JPH11220165A - 半導体発光素子の製造方法 - Google Patents

半導体発光素子の製造方法

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JPH11220165A
JPH11220165A JP1982898A JP1982898A JPH11220165A JP H11220165 A JPH11220165 A JP H11220165A JP 1982898 A JP1982898 A JP 1982898A JP 1982898 A JP1982898 A JP 1982898A JP H11220165 A JPH11220165 A JP H11220165A
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semiconductor light
etching
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dry etching
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Sumio Ishimatsu
純男 石松
Yukio Watanabe
幸雄 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 材料ロスを少なくしてペレットの収率を向上
させ、且つウェハ状態で素子全数のチェックができて量
産性を向上させること。 【解決手段】 通電領域に相当する部分を除去後、選択
エッチングして電流阻止層をウェハ面内に形成する。真
空中で電流阻止層を含むウェハ表面全面にAuZnを蒸
着し、真空中にArと酸素の混合ガスを導入して加熱し
ながら酸化インジウム錫をDCスパッタ装置で形成す
る。GaAs基板の裏面にAuGe電極を含むAu電極
を蒸着形成した後、Arガス雰囲気中で熱処理を行っ
て、Au電極をパタ−ニングしてボンディング用電極を
形成する。発光部をレジストで覆い、パターン細線幅を
電極間に形成した後、ドライエッチング装置でドライエ
ッチングして素子間を電気的に分離する垂直方向の溝を
形成する。レジスト剥離後、電気的に分離された素子の
特性チェックを行う。スクライブ装置のダイヤモンド針
でウェハ裏面から素子サイズに罫書き後、ブレイキング
により各素子を完全分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発光ダイオードなど
を形成する半導体発光素子の製造方法に係り、特に酸化
インジウム錫等の透明電極を有する化合物半導体発光素
子の素子分離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から発光ダイオードなどを構成する
化合物半導体素子を分離する方法としては、ダイシン
グ、メサエッチング及びスクライブ(罫書き)などの方
法がある。実用的には、ウェハ状態での各素子の特性チ
ェックを可能にし、或いは各素子に与えるダメージを軽
減するため、上記した各方法を組み合わせた様々な素子
分離手法が採られている。
【0003】ここで、上記した化合物半導体発光素子の
一種である発光ダイオード(LED)を例にあげて、従
来からの素子分離方法について述べる。まず、図10
(A)に示すようにフォトリソグラフィー等によりウェ
ハ表面の例えば300μm間隔で形成された発光部にレ
ジスト31を塗布し、電気的に分離する部分を除去した
後、図10(B)に示すようにウェットエッチング液で
pn接合部34までメサエッチングする。但し、32は
各素子の電極であり、この電極32を含んだ個々の素子
範囲が電気的に分離される。この状態で、各発光部が電
気的に分離されたウェハ状態で特性チェックを行った
後、図10(C)に示すように、ブレード幅30μmで
ダイシングして素子分離するダイサーブレートにより完
全に素子分離してペレットとする。
【0004】又、図11(A)では、例えば300μm
間隔で形成された発光部をメサエッチングで電気的に分
離し、このウェハ状態で特性チェック等を行った後、図
11(B)に示すようにスクライブして素子分離する。
図12では、スクライブのみで素子分離する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように化合物半
導体発光素子の素子分離を行う場合、例えば300μm
間隔で形成された発光部をブレード幅30μmでダイシ
ングすると、素子サイズは実質270μmのペレットサ
イズとなり、実に2割の材料損失が発生する。その上、
ダイシングによる破砕層をエッチングにより除去する
と、ペレットサイズは更に小さくなり、損失が大きくな
る。ペレットサイズがさらに縮小化されている場合は、
