JPH04204975A - 現像方法 - Google Patents

現像方法

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JPH04204975A
JPH04204975A JP2339420A JP33942090A JPH04204975A JP H04204975 A JPH04204975 A JP H04204975A JP 2339420 A JP2339420 A JP 2339420A JP 33942090 A JP33942090 A JP 33942090A JP H04204975 A JPH04204975 A JP H04204975A
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developer
carrier
developing
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JP2339420A
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English (en)
Inventor
Masato Ueda
正人 上田
Tadashi Miwa
正 三輪
Satoru Haneda
羽根田 哲
Masakazu Fukuchi
真和 福地
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真複写機やファクシミリ等の静電記録
装置に用いる現像剤接触方式の現像方法に関するもので
、特に二成分現像剤を用いて、静電潜像を担持した像担
持体の現像を行う接触現像方法に関するものである。
〔発明の背景〕
二成分現像剤を用いての電子写真式画像形成装置におい
ては、良好な画像を得るために、現像剤担持体(現像ス
リーブともいう)上の現像剤の層厚を薄く、シかも均一
にすることか必要である。
従来は、固定規制板により現像剤層厚の規制かなされて
いたが、現像剤担持体と固定規制板との機械的取付精度
や、現像剤担持体の駆動回転時の偏芯精度や現像剤担持
体の軸受精度等にも限界かあって現像剤層厚として0.
3mm程度か下限となっている。
この方法では均一でムラのない薄層を得ることは困難で
あった。しかし均一な薄層を得る目的に沿ったものとし
て固定規制板以外の現像剤層厚規制装置が種々提案され
ている。例えば、(a)特開昭62−191868号、
同62−191869号各公報記載の現像剤層形成装置
は、二成分現像剤を用いる場合に、現像剤担持体に、一
方に自由端を有する板状の弾性体よりなる現像剤の層厚
規制部材を撓ませて押圧させ、現像剤担持体上に担持さ
れる現像剤の層厚を規制するもの。
(b)特開平2−50184号、同2−64674号各
公報、および本出願人提案の実願乎2−14159号明
細書は、現像剤担持体の内方に固定配置された磁石体に
対向して、現像剤量規制体(薄層線)を設け、該現像剤
量規制体を現像剤担持体に押厚配置した現像装置。
(c)特開平1.−282578号、同]−28357
7号各公報記載の現像装置は、前記現像剤量規制体の形
状、寸法を規定したものである。
(d)また、同じく二成分現像剤を使用するもので特開
昭61−189582号、同6245563号公報等に
記載の現像装置では、固体板状層厚規制部材を設けその
背面に磁性体を配置し、現像剤担持体内に設けた固定磁
石体の吸引力によって間接的に規制板の腹部或は折曲げ
エツジ部等を押圧させてその層厚を規制しようとするも
の。
などか提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来提案されているような各現像剤層形成装置の欠
点としてはそれぞれ下記のようなことかある。
(a)の装置は、弾性体からなる層厚規制部材を撓ませ
て発生する押圧力を利用しているため、その押圧力は現
像剤担持体の回転速度、圧接位置及び現像剤層厚等の変
動により変化し易く、また振動し易く、しかもその振動
を抑制する手段か講じられていないため、画像形成装置
内で発生した振動に共振して振動するようになり、この
ため均一な厚さの現像剤層を得ることが困難になるとい
う問題点がある。
また、(b)の装置では(a)よりさらに安定した均一
な薄い層を得ることが出来るか、回転体による層厚規制
手段によるため現像剤の凝集した粒子を解きほぐす或は
凝集した粒子を排除する能力等においてその性能は劣り
、ニップ部に凝集した粒子の塊りが挾持され、回転体の
回転に伴ってスルーしてしまうといった現像を生じ、間
欠回転によっても必ずしも満足される性能が得られず、
画像汚れや黒点等を生じ画質低下を来たすものである。
また圧力バランスを取るため回転機構、圧接機構等が複
雑なものになっていた。
また、(a)”(b)のいずれの装置も層厚規制部材の
押圧面積が比較的大きくニップ部に送り込まれる現像剤
量が時々刻々変動する通常の現像装置にあっては、この
ような変動を反映して、時々刻々変化する現像剤層厚を
与えてしまっと言う欠点かある。
さらに、(a)、(b)においては剛性を有する現像剤
担持体(金属製現像スリーブ)に弾性現像層厚規制板を
押圧し薄層形成を行うものであって、長期的使用時に弾
性板の弾性率変化や永久変形を生じやすく、層厚規制部
材としての耐久性が短いという欠点を有していた。しか
も弾性板の取付けに際し、その位置かわずかに変化する
と、先端あそび量や、押圧力が変化して安定な層厚規制
