JPH11126924A - 窒化ガリウム系化合物半導体素子の製造方法 - Google Patents

窒化ガリウム系化合物半導体素子の製造方法

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JPH11126924A
JPH11126924A JP30794797A JP30794797A JPH11126924A JP H11126924 A JPH11126924 A JP H11126924A JP 30794797 A JP30794797 A JP 30794797A JP 30794797 A JP30794797 A JP 30794797A JP H11126924 A JPH11126924 A JP H11126924A
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metal layer
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wafer
compound semiconductor
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Toshiya Kamimura
俊也 上村
Takao Sato
孝夫 佐藤
Masaki Hashimura
昌樹 橋村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板裏面に金属層を形成すること。 【解決手段】図略の電極側よりダイシングラインに沿っ
てウエハ200 の半導体側より基板に約15μmの深さに達
するように分離溝21を形成し,ラッピングによる薄板化
の後, 基板裏面の周辺部の領域Bを除いた部分に,Alの蒸
着により金属層10が形成する((a)図)。次に,ウエハ200
を4つに分割すると, 周辺の隣接する2辺の領域Bを除い
て金属層10が形成されたウエハ201が得られる((b)図)
。この非形成領域B を介して基板裏面側より分離溝21
を視覚的に認識でき((c)図),電極側に粘着シートを貼着
した後に, 分離溝21に沿って基板裏面側よりスクライビ
ングし, ウエハ201に荷重を作用させてブレーキングす
ることにより,基板裏面に金属層10が形成された発光素
子を製造できる。発光層より基板側に進行した光は, 基
板裏面に形成された金属層10によって良好に反射され,
電極側からの光取り出し効率が向上し, 高発光強度が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化ガリウム(Ga
N) 系化合物半導体素子の製造方法に関し、特に、基板
裏面に金属層を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、GaN 系化合物半導体発光素子で
は、絶縁性のサファイア基板上に半導体層を積層し、そ
の同じ側に正負の各電極を設けた構成としている。この
発光素子30をリードフレーム31上に配置した模式的
断面図を図8に示す。発光素子30は、所定の波長で発
光する発光層34を有し、正負の各電極35、36は基
板33に対して上側に設けられている。そして、基板3
3の裏面が樹脂材で構成されたペースト32を用いてリ
ードフレーム31上にダイボンディングされている。
又、図示していないが、各電極35、36は所定の部位
とワイヤボンディングにより電気的に接続され、電極3
5、36側から光を取り出す構成としている。しかし、
図8に示す構成では、発光層34から得られる発光の方
向に選択性がないので、基板33の裏面における反射光
が、電極35、36側からの光取り出し量に大きく寄与
することになるが、基板33裏面に設けられたペースト
32により光が吸収されるために光の反射効率が良くな
く、発光強度が低いという問題がある。又、ペースト3
2は、雰囲気温度や素子30の駆動により発生する熱に
よって経時的に劣化(黄色に変色)するため、反射光が
減少し、経時的な光度の劣化が生ずるという問題もあ
る。さらに、素子の特性を測定する場合、通常、粘着シ
ート上に素子を配置して波長や光度を測定するが、実際
