JPH11219347A - 集計処理方法、及び、集計処理装置、会計処理装置、並びに、それをコンピュータで実現する手段が記録された記録媒体 - Google Patents

集計処理方法、及び、集計処理装置、会計処理装置、並びに、それをコンピュータで実現する手段が記録された記録媒体

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JPH11219347A
JPH11219347A JP1964598A JP1964598A JPH11219347A JP H11219347 A JPH11219347 A JP H11219347A JP 1964598 A JP1964598 A JP 1964598A JP 1964598 A JP1964598 A JP 1964598A JP H11219347 A JPH11219347 A JP H11219347A
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Hiroe Horiuchi
広江 堀内
Hisashi Nakamura
尚志 中村
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の組をまとめて集計する集計処理方法、
及び、集計処理装置、会計処理装置、並びに、それをコ
ンピュータで実現する手段が記録された記録媒体に関
し、小型画面表示装置であっても簡単に別々の集計結果
を組として扱える集計処理方法、及び、集計処理装置、
会計処理装置、並びに、それをコンピュータで実現する
手段が記録された記録媒体を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 組まとめ集計処理を行う場合には、個別
の集計毎に組まとめ集計処理宣言を行うことにより、組
まとめ集計処理を行う個別集計を判定し、個別集計終了
後、組まとめ集計処理が設定された個別集計に対して組
まとめ集計処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は集計処理方法、及
び、集計処理装置、会計処理装置、並びに、それをコン
ピュータで実現する手段が記録された記録媒体に係り、
特に、複数の組をまとめて集計する集計処理方法、及
び、集計処理装置、並びに、それをコンピュータで実現
する手段が記録された記録媒体に関する。
【0002】近年、産業の発展に伴い、生活が向上して
おり、外食する機会も多くなってきている。このため、
至るところで、たくさんの客が入っている飲食店が見ら
れるようになっている。
【0003】
【従来の技術】飲食店で、例えば、1組3人の客A、
B、Cがそれぞれ、コーヒーとケーキ、紅茶とゼリー、
紅茶を注文したとする。ここで、3人の客A、B、C
は、個別に支払いを行うものとする。ここで、近年では
大きな表示画面を持つPOS端末装置が広く使用される
ようになって来ている。このような装置を使用する場
合、1組3人の客A、B、Cが注文した1つのコーヒ
ー、1つのケーキ、1つのゼリー、2つの紅茶を全ての
注文品を一旦入力する。そして、入力された全注文品を
表示画面上に一覧表示する。ここで、個別の客の支払い
処理を行う場合には、表示画面上に一覧表示された注文
品の中から、それぞれ、客が支払うべき注文品を選択し
て、支払いを行う。
【0004】例えば、上記の例では、客Aが支払いを行
う場合には、支払い後、あるいは、注文品を選択する際
に、客Aが注文したコーヒーとケーキを表示画面から消
去、あるいは、表示形態を変更して、これたの注文品に
ついては支払いが終了したことがわかるようにする。次
に、客Bが支払いをする際には、客Bが注文した紅茶と
ゼリーを選択し、表示形態を変更する。続いて、客Cが
支払いをする際には、客Cが注文した紅茶を選択し、表
示形態を変更する。このような処理を行うことで、各人
毎の支払い処理を行うとともに、未支払いの注文がない
かどうかを一目で確認できるようにしている。
【0005】表示画面に一覧表示された注文品の選択
は、キーボードや各種のポインティングデバイスを用い
て選択する方法と、表示画面上に設けられたタッチパネ
ルを用いて表示されている商品名等を手で触れることに
より選択する方法などが考えられる。しかし、上記の方
法は、大きな表示画面を持ったPOS端末装置について
は有効な方法であるが、このようなPOS端末装置は高
価であるため、このようなPOS端末装置を使用してい
ない店舗も多い。一般的な低価格のPOS端末装置の多
くは、表示画面が小型であり、表示桁数が1桁からせい
ぜい2桁しかない。このようなPOS端末装置は、表示
桁数が少ないため、多数の注文品を一括して画面上に表
示することはできないため、上記のような大表示画面を
持つPOS端末装置で行われていた精算処理を行うこと
はできない。
【0006】このような、表示画面が小さい一般的なP
OS端末装置の場合、店員は伝票を見ながら客A、B、
C毎に個別に精算を行う必要がある。つまり、まず、客
Aが注文したコーヒーとケーキをキーボード等から入力
して精算し、次に客Bが注文した紅茶とゼリーを入力し
て精算し、続いて、客Cが注文した紅茶を入力して精算
する、という手順が取られる。
【0007】ここで、大表示画面の装置が上位装置と接
続されたオンライン運用されたPOS端末装置の場合に
は、個別の取引と注文品とを対応付けて上位装置に登録
することが可能である。このようなシステムが用いられ
ているのであれば、精算を行う際に伝票番号などをPO
S端末装置から入力することによって、個別の注文品の
入力を行うことなく、注文品の一括表示を行うことがで
きる。
【0008】しかし、大画面を用いた装置であっても、
オフライン運用されているような装置を使用している場
合などで、伝票番号等の取引識別のための情報を入力し
ても対応する注文品に関する情報を読み出すことができ
ない場合には、各注文品を伝票などをもとにして1つず
つ手で入力する必要がある。ここで、全ての注文品を手
で入力すれば、全注文品を一覧表示することも可能であ
る。
【0009】ところが、一旦全ての注文品を手入力して
一覧表示した後、各人毎に注文品を選択して精算すると
