JPH11219466A - 現金自動取引装置 - Google Patents

現金自動取引装置

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JPH11219466A
JPH11219466A JP10022936A JP2293698A JPH11219466A JP H11219466 A JPH11219466 A JP H11219466A JP 10022936 A JP10022936 A JP 10022936A JP 2293698 A JP2293698 A JP 2293698A JP H11219466 A JPH11219466 A JP H11219466A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現金自動取引装置の本体制御部を介さずユニッ
ト単独でユニットの保守・運用情報の管理を行うことを
可能とした現金自動取引装置を提供すること。 【解決手段】現金自動取引装置(ATM)24全体を制
御する全体制御部31と、このATM24内の紙幣取引
装置25を制御する主制御部21とのそれぞれの処理
(例、紙幣取扱処理、通知処理、更新処理等)が重複し
た場合、そのそれぞれの処理の中で1つを選択して優先
的に行うようにしたATM。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関等に設置
される現金自動取引装置(以下ATMと称す)に関し、
特に、ATMを構成する各ユニットの保守・運用情報を
採取する技術に関する。
【従来の技術】ATMにおける保守情報の管理方法に関
する技術は、例えば、特開平7−220140号公報に
記載されているように、ATM内の一ユニットである紙
幣取引装置に格納されている稼働統計情報をATMの各
ユニットを制御する本体制御部で管理する方法がとられ
ており、この本体制御部で各ユニットの保守・運用情報
を採取していた。また、保守・運用情報の取得方法とし
ては、従来、特開平8−147531に記載されている
ようにFDにデータを採取する方法がとられていた。
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術に示す
ように、ATMを構成するユニットの稼働統計情報はA
TM全体を制御する本体制御部で管理されており、各ユ
ニット毎に自らを管理するようには構成されていなかっ
た。そのため、各ユニット自身を自らで管理する場合の
本体制御部との不具合等については一切考えられていな
かった。従って、仮に各ユニット毎に保守又は運用情報
等を採取するようにしても、ATM全体を制御する全体
制御部からの処理が重なってしまい、その採取が困難に
なるという問題点がある。本発明の目的は、各ユニット
毎に自らを管理する制御部をその各ユニット毎に設け、
その各制御部による処理と全体制御部からの処理とが重
複した場合でも、ATM全体としての運用を停止せず
に、各ユニット毎の保守等を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のATMは、センタから監視され、所望の取
引を行うATMであって、紙幣を入出金する入出金部
と、紙幣を鑑別する鑑別部と、紙幣を収納する収納部と
を有し、入出金部より入金され、鑑別部で鑑別した紙幣
を前記収納部に収納する入金処理を含む紙幣を取り扱う
紙幣取扱処理を行う紙幣取引部と、紙幣取引部を含む複
数のユニットを制御する全体制御部とを設け、記紙幣取
引部は、紙幣取引部の各部を制御する主制御部と、各部
の運用情報又は障害情報を記憶する記憶部とを有し、本
体制御部による紙幣取引部への紙幣取扱処理と、紙幣取
引部の主制御部によって記憶部に記憶された運用情報又
は障害情報をセンタに通知する通知処理とが重複したと
き、本体制御部又は主制御部は、どちらか一方の紙幣取
扱処理又は通知処理を選択的に行うことができるように
構成した。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図を用い
て詳細に説明する。図1は、公衆回線を用いて、現金自
動取引装置(ATM:AUTOMATICTELLER
MACHINE)の1ユニットである紙幣を扱う紙幣
取引装置の保守・運用情報を保守センタで取得するシス
テムの構成を示す。図2は、本発明の一実施例であるA
TMの一ユニットである紙幣取引装置を示す。なお、A
TMの他のユニットとして、通帳を扱う通帳ユニット、
カードの処理を行うカードユニット等があるが、以下の
説明では省略する。図2の紙幣取引装置の動作について
以下に説明する。入金取引(入金処理ともいう)では、