このような厚いブレードでダイシングすると、損失の割
合が益々高くなってくるという問題があった。
【0006】また厚さ200μm以下のウェハを電気的
に分離するためにハーフダイシングしようとすると、ダ
イサーブレードの僅かな機械的応力により割れやすくな
るという問題があった。
【0007】そこで、材料効率を上げる方法として、図
11(A)、(B)に示すようにメサエッチングで電気
的に分離し、このウェハ状態で特性チェック等を行った
後、スクライブ法による素子の完全分離も行われてい
る。この方法では上記ダイシングに比べて材料ロスは少
ないが、これもウェットエッチングの等方性により横方
向もエッチングされるため、その分、ペレット収率が低
下するという問題があった。
【0008】更に、材料損失をゼロにする方法として、
図12に示すようにスクライブだけで素子を完全分離す
る方法がある。しかし、この方法ではpn接合部にへき
開キズが入り信頼性が低下するだけでなく、ウェハ状態
で素子全数を特性チェックすることが困難であるという
問題があった。
【0009】一方、発光効率向上のために、酸化インジ
ウム錫(ITO)等の透明電極を用いた化合物半導体発
光素子が開発されている。このような化合物半導体発光
素子を電気的に分離するには、先ずITOをエッチング
し、次に化合物半導体材料をエッチングする。ITOを
ウェットエッチングする材料としては、HCl、HF、
NH4 F、王水、Fe2 Cl3 があるが、これらはエッ
チングが不安定であるため一定のエッチングレートが得
られず、量産性には不向きであるという問題があった。
また、化合物半導体材料を、ウェットエッチングする材
料は前述の通り等方性のエッチング傾向を示し、深さ方
向のみならず、水平方向にもエッチングされるため、前
記と同様の理由で材料ロスが発生し、素子の収率が低下
するという問題があった。
【0010】本発明は、上述の如き従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、電気的特性や信
頼性を損なうことなく、材料ロスを少なくしてペレット
の収率を向上させることができ、且つウェハ状態で素子
全数のチェックができて量産性に富んだ半導体発光素子
の製造方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の特徴は、光を発生する活性層を含む複
数の化合物半導体層を基板上に積層して形成される半導
体発光素子の製造方法において、前記基板上に連続的に
形成された複数の半導体発光素子を隣接する素子と区分
する境界に沿ってドライエッチングにより各素子を電気
的に分離する深さの溝を形成する工程を含むことにあ
る。
【0012】この第1の発明によれば、ドライエッチン
グにより、各半導体発光素子の素子領域に沿ってpn接
合部が切断される深さの垂直側壁形状の溝が形成され、
各素子は電気的に分離される。この際、横方向のエッチ
ングが抑えられ、基板上に連続的に形成された複数の半
導体発光素子が材料損失少なく電気的に分離される。
又、低い高周波電力でドライエッチングすれば、素子に
対するダメージが少なく、電気的特性や信頼性を損なう
ことなく、各素子は電気的に分離される。
【0013】第2の発明の特徴は、光を発生する活性層
を含む複数の化合物半導体層を基板上に積層し、且つ透
明電極を表面に形成し、前記活性層で発生した光を前記
透明電極を通して外部に取り出す半導体発光素子の製造
方法において、前記基板上に連続的に形成された複数の
半導体発光素子を隣接する素子と区分する境界に沿って
ドライエッチングにより各素子を電気的に分離する深さ
の溝を形成する工程を含むことにある。
【0014】この第2の発明によれば、ドライエッチン
グにより、各半導体発光素子の素子領域に沿ってpn接
合部が切断される深さの垂直側壁形状の溝が酸化インジ
ウム錫などの透明電極の上から形成され、透明電極材料
と化合物半導体材料が同じガス稚、同じ条件で1回で各
素子は電気的に分離される。この際、横方向のエッチン
グが抑えられ、基板上に連続的に形成された複数の半導
体発光素子が材料損失少なく電気的に分離される。又、
低い高周波電力でドライエッチングすれば、素子に対す
るダメージが少なく、電気的特性や信頼性を損なうこと
なく、各素子は電気的に分離される。
【0015】第3の発明の特徴は、前記ドライエッチン
グにより溝を形成した後の前記基板の裏面の前記半導体
発光素子の前記境界に対応した線上をスクライブ装置に
より罫書きした後、ブレイキングして前記各素子を個々
に完全に分離する工程を含むことにある。
【0016】この第3の発明によれば、ドライエッチン
グにより、横方向のエッチングが抑えられて、ウェハ上
に溝を形成し、この溝に対応する基板の裏側の線上を罫
書きした後、ブレイキングにより材料ロスなく個々の半
