JP3993849B2 - 画像形成装置の現像装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの電子写真法による画像形成装置に適用される現像装置に関するものであり、より詳細には、感光体ドラム表面に形成された静電潜像を、磁性トナー(一成分磁性現像剤)を用いてのジャンピング現像方式により現像する画像形成装置の現像装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの静電写真法による画像形成装置において、磁性トナーを用いた一成分現像方式は、トナーと磁性キャリアとを用いた二成分現像方式のようなキャリア劣化による寿命の限界が発生せず、高寿命に適切な方式であるという利点を有しており、広く使用されている。
このような一成分現像方式において、感光体ドラム表面の静電潜像部への磁性トナーの供給は、現像ローラを用いて行われる。この現像ローラは、一般に、内部に複数の磁極を有するマグネットが固定された円筒形状の非磁性スリーブからなっており、このスリーブを回転させることにより、スリーブ上に供給された磁性トナーを、感光体ドラムと対面する領域(現像領域)に搬送するような構造となっている。
ところで、均一に現像を行うためには、現像領域への磁性トナーの供給量は一定にすべきである。従って、上記現像ローラの非磁性スリーブと一定の微小間隔をおいて磁性ブレードが配置され、この磁性ブレードとスリーブとの間隙を通過させることにより、スリーブ上の磁性トナーの層厚を一定の範囲に調整して、磁性トナーを現像領域に搬送するようになっている。
上記のような磁性ブレードは、一般に、該ブレード先端とスリーブ中心とを結ぶ直線上にブレードが位置するように配置されている(特許文献1参照)。
特開平8−190275号公報
特許文献1に記載されているように磁性ブレードを配置するのは、ブレード先端部分を通過する際に、磁性トナーに均一な圧力が加わるためであるが、このように磁性ブレードを配置して飛翔現像を行う場合には、しばしば、磁性トナーの層に厚みムラを生じ、この厚みムラに起因して、画像汚れが生じるという問題があった。
従って、本発明の目的は、磁性トナー(一成分現像剤)を用いて飛翔現像を行うに際して、現像領域に供給されるトナー層の厚みムラを生じることなく、画像汚れの発生を確実に防止することが可能な画像形成装置の現像装置を提供することにある。
本発明によれば、円筒形状の非磁性スリーブと、該スリーブの内部に配置された複数の磁極を有するマグネットからなる現像ローラを回転可能に現像ハウジングに設け前記スリーブの外周面と小間隔をおいて板状の磁性ブレードの先端を配置するとともに前記現像ローラを感光体ドラムに対面するように配置させて、該磁性ブレードによって、前記現像ローラに供給される磁性トナー層の厚みを調整し、該磁性トナーを前記感光体ドラムの表面の静電潜像に付着させるようにした画像形成装置の現像装置において、前記磁性ブレードは、前記現像ハウジングに設けられた取り付け具に取付けられ、前記現像ローラの回転軸の両端部は、前記現像ハウジングに設けられた軸受けに保持され、該軸受けには前記磁性ブレードの先端部と前記スリーブの外周面との間隔を設定する突起部を形成し、前記磁性ブレードの先端部を前記突起部に当接させるように配置したことを特徴とする画像形成装置の現像装置が提供される。
本発明においては、
1.前記板状の磁性ブレードは、厚みが1乃至3mmの矩形状断面を有していること、
2.前記磁性ブレードと非磁性スリーブとの間隔zは、0.2乃至0.5mmの範囲に設定されていること、
3.前記現像ローラの軸の両端部は、磁性ブレードと現像スリーブとの間隔zを調整するための突起部を備えた軸受に保持され、該磁性ブレードの両端部は、該突起部に当接していること、
が好ましい。