いうのは、手間がかかってしまう。そのため、このよう
なケースでは、前述して小型表示画面を用いた装置と同
様に、客A、B、Cの各人毎に注文品を入力して精算す
る、という手順を取った方が、注文品の入力の手間など
を考慮すれば有利である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のPO
S装置では、個別に精算・集計したものは個別の組とし
て扱われていた。したがって、前述した注文品を一括し
て入力・表示し、その中から個人毎の注文品を選択して
精算していく方法では、客A、B、Cが一組の客として
取り扱われる。
【0011】しかし、小型表示画面を持つ装置のよう
に、各人毎に注文品を入力して精算するようなケースで
は、客A、B、Cが一組の客であるにもかかわらず、注
文品の入力、精算という一連の操作を一組の取引として
しか取り扱うことができなかった。例えば、上述したケ
ースの場合、客Aの注文品の入力、支払いを一組目の処
理、客Bの注文品の入力、支払いを二組目の処理、客C
の注文品の入力、支払いを三組目の処理として認識して
いた。
【0012】ここで、POS管理を行う上で、来店した
客層の分析を行うことが広く求められている。例えば、
来店者の性別、年齢層、人数などの情報が客層の情報と
して入力されるが、この他に一組の来店者が何人で来店
しているのか、といった情報が求められるケースがあ
る。特に、飲食店では、一組の客が何人で来店している
のかといった情報を分析して、メニューの内容やイス・
テーブル等の数を考える必要があった。
【0013】しかし、前述ように個別の支払い処理が行
われた場合、これを一組の客として扱ってしまうような
装置では、客A、B、Cが個別に支払いをしてしまう
と、本来一組の客として扱うべきであるにもかかわら
ず、三組の客として登録されてしまう。そのため、デー
タと実態とが対応せず正確な客層分析を行うことができ
なくなる等の問題点があった。
【0014】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、複数の客が個別に支払いを行ったとしても、これら
の客を一組の客として集計できるような集計処理方法及
び集計処理装置、会計処理装置、並びに、それをコンピ
ュータで実現する手段が記録された記録媒体を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、複
数の個別の集計処理を1組の集計処理としてまとめる集
計処理方法であって、前記個別に集計を入力を行う個別
集計入力手順と、前記個別集計入力手順で、個別に入力
された集計のそれぞれに対して前回入力された個別集計
入力と同一の組としてまとめて集計処理する組まとめ集
計処理宣言を行う組まとめ集計処理宣言手順と、前記組
まとめ集計処理宣言手順で組まとめ集計処理宣言が行わ
れた複数の個別集計処理を1組に集計する組まとめ集計
処理手順とを有することを特徴とする。
【0016】請求項1によれば、組まとめ集計処理宣言
を行うことにより個別の集計を1組の集計としてまとめ
ることができるので、後に集計を検討するときに、店舗
などでの集客の状態を正確に把握できる。請求項2は、
複数の個別の集計を1組にまとめて集計する集計処理方
法であって、前記複数の個別の集計を同一の組としてま
とめて集計処理する組まとめ集計処理宣言を行う組まと
め集計処理宣言手順と、前記個別の集計を行う集計処理
手順と、前記組まとめ集計処理宣言を解除する組まとめ
集計処理解除手順と、前記組まとめ集計処理宣言手順で
前記組まとめ集計処理宣言が行われてから、前記組まと
め集計処理解除手順で前記組まとめ集計処理宣言が解除
されるまでの間に前記個別集計処理手順で処理された個
別集計処理を1組に集計する組まとめ集計処理手順とを
有することを特徴とする。
【0017】請求項2によれば、組まとめ集計処理宣言
と組まとめ集計処理解除とにより組まとめ集計処理を制
御することにより、個別の集計毎に組まとめ宣言等の操
作を行う必要がないので、組まとめ集計処理の操作性を
向上させることができる。請求項3は、複数の個別の集
計処理を1組の集計処理としてまとめる集計処理方法で
あって、集計データを入力する入力手順と、前記入力手
順で入力された前記集計データを同一の組としてまとめ
て集計処理する組まとめ集計処理宣言を行う組まとめ集
計処理宣言手順と、前記入力手順で入力された集計デー
タに複数の個別の集計処理を行う個別集計処理手順と、
前記組まとめ集計処理宣言手順で宣言された組まとめ集
計処理宣言に応じて前記個別集計処理手順で処理された
前記複数の個別の集計を1組にまとめて集計する組まと
め集計処理手順とを有することを特徴とする。
【0018】請求項3によれば、集計データをまとめて
入力した後に、個別の集計を行うことができるととも
に、組まとめ集計処理宣言を行うことにより、個別の集
計を組まとめ集計処理でき、操作性を向上できる。請求
項4は、集計データを入力する入力手段と、該入力手段
により入力された集計データを個別の集計として処理す
る個別集計処理手段とを有する集計処理装置において、
前記個別集計処理手順で集計処理された個別の集計に対
して前回入力された個別集計入力と同一の組としてまと
めて集計処理する組まとめ集計処理を指示する組まとめ
集計処理指示手段と、前記個別集計処理手順で集計され
た前記個別集計のうち前記組まとめ集計処理指示手段で
組まとめ集計処理指示が行われた個別の集計を1組に集
計する組まとめ集計処理手段とを有することを特徴とす
る。
【0019】請求項4によれば、組まとめ集計処理宣言
を行うことにより個別の集計を1組の集計としてまとめ
ることができるので、後に集計を検討するときに、店舗
などでの集客の状態を正確に把握できる。請求項5は、
集計データを入力する入力手段と、該入力手段により入
力された集計データを個別の集計として処理する個別集
計処理手段とを有する集計処理装置において、前記個別
集計処理手順で集計処理された個別の集計を同一の組と
してまとめて集計処理する組まとめ集計処理を指示する
組まとめ集計処理指示手段と、前記組まとめ集計処理指
示を解除する組まとめ集計指示解除手段と、前記組まと
め集計処理指示手順により前記組まとめ集計処理指示が
