JPH11222091A - エアバッグカバー - Google Patents

エアバッグカバー

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JPH11222091A
JPH11222091A JP10024388A JP2438898A JPH11222091A JP H11222091 A JPH11222091 A JP H11222091A JP 10024388 A JP10024388 A JP 10024388A JP 2438898 A JP2438898 A JP 2438898A JP H11222091 A JPH11222091 A JP H11222091A
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bag holder
airbag
locking
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wall part
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Tadashi Yamada
正 山田
Sunao Yamamoto
直 山本
Koichi Kaga
浩一 加賀
Yuichi Adachi
裕一 足立
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右の側壁部のバッグホルダに対する組付作
業性の低下を抑えて、エアバッグ膨張時の左右の側壁部
のバッグホルダに対する係止力を向上させることができ
るエアバッグカバーを提供すること。 【解決手段】 エアバッグカバー14は、合成樹脂製と
して、エアバッグ1の膨張時に破断する破断予定部25
を備えた天井壁部15と、天井壁部下面から、略四角筒
形状に下方へ延びる前後左右の4つの側壁部19と、を
備える。各側壁部の内、前後の側壁部が、バッグホルダ
4に挟持されるとともに、左右の側壁部19が、内周面
側に、上下で対向する突出壁19d・19eの間に係止
溝19cを備えた断面C字形状の係止部19bを突設さ
せ、下突出壁19eをバッグホルダ4から延びる係止片
部9aに係止させて、バッグホルダ4に保持される。左
右の側壁部19は、上突出壁19dと天井壁部15とを
連結するリブ20を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のステアリングホ
イール、シート、ドア等に配置されるエアバッグ装置に
おいて、折り畳まれたエアバッグを覆う合成樹脂製のエ
アバッグカバーに関し、特に、エアバッグを保持するバ
ッグホルダに対して、係止されて保持されるエアバッグ
カバーに関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、エアバッグを保持する
バッグホルダに対して、係止されて保持されるエアバッ
グカバーとしては、特開平8−230593号公報に記
載されたエアバッグ装置に使用されているものが知られ
ている。
【0003】上記公報記載のエアバッグカバーは、エア
バッグの膨張時に破断するための破断予定部を備えた天
井壁部と、破断予定部の周囲における天井壁部下面で、
下方へ延びる前後左右の4つの側壁部と、を備えて、オ
レフィン系やスチレン系の熱可塑性エラストマー等の軟
質の合成樹脂から形成されていた。破断予定部は、天井
壁部の上方から見て、略H字形状に形成されていた。す
なわち、破断予定部は、エアバッグの膨張時、「H」字
の横棒部位を間にして「H」字の左右の縦棒部位で囲ま
れた前後の扉部を、「H」字の左右の縦棒部位の端部間
をヒンジ部位として開かせるように、配設されていた。
【0004】そして、エアバッグカバーは、各側壁部の
内、前後の側壁部が、バッグホルダに挟持されるととも
に、左右の側壁部が、内周面側に、上下で対向する突出
壁の間に係止溝を備えた断面C字形状の係止部を突設さ
せ、下突出壁をバッグホルダから延びる係止片部に係止
させて、バッグホルダに保持されていた。
【0005】しかし、従来のエアバッグカバーは、破断
予定部の略「H」字形状の横棒部位の左右両端付近の外
方に配置される左右の側壁部が、挟持される訳ではな
く、単に、下突出壁をバッグホルダの係止片部に係止さ
せているだけである。
【0006】そのため、エアバッグの膨張時、破断予定
部の「H」字の横棒部位が破断して「H」字の左右の縦
棒部位が破断し始めるような場合、左右の側壁部は、
