JPH11219653A - 感震ブレーカ - Google Patents

感震ブレーカ

Info

Publication number
JPH11219653A
JPH11219653A JP10019985A JP1998598A JPH11219653A JP H11219653 A JPH11219653 A JP H11219653A JP 10019985 A JP10019985 A JP 10019985A JP 1998598 A JP1998598 A JP 1998598A JP H11219653 A JPH11219653 A JP H11219653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seismic
output
breaker
seismic sensor
inclination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10019985A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3887929B2 (ja
Inventor
Akemi Shiokawa
明実 塩川
Yoichi Kunimoto
洋一 国本
Kiyoshi Goto
潔 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP01998598A priority Critical patent/JP3887929B2/ja
Publication of JPH11219653A publication Critical patent/JPH11219653A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3887929B2 publication Critical patent/JP3887929B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Distribution Board (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付け状態の傾きによって発生する誤出力
をなくして地震検知や建物倒壊の兆しの判断処理結果の
信頼性を保てるようにする。 【解決手段】 水平面からの傾きまたは揺れの加速度に
応じた出力を発生する感震センサ1と、この感震センサ
からの出力に関する閾値X1 、X2 と感震センサの出力
とに基づいて異常震動の有無を判断する演算処理部8と
を備えて、感震センサの出力が閾値を超えることに基づ
いて、負荷への電源供給を停止する感震ブレーカBKに
おいて、感震ブレーカBKに、感震センサからの出力に
関する基準レベルを確定するための操作部9を設け、演
算処理部は、操作部への操作入力があった旨の信号を受
けると、そのときの感震センサの出力を、基準レベルと
して設定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分電盤に取り付け
て建物倒壊の兆しや地震を検知すると商用電源の供給を
断って電気火災を防止する感震ブレーカに関する。
【0002】
【従来の技術】図10を用いて従来の感震ブレーカを説
明する。図10は感震ブレーカの感震センサ出力を説明
するための模式的グラフで、(a) は感震センサが水平に
取り付けられている状態での感震センサ出力波形の一例
を、(b) は感震センサが水平でなくいくらかの傾きを持
って取り付けられている状態での感震センサ出力波形の
一例を示している。
【0003】感震ブレーカは、分電盤に取り付けられ、
地震検知後、停電復旧を検出すると、家屋のコンセント
などに接続する電源線を、リレー接点で自動開放する。
すなわち、感震ブレーカは、家屋内の電気ストーブなど
負荷側の電源線に電源からの電力が伝わらないようにす
ることで、負荷への電源供給を断ち、電気火災の発生を
予防する。
【0004】このような感震ブレーカは、地震などの震
動を検知するために、水平面からの傾きまたは揺れの加
速度に応じた電圧出力を行う加速度センサなどの感震セ
ンサを備える。感震ブレーカは、感震センサの電圧出力
値に関して予め定められた上限閾値X1 と下限閾値X2
とを記憶している。感震ブレーカは、例えば感震センサ
の電圧出力値が上限閾値X1 と下限閾値X2 とをオーバ
ーした回数を基にして、地震などの異常震動を検知す
る。
【0005】感震センサは、水平に取り付けられている
場合には、図10の出力波形例(a)に示すように、ゼロ
レベル電圧を基準にした電圧出力をするが、水平でなく
いくらかの傾きを持って取り付けられている場合には、
図10の出力波形例(b) に示すように、取り付け時の傾
きに応じた電圧レベルを基準にして、電圧を出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の感震ブレーカにおいては、例え感震ブレー
カが水平に分電盤に取り付けられていても、このとき感
震センサが水平でなくいくらかの傾きを持っている場合
には、感震センサは地震の発生に関わらずいくらかの電
圧値を出力していた。このため、感震センサの出力電圧
値をそのまま用いると、感震ブレーカは、地震検知や建
物倒壊の兆しの検知の判断処理において、判断処理結果