行われてから、前記組まとめ集計処理解除手段により前
記組まとめ集計処理指示が解除されるまでの間に前記個
別集計処理手段で処理された個別集計を1組に集計する
組まとめ集計処理手段とを有することを特徴とする。
【0020】請求項5によれば、組まとめ集計処理宣言
と組まとめ集計処理解除とにより組まとめ集計処理を制
御することにより、個別の集計毎に組まとめ宣言等の操
作を行う必要がないので、組まとめ集計処理の操作性を
向上させることができる。請求項6は、入力手段により
入力された集計データを集計処理する集計処理装置にお
いて、前記個別集計処理手順で集計処理された個別の集
計を同一の組としてまとめて集計処理する組まとめ集計
処理を指示する組まとめ集計処理指示手段と、前記入力
手段により集計データをまとめて入力した後、前記組ま
とめ集計処理指示手段により前記組まとめ集計処理が指
示あったときには、前記入力手段により入力された前記
集計データが個別の複数の集計として処理された場合
に、前記複数の個別の集計を1組にまとめて集計する集
計処理手段とを有することを特徴とする。
【0021】請求項6によれば、集計データをまとめて
入力した後に、個別の集計を行うことができるととも
に、組まとめ集計処理宣言を行うことにより、個別の集
計を組まとめ集計処理でき、操作性を向上できる。請求
項7は、複数の個別の集計処理を1組の集計処理として
まとめる集計処理をコンピュータで実現するプログラム
が記録された記録媒体であって、前記個別に集計を入力
を行う個別集計入力手段と、前記個別集計入力手段で、
個別に入力された集計のそれぞれに対して前回入力され
た個別集計入力と同一の組としてまとめて集計処理する
組まとめ集計処理宣言を行う組まとめ集計処理宣言手段
と、前記組まとめ集計処理宣言手段で組まとめ集計処理
宣言が行われた複数の個別集計処理を1組に集計する組
まとめ集計処理手段とをコンピュータで実行させるプロ
グラムを記録してなる。
【0022】請求項7によれば、コンピュータによりプ
ログラムを実行することにより組まとめ集計処理宣言を
行うことにより個別の集計を1組の集計としてまとめる
ことができるので、後に集計を検討するときに、店舗な
どでの集客の状態を正確に把握できる。請求項8は、複
数の個別の集計処理を1組の集計処理としてまとめる集
計処理をコンピュータで実現するプログラムが記録され
た記録媒体であって、前記複数の個別の集計を同一の組
としてまとめて集計処理する組まとめ集計処理宣言を行
う組まとめ集計処理宣言手段と、前記個別の集計を行う
集計処理手段と、前記組まとめ集計処理宣言を解除する
組まとめ集計処理解除手段と、前記組まとめ集計処理宣
言手段で前記組まとめ集計処理宣言が行われてから、前
記組まとめ集計処理解除手段で前記組まとめ集計処理宣
言が解除されるまでの間に前記個別集計処理手段で処理
された個別集計処理を1組に集計する組まとめ集計処理
手段とをコンピュータで実行させるためのプログラムを
記録してなる。
【0023】請求項8によれば、プログラムをコンピュ
ータで実現することにより、集計データをまとめて入力
した後に、個別の集計を行うことができるとともに、組
まとめ集計処理宣言を行うことにより、個別の集計を組
まとめ集計処理でき、操作性を向上できる。請求項9
は、複数の個別の集計処理を1組の集計処理としてまと
める集計処理をコンピュータで実現するプログラムが記
録された記録媒体であって、集計データを入力する入力
手段と、前記入力手段で入力された前記集計データを同
一の組としてまとめて集計処理する組まとめ集計処理宣
言を行う組まとめ集計処理宣言手段と、前記入力手段で
入力された集計データに複数の個別の集計処理を行う個
別集計処理手段と、前記組まとめ集計処理宣言手段で宣
言された組まとめ集計処理宣言に応じて前記個別集計処
理手段で処理された前記複数の個別の集計を1組にまと
めて集計する組まとめ集計処理手段とをコンピュータで
実行させるためのプログラムを記録してなる。
【0024】請求項9によれば、プログラムをコンピュ
ータで実現することにより、集計データをまとめて入力
した後に、個別の集計を行うことができるとともに、組
まとめ集計処理宣言を行うことにより、個別の集計を組
まとめ集計処理でき、操作性を向上できる。請求項10
は、一取引の取引内容の入力を受け付ける入力手段と、
該入力手段により入力された入力内容に基づいて該当取
引の会計処理を行う処理手段とを有する会計処理装置に
おいて、複数の個人の取引の内容を一組の会計として会
計処理する指示を入力する組まとめ会計指示手段を有
し、前記会計処理手段は、前記組まとめ会計指示手段に
より組まとめ会計処理の指示が入力された場合に、前記
入力手段により入力された個人毎の取引の内容に基づい
て該当一組の会計処理を実行することを特徴とする。
【0025】請求項10によれば、組まとめ会計処理指
示手段により組まとめ会計処理の指示が行われた場合、
入力された個人毎の取引の内容に基づいて該当一組の会
計処理を実行することにより、複数の個人の会計を1組
の会計としてまとめることができるので、後に会計を検
討するときに、店舗などでの集客の状態を正確に把握で
きる。
【0026】請求項11は、請求項10において、前記
会計処理手段が、一取引の会計処理が行われる毎に組数
をカウントするカウント機能を備え、前記組まとめ会計
指示入力手段により組まとめ会計処理の指示が入力され
た場合に、前記一組の会計処理を完了するまで、該当一
組の会計処理中の各個人の取引の会計処理が完了しても
前記カウント機能の前記組数のカウントを行わないこと
を特徴とする。
【0027】請求項11によれば、組まとめ会計指示入
力手段により組まとめ会計処理の指示が入力された場合
に、一組の会計処理を完了するまで、該当一組の会計処
理中の各個人の取引の会計処理が完了してもカウント機
能の組数のカウントを行わないようにすることにより、
複数の個人の取引の会計処理が実行されても組としてカ
ウントされないので、複数の個人の会計を1組の会計と
してまとめることができるので、後に会計を検討すると
きに、店舗などでの集客の状態を正確に把握できる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例のブロッ
