JPH11219029A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH11219029A
JPH11219029A JP10022214A JP2221498A JPH11219029A JP H11219029 A JPH11219029 A JP H11219029A JP 10022214 A JP10022214 A JP 10022214A JP 2221498 A JP2221498 A JP 2221498A JP H11219029 A JPH11219029 A JP H11219029A
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JP
Japan
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developer
area
plate
peeling
developing device
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JP10022214A
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English (en)
Inventor
Shigehiko Hasenami
茂彦 長谷波
Akihisa Maruyama
彰久 丸山
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像履歴を解消する剥離部材の周囲温度の変
化による湾曲変形を防止し、画質劣化を防止する現像装
置を提供する。 【解決手段】 一端を現像剤担持体に当接させる板状部
材110と、板状部材110を装置本体に保持させる保
持部151,155よりなる剥離部材100を現像剤供
給領域95に配設している。剥離部材100の保持部1
50は板状部材110の他端を支持する支持部材151
と、板状部材110を支持部材150上に押圧する押圧
部材153と、支持部材151を装置本体に連結する取
付部よりなり、板状部材110の長手方向両端は支持部
材151と押圧部材153とで挾持されて、剥離部材1
00は軸線方向に移動可能に配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置ある
いはプリンター等の一成分トナーを用いて静電潜像を現
像する一成分現像装置に係り、特に画像履歴を解消する
剥離部材を有する現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トナーのみからなる一成分トナーを使用
する現像装置を、図6を参照して説明する。磁性トナー
を用いる一成分現像装置は、磁性トナーTを収容するホ
ッパー3と、回転自在な円筒状スリーブ13内に複数の
磁石11を固定配置し、磁力により磁性トナーTをスリ
ーブ13上に吸着させる現像ロール1と、バネ板部材2
1の一端に固着された略平板状の軟弾性部材23を前記
現像ロール1にニップさせ、搬送される磁性トナーTを
薄層化するトナー規制部材2とから構成されている(例
えば、特開昭54−51848号公報、実開昭58−1
46249号公報、米国特許第3,372,675及び
3,426,730等参照)。
【0003】しかしながら、上記のような現像装置では
現像剤担持体上に形成される現像剤層に現像の履歴が残
り、次回転の現像に際してはゴースト像が現像されると
いう不具合が多かった。この現象は、画像対応領域とそ
れ以外の領域では現像剤担持体(現像ロール1)上の現
像剤薄層の消費量が異なり、残された現像剤の特性およ
び量に差が発生している為と推定されている。すなわ
ち、再度現像剤層厚規制部材2で層形成されたとして
も、現像剤担持体1が一回転する程度では層厚を均一な
状態に回復できなかった。その結果、層厚が均一化され
ていない現像剤担持体領域に対応する画像領域では、ゴ
ースト像が発生した。
【0004】そこで、本出願人は積極的な履歴解消策と
して、現像剤担持体上の現像剤層を、剥離部材により現
像剤担持体から剥離するよう構成した現像装置を提案し
ている。提案した現像装置は、現像剤を現像剤担持体1
に供給する供給領域に、先端を現像剤担持体1表面に接
触させて配設される金属製の剥離部材4を設けている。
そして、現像剤担持体1に対向した現像装置の供給領域
に層厚規制部材2を含む第1の領域Aと、剥離部材4を
含む第2の領域Bを形成するもので、第2の領域B内で
現像剤担持体上から剥離された現像剤とホッパー3内に
収容された現像剤を充分撹拌した後、ホッパー3内に循