の信頼性が薄れるおそれがあった。
【0007】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、取り
付け状態の傾きによって発生する誤出力をなくして地震
検知や建物倒壊の兆しの判断処理結果の信頼性を保てる
感震ブレーカを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、感震ブレーカは、水平面からの傾きまたは揺れ
の加速度に応じた出力を発生する感震センサと、この感
震センサからの出力に関する閾値と前記感震センサの出
力とに基づいて異常震動の有無を判断する演算処理部と
を備えて、前記感震センサの出力が前記閾値を超えるこ
とに基づいて、負荷への電源供給を停止する感震ブレー
カにおいて、前記感震センサからの出力に関する基準レ
ベルを確定するための操作部を設け、前記演算処理部
は、前記操作部への操作入力があった旨の信号を受ける
と、そのときの前記感震センサの出力を、前記基準レベ
ルとして設定するものであることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の感震ブレーカにおいて、前記感震ブレーカは、水
平面に対する傾きが水平面を含む所定範囲内の傾きであ
る旨を、前記感震センサの出力を基にして報知する第1
の報知手段を有するものであることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
記載の感震ブレーカにおいて、前記感震ブレーカは、前
記感震センサの出力を基にして、水平面に対する傾きに
応じた報知を行う第2の報知手段を有するものであるこ
とを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る感震ブレーカ
の第1の実施の形態を図1乃至図4に基づいて、第2の
実施の形態を図5および図6に基づいて、第3の実施の
形態を図7乃至図9に基づいて、それぞれ詳細に説明す
る。
【0012】[第1の実施の形態]図1は感震ブレーカ
を示す回路図、図2は感震ブレーカを示す斜視図であ
る。図3および図4は感震センサの傾きの補正の手順を
示すフローチャートである。
【0013】感震ブレーカBKは、センサブロックB1
と、引き外し回路ブロックB2 と、判別回路ブロックB
3 と、水平確定ブロックB4 と、電源回路ブロックB5
とを備えて構成されている。
【0014】センサブロックB1 は、感震センサ1と、
アンプ2と、フィルタ3とを備えて構成されている。感
震センサ1は、例えば半導体式加速度センサであって、
水平面からの傾きまたは揺れの加速度に応じたアナログ
電圧出力を行う。すなわち、感震センサ1は、水平面か
らの傾きまたは揺れの加速度が大きい程大きな電圧値を
出力する。アンプ2は、感震センサ1の電圧出力を増幅
して出力する。フィルタ3は、アンプ2の出力値のう
ち、所定周波数以上をカットする回路部である。
【0015】引き外し回路ブロックB2 は、引き外し回
路4と、釈放リレー5とを備えて構成されている。引き
外し回路4は、例えば半導体スイッチング素子を備えて
おり、釈放リレー5を駆動制御すなわちリレー接点5a
を開く制御を行う回路部である。釈放リレー5は、自身
のリレー接点5a、5a、5aによって、単相3線の電
源線L1 、L2 、L3 を開くリレー回路である。なお、
リレー接点5a、5a、5aは、後述する操作ハンドル
SWをオンに入れると、閉制御される。また、単相3線
の電源線L1 、L3 には、バイメタル過電流検出素子
M、Mが取り付けられて介在しており、過電流が流れる
とバイメタル過電流検出素子Mが湾曲することにより各
リレー接点5aが強制開極される。
【0016】判別回路ブロックB3 は、A/D変換部6
と、電圧検出部7と、演算処理部8とを備えて構成され
ている。A/D変換部6は、フィルタ3の出力値をA/
D変換して出力する回路部である。電圧検出部7は、単
相3線の電源線のうち例えば図示するように符号L2
符号L3 で示す電源線の、各リレー接点5aからみて負
荷側(2次側)の電路に接続して電圧値を検出する電圧
検知回路部である。
【0017】演算処理部8は、例えばMPUであって、
A/D変換部6と、電圧検出部7と、引き外し回路4と
に接続している。演算処理部8は、A/D変換部6の出
力と、電圧検出部7の検出電圧値とを入力される。演算
処理部8は、A/D変換部6からの入力値について上限
閾値X1 と下限閾値X2 とを保持しており、例えば、A
/D変換部6からの入力値が上限閾値X1 または下限閾
値X2 を超過した回数や期間を基にして、地震発生や建
物の過度傾斜をファジィ推論などの手段を用いて判定す
る。演算処理部8は、地震が発生したと判断するか、ま
たは建物の傾斜が過度であると判断すると、電圧検出部
7を介して停電発生の検出を行う。いったん停電発生を
検出してから、停電復旧を検出する場合に限り、演算処
理部8は、引き外し回路4を制御して、リレー接点5a
を開かせる。このようにして、演算処理部8は、停電復
旧を検出すると、単相3線の電源線L1 、L2 、L3
各リレー接点5aからみて負荷側の電路に電源が伝わら
ないようにすることで、負荷への電源供給を断ち、電気
火災の発生を予防する。
【0018】水平確定ブロックB4 は、操作部9と、メ
モリ10と、確定表示手段11とを備えて構成されてい