か出来にくい。このため、量産時には取付精度がきわめ
て厳しいという重大な欠点を持っている。
二成分用に開発された(d)においても長期の使用では
充分な特性を保持できない。
さらに、(a)、(b)、(c)及び(d)においては
、剛性を有する現像剤担持体(金属製現像スリーブ)に
弾性現像剤層厚規制板を押圧し薄層形成を行うものであ
って、長期的使用時に弾性板の弾性率変化や永久変形を
生しやすく、層厚規制部材としての耐久性か短いという
欠点を有していた。しかも弾性板の取付に際し、その位
置かわすかに変化すると、先端あそび量や、押圧力か変
化して安定な層厚規制か出来にくい。このため、量産時
には取付は精度かきわめて厳しいという重大な欠点を持
っている。
また特に、(d)においては現像剤層厚規制部材の背面
及び現像剤担持体の内部に配置された磁石相互によるト
ナー凝集の解きほぐし等の効果はやや働くものの、固体
板状規制部材を介しての吸引力を利用するため、両磁石
間の距離が大きくなる程急激にその吸引力か下がるなど
、距離変動による押圧変動をひろい易く、現像剤層への
押圧効果が安定して均一とならずトナー或は現像剤の凝
集物がスルーしてしまったり、又、逆に一定した層厚か
得られず、目詰りを生し、画質に白スジを引き起すなど
の悪影響を及ぼすという欠点を有する。
本発明は、かかる問題点を有した二成分現像剤を用いて
の接触現像において、鮮鋭度及び解像度の良好な画像を
得ることのできる現像方法、特に、良好な画像を得るこ
とのできる現像剤層厚規制方法と、現像領域における条
件を定めた現像方法を提供することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
・上記目的は、回動する現像剤担持体上に、磁性キャリ
アと樹脂トナーとの混合物から成る二成分現像剤を供給
し、層厚規制して搬送し、該現像剤担持体と所定の間隙
を保持して対向する像担持体上に形成された静電潜像を
現像領域において前記現像剤層により接触現像してトナ
ー像を形成する現像方法において、 前記現像剤担持体の現像剤担持面を押圧する現像剤層規
制部材と、 前記キャリアより大径の所定粒径と磁性を有する間隙保
存粒子を含有する二成分現像剤とから構成し、 前記現像剤担持体上に、前記間隙保持粒子を含有する二
成分現像剤を担持して搬送し、前記現像剤層規制部材に
よる現像剤担持体押圧位置で、前記間隙保持粒子を挾持
通過させることにより該現像剤層規制部材と現像剤担持
体とを所定間隔に保持して、現像剤担持体上に均一な現
像剤薄層を形成することを特徴とする現像方法によって
達成される。
また、本発明による接触現像方法は、前記現像剤担持体
と像担持体に交流バイアス電圧を印加し、前記現像領域
における前記間隔保持粒子およびキャリアを現像剤担持
体面に束縛するとともに、前記トナーを像担持体面に移
行可能にしたことを特徴とするものである。
〔実施例〕 次に、本発明を添付図面に示す一実施例に基づいて説明
する。
第5図は、本発明の現像方法を適用したカラープリンタ
の主要断面図を左側面から示したものである。装置本体
lOは、その前面に操作パネル11と開閉自在の上部カ
バー12、トナー供給カバー13、前面カバー14等に
よって包囲され、装置本体1oの開口部の内部には、着
脱自在のプロセスカートリッジ20と給紙カセット30
が設けられている。
プロセスカートリッツ20は、像担持体、現像手段、帯
電手段、クリーニング装置等から成る。
像担持体である感光体ベルト21は、可撓性のベルト表
面に有機光導電層(OPC)等の感光層を塗設したもの
で、駆動ローラ22Aと従動ローラ22Bの間に張設さ
れ、時計廻り方向に回動される。
感光体ベルh21の周囲には、帯電手段、露光手段、現
像手段、転写手段及びクリーニング装置が配設されてい
る。
帯電手段は、コロナ帯電器またはスフロトロン帯電器な
ど既存の帯電器24である。
現像手段は、異なる色の現像剤、例えばイエロー、マゼ
ンタ、シアン及びブラックの各色トナー(現像剤)をそ
れぞれ収容した複数個の現像器23a、 23b、 2
3c、 23dである。これら各現像器23a〜23d
は、感光体ベルトh上の静電潜像をトナー像に非接触現
像力により顕像化する機能を有している。
クリーニング装置25のクリーニングプレート251は
画像形成プロセス中は感光体ベルト21の表面より離間
した位置に保たれ、転写材Pにトナー像を転写後のクリ
ーニング時にのみ感光体ヘル)21表面に圧接して感光
体ベルト21をクリーニングする。
トナー回収ボックス26は、クリーニング装置25によ
り除去された感光体ベル1−21上の残留トナーを回収
し、収容する。
本実施例においては、上述したプリンタの画像形成部を
構成する感光体ベルト21、帯電器24、各色トナーを
収容した現像器23a〜23d、クリーニング装置25
及びトナー回収ボックス26の各プロセス部が一体のプ
ロセスカートリッジ20内に収められてユニット化され
、装置本体lOに対して一括して着脱することができる
一方、画像形成装置本体側で、前記プロセスカートリッ
ジ20を装着して画像形成可能状態位置では、前記感光
体ヘルド21の周囲に、露光手段、転写手段等が配設さ
れている。
露光手段は、半導体レーザ書き込み光学系ユニット(以
下光学系ユニットと称す)40であり、帯電器24によ
り帯電した感光体ヘルh21の表面を露光して帯電潜像
を形成する。
転写手段50は、転写ドラム51や転写器54により、
感光体ベルト21上に形成されたトナー像を転写材P上
