JPH11222255A - 副収容室を備えた容器蓋 - Google Patents
副収容室を備えた容器蓋Info
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- JPH11222255A JPH11222255A JP10035405A JP3540598A JPH11222255A JP H11222255 A JPH11222255 A JP H11222255A JP 10035405 A JP10035405 A JP 10035405A JP 3540598 A JP3540598 A JP 3540598A JP H11222255 A JPH11222255 A JP H11222255A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D51/24—Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes
- B65D51/28—Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes with auxiliary containers for additional articles or materials
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
とすることなく、簡単な構成で被混合物包装体を係止で
きる副収容室を備えた容器蓋を得る。 【解決手段】 容器蓋1の天壁5に該天壁から容器内方
に凹んで副収容室2を形成し、該副収容室の開口部内周
面に該副収容室に収容する被混合物包装体17を自在に
出し入れできる位置と副収容室に係止する位置とに反転
可能な反転フラップ10が一体に形成されている。
Description
に添加する例えば甘味料やミルク等を充填したポーショ
ンパック等の被混合物包装体を収容する副収容室を備え
た容器蓋に関する。
糖やミルク等、容器本体に充填されている内容物に添加
する被混合物を容器蓋に別体に収容して、使用時に混合
するようにした飲料や薬品等の容器収容形態は周知であ
り、そのための副収容室を備えた容器蓋も種々のものが
提案されている。従来提案されているこの種の容器蓋と
して、副収容室に被混合物を直接収容して、使用時に該
副収容室の底壁又はカバーを破壊することにより、被混
合物を容器本体内に落下させて混合するもの(例えば、
実開昭58−151581号公報、実開昭49−258
62号公報、実公平1−20298号、実開平4−50
675号公報等)が提案されている。しかしこの方式
は、容器蓋に直接被混合物を充填密封しなければならな
いので、容器蓋への被混合物の充填工程及び密封工程が
煩雑であると共に、容器蓋そのものの構造も複雑となる
欠点があり実用的でない。
ョンパック等別途充填包装された被混合物包装体を収容
するようにしたものも知られている(例えば、実開昭6
3−49368号公報)。この方式は、容器蓋に直接被
混合物を充填密封する必要がないので、装着工程が容易
であると共に、容器蓋の構造も比較的単純化できる利点
がある。しかしながら、従来提案されているこの方式の
容器蓋においては、天壁に凹みを設けて副収容室を形成
して、被混合物を収容するようにしてあるだけであるか
ら、被混合物包装体が流通過程で容器蓋から離脱しない
ようにするためには、例えば容器蓋を容器に装着後容器
蓋部をシュリンク包装する等、離脱防止手段を施す工程
を必要とする等の欠点がある。
備えた容器蓋の上記問題点を解決しようとするものであ
り、特に容器蓋に被混合物包装体を収納するようにした
容器蓋において、被混合物包装体を離脱防止包装等の別
途の離脱防止手段を必要とすることなく、簡単な構成で
被混合物包装体を係止できるようにした副収容室を備え
た容器蓋を提供することを目的とする。
明の副収容室を備えた容器蓋は、容器口部に装着される
容器蓋において、該容器蓋の天壁に該天壁から容器内方
に凹んで副収容室を形成し、該副収容室の開口部内周面
に、該副収容室に収容する被混合物包装体を自在に出し
入れできる位置と副収容室に係止する位置とに反転可能
な反転フラップが一体に形成されていることを特徴とす
るものである。
ビデントバンドを設けることによって、打栓のみで不正
開栓の検出機能が付加することができる。タンパーエビ
デントバンドを有する本発明の容器蓋のより具体的形態
として、前記容器蓋の天壁外周部から垂下する外周壁の
下端部に、容器口部の係止顎部に係合する環状凸部を形
成すると共に、該環状凸部を複数に切断するように縦方
向のスリット又は切欠き溝を形成し、且つ前記タンパー
エビデントバンドを前記環状凸部が位置する外周壁外周
部分を囲って該外周壁が拡開するのを阻止するようにス
リット、切欠き溝、ミシン目等の弱化線を介して一体に
形成した構成を採用することができる。
説明する。図1は本発明の実施形態に係る容器蓋を容器
に装着した状態を示し、(a)はその平面図、(b)は
一部断面側面図である。本実施形態の容器蓋1は、タン
パーエビデントバンド2を有して容器本体14に対する