る。操作部9は、例えば操作釦であって、演算処理部8
に接続し、図2に示すように、感震ブレーカBKの外面
の扱いやすい部分に設けられる。なお、例えば3秒間で
ある所定時間、操作部9が押され続けると、演算処理部
8は、A/D変換部6からの入力値、すなわち感震セン
サ1のA/D変換電圧出力を、基準レベルとしてメモリ
10に記憶する。以下、この基準レベル、すなわちこの
ときのA/D変換部6のA/D変換電圧出力を、補正値
と称することにする。すなわち、演算処理部8は、感震
センサ1のアナログ電圧出力が例えゼロレベルでなくと
も、そのときの感震センサ1のアナログ電圧出力を、地
震発生または建物過度傾斜の判断に関する基準レベルと
して設定するのである。
【0019】メモリ10は、例えばEEPROMであっ
て、演算処理部8に接続している。メモリ10は、補正
値の他に、過去所定時間内に地震発生を検知したか否か
をあらわす情報が記憶される。確定表示手段11は、例
えばLED表示回路であって、演算処理部8に接続し、
図2に示すように、感震ブレーカBKの外面の扱いやす
い部分であって、操作部9の傍に表示部分が設けられ
る。確定表示手段11は、操作部9を押して補正値が確
定されると、演算処理部8によって数秒間だけ点灯制御
される。すなわち、確定表示手段11は、操作部9を押
した作業員に対して、補正値が確定した旨を、点灯表示
によって表示通知するのである。
【0020】電源回路ブロックB5 は、直流電源部12
と、バックアップ回路部13とを備えて構成されてい
る。直流電源部12は、各リレー接点5aからみて負荷
側でなく電源側(1次側)の電路から、ヒューズFUを
介して交流電源を取り込み、直流に変換して、センサブ
ロックB1 と、引き外し回路ブロックB2 と、判別回路
ブロックB3 と、水平確定ブロックB4 とに、直流電源
を供給する。バックアップ回路部13は、直流電源部1
2と接続して、停電時に、センサブロックB1 と、引き
外し回路ブロックB2 と、判別回路ブロックB3 と、水
平確定ブロックB 4 とに、直流電源を供給する補助電源
回路である。
【0021】このように構成された感震ブレーカBK内
の感震センサ1の傾きの補正の手順を、図3および図4
に基づいて、以下に説明する。
【0022】感震ブレーカBKは、分電盤に取り付けら
れて直流電源部12を電源線L2 、L3 の1次側に接続
され、1次側から電源供給がなされる(ステップ11
0)。電圧検出部7は、2次側の電圧検出を開始する。
操作ハンドルSWがオンになれば、各リレー接点5aが
閉じ、電源線L2 、L3 の2次側の電路に電源電力が送
電されだす(ステップ120)。
【0023】この状態で、感震ブレーカBKは分電盤に
水平に取り付けられているとは限らず、感震センサ1
は、大抵の場合、ゼロレベルの出力でなく、水平面から
の傾きまたは揺れの加速度に応じたアナログ電圧出力を
行っている。従って、作業員は、感震センサ1のアナロ
グ電圧出力を補正するため、次のように感震センサ1の
傾きの補正を行う。
【0024】演算処理部8は、操作部9が例えば3秒間
である所定時間押し続けられると(ステップ130)、
A/D変換部6のA/D変換電圧出力値を読み取り(ス
テップ140)、補正値がそれまでの上限閾値X1 また
は下限閾値X2 を超えてしまっている場合であるか否か
を判断する(ステップ150)。すなわち、演算処理部
8は、感震センサ1が傾き調整限界の閾値を超えた出力
を出している場合であるか否か、すなわち、感震センサ
1があまりにも水平とかけなはれて斜めに取り付けられ
た場合であるか否かを判断するのである。上記ステップ
150にて、補正値がそれまでの上限閾値X1 または下
限閾値X2 を超えてしまっている場合には、演算処理部
8は、引き外し回路4を制御して、リレー接点5aを開
かせ、操作ハンドルSWをオフに切り換える(ステップ
160)。すなわち、作業員に、感震ブレーカBKが分
電盤に取り付けられる取り付け角度が水平からかけなは
れていることを通知するために、感震ブレーカBKが、
自身の操作ハンドルSWをオフに切り換えてみせるので
ある。ここで、作業員は、トリップした感震ブレーカB
Kを、分電盤に、なるべく水平になるように取り付けな
おし、上記ステップ120に戻って操作ハンドルSWを
再度オンにする。
【0025】上記ステップ150にて、補正値がそれま
での上限閾値X1 と下限閾値X2 との間の範囲内にある
場合には、演算処理部8は、上記ステップ140で読み
取ったA/D変換部6のA/D変換電圧出力値を補正値
として確定し、確定表示手段11を所定時間だけ点灯表
示することにより、操作部9を押した作業員に対して、
補正値が確定した旨を、表示通知する(ステップ17
0)。このとき、演算処理部8は、上限閾値X1 と下限
閾値X2 とのレベルも、補正値にあわせてレベルシフト
する。演算処理部8は、メモリ10に、補正値を記録す
る(ステップ180)。
【0026】以上で、感震センサ1の傾きの補正が行わ
れたことになる。この感震ブレーカBKにおいては、演
算処理部8は、A/D変換部6の出力と、電圧検出部7
の検出電圧値とを入力され、地震発生や建物の過度傾斜
をファジィ推論などの手段を用いて判定する(ステップ
190)。演算処理部8は、地震が発生したと判断する
と、地震発生を検知した旨の情報をメモリ10に記憶
