JPH11222511A - 押出成形用ポリウレタン樹脂組成物 - Google Patents
押出成形用ポリウレタン樹脂組成物Info
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Abstract
る長期の連続成形が可能で、且つ諸物性に優れた押出成
形物を与えるポリウレタン樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】3−メチル−1,5−ペンチレンアジペー
ト(A)、ポリテトラメチレンエーテルグリコール
(B)および1,4−ブタンジオール(C)からなるポ
リヒドロキシ成分と4,4′−ジフェニルメタンジイソ
シアネート(D)を反応させて得られるもので、特定の
190℃における流れ値、特定の10%DMF溶解液の
粘度を有する熱可塑性ポリウレタンエラストマー(E)
と、イソシアネート末端化合物(F)を特定比率で配合
したポリウレタン樹脂組成物が前記課題を解決した。
Description
どに優れ、溶融紡糸等の押出成形の際に装置内でのゲル
化が殆どなく、長期連続成形が可能である押出成形用ポ
リウレタン樹脂組成物に関する。
剤を添加しながら溶融紡糸する方法は例えば特開昭57
−180653号、特開昭56−110712号、特公
昭58−46573号により知られている。また複数の
長鎖ポリオールを用いて共重合体を作りポリウレタン組
成物を得る方法は例えば特開昭63−202610号に
より知られている。
の技術においては、押出成形機内での溶融時はゲル化が
起こらず、長期にわたる連続成形加工が可能で、且つ高
い物性をもった成形物を与える熱可塑性ポリウレタン樹
脂は提供されない。
を解決するために鋭意検討した結果、長鎖グリコールと
して、3−メチル−1,5−ペンチレンアジペート
(A)とポリテトラメチレンエーテルグリコール(B)
の混合物、鎖伸長剤として、1,4−ブタンジオール
(C)、有機ジイソシアネートとして4,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート(D)を使用し、それぞれ
の使用量を特定することにより得られる熱可塑性ポリウ
レタンエラストマーであって、190℃の流れ値Q(cm
3/s)が特定の範囲で、かつ樹脂分10%のジメチルフ
ォルムアミド(DMF)溶解液の粘度が特定値以上とな
る熱可塑性ポリウレタンエラストマー(E)とNCO含
有率が特定のイソシアネート末端化合物(F)を特定比
で混合したものが耐熱性、回復性、連続生産性に優れた
ポリウレタン押出成形物を与えることを見出した。すな
わち、本発明は、(1)3−メチル−1,5−ペンチレ
ンアジペート(A)、ポリテトラメチレンエーテルグリ
コール(B)および1,4−ブタンジオール(C)から
なり、(A)と(B)の重量比が
が、
タンジイソシアネート(D)を、(D)の(A)、
(B)および(C)の合計に対するモル比が、
おける試験荷重30Kgfの流れ値Q(cm3/s)が1.5×
10-3 ≦ Q ≦ 7×10-3の範囲であり、かつ樹脂分
10重量%のジメチルフォルムアミド溶解液の粘度が1
500mPa・s 以上である熱可塑性ポリウレタンエラスト
マー(E)100重量部に対して、イソシアネート基含
有率(NCO含有率)が2〜7%であるイソシアネート
末端化合物(F)を13〜28重量部を含んでなる押出
成形用ポリウレタン樹脂組成物、
00であり、(B)の数平均分子量が 650〜1,400であ
り、(C)の(A)と(B)の合計に対する比が、
対するモル比が
り、樹脂分10重量%のジメチルフォルムアミド溶解液
の粘度が2,000mPa・s以上であり、(F)のNCO含
有率が3〜6%であり、(E)100重量部に対する
(F)の含有量が15〜25重量部である前記(1)記
載の押出成形用ポリウレタン樹脂組成物、(3)(A)
の数平均分子量が1,500〜2,500であり、(B)
の数平均分子量が750〜1,250である前記(2)
記載のポリウレタン樹脂組成物、(4)(F)が3−メ
チル−1,5−ペンチレンアジペートと4,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネートを反応させて得られるもの
である前記(1)〜(3)のいずれかに記載のポリウレ
タン樹脂組成物、および(5)前記(1)記載のポリウ
レタン樹脂組成物を押出成形して得られた成形物、であ
る。
レタンエラストマーの製造に使用される3−メチル−
1,5−ペンチレンアジペート、ポリテトラメチレンエ
