JP3955010B2 - 現像装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの電子写真法による画像形成装置に適用される現像方法に関するものであり、より詳細には、感光体ドラム表面に形成された静電潜像を、磁性トナー(一成分磁性現像剤)を用いて現像する現像装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの静電写真法による画像形成装置において、磁性トナーを用いた一成分現像方式は、トナーと磁性キャリアとを用いた二成分現像方式のようなキャリア劣化による寿命の限界が発生せず、高寿命に適切な方式であるという利点を有しており、広く使用されている。
このような一成分現像方式において、感光体ドラム表面の静電潜像部への磁性トナーの供給は、現像ローラを用いて行われる。この現像ローラは、一般に、内部に複数の磁極を有するマグネットが固定された円筒形状の非磁性スリーブからなっており、このスリーブを回転させることにより、スリーブ上に供給された磁性トナーを、感光体ドラムと対面する領域(現像領域)に搬送するような構造となっている。
ところで、均一に現像を行うためには、現像領域への磁性トナーの供給量は一定にすべきである。従って、上記現像ローラの非磁性スリーブと一定の微小間隔をおいて磁性ブレードが配置され、この磁性ブレードとスリーブとの間隙を通過させることにより、スリーブ状の磁性トナーの層厚を一定の範囲に調整して、磁性トナーを現像領域に搬送するようになっている。
上記のような磁性ブレードは、一般に、該ブレード先端とスリーブ中心とを結ぶ直線上にブレードが位置するように配置され、さらにトナー層のトナー密度を一定の範囲とするために、スリーブ回転方向に対して上流側に位置する磁性ブレードの側面にマグネットを設けることも提案されている(特許文献1参照)。
特開平10−333437号公報
特許文献1に記載されているように磁性ブレードを配置するのは、ブレード先端部分を通過する際に、磁性トナーに均一な圧力を加え且つトナーに必要以上のストレスが負荷されるのを防止するためであり、マグネットを取り付けるのは、ブレード先端部に導入するトナー量を一定の範囲に調整するためであるが、このように磁性ブレードを配置して現像を行う場合には、現像を繰り返し行っていくうちに、黒点が画像中に発生したり、特にグレー画像については画像中に縦筋が発生するという問題があった。
従って、本発明の目的は、磁性トナー(一成分現像剤)を用いて現像を行うに際して、黒点の発生やグレー画像についての縦筋発生が有効に防止された現像装置を提供することにある。
本発明によれば、内部にマグネットが固定された円筒形状の非磁性スリーブからなる現像ローラを使用し、該スリーブと小間隔をおいて板状の磁性ブレードを配置し、該スリーブを回転させながら、該スリーブ上に磁性トナーを供給し、磁性ブレードによって所定の厚みに調整された磁性トナーの層を、感光体ドラムと対面する現像領域に搬送し、該磁性トナーによって感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像する現像装置において、
前記磁性ブレードの前記スリーブの回転方向に対して上流側に位置する面にはマグネットが取り付けられ、且つ前記磁性ブレードの前記スリーブの回転方向に対して下流側に位置する面には、該磁性ブレードよりも強磁性のシートが設けられていることを特徴とする現像装置が提供される。
本発明においては、
1.前記強磁性シートの厚みは、前記磁性ブレードの厚みと同等或いはそれよりも薄いこと、
2.前記強磁性シートの下端は、前記磁性ブレードの下端と同じ位置、または下端より上方に位置していること、
が好ましい。
本発明によれば、磁性ブレードのスリーブ回転方向上流側の面にマグネットを設けると同時に、スリーブ回転方向下流側の面に、該磁性ブレードよりも強磁性のシートを設けることにより、黒点の発生やグレー画像についての縦筋発生を有効に防止することができる。