環させ、層形成部材2を含む第1の領域Aへは現像剤が
充分撹拌された状態で搬送される構成としている。この
構成により、剥離部材4により剥離された現像剤とホッ
パー3内の現像剤との帯電分布および粒径分布等の特性
の違いに起因すると推測される層形成のムラが防止され
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すように、こ
の現像装置の金属製の剥離部材4は、その両端を樹脂性
のハウジング5に設けられている取付具43を介して固
定部材41で固定されている。この構成は周囲温度が上
昇又は下降すると、剥離部材4とハウジング5の線膨張
率の差により剥離部材4が、破線で示すような湾曲変形
を生ずることがあった。特に現像剤担持体との接触精度
を必要とする剥離部材が、軸方向の湾曲変形を生じた場
合、現像領域通過後に現像剤担持体上に残留する現像剤
の剥離が不均一となって、現像剤が剥離されない部分が
存在する危惧があり、その結果、現像剤担持体に保持さ
れる現像剤量の不均一が発生することが予測される。こ
のような現像剤量の不均一がおこると現像部において現
像された像に濃淡が生じたり履歴が解消できずゴースト
像が発生してしまう。
【0006】本発明は、特に精度を必要とする剥離部材
の周囲温度の変化による湾曲変形を防止し、画質劣化を
防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の現像装置は、一端を現像剤担持体に当接させ
る板状部材と、板状部材を装置本体に保持させる保持部
よりなる剥離部材を現像剤供給領域に配設している。剥
離部材の保持部は板状部材の他端を支持する支持部材
と、板状部材を支持部材上に押圧する押圧部材と、支持
部材を装置本体に連結する取付部よりなり、板状部材の
長手方向両端は支持部材と押圧部材とで挾持されて移動
可能に配設される構成を具備する。
【0008】(作用)ホッパー内に収容された現像剤は
現像剤供給領域に搬送され、現像領域において静電潜像
担持体の画像領域に搬送され、現像する。現像剤担持体
に残留した現像済み現像剤は剥離部材により現像担持体
表面から剥離され、現像剤供給領域に落下する。現像剤
担持体上から剥離された現像剤はホッパー内に収容され
た現像剤と撹拌されて、ホッパー内に循環される。この
とき、剥離部材は板状部材の両端を支持部材と押圧部材
とにより挾持され取付部を介して装置本体に固定されて
いるので、板状部材は保持部材に対して相対的に長手方
向(現像剤担持体軸方向)に移動が可能であるので、熱
膨張若しくは熱収縮して軸方向長さが変化しても、板状
部材は湾曲変形しない。本発明の現像装置は剥離部材が
現像剤担持体に常に一定に接触しているため、剥離不良
や剥離不良による現像剤搬送上昇を防止でき、ゴースト
の無い高品質な画像を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1 以下、図面に基づいて本発明の現像装置の実施の形態の
一例を説明する。図1は本発明に係る現像装置の概略構
成図を示すものである。この現像装置6は磁性トナーの
一成分現像剤Tを使用するものであり、静電潜像担持体
Dに対向して配置された現像ロール7と、マグネットロ
ール71の磁極近傍に対向して配置された磁性材料から
なる層厚規制部材8と、現像ロール7から現像剤Tを剥
離する剥離部材100と、現像剤Tを収容するホッパー
9から現像剤Tを現像剤供給領域95に搬送する第1の
現像剤撹拌搬送部材91と、これらを収納するハウジン
グHから構成されている。現像ロール7は、極性及び磁
力の異なる複数の磁極(N…,S…)が着磁され、ケー
シング(図示せず)に固定支持されたマグネットロール
71と、このマグネットロール71の周囲を回動する非
磁性円筒状スリーブ73とからなり、スリーブ73の回
動に伴って現像剤Tの吸着、搬送がマグネットロール7
1の磁気パターンに応じて行われる。スリーブ73は、
非磁性ステンレスからなり、その表面は表面粗さで、R
a=0.5ミクロン以下にセンタレス研磨法により処理
されている。本実施の形態に示すスリーブ73の表面粗
さRaは、Ra=0.2ミクロンを中心値としている。
【0010】ハウジングHは、現像ロール7の下方から
側方を覆うように配設されており、ホッパー9に収容さ
れている現像剤Tが現像ロール7の背面側に位置する現
像剤供給領域に堆積して、現像領域通過後のスリーブ7
3表面に対し連続的に現像剤Tを供給できる構造となっ
ている。本実施の形態では、ホッパー9内に収容される
現像剤Tとして、磁性粉を50重量%、ポリエチレンワ