に転写する。
上述の構成を有するカラー画像形成装置によるカラー画
像形成のプロセスは次のようにして行われる。
まず、プロセスカートリッジ20は画像形成装置本体1
0内の所定の位置に装填されており、画像形成が可能な
状態である。そして、装置本体IOとは別体の画像読み
取り装置から出力される第1の色の画像信号か前記光学
系ユニット40に入力されると、先糸ユニット40にお
ける半導体レーザーでレーザービームが発生される。そ
のレーザービームが駆動モータ41により回転されるポ
リゴンミラー42により回転走査され、シリンドリカル
レンズ43、fθレンズ44及びミラー45.46を経
て、予め帯電器24によって所定の電荷に一様帯電させ
られた感光体ベルト21の周面上に投射され輝線を形成
する。
一方、副走査方法に関しては、感光体ベルト21の特定
位置に対応したベルトインデイクス(図示せず)を検出
して、或は、プリント指令信号を受け、この検出或は指
令信号を基準にして、画像信号による半導体レーザの変
調が開始される主走査線か決定される。走査が開始され
ると主走査方向に関しては、レーザービームがインデイ
クスセンサ(図示せず)によって検知されこの検知され
た信号を基準にして、第1の色の画像信号による半導体
レーザの変調か開始され、変調されたレーザービームが
感光体ベルト21の表面上を走査する。
従って、レーザービームによる主走査と感光体ベルト2
1の搬送による副走査により一様帯電された感光体ベル
ト21の表面上に第1の色に対応する潜像か形成される
。この潜像は、現像手段のうち第1の色に対応するイエ
ロートナーを収容した現像器23aにより現像された、
感光体ベルト21の表面上にイエロートナー像か形成さ
れる。
感光体ドラム21の表面上に形成されたイエロートナー
画像は、給紙カセット30から給紙ローラ31により供
給されタイミングローラ32により前記イエロートナー
画像とタイミングを合わせた転写材Pに転写手段50に
よって転写される。
転写ドラム形式の画像形成装置は、感光体ベルト21の
転写部分に転写ドラム51を当接するようにしたもので
、その転写ドラム51は感光体ベルト21と同期を保っ
て反時計方向に回転する。
転写ドラム51を周縁部には、転写材Pを静電的に吸着
するように設けられた帯電器58、転写材Pを転写ドラ
ム51に機械的に巻き付けるための巻き付は部材52が
設けられていて、巻き付は部材52は先端部にローラを
有していて、最初に転写材Pか転写ドラム51に巻き付
く時のみ当接する。また、転写ドラム51の周面には、
グリッパ53が設けられていて、同期して搬送された転
写材Pの先端部を保持するように作用する。転写器54
は、感光体ベル)21上のトナー像を転写材P上に静電
的に転写する。分離除電極55と分離爪56は転写後の
転写材Pを転写ドラム51より分離させる。また、接離
可能なりリーチ57は、転写材分離後の転写トラム51
上に残留した付着トナーを除去するものである。
給紙カセット30から給紙された転写材Pは、同期を保
ちなから帯電器54によって帯電した転写トラム51へ
と新入し、巻き付は部材52で巻き付き、転写材先端が
グリッパ53で保持されて、転写部と回転し、転写部に
おいて転写器54によって感光体ヘルド21上に形成さ
れたイエロートナー像を転写材上に転写する。最初の転
写を終えた転写トラム51は回転を継続しクリーナ57
によりクリーニングされて次のトナー像を転写する。す
なわち、2回転目にはマゼンタトナー像を3回転目には
シアントナー像を、4回転目にはブラックトナー像を順
次重ね合わせるようにして転写する。4色のトナー像の
転写が終えたところで、転写材Pは分離除電極55で除
電かなされ、分離爪56で転・写材先端の保持を解除し
たうえ分離して定着装置33へと搬送される□。
そして、転写材Pは定着装置t33の定着ローラと加圧
ローラの加熱圧接によってトナーを溶融固定された後、
排紙ローラ34により排紙皿を兼用した上部カバー12
の上面に排出される。
第3図は該プロセスカートリッジ20の側断面図である
プロセスカートリッジ20は、現像器23a、23b。
23c、23d、帯電器24、クリーニング装置25等
かう成心下部ユニットと、その上方の感光体ヘルド21
該像担持体21を回動させる駆動ローラ22Aおよび従
動ローラ22B1および間隔保持部材28a。
28b、 28c、 28d、バックプレート28e等
から成る上部ユニットとから構成され、分離・結合可能
な構造になっている。
下部ユニットの筐体(ハウジング)27底部付近は、複
数個の現像器23a、 23b、 23c、 23dの
ケーシングか凹状に成形された現像槽である。これら各
現像槽内には、現像スリーブ231a、 231b。
231c、 231dと、トナー搬送スクリュ232a
、 232b。
232c、 232dと、撹拌スクリュー233a、 
233b、 233c。
233dか筐体27の両側面部に駆動回転可能に軸架さ
れている。これら現像器23a内のトナー搬送スクリュ
ー232aと撹拌スクリュー233aとの間には、仕切
り板234aが固定されている。同様にして現像器23
b 、 23c 、 23dには、仕切り板234b、
 234c。
234dがそれぞれ固定されている。
これら仕切り板234a、 234b、 234c、 
234dには、スクレーパ235a、 235b、 2
35c、 235dかそれぞれ貼着されていて、その先
端部は前記現像スリーブ231a、 231b、 23
1c、 231dの円筒面に軽圧接している。