ク構成図、図2に本発明の一実施例の外観図を示す。本
実施例では、POS(Point Of Sales)システムの端末
装置1に本発明を適用した場合について説明する。な
お、本実施例は、請求項1、5、7の実施例に相当す
る。
【0029】本実施例のPOS端末装置1では、集計デ
ータはキーボード2から入力される。キーボード2は、
商品単価、預かり金などを入力するための入力キー2
a、小計の算出を指示する小計キー2b、合計の算出を
指示する合計キー2c、個別の小計を1つの組として集
計する組まとめ集計処理宣言キー2d、組まとめ集計処
理宣言を解除する組まとめ集計処理解除キー2eなどを
有する。
【0030】キーボード2から入力された集計データ
は、入力インタフェース3を介してRAM4に格納され
る。RAM4は、キーボード2から入力された集計デー
タを一時的に保持する。RAM4に一時保持された集計
データは、小計キー2b、合計キー2c等の操作に応じ
てCPU5により所定の処理が行われる。CPU5は、
HDD6からRAM4に展開された集計処理プログラム
により後述するような各種処理を実行する。
【0031】キーボード2から入力された集計データ
は、CPU5の処理により、表示コントローラ9に供給
される。表示コントローラ9は、CPU5の処理により
処理されたデータをディスプレイ10に表示する。ディ
スプレイ10は、2行、数十文字程度の比較的小さい表
示画面から構成されており、例えば、購入商品名、及
び、その商品の金額が入力順に表示されるとともに、支
払い金額などが表示される。ディスプレイ10には、組
まとめ集計処理の実行を示す組まとめ集計処理表示ラン
プ10aが設けられている。
【0032】組まとめ集計処理表示ランプ10aは、C
PU5の処理により点灯が制御され、組まとめ集計処理
宣言キー2dが押下されると、点灯し、組まとめ集計処
理解除キー2eが押下されると消灯される。また、CP
U5は、インタフェース7を介してプリンタ8に接続さ
れており、購入商品、小計、合計、支払い金額、釣り銭
などの情報がプリントアウトされる。
【0033】さらに、CPU5には、フロッピーディス
クドライブ(FDD)9が接続されている。フロッピー
ディスクドライブ11には、フロッピーディスク12が
挿入される。フロッピーディスクドライブ11は、必要
に応じてキーボード2を操作することによりHDD6に
保持された集計データをフロッピーディスク12に記録
する。
【0034】さらに、フロッピーディスクドライブ11
は、集計処理プログラムの更新時などに集計処理プログ
ラムをフロッピーディスク12からHDD6にインスト
ールする場合等に用いられる。なお、ROM13には、
起動用ソフト、初期設定値などが記録されており、電源
投入時等に読み出され、装置を初期化する。
【0035】次に、集計処理プログラムによる集計処理
について説明する。図3に本発明の第1実施例の集計処
理の処理フローチャートを示す。集計処理では、まず、
組まとめ集計処理宣言キー2dが押下されたか否かが判
定される(ステップS1−1)。ステップS1−1で、
組まとめ集計処理宣言キー2dが押下されると、次に、
組まとめ集計処理表示ランプ10aが点灯され、組まと
め集計処理宣言中であることを表示する(ステップS1
−2)。なお、組まとめ集計処理を宣言中である旨の表
示は、表示ランプ10aに限られるものではなく、例え
ば、ディスプレイ10に表示する文字などを通常表示時
とは反転させることにより、通常の個別集計処理と組ま
とめ集計処理とが認識できるようにしてもよい。
【0036】次に、ステップS1−2で、組まとめ集計
処理表示ランプ10aが点灯されると、注文品などの入
力が行われる(ステップS1−3)。ステップS1−3
での注文品の入力は、例えば、入力キー2aにより行わ
れる。なお、バーコードリーダを有する場合には、バー
コードリーダにより入力を行ってもよい。ステップS1
−3で、注文品の入力が行われると、入力された注文品
名とその単価がディスプレイ10に表示される(ステッ
プS1−4)。
【0037】さらに、注文品がある場合には、ステップ
S1−3、S1−4が繰り返えされる。このとき、今回
入力された商品名及び単価がディスプレイ10の上段又
は下段に表示される。ディスプレイ10は、2段表示で
あり、小さい画面構成であるので、前回入力された商品
名及び単価は、ディスプレイ10に今回入力された商品
が上段に表示されれば、下段に移動し、ディスプレイ1
0に今回入力された商品が下段に表示されれば、上段に
移動する。また、前々回入力された商品は、画面から消
去される。
【0038】ステップS1−3、S1−4で注文品が入
力された後、合計キー2cが押下されると(ステップS
1−5)、個別の集計が終了したものと判定し、それま
でに入力された注文品の単価が合計され、合計額が集計
される(ステップS1−6)。ステップS1−6で、個
別の注文品の合計額が集計されると、客数の情報を「+
1」にセットするとともに、組数の情報を「±0」にセ
ットし、ステップS1−6で集計された合計額とともに
集計結果として、ハードディスクドライブ6に記憶され
る(ステップS1−7)。なお、組数「±0」は、前回
個別集計結果と同じ組であることを示す。
【0039】次に、注文品及びその単価と、それらの合
計額がレシートとして、プリンタ8から発行され(ステ
ップS1−8)、集計処理は処理が終了する。なお、ス
テップS1−1で、組まとめ集計処理宣言キー2dが押
下されない場合には、組まとめ集計処理宣言表示ランプ
10aは消灯されたままで、通常の表示が続行される
(ステップS1−9)。
【0040】次に、注文品などの入力が、例えば、入力
キー2a、バーコードリーダ等により行われると(ステ
ップS1−10)、入力された注文品名とその単価がデ
ィスプレイ10に表示される(ステップS1−11)。
さらに、注文品がある場合には、ステップS1−10、
S1−11が繰り返えされる。このとき、注文品の表示
は、組まとめ処理時と同様で、今回入力された商品名及
び単価がディスプレイ10の上段又は下段に表示され、
前回入力された商品名及び単価は、ディスプレイ10に
今回入力された商品が上段に表示されれば、下段に移動