ックスを1重量%、ポリプロピレンワックスを1重量%
含んだ体積平均粒径が6.0μmで5μm以下の物が3
5%以下、20μm以上の物が1%以下の割合で含まれ
るトナーにシリコンオイル処理されたシリカを1.0重
量%添加した負極性トナーを使用した。
【0011】剥離部材100は現像ロール7の軸方向に
平行して現像剤供給領域95に配設され、その両端はハ
ウジングHに取り付けられている。剥離部材100はそ
の先端を現像ロール7の表面に接触させて配設される板
状部材110と、板状部材110を保持する保持部15
0とで構成される。そして、剥離部材100は現像剤供
給領域95を、剥離部材100の現像ロール7の回転方
向下流側の第1の領域95Aと、上流側の第2の領域9
5Bに仕切っている。第1の領域95A、第2の領域9
5Bは、共にホッパー9に通ずる開口96A、96Bを
有している。
【0012】板状部材110は例えば厚さ0.1mmの
リン青銅のような薄板で形成され、板状部材110の先
端は現像ロール7の表面に当接し、他端は保持部150
に載置され支持されている。板状部材110の先端が現
像ロール7へ当接する押圧力は0.05〜0.25N/
cmが望ましい。
【0013】ホッパー9内には収容されている一成分現
像剤Tを撹拌搬送する搬送撹拌部材91が配設されてい
る。そして、剥離部材100の板状部材110の取付位
置Sは搬送撹拌部材91の回転軸取付位置Oに対して寸
法U上部となっている。現像剤撹拌搬送部材91の回転
中心位置Oが、板状部材110の水平位置(取付位置
S)より下に配置される事で、剥離部材100の上流側
の第2の領域95Bへ現像剤を搬送しながら、その上部
に位置する層形成部材8を含む第1の領域95Aへも、
層形成に充分な現像剤を搬送することが可能となる。さ
らに好ましくは、現像剤撹拌搬送部材91の先端部を弾
性部材910で構成すると共に、第1の領域95Aとホ
ッパー9との境界部であって、現像剤撹拌搬送部材91
の回転方向下流側に現像剤掻き落とし部材920を配設
すると、ホッパー9から第1の領域95Aへの現像剤の
搬送が効果的に行われる。
【0014】次に剥離部材100の保持機構を説明する
(図2、3、4を参照)。剥離部材100は板状部材1
10と板状部材110をハウジングHに保持する保持部
150を有し、保持部150は板状部材110を支持す
る支持部材151と、板状部材110を介し支持部材1
51の長手方向両端部に圧接する押圧部材153と、支
持部材151をハウジングHに連結する取付部155で
構成されている。そして、支持部材151は長手方向両
端部に軸方向に凹設する凹溝152を有し、取付部15
5は上面に突起156を突設して、ハウジングHに固着
されている。
【0015】そして、ハウジングHに固着されている取
付部155への支持部材151の取付構造は、この突起
156と支持部材151の凹溝152を係合させること
により行われ、支持部材151は取付部155を介して
ハウジングHに取り付けられる。このとき、支持部材1
51の嵌合凹溝152は取付部155の突起156に対
して僅かな間隙Gが形成されるように、突起156に比
較して大きなサイズを有している。その結果、支持部材
151は取付部155に対して、現像ロール7の軸方向
(支持部材長手方向)、およびプロセス方向(軸方向に
直交する方向)に移動でき、とりつけ位置を調整するこ
とが可能となる。
【0016】支持部材151に載置されている板状部材
110の両端部の上面は、押圧部材153で押圧されて
いる。押圧部材153はほぼ支持部材151の幅寸法を
有する長方形状の板体で、上端をハウジングHに固着具
154で固着されている。そして、他端は支持部材15
1上に載置されている板状部材110の長手方向の両端
部の上面を一方から押圧するように配置されている。押
圧部材153は、環境変化による熱膨張若しくは熱収縮
による伸張、収縮や、現像剤の搬送を妨げない、板バネ
・コイル状バネ等を用いている。本実施の形態ではステ
ンレススチール(Sus)製板バネを用いている。
【0017】このように、板状部材110は支持部材1
51に載置されその両端を押圧部材153と支持部材1
51に挾持され、先端を現像ロール7に圧接した状態で
現像剤供給領域95に配設される。そして、現像剤供給
領域95を剥離部材100の現像ロール7の回転方向下
流側である第1の領域95Aと、上流側である第2の領
域95Bに仕切っている。
【0018】この配設よりなる剥離部材100は、剥離
部材100の長手方向(軸方向)両端を支持部材151
と押圧部材153により挾持された状態で遊嵌保持され