「H」字の左右の縦棒部位が破断し始める直前までは、
大きな引張力を受けて上方向に大きく伸び、そして、
「H」字の左右の縦棒部位が破断し始めた直後には、そ
の反動で、下方へ移動するような態様となり、左右の側
壁部の下突出壁から係止片部が外れ易い。
【0007】この外れを防止するために、従来は、バッ
グホルダの係止片部の係止力を高めるように、係止部の
係止溝の開口幅を狭めたり、係止溝を下方へ深くして、
係止片部の先端を下方へ大きく延ばすように構成してい
た。
【0008】しかしながら、このような左右の側壁部に
対するバッグホルダの係止片部の係止力を高める構造
は、バッグホルダにエアバッグカバーを保持させる組付
作業に手間がかかる事態を招く。
【0009】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、左右の側壁部のバッグホルダに対する組付作業性の
低下を抑えて、エアバッグ膨張時の左右の側壁部のバッ
グホルダに対する係止力を向上させることができるエア
バッグカバーを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアバッグ
カバーは、折り畳まれたエアバッグを覆い、かつ、前記
エアバッグの膨張時に破断するための左右の縦棒部位と
該左右の縦棒部位の中央付近相互を連結する横棒部位と
を有して構成される破断予定部を備えた天井壁部と、前
記破断予定部の周囲における前記天井壁部下面から、下
方へ延びる前後左右の4つの側壁部と、を備えた合成樹
脂製として、前記各側壁部の内、前後の前記側壁部が、
バッグホルダに挟持されるとともに、左右の前記側壁部
が、内周面側に、上下で対向する突出壁の間に係止溝を
備えた断面C字形状の係止部を突設させ、前記下突出壁
を前記バッグホルダから延びる係止片部に係止させて、
前記バッグホルダに保持されるエアバッグカバーであっ
て、左右の前記側壁部に、前記上突出壁と前記天井壁部
とを連結するリブが設けられていることを特徴とする。
【0011】
【発明の効果】本発明に係るエアバッグカバーでは、エ
アバッグの膨張時、破断予定部の横棒部位が破断して、
左右の縦棒部位が破断し始めるような場合、左右の側壁
部は、左右の縦棒部位が破断し始める直前までは、大き
な引張力を受けて上方向に大きく伸びようとするが、左
右の側壁部には、上突出壁と天井壁部とを連結するリブ
が設けられていることから、側壁部の上下方向の伸びが
抑えられる。
【0012】そのため、破断予定部の左右の縦棒部位が
破断し始めた直後の下方へ反動で移動する量も抑えられ
て、左右の側壁部の下突出壁からのバッグホルダ係止片
部の外れが防止される。
【0013】その結果、バッグホルダ係止片部の左右の
側壁部への係止力を高めるような、係止部の係止溝の開
口幅を狭めたり、係止溝を下方へ深くして、係止片部の
先端を下方へ大きく延ばす等の度合いを抑えることがで
き、バッグホルダにエアバッグカバーを保持させる組付
作業に手間がかからない。
【0014】したがって、本発明にかかるエアバッグカ
バーは、左右の側壁部のバッグホルダに対する組付作業
性の低下を抑えて、エアバッグ膨張時の左右の側壁部の
バッグホルダに対する係止力を向上させることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】実施形態のエアバッグカバー14は、図1
〜3に示すように、ステアリングホイールWの中央上部
に配置されるエアバッグ装置Mに使用されるものであ
る。
【0017】エアバッグ装置Mは、折り畳まれた袋状の
エアバッグ1と、エアバッグ1に膨張用のガスを供給す
るインフレーター3と、折り畳まれたエアバッグ1を覆
うエアバッグカバー14と、エアバッグ1・インフレー
ター3・エアバッグカバー14を保持するバッグホルダ
4と、を備えて構成されている。
【0018】エアバッグ1やインフレーター3は、エア
バッグ1内に配設されて下方へ突出する4本のボルト1
2aを備えた略円環状のリテーナ12と、ボルト12a
に螺合するナット12bと、を利用して、バッグホルダ
4に保持されている。
【0019】その保持構造を具体的に述べれば、リテー
ナ2の各ボルト2aが、エアバッグ1の開口部1aの周
縁と、インフレーター3の本体部3aの外周に形成され
たフランジ部3bと、バッグホルダ4の底壁部5と、ブ
ラケット11と、を挿通して、ナット2b止めされるこ
とにより、各部材がバッグホルダ4に保持されている。
