JPH11219851A - エレクトレット素子 - Google Patents
エレクトレット素子Info
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- JPH11219851A JPH11219851A JP10017397A JP1739798A JPH11219851A JP H11219851 A JPH11219851 A JP H11219851A JP 10017397 A JP10017397 A JP 10017397A JP 1739798 A JP1739798 A JP 1739798A JP H11219851 A JPH11219851 A JP H11219851A
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Abstract
た電極14の表面に酸化シリコンエレクトレット層10
を形成したエレクトレット素子であって、寿命が長いエ
レクトレット素子を提供する。 【解決手段】 電極14と酸化シリコンエレクトレット
層10の間に、高濃度不純物半導体より抵抗率が大きい
半導電体層12が形成されている。
Description
エレクトレットを電極の表面に形成したエレクトレット
素子に関するものである。
体であるエレクトレットを電極の表面に形成したエレク
トレット素子が、例えば特開昭57−14295号に記
載されたような静電型マイクロホンや、静電リレー等に
用いられている。上記エレクトレットの材料としては、
有機系の高分子重合体が従来より使用されているが、近
年では、IC・LSI等の微細加工技術を利用してエレ
クトレットの薄膜化・小型化を図るために、有機系の材
料に代えて、例えば、特開平8−298794号に記載
されたような、酸化シリコンを用いたエレクトレットが
検討されている。
は、有機系のエレクトレットと比べて、高温でも良好な
帯電安定性を有するという特徴や、薄膜(例えば、厚さ
10μm以下)化が容易であるという特徴や、各種基体
の表面に形成することが可能であるという特徴が有り増
加しつつある。
としては、例えばシリコンの表面に形成する場合には、
シリコンを直接表面酸化して形成する方法や、シリコン
及び酸素を含有するプラズマCVD法(プラズマ気相成
長法)によって形成することが検討されており、シリコ
ン以外の基体の表面に形成する場合には、上記と同様の
プラズマCVD法によって形成することが検討されてい
る。
リコンエレクトレットの期待寿命は、有機系のエレクト
レットと比べて短く、数ヶ月程度であるという問題があ
った。そのため、酸化シリコンエレクトレットの寿命を
増大するために、酸化シリコンを電気的に帯電させる前
に、ヘキサメチルジシランザン(HMDS)で酸化シリ
コンを化学的に処理する方法が提案されている。しかし
この方法は、寿命を増大する効果が小さいうえに、処理
しにくいという難点があった。
形成する場合の寿命を増大するために、直接表面酸化に
より酸化シリコンを形成した後、酸化シリコンを電気的
に帯電させる前に、その酸化シリコンを加熱する方法が
提案されている(the 7th international symposium on
electrets(1991) 663,668)。しかしこの方法の場合
も、寿命を著しく増大することがないうえに、加熱によ
って帯電安定性を低下させるという難点があった。
マCVD法によってシリコンの表面にエレクトレットを
形成する場合には、条件を調整することによって、2〜
3年程度の寿命のエレクトレットを形成することが実現
されている。しかし、エレクトレット素子の用途拡大や
低コスト化のために、金属や高濃度不純物半導体により
形成された電極の表面等、抵抗率が比較的小さい基体の
表面に酸化シリコンエレクトレット層を形成してエレク
トレット素子を形成した場合には、プラズマCVD法の
条件を調整しても寿命を増大する効果は小さく、更なる
改善が望まれている。
を改善するために成されたもので、その目的とするとこ
ろは、金属又は高濃度不純物半導体により形成された電
極の表面に、酸化シリコンエレクトレット層を形成した
エレクトレット素子であって、寿命が長いエレクトレッ
ト素子を提供することにある。
エレクトレット素子は、金属又は高濃度不純物半導体に
より形成された電極の表面に、酸化シリコンエレクトレ
ット層を形成したエレクトレット素子において、上記電
極と酸化シリコンエレクトレット層の間に、高濃度不純
物半導体より抵抗率が大きい半導電体層が形成されてい
ることを特徴とする。
子は、請求項1記載のエレクトレット素子において、半
導電体層が、低濃度の不純物が添加されたシリコン、又
は低濃度の不純物が添加されたシリコンカーバイドによ
り形成されていることを特徴とする。
子は、請求項1又は請求項2記載のエレクトレット素子
において、半導電体層が、低濃度の不純物が添加された
非晶質シリコン、低濃度の不純物が添加された微結晶シ
リコン、低濃度の不純物が添加された多結晶シリコン、
低濃度の不純物が添加された非晶質シリコンカーバイ
ド、低濃度の不純物が添加された微結晶シリコンカーバ
イド及び低濃度の不純物が添加された多結晶シリコンカ
ーバイドからなる群の中から選ばれた少なくとも1種に
より形成されていることを特徴とする。
子は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のエレク