上記現像スリーブ231a、 231b、 231c、
 231dの近傍には、磁性の薄層形成棒29a、 2
9b、 29c。
29dが所定の微小間隙を保って軸架されている。
なお、237a、 237b、 237c、 237d
は、トナー飛散防止の遮閉板である。
前記現像器23a、 23b、 23c、 23dは、
何れも同様の構造を有し、これらを代表して第1図の断
面図に示す。
第1図は二成分現像剤を用いて接触現像する現像装置の
断面図である。
前記現像スリーブ231の近傍には、磁性を有する剛性
の薄層形成棒29か、ホルダー291に支持されて弾性
部材292により押圧され、前記現像スリーブ231に
圧接し、現像剤層規制手段を構成している。
前記現像スリーブ231と感光体ベルト21との間隙は
、現像スリーブ231の軸端部に同軸に設けられコロ(
図示せず)か、感光体ベルト21に摺接する間隔保持板
28に当接することによって、常に0、5mm前後の一
定間隙に保持されている。
ここで、Eは前記感光体ベルト21を現像スリーブ23
1との間隔部に形成される現像領域238は直流電圧と
交流電圧とを重置した交流バイアス電源である。
トナー収納装置(トナーホッパー)より補給されるトナ
ーは、トナー搬送スクリュー232に送り込まれ、更に
、互いに反対方向に回転される撹拌スクリュー233に
よって、予め現像槽内に収容されている磁性キャリアと
トナーとか成る二成分現偉材りと充分撹拌混合されたう
え、現像スリーブ231に送られる。
駆動回転される現像スリーブ231の内部には、固定し
た磁極を有するマグネットローラ236か配設されてい
て、この回転する現像スリーブ231とマグネットロー
ラ236とによって、現像材りか現像スリーブ231上
に層状に付着して、矢印方向に搬送され、前記薄層形成
棒29の押圧位置を通過して所定の薄層か形成される。
第4図は現像剤層厚規制手段の平面図である。
前記ホルダー291の両側面一部内壁には、弾性部材2
92が貼り付けられている。
前記薄層形成棒29の両端部のセンター穴29A。
29Aに、ホルダー291の両両面に設けられた突起部
29’lAの先端部か遊嵌、挿入される。
このようにして、薄層形成棒29はホルダー29]から
脱落したり外れたりすることかなくなも勿論、前記突起
部291Aとセンター穴29Aの嵌合状態はゆるくし、
外れない程度の余裕を持たせである。
このようにして組み立てられた現像剤層厚規制手段のユ
ニットを現像器23のハウシング27にはめ込み固定し
、スクレーパ239を薄層形成棒29の周面に圧接する
ように取り付ければ、組立か簡単に完了する。
前記磁性を有する薄層形成棒29は、対向するマグネッ
トローラ231の磁性と逆の磁性を有し、その吸引磁力
と、前記弾性部材292による弾力との協働によって現
像スリーブ231への押圧力か得られるようにしである
。そして現像スリーブ231上に運ばれてくる現像剤り
は、前記磁性薄層形成棒29と弾性部材292との押圧
力に打ちかって薄層形成棒29を押し付け、その圧接位
置にできた隙間を通過することによって、均一な現像剤
層設定厚さ(ここでは0.3mm)か得られるようにし
である。
そして感光体ヘルド21と現像スリーブ231との間の
現像領域の設定隙間(ここでは0.5mm)と対応し、
最適な現像か行なえるようにしである。
その後、現像か終わって現像スリーブ231上の余った
現像剤りは現像器23のハウジング27内に戻されて、
スクレーパ235で現像スリーブ231の周面から掻き
落とされたのち、再びスクリュー232.233によっ
て均一攪拌かなされ、現像スリーブ231上に散布され
、連続的に現像か行われる。
なお、前記現像剤層厚規制手段において、−例として薄
層形成棒29を直径6mmの剛性かつ磁性を有するステ
ンレス鋼棒とし、該薄層形成棒29をマグネットローラ
236の磁極に対向する位置に(2〜6 ) gf/m
mの荷重がかかるようにしたところ、はぼ(7〜9)m
g/aI!の現像剤搬送量が得られた。
その際に現像スリーブ231表面の押圧位置での磁束密
度は600ガウスであった。
前記磁性薄層形成棒29に代えて、非磁性の直径6mm
の剛性を有する円柱棒を用いた場合、上記各円柱にゴム
層被覆を用いた場合の、現像剤の搬送量(現像スリーブ
面上の単位面積当りの現像剤の重量)すなわち現像剤層
厚の比較を行なったのか第6図である。
また、剛性かつ磁性を有する薄層形成棒29を用いた際
の現像剤搬送量については、第6図に示すように薄層形
成棒29の直径を変化させたとき、押圧力と現像剤搬送
量は図示のように変化する。
さらに、剛性を有する現像スリーブ231の材質に、非
磁性体のステンレスパイプや、アルミ材等の金属パイプ
や、硬質樹脂やガラス、セラミック等の剛性を有するパ
イプ材を用いても、押圧力の変動による現像材搬送量に
変化を生しる。
さらにまた、現像スリーブ231の表面あらさによって
も、現像材搬送量に差異を生しる。
第1図は前記現像器23の要部拡大断面図である。
第2図は本発明に係る現像剤層の層厚形成方法を適用し
た一例を示す拡大断面図である。
本発明に係る二成分現像剤りは、樹脂被覆の磁性キャリ
アCと、着色剤を含む樹脂トナーTと、樹脂被覆の間隙
保持粒子(スペーサ粒子)Sとから成り、その各諸元は
下表に示す通りである。
第1表 上記組成物中、キャリア(C)8811量部とトナー(
T)7重量部とを混合し、これに均一な粒径を有するス
ペーサ粒子(S)を混入し、充分攪拌して目的の現像剤