ているので、剥離部材100の板状部材110と支持す
る支持部材151とは、矢印aのように軸方向に相対的
に伸張・収縮が可能となる。さらに、剥離部材100の
板状部材110を支持する支持部材151は、軸方向に
形成される凹溝152と取付部155の突起156とが
微少な間隙Gを有して係合され、かつ係合部分の上部か
ら一方向に加圧されているので、支持部材151は矢印
aで示す方向のみならず、矢印bで示す軸方向に直交す
るプロセス方向にも移動可能であって、載置する板状部
材110の伸張、収縮への対応が可能であり、剥離部材
100先端の現像剤担持体7に対する接触力も安定す
る。
【0019】次に、本発明の現像装置の作用を説明す
る。ホッパー9内に収容されている現像剤は現像剤撹拌
搬送部材91の回転に伴って、開口部96A、開口部9
6Bから、第1の領域95A、第2の領域95Bに搬送
される。第1の領域95Aの現像剤は現像ロール7上に
供給され、層厚規制部材8により現像剤の層厚が規制さ
れ、現像領域において静電潜像担持体Dに供給される。
ここで、静電潜像担持体Dとしては、光導電性を有する
感光体ドラムを用い、現像ロール7と感光体ドラムDと
の間隙幅を250μmとしている。そして、現像ロール
7のスリーブ73に交流電源と直流電源を接続し、周波
数2.4kHz、ピークツーピーク電圧1800V、直
流成分−400Vの直流重畳交流電圧を印加することに
より現像を行う構成となっている。
【0020】現像領域を通過した現像ロール7の上に残
留する現像剤は、剥離部材100の板状部材110によ
り剥離される。剥離された現像剤は第2の領域95Bへ
落下する。第2の領域95Bには現像剤撹拌搬送部材9
1により搬送されたホッパー9内の現像剤が搬送されて
いるので、このホッパー9からの現像剤と剥離された現
像剤は、第2の領域95B内で混合されながら、開口部
66Bからホッパー9内に循環される。第2の領域95
B内で混合された現像剤の一部は、開口部96A,96
Bを介して第1の領域95Aに流入する。このように、
第1の領域95Aに搬送される現像剤はホッパー9内に
収容された現像剤と、ホッパー9内に収容された現像剤
と混合撹拌されている剥離現像剤であって、現像ロール
7に供給される現像剤は現像特性の均一化が達成され
る。また、第2の領域に現像剤を撹拌搬送する部材を配
設することにより、剥離現像剤とホッパー9からの現像
剤がより一層充分に混合され、第1領域に搬送される現
像剤の現像特性が均一化される。
【0021】以上説明したように、現像装置6の剥離部
材100はハウジングHに固着する取付部155に対し
て相対的に熱膨張若しくは熱収縮して軸方向長さが変化
しても、移動してその変化を吸収してしまい、板状部材
110は湾曲変形しない。このように、剥離部材100
は現像剤担持体7に常に安定して接触するため、接触不
良により発生する現像ロール7に残留する現像剤の剥離
不良や、剥離不良による現像剤の搬送上昇を防止できる
と共に、剥離現像剤は直接現像ロール7に付着せず、ホ
ッパー9内に流入して現像特性が均一化されてから第1
の領域95Aに供給され、現像ロール7に付着するの
で、像の濃淡、ゴーストのない上質の画像が形成され
る。この実施の形態に示す現像装置は、剥離部材の線膨
張率の差による剥離不良、および現像剤の現像特性の不
均一を解消し、像の濃淡、ゴーストの無い高品質な画像
を得ることができる。
【0022】実施の形態2 この実施の形態は、現像ロールに当接する剥離部材の保
持部の押圧方向を変更している。図5に示す現像装置
は、実施の形態1と同様に現像ロール7に当接する板状
部材110と、その保持部250とからなる剥離部材2
00を供給領域の層厚規制部材8の上流側に配設してい
る。剥離部材200の保持部250は板状部材110を
支持する支持部材251と、支持部材251の溝に係合
する突起を備えた取付部253とにより構成され、支持
部材251は取付部253を介して装置本体に連結され
ている。そして、支持部材251に載置される板状部材
110の上面を押圧する押圧部材は、その押圧方向を、
板状部材110と現像ロール7との接触位置における接
線Eと平行する方向、矢印Cで示す方向から加圧する構
成としている。剥離部材200の保持部250は、矢印
C方向から押圧されて支持される板状部材110先端の
現像ロール7への当接圧は、0.05N/cm〜0.2
5N/cmに設定されている。
【0023】そして、現像ロール7と板状部材110の
接点に約0.3N/cm以上の力が加わると、板状部材
110を支持する支持部材251は、接線Eに平行する
押圧方向、矢印D方向に移動して、力を吸収する。この