し、ディスプレイ10に今回入力された商品が下段に表
示されれば、上段に移動し、前々回入力された商品は、
画面から消去されるような表示が行われる。
【0041】ステップS1−10、S1−11で注文品
が入力された後、合計キー2cが押下されると(ステッ
プS1−12)、個別の集計が終了したものと判定し、
それまでに入力された注文品の単価が合計され、合計額
が集計される(ステップS1−13)。ステップS1−
13で、個別の注文品の合計額が集計されると、客数の
情報を「+1」にセットするとともに、組数の情報を
「+1」にセットし、ステップS1−13で集計された
合計額とともに集計結果として、ハードディスクドライ
ブ6に記憶される(ステップS1−7)。なお、組数
「+1」は、前回の個別情報とな異なる組であることを
示す。
【0042】以上のような集計処理を行うことにより、
ハードディスクドライブ6に記録された集計結果の組数
から個別集計結果が属する組を判別できる。図4に本発
明の第1実施例の集計処理の動作説明図を示す。ここで
は、1組3人の客A、B、Cを組まとめ集計する場合に
ついて説明する。
【0043】まず、客Aについては、組まとめ集計処理
宣言は行わない。組まとめ集計処理宣言を行わないこと
により、図3のステップS1−9〜S1−14、S1−
8が実行され、通常の個別集計処理が行われる。よっ
て、組数が「+1」、すなわち、前回個別集計結果と
は、異なる組であることを示す組数が設定された集計結
果aが得られる。
【0044】次に、客Aと同一の組である客Bの注文品
を集計する場合には、組まとめ集計処理宣言を行う。組
まとめ集計処理宣言を行うことにより、図3のステップ
S1−2〜S1−8が実行され、組まとめ集計処理が行
われる。この組まとめ集計処理よって、組数が「±
0」、すなわち、前回個別集計結果と同一の組であるこ
とを示す組数が設定された集計結果bが得られる。
【0045】次に、客A、Bと同一の組である客Cの注
文品を集計する場合には、客Bと同様に組まとめ集計処
理宣言を行う。組まとめ集計処理宣言を行うことによ
り、客Bと同様に図3のステップS1−2〜S1−8が
実行され、組まとめ集計処理が行われる。この組まとめ
集計処理よって、組数が「±0」、すなわち、前回個別
集計結果と同一の組であることを示す組数が設定された
集計結果cが得られる。
【0046】なお、本実施例では、個別の集計毎に組ま
とめ集計処理宣言を行うことにより個別集計結果の組の
判別を可能としたが、組毎に組まとめ集計処理宣言及び
解除を行うことにより組まとめを実現することもでき
る。次に、組毎に組まとめ集計処理宣言及び解除を行う
ことにより組まとめを実現する方法について説明する。
【0047】図5に本発明の第2実施例の集計処理の処
理フローチャートを示す。なお、本実施例の構成は、図
1、図2に示される第1実施例の構成と同一であるので
その説明は省略する。本実施例は、請求項2、5、8の
実施例に相当する。本実施例の集計処理では、まず、組
まとめ集計処理宣言キー2dが押下されたか否かが判定
される(ステップS2−1)。ステップS2−1で、組
まとめ集計処理宣言キー2dが押下されると、次に、組
まとめ集計処理表示ランプ10aが点灯され、組まとめ
集計処理宣言中であることが表示されるとともに、同一
組であることを示す組数「+1」がセットされる(ステ
ップS2−2、S2−3)。なお、組まとめ集計処理を
宣言中である旨の表示は、第1実施例と同様に表示ラン
プ10aに限られるものではなく、例えば、ディスプレ
イ10に表示する文字などを通常表示時とは反転させる
ことにより、通常の個別集計処理と組まとめ集計処理と
が認識できるようにしてもよい。
【0048】ステップS2−3で、組数「+1」がセッ
トされると、次に、注文品などの入力が行われる(ステ
ップS2−4)。ステップS2−4での注文品の入力
は、第1実施例と同様に、入力キー2a、又は、バーコ
ードリーダにより行われる。ステップS2−4で、注文
品の入力が行われると、入力された注文品名とその単価
がディスプレイ10に表示される(ステップS2−
5)。
【0049】さらに、注文品がある場合には、ステップ
S2−4、S2−5が繰り返えされる。このとき、注文
品の表示は、第1実施例と同様で、今回入力された商品
名及び単価がディスプレイ10の上段又は下段に表示さ
れ、前回入力された商品名及び単価は、ディスプレイ1
0に今回入力された商品が上段に表示されれば、下段に
移動し、ディスプレイ10に今回入力された商品が下段
に表示されれば、上段に移動し、前々回入力された商品
は、画面から消去されるような表示が行われる。
【0050】ステップS2−4、S2−5で注文品が入
力された後、合計キー2cが押下されると(ステップS
2−6)、個別の集計が終了したものと判定し、それま
でに入力された注文品の単価が合計され、合計額が集計
される(ステップS2−7)。ステップS2−7で、個
別の注文品の合計額が集計されると、客数の情報を「+
1」にセットするとともに、組数の情報を「±0」にセ
ットし、ステップS2−7で集計された合計額とともに
集計結果として、ハードディスクドライブ6に記憶され
る(ステップS2−8)。
【0051】次に、注文品及びその単価と、それらの合
計額がレシートとして、プリンタ8から発行され(ステ
ップS2−9)、個別の集計処理が終了する。ここで、
組まとめ集計処理宣言解除キー6eの状態が参照される
(ステップS2−10)。ステップS2−10で、組ま
とめ集計処理宣言解除キー2eが押下されない場合に
は、ステップS2−4〜S2−9が繰り返される。
【0052】なお、ステップS2−10で、組まとめ集
計処理宣言キー2dが押下された場合には、組まとめ集
計処理宣言表示ランプ10aは消灯され(ステップS2
−11)、1つの組の集計処理が終了する。なお、ステ
ップS2−1で、組まとめ集計処理宣言が行われない場
合には、常の表示が続行される(ステップS2−1
2)。
【0053】次に、注文品などの入力が、例えば、入力
キー2a、バーコードリーダ等により行われると(ステ
ップS2−13)、入力された注文品名とその単価がデ
ィスプレイ10に表示される(ステップS2−14)。
さらに、注文品がある場合には、ステップS2−13、