トレット素子において、半導電体層のうち酸化シリコン
エレクトレット層側の部分の抵抗率の大きさが、電極側
の部分の抵抗率より大きいことを特徴とする。
子は、請求項1から請求項4のいずれかに記載のエレク
トレット素子において、半導電体層が、プラズマCVD
法により形成されていることを特徴とする。
子は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のエレク
トレット素子において、半導電体層及び酸化シリコンエ
レクトレット層が共に、プラズマCVD法により形成さ
れていることを特徴とする。
と酸化シリコンエレクトレット層の間に半導電体層が形
成されていない場合は、電極の酸化シリコンエレクトレ
ット層と接する部分に凹凸が有ると、凸の部分に電荷の
集中が起こり、その結果、その電荷の集中が起こった部
分から電荷が放電しやすくなって、酸化シリコンエレク
トレット層内に帯電している電荷が減少しやすくなり、
寿命が短くなる。それに対して本発明に係るエレクトレ
ット素子は、間に半導電体層が形成されているため、電
界が緩和されて凸の部分に電荷の集中が起こりにくくな
り、酸化シリコンエレクトレット層内の電荷が放電しに
くくなって、寿命が長くなると考えられる。
ない場合、抵抗率の小さい電極と酸化シリコンエレクト
レット層との界面には電荷を捕獲することができないた
め、このエレクトレット素子は酸化シリコンエレクトレ
ット層内に捕獲した電荷のみによって作動することにな
るが、本発明に係るエレクトレット素子は、半導電体層
と酸化シリコンエレクトレット層の間の界面にも電荷を
捕獲することができるため、酸化シリコンエレクトレッ
ト層内に捕獲した電荷と界面に捕獲した電荷をあわせて
作動することができ、寿命が長くなると考えられる。
を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るエレク
トレット素子の一実施の形態の断面を説明する図であ
り、図2は本発明に係るエレクトレット素子の他の実施
の形態の断面を説明する図である。
の形態は、図1に示すように、金属又は高濃度不純物半
導体により形成された電極14と、酸化シリコンエレク
トレット層10の間に、これらの電極14及び酸化シリ
コンエレクトレット層10と共に接した半導電体層12
が形成されているエレクトレット素子である。
トレット層10の間に半導電体層12が形成されている
と、電極14と酸化シリコンエレクトレット層10の間
の電界を緩和することが可能となるため、寿命が長いエ
レクトレット素子となると考えられる。また更に、電極
14と酸化シリコンエレクトレット層10の間に半導電
体層12が形成されている場合、半導電体層12と酸化
シリコンエレクトレット層10の間の界面にも電荷を捕
獲することができるため、酸化シリコンエレクトレット
層10内に捕獲した電荷と界面に捕獲した電荷をあわせ
て作動することができ、寿命が長くなると考えられる。
ることが可能な高濃度不純物半導体と、絶縁体との間の
抵抗率を有する物質により形成された層であり、例え
ば、低濃度の不純物が添加されたシリコンや、低濃度の
不純物が添加されたシリコンカーバイドや、不純物が添
加されていないシリコン等のシリコン系のものや、架橋
ポリエチレン樹脂にカーボンの粉末を混合したもの等の
樹脂に導電物質を混合した混合物や、カーボン等により
形成された層が挙げられる。この半導電体層12の厚み
としては、特に限定するものではないが、0.5μm程
度が好ましい。
が添加されたシリコン又は低濃度の不純物が添加された
シリコンカーバイドにより形成されていると、高温でも
良好な帯電安定性を有するエレクトレット素子となり好
ましい。なお、低濃度の不純物が添加されたシリコンと
しては、低濃度の不純物が添加された非晶質シリコン、
低濃度の不純物が添加された微結晶シリコン及び低濃度
の不純物が添加された多結晶シリコンが挙げられ、低濃
度の不純物が添加されたシリコンカーバイドとしては、
低濃度の不純物が添加された非晶質シリコンカーバイ
ド、低濃度の不純物が添加された微結晶シリコンカーバ
イド及び低濃度の不純物が添加された多結晶シリコンカ
ーバイドが挙げられる。
例えば、低濃度の不純物が添加されたシリコンや、低濃
度の不純物が添加されたシリコンカーバイドや、不純物
が添加されていないシリコン等のシリコン系の場合に
は、電極14の表面にプラズマCVD法やRFスパッタ
リング法により形成することができ、樹脂に導電物質を
混合した混合物の場合には、その混合物を用いてフィル
ムを形成し、このフィルムを電極14に熱圧着して形成
したり、電極14の表面に混合物を塗布することによっ
て形成することができ、カーボンの場合には、プラズマ
CVD法や、RFスパッタリング法によって形成するこ
とができる。
2を形成する具体的条件としては、低濃度の不純物が添
加された非晶質シリコンの半導電体層12を形成する場
合には、例えば、0.5モル%のホスフィンを加えたシ
ランを用いて、圧力1Torr、基板温度200℃、放
電電力10W、周波数13.56MHzでプラズマを発
生させて電極14上に堆積させることにより形成するこ
とができ、低濃度の不純物が添加された微結晶シリコン
の半導電体層12を形成する場合には、例えば、1.0
モル%のホスフィンを加えたシランを用いて、圧力0.