の搭載状態と異なるので、測定値にズレが生じるという
問題もある。そこで、基板33の裏面に金属層を形成し
て光の反射効率を高め、高発光強度を得る方法が考えら
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常で
は、基板33の硬度が大きいため、ウエハの分離の際に
は基板33を研磨して薄板化し、その後に基板33の裏
面からスクライビングし、ブレーキングすることでウエ
ハを分離しているので、スクライビングの前に基板33
の裏面に反射のための金属層を形成すれば、スクライビ
ング時の位置合わせが困難となる。又、スクライビング
の後に金属層を形成すれば、ウエハには電極35、36
側に粘着シートが貼着された状態であるので、ウエハ裏
面の洗浄が困難であると共に、金属層の形成時に加熱で
きないため、金属層と基板33裏面との密着性を得るこ
とができない。
【0004】従って、本発明の目的は、上記課題に鑑
み、GaN 系化合物半導体発光素子において、基板裏面に
金属層を形成することを可能にし、経時的に良好な光の
反射を得て、電極側からの光取り出し量を向上させるこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の手段によれば、正負の各電極が
同じ側に設けられた窒化ガリウム系化合物半導体素子の
製造方法において、第1の工程により、基板上に窒化ガ
リウム系化合物半導体が形成された略矩形状のウエハ
が、電極側から所定の深さに切削され、第1の溝が形成
され、この後、第2の工程により、基板の裏面が研磨さ
れ、基板が薄板化される。次に、第3の工程により、基
板の裏面の周辺部の少なくとも隣接する2辺を除いた領
域に金属層が形成され、第4の工程により、金属層側よ
り、周辺部を介して第1の溝を視覚的に認識して、第1
の溝に沿ってスクライビングされる。この後、第5の工
程により、ウエハがブレーキングされ、各素子に分離さ
れる。このように、基板裏面の周辺部の少なくとも隣接
する2辺に金属層が形成されていないので、この部分を
介して裏面側から第1の溝を視覚的に認識でき、スクラ
イビングを容易に実行できる。又、スクライビングの前
に金属層を形成することで、基板裏面の洗浄や、金属層
の加熱形成を実施でき、金属層と裏面との密着性が向上
し、スクライビング時におけるチッピング量を低減でき
る。又、金属層はサファイア基板より熱伝導率が高いの
で、スクライビング時に発生する熱を良好に放熱でき、
スクライバの切削刃の磨耗量を低減できる。又、基板裏
面に金属層が形成されることにより、素子から基板側に
出力される光が金属層によって反射されるので、高発光
強度を得ることができる。又、樹脂材による反射ではな
いので、経時的に安定した発光を得ることができると共
に、素子特性の測定時の信頼性を向上できる。
【0006】又、請求項2に記載の手段によれば、ウエ
ハの周辺部の幅約0.5〜5mmの部分は歩留りが良く
ないので、この部分に金属層を形成せずにスクライビン
グ時における位置決めに用いることでウエハをより有効
に利用できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施例に
基づいて説明する。図1は、サファイア基板11上に形
成されたGaN 系化合物半導体で形成された発光素子10
0の模式的な断面構成図である。基板11は、1辺が約
2インチの正方形に形成されている。この基板11の上
には窒化アルミニウム(AlN) から成る膜厚約25nmのバッ
ファ層12が設けられ、その上にシリコン(Si)ドープの
GaNから成る膜厚約4.0 μmの高キャリア濃度n+ 層1
3が形成されている。この高キャリア濃度n+ 層13の
上にSiドープのn型GaN から成る膜厚約0.5 μmのクラ
ッド層14が形成されている。そして、クラッド層14
の上に膜厚約35ÅのGaN から成るバリア層151と膜厚
約35ÅのGa0.8In0.2N から成る井戸層152とが交互に
積層された多重量子井戸構造(MQW) の発光層15が形成
されている。バリア層151は6層、井戸層152は5
層である。発光層15の上にはp型Al0.15Ga0.85N から
成る膜厚約50nmのクラッド層16が形成されている。さ