S2−14が繰り返えされる。このとき、注文品の表示
は、組まとめ処理時と同様で、今回入力された商品名及
び単価がディスプレイ10の上段又は下段に表示され、
前回入力された商品名及び単価は、ディスプレイ10に
今回入力された商品が上段に表示されれば、下段に移動
し、ディスプレイ10に今回入力された商品が下段に表
示されれば、上段に移動し、前々回入力された商品は、
画面から消去されるような表示が行われる。
【0054】ステップS2−13、S2−14で注文品
が入力された後、合計キー2cが押下されると(ステッ
プS2−15)、個別の集計が終了したものと判定し、
それまでに入力された注文品の単価が合計され、合計額
が集計される(ステップS2−16)。ステップS2−
16で、個別の注文品の合計額が集計されると、客数の
情報を「+1」にセットするとともに、組数の情報を
「+1」にセットし、個別の組として設定され、ステッ
プS2−16で集計された合計額とともに集計結果とし
て、ハードディスクドライブ6に記憶され、レシートが
発行される(ステップS2−17、S2−18)。
【0055】以上のような集計処理を行うことにより、
ハードディスクドライブ6に記録された集計結果の組数
から個別集計結果が属する組を判別できる。図6に本発
明の第2実施例の集計処理の動作説明図を示す。ここで
は、第1実施例と同様に、1組3人の客A、B、Cを組
まとめ集計する場合について説明する。
【0056】本実施例では、組まとめ集計処理宣言キー
2dが押下され、組まとめ集計処理が宣言されると、以
下に入力される個別集計結果の先頭に組数「+1」が設
定される。以下、客A、B、Cについて、図5のステッ
プS2−3〜S2−10が繰り返され、組数が「±0」
が設定された集計結果a、b、cが得られる。
【0057】最後に、組まとめ集計処理宣言解除キー6
eが押下されると、組まとめ集計処理が解除される。以
上本実施例によれば、組まとめ集計処理宣言を最初に1
回だけ行い、最後に、組まとめ集計処理解除を行うだけ
で、組まとめ集計処理を実現できるので、操作性を向上
できる。
【0058】なお、本実施例では、データの入力前に組
まとめ集計処理宣言を行ったが、データを入力した後
で、個別に集計を行うような場合でも、組まとめ集計処
理を行えるようにすることもできる。次に、データの入
力前に組まとめ集計処理宣言を行ったが、データを入力
した後で、個別に集計を行うような場合でも、組まとめ
集計処理を行う場合について説明する。
【0059】図7に本発明の第3実施例の集計処理の処
理フローチャートを示す。なお、本実施例の構成は、図
1、図2に示す第1実施例のものと同一であるので、そ
の説明は省略する。本実施例は、請求項3、6、9の実
施例に相当する。本実施例の集計処理では、まず、1組
の客数「N」が入力される(ステップS3−1)。次に
注文品をキーボード6又はバーコードリーダ(図示せ
ず)により順次入力される(ステップS3−2)。
【0060】ステップS3−2で入力された注文品の品
名及び単価が、第1、第2実施例と同様にディスプレイ
10に表示される(ステップS3−3)。次に、合計キ
ー2cが押下されると、ステップS3−2、S3−3で
入力された注文品の合計金額が集計される(ステップS
3−5)。次に、ステップS3−1で設定された客数
「N」、組数「+1」がステップS3−5で集計された
合計金額とともに、集計結果としてハードディスクドラ
イブ6に記憶される(ステップS3−6)。
【0061】ここで、客から個別の集計が要求された場
合には、操作者は組まとめ集計処理宣言キー2dを押下
する。組まとめ集計処理宣言キー2dが押下されると
(ステップS3−7)、第1、第2実施例と同様に、組
まとめ集計処理表示ランプ10aが点灯される(ステッ
プS3−8)。次に、ステップS3−2、S3−3、S
3−4で入力された注文品から個別の注文品を選択し
て、集計を行い、レシートを発行する(ステップS3−
9、S3−10、S3−11)。上記ステップS3−9
〜S3−11を組まとめ集計処理解除キー2eが操作さ
れるまで実行する(ステップS3−12)。
【0062】ステップS3−12で、組まとめ集計処理
が解除されると、組まとめ集計処理表示ランプ10aが
消灯される(ステップS3−13)。以上により、個別
の集計結果のレシートが発行される。また、ステップS
3−7で、組まとめ集計処理宣言キー2dが押下されな
い場合には、個別の集計結果のレシートを発行する必要
はないと判断して、ステップS3−5で集計された集計
結果を発行する(ステップS3−14)。
【0063】以上により組全体でのレシートが発行され
る。このとき、ステップS3−1〜S3−4で入力され
た注文品などのデータは、ステップS3−6で、1つの
組として集計され、ハードディスクドライブ6に記憶さ
れる。図8に本発明の第3実施例の集計処理の動作説明
図を示す。
【0064】ここでは、第1、第2実施例と同様に、1
組3人の客A、B、Cを組まとめ集計する場合について
説明する。本実施例では、図7に示すステップS3−1
〜S3−6の処理により客数Nの注文品が1つの組とし
て入力され、集計されるとともに、内部に組の集計結果
abcとして記憶される。
【0065】集計後、組まとめ集計処理宣言キー2dが
押下され、組まとめ集計処理が宣言されると、客A、
B、Cについて、図7のステップS3−8〜S3−12
の処理が繰り返され、各客A、B、Cの個別の集計結果
a、b、cを得て、レシートとして発行する。最後に、
組まとめ集計処理宣言解除キー2eが押下されると、組
まとめ集計処理が解除される。
【0066】以上本実施例によれば、1つの組として集
計した後に、個別の集計を要求されても、複雑な操作な
しに、個別にレシートを発行し得る。
【0067】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、組まとめ集計処理宣言を行うことにより個別の集計
を1組の集計としてまとめることができるので、後に集
計を検討するときに、店舗などでの集客の状態を正確に
把握できる等の特長を有する。請求項2によれば、組ま
とめ集計処理宣言と組まとめ集計処理解除とにより組ま
とめ集計処理を制御することにより、個別の集計毎に組