利用者が入出金口1に紙幣を投入する。投入された紙幣
は、入出金口1にある図示されない分離機構によって1
枚1枚に分離され、紙幣搬送路2により紙幣鑑別部3へ
搬送される。紙幣鑑別部3では、金種、真偽、正損、枚
数等必要な鑑別を行い、正常と判定された紙幣は紙幣搬
送路4により、更に搬送してセパレータ13上部の一時
集積部5に集積する。紙幣鑑別部3で異常と判定された
紙幣があった場合は、紙幣搬送路4、7を通り入出金口
1に集積され、利用者に返却される。ここで、利用者が
入金金額を確認し取引が成立すると、一時集積部5に集
積された紙幣を図示されない分離機構により分離して、
紙幣搬送路6より再度紙幣鑑別部3に搬送して鑑別を行
い、紙幣搬送路4,7,2を通って各金種毎の紙幣の保
管部であるリサイクルボックス9,10,11に搬送
し、集積収納して入金取引を終了する。出金取引(出金
処理)では、各リサイクルボックス9,10,11から
利用者の要求枚数の紙幣が、図示されない分離機構によ
り1枚1枚分離され、紙幣搬送路2により紙幣鑑別部3
へ搬送される。紙幣鑑別部3では、金種、真偽、正損、
枚数等必要な鑑別を行い、正常と判定された紙幣は紙幣
搬送路4,7より入出金口1に搬送、集積され、異常と
判定された紙幣は紙幣搬送路4よりリジェクトボックス
17に搬送、集積される。入出金口1に集積された紙幣
は、利用者に放出されて出金取引を終了する。紙幣を装
填する場合(装填処理)は、紙幣カセット12の押板1
5上部にセットされた紙幣16が図示されない分離機構
により1枚1枚分離され、紙幣搬送路6により紙幣鑑別
部3へ搬送される。紙幣鑑別部3では、金種、真偽、正
損、枚数等必要な鑑別を行い正常と判定された紙幣は紙
幣搬送路2,4,7より、リサイクルボックス9,1
0,11に集積収納され、異常と判定された紙幣は紙幣
搬送路4より装填リジェクト庫18に搬送、集積され
る。紙幣を回収する場合(回収処理)は、リサイクルボ
ックス9,10,11から図示されない分離機構により
1枚1枚分離され、紙幣搬送路2により紙幣鑑別部3へ
搬送される。紙幣鑑別部3では、金種、真偽、正損、枚
数等必要な鑑別を行い、正常と判定された紙幣は紙幣搬
送路4より紙幣カセット12の押板15上部に集積収納
され、異常と判定された紙幣は紙幣搬送路4よりリジェ
クトボックス17に搬送、集積される。また、装置内の
紙幣の在高を確定するための紙幣精査動作(精査処理)
は、リサイクルボックス9,10,11の紙幣を、紙幣
鑑別部3を通しながら順次紙幣を移動させ計数し、リサ
イクルボックス内の紙幣の在高を確定することにより可
能となっている。これら各処理(入金処理、出金処理
等)は、紙幣を取り扱う処理のため、全体を合わせて紙
幣取扱処理という。以上のように様々なボックスから紙
幣を分離、搬送し、集積する紙幣取引装置において、入
金取引回数や出金取引回数などの各動作の取引回数、各
ボックスからの紙幣分離枚数や紙幣の集積枚数、各取引
で発生した異常紙幣の異常要因や異常紙幣枚数などの情
報は、紙幣取引装置の保守を行う上で、重要な保守・運
用情報となる。例えば、各ボックスからの紙幣分離枚数
から、各ボックスの分離機構の使用頻度を知ることがで
きるので、部品の交換時期等の目安にすることができ
る。このため、紙幣取引装置ではこのような保守・運用
情報を各取引終了時に主制御部21内のメモリ22に記
録する。図1に、公衆回線を用いて、紙幣取引装置の保
守・運用情報を保守センタで取得するシステムの構成を
示す。図1において、24はATM、25はATM24
内に搭載されている紙幣取引装置、20は紙幣取引装置
25に取り付けられた無線の公衆網端末(以下公衆網端
末と称す)、21は紙幣取引装置25全体の制御を行う
主制御部、22は紙幣取引装置25のメモリ、26は公
衆回線、28は紙幣取引装置の保守・運用状況を監視す
る紙幣取引装置監視システム、29は紙幣取引装置監視
システム28が設置されている保守センタである。次
に、図1を用いて、紙幣取引装置の保守・運用情報を紙
幣取引装置内部のメモリに記憶し、公衆網を利用して紙
幣取引装置から直接保守・運用情報を取得するシステム
を詳細に説明する。保守センタ29から紙幣取引装置2
5のメモリ22に記憶されている保守・運用情報の出力
要求を行う場合、紙幣取引装置監視システム28に接続
した公衆網端末27を公衆回線26を介して、紙幣取引
装置25に接続した公衆網端末20と接続することによ
り、公衆回線26を使用して紙幣取引装置監視システム
28と紙幣取引装置25の回線を接続することができ
る。このように、紙幣取引装置監視システム28と紙幣
取引装置25の回線を接続した状態で、紙幣取引装置監
視システム28から出力要求を送信すると、出力要求は