【0020】そして、実施形態のエアバッグ装置Mのバ
ッグホルダ4について説明すれば、図2〜4に示すよう
に、バッグホルダ4は、板金から形成され、略長方形形
状の底壁部5と、底壁部5の周縁から上方へ延びる4つ
の縦壁部6・7・8・9と、を備えて構成されている。
【0021】底壁部5には、インフレーター3の本体部
3aを下方から挿入させる挿通孔5aと、挿通孔5aの
周縁に形成されてリテーナ2の各ボルト2aを挿通させ
る挿通孔5bと、が形成されている。
【0022】前後に配置される縦壁部6・7には、上端
に、反転するように外周側の下方へ屈曲する係止片部6
a・7aが形成され、左右に配置される縦壁部8・9に
も、上端に、反転するように下方へ延びる係止片部8a
・9aが形成されている。そして、各係止片部8a・9
aには、各先端の3箇所に、下方へ突出する係止突起8
b・9bが形成されている。
【0023】また、左右に配置される縦壁部8・9に
は、貫通孔(図符号省略)が形成されて、その部位にナ
ット10が固着されている。これらのナット10は、エ
アバッグ装置MをステアリングホイールWの本体側の図
示しない部材に取付固定させる部位となる。
【0024】そして、エアバッグカバー14は、図1〜
5に示すように、オレフィン系若しくはスチレン系の熱
可塑性エラストマー等の軟質の合成樹脂材料から射出成
形により形成され、天井壁部15と、天井壁部15の下
面から下方へ略四角筒形状に延びる側壁部16・17・
18・19と、を備えて構成されている。
【0025】天井壁部15には、エアバッグ1の膨張時
に破断するための薄肉の破断予定部25が形成されてい
る。破断予定部25は、上面から見て略H字形状となる
ように、一部に湾曲部位を有した横棒部位25aと、横
棒部位25aの左右両端に配置される縦棒部位25b・
25cと、を備えて構成され、エアバッグ1の膨張時、
「H」字の横棒部位25aを間にして「H」字の左右の
縦棒部位25b・25cで囲まれた前後の扉部15a・
15bを、「H」字の左右の縦棒部位25b・25cの
端部間をヒンジ部位15c・15cとして、開かせるよ
うに配設されている。
【0026】各側壁部16・17・18・19には、そ
の内周面側に、対応する縦壁部6・7・8・9の係止片
部6a・7a・8a・9aを挿入係止させるための係止
溝16a・17a・18c・19cが形成されている。
【0027】また、前後の側壁部16・17におけるそ
れぞれの下端面には、ブラケット11を挿入させる挿入
溝16b・17bが形成されている。ブラケット11
は、板金製として、バッグホルダ4の底壁部5と略同形
状の底壁部11aと、底壁部11aの前後の両端から上
方へ延びて挿入溝16b・17bに挿入される挿入片部
11bと、を備えて構成されている。底壁部11aは、
インフレーター本体部3aを下方から挿入させる挿通孔
(図符号省略)やリテーナ2の各ボルト2aを挿入させ
る挿入孔(図符号省略)を備えている。
【0028】そして、このブラケット11は、前・後側
壁部16・17を強固にバッグホルダ4に挟持させるた
めのものである。すなわち、エアバッグ1が膨張すれ
ば、エアバッグカバー14における天井壁部15の破断
予定部25が破断し、扉部15a・15bがヒンジ部位
15cを回転中心として開くこととなり、その際、ヒン
ジ部位15cを介して前・後側壁部16・17には、上
方への強い引張力が作用するため、側壁部16・17
を、係止片部6a・7aと挿入片部11b・11bとを
利用した挟持力で、バッグホルダ4に保持させるよう
に、ブラケット11が使用されている。
【0029】左右の側壁部18・19は、破断予定部2
5の略「H」字形状の横棒部位25aの左右両端付近の
延長方向の外方に配置されて、相互に左右対称形として
構成され、天井壁部15の下面から下方に延びる板状の
本体18a・19aの内周面側に、係止部18b・19
bを突設させている。各係止部18b・19bは、上下
で対向する突出壁18d・19d・18e・19eの間
に、係止片部8a・9aを係止させるための係止溝18
c・19cを設けた断面C字形状に形成されている。ま
た、各係止片部8a・9aを係止させる係止部18b・
19bの下突出壁18e・19eには、対応する係止片
部8a・9aに設けられた係止突起8b・9bを挿入さ
せるための挿入孔18f・19fが、上下方向に貫通さ
れている。
【0030】そして、左右の側壁部18・19には、上
突出壁18d・19dと天井壁部15の下面とを連結す