りを得る。そして上記スペーサ粒子Sの含有比は、キャ
リアCとトナーTとスペーサ粒子Sの合計重量に対して
約5重量%とじた。ここで上記第1表に示すようにスペ
ーサ粒子Sの粒径はキャリアCの粒径の2〜8倍を有す
る大粒子である。
本実施例では、固定したマグネットローラ236の外側
を図示矢印方向に回転する現像スリーブ231の周面上
に付着した現像剤りは、前記薄層形成棒29による押圧
位置を通過するとき、現像スリーブ231と薄層形成棒
29との間隙gか、前記スペーサ粒子Sを挾持して通過
可能な所定間隙に規制され、現像スリーブ231の周面
上の現像剤層は所定の薄層厚となる。なお、上記スペー
サ粒子Sの直径は、現像装置23の現像条件に適合する
よう適宜選択されて、間隙gを規制して所望の現像剤層
厚を形成することかできる。
上記現像剤層は現像領域Eにおいて、図示矢印方向に回
転する感光体ベルト21上の静電潜像を、接触現像し、
トナー像を形成する。
この接触現像時には、電源238から交流成分を含む現
像バイアスが前記現像スリーブ231に印加され、その
結果、現像スリーブ231上に現像剤中のトナーのみが
選択的に前記潜像の面に移行して付着される。
現像領域Eでトナー成分を消費した現像剤りはキャリア
比率か高くなって現像スリーブ231によって搬送され
て前記スクレーバ235により剥離回収され、再びトナ
ー比率の高い現像剤りと混合される。
上記現像工程において、磁性を有するスペーサ粒子Sは
現像スリーブ231の周面に磁力により吸着された状態
で運ばれ、その後、スクレーパ235によって剥離され
るが、再びハウジング27内で現像剤りと混合して現像
スリーブに吸着され、繰返し使用される。
上記現像装置23に使用する二成分現像剤りの好ましい
物性値を下記の第2表に示す。
第2表 本発明者等は上記現像装置に類する構成のものについて
、基本的な条件が第3表のような範囲について、現像バ
イアスの交流分vAい現像バイアスの直流分Va 、現
像バイアス周波数n kHz、感光体ベルト21の非画
像部電位v8等を変動させて、再現性の良好な条件を求
めた。
実験過程において次の傾向が認められた。
(1)lVu  vatは小さいことが望ましい。
大きくなると非画像部にキャリア付着が発生しやすくな
る。但しOに近いとカブリが発生する。
(2)感光体の表面電位v9は、感光体の劣化や疲労を
配慮すると、電位変動があるので、大きくとっておく方
がよい。
(3) VAcは大きくなるとリークがあり1、キャリ
ア付着がおこりだす。VACは低い方がよい。
以上の一般傾向の他に、IV、  V、lと現像バイア
ス周波数(KHz) 、AC印加電圧VACsと画質と
の間には特定の関係があることが明らかとなった。なお
ここでIVHI>lV、lは反転現像時の条件であり、
lv+l<lvmlは正規現像時の条件となる。
第8図は横軸に現像バイアス周波数(KHz)をとり縦
軸にlVo  VBIをとって再現性の良好な範囲を示
したもので、現像バイアスの交流分については2 KV
ppに設定したものである。図において、C2(0,6
)、C2(0,5)、C2(0,4)はそれぞれ現像ギ
ャップを0.6mm、0.5mm、 0.4mmに設定
したとき良好な再現性が得られる限界を示している。
また、第9図は横軸に現像バイアスの交流の印加電圧(
KVPP)、縦軸ニIVo  VBIをとッテ再現性の
良好な範囲を示したもので、現像バイアス周波数につい
ては2 KHzに設定したものである。
図において、C3(0,6)、C3(0,4)はそれぞ
れ現像ギャップを0.6mm、0.4mmに設定したと
き良好な再現性が得られる限界を示している。第8図及
び第9図から明らかなことは、現像ギャップは狭い方が
再現性の良好な範囲は広く、第8図の02(06)、C
2(0,5)、C2(0,4)で示された限界線は左下
かりのカーブ特性を示し、第9図のC3(0,6)、C
3(0,4)で示された限界線は右下がりの直線に近い
カーブ特性によって示されている。
上記の限界線を数値的に求めるため、 域とし、Fの値を実験的に求めたのか下記の第4表であ
る。
更にバイアス周波数をn KHz、現像ギヤ・ノブ、i
l 4表の実験データから第5表か求められる。
VACの周波数を変化させた場合に起こる現象としては
、低周波数域(I KHz未満)においては、カブリか
発生しやすくなると共にキャリア付着の発生が急増し、
高周波数域(5KHzよりこえる領域)においては適性
範囲が狭く、現実の機械において、環境変動などによる
感光体の特性変化に追従できなくなる。以上のことから
、VACの周波数の設定については0.5〜10KHz
か好ましく1〜5 KHzか特に好ましいと考えられる
本発明の現像装置の第1図に示した実施例の備える各構
成部材の仕様は次の通りである。
前記現像スリーブ231は外径20mmの薄肉円筒状の
ステンレス鋼材で外周面を3μmの粗さにホーニング処
理したものであり、毎分250回転で図示反時計方向に
回転されている。現像スリーブ231の直径は、現像装
置の小型化からも小径スリーブが求められるか、内蔵す
るマグネットローラ236の磁力の制限から15〜30
mmに設定される。
また、現像スリーブ231の回転数についても、種々実
験を行ったが、回転数が低いと現像剤の供給量も少なく
、潜像を現像したときの画像濃度も低い。外径20mm
の現像スリーブ231についてみると、回転数か毎分0
〜200回転の間は最高画像濃度は直線的に増加し、毎
分200回転以上については飽和状態となる。しかし環
