200殺虫剤(0.2グラム、ミシガン州、ミ
ッドランドに所在するダウケミカル社(Dow Che
mical Co.)から入手)、サーフィノールGA
界面活性剤(0.8グラム、ペンシルバニア州、アレン
タウンに所在するエアープロダクツ&ケミカルズ社(A
ir Products & Chemicals C
o.)から入手)、プロジェクトファーストイエロー2
染料(6グラム、マサチュセッツ州、ダイトンに所在す
るゼネカ・カラーズ(Zeneca Colors)か
ら入手、固形物のみ(溶媒除去))、ロジンP−502
(42.26グラム、14.2重量%固形物、ニューヨ
ーク州、アーズリーに所在するチバガイギー(Ciba
−Geigy)から入手、実施例Iaに記載したプロセ
スにより最初に超音波処理)および追加の脱イオン水
(5.18グラム)を混合物に添加した。次に、混合物
を30分間ロールで練り、その後、10分12秒間、2
lb/in2 (約0.908kg/(2.54c
m)2)で1.2μmの47mm Versapore−
1200フィルターを通して濾過した。こうして調整し
たインキ組成物は、25℃で粘度3.96センチポイ
ズ、表面張力22.9ダイン/cm、23.5℃でpH
8.77、および伝導度が7.10ミリモーであった。
6ヶ月の貯蔵後、インキの粘度は4.01センチポイズ
であった。
【0081】[実施例XIII]インキ組成物を以下の通り調
整した。脱イオン水(23.68グラム)およびイミダ
ゾール(5グラム、ウイスコンシン州、ミルウォーキー
に所在するアルドリッチ・ケミカル社(Aldrich
Chemical Co.)から入手)を混合して、1
8.7℃でpH10.95の混合物を生成させた。次
に、混合物に2−ケトグルタル酸(0.2504グラ
ム、ウイスコンシン州、ミルウォーキーに所在するアル
ドリッチ・ケミカル社 (Aldrich Chemic
al Co.)から入手)を添加して、20.4℃でp
H8.75に調整した。その後、サルコシン(7.5グ
ラム、ウイスコンシン州、ミルウォーキーに所在するア
ルドリッチ・ケミカル社(Aldrich Chemi
cal Co.)から入手)、ダウシル150/200
殺虫剤(0.05グラム、ミシガン州、ミッドランドに
所在するダウケミカル社(Dow Chemical C
o.)から入手)、サーフィノールGA界面活性剤
(0.208グラム、ペンシルバニア州、アレンタウン
に所在するエアープロダクツ&ケミカルズ社(Air
Products &Chemicals Co.)か
ら入手)、プロジェクトファーストイエロー2染料
(1.5グラム、マサチュセッツ州、ダイトンに所在す
るゼネカ・カラーズ(Zeneca Colors)か
ら入手、固形物のみ(溶媒除去))、ロジンP−502
(10.56グラム、14.2重量%固形物、ニューヨ
ーク州、アーズリーに所在するチバガイギー(Ciba
−Geigy)から入手、実施例Iaに記載したプロセ
スにより最初に超音波処理)および追加の脱イオン水
(1.25グラム)を混合物に添加した。次に、混合物
を30分間ロールで練り、その後、3分22秒間、2
lb/in2 で1.2μmの47mm Versapo
re−1200フィルターを通して濾過した。こうして
調整したインキ組成物は、25℃で粘度4.84センチ
ポイズ、表面張力25.2ダイン/cm、24.5℃で
pH8.56、および伝導度が8.56ミリモーであっ
た。
【0082】[実施例XIV]以下の成分の単純混合により
インキ組成物を調整した。
【0083】
【表51】 混合物を30秒間、10 lb/in2 (約4.54k
g/(2.54cm)2)で1.2μmのVERSAP
ORE−1200フィルターを通して濾過した。できた
インキは、粘度が25℃で2.25センチポイズであっ
た。インキを50℃で5日間保存した後、インキは、2
5℃で粘度2.21センチポイズであった。インキは、
伝導度8.84ミリモー/cm2、表面張力28.6ダ
イン/cm、24.8℃でpH8.78であった。イン
キは、2700rpm、30分間での遠心沈降後におい
て単一相を維持した。インキは、5日間静置後において
単一相を維持した。インキを#3線巻棒でコートランド
(Courtland)4024DPイメージ・シリー
ズ・エリート・ペーパー(フェルト側)上に塗布したと
ころ、生じた画像は3秒で乾燥した。
【0084】[実施例XV]以下の成分の単純混合によりイ
ンキ組成物を調整した。
【0085】
【表52】 できたインキは、25℃で粘度3.21センチポイズで
あった。インキを50℃で5日間保存した後、インキ
は、25℃で粘度3.11センチポイズであった。イン
キは、伝導度3.75ミリモー/cm2、表面張力2
6.3ダイン/cm、22.8℃でpH8.67であっ
た。インキは、2700rpm、30分間での遠心沈降
後において単一相を維持した。インキは、5日間静置後
において単一相を維持した。インキを#3線巻棒でコー
トランド(Courtland)4024DPイメージ