らに、クラッド層16の上にはp型GaNから成る膜厚約1
00nm のコンタクト層17が形成されている。
【0008】又、コンタクト層17の上には金属蒸着に
よる透光性の電極18Aが、n+ 層13上には電極18
Bが形成されている。透光性の電極18Aは、コンタク
ト層17に接合する膜厚約15Åのコバルト(Co)と、Coに
接合する膜厚約60Åの金(Au)とで構成されている。電極
18Bは膜厚約 200Åのバナジウム(V) と、膜厚約1.8
μmのアルミニウム(Al)又はAl合金で構成されている。
電極18A上の一部には、CoもしくはNiとAu、Al、又
は、それらの合金から成る膜厚約1.5 μmの電極パッド
20が形成されている。又、基板11の裏面には、膜厚
約200nm のアルミニウム(Al)から成る金属層10が形成
されている。
【0009】次に、この発光素子100の製造方法につ
いて説明する。上記発光素子100は、有機金属気相成
長法(以下「MOVPE 」と略す)による気相成長により製
造された。用いられたガスは、アンモニア(NH3) 、キャ
リアガス(H2,N2) 、トリメチルガリウム(Ga(CH3)3)(以
下「TMG 」と記す)、トリメチルアルミニウム(Al(CH3)
3)(以下「TMA 」と記す)、トリメチルインジウム(In
(CH3)3)(以下「TMI 」と記す)、シラン(SiH4)とシク
ロペンタジエニルマグネシウム(Mg(C5H5)2) (以下「CP
2Mg 」と記す)である。まず、有機洗浄及び熱処理によ
り洗浄したa面を主面とした単結晶の基板11をMOVPE
装置の反応室に載置されたサセプタに装着する。次に、
常圧でH2を反応室に流しながら温度1100℃で基板11を
ベーキングした。次に、基板11の温度を400 ℃まで低
下させて、H2、NH3 及びTMA を供給してAlN のバッファ
層12を約25nmの膜厚に形成した。
【0010】次に、基板11の温度を1150℃に保持し、
H2、NH3 、TMG 及びシランを供給し、膜厚約4.0 μm、
電子濃度2 ×1018/cm3のGaN から成る高キャリア濃度n
+ 層13を形成した。次に、基板11の温度を1150℃に
保持し、N2又はH2、NH3 、TMG 、TMA 及びシランを供給
して、膜厚約0.5 μm、電子濃度1 ×1018/cm3のGaN か
ら成るクラッド層14を形成した。上記のクラッド層1
4を形成した後、続いて、N2又はH2、NH3 及びTMG を供
給して、膜厚約35ÅのGaN から成るバリア層151を形
成した。次に、N2又はH2、NH3 、TMG 及びTMI を供給し
て、膜厚約35ÅのGa0.8In0.2N から成る井戸層152を
形成した。さらに、バリア層151と井戸層152を同
一条件で4周期形成し、その上にGaN から成るバリア層
151を形成した。このようにして5周期のMQW 構造の
発光層15を形成した。
【0011】次に、基板11の温度を1100℃に保持し、
N2又はH2、NH3 、TMG 、TMA 及びCP2Mg を供給して、膜
厚約50nm、マグネシウム(Mg)をドープしたp型Al0.15Ga
0.85N から成るクラッド層16を形成した。次に、基板
11の温度を1100℃に保持し、N2又はH2、NH3 、TMG 及
びCP2Mg を供給して、膜厚約100nm 、Mgをドープしたp
型GaN から成るコンタクト層17を形成した。次に、コ
ンタクト層17の上にエッチングマスクを形成し、所定
領域のマスクを除去して、マスクで覆われていない部分
のコンタクト層17、クラッド層16、発光層15、ク
ラッド層14、n+ 層13の一部を塩素を含むガスによ
る反応性イオンエッチングによりエッチングして、n+
層13の表面を露出させた。次に、以下の手順で、n+
層13に対する電極18Bと、コンタクト層17に対す
る透光性の電極18Aとを形成した。
【0012】(1) フォトレジストを塗布し、フォトリソ
グラフィによりn+ 層13の露出面上の所定領域に窓を
形成して、10-6Torrオーダ以下の高真空に排気した後、
膜厚約 200Åのバナジウム(V) と膜厚約 1.8μmのAlを
蒸着した。次に、フォトレジストを除去する。これによ