本発明者の研究によると、黒点の発生やグレー画像についての縦筋発生は、磁性ブレードの先端面(スリーブと対向する面)、特にスリーブ回転方向下流側エッジ部への磁界の集中によるトナー付着に起因するものであることが判った。即ち、現像ローラ(スリーブ)内部のマグネット等による磁力線が磁性ブレードの先端面に集中する結果、この先端面にトナーが付着し、画像形成時に発生する振動などによってスリーブ上の薄いトナー層上に落下し、落下したトナーが感光体ドラム表面上に飛翔することにより、画像中にランダムに黒点が発生するようになる。また、現像を繰り返し行っていくうちに、ブレード先端のエッジ部に上記のような付着トナーが成長し、これにより、スリーブ面上のトナー層が乱され、厚みムラを生じる。このようなトナー層のムラは、高濃度の画像形成では目立たないが、グレー画像のように、低濃度の画像では、縦筋となって現れるのである。
しかるに本発明によれば、ブレード先端面に上記のような傾斜面を設けることにより、先端エッジ部への磁界集中が緩和され、ブレード先端面でのトナー付着が有効に抑制されるとともに、トナー付着が発生しても付着トナーを落下させないため、黒点の発生やグレー画像中への縦筋の発生を確実に防止することができるのである。
本発明の現像方法を実行するための画像形成装置の概略構成を示す図1において、回転可能に設けられている感光体ドラム1の周囲には、主帯電装置2、現像装置3、転写ローラ4、クリーニング装置5が配設されており、帯電装置2と現像装置3間の上方には、図示されていないがLSU(レーザスキャンユニット)が配設されて、画像露光のためのレーザ光Lが照射されるようになっている。また、感光体ドラム1と転写ローラ4間に形成される転写ニップ部Nには、記録紙Pが通過するようになっており、その搬送方向下流側には定着装置7が設置されている。
感光体ドラム1は、例えばアルミ等の導電性素管上に、有機感光層やアモルファスシリコン感光層等の無機感光層を備えたものであり、このような感光体ドラム1を、所定のモータ駆動により矢印aで示す方向に所定の周速で回転させながら、画像形成工程が実行される。
帯電装置2としては、コロトロン、スコロトロン等のコロナ帯電器や、帯電ローラが使用され、コロナ帯電や接触帯電によって、感光体ドラム1の表面が正極性または負極性に一様に主帯電される。この帯電電位は、用いる感光体ドラム1の特性に応じて設定される。
上記のような主帯電後、コンピュータから入力される画像情報或いはスキャナ等で読み取られた所定の原稿に係る画像情報に基づいて、レーザ光Lが感光体ドラム1表面に照射されることにより、画像情報に応じた静電潜像が形成される。即ち、光照射部の電位が低下し、静電潜像が形成されるわけである。
現像装置3は、感光体ドラム1と対面するように配置された現像ローラ10を備えており、現像ローラ10の表面に保持された磁性トナーを感光ドラム1表面の静電潜像に付着させてトナー像として現像(可視像化)するものである。この装置の構造については、後記で詳細に説明する。
尚、現像ローラ10と感光体ドラム1との間には、現像バイアス電源12から直流成分に交流成分を重畳した所定の現像バイアスが印加され、感光体ドラム1の帯電極性と同極性に帯電されたトナーが感光体ドラム1の静電潜像部(即ち、光照射により電位が低下した明電位部分)に付着するわけである。
用いる磁性トナーは、それ自体公知のものでよく、バインダー樹脂中に、カーボンブラックなどの着色剤や、正帯電制御剤、ワックスなどのオフセット防止剤や、マグネタイトなどの磁性剤等が配合されたものである。また、このようなトナーは、5乃至10μm程度の粒径を有しており、通常、疎水性シリカ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化チタンなどの粉末がトナー100重量部当り0.1乃至3重量部の量で表面処理剤として外添され、流動性が高められている。
上記のようにして感光体ドラム1表面に形成されたトナー像は、転写ローラ4によって、記録紙P上に転写される。