境温度が低いときには最高画像濃度か低下するので、若
干の余裕をもって設定することか必要である。
前記マグネットローラ236は第1図に示すようにNお
よびSを交互に等間隔に配置した等磁極8極または12
極の磁石から構成されるものであるか、l極欠落させて
7極または11極としてもよい。なお、各磁石の磁力は
感光体ベルト21へのキャリア付着を押さえるために大
きい方がよいが、マグネットローラ236の形状によっ
て製作上の限界もあり現像スリーブ231の周面上法線
方向での最高磁束密度を500〜700ガウス程度、本
実施例では600ガウスに保たれている。なおマグネッ
トローラ236にはフェライトを用いている。
現像スリーブ231と薄層形成29との関係位置は第1
図に示すように、マグネットローラ236の磁極に対向
した位置で、薄層形成29は現像スIJ −ブ231に
押圧され、また誘磁された磁力によって吸引され、押圧
力を高め、現像スリーブ231に均−に密着するよう作
用している。
前記薄層形成棒29を押圧する手段としては、前記弾性
部材292を、ゴム状弾性体あるいは樹脂の発泡体とし
てもよい。または弾性部材292として調整可能な板ば
ねやコイルばねを用いることもできる。
また、前記薄層形成棒29は、円柱形状に限定されるも
のではなく、現像スリーブ231に当接する部分が二次
曲面断面をなす柱状体、例えば曲率半径が1〜15mm
の棒状の現像剤層規制部材としてもよい。
あるいは、前記薄層形成棒29の少なくとも押圧部を、
ウレタンゴムまたはシリコーンゴム等の薄いゴム材や、
または押圧部を硬化樹脂層や硬質ガラス層で被覆しても
よい。なお上記ゴム材の被覆層の厚さは、0.01〜1
mm程度が好ましい。
更に、前記薄層形成棒29は、好ましくは磁性を有する
剛性材料からなる磁性棒状体であるが、磁界を発生する
磁石でもよいし、あるいは磁性粒子を封入し外側を硬質
材で被覆した柱状体でもよい。
この装置において、薄層形成棒29を直径6mmの剛性
を有したポリカーボネートとし、2〜Lgf/mmの荷
重かかかるようにしたところ、均一てムラかない磁穂か
得られた。その結果ムラのない濃度の安定した画像か得
られた。
また、この現像装置において、薄層形成棒29の材質と
して、ベークライト等の樹脂材やSO5やA/等の金属
を、ゴム弾性部材292としてンリコンゴム、フッ素ゴ
ム等を用いても、搬送量については、薄層形成棒29の
直径と押圧力と、スペース粒子Sの粒径を設定すること
により適当な搬送量を選ぶことか出来た。
なお、現像スリーブ231の材質として非磁性体のステ
ンレス鋼を用いたが、アルミ材の金属や硬い樹脂、ガラ
ス、セラミック等の剛性を有する材質を用いても同等の
硬化が得られた。現像スリーブ231の表面アラサは3
Sのものを用いた。表面アラサを0.1〜2O8のもの
を用いても同様の効果か得られた。他の材料に同様の結
果が得られた。
なお、上記実施例では、像担持体として感光体ベルト2
1を設けた画像形成装置について説明したか、勿論像担
持体として円筒状の感光体ドラムにも適用可能である。
また、実施例では、各色トナー像を転写ドラム51に巻
回した転写材(記録紙)P上に順次転写する形式のもの
であるが、中間転写体に転写後記録紙Pに転写する形式
や、像担持体上に各色トナー像を積み重ねる形式の画像
形成装置にも適用可能である。
第10図(A)は本発明の現像剤層の形成方法に使用す
る現像剤層規制手段の他の実施例を示す拡大断面図であ
り、第1O図(B)はその要部拡大図である。
これらの図において、ドラム状の像担持体21は、帯電
、露光装置(図示せず)によって表面に静電像が形成さ
れ、矢印の方向に回転する。像担持体210に近接して
設けられた現像剤搬送担体は、アルミニウム等の非磁性
材料からなる現像スリーブ231と、周方向に複数の磁
極を有するマグネットローラ236から構成され、マグ
ネットローラ236の磁極は、S極とN極を各4極交互
に並べたものであり、現像スリーブ231上での磁界は
500−1500Gaussが望ましく、本例では70
0Gaussのマグネットロールを用いた。非磁性の現
像スリーブ231はステンレスの表面を1−10μ、の
粗さに凹凸をつけたものが望ましく、本実施例では非磁
性スリーブ231の表面を3μ、の凹凸にした直径20
mmの円筒状スリーブを用いた。現像スリーブ231の
回転数は(100〜500) rpm、本例では(24
0) rpm、 ?グネットローラ236の回転数は現
像スリーブ231の2〜5倍、本例では800rpmで
ある。現像剤りを現像剤溜りから現像領域Eに搬送する
ためには、現像スリーブ231を固定し、マグネットロ
ーラ236を回転させるか、反対にマグネットローラ2
36を固定し、現像スリーブ231を回転させるか、あ
るいは両者231.236を上することのいずれでも可
能である。ただし、現像剤りの搬送される方向は、現像
スリーブ231が回転をしたときは、その回転方向と同
じであるが、マグネットローラ236が回転をしたとき
には、その回転方向とは逆方向になる。
第1O図では、マグネットローラ236は固定し、現像
スリーブ231を反時計方向に回転しているときを示し
た図であり、このとき、マグネットローラ236か像担
持体210に対向している磁極の磁束密度は、他の磁束
密度よりも大きくしである。像担持体210と対向した
磁極の磁束密度をより大きくするために、同極あるいは
異極の2つの磁極を近接させることもできる。
薄層形成板(弾性板)60は保持部材61に固定さ! 