りn+ 層13の露出面上に電極18Bが形成される。 (2) 次に、表面上にフォトレジストを一様に塗布して、
フォトリソグラフィにより、コンタクト層17の上の電
極形成部分のフォトレジストを除去して、窓部を形成す
る。 (3) 蒸着装置にて、フォトレジスト及び露出させたコン
タクト層17上に、10-6Torrオーダ以下の高真空に排気
した後、膜厚約15ÅのCoを成膜し、このCo上に膜厚約60
ÅのAuを成膜する。
【0013】(4) 次に、試料を蒸着装置から取り出し、
リフトオフ法によりフォトレジスト上に堆積したCo、Au
を除去し、コンタクト層17上に透光性の電極18Aを
形成する。 (5) 次に、透光性の電極18A上の一部にボンディング
用の電極パッド20を形成するために、フォトレジスト
を一様に塗布して、その電極パッド20の形成部分のフ
ォトレジストに窓を開ける。次に、CoもしくはNiとAu、
Al、又は、それらの合金を膜厚1.5 μm程度に、蒸着に
より成膜させ、(4) の工程と同様に、リフトオフ法によ
り、フォトレジスト上に堆積したCoもしくはNiとAu、A
l、又はそれらの合金から成る膜を除去して、電極パッ
ド20を形成する。 (6) その後、試料雰囲気を真空ポンプで排気し、O2ガス
を供給して圧力 3Paとし、その状態で雰囲気温度を約 5
50℃にして、3 分程度、加熱し、コンタクト層17、ク
ラッド層16をp型低抵抗化すると共にコンタクト層1
7と電極18Aとの合金化処理、n+ 層13と電極18
Bとの合金化処理を行った。このようにして、金属層1
0のないウエハが形成される。
【0014】次に、図2〜図7を用いて、金属層10の
形成とウエハの分離について以下に説明する。まず、図
3に模式的断面図を示すように、ウエハ200のダイシ
ングライン(図略)に沿って、ブレード40を用いて電
極18A、18B側より基板に15μm程度の深さまで
達するようにダイシングし、分離溝(第1の溝)21を
形成する(第1の工程)。次に、研磨盤を用いて基板1
1の裏面11bを研磨し、基板11を薄板化する(第2
の工程)。これにより、図4に示す断面構成が得られ
る。
【0015】次に、図2(a)に示されるように、ウエ
ハ200において、基板11の裏面11bの周辺部の幅
約0.5〜5mmの領域Bにマスクをして、アルミニウ
ム(Al)を蒸着し、厚さ約200nm の金属層10を形成する
(第3の工程)。これにより、図5に示される断面構成
が得られる。次に、ウエハ200を4つのウエハ201
〜204に分割し、ウエハ201を金属層10側から示
せば図2(b)のように、周辺部の隣接する2辺の領域
Bに、金属層10が形成されていない構成となる。以
下、一例としてウエハ201を用いて説明するが、他の
3つのウエハ202〜204についても同様の処理が行
われる。尚、ウエハ200のソリが大きい場合には予め
4分割等をした後に第1の工程から同様に行うことがで
きる。
【0016】図2(b)中のA部を拡大すれば、図2
(c)のようになる。図2(c)に示されるように、金
属層10側より非形成領域Bを介して1〜10個の素子
と分離溝21とを視覚的に認識できる。領域Bは、周辺
部の2辺に形成されているので、直交する2方向の分離
溝2を視認できる。次に、電極パッド20上に粘着シー
ト24を貼着し、図6に示す構成を得る。次に、金属層
10側から、分離溝21に沿ってスクライバを用いてス
クライビングし、スクライブライン25を形成する(第
4の工程)。この状態の断面構成を示せば、図7のよう
になる。次に、ローラを用いてウエハ201に荷重を作
用させてブレーキングし(第5の工程)、前述の図1の
構成が得られる。
【0017】上記に示すように、基板11の裏面11b
の周辺部の隣接する2辺の領域Bを除いた部分に、金属
層10を形成することにより、領域Bを対して分離溝2
1を認識できるので、金属層10側からのスクライビン
グが可能となり、裏面11bに金属層10が形成された
素子100を得ることができる。又、金属層10の形成
を、粘着シート24の貼着前に行うので、金属層10を
蒸着により加熱形成でき、裏面11bと金属層10との
密着性を向上できる。これにより、スクライビング時に