この転写ローラ4は、導電性のものであり、感光体ドラム1表面に所定の押圧力で接触して配置されており、転写ニップ部Nを形成し、矢印b方向(反時計方向)に回転する。この転写ニップ部Nを記録紙Pが通過する際に、転写バイアス電源6から転写ローラ4に転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム1表面のトナー像が記録紙Pの表面に転写される。この転写バイアスは、トナー像の帯電極性と逆極性であり、通常、200V乃至3KV程度であり、転写電流により制御される。尚、連続して画像形成を行う場合には、紙間では、転写バイアスは0V或いは逆バイアスに変更され、転写ローラ4表面へのトナー付着が防止される。尚、転写ローラ4を用いる代わりに、負コロナ帯電器及び交流コロナ帯電器を転写装置として用いることも可能であり、この場合には、負コロナ帯電器により記録紙Pの背面(感光体ドラム1とは反対側)が負極性に帯電され、静電引力により、記録紙Pの表面にトナー像が転写され、交流コロナ帯電器による除電によって、記録紙Pの感光体ドラム1への巻き付きが防止される。
トナー像が表面に転写された記録紙Pは、定着装置7に導入され、トナー像の記録紙Pへの定着が行われる。この定着装置7は、ヒータ内蔵の定着ローラ7aと加圧ローラ7bを有しており、定着ローラ7aと加圧ローラ7b間の定着ニップに記録紙Pを通過させることにより、記録紙Pの表面に転写されたトナー像を加熱加圧して熱定着するものである。
一方、トナー像転写後の感光体ドラム1表面に残存するトナーは、クリーニングブレード5aにより除去、回収される。このクリーニングブレード5aは、ポリウレタンゴムなどからなり、通常、60度以上のゴム硬度(JIS A)を有し、感光体ドラム1表面に、10乃至30g/cm程度の押圧力で圧接されている。
上述した現像装置3の構造を示す図2を参照して、この現像装置3においては、現像ハウジング13内に、感光体ドラム1と対面する位置に設けられている現像ローラ10と共に、トナー攪拌・搬送用のスパイラル15,16が、それぞれ現像ローラ10と平行に且つサイドバイサイドに配置されており、スパイラル15,16との間の中央部分には、仕切壁18が設けられており、仕切壁18の両端部分では、スパイラル15が収容されている空間とスパイラル16が収容されている空間とが連通している。即ち、現像ハウジング12内に収容された磁性トナーが攪拌下に搬送され、所定極性に摩擦帯電されて現像ローラ10上に供給されるようになっている。
現像ローラ10は、回転可能に設けられた円筒形状の非磁性スリーブ(例えばアルミ製)10aと、その内部に固定された複数の磁極(図2においては、N極、S1極及びS2極の3極構成となっている)を有するマグネットから構成されており、図中、矢印Xで示す方向へのスリーブ回転により、現像ローラ10上(スリーブ10a上)に供給された磁性トナー30を現像領域(感光体ドラム1と対面する領域)に搬送するようになっている。また、通常、現像領域に、マグネットの磁極が位置するように配置されている(図2ではN極が位置している)。
また、上記スリーブ10aとは、微小間隔をおいて、SUS等の磁性材料からなる磁性ブレード20が設けられており、このブレード20によって、現像領域に供給されるトナー層32の厚みを一定の範囲に調整し、前述した現像バイアスの印加により、磁性トナーを感光体ドラム1表面に飛翔させ、現像が行われる。この場合、スリーブ10aと感光体ドラム1表面との間隔は、通常、0.2乃至0.4mm程度に設定される。
上記スリーブ10aと磁性ブレード20との間隙部分を拡大して示す図3を参照して、本発明においては、スリーブ10aの回転方向に対して上流側に位置するブレード20の面20a上にマグネット40を設け、ブレード20のスリーブ10aの回転方向下流側面20bには、ブレード20よりも強磁性のシート42を設ける。