導体発光素子を完全分離する。
【0017】第4の発明の特徴は、三塩化ホウ素と塩素
のプラズマガスにより、前記透明電極を含むInGaA
lP化合物半導体をドライエッチングすることにある。
【0018】第5の発明の特徴は、三塩化ホウ素:塩素
=50:5(sccm)、チャンバー圧力1Pa、高周
波出力1.0W/cm2 で、5μm/50分間ドライエ
ッチングすることにある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の半導体発光素子の
製造方法に係る第1の実施の形態を説明するためのLE
Dの側面図である。本例では、InGaAlP緑色LE
Dを素子分離する方法について説明する。InGaAl
P緑色LEDはn−GaAs基板10の上に、n−Ga
Asバッフア層11、n−GaAs/n−In0.5 Al
0.5 Pをペアとする10対からなる反射層12、n−I
0.5 Al0.5 Pクラッド層13、p−In0.5 (Ga
0.55Al0.450.5 P活性層14、p−In0.5 Al
0.5 Pクラッド層15、p−GaAsオーミックコンタ
クト層16、n−In0.5 Al0.5 P電流阻止層17、
AuZn18、酸化インジウム錫透明電極19、AuZ
n18及びAu電極21が積層され、また、n−GaA
s基板10の裏側にAuGe/Au裏面電極20が形成
されることにより、発光素子が構成されている。
【0020】次に本実施の形態のInGaA1P緑色L
EDの製造方法について説明する。 (1)MOCVD法により、n−GaAs基板10上
に、0.5μmのn−GaAsバッファ層11、0.0
36μmのn−GaAsと0.042μmのn−In
0.5 Al0.5 Pをペアとする10対からなる反射層12
と、0.6μmのn−In0.5 Al0.5 Pクラッド層1
3、1.0μmのp−In0.5 (Ga0.55Al0.45
0.5 P活性層14、0.6μmのp−In0.5 Al0.5
Pクラッド層15、0.01μmのp−GaAsオーミ
ックコンタクト層16及び0.2μmのn−In0.5
0.5 P電流阻止層17を順次形成する。
【0021】(2)図2の(A)に示すように、このウ
ェハ表面にレジスト50を塗布して通電領域に相当する
部分を除去後、熱燐酸又は熱硫酸により、n−In0.5
Al05 P電流阻止層17を選択エッチングして、直
径110μmの電流阻止層17をウェハ面内に150μ
m間隔で形成する。
【0022】(3)レジスト除去してウェハを水洗乾燥
させた後、真空中で電流阻止層17を含むウェハ表面全
面にAuZn18を0.004μm蒸着する。更に真空
中にAr:酸素=100:1(圧力比)の割合で混合ガ
スを導入して、200℃に加熱しながら酸化インジウム
錫透明電極19をDCスパッタ装置で0.1μm形成す
る。
【0023】(4)GaAs基板10の裏面にAuGe
電極を0.2μmを含むウェハ表面に、Au電極20を
1.2μm蒸着形成した後、Arガス雰囲気中で、43
0℃で15分間の熱処理を行う。
【0024】(5)電流阻止層17に対応するように、
直径100μmのAu電極21を150μm間隔でパタ
−ニングして、ボンディング用電極を形成する。
【0025】(6)発光部をレジストでカバーし、ドラ
イエッチングで素子分離するパターン細線幅10μmを
電極間に形成する。
【0026】(7)図3に示したドライエッチング装置
40のチャンバー41内にパターンニングしたウェハ面
を上にして下部電極42上にセットし、排気管43より
真空引き後、チャンバー圧1Pa、BCl3 :Cl2
50:5(sccm)、13.56MHz高周波電源
(RF)出力1.0W/cm2 で、5μm/50分間ド
ライエッチングして、図2(B)に示すような溝52を
形成する。ここで、エッチングチェンバー41に連通す
る配管44からBCl3 がチェンバー41内に流入し、
エッチングチェンバー41に連通する配管45からCl
2 がチェンバー41内に流入する。上部電極46と下部
電極42間を適切な距離とすることにより、プラズマに
より塩素イオンが加速されてウェハ面に衝突し、エッチ
ングが加速される。
【0027】次にドライエッチング条件について説明す
る。化合物半導体のドライエッチング用として色々なガ
スがあるが、フロン規制の対象となるガスを使用しない
ことを前提にBCl3 、Cl2 ガスを選択した。Cl2
は反応性を高めるため、BCl3 はスパッタ効果を高め
るために適当なガスである。図4〜図8は、高周波(R
F)出力、BCl3 及びCl2 ガスの流量、チャンバー
圧力を変化させた時のエッチングレートとの相関結果を
示している。
【0028】図4はCl2 とBCl3 の流量比を変化さ
せた場合のエッチングレートとの相関を示している。エ
ッチングレートはCl2 /(Cl2 +BCl3 )が0.