るように、リブ20が3箇所ずつに設けられている。な
お、これらのリブ20が設けられている箇所には、実施
形態の場合、係止溝18c・19cの内周面に塞ぐよう
に、上下の突出壁18d・18e・19d・19eを連
結するリブ21も設けられている。
【0031】つぎに、エアバッグ装置Mの組み立てにつ
いて説明すると、予め、エアバッグ1とインフレーター
3とを、リテーナ2のボルト2aを利用して、バッグホ
ルダ4と一体化させておく。なお、エアバッグ1は折り
畳んでおく。
【0032】そして、前側壁部16の係止溝16aに対
して、対応する前縦壁部6の係止片部6aを挿入し、係
止片部6aを係止溝16aに係止させる。
【0033】ついで、係止させた部位を支点として、バ
ッグホルダ4を上方へ回転させたり下方へ回転させたり
して、カバー14の左右側壁部18・19における係止
溝18c・19cに、左右縦壁部8・9の係止片部8a
・9aを挿入係止させつつ、各下突出壁18e・19e
の挿入孔18f・19fに、各係止片部8a・9aの係
止突起8b・9bをそれぞれ挿入させ、さらに、後側壁
部17の係止溝17aに対して、対応する後縦壁部7の
係止片部7aを挿入係止させれば、エアバッグカバー1
4をバッグホルダ4に係止させることができる。
【0034】その後、各ボルト2aを挿通させつつバッ
グホルダ底壁部5の下面に底壁部11aを配置させつ
つ、ブラケット11の各挿入片部11bを前後側壁部1
6・17の挿入溝16b・17bに挿入させて、各ボル
ト2aにナット2bを螺合させれば、カバー14をバッ
グホルダ4に組み付けることができて、エアバッグ装置
Mの組み立てが完了することとなる。
【0035】その後、バッグホルダ4のナット10・1
0を利用して、エアバッグ装置Mを車両へ組み付け済み
のステアリングホイールWの本体に取り付ければ、エア
バッグ装置Mを車両に装着することができる。
【0036】エアバッグ装置Mの車両への装着後、イン
フレーター3が作動して本体部3aの所定の開口から膨
張用ガスが吐出されれば、エアバッグ1が膨張し、エア
バッグカバー14の天井壁部15における破断予定部2
5がエアバッグ1に押されて破断し、扉部15a・15
bが、ヒンジ部位15c・15cを回転中心として開
き、エアバッグ1を大きく突出させることとなる。
【0037】そして、実施形態のエアバッグカバー14
では、破断予定部25の「H」字の横棒部位25aが破
断して「H」字の左右の縦棒部位25b・25cが破断
し始めるような場合、左右の側壁部18・19、特に、
上突出壁18d・19dの上方の本体18a・19aの
部位が、「H」字の左右の縦棒部位25b・25cが破
断し始める直前までは、大きな引張力を受けて上方向に
大きく伸びようとするが、その部位には、上突出壁18
d・19dと天井壁部15とを連結するリブ20が設け
られていることから、側壁部18・19の上下方向の伸
びが抑えられる。
【0038】そのため、「H」字の左右の縦棒部位25
b・25cが破断し始めた直後の下方へ移動する量も抑
えられて、左右の側壁部18・19の下突出壁18e・
19eからのバッグホルダ係止片部8a・9aの外れが
防止される。
【0039】その結果、バッグホルダ係止片部8a・9
aの左右の側壁部18・19への係止力を高めるよう
な、係止部18b・19bの係止溝18c・19cの開
口幅Bを狭めたり、係止溝18c・19cを下方へ深く
するのと同様な態様となる挿入孔18f・19fを形成
して、係止片部8a・9aの先端の係止突起8b・9b
を下方へ大きく延ばす等の度合いを抑えることができ、
バッグホルダ4にエアバッグカバー14を保持させる組
付作業に手間がかからなくなる。
【0040】したがって、実施形態のエアバッグカバー
14では、左右の側壁部18・19のバッグホルダ4に
対する組付作業性の低下を抑えて、エアバッグ1の膨張
時の左右の側壁部18・19のバッグホルダ4に対する
係止力を向上させることができる。
【0041】また、実施形態のエアバッグカバー14で
は、左右の側壁部18・19の係止部18b・19b
が、係止溝18c・19cを塞ぐように、上突出壁18
d・19dと下突出壁18e・19eとを連結する所定
数のリブ21を備えて、係止溝18c・19cの開口幅
Bを広げるような変形を抑えることができるため、一
層、エアバッグ1の膨張時の左右の側壁部18・19の
バッグホルダ4に対する係止力を向上させることができ
る。
【0042】なお、左右の側壁部18・19として、図
6に示すように、上突出壁18d・19dと下突出壁1