・シリーズ・エリート・ペーパー(フェルト側)上に塗
布したところ、生じた画像は0.5秒で乾燥した。
【0086】[実施例XVI]以下の成分の単純混合により
インキ組成物を調整した。
【0087】
【表53】 できたインキは、25℃で粘度2.86センチポイズで
あった。インキを50℃で5日間保存した後、インキ
は、25℃で粘度2.81センチポイズであった。イン
キは、伝導度4.02ミリモー/cm2、表面張力2
5.6ダイン/cm、22.6℃でpH8.51であっ
た。インキは、2700rpm、30分間での遠心沈降
後において単一相を維持した。インキは、5日間静置後
において単一相を維持した。インキを#3線巻棒でコー
トランド(Courtland)4024DPイメージ
・シリーズ・エリート・ペーパー(フェルト側)上に塗
布したところ、生じた画像は0.5秒で乾燥した。
【0088】[実施例XVII]以下の成分の単純混合により
インキ組成物を調整した。
【0089】
【表54】 できたインキは、25℃で粘度3.86センチポイズで
あった。インキを50℃で5日間保存した後、インキ
は、25℃で粘度3.86センチポイズであった。イン
キは、伝導度2.81ミリモー/cm2、表面張力2
4.1ダイン/cm、23.3℃でpH8.58であっ
た。インキは、2700rpm、30分間での遠心沈降
後において単一相を維持した。インキは、5日間静置後
において単一相を維持した。インキを#3線巻棒でコー
トランド(Courtland)4024DPイメージ
・シリーズ・エリート・ペーパー(フェルト側)上に塗
布したところ、生じた画像は0.5秒で乾燥した。
【0090】[実施例XVIII]以下の成分の単純混合によ
りインキ組成物を調整した。
【0091】
【表55】 できたインキは、25℃で粘度6.71センチポイズで
あった。インキを50℃で5日間保存した後、インキ
は、25℃で粘度4.81センチポイズであった。イン
キは、伝導度3.42ミリモー/cm2、表面張力2
6.0ダイン/cm、21.9℃でpH8.62であっ
た。インキは、2700rpm、30分間での遠心沈降
後において単一相を維持した。インキは、5日間静置後
において単一相を維持した。
【0092】[実施例XIX]約15重量%のフッ化炭化水
素を含有する水溶液としてチバガイギー(Ciba−G
eigy)から入手した200グラムのロジンP−50
2を550ソニック・ディスメンブレータ(フィッシャ
ー・サイエンティフィック社(Fisher Scie
ntific Co.)から入手)に入れて、この物質
を2時間超音波処理することにより超音波処理した。そ
の後、ロジンP−502は3.14センチポイズの粘度
を示した。数週間静置後、超音波処理物中に若干の沈泥
が観察された。超音波処理したフッ化炭化水素物質から
調整したインキ組成物は、超音波処理時の温度が高いほ
ど、保存性が改善され、粘度が低下すると考えられる。
【0093】[実施例XX]以下の成分の単純混合によりイ
ンキ組成物を調整した。
【0094】
【表56】 混合物を10秒間、2 lb/in2 で1.2μmのV
ERSAPORE−1200フィルターを通して濾過し
た。できたインキは、25℃で粘度3.87センチポイ
ズ、伝導度13.8ミリモー/cm2、表面張力20.
2ダイン/cm、25℃でpH8.88であった。イン
キは、1000Gの力、30分間での遠心沈降後におい
て単一相を維持した。
【0095】[実施例XXI]以下の成分の単純混合により
インキ組成物を調整した。
【0096】
【表57】 混合物を55秒間、2 lb/in2 で1.2μmのV
ERSAPORE−1200フィルターを通して濾過し
た。できたインキは、25℃で粘度4.46センチポイ
ズ、伝導度10.8ミリモー/cm2、表面張力19ダ
イン/cm、25℃でpH8.92であった。インキ
は、1000Gの力、30分間での遠心沈降後において
単一相を維持した。
【0097】[実施例XXII]以下の成分の混合によりイン
キ組成物を調整した。
【0098】
【表58】 できたインキをその後7秒間、2 lb/in2 で1.
2μmの47mm Magnaナイロンフィルターを通
して濾過した。こうして調整したインキ組成物は、25
℃で粘度2.14センチポイズ、25℃でpH7.7
3、表面張力19ダイン/cm、伝導度5.15ミリモ
ーであった。
【0099】こうして調整したインキ組成物をその後ヒ
ューレット・パッカード(Hewlett−Packa
rd)694Cサーマルインクジェットプリンタに装填
し、ゼロックス(登録商標)4024DPペーパーおよ
びゼロックス(登録商標)イメージ・シリーズ・エリー
ト・ペーパー上に印刷した。また、標準HP694カー
ボンブラック含有インキでブラック画像をペーパー上に
印刷した。こうして形成されたプリントは、カラー間滲
出が少なく、MFLEN値が15であった。
【0100】[比較例A]以下の成分の混合によりインキ
組成物を調整した。
【0101】
【表59】 できたインキをその後3秒間、2 lb/in2 で1.