   れている。弾性板60の厚さに関しては0.05
〜0.2m墓の間にあることを適当とし、本実施例では
O,1mmとした。また弾性板60の弾性率は5000
〜25000kgf/mm”を適当とし、本実施例では
11000kgf/mm2とした。また弾性板60の材
質はステンレス鋼、銅、黄銅、鋼鉄などがよいか、本実
施例ではリン青銅を用いた。弾性板60か保持部材61
に固定された位置から、弾性板60の先端までの長さ(
自由長)は、5〜20mmの間にあることが適当て本実
施例では15mmとし、先端から1mmのところで現像
スリーブ231に接触し、かっ、その線圧が1〜10g
/■の間にあることか適当で実施例では1 g/mmと
なるように配設する。
現像スリーブ231の周面上をマグネットローラ236
の磁力によって担持され搬送される現像剤りは、薄層形
成板60によって、所定の厚さの現像剤層(本例では2
50μm〜450μm)に形成され、更に搬送されて現
像領域Eに到達し、その一部は像担持体21に吸引され
、残りは現像スリーブ231の周面上を矢印の方向に搬
送されてスクレーパ235により現像スリーブ231の
周面上から除去される。
このような構成をなす薄層形成板6oに圧接された現像
スリーブ231の局面には、キャリアCとトナーTと間
隔保持粒子(スペーサ粒子)Sとから成る現像剤りか吸
着搬送されて、圧接部分を通過し、このとき現像スリー
ブ231と薄層形成板60との間隙gか、スペーサ粒子
Sの粒径が通過可能な所定間隙に規制保持されて、この
間隙通過後の現像剤層は所定の薄層厚となって現像領域
Eに搬送される。
第11図は前記薄層形成板60の圧接面が現像スリーブ
231の回転方向に対して掃引する方向に設置した例で
ある。この場合にも前記スペーサ粒子Sの介在搬送によ
って間隙gは一定に保持される。
第12図は本発明の現像剤層の形成方法に使用する現像
剤層規制手段の更に他の実施例の構成を示す断面−であ
る。
この実施例では、現像剤層規制部材として、金属又は合
成樹脂からなる前記薄層形成板60に、ゴム弾性板62
を積層したものである。
第12図(a)は、ゴム弾性板62として、厚さ0、1
’ 〜2. Omm、ゴム硬度40〜90°Hsのポリ
ウレタンなどのゴム部材を仕様し、薄膜形成板60とし
て、厚さ005〜0.5mmの燐青銅板あるいはステン
レス鋼板などの金属薄板や、厚さ0.1〜1.0mmの
ポリエチレンテレフタレート(PET)などの樹脂板を
用い、ゴム弾性板62とを粘着テープ、接着剤あるいは
熱融着などにより貼り付け、これを保持部材61に両面
粘着テープを介して貼り付けている。
両面粘着テープの代わりに接着剤を用いてもよい。
第12図(b)はゴム弾性板62と薄層形成板60を貼
り付けることなく重ね合わせた状態で、保持部材51で
機械的に挟み込んだ例である。
ここで、前記ゴム弾性板62と現像スリーブ231との
当接位置や変形量は、特開昭62−191868号、特
開昭62−191869号による押圧力、先端遊び量に
より求められる。
この例においては、ゴム弾性板62のトナー、キャリア
と接触する部分にゴム弾性体を用い、裏打ちを行ってい
るため、現像スリー゛ブ231に均一な押圧が可能とな
り、キャリアやトナーの付着堆積も発生しないため、均
一で安定した現像剤層か形成可能である。
上記(a)、(b)いずれの例においてもゴム弾性板6
2が貼り付けられるとき、あるいは挟み込まれる時に、
多少の歪みがあっても金属又は合成樹脂の薄層形成板6
0に押さえうけられる形となりゴム弾性板62の波うち
か防止され均一な層形成を長期にわたり安定して行うこ
とができる。
第13図は、金属又は合成樹脂の薄層形成板60の現像
スリーブ231に当接する部分だけに、ゴム弾性板62
を貼り付けたものである。該ゴム弾性板62は、ゴム硬
度40〜90°Hs好ましくは50〜70°H3のポリ
ウレタンなとのゴムで厚さを1〜3mmとして、保持部
材61に固定したものである。この例においても、ゴム
弾性板62よる現像剤層形成の安定化と、歪みへの対策
は満足することができる。
以上のように、本発明に係る現像剤層厚規制手段のこの
実施例では、ゴム弾性板62の、現像スリーブ231に
接する面とは反対側の面に、金属や合成樹脂からなる板
状弾性体(薄層形成板60)が接着あるいは面接触、線
接触するようになっているので、薄いゴム弾性体だけの
場合のような波うち現象か発生しない。
上記第12図および第13図に示す現像剤層厚規制手段
を用いた現像装置においても、前記キャリアCとトナー
Tとから成る現像剤り中に含まれる間隙保持粒子(スペ
ーサ粒子)Sか、現像スリーブ231と薄層形成板60
との圧接位置における間隙を、該スペーサ粒子Sの粒径
に相当する間隙に規制するから、該圧接位置を通過した
現像剤層は所定の薄層厚となる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の現像方法は、二成分現像剤