公衆回線26を介して紙幣取引装置25の主制御部21
へ送信される。主制御部21は出力要求を受信すると、
メモリ22に記憶している保守・運用情報を公衆回線2
6を介して紙幣取引装置監視システム28に報告する。
紙幣取引装置監視システム28に保守・運用情報を報告
した後はメモリ22をクリアする。また、紙幣取引装置
25の部品の定期点検時期等を保守センタ29に連絡す
るために、紙幣取引装置25から保守センタ29にアラ
ームを出す場合、紙幣取引装置25に接続した公衆網端
末20を用いて紙幣取引装置監視システム28に接続し
た公衆網端末27を接続することにより、公衆回線26
を使用して紙幣取引装置25と紙幣取引装置監視システ
ム28の回線を接続することができる。このように、紙
幣取引装置25と紙幣取引装置監視システム28の回線
を接続した状態で、紙幣取引装置25の主制御部21か
らアラームを送信すると、公衆回線26を介して紙幣取
引装置監視システム28へアラームが送信される。紙幣
取引装置監視システム28は紙幣取引装置25のアラー
ムを受信すると、紙幣取引装置25へ出力要求を送信す
る。紙幣取引装置監視システム28から送信された出力
要求は公衆回線26を介して紙幣取引装置25の主制御
部21へ送信される。主制御部21は出力要求を受信す
ると、メモリ22に記憶している保守・運用情報を公衆
回線26を介して紙幣取引装置監視システム28に報告
(通知処理)し、メモリ22をクリアする。これによ
り、保守センタ29では紙幣取引装置25のアラーム情
報の詳細をこの保守・運用情報から知ることが可能であ
る。また、紙幣取引装置25の部品の定期点検時期だけ
でなく、紙幣取引装置25動作中に障害が発生した場合
も同様に、紙幣取引装置25から保守センタ29にアラ
ームを出して障害が発生したことを瞬時に保守センタ2
9に連絡することが可能である。さらに、紙幣取引装置
25の稼働状況を主制御部21で分析し、リトライ等で
障害の発生は救われているが調子の悪い部位を分析し、
障害が発生する前に保守センタ29へアラームを上げる
予防保守を行うことも可能である。また、紙幣取引装置
25の保守・運用情報を紙幣取引装置監視システム28
に吸い上げたら、紙幣取引装置25のメモリ22に記憶
してた保守・運用情報をクリアするようにしているの
で、メモリ22の容量が足りなくなりそうな場合にも紙
幣取引装置25から保守センタ29にアラームを出し
て、紙幣取引装置25の保守・運用情報を紙幣取引装置
監視システム28に吸い上げるようにすれば、メモリ2
2の容量が足りなくなり、保守・運用情報が取得できな
くなることも防ぐことができる。次に、紙幣取引装置2
5の具体的制御方法を保守センタ29から紙幣取引装置
25のメモリ22に記憶されている保守・運用情報の出
力要求があった場合を例に図3を用いて説明する。な
お、図示する31はATM全体、即ち、前述した通帳ユ
ニット、カードユニット、紙幣取引装置25(簡単に紙
幣ユニットともいう)等を含めた各ユニットを管理、制
御する全体制御部である。保守センタでは、紙幣取引装
置25の保守・運用情報を吸い上げるために、紙幣取引
装置監視システム28に接続した公衆網端末27から紙
幣取引装置25の公衆網端末20に接続要求を発行す
る。回線制御部33は接続要求を受け、公衆網端末20
と公衆網端末27を公衆回線26を介して接続する。回
線を接続した状態で、回線制御部33は紙幣取引装置監
視システム28からの出力要求を受信する。出力要求を
受信した回線制御部33は、主制御部21に保守・運用
情報取得要求を発行する。主制御部21は回線制御部3
3に保守・運用情報を取得させても良い状態ならば、回
線制御部33に取得許可を出す。主制御部21からの取
得許可を確認すると、回線制御部33はメモリ22の保
守・運用情報を回線制御部33内のメモリ34に書き込
む。メモリ34への書き込みが終了したら、主制御部2
1はメモリ22に記憶している保守・運用情報をクリア
する。回線制御部33は記憶した保守・運用情報を公衆
回線26を介して紙幣取引装置監視システム28に報告
する。以上のように制御して、紙幣取引装置25の保守
・運用情報を保守センタ29に報告することができる。
次に、紙幣取引装置監視システム28の出力要求とAT
M24の本体制御部31の動作指示が重なった場合の制
御について説明する。紙幣取引装置25の主制御部21
は本体制御部31から出金の動作指示を受けると、出金
動作を行うように機構部32を制御する。主制御部21
が出金の処理を行い始めた後に、紙幣取引装置監視シス
テム28に接続した公衆網端末27から紙幣取引装置2
5の公衆網端末20に接続要求が発行された場合、回線