ーテルグリコールの長鎖グリコールの数平均分子量は3
−メチル−1,5−ペンチレンアジペートが通常1.30
0〜2,800、好ましくは1,500〜2,500、ポ
リテトラメチレンエーテルグリコールが通常650〜
1,400、好ましくは750〜1,250である。それ
ぞれこの範囲より分子量が小さいと耐熱性、弾性回復性
が低下し、大きいと押出性、例えば溶融紡糸の場合では
紡糸性が低下する。本発明に使用される3−メチル−
1,5−ペンチレンアジペートおよびポリテトラメチレ
ンエーテルグリコールの長鎖グリコールの重量混合比は
この範囲より小さいと耐熱性が低下し、大きいと耐水性
が低下する。本発明に用いる熱可塑性ポリウレタンエラ
ストマーの硬度および融点の調整は、比較的広い範囲に
わたって成分(A)+(B)および(C)の使用モル比
を変えることにより行うことができる。長鎖グリコール
(A)+(B)対1,4−ブタンジオール(C)のモル
比は通常
いとしなやかさが低下する。本発明において用いる熱可
塑性ポリウレタンエラストマーの製造は構成成分(A)
〜(D)を、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート(D)対ポリヒドロキシ化合物(A)〜(C)の合
計のモル比が
いと反応の安定性が低下する。ポリヒドロキシ化合物
(A)〜(C)は好ましくは混合物の形で4,4′−ジ
フェニルメタンジイソシアネートと反応させる。本発明
において用いる熱可塑性ポリウレタンエラストマーは、
目的によりポリウレタンの製造において通常使用される
触媒、反応促進剤、内部離型剤、各種の顔料、着色剤、
充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、加水分解防
止剤、難燃剤、等の任意の成分(G)を必要に応じて使
用することができる。
ンエラストマー(E)は、公知のワン−ショット法によ
り好ましく製造される。その場合、成分(A)〜(D)
及び所望により(G)をバッチ法または連続法で混合
し、押出機、あるいはコンベアベルト上で40〜230
℃、好ましくは70〜180℃の温度で反応させ、つい
で生成した熱可塑性ポリウレタンエラストマーを粒状化
させて得ることができる。本発明において用いる熱可塑
性ポリウレタンエラストマー(E)は、上述の方法で製
造された熱可塑性ポリウレタンエラストマーの中でJI
S K7311「ポリウレタン系熱可塑性エラストマー
の試験方法」の流れ試験に定められた方法での試験温度
190℃、試験荷重30kgf の流れ値Q(cm3/s)が
1.5×10-3≦ Q ≦7×10-3、好ましくは2×1
0-3≦ Q ≦5×10-3、さらに好ましくは3×10-3
≦ Q ≦4×10-3のものを使用する。この範囲より大
きいと連続押出日数が減少し、小さいと強度が低下す
る。この流れ値Qは、反応に用いられる成分(A)+
(B)、(C)および(D)の添加時の温度、混合物の
温度、反応時の温度、反応時間により調節することがで
きる。本発明において用いる熱可塑性ポリウレタンエラ
ストマー(E)は、上述の方法で製造された熱可塑性ポ
リウレタンエラストマーをDMFの中に重量比で10%
の割合で溶解させた溶解粘度が1,500mPa・s 以上、
好ましくは2,000mPa・s 以上、さらに好ましくは1
0,000mPa・s以上のものを使用する。この範囲より小
さいと耐熱性が低下する。
合物(F)はJIS K7301「熱硬化性ポリウレタ
ンエラストマー用トリレンジイソシアネート型プレポリ
マー試験方法」のイソシアネート基含有率に定められた
方法でのイソシアネート基含有率2〜7%の範囲のもの
が好ましく、3〜6%のものがさらに好ましい。この範
囲より小さいと成形物の耐熱性が低下し、大きいと膠着
性が起き、例えば糸の場合解舒性が悪くなる。本発明に
おけるイソシアネート末端化合物(F)は、有機ジイソ
シアネートと長鎖グリコールを反応させて得ることがで
きる。反応に使用される有機ジイソシアネートとして
は、一般の熱可塑性ポリウレタン樹脂の反応に用いられ
るものを使用することができるが、好ましくは芳香族ジ
イソシアネート、さらに好ましくは4,4′−ジフェニ
ルメタンジイソシアネートである。長鎖グリコールとし
てはポリエーテル、ポリエステル、ポリカーボネート、
あるいはこれらの混合物等をあげることができるが、好
ましくは3−メチル−1,5−ペンチレンアジペート、
またはポリテトラメチレンエーテルグリコールであり、
特に平均分子量が1,500〜2,500の3−メチル−