7Torr、基板温度300℃、放電電力200W、周
波数13.56MHzでプラズマを発生させて電極14
上に堆積させることにより形成することができ、低濃度
の不純物が添加された多結晶シリコンの半導電体層12
を形成する場合には、例えば、1.0モル%のホスフィ
ンを加えたシランを用いて、圧力1Torr、基板温度
500℃、放電電力200W、周波数13.56MHz
でプラズマを発生させて電極14上に堆積させることに
より形成することができる。
シリコンカーバイドの半導電体層12を形成する場合に
は、例えば、0.5モル%のホスフィン及び300モル
%のメタンを加えたシランを用いて、圧力1Torr、
基板温度250℃、放電電力10W、周波数13.56
MHzでプラズマを発生させて電極14上に堆積させる
ことにより形成することができ、低濃度の不純物が添加
された微結晶シリコンカーバイドの半導電体層12を形
成する場合には、例えば、1.0モル%のホスフィン及
び300モル%のメタンを加えたシランを用いて、圧力
0.7Torr、基板温度300℃、放電電力200
W、周波数13.56MHzでプラズマを発生させて電
極14上に堆積させることにより形成することができ、
低濃度の不純物が添加された多結晶シリコンカーバイド
の半導電体層12を形成する場合には、例えば、1.0
モル%のホスフィン及び300モル%のメタンを加えた
シランを用いて、圧力1Torr、基板温度500℃、
放電電力200W、周波数13.56MHzでプラズマ
を発生させて電極14上に堆積させることにより形成す
ることができる。
半導電体層12を形成する場合には、例えば、架橋ポリ
エチレン樹脂に10〜40重量%のカーボンの粉末を混
合した混合物を用いて10〜50μmのフィルムを形成
し、このフィルムを電極14に熱圧着して形成すること
ができる。
マCVD法により形成する場合には、例えば、10〜2
00モル%の水素を加えたメタンを用いて、圧力0.1
Torr、基板温度300℃、放電電力200W、周波
数13.56MHzでプラズマを発生させて電極14上
に堆積させることにより形成することができる。
パッタリング法により形成する場合には、例えば、ター
ゲットにグラファイトを用い、雰囲気ガスとして水素を
導入し、圧力0.1Torr、基板温度300℃、放電
電力200W、周波数13.56MHzでスパッタリン
グさせて電極14上に堆積させることにより形成するこ
とができる。
としては、プラズマCVD法により形成する場合には、
不純物の添加量やプラズマの発生条件で調整することが
でき、樹脂に導電物質を混合した混合物の場合には、樹
脂と導電物質の配合比率で調整することができる。
を多層構造とし、半導電体層12のうち酸化シリコンエ
レクトレット層10側の部分(12a)の抵抗率の大き
さが、電極14側の部分(12b)の抵抗率より大きく
なるように形成すると、半導電体層12全体としての電
界が緩和される効果が特に大きくなるため、特に寿命が
長いエレクトレット素子となり好ましい。
エレクトレット層10側の部分(12a)の抵抗率の大
きさが、電極14側の部分(12b)の抵抗率より大き
くなるように形成する方法としては、例えばプラズマC
VD法により形成する場合には、不純物の添加量を途中
で変化させることによって形成することができる。この
場合、段階的に抵抗率が変化するように形成しても良
く、連続的に抵抗率が変化するように形成しても良い。
また、酸化シリコンエレクトレット層10側の部分(1
2a)と、電極14側の部分(12b)を異なった結晶
構造(例えば非晶質シリコンと微結晶シリコン)の組み
合わせにより形成しても良い。
極14は、クロム、アルミニウム等の金属、又は高濃度
にボロンが添加されたシリコン等の高濃度不純物半導体
により形成された抵抗率の比較的小さいものであり、例
えばガラス基板のような絶縁物の表面に層状に形成され
ていても良い。この層状に形成する方法としては、金属
の場合、例えばEB蒸着法、RFスパッタリング法によ
り形成することができ、高濃度不純物半導体の場合、プ
ラズマCVD法、RFスパッタリング法により形成する
ことができる。なお、シリコン基板の表面に高濃度不純
物半導体の層を形成して電極14とする場合には、シリ
コン基板にボロン等の不純物を拡散させたり、イオンを
注入して形成することもできる。
シリコンエレクトレット層10は、酸化シリコン製のエ
レクトレットであり、半導電体層12上に酸化シリコン
の層を形成した後、その酸化シリコンの層を帯電させる
ことによって形成したものである。
は、例えば、プラズマCVD法や、LPCVD法により
形成することができ、その具体的方法としては、例え
ば、30モル%の亜酸化窒素を加えたシランを用いて、
圧力0.6Torr、基板温度200〜300℃、放電
電力150W、周波数13.56MHzでプラズマを発
生させて半導電体層12上に酸化シリコンを堆積させる
ことにより形成することができる。なお、半導電体層1
2がシリコン系のものの場合には、半導電体層12を比