中に剛性を有し所定の均一粒径を有する間隙保持粒子を
含有し、該粒子を現像剤担持体上に搬送し現像剤層規制
部材により挟圧するように構成し、現像領域において交
流バイアス電圧を印加して接触現像を行なうことにより
、現像剤中のキャリアおよび間隙保持粒子は現像スリー
ブ上に束縛され、一方、トナー像担持体へ移行してトナ
ー画像を形成する。
これによって画像エツジ部の電界の影響は小さくなり、
細線及び細かい文字の再現性が向上し良好な画質を得る
ことができるようになった。
また、カラー画像形成装置に本発明の非接触現像方法を
適用した複数個の現像装置を像担持体ドラムの周縁部に
設けるときは、小型なカラー画像形成装置か提供される
と共に、得られる複写画像は高解像で良好な色調及び諧
調再現性を有するものであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の接触現像方法を適用した現像装置の要
部拡大断面図、 第2図は本発明に係る間隙保持粒子を説明する拡大断面
図、 第3図はカラープリンターのプロセスカートリッジの断
面図、 第4図は現像剤層厚規制手段の平面図、第5図は本発明
による現像装置を多色画像形成装置に適用した実施例を
示す構成図、 第6図および第7図は薄層形成棒の押圧力と現像剤搬送
量の関係を示す図、 第8図および第9図は、交流バイアス電圧による振動電
界と像担持体上の電位との特性図、h410図(A)は
薄層形成板と現像スリーブの拡大断面図、第10図(B
)はこれらの圧接位置の部分拡大断面図、 第11図は薄層形成板の他の実施例を示す拡大断面図、 第12図および第13図は薄層形成板の更に他の実施例
を示す断面図である。 20・・・プロセスカートリッジ 21・・・感光体ベルト(像担持体) 210・・・感光体ドラム(像担持体)23a 、 2
3b 、 23c 、 23d −・・現像器231・
・・現像スリーブ(現像剤担持体)232・・・トナー
搬送スクリュー 233・・・撹拌スクリュー 235・・・スクレーバ 236・・・マグネットローラ 238・・・交流バイアス電源 27・・・ハウジング(筐体) 29・・・薄層形成棒(現像剤層規制規制部材)291
・・・ホルダー 292・・・弾性部材 239・・・スクレーバ 40・・・レーザ書き込み系ユニット (光学ユニット) 50・・・転写手段    51・・・転写ドラム54
・・・転写番     60・・・薄層形成板61・・
・保持部材    62・・・ゴム弾性板D・・二成分
現像剤 S・・・間隙保持粒子(スペーサ粒子)T・・・トナー
     E・・・現像領域g・・・間隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回動する現像剤担持体上に、磁性キャリアと樹脂
    トナーとの混合物から成る二成分現像剤を供給し、層厚
    規制して搬送し、該現像剤担持体と所定の間隙を保持し
    て対向する像担持体上に形成された静電潜像を現像領域
    において前記現像剤層により接触現像してトナー像を形
    成する現像方法において、 前記現像剤担持体の現像剤担持面を押圧する現像剤層規
    制部材と、 前記キャリアより大径の所定粒径と磁性を有する間隙保
    存粒子を含有する二成分現像剤とから構成し、 前記現像剤担持体上に、前記間隙保持粒子を含有する二
    成分現像剤を担持して搬送し、前記現像剤層規制部材に
    よる現像剤担持体押圧位置で、前記間隙保持粒子を挾持
    通過させることにより該現像剤層規制部材と現像剤担持
    体とを所定間隔に保持して、現像剤担持体上に均一な現
    像剤薄層を形成することを特徴とする現像方法。
  2. (2)前記現像剤担持体と像担持体に交流バイアス電圧
    を印加し、前記現像領域における前記間隔保持粒子およ
    びキャリアを現像剤担持体面に束縛するとともに、前記
    トナーを像担持体面に移行可能にしたことを特徴とする
    請求項1に記載の現像方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010224344A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置および画像形成装置
JP2013254147A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及び画像形成装置
JP2014167529A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置、感光体ユニット及び画像形成装置

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