1,5−ペンチレンアジペートが、熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂との相溶性、長期安定性の面からより好ましい。
添加量は、熱可塑性ポリウレタンエラストマー100重
量部に対して、通常13〜28重量部、好ましくは15
〜25重量部、さらに好ましくは、17〜23重量部で
ある。13重量部未満では押出成形物の耐熱性の向上が
充分でなく、28重量部を越えると押出成形物内の未反
応のイソシアネートが原因となり、膠着が強くなる。本
発明のポリウレタン押出成形物は、上述の熱可塑性ポリ
ウレタンエラストマーおよびイソシアネート末端化合物
を使用して、公知の押出成形法、例えばポリウレタン弾
性繊維の場合では溶融紡糸法により製造することができ
る。
を示すが、本発明はこれらによって制限されるものでは
ない。試料は押出後のフィルム、およびポリウレタン弾
性繊維で下記方法に従って評価し、試験雰囲気の条件が
示されている場合を除き、物性の評価は80℃、15時
間のアニール後、23℃、50%Rhの雰囲気下で行っ
た。 《瞬間伸長回復率》低速伸長型引張試験機を用い、初荷
重をかけたときの長さに対して、300%まで引き伸ば
したのち、直ちに荷重を除き5分間放置後再び初荷重を
かけて残留伸びをはかり、次の式により瞬間伸長回復率
(%)を算出した。
℃乾熱の雰囲気下において200%まで引き伸ばしたの
ち、30分後に荷重を除き30分間放置後残留伸びをは
かり、次の式により算出した。
温での伸長下における永久変形が起こりにくいため、上
記式により定義した値は大きくなる。評価基準は下記の
通りである。 ◎:60%以上 ○:46以上〜60%未満 ×:45%未満
繊維を100℃湿熱の雰囲気下において200%まで引
き伸ばしたのち、30分後に荷重を除き30分間放置後
残留伸びをはかり、次の式により算出した。
温高湿での伸長下における永久変形が起こりにくいた
め、上記式により定義した値は大きくなる。評価基準は
下記の通りである。 ◎:60%以上 ○:46以上〜60%未満 ×:45%未満
ザー光により光学的に測定し、106m内の糸径の平均
値及び標準偏差から次の式より算出した。
評価した。 ◎:0.1g/d未満 ○:0.10以上〜0.16g/d未満 ×:0.16g/d以上
〜70μmの繊維をレーザー光により光学的に測定し、
ポリウレタン弾性糸106mあたり100μm以上の径
のフィッシュアイ個数を調べ、下記基準で評価した。 ○:0個 ×:1個以上 《反応安定性》押出機の回転数を一定(20回転/分)で
成形した際の吐出圧(150kgf/cm2スタート)の1分間
あたりの変動幅を測定し、下記基準で評価した。 ◎:1kgf/cm2未満 ○:1kgf/cm2以上〜3kgf/cm2未満 ×:3kgf/cm2以上 《連続紡糸日数》連続紡糸日数はパック圧の圧力上昇が
50kgf/cm2までの日数を測定し、下記基準で評価し
た。 ◎:15日以上 ○:10日以上〜15日未満 ×:10日未満 《膠着性》紡糸巻き取り後のウレタン弾性糸を25℃、
2週間放置後の膠着の有無を調べ、下記基準で評価し
た。 ○:膠着無 ×:膠着有
の製造を公知のワン−ショット法により行った。分子量
2,000の3−メチル−1,5−ペンチレンアジペート
(MPDA)1,000重量部および分子量1,000の
ポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)
1,000重量部を110℃の温度および5hPaの圧力で
1時間にわたり脱水を行った。その混合物に1,4−ブ
タンジオール(BD)189.3重量部を撹拌しながら
混合し、混合物を80℃に加熱し、ついで50℃に加温
した4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(M
DI)928重量部、酸化防止剤としてイルガノックス
(Irganox)1010(チバガイギー社製)を15.6重量部
および加水分解防止剤としてスタバクゾール(Stabaxo
l)I(バイエル社製)、13重量部を撹拌しながら添加
した。反応温度が110℃に達したのち反応混合物を、
125℃に加温したテフロン処理ガラス繊維布で覆われ
たホットプレート上に注いだ。生成したポリウレタン重
合体を乾燥室で100℃、15時間のアニールを行っ
た。室温に冷却後、重合体を粉砕し、押出機により溶融
押出ししてペレット化しベースの熱可塑性ポリウレタン
エラストマーとした。得られた熱可塑性ポリウレタンエ
ラストマーの190℃の流れ値は3.5×10-3cm3/
s、10重量%DMF溶解粘度は10,000 mPa・sで