タンパーエビデント特性があり、且つポーションパック
等を係脱自在に収容することができる副収容室3を有
し、プラスチックで一体に成形されている。具体的に
は、容器口縁部を覆う天壁5から容器口部外周面に係合
する外周壁6が垂下し、その下端部近傍に係止顎部15
に係止する内径が容器本体の係止顎部外径よりも径小で
ある環状凸部7が形成されている。外周壁6には、環状
凸部7の上方位置から外周壁下端まで、下方に向けて所
定間隔で縦状のスリット8又は切欠き溝(以下、単にス
リットという)が形成されている。また、環状凸部7の
ほぼ上方から該環状凸部が位置する外周壁の外周を囲
い、外周壁が拡開するのを阻止するタンパーエビデント
バンド2が一体に形成されている。該タンパーエビデン
トバンド2は、上部又は下部がブリッジ13(図2
(b)参照)又はスコアを介して外周壁外周面に連接さ
れ、該タンパーエビデントバンド2を外周壁6に対して
上方又は下方に押圧して前記ブリッジ又はスコアを破断
して、外周壁下端外周部を開放することにより、開栓を
可能にする。9は開栓時にタンパーエビデントバンドを
上方又は下方に押圧し易くするための指係りである。
面に係合する内壁11が形成され、該内壁と外周壁6及
び天壁5とで、容器口部に密嵌合して容器を密封する構
造となっている。そして、内壁11の下端が下方に延び
てカップ状の副収容室3を形成している。本実施形態で
は、2種の被混合物がそれぞれ分納されたポーションパ
ックからなる被混合包装体17を2段重ねに収容できる
ように形成されているが、副収容室3は必要に応じて適
宜大きさに形成することができる。
フラップ10が、被混合物包装体を自在に出し入れでき
る位置と副収容室に係止する位置とに反転可能に一体に
形成されている。反転フラップ10は、上方を向いた位
置で射出成形等により成形され、副収容室に折り返すと
斜め下方に傾斜した状態になり、その先端縁が係止縁と
なって、副収容室に収容した被混合物包装体17の上部
を押さえ被混合物包装体が副収容室から離脱しないよう
に係止する。従って、フラップ10の長さは、副収容室
に収容する被混合物包装体の大きさに応じて適宜選定す
れば良い。また、本実施形態の容器蓋では、反転フラッ
プ10を被混合物包装体の離脱を阻止する位置にある状
態から離脱可能な位置に反転させるのを容易にするため
に、該反転フラップの上面にリブ12が設けられてい
る。このリブ12を設けることにより、該リブを摘んで
フラップ10を容易に起こすことができるが、1個の反
転フラップを起こすと他の反転フラップはその隙間から
容易に起こすことができるので、リブ12は全部の反転
フラップに設ける必要はなく、図示のように1個の反転
フラップにのみ設けて良い。
成され、成形状態では反転フラップ10は内壁11から
上方に向いた位置にあり、その後下方に反転させて充填
工程に供給する。充填工程では副収容室3にそのまま被
混合物包装体17を挿入することにより、反転フラップ
10が外側に変形し、被混合物包装体17が完全に挿入
されるとフラップが復元し、被混合物包装体が副収納室
に確実に保持され、簡単な工程で被混合物包装体が収容
された容器蓋が得られる。そして、該容器蓋を容器本体
のキャッピング工程に送り、その状態で容器本体に打栓
することができる。打栓の際、外周壁6の環状凸部7
は、打栓の押圧力により弾性変形して係止顎部15を乗
り越えてその下面に係合する。
りを阻止するタンパーエビデントバンド2が位置してい
るが、打栓時には、該タンパーエビデントバンドは外周
壁6が容器口頸部15より強い拡開力を受けるので、タ
ンパーエビデントバンド自体も広がることにより環状凸
部7は係止顎部を乗り越えて係合することができる。し
かしながら、係合後は、容器蓋1を取外しようとして
も、タンパーエビデントバンド2は伸びず外周壁6の拡
開を阻止し、開栓することはできない。開栓するにはタ
ンパーエビデントバンド2を上方に押し上げて外周壁6
とタンパーエビデントバンドを連結するブリッジを破壊
して、外周壁下端を開放しなければならない。従って、
流通段階でいたずらにより不正開栓されたか否かは、タ
ンパーエビデントバンドの状態を確認することにより、
容易に判別できる。
出すには、副収容室上端部に設けられた反転フラップ1
0をリブ12を引き上げることにより上方に反転させ
て、容易に取り出すことができる。従って、本発明の容
器蓋によれば、例えばコーヒー、紅茶等の飲料容器等に
おいて、被混合物を内容物と別体に包装収容することが
できるので、消費者は使用時に好みに応じて被混合物を
添加することができ、予め一定の分量の添加物が混合さ
れている従来の飲料缶等の欠点を解消することができ
る。また、使用時に被混合物を添加するので、混合状態
で長期間保存した場合の味や臭い等の品質劣化を防止す
ることができる。なお、上記説明では、容器蓋に予め被
混合物包装体を収容してから、容器蓋を容器に打栓する
ようにしたが、勿論打栓後に副収容室に被混合物包装体
を収容するようにしても良い。また、本発明の容器蓋
は、容器蓋が容器口部の顎と係止する形式の容器蓋に限
らず、容器口部に形成されたねじと係合するねじ容器蓋
であっても良い。さらにまた、上記実施形態では、反転