較的厚く形成しておき、この半導電体層12の表面部を
熱酸化させて形成することも可能である。この酸化シリ
コンエレクトレット層10の厚みとしては、特に限定す
るものではないが、2μm程度が好ましい。
としては、例えば、酸化シリコンの層に電子ビームを照
射し、電子を酸化シリコンの層の導入することによって
帯電させたり、導電性ワイヤからコロナ放電により発生
させた電荷を、酸化シリコンの層に導入して帯電させ
る。
レクトレット層10を共にプラズマCVD法により形成
すると、エレクトレット素子を形成する生産性が優れ好
ましい。なお、シングルチャンバー方式の装置を用いる
場合には、一つのCVDチャンバー内で、条件を変更す
ることにより、半導電体層12及び酸化シリコンエレク
トレット層10を連続して形成し、マルチチャンバー方
式の装置を用いる場合には、第一のチャンバーで半導電
体層12を形成した後、第二のチャンバーに移動させて
酸化シリコンエレクトレット層10を形成する。
極と酸化シリコンエレクトレット層の間に、高濃度不純
物半導体より抵抗率が大きい半導電体層が形成されてい
るため、寿命が長いエレクトレット素子となる。
子は、上記の効果に加え、高温でも良好な帯電安定性を
有するエレクトレット素子となる。
態の断面を説明する図である。
形態の断面を説明する図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 金属又は高濃度不純物半導体により形成
された電極の表面に、酸化シリコンエレクトレット層を
形成したエレクトレット素子において、上記電極と酸化
シリコンエレクトレット層の間に、高濃度不純物半導体
より抵抗率が大きい半導電体層が形成されていることを
特徴とするエレクトレット素子。 - 【請求項2】 半導電体層が、低濃度の不純物が添加さ
れたシリコン、又は低濃度の不純物が添加されたシリコ
ンカーバイドにより形成されていることを特徴とする請
求項1記載のエレクトレット素子。 - 【請求項3】 半導電体層が、低濃度の不純物が添加さ
れた非晶質シリコン、低濃度の不純物が添加された微結
晶シリコン、低濃度の不純物が添加された多結晶シリコ
ン、低濃度の不純物が添加された非晶質シリコンカーバ
イド、低濃度の不純物が添加された微結晶シリコンカー
バイド及び低濃度の不純物が添加された多結晶シリコン
カーバイドからなる群の中から選ばれた少なくとも1種
により形成されていることを特徴とする請求項1又は請
求項2記載のエレクトレット素子。 - 【請求項4】 半導電体層のうち酸化シリコンエレクト
レット層側の部分の抵抗率の大きさが、電極側の部分の
抵抗率より大きいことを特徴とする請求項1から請求項
3のいずれかに記載のエレクトレット素子。 - 【請求項5】 半導電体層が、プラズマCVD法により
形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4
のいずれかに記載のエレクトレット素子。 - 【請求項6】 半導電体層及び酸化シリコンエレクトレ
ット層が共に、プラズマCVD法により形成されている
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記
載のエレクトレット素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10017397A JPH11219851A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | エレクトレット素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10017397A JPH11219851A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | エレクトレット素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11219851A true JPH11219851A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=11942871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10017397A Pending JPH11219851A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | エレクトレット素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11219851A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-01-29 JP JP10017397A patent/JPH11219851A/ja active Pending
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