おけるチッピング量が低減する。又、金属層10はサフ
ァイア基板11より熱伝導率が高いので、スクライビン
グ時に発生する熱を金属層10を介して良好に放熱で
き、スクライバの切削刃の磨耗量を低減できる。又、発
光素子100において、基板11側に進行した光は、裏
面11bに形成された金属層10によって良好に反射さ
れるので、電極18A、18B側からの光取り出し効率
が向上し、発光強度を高めることができる。又、金属層
10は経時的な劣化がないので、経時的に安定した発光
を得ることができると共に、素子特性の測定時の信頼性
を向上できる。
【0018】上記実施例では、厚さ約200nm のAlから成
る金属層10を蒸着により設けたが、金属層10を構成
する金属はいずれの種類でもよく、光を反射できる程度
の膜厚を有していればよい。又、蒸着以外の方法を用い
て金属層10を形成してもよい。又、上記実施例では、
分離溝21を15μmの深さに形成したが、5〜50μ
mの範囲であればよい。発光素子100の発光層15は
MQW構造としたが、SQWやGa0.8In0.2N 等から成る
単層、その他、任意の混晶比の4元、3元系のAlGaInN
としても良い。又、p型不純物としてMgを用いたがベリ
リウム(Be)、亜鉛(Zn)等の2族元素を用いることができ
る。又、本発明はLED等の発光素子に利用可能である
と共に受光素子にも利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な実施例に係わるGaN 系化合物
半導体発光素子の構造を示した模式的断面図。
【図2】本発明の具体的な実施例に係わるGaN 系化合物
半導体発光素子のウエハの構成を示した模式的平面図。
【図3】本発明の具体的な実施例に係わるGaN 系化合物
半導体発光素子の形成方法における第1の工程を示した
模式図。
【図4】本発明の具体的な実施例に係わるGaN 系化合物
半導体発光素子の形成方法における第2の工程を示した
模式図。
【図5】本発明の具体的な実施例に係わるGaN 系化合物
半導体発光素子の形成方法における第3の工程を示した
模式図。
【図6】本発明の具体的な実施例に係わるGaN 系化合物
半導体発光素子の形成方法において、電極パッド上に粘
着シートを貼着した状態を示した模式図。
【図7】本発明の具体的な実施例に係わるGaN 系化合物
半導体発光素子の形成方法における第4の工程を示した
模式図。
【図8】従来のGaN 系化合物半導体発光素子をリードフ
レーム上に固設した状態を示した模式的断面図。
【符号の説明】
10 金属層 11 サファイア基板 12 バッファ層 13 高キャリア濃度n+ 層 14、16 クラッド層 15 発光層 17 コンタクト層 18A p電極 18B n電極 20 電極パッド 21 分離溝 24 粘着シート 25 スクライブライン 100 発光素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正負の各電極が同じ側に設けられた窒化
    ガリウム系化合物半導体素子の製造方法であって、 基板上に窒化ガリウム系化合物半導体が形成された略矩
    形状のウエハを、前記電極側から所定の深さに切削し、
    第1の溝を形成する第1の工程と、 前記第1の工程の後、前記基板の裏面を研磨し、前記基
    板を薄板化する第2の工程と、 前記第2の工程の後、前記基板の裏面の周辺部の少なく
    とも隣接する2辺を除いた領域に金属層を形成する第3
    の工程と、 前記金属層側より、前記周辺部を介して前記第1の溝を
    視覚的に認識し、前記第1の溝に沿ってスクライビング
    する第4の工程と、 前記第4の工程の後、前記ウエハをブレーキングし、各
    素子に分離する第5の工程とを備えたことを特徴とする
    窒化ガリウム系化合物半導体素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記周辺部の幅は、約0.5〜5mmで
    あることを特徴とする請求項1に記載の窒化ガリウム系
    化合物半導体素子の製造方法。
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