本発明によれば、磁性ブレードの位置を、スリーブの中心を通り且つ該ブレードの上流側面(スリーブの回転方向に対して上流側に位置する面)と平行に延びている基準線に対して、一定の間隔S(0.3mm以上)で下流側にずらすことにより、常にトナー層の厚みが均一に保持され、画像汚れの発生が有効に防止できる。即ち、従来の現像方法では、磁性ブレードは、上記基準線上に配置されていたのであるが、このような位置に磁性ブレードを配置した場合、実際の製造ラインで組み立てられた画像形成装置では、部材の精度のばらつきなどにより、ブレードが基準線よりも若干、スリーブ回転方向に対して上流側にずれて配置されることがある。このような状態で、現像ローラに衝撃が加わると、該ブレードを通過することにより圧縮されたトナーが、スリーブ回転によりブレードとスリーブとの間隔が狭くなる方向に進行するため、さらに圧縮されるようになり、スリーブ面に付着しやすくなってしまう。スリーブ面にトナー付着を生じると、トナーの薄層の厚みにばらつきを生じ、部分的に厚みの大きい部分が形成されてしまう。しかるに、飛翔現像では、スリーブ面上のトナーを飛翔させて感光体ドラム表面上の静電潜像部に付着させるため、厚みの大きい部分は感光体ドラム表面に直接接触してしまい、該ドラム表面の静電潜像部以外の不必要な部分にトナー付着が発生し、画像汚れの要因となってしまう。本発明においては、磁性ブレードの位置を上記基準線から下流側にずらすことにより、現像ローラに衝撃が加わったとしても、ブレードにより圧縮されたトナーは、ブレードとスリーブとの間隔が大きくなる方向に進行するため、さらなる圧縮によるスリーブ面へのトナー付着を回避でき、この結果、トナー層の厚みムラの発生が有効に防止され、画像汚れの発生を確実に防止することができるのである。
また、本発明においては、スリーブの外径をA(mm)と前記間隔S(mm)とが、下記式:
S/A≦0.05
の条件を満足するように設定することにより、ブレードによる厚み調整機能を損なわず、安定して且つ確実にトナー層の厚み調整を行うことができる。
前記板状の磁性ブレードは、厚みが1乃至3mmの矩形状断面を有していることにより、安定してトナーの薄層形成を行うことができる。
さらに、前記磁性ブレードと非磁性スリーブとの間隔zを、0.2乃至0.5mmの範囲に設定することにより、トナーの飛翔を安定して行うことができる。
さらには、現像ローラの軸の両端部を、磁性ブレードと現像スリーブとの間隔zを調整するための突起部を備えた軸受に保持せしめ、該磁性ブレードの両端部を該突起部に当接させることにより、磁性ブレードと非磁性スリーブとの間隔Lを、精度よく設定することができる。
本発明の画像形成装置の現像装置を実行するための画像形成装置の概略構成を示す図1において、回転可能に設けられている感光体ドラム1の周囲には、主帯電装置2、現像装置3、転写ローラ4、クリーニング装置5が配設されており、帯電装置2と現像装置3間の上方には、図示されていないがLSU(レーザスキャンユニット)が配設されて、画像露光のためのレーザ光Lが照射されるようになっている。また、感光体ドラム1と転写ローラ4間に形成される転写ニップ部Nには、記録紙Pが通過するようになっており、その搬送方向下流側には定着装置7が設置されている。
感光体ドラム1は、例えばアルミ等の導電性素管上に、有機感光層やアモルファスシリコン感光層等の無機感光層を備えたものであり、このような感光体ドラム1を、所定のモータ駆動により矢印aで示す方向に所定の周速で回転させながら、画像形成工程が実行される。
帯電装置2としては、コロトロン、スコロトロン等のコロナ帯電器や、帯電ローラが使用され、コロナ帯電や接触帯電によって、感光体ドラム1の表面が正極性または負極性に一様に主帯電される。この帯電電位は、用いる感光体ドラム1の特性に応じて設定される。
上記のような主帯電後、コンピュータから入力される画像情報或いはスキャナ等で読み取られた所定の原稿に係る画像情報に基づいて、レーザ光Lが感光体ドラム1表面に照射されることにより、画像情報に応じた静電潜像が形成される。即ち、光照射部の電位が低下し、静電潜像が形成されるわけである。
現像装置3は、感光体ドラム1と対面するように配置された現像ローラ10を備えており、現像ローラ10の表面に保持された磁性トナーを感光ドラム1表面の静電潜像に付着させてトナー像として現像(可視像化)するものである。この装置の構造については、後記で詳細に説明する。
尚、現像ローラ10と感光体ドラム1との間には、現像バイアス電源12から直流成分に交流成分を重畳した所定の現像バイアスが印加され、感光体ドラム1の帯電極性と同極性に帯電されたトナーが感光体ドラム1の静電潜像部(即ち、光照射により電位が低下した明電位部分)に付着するわけである。