1から0.5の範囲で、最大値を示した。
【0029】図5はBCl3 の流量を変化させた場合の
エッチングレートとの相関を示している。流量に比例し
てエッチングレートは増加傾向にあるが、20sccm
以上では大きな変化は見られない。
【0030】図6はCl2 の流量を変化させた場合のエ
ッチングレートとの相関を示している。5sccmの時
に最大のエッチングレートが得られた。
【0031】図7はチャンバー圧力とエッチングレート
との相関を示している。エッチングレートは1Paから
5Paで最大値を示している。
【0032】図8はRF出力とエッチングレートとの相
関を示している。エッチングレートは出力に比例して高
くなる。
【0033】以上の結果より、RF出力は抑えた方が素
子に対するダメージを少なくすることが出来る。また異
方性エッチングになるようにチャンバー圧力を低くし、
BCl3 を増やす方向とした。その結果、条件は、BC
3 :Cl2 =50:5(sccm)、チャンバー圧力
1Pa、RF出力1.0W/cm2 とした。この条件
で、5μm/50分ドライエッチングし、pn接合部5
1を分離した。
【0034】(8)ウェハ表面のレジスト剥離後、電気
的に分離された素子の特性チェックを行う。(ウェハ上
の全素子の特性チェックが可能) (9)スクライブ装置のダイヤモンド針でウェハ裏面か
ら素子サイズに罫書きした後、図2(C)に示すよう
に、ブレイキングにより各素子を完全分離する。
【0035】本実施の形態によれば、電気的に素子分離
する工程をドライエッチングで行うことで横方向のエッ
チングが抑えられ、再現よく深さ方向のエッチングが可
能となった。透明電極材料(ITO)と化合物半導体材
料(InGaAIP)を同じガス種、同じ条件で1回で
垂直側壁形状にエッチングすることが出来た。低い高周
波電力でドライエッチングするのでダメージが少なく、
ウェットエッチング+ダイシングで行ったデバイスと同
等の特性、信頼性を得た。pn接合部51をドライエッ
チングすることで、この後に行われるスクライブで発生
するへき開キズをpn接合部51に掛からないようにす
ることが出来、信頼性が向上した。横方向のエッチング
量がほとんどないのでウェハ状態で発光素子の収率がア
ップした。
【0036】これまで、スクライブで素子分離すると、
その前のウェハ状態で特性チェックは出来なかつたが、
本発明によりウェハ状態で素子全数の特性チェックが可
能となった。又、スクライブによる素子分離を組み合わ
せることによりペレット収率が向上した。
【0037】図9は本発明の半導体発光素子の製造方法
に係る第2の実施の形態を説明するためのウェハの平面
図である。本例は、第1の実施の形態で説明した(1)
〜(5)までの工程を同様に経た後の工程が異なってい
る。図9(A)において、(1)例えばウェハ91上に
1cm置きに、図9(B)に示すように電極を含む素子
1個分のパターン(アイソレーション幅10μm)を形
成する。(2)ドライエッチング装置のチャンバー内に
前記ウェハ91のパターンニングした面を上にして電極
上にセットし、真空引き後、チャンバー圧1Pa、BC
3 :Cl2 =50:5(sccm)、13.56MH
z高周波電源出力1.0W/cm2 で、5μm/50分
間ドライエッチングする。
【0038】(3)剥離液でウェハ表面のレジスト剥離
後、スクライブ装置のダイヤモンド針でウェハ裏面から
素子サイズに罫書きした後、ブレイキングにより各素子
を完全分離する。
【0039】本実施の形態によれば、図9(B)に示し
たようにパターンニングした後、ドライエッチングによ
り、回りの素子と電気的に分離する素子をサンプル数の
みとし、これらのサンプル素子についてのみ、特性チェ
ックを行う方法(マス目チェック方法)によりウェハ全
体のおおよその特性分布を把握できる。またドライエッ
チングする箇所を減少させることができ、その分、材料
の損失が少なくなって、ペレット素子の収率を第1の実
施の形態より向上させることができる。
【0040】尚、本発明は上記した実施の形態に限定さ
れるものでなく、各種の化合物半導体の製造の際に適用
して、同様の効果を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の半
導体発光素子の製造方法によれば、電気的特性や信頼性
を損なうことなく、材料ロスを少なくしてペレットの収