2μmの47mm Magnaナイロンフィルターを通
して濾過した。こうして調整したインキ組成物は、25
℃で粘度2.09センチポイズ、25℃でpH10.
2、表面張力21.6ダイン/cm、伝導度9ミリモー
であった。
【0102】こうして調整したインキ組成物をその後ヒ
ューレット・パッカード(Hewlett−Packa
rd)694Cサーマルインクジェットプリンタに装填
し、ゼロックス(登録商標)4024DPペーパーおよ
びゼロックス(登録商標)イメージ・シリーズ・エリー
ト・ペーパー上に印刷した。また、標準HP694カー
ボンブラック含有インキでブラック画像をペーパー上に
印刷した。こうして形成されたプリントは、カラー間滲
出が大きく、MFLEN値が45であった。
【0103】[比較例B]以下の成分の混合によりインキ
組成物を調整した。
【0104】
【表60】 できたインキをその後20秒間、2 lb/in2 で
1.2μmの47mmMagnaナイロンフィルターを
通して濾過した。こうして調整したインキ組成物は、2
5℃で粘度2.07センチポイズ、25℃でpH8.
4、表面張力18.3ダイン/cm、伝導度29.8ミ
リモーであった。
【0105】こうして調整したインキ組成物をその後ヒ
ューレット・パッカード(Hewlett−Packa
rd)694Cサーマルインクジェットプリンタに装填
し、ゼロックス(登録商標)4024DPペーパーおよ
びゼロックス(登録商標)イメージ・シリーズ・エリー
ト・ペーパー上に印刷した。また、標準HP694カー
ボンブラック含有インキでブラック画像をペーパー上に
印刷した。こうして形成されたプリントは、カラー間滲
出が大きく、MFLEN値が30であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例Iaにおけるインキ組成物中の水、イ
ミダゾール及びロジンP−502の安定性を有する含有
濃度の分布図である。
【図2】 実施例IIにおけるインキ組成物中の水、イミ
ダゾール及びロジンP−502の安定性を有する含有濃
度の分布図である。
【図3】 実施例IIIにおけるインキ組成物中の水、イ
ミダゾール及びロジンP−502の安定性を有する含有
濃度の分布図である。
【図4】 実施例IVにおけるインキ組成物中の水、イミ
ダゾール及びロジンP−502の安定性を有する含有濃
度の分布図である。
【図5】 実施例Vにおけるインキ組成物中の水、イミ
ダゾール及びロジンP−502の安定性を有する含有濃
度の分布図である。
【図6】 実施例VIにおけるインキ組成物中の水、イミ
ダゾール及びロジンP−502の安定性を有する含有濃
度の分布図である。
【図7】 実施例VIIにおけるインキ組成物中の水、イ
ミダゾール及びロジンP−502の安定性を有する含有
濃度の分布図である。
【図8】 実施例VIIIにおけるインキ組成物中の水、イ
ミダゾール及びロジンP−502の安定性を有する含有
濃度の分布図である。
【図9】 実施例IXにおけるインキ組成物中の水、イミ
ダゾール及びロジンP−502の安定性を有する含有濃
度の分布図である。
【図10】 実施例Xにおけるインキ組成物中の水、イ
ミダゾール及びロジンP−502の安定性を有する含有
濃度の分布図である。
【図11】 実施例XIにおけるインキ組成物中の水、イ
ミダゾール及びロジンP−502の安定性を有する含有
濃度の分布図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルイス エー サンチェス アメリカ合衆国 ニューヨーク州 フェア ポート グレート ガーランド ライズ 12 (72)発明者 シェリル エー ハンツリック アメリカ合衆国 ニューヨーク州 フェア ポート ラウド ロード 316 (72)発明者 キャシー−ジョー ブロッドスキー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 パルミ ラ ウォーカー ロード 1940 (72)発明者 リチャード エル コルト アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター オガスチン ストリート 378 (72)発明者 アイリーン エム モンテス アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター キンバリー エンド ドライブ 99 (72)発明者 ラハエル エル マックグラス アメリカ合衆国 ニューヨーク州 クリフ トン クリフトン ロード 2 (72)発明者 ダニエル アボリオ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 フェア ポート シャブリス ドライブ 16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)着色剤、ならびに(b)(i)
    水、および(ii)化学式〔(F3C(F2C)nCH=C
    HCH2OCH(OH)CH22NCH2COO-
    〔X+〕を有し、Xは陽イオンであり、nは約3から約
    20の整数であるフッ化物を含む液状展色剤、を含有す
    るインキ組成物。
  2. 【請求項2】 (i)化学式〔(F3C(F2C)nCH
    =CHCH2OCH(OH)CH22NCH2COO-
    〔X+〕を有し、Xは陽イオンであり、nは約3から約
    20の整数である物質を含む組成物を超音波処理し、 (ii)前記組成物を着色剤と混合してインキを形成し、
    更に水を含有するインキ組成物の調整方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のインキ組成物であっ
    て、インキ組成物が液晶を含むことを特徴とするインキ
    組成物。
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