制御部33は接続要求を受け、公衆網端末20と公衆網
端末27を公衆回線26を介して接続する。回線を接続
した状態で、回線制御部33は紙幣取引装置監視システ
ム28からの出力要求を受信する。出力要求を受信した
回線制御部33は、主制御部21に保守・運用情報取得
要求を発行する。主制御部21は出金処理が終わるま
で、回線制御部33の取得要求を受け付けず、出金動作
を行うように機構部32を制御し、出金動作が終了した
ら、主制御部21はメモリ22に内部情報、保守情報等
の情報を記憶させ、本体制御部31に出金動作の終了を
報告する。主制御部21は出金の処理が終了したら、回
線制御部33に取得許可を出す。主制御部21からの取
得許可を確認すると、回線制御部33はメモリ22の保
守・運用情報を回線制御部33内のメモリ34に書き込
む。メモリ34への書き込みが終了したら、主制御部2
1はメモリ22に記憶している保守・運用情報をクリア
する。回線制御部33は記憶した保守・運用情報を公衆
回線26を介して紙幣取引装置監視システム28に報告
する。また、保守センタ29から出力要求があり、紙幣
取引装置監視システム28と回線制御部33との回線を
接続している時に本体制御部31から主制御部21に紙
幣取引装置25の出金動作指示が送信された場合は、回
線制御部33のメモリ34への保守・運用情報の書き込
みは瞬時に終了するので、主制御部21は本体制御部3
1からの動作指示を一旦受信しておき、回線制御部33
のメモリ34への保守・運用情報の書き込みが終了し、
メモリ22に記憶している保守・運用情報をクリアして
から、本体制御部31の指示に従って出金動作を行うよ
うに機構部32を制御する。回線制御部33は主制御部
21が出金の処理を行っている間でも関係なく、メモリ
に34に書き込んだ保守・運用情報を公衆回線26を介
して紙幣取引装置監視システム28に報告する。このよ
うに制御すれば、入金処理によるATM24の通常動作
に影響を与えることなく、紙幣取引装置監視システム2
8からの出力要求に応じることができる。なお、この図
3の説明では、入金処理と監視システム28からの要求
とが重複した場合について詳細に説明したが、前述した
出金処理、装填処理、回収処理、精査処理(図2参照)
とこの監視システム28からの処理とが重なった場合
も、前述の図3で示した本体制御部31と主制御部21
による管理を行うことで、確実なATMの運用が可能と
なる。以上のように、公衆回線26を使用してATM2
4を構成するユニットである紙幣取引装置25の保守・
運用情報やアラームを保守センタ29と送受信可能なシ
ステムを構築することにより、ATM24がどんなに遠
距離に設置されていても公衆回線26がつながっている
範囲ならば、紙幣取引装置25の保守・運用情報やアラ
ームを瞬時に取得することが可能となり、保守対応が迅
速になる。また、上記のシステムを使用して、上述した
例以外の使用方法としては、紙幣取引装置25の制御プ
ログラムのバージョンアップを行う場合、保守センタ2
9と紙幣取引装置25の回線を接続して制御プログラム
のダウンロードを行うことも可能である。その他、紙幣
取引装置25に異常等が発生した場合に一部機能を縮退
して運用するような運用形態の変更も可能である。例え
ば、図2に示す紙幣取引装置25のリサイクルボックス
9の障害が発生し、紙幣取引装置25から保守センタ2
9へ障害のアラームが上がってきた場合、保守センタ2
9から紙幣取引装置25へリサイクルボックス9を使用
しない縮退運用に切り替える指示を出して紙幣取引装置
25の稼働状態を変更することも可能である。また、上
記実施例のように、無線の公衆網端末を使用すれば紙幣
取引装置25と保守センタ29を無線でつなぐことがで
きるため、紙幣取引装置25を他のATM製品に使用す
る場合でも、紙幣取引装置25を搭載するそのATM装
置側には紙幣取引装置25の保守用の機能を特に装備す
る必要が無く、最適な管理が可能となる。また、上記実
施例では無線の公衆網端末を用いているが、無線の公衆
網端末の替わりに有線の公衆網回線を使用することも可
能である。さらに、上記実施例では、紙幣取引装置25
で異常が発生した場合、主制御部21が制御して保守セ
ンタ29へのアラームを上げているが、保守員が公衆網
端末20をマニュアルで操作して保守センタ29へアラ
ームを上げることも可能である。
【発明の効果】本発明を利用すれば、ATMとして管理
していたユニットの保守・運用情報をATM内の各ユニ
ット毎で管理することにより、OEM等により他社AT
M等に紙幣取引装置等のユニットを搭載された場合で
も、他社ATM等に搭載されたユニット単独で保守・運
用情報を採取することが可能となる。また、公衆回線を