率を向上させることができ、且つウェハ状態で素子全数
のチェックができて量産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体発光素子の製造方法に係る第1
の実施の形態を説明するためのLEDの側面図である。
【図2】図1に示した半導体発光素子の素子分離方法を
説明する図である。
【図3】図1に示した半導体素子にドライエッチングを
施すドライエッチング装置の一例を示した概略構成図で
ある。
【図4】Cl2 とBCl3 の流量比を変化させた場合の
エッチングレートとの相関を示した特性図である。
【図5】BCl3 の流量を変化させた場合のエッチング
レートとの相関を示した特性図である。
【図6】Cl2 の流量を変化させた場合のエッチングレ
ートとの相関を示した特性図である。
【図7】チャンバー圧力とエッチングレートとの相関を
示した特性図である。
【図8】RF出力とエッチングレートとの相関を示した
特性図である。
【図9】本発明の半導体発光素子の製造方法に係る第2
の実施の形態を説明するためのウェハの平面図である。
【図10】従来の半導体発光素子の素子分離方法を説明
する図である。
【図11】従来の半導体発光素子の他の素子分離方法を
説明する図である。
【図12】従来の半導体発光素子の他の素子分離方法を
説明する図である。
【符号の説明】
10 n−GaAs基板 11 n−GaAsバッフア層 12 n−GaAs/n−In0.5 Al0.5 P反射層 13 n−In0.5 Al0.5 Pクラッド層 14 p−In0.5 (Ga0.55Al0.450.5 P活性層 15 p−In0.5 Al0.5 Pクラッド層 16 p−GaAsオーミックコンタクト層 17 n−In0.5 Al0.5 P電流阻止層 18 AuZn 19 酸化インジウム錫透明電極 20 AuGe/Au裏面電極 21 Au電極 51 pn接合部 52 溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を発生する活性層を含む複数の化合物
    半導体層を基板上に積層して形成される半導体発光素子
    の製造方法において、 前記基板上に連続的に形成された複数の半導体発光素子
    を隣接する素子と区分する境界に沿ってドライエッチン
    グにより各素子を電気的に分離する深さの溝を形成する
    工程を含むことを特徴とする半導体発光素子の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 光を発生する活性層を含む複数の化合物
    半導体層を基板上に積層し、且つ透明電極を表面に形成
    し、前記活性層で発生した光を前記透明電極を通して外
    部に取り出す半導体発光素子の製造方法において、 前記基板上に連続的に形成された複数の半導体発光素子
    を隣接する素子と区分する境界に沿ってドライエッチン
    グにより各素子を電気的に分離する深さの溝を形成する
    工程を含むことを特徴とする半導体発光素子の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記ドライエッチングにより溝を形成し
    た後の前記基板の裏面の前記半導体発光素子の前記境界
    に対応した線上をスクライブ装置により罫書きした後、
    ブレイキングして前記各素子を個々に完全に分離する工
    程を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体
    発光素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 三塩化ホウ素と塩素のプラズマガスによ
    り、前記透明電極を含むInGaAlP化合物半導体を
    ドライエッチングすることを特徴とする請求項2記載の
    半導体発光素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 三塩化ホウ素:塩素=50:5(scc
    m)、チャンバー圧力1Pa、高周波出力1.0W/c
    2 で、5μm/50分間ドライエッチングすることを
    特徴とする請求項4記載の半導体発光素子の製造方法。
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