し、電圧検出部7を介して停電発生の検出を行う。
【0027】演算処理部8は、建物の傾斜が過度でな
く、地震が発生したと判断すると、電圧検出部7を介し
て停電発生の検出を行う。いったん停電発生を検出して
(ステップ200)から、停電復旧を検出する場合(ス
テップ210)に限り、演算処理部8は、メモリ10を
読んで、過去所定時間内に地震発生を検知したか、を確
認する。そして、演算処理部8は、過去所定時間内に地
震発生を検知していれば、地震発生後に停電復旧がなさ
れたと判断し、引き外し回路4を制御して、リレー接点
5aを開かせる(ステップ220)。また、演算処理部
8は、建物の傾斜が過度であることを検知すると、建物
倒壊の兆しがあると判断して、引き外し回路4を制御し
て、リレー接点5aを開かせる(ステップ220)。こ
のようにして、演算処理部8は、建物の傾斜が過度であ
ると判断するか、地震検知後の停電復旧を検出するかの
いずれかの場合において、単相3線の電源線L1
2 、L 3 の各リレー接点5aからみて負荷側の電路に
電源電力が伝わらないようにすることで、負荷への電源
供給を断ち、電気火災の発生を予防する。
【0028】従って、水平面からの傾きまたは揺れの加
速度に応じた出力を発生する感震ブレーカBKであっ
て、水平面からの傾きまたは揺れの加速度に関してゼロ
レベルを確定するための操作部9を設けたため、感震ブ
レーカBKは、取り付け部への取り付けの際に生じる傾
きを補正できて、取り付け状態の傾きによって発生する
誤出力をなくして地震検知や建物倒壊の兆しの判断処理
結果の信頼性を保つことができる。
【0029】[第2の実施の形態]図5は感震ブレーカ
を示す斜視図である。図6は感震センサの傾きの補正の
手順を示すフローチャートである。なお、前述の第1の
実施の形態と同一の箇所には同じ符号を付し、同一の箇
所の詳細な説明は省略する。
【0030】この第2の実施の形態の感震ブレーカが前
述の第1の実施の形態の感震ブレーカと異なり特徴とな
るのは、補正値の確定前に、感震センサ1が水平である
かまたは略水平である状態に限って点灯する第1の報知
手段14を設けた構成である。
【0031】第1の報知手段14は、例えば確定表示手
段11と同様なLED表示回路であって、演算処理部8
に接続し、図5に示すように、感震ブレーカBKの外面
の扱いやすい部分であって、確定表示手段11の表示部
および操作部9の傍に表示部分が設けられる。
【0032】演算処理部8は、操作部9が例えば3秒間
である所定時間押し続けられると、A/D変換部6のA
/D変換電圧出力値を読み取り、ゼロ電圧近傍の所定範
囲におさまっているか否かを判断する。演算処理部8
は、A/D変換部6のA/D変換電圧出力値がゼロ電圧
近傍の所定範囲におさまっていれば、第1の報知手段1
4を点灯制御し、A/D変換部6のA/D変換電圧出力
値がゼロ電圧近傍の所定範囲におさまっていなければ、
第1の報知手段14を消灯制御する。
【0033】すなわち、第1の報知手段14は、操作部
9を押した作業員に対して、感震センサ1が水平になっ
ているか否かを、点灯表示の成否によって表示通知する
のである。
【0034】このように構成された感震ブレーカBK内
の感震センサ1の傾きの補正の手順を、図6に基づい
て、以下に説明する。
【0035】感震ブレーカBKは、分電盤に取り付けら
れて直流電源部12を電源線L2 、L3 の1次側に接続
され、1次側から電源供給がなされる(ステップ11
0)。電圧検出部7は、2次側の電圧検出を開始する。
操作ハンドルSWがオンになれば、各リレー接点5aが
閉じ、電源線L2 、L3 の2次側の電路に電源電力が送
電されだす(ステップ120)。
【0036】この状態で、感震ブレーカBKは分電盤に
水平に取り付けられているとは限らず、感震センサ1
は、大抵の場合、ゼロレベルの電圧出力でなく、水平面
からの傾きまたは揺れの加速度に応じたアナログ電圧出
力を行っている。従って、作業員は、感震センサ1のア
ナログ電圧出力を補正するため、次のように感震センサ
1の傾きの補正を行う。
【0037】演算処理部8は、操作部9が例えば3秒間
である所定時間押し続けられると(ステップ130)、
A/D変換部6のA/D変換電圧出力値を読み取り(ス
テップ140)、感震センサ1の水平面に対する傾きが
水平面を含む所定範囲内の傾きにおさまっているか否か
を判断する(ステップ230)。
【0038】演算処理部8は、感震センサ1が水平にな
っていると判断すれば、第1の報知手段14を点灯制御
する(ステップ240)。このようにして、第1の報知
手段14は、感震センサ1が水平に近くなるように取り
付けるための目安となるのである。上記ステップ240
の後、操作部9が所定時間押されると、演算処理部8
は、そのときのA/D変換部6のA/D変換電圧出力値
を読み取り、補正値として確定してメモリ10に記憶
し、上限閾値X1 と下限閾値X2 とのレベルも、補正値
にあわせてレベルシフトする(ステップ250)。演算
処理部8は、第1の報知手段14を消灯制御し、確定表
示手段11を所定時間だけ点灯表示する(ステップ26
0)ことにより、操作部9を押した作業員に対して、補
正値が確定した旨を、通知する。
【0039】また、上記ステップ230にて、感震セン
サ1の水平面に対する傾きが水平面を含む所定範囲内の
傾きにおさまっていないと判断すると、演算処理部8