用いる磁性トナーは、それ自体公知のものでよく、バインダー樹脂中に、カーボンブラックなどの着色剤や、正帯電制御剤、ワックスなどのオフセット防止剤や、マグネタイトなどの磁性剤等が配合されたものである。また、このようなトナーは、5乃至10μm程度の粒径を有しており、通常、疎水性シリカ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化チタンなどの粉末がトナー100重量部当り0.1乃至3重量部の量で表面処理剤として外添され、流動性が高められている。
上記のようにして感光体ドラム1表面に形成されたトナー像は、転写ローラ4によって、記録紙P上に転写される。
この転写ローラ4は、導電性のものであり、感光体ドラム1表面に所定の押圧力で接触して配置されており、転写ニップ部Nを形成し、矢印b方向(反時計方向)に回転する。この転写ニップ部Nを記録紙Pが通過する際に、転写バイアス電源6から転写ローラ4に転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム1表面のトナー像が記録紙Pの表面に転写される。この転写バイアスは、トナー像の帯電極性と逆極性であり、通常、200V乃至3KV程度であり、転写電流により制御される。尚、連続して画像形成を行う場合には、紙間では、転写バイアスは0V或いは逆バイアスに変更され、転写ローラ4表面へのトナー付着が防止される。尚、転写ローラ4を用いる代わりに、負コロナ帯電器及び交流コロナ帯電器を転写装置として用いることも可能であり、この場合には、負コロナ帯電器により記録紙Pの背面(感光体ドラム1とは反対側)が負極性に帯電され、静電引力により、記録紙Pの表面にトナー像が転写され、交流コロナ帯電器による除電によって、記録紙Pの感光体ドラム1への巻き付きが防止される。
トナー像が表面に転写された記録紙Pは、定着装置7に導入され、トナー像の記録紙Pへの定着が行われる。この定着装置7は、ヒータ内蔵の定着ローラ7aと加圧ローラ7bを有しており、定着ローラ7aと加圧ローラ7b間の定着ニップに記録紙Pを通過させることにより、記録紙Pの表面に転写されたトナー像を加熱加圧して熱定着するものである。
一方、トナー像転写後の感光体ドラム1表面に残存するトナーは、クリーニングブレード5aにより除去、回収される。このクリーニングブレード5aは、ポリウレタンゴムなどからなり、通常、60度以上のゴム硬度(JIS A)を有し、感光体ドラム1表面に、10乃至30g/cm程度の押圧力で圧接されている。
上述した現像装置3の構造を示す図2を参照して、この現像装置3においては、現像ハウジング13内に、感光体ドラム1と対面する位置に設けられている現像ローラ10と共に、トナー攪拌・搬送用のスパイラル15,16が、それぞれ現像ローラ10と平行に且つサイドバイサイドに配置されており、スパイラル15,16との間の中央部分には、仕切壁18が設けられており、仕切壁18の両端部分では、スパイラル15が収容されている空間とスパイラル16が収容されている空間とが連通している。即ち、現像ハウジング12内に収容された磁性トナーが搬送され、現像ローラ10上に供給されるようになっている。
現像ローラ10は、回転可能に設けられた円筒形状の非磁性スリーブ(例えばアルミ製)10aと、その内部に固定された複数の磁極(図2においては、N極、S1極及びS2極の3極構成となっている)を有するマグネットから構成されており、図中、矢印Xで示す方向へのスリーブ回転により、現像ローラ10上(スリーブ10a上)に供給された磁性トナーを現像領域(感光体ドラム1と対面する領域)に搬送するようになっている。
また、上記スリーブ10aとは、微小間隔をおいて、SUS等の磁性材料からなる磁性ブレード20が設けられている。即ち、磁性トナーは、現像ローラ10上で、特にブレード20との接触により所定極性に帯電され、且つ、このブレード20によって、現像領域に供給されるトナー層の厚みを一定の範囲に調整し、前述した現像バイアスの印加により、磁性トナーを感光体ドラム1表面に飛翔させ、現像が行われる。この場合、スリーブ10aと感光体ドラム1表面との間隔は、通常、0.2乃至0.5mm程度に設定される。