8e・19eとを連結するようなリブ21を設けない構
造としても、本発明の作用・効果を得ることができる。
【0043】また、実施形態では、上突出壁18d・1
9dと天井壁部15とを連結するリブ20を、左右の側
壁部18・19における前後方向の両端と略中央との3
箇所に設けた場合を示したが、リブ20の配置位置や配
置数は、インフレーター3の出力等に応じて、適宜、設
定すれば良い。
【0044】但し、実施形態のように、リブ20を、左
右の側壁部18・19における前後方向の両端と略中央
との3箇所に設ける場合には、カバー14の成形性の低
下を抑えて、効果的に、エアバッグ1の膨張時の左右の
側壁部18・19のバッグホルダ4に対する係止力を向
上させることができる。
【0045】さらに、実施形態では、破断予定部25の
形状として、略H字形状の場合を示したが、破断予定部
25は、左右の縦棒部位と25b・25cとその略中央
付近相互を連結する横棒部位25aとを備えておれば、
横向きの「H」字形状、すなわち、「I」字形状の破断
予定部25としても良い。ちなみに、この場合のカバー
14の左右方向は、「I」字の内の中央の横棒部位(横
向き「H」字の中央の横棒部位)に沿う方向となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すエアバッグカバーが
配置されたエアバッグ装置の平面図である。
【図2】同実施形態の断面図であり、図1のII−II部位
を示す。
【図3】同実施形態の断面図であり、図1の III− III
部位を示す。
【図4】同実施形態のバッグホルダとエアバッグカバー
の側壁部とを示す分解斜視図である。
【図5】同実施形態のエアバッグカバーを示す底面図で
ある。
【図6】エアバッグカバー側壁部の変形例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1…エアバッグ、 4…バッグホルダ、 6a・7a・8a・9a…係止片部、 14…エアバッグカバー、 15…天井壁部、 16・17・18・19…側壁部、 18b・19b…係止部、 18c・19c…係止溝、 18d・19d…上突出壁、 18e・19e…下突出壁、 20…リブ、 25…破断予定部、 25a…横棒部位、 25b・25c…縦棒部位。 M…エアバッグ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加賀 浩一 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 足立 裕一 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳まれたエアバッグを覆い、かつ、
    前記エアバッグの膨張時に破断するための左右の縦棒部
    位と該左右の縦棒部位の中央付近相互を連結する横棒部
    位とを有して構成される破断予定部を備えた天井壁部
    と、前記破断予定部の周囲における前記天井壁部下面か
    ら、下方へ延びる前後左右の4つの側壁部と、を備えた
    合成樹脂製として、 前記各側壁部の内、前後の前記側壁部が、バッグホルダ
    に挟持されるとともに、左右の前記側壁部が、内周面側
    に、上下で対向する突出壁の間に係止溝を備えた断面C
    字形状の係止部を突設させ、前記下突出壁を前記バッグ
    ホルダから延びる係止片部に係止させて、前記バッグホ
    ルダに保持されるエアバッグカバーであって、 左右の前記側壁部に、前記上突出壁と前記天井壁部とを
    連結するリブが設けられていることを特徴とするエアバ
    ッグカバー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006076381A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Mazda Motor Corp エアバッグ装置を備えたステアリングホイール
WO2012124633A1 (ja) * 2011-03-14 2012-09-20 タカタ株式会社 エアバッグ装置及びステアリングホイール
JP2014094704A (ja) * 2012-11-12 2014-05-22 Toyoda Gosei Co Ltd エアバッグ装置付きステアリングホイール

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