まとめ宣言等の操作を行う必要がないので、組まとめ集
計処理の操作性を向上させることができる等の特長を有
する。
【0068】請求項3によれば、集計データをまとめて
入力した後に、個別の集計を行うことができるととも
に、組まとめ集計処理宣言を行うことにより、個別の集
計を組まとめ集計処理でき、操作性を向上できる等の特
長を有する。請求項4によれば、組まとめ集計処理宣言
を行うことにより個別の集計を1組の集計としてまとめ
ることができるので、後に集計を検討するときに、店舗
などでの集客の状態を正確に把握できる等の特長を有す
る。
【0069】請求項5によれば、組まとめ集計処理宣言
と組まとめ集計処理解除とにより組まとめ集計処理を制
御することにより、個別の集計毎に組まとめ宣言等の操
作を行う必要がないので、組まとめ集計処理の操作性を
向上させることができる等の特長を有する。請求項6に
よれば、集計データをまとめて入力した後に、個別の集
計を行うことができるとともに、組まとめ集計処理宣言
を行うことにより、個別の集計を組まとめ集計処理で
き、操作性を向上できる等の特長を有する。
【0070】請求項7によれば、コンピュータによりプ
ログラムを実行することにより組まとめ集計処理宣言を
行うことにより個別の集計を1組の集計としてまとめる
ことができるので、後に集計を検討するときに、店舗な
どでの集客の状態を正確に把握できる等の特長を有す
る。請求項8によれば、プログラムをコンピュータで実
現することにより、集計データをまとめて入力した後
に、個別の集計を行うことができるとともに、組まとめ
集計処理宣言を行うことにより、個別の集計を組まとめ
集計処理でき、操作性を向上できる等の特長を有する。
【0071】請求項9によれば、プログラムをコンピュ
ータで実現することにより、集計データをまとめて入力
した後に、個別の集計を行うことができるとともに、組
まとめ集計処理宣言を行うことにより、個別の集計を組
まとめ集計処理でき、操作性を向上できる等の特長を有
する。請求項10によれば、組まとめ会計処理指示手段
により組まとめ会計処理の指示が行われた場合、入力さ
れた個人毎の取引の内容に基づいて該当一組の会計処理
を実行することにより、複数の個人の会計を1組の会計
としてまとめることができるので、後に会計を検討する
ときに、店舗などでの集客の状態を正確に把握できる等
の特長を有する。
【0072】請求項11によれば、組まとめ会計指示入
力手段により組まとめ会計処理の指示が入力された場合
に、一組の会計処理を完了するまで、該当一組の会計処
理中の各個人の取引の会計処理が完了してもカウント機
能の組数のカウントを行わないようにすることにより、
複数の個人の取引の会計処理が実行されても組としてカ
ウントされないので、複数の個人の会計を1組の会計と
してまとめることができるので、後に会計を検討すると
きに、店舗などでの集客の状態を正確に把握できる等の
特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の第1実施例の外観図である。
【図3】本発明の第1実施例の集計処理の処理フローチ
ャートである。
【図4】本発明の第1実施例の集計処理の動作説明図で
ある。
【図5】本発明の第2実施例の集計処理の処理フローチ
ャートである。
【図6】本発明の第2実施例の集計処理の動作説明図で
ある。
【図7】本発明の第3実施例の集計処理の処理フローチ
ャートである。
【図8】本発明の第3実施例の集計処理の動作説明図で
ある。
【符号の説明】
1 POS端末装置 2 キーボード 2a 入力キー 2b 小計キー 2c 合計キー 2d 組まとめ集計処理宣言キー 2e 組まとめ集計処理宣言解除キー 3、7 インタフェース 4 RAM 5 CPU 6 ハードディスクドライブ 8 プリンタ 9 表示コントローラ 10 ディスプレイ 10a 組まとめ集計処理宣言表示ランプ 11 フロッピーディスクドライブ 12 フロッピーディスク 13 ROM

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の個別の集計処理を1組の集計処理
    としてまとめる集計処理方法であって、 前記個別に集計を入力を行う個別集計入力手順と、 前記個別集計入力手順で、個別に入力された集計のそれ
    ぞれに対して前回入力された個別集計入力と同一の組と
    してまとめて集計処理する組まとめ集計処理宣言を行う
    組まとめ集計処理宣言手順と、 前記組まとめ集計処理宣言手順で組まとめ集計処理宣言
    が行われた複数の個別集計処理を1組に集計する組まと
    め集計処理手順とを有することを特徴とする集計処理方
    法。
  2. 【請求項2】 複数の個別の集計を1組にまとめて集計
    する集計処理方法であって、 前記複数の個別の集計を同一の組としてまとめて集計処
    理する組まとめ集計処理宣言を行う組まとめ集計処理宣
    言手順と、 前記個別の集計を行う集計処理手順と、 前記組まとめ集計処理宣言を解除する組まとめ集計処理
    解除手順と、 前記組まとめ集計処理宣言手順で前記組まとめ集計処理
    宣言が行われてから、前記組まとめ集計処理解除手順で
    前記組まとめ集計処理宣言が解除されるまでの間に前記
    個別集計処理手順で処理された個別集計処理を1組に集
    計する組まとめ集計処理手順とを有することを特徴とす
    る集計処理方法。
  3. 【請求項3】 複数の個別の集計処理を1組の集計処理
    としてまとめる集計処理方法であって、 集計データを入力する入力手順と、 前記入力手順で入力された前記集計データを同一の組と
    してまとめて集計処理する組まとめ集計処理宣言を行う
    組まとめ集計処理宣言手順と、 前記入力手順で入力された集計データに複数の個別の集
    計処理を行う個別集計処理手順と、 前記組まとめ集計処理宣言手順で宣言された組まとめ集
    計処理宣言に応じて前記個別集計処理手順で処理された
    前記複数の個別の集計を1組にまとめて集計する組まと
    め集計処理手順とを有することを特徴とする集計処理方
    法。
  4. 【請求項4】 集計データを入力する入力手段と、該入