あった。得られた熱可塑性ポリウレタンエラストマーの
性能評価の結果を〔表1〕に示す。
45重量部を80℃で3時間反応させ、イソシアネート
基含有率4.5%の本発明に用いるイソシアネート末端
化合物を製造した。
ルムダイを取り付け、押出機のホッパーより参考例1で
得られた熱可塑性ポリウレタンエラストマーを所定のフ
ィード量供給した。フィルムダイから熱可塑性ポリウレ
タンエラストマーの吐出を確認後、押出機のベント口か
ら参考例2で得られたイソシアネート末端化合物(架橋
剤)を熱可塑性ポリウレタンエラストマー100重量部
に対して20重量部になるようなフィード量で注入し、
ポリウレタンフィルムを製造した。その性能評価の結果
を〔表2〕に示す。
ノズルを取り付ける以外、実施例1と同様にしてモノフ
ィラメントポリウレタン弾性糸を製造した。このときの
パック圧の圧力上昇は小さく、糸切れのトラブルもなく
10日以上連続して安定的に紡糸することができた。そ
の性能評価の結果を〔表3〕に示す。
〜4,000に変化させた場合の物性への影響を〔表
4〕に示す。
2,000に変化させた場合の物性への影響を〔表5〕
に示す。
(A)と分子量1,000のPTMEG(B)の重合比
率を変化させた場合の物性への影響を〔表6〕に示す。
対1,4−ブタンジオール(C)のモル比を
化合物(A)〜(C)の合計のモル比を
を2×10-3〜5×10-3の範囲で変化させた場合の物
性への影響を〔表9〕に示す。
を200mPa・s以上で変化させた場合の物性への影響を
〔表10〕に示す。
CO含有率を1〜10%の範囲で変化させた場合の物性
への影響を〔表11〕に示す。
加量を0〜30重量部の範囲で変化させた場合の物性へ
の影響を〔表12〕に示す。
レタン樹脂組成物は、押出成形時における装置内のゲル
化物の生成を低減して長期に亙って溶融押出成形機によ
る連続押出成形が可能であり、成形物の生産性を大幅に
改良することができる。しかも本発明のポリウレタン樹
脂組成物から得られる弾性繊維、フィルム等の押出成形
物の、例えば乾熱、湿熱永久歪、耐熱性、耐溶剤性、引
張強度、均質性、弾力性などの物性はいずれも極めて良
好なものである。
Claims (5)
- 【請求項1】3−メチル−1,5−ペンチレンアジペー
ト(A)、ポリテトラメチレンエーテルグリコール
(B)および1,4−ブタンジオール(C)からなり、
(A)と(B)の重量比が 【数1】 であり、(C)の(A)と(B)の合計に対するモル比
が、 【数2】 であるポリヒドロキシ成分と、4,4′−ジフェニルメ
タンジイソシアネート(D)を、(D)の(A)、
(B)および(C)の合計に対するモル比が、 【数3】 となる量で反応させて得られるものであって、190℃に
おける試験荷重 30Kgfの流れ値Q(cm3/s)が1.5×
10-3 ≦ Q ≦ 7×10-3の範囲であり、かつ樹脂分
10重量%のジメチルフォルムアミド溶解液の粘度が1
500mPa・s 以上である熱可塑性ポリウレタンエラスト
マー(E)100重量部に対して、イソシアネート基含
有率(NCO含有率)が2〜7%であるイソシアネート
末端化合物(F)を13〜28重量部を含んでなる押出
成形用ポリウレタン樹脂組成物。 - 【請求項2】(A)の数平均分子量が1,300〜2,8
00であり、(B)の数平均分子量が650〜1,40
0であり、(C)の(A)と(B)の合計に対する比
が、 【数4】 であり、(D)の(A)、(B)および(C)の合計に
対するモル比が 【数5】 であり、Qが2×10-3≦ Q ≦5×10-3の範囲であ
り、樹脂分10重量%のジメチルフォルムアミド溶解液
の粘度が2,000mPa・s以上であり、(F)のNCO含
有率が3〜6%であり、(E)100重量部に対する
(F)の含有量が15〜25重量部である請求項1記載
の押出成形用ポリウレタン樹脂組成物。 - 【請求項3】(A)の数平均分子量が1,500〜2,5
00であり、(B)の数平均分子量が750〜1,25
0である請求項2記載のポリウレタン樹脂組成物。 - 【請求項4】(F)が3−メチル−1,5−ペンチレン
アジペートと4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ートを反応させて得られるものである請求項1〜3のい
ずれかに記載のポリウレタン樹脂組成物。 - 【請求項5】請求項1記載のポリウレタン樹脂組成物を
押出成形して得られた成形物。
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