上記スリーブ10aと磁性ブレード20との間隙部分を拡大して示す図3を参照して、本発明においては、スリーブ10aの回転方向に対して上流側に位置するブレード20の面20aと、スリーブ10aの中心を通り且つ該上流側面20aと平行に延びている基準線Lとの間隔Sが0.3mm以上となるように、磁性ブレード20を、該基準線Lに対して下流側となるように配置することが重要である。即ち、このような位置に磁性ブレード20を配置した場合、磁性トナーの搬送方向(スリーブ10aの回転方向)に沿って、ブレード20の先端面20bとスリーブ10aとの間隔が漸次増大していく。この結果、現像ローラ10に衝撃が加えられ、多少のブレや位置ずれを生じたとしても、該ブレード20の先端部を通過する磁性トナーが徐々に圧縮されるという不都合を生じることがなく、磁性トナーのスリーブ10a面への付着が有効に抑制され、トナー層の厚みムラの発生が防止され、画像汚れの発生を確実に防止することができることとなる。
即ち、上記の間隔Sが0.3mm未満の場合、例えば、ブレード20の上流側面20aが基準線L上に位置するようなときには、現像ローラ10に衝撃が加えられたときにブレード先端20bが、スリーブ10aの回転方向に位置ずれしてしまうことがあり、この結果、磁性トナーの搬送方向に沿って、ブレード20の先端面20bとスリーブ10aとの間隔が漸次減少し、該ブレード20の先端部を通過する磁性トナーが徐々に圧縮されてしまう。この結果、磁性トナーがスリーブ10a面に付着してしまい、トナー層の部分的な厚みムラを生じ、厚みの大きい部分のトナーがドラム表面に接触し、付着してしまい、画像汚れが生じてしまう。本発明では、このような不都合を有効に回避することができるのである。
本発明においては、前記間隔S(mm)は、スリーブ10aの外径をA(mm)としたとき、下記式:
S/A≦0.05
の条件を満足するように設定されるべきである。即ち、スリーブ10aの曲率に応じて、間隔Sが所定の範囲以下に設定することにより、後述する実施例に示すように、ブレード20による厚み調整機能を損なわず、安定して且つ確実にトナー層の厚み調整を行うことができる。例えば、S/Aが0.5を超えると、ブレードのエッジ部のみでの厚み調整と変わらなくなってしまい、トナー層の薄層形成が不安定となってしまう。
また、磁性ブレード20は、厚みtが1乃至3mmの矩形状断面を有していることが好ましい。これにより、ブレード20の先端面20bでの圧縮により、安定してトナーの薄層形成を行うことができるからである。厚みtが薄いと、厚み調整機能が不安定となり、また、必要以上に厚くしても、格別の利点は無いからである。
本発明においては、一般に、トナーの飛翔を安定させるに十分な厚みの薄層を均一に形成させるために、磁性ブレード20と非磁性スリーブ10aとの間隔z(最小間隔を意味する)を、0.2乃至0.5mmの範囲に設定することが好ましい。このような間隔調整を精度よく行うためには、スリーブ10aの軸受を利用するのがよい。図4には、このようなブレード20の取り付け方法を示した。
即ち、図4において、スリーブ10a(現像ローラ10)の軸10bの両端部は、軸受25によって現像ハウジング13に回転可能に保持されるが、この軸受25には、突起部26が形成されており、ブレード20の両端部分を、この突起部26に当接することにより(図4(a)参照)、このブレード20とスリーブ10aとの間隔zを、精度よく設定することができる。この場合、ブレード20の上端部分は、図4(b)に示したように、現像ハウジング13に設けられた所定の取り付け具28にビス止めされるが、SUS板、鉄板等のスペーサ30を挟んでビス止めすることにより、基準線Lからの間隔Sの調整を精度よく行うことができる。また、この突起部26の上面26aを、図5の拡大図に示すように、スリーブ10aと同心円状に形成しておくことにより、前記基準線Lとの間隙Sの調整を行った場合にも、ブレード20と非磁性スリーブ10aとの間隔zの変動を有効に回避することができる。
尚、本発明において、ブレード20の先端位置は、通常、図2に示されている磁極S2との角度θが3乃至10度の範囲となるように設定しておくことが好適である。
下記仕様の現像ローラを備え、表1に示すように、磁性ブレードの位置(基準線Lとの間隔S)が種々変更された現像装置を用い、所定の衝撃を加えた後に、デジタルプリンタに装着し、画像出力を行い、その性能評価を行い、結果を表1に示した。
(現像装置の仕様)
現像ローラ(3極構成):
スリーブ外径;20mm
S2極の磁力;80mT
ブレードとS2極との角度;7度
ブレード;厚み2mmのSUS430の板材