フラップを多数個設けたが、該フラップは上記作用効果
を奏するものであれば、1個でも数個でも良く、さらに
は連続した環状であっても良い。
単に被混合物包装体を収容でき、且つ反転フラップを反
転させるだけで係止保持することができるので、打栓後
に容器蓋装着部のシュリンク包装等特別な包装作業等が
必要でなく、キャッピング工程が容易となる。しかも、
容器蓋全体が一体成形できる等の格別の効果を奏するも
のである。また、請求項2、3の発明によれば、さらに
被混合物包装体を収納できると共に、タンパーエビデン
ト機能を有する単一部材からなる容器蓋を得ることがで
きる。
た状態を示し、(a)はその平面図、(b)は一部断面
側面図である。
図、(b)はその外周壁とタンパーエビデントバンド部
の要部拡大断面図である。
デントバンド 3 副収容室 5 天壁 6 外周壁 7 環状凸部 8 スリット 10 反転フラップ 12 リブ 14 容器本体 17 被混合物包装体
Claims (4)
- 【請求項1】 容器口部に装着される容器蓋において、
該容器蓋の天壁に該天壁から容器内方に凹んで副収容室
を形成し、該副収容室の開口部内周面に、該副収容室に
収容する被混合物包装体を自在に出し入れできる位置と
該副収容室に収容した被混合物包装体の離脱を阻止する
位置とに反転可能な反転フラップが一体に形成されてい
ることを特徴とする副収容室を備えた容器蓋。 - 【請求項2】 反転フラップの上面には、取出用のリブ
を有することを特徴とする請求項1記載の容器蓋。 - 【請求項3】 前記容器蓋が外周壁下端部にタンパーエ
ビデントバンドを有することを特徴とする請求項1又は
2記載の容器蓋。 - 【請求項4】 前記容器蓋の天壁外周部から垂下する外
周壁の下端部に、容器口部の係止顎部に係合する環状凸
部を形成すると共に、該環状凸部を複数に切断するよう
に縦方向のスリット又は切欠き溝を形成し、且つ前記タ
ンパーエビデントバンドを前記環状凸部が位置する外周
壁外周部分を囲って該外周壁が拡開するのを阻止するよ
うに弱化線を介して一体に形成したことを特徴とする請
求項3記載の容器蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03540598A JP4043088B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 副収容室を備えた容器蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03540598A JP4043088B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 副収容室を備えた容器蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11222255A true JPH11222255A (ja) | 1999-08-17 |
JP4043088B2 JP4043088B2 (ja) | 2008-02-06 |
Family
ID=12440996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03540598A Expired - Fee Related JP4043088B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 副収容室を備えた容器蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4043088B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020133664A1 (zh) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | 桂林市啄木鸟医疗器械有限公司 | 牙科种植体包装瓶 |
KR20210154041A (ko) * | 2020-06-11 | 2021-12-20 | 주식회사 성화메디컬 | 수술용 보온병 뚜껑 및 이를 포함하는 수술용 보온병 |
-
1998
- 1998-02-03 JP JP03540598A patent/JP4043088B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020133664A1 (zh) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | 桂林市啄木鸟医疗器械有限公司 | 牙科种植体包装瓶 |
KR20210154041A (ko) * | 2020-06-11 | 2021-12-20 | 주식회사 성화메디컬 | 수술용 보온병 뚜껑 및 이를 포함하는 수술용 보온병 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4043088B2 (ja) | 2008-02-06 |
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