は、第1の報知手段14の消灯状態を続ける(ステップ
270)。この消灯状態によって、作業員は、感震ブレ
ーカBKの取り付け角度が水平もしくは略水平になって
いないことを知ることができ、再度、第1の報知手段1
4が点灯するか否かをみながら、感震ブレーカBKの取
り付け角度を水平に近くなるように調整すればよい。も
し、感震ブレーカBKの取り付け角度が水平もしくは水
平にごく近くなれば、上記ステップ140以降のステッ
プにて第1の報知手段14が点灯する。
【0040】従って、感震ブレーカBKは、水平面に対
する傾きが水平面を含む所定範囲内の傾きである旨を、
感震センサ1の出力を基にして報知する第1の報知手段
14を有するため、作業員は、感震ブレーカBKを取り
付け部への取り付けの際に生じる傾きを、第1の報知手
段14を見ながら補正すればよいので、上記第1の実施
例に比較して補正作業が楽にできる。また、感震ブレー
カBKは、取り付け状態の傾きによって発生する誤出力
をなくせるので、地震検知や建物倒壊の兆しの判断処理
結果の信頼性を保つことができる。
【0041】なお、上記実施の形態においては、第1の
報知手段14を、LEDなど表示手段としたものを例示
したが、本発明はこれに限らず、第1の報知手段は、ブ
ザー音による報知を行うものでもよく、また、合成音声
による報知を行うものでもよい。
【0042】[第3の実施の形態]図7は感震ブレーカ
を示す斜視図である。図8および図9は感震センサの傾
きの補正の手順を示すフローチャートである。なお、前
述の第2の実施の形態と同一の箇所には同じ符号を付
し、同一の箇所の詳細な説明は省略する。
【0043】この第3の実施の形態の感震ブレーカが前
述の第2の実施の形態の感震ブレーカと異なり特徴とな
るのは、第1の報知手段のかわりに、感震ブレーカBK
の水平面からの傾きまたは揺れの加速度を、点滅スピー
ドによってあらわす第2の報知手段15を感震ブレーカ
に設けた構成である。
【0044】第2の報知手段15は、例えば確定表示手
段11と同様なLED表示回路であって、演算処理部8
に接続し、図7に示すように、感震ブレーカBKの外面
の扱いやすい部分であって、確定表示手段11の表示部
および操作部9の傍に表示部分が設けられる。
【0045】演算処理部8は、操作部9が例えば3秒間
である所定時間押し続けられると、A/D変換部6のA
/D変換電圧出力値を読み取り、A/D変換部6のA/
D変換電圧出力値の大きさに応じて、第2の報知手段1
5をおもに点滅制御する。
【0046】すなわち、第2の報知手段15は、感震セ
ンサ1が水平に近づくほど、点滅スピードを早め、感震
センサ1が水平になった状態、すなわち感震センサ1の
出力電圧がゼロレベルである状態では、点灯状態にな
る。このように、第2の報知手段15は、操作部9を押
した作業員に対して、水平面からの傾きまたは揺れの加
速度を、点滅スピードによって表示通知するのである。
【0047】このように構成された感震ブレーカBK内
の感震センサ1の傾きの補正の手順を、図8および図9
に基づいて、以下に説明する。
【0048】感震ブレーカBKは、分電盤に取り付けら
れて直流電源部12を電源線L2 、L3 の1次側に接続
され、1次側から電源供給がなされる(ステップ11
0)。電圧検出部7は、2次側の電圧検出を開始する。
操作ハンドルSWがオンになれば、各リレー接点5aが
閉じ、電源線L2 、L3 の2次側の電路に電源電力が送
電されだす(ステップ120)。
【0049】この状態で、感震ブレーカBKは分電盤に
水平に取り付けられているとは限らず、感震センサ1
は、大抵の場合、ゼロレベルの電圧出力でなく、水平面
からの傾きまたは揺れの加速度に応じたアナログ電圧出
力を行っている。従って、作業員は、感震センサ1のア
ナログ電圧出力を補正するため、次のように感震センサ
1の傾きの補正を行う。
【0050】演算処理部8は、操作部9が例えば3秒間
である所定時間押し続けられると(ステップ130)、
A/D変換部6のA/D変換電圧出力値を読み取り(ス
テップ140)、感震センサ1の水平面に対する傾きが
水平面を含む所定範囲内の傾きにおさまっているか否か
を判断する(ステップ230)。
【0051】演算処理部8は、感震センサ1が水平もし
くは略水平になっていると判断すれば、第2の報知手段
15を点灯制御する(ステップ240)。次に、演算処
理部8は、ステップ230において水平もしくは略水平
でないと判断すると、ステップ230で規定された傾き
よりも大きい傾きである所定1レベルの傾き範囲内に感
震センサ1が傾いているか否かを判別する(ステップ2
31)。上記ステップ231にて、演算処理部8は、感
震センサ1が所定1レベルの傾き範囲内に感震センサ1
が傾いていると判断すると、第2の報知手段15を点滅
する(ステップ241)。もし、演算処理部8は、上記
ステップ231にて感震センサ1が所定1レベルの傾き
範囲を超えて傾いていると判別すると、演算処理部8
は、さらに、感震センサ1が所定1レベルを超える傾き
である所定2レベルの傾き範囲内に傾いているか否かを
判別する(ステップ232)。また、上記ステップ23
2にて、演算処理部8は、感震センサ1が所定2レベル
の傾き範囲内に感震センサ1が傾いていると判断する
と、第2の報知手段15を、ステップ241における点
滅スピードよりも遅く点滅する(ステップ242)。も