即ち、磁性ブレード20により、磁性ブレード20とスリーブ10aとの間を通過するトナー粒子30が磁力線に沿って伸張するため、過度のストレスをかけずに、トナー層32の厚み調整を行うことができ、トナー層32の厚みを薄く調整でき、該ブレード20の上流側面20aにマグネット40を設けることにより、ブレード20の先端とスリーブ10aとの間に流入するトナー量を一定量に調整でき、トナー層32の密度を均一にすることができる。しかるに、この場合には、現像を繰り返し行う内に、画像中に黒点の発生や、グレー画像においては縦筋が発生するという問題が発生する。例えば、図4は、図3の現像装置から強磁性のシート42を取り外した比較例(従来公知の現像装置)を示すが、このような場合には、現像域に設けられている磁極Nからの磁力線が磁性ブレード20の下端面、特にコーナー部(スリーブ10aの回転方向下流側)に集中し、この結果、このコーナー部にトナー粒子が付着してしまうこととなる(この付着トナー粒子は35で示した)。この結果、この付着トナー粒子35が、振動等により落下すると、画像中に黒点を発生させ、また、この状態で現像を繰り返し行っていくうちに、付着トナー粒子35が徐々に成長し、トナー層32の厚みムラを生じさせ、例えば濃度の薄いグレー画像を形成する場合には、この厚みムラが縦筋となって現れるのである。
しかるに本発明によれば、図3に示したように、磁性ブレード20の面20b(スリーブ回転方向下流側の面)に該ブレード20よりも強磁性のシート42を設けることにより、スリーブ10a内の上記磁極Nからの磁力線が分散され、ブレード20の下端部への集中(特に下流側コーナー部への集中)が有効に抑制でき、この結果、磁性ブレード20の下端へのトナー付着が防止されるとともに、仮にトナー付着が発生しても強磁性シート42が付着トナーを落下させないため黒点の発生やグレー画像での縦筋の発生を有効に回避できるのである。
尚、本発明において、強磁性のシート42は、磁性ブレード20よりも磁性が強く、測定磁場Hm:800A/m、雰囲気温度:25℃で測定した飽和磁束密度(Bs)が磁性ブレード20よりも高ければよい。例えば、磁性ブレード20としてSUS430などのステンレススチール製のものが好適に使用され、強磁性シート42として、日立金属株式会社の、ファインメット(FT−3M)の名称で市販されているFe−Cu−Nb−Si−B系合金(Bs:1.25テスラ[T])、パーマロイ(YSP−BX)の名称で市販されているFe−Ni系合金(Bs:1.40T)、タフパーム(YEP−TD)の名称で市販されているFe−Al−Si系合金(Bs:0.73T)、パーメンダ(YEP−2V)の名称で市販されているFe−Co−V系合金(Bs:2.45T)などからなるシートが好適に使用される。
本発明において、強磁性シート42の厚みは、磁性ブレード20の厚みと同等或いはそれよりも薄いことが好適である。即ち、磁性ブレード20よりも厚くすると、磁性ブレード20の下流側面20bにトナーが回り込んでしまい、トナー層32に厚みムラを生じ易くなってしまうおそれがある。ここで、磁性ブレードの厚みは1.5〜4mmが好ましい。また、強磁性シート42の下端42aは、磁性ブレードの下端と同じ位置、または下端から2mm以内の上方に位置していることが特に好ましい。この下端42aがあまり上方に位置していると、磁性ブレード20のコーナー部への磁力線の集中を抑制することが困難となるおそれがあるためであり、磁性ブレードの下端より下方に位置していると下端42aに磁力線が集中し、磁性ブレード20のコーナー部への磁力線の集中を抑制できないためである。
尚、本発明において、ブレード20の下端とスリーブ10aとの間隔dは、通常、0.2乃至0.4mm程度とするのがよい。この間隔があまり大きいと、トナー層32の厚みむらを生じ易くなり、また、あまり小さいと、スリーブ10a面へのトナー付着を生じやすくなり、現像の繰り返しにより、トナー層32の厚みムラが生じ、画像汚れ等を生じ易くなってしまう。
また、本発明では、上述した磁性ブレード20の上流側面20aにマグネット25を取り付けておくことが好ましい。このようなマグネット40を設けることにより、ブレード20の先端とスリーブ10aとの間に流入するトナー量を一定量に調整でき、トナー層32の密度を均一にすることができる。一般に、このマグネット40とスリーブ10a面との間隔は、0.2乃至0.8mm程度の範囲とするのがよい。
さらに、ブレード20の近傍に配置されるスリーブ10a内磁極S2は、ブレード20の下端のスリーブ回転方向上流側コーナー部に対して、通常、スリーブ回転方向上流側に6乃至16度程度離れた位置に配置されることにより、好ましい磁界が両磁極間に発生して、トナーは所定レベルに帯電され、所定の穂長が形成される。