ブレードとスリーブとの間隔z;0.3mm
(プリンタの仕様)
感光体ドラム:
アルミ素管径;30mm
アモルファスシリコン感光層;初期厚み30μm
ドラム幅;240mm
ドラム周速;350mm/sec
主帯電器:スコロトロン
主帯電電位:400V
現像剤:
正帯電性磁性トナー
表面処理剤(疎水性シリカ);トナー100重量部当り1重量部
ドラム−現像ローラ間隔:0.3mm
現像バイアス
直流バイアス;320V
交流バイアス;ピーク間電圧1.7V,周波数2.5Hz
クリーニングブレード;
ポリウレタンゴム
硬度(JIS A);65度
定着装置:
定着温度;180℃
記録紙:A4サイズ
印字率:6%
転写電流:−8μA
転写ローラ周速:感光体ドラム周速の1.02倍
尚、画像出力による性能評価は、現像装置の駆動側(現像ローラやスパイラルの駆動ギヤが設けられている側)の片落ち、従動側(駆動側とは反対側)の片落ち及び全体について、それぞれ高さ10cmから自由落下させて衝撃を与え、その直後にプリンタに装着し、画像の不具合による評価を行った。評価基準は以下の通りである。
×:連続して20枚以上の画像出力を行った場合、画像に横筋が連続して発生しているとき。
△:画像に横筋が発生するが、20枚未満で消滅するとき。
○:画像に横筋等の不具合は全く発生しないとき。
また、上記のような衝撃を与えずに、そのまま現像装置をプリンタに装着し、グレー画像を出力し、その進行方向に対する横方向の濃度ムラや縦筋の発生を、予め作成された見本の画像と比較することにより、トナーの薄層ムラの評価を行った。その評価基準は、以下の通りである。
トナー薄層ムラの評価
×:濃度ムラや縦筋の発生が、見本の限度を超えて発生している。
△:濃度ムラや縦筋の発生が認められるが、見本の限度内である。
○:濃度ムラや縦筋の発生は、全く発生していない。
Figure 0003993849
前記間隔Sと共に、現像ローラ(スリーブ)の外径Aを種々変更して、上記と同様の実験を行い、横筋、薄層ムラについての評価を行った。その結果を表2に示す。
尚、横筋、薄層ムラについての評価基準は次の通りである。
○:横筋、薄層ムラ共に発生せず。
△:横筋或いは薄層ムラが見本の限度内で発生。
×:横筋或いは薄層ムラが見本の限度を超えて発生。
Figure 0003993849
本発明の実施に用いる画像形成装置を示す概略構成図。 本発明で採用する現像装置を示す図。 図2の現像装置の要部を示す図。 図2の現像装置におけるブレードの取り付け方法を示す図。 スリーブ軸の軸受の形状の好適例を拡大して示す図。
符号の説明
1:感光体ドラム
3:現像装置
10:現像ローラ
10a:非磁性スリーブ
20:磁性ブレード

Claims (3)

  1. 円筒形状の非磁性スリーブと、該スリーブの内部に配置された複数の磁極を有するマグネットからなる現像ローラを回転可能に現像ハウジングに設け
    前記スリーブの外周面と小間隔をおいて板状の磁性ブレードの先端を配置するとともに前記現像ローラを感光体ドラムに対面するように配置させて、
    該磁性ブレードによって、前記現像ローラに供給される磁性トナーの層の厚みを調整し、該磁性トナーを前記感光体ドラムの表面の静電潜像に付着させるようにした画像形成装置の現像装置において、
    前記磁性ブレードは、前記現像ハウジングに設けられた取り付け具に取付けられ、前記現像ローラの回転軸の両端部は、前記現像ハウジングに設けられた軸受けに保持され、該軸受けには前記磁性ブレードの先端部と前記スリーブの外周面との間隔を設定する突起部を形成し、前記磁性ブレードの先端部を前記突起部に当接させるように配置したことを特徴とする画像形成装置の現像装置。
  2. 前記取り付け具と前記磁性ブレードとの間には、前記間隔を調整するスペーサを設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の現像装置。
  3. 前記突起部の前記磁性ブレードの先端部と当接する当接面を前記スリーブの外周面と同心円状になるように形成したことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置の現像装置。
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