    力手段により入力された集計データを個別の集計として
    処理する個別集計処理手段とを有する集計処理装置にお
    いて、 前記個別集計処理手順で集計処理された個別の集計に対
    して前回入力された個別集計入力と同一の組としてまと
    めて集計処理する組まとめ集計処理を指示する組まとめ
    集計処理指示手段と、 前記個別集計処理手順で集計された前記個別集計のうち
    前記組まとめ集計処理指示手段で組まとめ集計処理指示
    が行われた個別の集計を1組に集計する組まとめ集計処
    理手段とを有することを特徴とする集計処理装置。
  5. 【請求項5】 集計データを入力する入力手段と、該入
    力手段により入力された集計データを個別の集計として
    処理する個別集計処理手段とを有する集計処理装置にお
    いて、 前記個別集計処理手順で集計処理された個別の集計を同
    一の組としてまとめて集計処理する組まとめ集計処理を
    指示する組まとめ集計処理指示手段と、 前記組まとめ集計処理指示を解除する組まとめ集計指示
    解除手段と、 前記組まとめ集計処理指示手順により前記組まとめ集計
    処理指示が行われてから、前記組まとめ集計処理解除手
    段により前記組まとめ集計処理指示が解除されるまでの
    間に前記個別集計処理手段で処理された個別集計を1組
    に集計する組まとめ集計処理手段とを有することを特徴
    とする集計処理装置。
  6. 【請求項6】 入力手段により入力された集計データを
    集計処理する集計処理装置において、 前記個別集計処理手順で集計処理された個別の集計を同
    一の組としてまとめて集計処理する組まとめ集計処理を
    指示する組まとめ集計処理指示手段と、 前記入力手段により集計データをまとめて入力した後、
    前記組まとめ集計処理指示手段により前記組まとめ集計
    処理が指示あったときには、前記入力手段により入力さ
    れた前記集計データが個別の複数の集計として処理され
    た場合に、前記複数の個別の集計を1組にまとめて集計
    する集計処理手段とを有することを特徴とする集計処理
    装置。
  7. 【請求項7】 複数の個別の集計処理を1組の集計処理
    としてまとめる集計処理をコンピュータで実現するプロ
    グラムが記録された記録媒体であって、 前記個別に集計を入力を行う個別集計入力手段と、 前記個別集計入力手段で、個別に入力された集計のそれ
    ぞれに対して前回入力された個別集計入力と同一の組と
    してまとめて集計処理する組まとめ集計処理宣言を行う
    組まとめ集計処理宣言手段と、 前記組まとめ集計処理宣言手段で組まとめ集計処理宣言
    が行われた複数の個別集計処理を1組に集計する組まと
    め集計処理手段とをコンピュータで実行させるためのプ
    ログラムが記録された記録媒体。
  8. 【請求項8】 複数の個別の集計処理を1組の集計処理
    としてまとめる集計処理をコンピュータで実現するプロ
    グラムが記録された記録媒体であって、 前記複数の個別の集計を同一の組としてまとめて集計処
    理する組まとめ集計処理宣言を行う組まとめ集計処理宣
    言手段と、 前記個別の集計を行う集計処理手段と、 前記組まとめ集計処理宣言を解除する組まとめ集計処理
    解除手段と、 前記組まとめ集計処理宣言手段で前記組まとめ集計処理
    宣言が行われてから、前記組まとめ集計処理解除手段で
    前記組まとめ集計処理宣言が解除されるまでの間に前記
    個別集計処理手段で処理された個別集計処理を1組に集
    計する組まとめ集計処理手段とをコンピュータで実行さ
    せるためのプログラムが記録された記録媒体。
  9. 【請求項9】 複数の個別の集計処理を1組の集計処理
    としてまとめる集計処理をコンピュータで実現するプロ
    グラムが記録された記録媒体であって、 集計データを入力する入力手段と、 前記入力手段で入力された前記集計データを同一の組と
    してまとめて集計処理する組まとめ集計処理宣言を行う
    組まとめ集計処理宣言手段と、 前記入力手段で入力された集計データに複数の個別の集
    計処理を行う個別集計処理手段と、 前記組まとめ集計処理宣言手段で宣言された組まとめ集
    計処理宣言に応じて前記個別集計処理手段で処理された
    前記複数の個別の集計を1組にまとめて集計する組まと
    め集計処理手段とをコンピュータで実行させるためのプ
    ログラムが記録された記録媒体。
  10. 【請求項10】 一取引の取引内容の入力を受け付ける
    入力手段と、該入力手段により入力された入力内容に基
    づいて該当取引の会計処理を行う処理手段とを有する会
    計処理装置において、 複数の個人の取引の内容を一組の会計として会計処理す
    る指示を入力する組会計指示手段を有し、 前記会計処理手段は、前記組会計指示手段により組会計
    処理の指示が入力された場合に、前記入力手段により入
    力された個人毎の取引の内容に基づいてが該当一組の会
    計処理を実行することを特徴とする会計処理装置。
  11. 【請求項11】 前記会計処理手段は、一取引の会計処
    理が行われる毎に組数をカウントするカウント機能を備
    え、 前記組会計指示入力手段により組会計処理の指示が入力
    された場合に、前記一組の会計処理を完了するまで、該
    当一組の会計処理中の各個人の取引の会計処理が完了し
    ても前記カウント機能の前記組数のカウントを行わない
    ことを特徴とする請求項10記載の会計処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020170571A (ja) * 2018-08-23 2020-10-15 東芝テック株式会社 チェックアウトシステム、会計機、及び制御プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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