ように、現像ロール7への剥離部材200の当接圧が高
まると、剥離部材200は、現像ロール7と剥離部材2
00の当接部の接線方向に移動するため、剥離部材20
0の撓みや現像ロール7の振れが発生せず、剥離部材の
当接不良による剥離不良、あるいは当接圧過剰による現
像ロール7表面への損傷を防止する構成となっている。
ここで、押圧部材による板状部材110の押圧力(矢印
c)は0.75Ncm〜4.5Ncmが望ましい。
【0024】以上、上記実施の形態1,2においては、
スリーブ材料としてステンレススチール(SUS)を用
いているが、フェノール樹脂を円筒形状に成形する、あ
るいは表面に酸化アルミニュウム層や金属メッキなど、
またアクリル、エポキシ、ポリエステル、フェノールな
ど樹脂系被覆膜をもつ金属スリーブなどを用いる現像装
置に本発明を適用しても、同様の効果が得られることは
言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】本発明の現像装置は、特に精度を必要と
する剥離部材の周囲温度の変化による湾曲変形を防止で
きるので、剥離不良、および現像剤の現像特性の不均一
が解消でき、像の濃淡、ゴーストの無い高品質な画像の
形成を達成する。さらに、この現像装置は部品点数の増
加を防止して経済的に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の現像装置の実施の形態を示す断面説
明図。
【図2】 剥離部材の取り付け部分を示す平面説明図。
【図3】 剥離部材の取り付け部分の側面図。
【図4】 剥離部材の保持部の断面説明図。
【図5】 本発明の他の現像装置の実施の形態を示す概
念図。
【図6】 従来の現像装置の断面説明図。
【図7】 従来の剥離部材の取り付け部分を示す平面説
明図。
【符号の説明】
6 現像装置、 7 現像ロール、 8 層厚規制部
材、 9 ホッパー、91 現像剤撹拌搬送部材、 9
5 現像剤供給領域、 100,200 剥離部材、1
10 板状部材、 150,250 保持部、 15
1,251 支持部材、 152 凹溝、 153 押
圧部材、 155,253 取付部、 156 突起、
D 静電潜像担持体、 G 間隙。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像担持体に対向配置され、複数の
    磁極を有する磁界発生手段を内蔵し磁極の磁気パターン
    に応じて一成分磁性現像剤を現像領域へ搬送する現像剤
    担持体と、現像剤担持体上に保持された現像剤の量を規
    制する磁性を有した現像剤規制部材と、現像剤担持体に
    現像剤を供給する現像剤供給領域と、収容する一成分現
    像剤を撹拌して現像剤供給領域に搬送する現像剤撹拌搬
    送領域とを備える現像装置において、 現像剤供給領域には現像領域の下流側であって、現像剤
    規制部材の上流側に現像剤の剥離部材を有し、 剥離部材は、一端を現像剤担持体に当接させる板状部材
    と、板状部材を装置本体に保持させる保持部を備え、保
    持部は板状部材の他端を支持する支持部材と、板状部材
    を支持部材上に押圧する押圧部材と、支持部材を装置本
    体に連結する取付部よりなり、剥離部材の板状部材は支
    持部材と押圧部材とで挾持されて移動可能に配設されて
    なる現像装置。
  2. 【請求項2】 剥離部材の装置本体への連結は、支持部
    材に凹設する長溝と、取付部に突設する突起との係合に
    より構成されると共に、支持部材の長溝は取付部の突起
    との間に間隙を設け、支持部材は現像剤担持体軸方向、
    および現像剤担持体軸方向に直交する方向に移動可能に
    保持されている請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 現像剤供給領域は剥離部材により、現像
    剤担持体の回転方向下流側の領域と上流側の領域に区分
    され、各領域はそれぞれ現像剤撹拌搬送領域への連絡口
    を有する請求項1記載の現像装置。
JP10022214A 1998-02-03 1998-02-03 現像装置 Pending JPH11219029A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170895A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置

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