下記仕様の現像装置を備えたデジタルプリンタを用意した。
(現像装置の仕様)
現像ローラ(N,S1,S2極の3極構成):
スリーブ(アルミ製)外径;20mm
スリーブ表面粗さRz:9.0±1.0μm
磁極位置:
S2極(722ガウス);ブレード基準にスリーブ回転方向上流側に11度
N極(688ガウス);S2極基準にスリーブ回転方向下流側に116度
S1極(871ガウス);N極基準にスリーブ回転方向下流側に188度
スリーブ周速:148.5mm/秒
ドラム・スリーブ間距離: 0.32±0.01mm
マグネット付磁性ブレード:
材質;SUS430
ブレード位置;前記S2極からスリーブ回転方向下流側に11度
厚み;2mm
マグネット;ブレードのスリーブ回転方向上流側面に配置
(40ガウス、厚み;1.3mm、スリーブからの距離0.6mm)
(プリンタの仕様)
感光体ドラム:
正帯電型有機感光体(単層)
外径;30mm
感光層厚み;32μm
暗電位;400V
明電位;80V
ドラム周速;110mm/秒
主帯電器:スコロトロン
現像剤:
正帯電性磁性トナー
平均粒径(D50);7.2μm
磁性粉含量;41重量%
現像バイアス
直流バイアス;275±5V
交流バイアス;ピーク間電圧1.82±0.05kV,周波数2.6kHz
クリーニングブレード;
ポリウレタンゴム
硬度(JIS A);65度
定着装置:
定着温度;140℃
転写電流:−8μA
転写ローラ周速:感光体ドラム周速の1.02倍
上記の現像装置を備えたプリンタを使用し、印字率5%でグレー画像をA4サイズの用紙に連続して出力し、10枚目での黒点の発生の有無、及び20枚出力したときの縦筋発生の有無を評価したところ、黒点の発生、縦筋の発生が認められた。また、黒点発生時(1枚目)において、磁性ブレードのコーナー部にトナー付着が認められた。さらに、1000枚出力時には、トナー層の厚みムラが目視で観察された。
次いで、上記の現像装置において、磁性ブレードのスリーブ回転方向下流側面に、厚みが18μmの強磁性シート(日立金属製ファインメット)を、その下端が磁性ブレード下端よりも0.5mm上方となるように取り付け、上記と同じ実験を行った。その結果、黒点の発生は認められず、また2000枚出力時において、縦筋の発生も認められず、このとき、トナー層の厚みムラも観察されなかった。
本発明の現像装置を備えた画像形成装置を示す概略構成図。 本発明の現像装置の概略構造を示す図。 図2の現像装置の要部を示す図。 従来公知の現像装置の要部を示す図。
符号の説明
1:感光体ドラム
3:現像装置
10:現像ローラ
10a:非磁性スリーブ
20:磁性ブレード
30:トナー
32:トナー層
35:付着トナー粒子
40:マグネット
42:強磁性シート

Claims (3)

  1. 内部にマグネットが固定された円筒形状の非磁性スリーブからなる現像ローラを使用し、該スリーブと小間隔をおいて板状の磁性ブレードを配置し、該スリーブを回転させながら、該スリーブ上に磁性トナーを供給し、磁性ブレードによって所定の厚みに調整された磁性トナーの層を、感光体ドラムと対面する現像領域に搬送し、該磁性トナーによって感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像する現像装置において、
    前記磁性ブレードの前記スリーブの回転方向に対して上流側に位置する面にはマグネットが取り付けられ、且つ前記磁性ブレードの前記スリーブの回転方向に対して下流側に位置する面には、該磁性ブレードよりも強磁性のシートが設けられていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記強磁性シートの厚みは、前記磁性ブレードの厚みと同等或いはそれよりも薄い請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記強磁性シートの下端は、前記磁性ブレードの下端と同じ位置、または下端より上方に位置している請求項1または2に記載の現像装置。
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