し、ステップ232にて感震センサ1が所定2レベルの
傾き範囲をも超えて傾いていると判別すると、演算処理
部8は、第2の報知手段15を消灯制御する(ステップ
270)。この消灯状態によって、作業員は、感震ブレ
ーカBKの取り付け角度が水平面からかけはなれている
ことを知ることができ、再度、第2の報知手段15が点
灯するか否かをみながら、感震ブレーカBKの取り付け
角度を水平に近くなるように調整すればよい。感震ブレ
ーカBKの取り付け角度が水平に近くなるほど、上記ス
テップ140以降のステップにて第2の報知手段15の
点灯スピードが速くなり、感震センサ1がちょうど水平
になると第2の報知手段15は点灯する。
【0052】このようにして、第2の報知手段15は、
感震センサ1が水平に近くなるように取り付けるための
目安となるのである。上記ステップ240の後、操作部
9が所定時間押されると、演算処理部8は、そのときの
A/D変換部6のA/D変換電圧出力値を読み取り、補
正値として確定してメモリ10に記憶し、上限閾値X 1
と下限閾値X2 とのレベルも、補正値にあわせてレベル
シフトする(ステップ250)。演算処理部8は、第2
の報知手段15を消灯制御し、確定表示手段11を所定
時間だけ点灯表示する(ステップ260)ことにより、
操作部9を押した作業員に対して、補正値が確定した旨
を、通知する。
【0053】従って、感震ブレーカBKは、感震センサ
1の出力を基にして、水平面に対する傾きに応じた報知
を行う第2の報知手段15を有するようにしたため、作
業員は、感震ブレーカBKを取り付け部への取り付けの
際に生じる傾きを補正する程度を、第2の報知手段15
の点滅スピードが速くなるようにしながら最終的に点灯
状態になるように調整すればよいので、上記第2の実施
例に比較して補正作業がさらに楽にできる。
【0054】また、感震ブレーカBKは、取り付け状態
の傾きによって発生する誤出力をなくせるので、地震検
知や建物倒壊の兆しの判断処理結果の信頼性を保つこと
ができる。
【0055】なお、上記実施の形態においては、水平面
からの傾きまたは揺れの加速度を、第2の報知手段15
の点滅スピードの変化によってあらわしたものを例示し
たが、本発明はこれに限らず、水平面からの傾きまたは
揺れの加速度を、第2の報知手段の明暗の変化としてあ
らわしてもよいし、第2の報知手段を複数の原色LED
で構成し、この複数の原色LEDの色相の変化としてあ
らわしてもよい。
【0056】また、上記実施の形態においては、第2の
報知手段15を、LEDなどによる表示手段としたもの
を例示したが、本発明はこれに限らず、第2の報知手段
をブザーとし、このブザー音から発せられる断続音の音
色の速度による報知や、同じくこのブザー音から発せら
れる音色の変化として、水平面からの傾きまたは揺れの
加速度を報知するものでもよく、また、第2の報知手段
を合成音声発生手段とし、この合成音声発生手段から発
せられる合成音声によって水平面からの傾きまたは揺れ
の加速度を報知するものでもよい。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、感震ブ
レーカは、感震センサからの出力に関する基準レベルを
確定するための操作部を設け、演算処理部は、操作部へ
の操作入力があった旨の信号を受けると、そのときの感
震センサの出力を、基準レベルとして設定するものであ
るようにしたため、感震ブレーカは、取り付け部への取
り付けの際に生じる傾きを補正できて、取り付け状態の
傾きによって発生する誤出力をなくして地震検知や建物
倒壊の兆しの判断処理結果の信頼性を保つことができ
る。
【0058】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、感震ブレーカは、水平面に
対する傾きが水平面を含む所定範囲内の傾きである旨
を、感震センサの出力を基にして報知する第1の報知手
段を有するものであるようにしたため、作業員は、感震
ブレーカを取り付け部への取り付けの際に生じる傾き
を、第1の報知手段を参考に補正すればよいので、補正
作業が楽にできる。
【0059】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、感震ブレーカは、感震セン
サの出力を基にして、水平面に対する傾きに応じた報知
を行う第2の報知手段を有するものであるようにしたた
め、作業員は、感震ブレーカを取り付け部への取り付け
の際に生じる傾きを補正する程度を知ることができ、第
2の報知手段を参考に補正すればよいので、補正作業が
さらに楽にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の感震ブレーカ
を示す回路図である。
【図2】同上の感震ブレーカを示す斜視図である。
【図3】同上の感震センサの傾きの補正の手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】同上のフローチャートの一部である。
【図5】本発明に係る第2の実施の形態の感震ブレーカ
を示す斜視図である。
【図6】同上の感震センサの傾きの補正の手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】本発明に係る第3の実施の形態の感震ブレーカ
を示す斜視図である。