利用することにより、取得した保守・運用情報を簡単に
且つ瞬時に遠距離にある保守センタに吸い上げることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】現金自動取引装置と保守センタの構成を示す図
である。
【図2】ATMの紙幣取引装置の構成を示す図である。
【図3】紙幣取引装置の内部ブロック図を示し、回線制
御方法を説明する図である。
【符号の説明】
1:入出金口、2,4,6,7:紙幣搬送路、3:紙幣
鑑別部、5:一時集積機構、9,10,11:リサイク
ルボックス、12:紙幣カセット、13:セパレータ、
15:押板、16:紙幣カセットの紙幣、17:リジェ
クトスタッカ、18:装填リジェクトスタック部、2
0、27:無線の公衆網端末、21:主制御部、22:
メモリ、24:ATM、25:紙幣取引装置、26:公
衆回線、28:紙幣取引装置監視システム、29:保守
センタ、31:本体制御部、32:機構部、33:回線
制御部、34:メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタから監視され、所望の取引を行う現
    金自動取引装置において、 紙幣を入出金する入出金部と、紙幣を鑑別する鑑別部
    と、紙幣を収納する収納部とを有し、前記入出金部より
    入金され、前記鑑別部で鑑別した紙幣を前記収納部に収
    納する入金処理を含む紙幣を取り扱う紙幣取扱処理を行
    う紙幣取引部と、 該紙幣取引部を含む複数のユニットを制御する全体制御
    部とを設け、 前記紙幣取引部は、該紙幣取引部の前記各部を制御する
    主制御部と、前記各部の運用情報又は障害情報を記憶す
    る記憶部とを有し、 前記本体制御部による前記紙幣取引部への前記紙幣取扱
    処理と、前記紙幣取引部の前記主制御部によって前記記
    憶部に記憶された前記運用情報又は障害情報を前記セン
    タに通知する通知処理とが重複したとき、前記本体制御
    部又は主制御部は、どちらか一方の前記紙幣取扱処理又
    は通知処理を行うことを特徴とする現金自動取引装置。
  2. 【請求項2】センタから監視され、所望の取引を行う現
    金自動取引装置において、 紙幣を入出金する入出金部と、紙幣を鑑別する鑑別部
    と、紙幣を収納する収納部とを有し、前記入出金部より
    入金され、前記鑑別部で鑑別した紙幣を前記収納部に収
    納する入金処理を含む紙幣を取り扱う紙幣取扱処理を行
    う紙幣取引部と、 該紙幣取引部を含む複数のユニットを制御する全体制御
    部とを設け、 前記紙幣取引部は、該紙幣取引部の前記各部を制御する
    主制御部を有し、 前記本体制御部による前記紙幣取引部への前記紙幣取扱
    処理と、前記センタからの指示による前記主制御部のプ
    ログラムの更新処理とが重複したとき、前記本体制御部
    又は主制御部は、どちらか一方の前記紙幣取扱処理又は
    更新処理を行うことを特徴とする現金自動取引装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の現金自動取引装置におい
    て、前記紙幣取扱処理中に前記通知処理が行われると
    き、前記主制御部は、前記紙幣取扱処理が終了するまで
    前記運用情報又は障害情報を前記記憶部に記憶してお
    き、該紙幣取扱処理が終了したとき前記記憶部に記憶さ
    れた前記運用情報又は障害情報を前記センタに通知する
    ことを特徴とする現金自動取引装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の現金自動取引装置におい
    て、前記通知処理中に前記紙幣取扱処理が行われると
    き、前記全体制御部は、該通知処理が終了したとき、前
    記紙幣取扱処理を行うことを特徴とする現金自動取引装
    置。
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Cited By (3)

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US6918536B2 (en) 2002-07-25 2005-07-19 Hitachi, Ltd. Monitoring system for automated teller machine and monitoring apparatus for automated teller machine
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