【図8】同上の感震センサの傾きの補正の手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】同上のフローチャートの一部である。
【図10】同上の感震センサ出力を説明するための模式
的グラフである。
【符号の説明】
1 感震センサ 8 演算処理部 9 操作部 14 第1の報知手段 15 第2の報知手段 BK 感震ブレーカ X1 、X2 閾値

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平面からの傾きまたは揺れの加速度に
    応じた出力を発生する感震センサと、この感震センサか
    らの出力に関する閾値と前記感震センサの出力とに基づ
    いて異常震動の有無を判断する演算処理部とを備えて、
    前記感震センサの出力が前記閾値を超えることに基づい
    て、負荷への電源供給を停止する感震ブレーカにおい
    て、前記感震センサからの出力に関する基準レベルを確
    定するための操作部を設け、前記演算処理部は、前記操
    作部への操作入力があった旨の信号を受けると、そのと
    きの前記感震センサの出力を、前記基準レベルとして設
    定するものであることを特徴とする感震ブレーカ。
  2. 【請求項2】 前記感震ブレーカは、水平面に対する傾
    きが水平面を含む所定範囲内の傾きである旨を、前記感
    震センサの出力を基にして報知する第1の報知手段を有
    するものであることを特徴とする請求項1記載の感震ブ
    レーカ。
  3. 【請求項3】 前記感震ブレーカは、前記感震センサの
    出力を基にして、水平面に対する傾きに応じた報知を行
    う第2の報知手段を有するものであることを特徴とする
    請求項1記載の感震ブレーカ。
JP01998598A 1998-01-30 1998-01-30 感震ブレーカ Expired - Fee Related JP3887929B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01998598A JP3887929B2 (ja) 1998-01-30 1998-01-30 感震ブレーカ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01998598A JP3887929B2 (ja) 1998-01-30 1998-01-30 感震ブレーカ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11219653A true JPH11219653A (ja) 1999-08-10
JP3887929B2 JP3887929B2 (ja) 2007-02-28

Family

ID=12014486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01998598A Expired - Fee Related JP3887929B2 (ja) 1998-01-30 1998-01-30 感震ブレーカ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3887929B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006313728A (ja) * 2005-04-07 2006-11-16 Sanyo Noritsu Denki Kk ブレーカ制御システム及びブレーカ
JP2008002972A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Matsushita Denko Denro System Kk 感震器
JP2008039749A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Hideto Matsui 電子振り子
JP2012018033A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Panasonic Corp ガスメーター用感震装置
JP2017199505A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 三菱電機株式会社 回路遮断器
JP2018042406A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 感震ユニット、及びそれを備える分電盤
JP6308509B1 (ja) * 2017-02-02 2018-04-11 株式会社ネオ・コーポレーション 感震遮断装置及び感震遮断方法
WO2019000114A1 (zh) * 2017-06-29 2019-01-03 陈彦伯 可供电力线通讯网络跨相位的无熔丝开关
KR102143477B1 (ko) * 2020-03-05 2020-08-12 주식회사 쎄임코리아 시추공 광대역 지진계의 정밀운용을 위한 수평 제어 장치
US11551894B2 (en) 2017-06-02 2023-01-10 Yen-Po Chen Intelligent fuseless switch with vibration detection

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI610327B (zh) * 2015-12-23 2018-01-01 Yenpo Chen 智慧型無熔絲開關及其組成之無熔絲開關組
TWI729001B (zh) * 2016-09-12 2021-06-01 陳彥伯 可供電力線通訊網路跨相位之無熔絲開關

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006313728A (ja) * 2005-04-07 2006-11-16 Sanyo Noritsu Denki Kk ブレーカ制御システム及びブレーカ
JP2008002972A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Matsushita Denko Denro System Kk 感震器
JP2008039749A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Hideto Matsui 電子振り子
JP2012018033A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Panasonic Corp ガスメーター用感震装置
JP2017199505A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 三菱電機株式会社 回路遮断器
JP2018042406A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 感震ユニット、及びそれを備える分電盤
JP6308509B1 (ja) * 2017-02-02 2018-04-11 株式会社ネオ・コーポレーション 感震遮断装置及び感震遮断方法
US11551894B2 (en) 2017-06-02 2023-01-10 Yen-Po Chen Intelligent fuseless switch with vibration detection
WO2019000114A1 (zh) * 2017-06-29 2019-01-03 陈彦伯 可供电力线通讯网络跨相位的无熔丝开关
KR102143477B1 (ko) * 2020-03-05 2020-08-12 주식회사 쎄임코리아 시추공 광대역 지진계의 정밀운용을 위한 수평 제어 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3887929B2 (ja) 2007-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11219653A (ja) 感震ブレーカ
US7764474B2 (en) Earth leakage circuit breaker
EP2380154A1 (en) Fire alarm
KR20200059388A (ko) 전기정보 관리시스템
US20070296569A1 (en) Hardwired alarm system with power-on sequence
KR102609244B1 (ko) 분전반에 설치되는 분전반용 누전경보기
JP4811458B2 (ja) 警報システム
JPH11296768A (ja) 警報モニタ
JP4191983B2 (ja) 電流表示装置
JP3690025B2 (ja) 複合型火災感知器及びそのシステム
JP4199378B2 (ja) プラグまたはコンセント
JPH0916867A (ja) 住宅用火災感知器
JP3347988B2 (ja) 負荷制御装置
JPH099484A (ja) 電力遮断装置
KR100382627B1 (ko) 화재경보 시스템
JP2001101541A (ja) 火災感知器
EP0748016A2 (en) Electric power supply switch box, particularly for household use
JPH09319984A (ja) アイソレータ内蔵型総合盤を備えた防災システム
JPH0969331A (ja) ブレーカおよびその使用方法
JPH04236118A (ja) 警備用電源装置
JP3284324B2 (ja) 火災感知器
WO2020161890A1 (ja) 電子式回路遮断器およびそれを用いた回路遮断器システム
JP2959680B2 (ja) 防災設備および火災感知器
JPH0991577A (ja) 集合住宅火災監視システム
JPH10164547A (ja) ケーブルテレビジョンシステム,そのセンタ装置,そのアンプ装置及びその電源供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061120

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121208

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121208

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131208

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees