JPH11218644A - 光ファイバ装置及び光ファイバ副組立体 - Google Patents

光ファイバ装置及び光ファイバ副組立体

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JPH11218644A
JPH11218644A JP10322689A JP32268998A JPH11218644A JP H11218644 A JPH11218644 A JP H11218644A JP 10322689 A JP10322689 A JP 10322689A JP 32268998 A JP32268998 A JP 32268998A JP H11218644 A JPH11218644 A JP H11218644A
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ferrule
splice
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Kenneth Hall
ホール ケネス
Robert Briggs
ブリッグス ロバート
Shelly Buchter
ブッチャー シェリー
Craig Kegerise
ケゲリス クレイブ
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
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    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
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    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3801Permanent connections, i.e. wherein fibres are kept aligned by mechanical means
    • G02B6/3802Assembly tools, e.g. crimping tool or pressing bench
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    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3801Permanent connections, i.e. wherein fibres are kept aligned by mechanical means
    • G02B6/3806Semi-permanent connections, i.e. wherein the mechanical means keeping the fibres aligned allow for removal of the fibres

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デュプレックス型光ファイバなどの複数の光
ファイバを簡単、迅速且つ優れた特性でスプライス可能
な光ファイバ装置及び光ファイバ副組立体を提供するこ
と。 【構成】 光ファイバ装置は、ハウジング70、スプラ
イサ1、光ファイバスタブ及びフェルール50を有す
る。このスプライサ1は、光ファイバ受容素子3及びス
プライスする光ファイバを弾性的に保持するホールド素
子21を含む。このホールド素子21は、光ファイバ受
容素子3の両側に設けられ、ホールド素子21の開口2
6にベアリング工具60,61を挿入回転して、ホール
ド素子21と光ファイバ受容素子3間に分離力を作用さ
せて光ファイバの挿抜を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを相互
に接続する光ファイバ装置及び光ファイバ副組立体(サ
ブアセンブリ)に関する。
【0002】
【従来の技術】一側で連結された1対の相補クラムシェ
ル半体の光ファイバスプライスは周知である。斯る光フ
ァイバスプライスの一例は、例えば、米国特許第5,1
21,456号に開示され2個の相補半体は光ファイバ
を保持する光ファイバ受容溝(チャンネル)と工具挿入
開口とを有する。この相補半体は、ダブルカンチレバー
ばねクランプとして作用し、光ファイバをこの光ファイ
バ受容溝に保持する。このダブルカンチレバーばねによ
り、開口内に工具を挿入してばねクランプの保持(クラ
ンプ)力に打ち克つと光ファイバ受容溝の直径が僅かに
増大するので、光ファイバの挿入が可能になる。同様の
光ファイバ取付け工具を使用するデユアル又はマルチプ
ル光ファイバリボンの着脱可能な光ファイバスプライス
も米国特許第5,440,657号及び同第5,45
0,517号において周知である。
【0003】デュプレックス光ファイバスプライスは、
プレミスワイヤリングやファイバツーデスク(fiber to
the desk)のデータ通信分野での広い用途を有する。
例えば、コンピュータ等の通信デバイスでは、受信デー
タ用と送信データ用の光ファイバがある。通信デバイス
をネットワーキングする際に、ユーザは壁面アウトレッ
ト又はパッチパネルに単一プラグ接続を期待するので、
コンピュータから来るケーブルにコネクタが取付けられ
ている。従って、デュプレックス構成は、データ通信デ
バイスへの単一再使用接続の為の論理的グループ分けで
ある。周知のデュプレックス光ファイバスプライスは、
許容できる相互接続性能でリエンタラブル光ファイバタ
ーミネーション(成端又は接続)を行うことができる。
【0004】しかし、これら周知のスプライスは、各光
ファイバが独立してアクチュエートされていないので、
ターミネーションが効果的に行えない。従って、デュプ
レックススプライスにおいて光ファイバを独立してアク
チュエート可能にする必要性がある。
【0005】現在の建物の大半は、銅ベースのワイヤリ
ング(配線)であり、壁面アウトレットやパッチパネル
から入出力するので、光ファイバターミネーションデバ
イスが既存の銅ベースコネクタと光ファイバコネクタと
の互換性があるのが好ましい。更に、取付けには最小の
手間で迅速且つ取付けエラーを排除できるのが好まし
い。これらのニードのいくつかを解決する為に、一端に
嵌合コネクタを有し、他端にスプライスターミネーショ
ンを有するスプライス素子が知られている。斯るスプラ
イスコネクタはシンプレックス、即ち単一ファイバ接続
用であり、光ファイバスタブがフェルールにターミネー
トされるものとして米国特許第5,367,594号に
開示されている。このフェルールは、相手コネクタと分
離可能に相互接続するカップリング部材と協働する。こ
の光ファイバスタブは、スプライス組立体内に受容さ
れ、裸の光ファイバとスプライスする。この米国特許第
5,367,594号に開示するスプライスコネクタ
は、分離可能なインタフェースを有する光ファイバ装置
を提供し、この光ファイバ装置はクリーブされた未研磨
光ファイバでフィールド(現場)で機械的ターミネーシ
ョンが可能であるという利点を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このスプライサコネク
タは単一光ファイバを収容し、単一光ファイバフェルー
ルと分離可能に相互接続できるが、光ファイバアレイフ
ェルールと分離可能に相互接続する機械的にターミネー
トされた光ファイバコネクタの必要性が残っている。
【0007】従って、本発明の目的は、光ファイバアレ
イフェルールと分離可能に機械的に相互接続可能な光フ
ァイバ装置を提供することである。
【0008】本発明の別の目的は、光ファイバコネクタ
が嵌合インタフェースを有し、且つ最小手間且つエラー
で取付け可能な光ファイバ装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】本発明の光ファイバ装置は、嵌合相手光フ
ァイバコネクタとの接続部を含むハウジング、このハウ
ジングに受容されるスプライサ、光ファイバスタブ及び
フェルールを有し、スプライサは光ファイバ受容素子及
びスプライスする光ファイバを弾性的に保持するホール
ド素子を含み、このホールド素子は光ファイバ受容素子
の両側に設けられ、少なくとも2本の光ファイバを独立
して弾性的に保持することを特徴とする。
【0011】好ましくは、この光ファイバ装置は、ホー
ルド素子に作動開口を形成し、この開口にベアリング工
具を挿入して光ファイバ受容素子との間に分離力を作用
させて光ファイバの独立した挿抜を可能にする。また、
フェルールとスプライサ間にピンキーパーを配置して光
ファイバスタブを貫通させる。更に、光ファイバ受容素
子と各ホールド素子間にクランプ素子を設ける。
【0012】また、本発明の光ファイバ副組立体は、少
なくとも2本の光ファイバを第1横寸法のスペースで保持
する光ファイバフェルールと、第1横寸法と異なる第2横
寸法スペースの光ファイバボディとを有し、フェルール
と光ファイバボディ間に少なくとも2個の光ファイバ通
路を有するピンキーパーが設けられ、このピンキーパー
は少なくとも2本の光ファイバを第1横寸法から第2横寸
法に寸法変換することを特徴とする。
【0013】即ち、本発明の光ファイバスプライス素子
は、相互に対向する面と、第1及び第2端と、第1及び
第2側面とを有する光ファイバ受容素子を具える。各面
には少なくとも1個の細長い光ファイバ受容溝(チャン
ネル)が第1端から第2端へ延びて形成されている。ま
た、各面は、第1側面から延びる細長いベアリング溝を
有する。また、スプライス素子は、クランプ面、これと
反対のばね面、第1及び第2側面を有するクランプ素子
を有する。このクランプ素子は、各細長い溝の少なくと
も一部分を覆う。更に、スプライスは、クランプ素子の
ばね面と光ファイバ受容素子の第1側面に沿って対向す
るノーマルフォースを印加するスプライスばねを具え
る。このばねにより、各クランプ面を光ファイバ受容素
子面から独立して弾性的に係合(接触)解除可能にす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ファイバ装置及
び光ファイバ副組立体の好適実施形態の構成及び動作を
添付図を参照して詳細に説明する。
【0015】先ず、図1及び図2を参照して説明する。
同図には、本発明の第1実施形態例のスプライス組立体
1の部品を示し、これは、壁面取付けに特に好適な例で
ある。ここに示すスプライス組立体1は、900μmの
バッファ部、250μmのコーティング部、125μm
の裸光ファイバ部又は250μmの部及び125μmの裸
光ファイバ部のいずれかを露出するようストリップされ
た光ファイバ(図示せず)を受容する。
【0016】このスプライス組立体1は、略矩形平板状
の光ファイバ受容素子3を具える。この光ファイバ受容
素子3は、相互に対向する2つの平面5と、第1及び第
2端6,7と、第1及び第2側面8,9を有する。各平
面5には、この平面の全長に亘り、第1端6から第2端
7へ延びるV字状溝を有する。このV字状溝は、第1端6
及び第2端7で広がり、導入部(リードイン)を形成
し、光ファイバをその軸方向に溝10内に取付け易くし
ている。また、各平面5は、その全長に亘り、光ファイ
バ受容素子3の第1端6から第2端7へ延びる半矩形細
長いベアリング溝11を有する。この細長いベアリング
溝11は、第1端及び第2端6,7へのアクチュエーシ
ョン入口4を形成する。スプライス組立体1は、更に略
矩形平板状クランプ素子14を具える。このクランプ素
子14は、クランプ面15、ばね面16及び第1、第2
側面17,18を有する。
【0017】図2に示す如く、クランプ素子14のクラ
ンプ面15とばね面16とは対向する。クランプ素子1
4のクランプ面15は、光ファイバ受容素子3の各面5
に対して配置され、細長い光ファイバ溝10及び細長い
ベアリング溝11を覆う。光ファイバ受容素子3と2個
のクランプ素子14は、相互に隣接して配置され、光フ
ァイバ受容素子3とクランプ素子14の双方の第1側面
8,17に沿ってアライメントされている。光ファイバ
受容溝10とV字状光ファイバ溝を含むクランプ面15
とは、包囲された空間を形成し、取付けられた光ファイ
バに対して4個所の接点を有する。これら4個の接点
は、光ファイバコアを正確にアライメントすると共に光
ファイバ受容素子3の長さ方向に沿う光ファイバの確実
な保持(固定)を行う。或いは、クランプ素子14のク
ランプ面15は光ファイバ溝10と反対の平面であって
もよく、取付けられた光ファイバと3個所の接点を提供
する。また、クランプ素子14は、ベアリング溝11用
の包囲されたスペースを形成する。略相補矩形断面を有
するベアリングキー(工具)60,61がベアリング溝
11に挿入され、光ファイバ溝10内の光ファイバの取
付け及び取外しを行う。光ファイバ受容素子3の第1及
び第2側面8,9は、クランプ素子14の第1及び第2
側面17,18より長い。光ファイバ受容素子3の第1
及び第2端6,7は、図6に示す如く、第1及び第2端
19,20よりも長い。
【0018】更に、光ファイバスプレイス組立体1は、
ホールドブロック(ホールド素子)21を具え、光ファ
イバ受容素子3とクランプ素子14とを捕えて相互に横
並びで固定的に保持される。このホールドブロック21
は、2個の相補インターロックホールドブロック半体を
具え、組立を容易にし、光ファイバ受容素子3とクラン
プ素子14の位置決めを行う。ホールドブロック21
は、その第1側面に沿って相互にロックされ、その第2
側面は開放(オープン)である。更に、ホールドブロッ
ク21は、光ファイバ受容素子棚(シェルフ)27と、
クランプ素子棚28とを有する第1部分22を具える。
光ファイバ受容素子3の第1側面8は、光ファイバ受容
棚27に当接し、光ファイバ受容素子3をホールドブロ
ック21内に位置決め保持する作用をする。各クランプ
素子14の第1側面17は、各クランプ素子棚28に当
接してクランプ素子14を光ファイバ受容素子3及びホ
ールドブロック21に対して位置決め保持する作用をす
る。
【0019】更に、ホールドブロック21の第1部分2
2は、外部ばね凹部29を具える。略U字状金属プライ
スばね37がばね凹部29内に配置される。スプライス
ばね37の包囲部は、ホールドブロック21の第1側面
47に沿って配置される。スプライスばね37は、クラ
ンプ素子14のばね面16に対してノーマルフォース
を、光ファイバ受容素子3と、クランプ素子14の第1
側面8,17の長さに沿って与える。ホールドブロック
21の非開放第1側面47と、その開放第2側面48と
により、ホールドブロック21とスプライスばね37と
はダブルカンチレバー構造となる。同様のダブルカンチ
レバー構造は、ここに参考文献として引用する米国特許
第5,121,456号に開示されている。スプライス
ばね37の開放部は、ベアリングキー60,61を各ベ
アリング溝11に挿入し回転すると、各クランプ面15
が対応する光ファイバ受容素子面5から独立して係合解
除可能にする。更にホールドブロック21は、第2ばね
凹部30を有する第2部分23を具え、略U字状金属第
2ばね38を位置決めする。第1部部分22は一体であ
るが、第2部分23と第1端6に平行なアイソレーショ
ンスロットで部分的にアイソレート(隔離)されてい
る。このスロットは、ホールドブロック21の第2側か
らホルダブロックの第1側47の手前位置まで延びてい
る。更に、ホールドブロック21の第2部分23は、バ
ッファクランプ素子24を具える。
【0020】デュプレックスの場合、バッファクランプ
素子24は、図7に示す如く2個の直径900μmのバ
ッファ付き光ファイバを受容し把持する寸法の開口を有
する。バッファクランプ素子24は、第1部分22の光
ファイバリードイン25とアライメントされている。バ
ッファクランプ素子24、光ファイバ溝リードイン25
及び光ファイバ溝10は相互に同軸状である。更に、ホ
ールドブロック21の第2部分23は、光ファイバ受容
素子3の第1端6のアクチュエーション開口とアライメ
ントされたアクチュエーション開口26のアクセスを具
える。
【0021】スプライス組立体の組立工程は、クランプ
素子14を光ファイバ受容素子3の各面5に対してアラ
イメント(位置合わせ)する。この特定例にあっては、
光ファイバ受容素子3は、一体構造であり、等しい対向
面5を有する。各面5は光ファイバ溝10及びベアリン
グ溝11を含んでいる。他の実施形態例では、2体構造
であり、夫々平坦面と光ファイバ溝10及びベアリング
溝11が形成された面とを有し、相互に隣接して配置さ
れて光ファイバ受容素子3を構成する。更に他の実施形
態例にあっては、2以上の光ファイバ溝10が形成され
た光ファイバ受容素子を含み、付加光ファイバを収容す
る。クランプ素子14が光ファイバ受容素子3に対して
配置されると、両者は第1側面8,17に沿ってピン止
めされる。ホールドブロック21の2個の相互結合され
る半体は、位置決めされて光ファイバ受容素子3及びク
ランプ素子14を包囲し、光ファイバ受容素子3は、光
ファイバ受容素子棚27上に留まり、各クランプ素子1
4はクランプ素子棚28上に留まり、所定位置にスナッ
プ固定される。スプライスばね37は、ホールドブロッ
ク21の第1部分22のスプライスばね凹部29上に位
置され、第2ばね38は、ホールドブロック21の第2
部分23の第2ばね凹部30上に位置される。これによ
り、本発明によるスプライス組立体が完成する。
【0022】スプライスへの2個の嵌合(相手)光ファ
イバ(或は光ファイバと光ファイバスタブ)の取付け
は、ベアリング溝11にアクチュエーション開口を介し
て挿入され90度回転されるベアリングキー60,61
の1個を使用して行われる。ベアリングキー60,61
の矩形断面により、キーを回転するとクランプ素子14
が光ファイバ受容素子3から僅かに弾性的に係合解除さ
れる。これは、光ファイバ溝10に光ファイバを挿入し
且つ自由に位置合せするには十分である。クランプ素子
14の第1及び第2端19,20に対して光ファイバ受
容素子3の第1及び第2端6,7が長いので、ベアリン
グキー60,61が回転されると、クランプ素子14の
係合解除はクランプ素子14の移動のみにより行われ
る。光ファイバ受容素子3は、静止状態のままであり、
光ファイバ受容素子3の長さ方向に沿って光ファイバ対
光ファイバの中心線の維持を保証する。
【0023】スプライスに光ファイバを適当に配置した
後、ベアリングキー60,61は90度回転され、スタ
ート位置とする。スプライス組立体の弾性により、ベア
リングキー60,61を回転すると最初の係合位置に戻
り、光ファイバをスプライス組立体1内にアクチュエー
トする。第1実施形態例では、2個の嵌合光ファイバ
が、各端に挿入されたベアリングキー60,61を用
い、スプライスの各端6、7に取付けられると、各端
6,7にクランプ素子14を係合解除する。開示の如
く、2個の異なるベアリングキー60,61を用いても
よい。図10に示す如きフル(完全)ベアリングキー6
0の場合には、少なくとも光ファイバ受容素子3の長さ
と同じであり、ベアリング溝11に挿入でき且つ全光フ
ァイバ溝10の開放に使用できる。このフルベアリング
キー60を用いて光ファイバ溝10を開放すると、フル
ベアリングキー60が第1端6のみに挿入されている場
合であっても、第2光ファイバが第2端7に挿入でき
る。
【0024】他方、図9に示す如く、ベアリング溝11
の長さの約半分の長さを有する部分(パーシャル)ベア
リングキー61を用いて光ファイバ溝10の部分を開放
すると、第1光ファイバが第1端6に挿入でき、第2光
ファイバは静止状態のままである。
【0025】ここに説明したスプライス組立体は、フィ
ールド成端可能なコネクタ組立体のスプライスとしての
用途がある。本発明によるコネクタ組立体は更にハウジ
ング34、アレイフェルール50及びコネクタハウジン
グ70を具える。特に図3乃至図5を参照すると、ハウ
ジング34が図示されている。このハウジング34は、
スプライスハウジング35と、フェルールアライメント
ハウジング36とを具える。図示のハウジング34は、
2体構造であるが、一体構造であってもよく、また付加
マルチピースであってもよい。その機械的詳細は当業者
に周知である。スプライスハウジング35は、スプライ
ス組立体1を保持する。スプライス組立体1のホールド
ブロック21は、このホールドブロック21から光ファ
イバ溝10と直交方向に突出する第1及び第2アライメ
ントレール31,32を具える。スプライスハウジング
35は、対応する第1及び第2アライメント溝42,4
3を有し、第1及び第2アライメントレール31,32
を設け、スプライス組立体1をスプライスハウジング3
5内に保持する。スプライスハウジング35は2組のね
じ穴を有し、スプライスハウジング35をフェルールア
ライメントハウジング36及びコネクタハウジング70
に取付ける。
【0026】フェルールアライメントハウジング36
は、スプライスハウジング35が取付けられる部分、及
びフェルールアライメント溝45を具える。フェルール
アライメント溝45は、ミニMTデュプレックス光ファ
イバアレイフェルール50を受容する寸法であり、この
フェルール50は、2本の光ファイバを受容し且つ保持
する2個の穴(図示せず)を、嵌合面52及び非嵌合端
53を有する。更に、フェルール50は、ガイドピンス
タンドオフ56により保持される2個の高精度ガイドピ
ン55を具える。これらガイドピン55は、フェルール
50の嵌合面52から突出し、嵌合フェルール71と正
しくアライメントされ、フェルール50の非嵌合端53
に配置されたガイドピンスタンドオフ56により保持さ
れる。
【0027】嵌合相手コネクタは、相補ガイドピン穴を
有し、ガイドピンを受容する。従って、当業者には容易
に理解できる如く、ガイドピンスタンドオフ56は、実
際に2個のガイドピンを保持する必要はない。概念上
は、ガイドピンスタンドオフは、1個のガイドピンを保
持するか全くガイドピンを保持しなくてもよい。実際の
ガイドピン形状は、嵌合コネクタのガイドピン形状に依
存するので、ガイドピン形状は相補状であることが重要
である。
【0028】光ファイバスタブ(図示せず)がフェルー
ル50の各光ファイバ穴51内で終端し、嵌合面52で
嵌合仕上げに研磨される。一定長さの光ファイバスタブ
がフェルール50の非嵌合端から延出し、ガイドピンス
タンドオフ56の光ファイバアクセスを通過する。ある
長さの光ファイバが光ファイバ溝10の対応する1つの
中に配置される。インデックスマッチング(整合)ジェ
ルも光ファイバスタブの端部の特定領域の光ファイバ溝
10内に配置される。スプライスハウジング35及びフ
ェルールアライメントハウジング36は、スプライス組
立体1を保持し、フェルール50が正しい隣接位置に成
端され、光ファイバ受容穴51は第2光ファイバ入口1
3とアライメントされる。
【0029】フィールド成端可能なデュプレックス光フ
ァイバコネクタの組立は、前述したスプライス組立体1
の組立工程を有する。次に、フェルール50は、ガイド
ピン55及びガイドピンスタンドオフ56と個別に組立
てられる。2個の所定長の光ファイバスタブが用意さ
れ、2個の光ファイバ穴51の1つに挿入されエポキシ
により所定位置に固定される。エポキシの硬化中に、シ
ムが光ファイバスタブ間に配置され、光ファイバ中心間
隔をフェルールの約750μmの間隔から光ファイバ受
容素子3の約900μm間隔に広げる。次に、成端され
たフェルール50の嵌合面52を研磨する。2個のフル
ベアリングキー61がベアリング溝内に挿入され、回転
するとスプライス組立体1の光ファイバ溝を開放する。
次に、フェルール50の嵌合端53から延出する光ファ
イバスタブの残りの長さを、ガイドピンスタンドオフ5
6が光ファイバ受容素子3及びスプライス組立体1の第
2端7に当接するまで、光ファイバ溝10に挿入され
る。インデックスマッチングジェルが光ファイバ溝10
に入れられ、フルベアリング工具61が90度回転され
て閉位置とする。
【0030】成端されたフェルール50とスプライス組
立体1とはフェルールアライメントハウジング36とス
プライスハウジング35に夫々挿入され、アライメント
レール31,32をアライメント溝42,43に位置す
る。次に、スプライスハウジング35をフェルールアラ
イメントハウジング36にねじ固定する。次に、ハウジ
ング34をコネクタハウジング70に取付ける。この例
では、コネクタハウジング70は、このコネクタハウジ
ング70をハウジング34、フェルール50及びスプラ
イス組立体1と共に周知のパッチパネル又は壁面取付け
アウトレット、例えば図8に示すAMP社製110コネ
クトブロックにラッチ可能に取付けられる外部寸法を有
する。
【0031】図4に示す如く、コネクタハウジング70
は、単一カンチレバー(片持ち梁)取付けラッチを有す
る嵌合光ファイバアレイフェルール71を用い光ファイ
バコネクタのラッチ取付けできる内部寸法を有する。い
かなる嵌合形状も可能であり且つ本発明の技術範囲に含
まれる。フェルール50は、フェルールアライメントハ
ウジング36内に配置され、全体がそれから突出するこ
とはない。従って、フェルール50の外形と同じ断面を
有する凹部がある。嵌合フェルール71は、フェルール
50と初期のラフなアライメントでアライメント溝45
に受容される。フェルール50,71の精密アライメン
トは、フェルール50のガイドピン55により行われ、
このピンは嵌合フェルール71の相補ガイドピン穴に受
容される。
【0032】次に、図11乃至図13を参照して本発明
の他の実施形態を説明する。これは、特にパッチパネル
に好適な例である。ここに示す例では、スプライス組立
体1’は、ここに参考文献として引用する米国特許第
5,121,456号に開示し請求されているものと類
似する。この米国特許に開示されるスプライスは、1本
の光ファイバを他の1本の光ファイバとスプライスし、
本発明の為に変更されている。この変更点の1つは、予
備研磨したフェルールを有するコネクタジャックの成端
インタフェースとしてスプライスを使用することであ
る。付加的適用は、横並び状態で少なくとも2個の独立
したスプライスを収容するよう構成した点である。更
に、単一ポリマ体の2面を鏡像(ミラーイメージ)形状
とし、光ファイバ受容素子3’を形成する。2個のポリ
マ半体(以下、対向ホルダプレート21’という)は、
相互に鏡像関係に形成し、光ファイバ受容素子3’の平
坦面5’に配置される。この変更スプライスは、反対面
が同一構造且つ作用である。その為に、以下の説明は片
面に付いてのみ行うものとする。
【0033】アルミニウム製第1クランプ素子半体73
が光ファイバ受容素子3’の面5’に配置される。この
第1クランプ素子半体73は一面が略平坦面であり、そ
の全長に沿って光ファイバ溝10’を含んでいる。ま
た、ベアリング溝11’が前記光ファイバ溝10’と離
間し且つこれと平行に長手方向に沿って形成されてい
る。この光ファイバ溝10’は、更にテーパ状リードイ
ンを含み、光ファイバの挿入の便に供する。光ファイバ
溝10’の断面形状はV溝であるが、半円、半矩形その
他の任意形状であってもよい。また、ベアリング溝1
1’の断面形状は半矩形であるが、他の非円形形状であ
ってもよい。第2クランプ素子半体74は、第1クラン
プ素子半体73と同一形状であるので、鏡像関係の光フ
ァイバ溝10’及びベアリング溝11’を一面に有す
る。
【0034】或は、クランプ素子半体73又は74の一
方が光ファイバ溝10’及びベアリング溝11’を含
み、他方は両面ともに略平坦面であってもよい。第1及
び第2クランプ素子半体73,74は、ボス75及び相
補凹部76にて位置決めされる。クランプ素子半体7
3,74は、光ファイバ受容素子3’とホールドプレー
ト21’間のキャップティベーションで相互に保持され
る。クランプ素子73,74は、光ファイバ受容素子
3’とホールドプレート21’の位置決めレッジ62上
に止められる。当業者には自明の如く、光ファイバ受容
素子3’と第1クランプ素子半体73とは、図1及び図
2に示すものと同様の光ファイバ受容素子3とコンセプ
ト上類似する構成を生じる。同様に構成された位置決め
ボス75及び相補凹部76が、光ファイバ受容素子3’
とホールドプレート21’にも設けられている。光ファ
イバ受容素子3’とホールドプレート21’とは、エネ
ルギーダイレクタ63で、1縁(エッジ)に沿って超音
波溶接により一体化される。残りの3縁は、自由であ
り、光ファイバ受容素子3’とホールドプレート21’
間にダブルカンチレバーばね構造を生じる。
【0035】第1例では、単一のU字状ばねを使用し
て、光ファイバ受容素子3’に対してバイアスしてホー
ルドプレート21’を位置決め及び保持してダブルカン
チレバーばね構造を得る。第2例では、2個のU字状ば
ねを夫々第1部22’及び第3部79上に単独で或は溶
接した縁と共に使用する。前述した如く、クランプ素子
73,73とホールドプレート21’構造は、光ファイ
バ受容素子3’の両側で反復される。従って、1本以上
の光ファイバを受容且つ把持する為に2個の独立したダ
ブルカンチレバーばね構造を含んでいる。クランプ素子
73,74を重ねて形成される光ファイバ溝10’は、
2本のスプライスされた光ファイバの受容及び保持を行
う寸法である。カンチレバーばね構造のばね力は、光フ
ァイバに損傷(ダメージ)を与えることなく或は光ファ
イバの光伝送性能の一体性に妥協することなくスプライ
スされた光ファイバをクランプし保持する。
【0036】クランプ素子73,74及びホールドプレ
ート21’と組立てられた光ファイバ受容素子3’は、
光ファイバを受容し保持する寸法の光ファイバ溝10’
と、スプライス組立体1’のいずれかの端においてベア
リングキー(工具)60,61を受容する寸法のベアリ
ング溝11’とを含んでいる。ベアリングキー60,6
1がベアリング溝11’内に挿入され、回転されると、
光ファイバ受容素子3’とホールドプレート21間及び
クランプ素子半体73,74間に分離力を加える。スプ
ライス組立体1’の自由縁は、第2クランプ素子半体7
4とホールドプレート21’とを第1クランプ素子半体
73と光ファイバ受容素子3’から、クランプ素子半体
73,74のベアリング溝11’における分離力に応じ
て弾性的に係合解除を可能にする。これら部品の分離量
は、光ファイバ溝10’内に光ファイバを自由に挿入又
は抜去可能にするが、ホールドプレート21及びクラン
プ素子73,74の材料の弾性限界を超えることはな
い。その結果、ベアリングキー60又は61を反対方向
に回転して抜去することにより分離力を除去すると、ホ
ールドプレート21とクランプ素子半体73,74は光
ファイバ受容素子3’に対して最初の位置に戻る。ホー
ルドプレート21と光ファイバ受容素子3’の分離及び
同時にクランプ素子半体73,74の分離を行うと、光
ファイバは光ファイバ溝10’に自由に挿入且つ位置決
めできる。ダブルカンチレバ-ばね構造の弾性により、
ホールドプレート21とクランプ素子半体73,74は
最初の位置へ復帰し、取付けられた光ファイバをクラン
プする。光ファイバ受容素子3’の反対側を同一構造と
することにより、ホールドプレート21’とクランプ素
子73,74の弾性係合及び係合解除を、光ファイバ受
容素子3’の両側で、ベアリングキー60又は61の他
方の挿入及び回転により独立に行うことを可能にする。
【0037】第1リリーフスロット77がクランプ素子
半体73,74に隣接してホールドプレート21’に形
成され、このホールドプレート21’の第1部分22’
と第2部分23’とを分離(アイソレート)する。第2
リリーフスロット78がホールドプレート21’のクラ
ンプ素子73,74に隣接し且つ第1リリーフスロット
77と反対側に形成され、第2部分23’を第3部分7
9から分離する。これら両リリーフスロット77,78
は、スプライスとトランスバース方向に光ファイバ溝1
0’を超えた直後まで延び、十分なポリマ材料を残し、
スプライス組立体1’の一体構造を損なわないようにし
ている。第1部分22’は、スプライスの非嵌合端に近
く、900μm直径のバッファ付き光ファイバ又は25
0μm直径のコーティングされた光ファイバのいずれも
受容可能である。スプライスの中央の第2部分23’
は、クランプ素子半体73,74を覆う。スプライスの
第3部分79は、スプライスのフェルール側にある。ク
ランプ素子73,74の光ファイバ溝10’は、光ファ
イバと光ファイバスタブと称される短い光ファイバ(図
示せず)を受容して把持する寸法である。
【0038】本発明の図示の特定例では、ジャックに成
端される光ファイバがスプライス組立体1’の光ファイ
バスタブにスプライスされる。光ファイバスタブの反対
側はフェルール50’で成端される。第3部分79は、
コーティングクランプ素子40を有し、光ファイバスタ
ブの250μm直径のコーティングされた部分を受容し
て把持する寸法である。スプライスを行う為に、スプラ
イスの両端は分離され、夫々光ファイバと光ファイバス
タブとを受容する。この実施例の構成により、場合によ
ってはスプライス組立体1’のフェルール50’側から
軸方向ベアリング溝にベアリング工具60を挿入するの
は実用的ではない。光ファイバ受容素子3’の超音波溶
接された縁と反対の縁には、楔状のリードイン80が設
けられている。この楔状リードイン80は、光ファイバ
受容素子3’とホールドプレート21’間のベアリング
ウェッジ(図示せず)の入口となり、光ファイバ溝1
0’に垂直方向から第3部分79に分離力を加える。こ
の楔が光ファイバ受容素子3’とホールドプレート2
1’間に挿入されると、両部材は分離し、光ファイバス
タブがスプライス組立体1’内に入り込むようにする。
第2リリーフスロット78は、第3部分79と第2部分
23’とを分離させ、バッファ付き光ファイバの第1部
分22’のクランプ力に影響させることなく光ファイバ
スタブを受容する。従って、スプライス組立体1’は、
スプライスされるべき光ファイバと光ファイバスタブと
を独立して保持又は解放することができる。
【0039】更に、スプライス組立体1’に光ファイバ
が受容されると、スプライスのばね力が第1部分22’
でバッファ付光ファイバに、又はコーティングされた光
ファイバが第2部分23’での光ファイバのスプライス
の把持に影響を及ぼさないのが好ましい。このスプライ
スが900μm直径のバッファ付光ファイバを受容する
と、第1部分22’のバッファ付光ファイバへの保持力
はクランプ素子73,74に保持された光ファイバのス
トレインリリーフとして作用する。従って、バッファ付
き光ファイバ直径に対する第1部分21’の光ファイバ
溝10’の寸法の製造誤差は、光ファイバ受容素子3’
とホールドプレート21’間の分離にばらつきを生じさ
せる。同様に、コーティングされた光ファイバ直径に対
する第2部分23’の光ファイバ溝10’の寸法製造誤
差は、光ファイバ受容素子3’とクランプ素子73,7
4及びホールドプレート21’間の分離にばらつきを生
じさせる。第1部分22’の第2部分23’からの分離
により第1部分22’の第2部分23’からの独立クラ
ンプ保持を可能にする。第2リリーススロット78は、
スプライスの第2部分23’と第3部分79間の同様の
分離を行う。コーティング停止素子41は、内部に開口
を有する材料のブロックを具える。この開口の寸法は、
クランプ素子73,74の光ファイバ溝10’に直径1
25μmの裸光ファイバの挿入は可能であるが、直径2
50μmのコーティングされた光ファイバは挿入できな
いように選定されている。従って、コーティング停止素
子41は、直径125μmの裸の光ファイバのみが光フ
ァイバ溝10’に受容可能であることを保証する。
【0040】スプライス組立体1’の全体は、ピンキー
パー82、ガイドピン55’及びフェルール50’に加
えてハウジング70’のタブ81内に配置される。この
フェルール50’、ピンキーパー82、及びスプライス
組立体1’は、タブ81内で相互に隣接する。開示する
例にあっては、フェルール50’はデュープレックス構
造であり、2個の光ファイバスタブで成端される。各フ
ァイバスタブは、非嵌合端から突出する所定長を有す
る。各ファイバスタブは、ピンキーパー82内に光ファ
イバ通路83により受容される。更に、各光ファイバス
タブはスプライス組立体1’のクランプ素子73,74
内に延び、光ファイバとスプライスされる。フェルール
50’内の光ファイバ対光ファイバの横方向スペース
は、一定であり約0.750mmである。この光ファイ
バ付光ファイバの横方向スペースは、光ファイバがスプ
ライス組立体1’に入る時2.280mmである。従っ
て、光ファイバが固定距離内で小スペースから大スペー
スへの過渡部を有し、光ファイバの最小曲率半径を超さ
ないようにする必要がある。この特定例では、過渡部は
ピンキーパー82内で行われる。
【0041】ピンキーパー82は2個のガイドピン5
5’を設け、フェルール50’のガイドピン穴に挿入す
る。開示例では、ガイドピン55’はその略全長に亘り
同じ直径を有し、短い小径部よりなる保持部を有する。
この小径部は相互に反対側に2個保持フランジ57を形
成する。ピンキーパー82は2個の保持凹部58を含
み、各ガイドピン55’の小径部を受ける。各保持凹部
58は干渉フランジ59を有する。この干渉フランジ5
9とピンキーパー82の前面は保持フランジ57と干渉
してピンキーパー82に対してガイドピン55’の軸方
向への移動に抗する。ガイドピン55’とピンキーパー
82の突出全長間の中央には、広がったガイド84を有
する少なくとも1個の光ファイバ通路83が位置する。
概念上は、光ファイバ通路83は、フェルール50’の
間隔と等しい第1横スペースからスプライス組立体1の
スペースと等しい第2横スペースにテーパする。光ファ
イバ通路のテーパは、光ファイバをその最小曲率半径を
超えて曲げることなく、2つの異なる横スペース間の過
渡部に光ファイバを案内する。ここに示すピンキーパー
は、従来のポリマ射出モールド、キャスティング又は圧
縮モールド法にて製造される。
【0042】前述したガイドピンスタンドオフと同様
に、ピンキーパー82は2個のガイドピン55を保持す
る必要はない。それに代わって、ピンキーパー82は、
嵌合コネクタのガイドピン形状に応じて1個のガイドピ
ンを保持しても又はガイドピンの保持を全くしなくても
よい。ガイドピン55のないピンキーパー82も光ファ
イバ端を第1横寸法から第2横寸法に広げる為には有効
である。ピンキーパの有用性は、スプライス組立体1と
フェルール50’間の距離を維持し且つ光ファイバをそ
れらの最小曲率半径を超えることなく広げる為に必要な
移動量を収容するのを助けることである。
【0043】図17乃至図21に示す特定実施形態例に
あっては、光ファイバ通路83はピンキーパー82を貫
通する単一通路である。この光ファイバ通路83は、フ
ェルール50’に近い側部のフェルール50’の光ファ
イバ対光ファイバスペースよりも僅かに大きい。第1横
寸法85と、スプライス組立体1’の光ファイバ対光フ
ァイバ横スペースより大きい第2横寸法86を有する。
光ファイバ通路83は、僅かに広い寸法から、第1横寸
法85にテーパし、実際の使用時にフェルール50’の
非嵌合端に集まるエポキシビードを収容する。これによ
り、フェルール50’は、反復位置合わせの為にピンキ
ーパー82と同一面にすることが可能である。光ファイ
バ通路83の幅は、第1横寸法85から第2横寸法86
に緩やかにテーパする。スプレイ(広がり)ガイド部8
4は、光ファイバ通路83のフェルール50’側に近い
中心に位置され筒状である。ピンキーパー82の一側に
は覆われない領域を含み、広げられた光ファイバに目視
でアクセス可能にする。この覆われない領域は、2個の
ブリッジ3で制限され、ガイドピン組立及び取扱時にユ
ニットの機械的強度と安定性を与える。ピンキーパー8
2は、光ファイバスタブを光ファイバ通路83内且つス
プレイガイド84の両側に受容することにより光ファイ
バスタブのスプライス組立体1内への取付けを助ける。
この光ファイバスタブは、スプレイガイド84に正接
し、相互に外向きとなる。ピンキーパー82のガイドピ
ン55は、フェルール50’のガイドピン穴49とアラ
イメントされる。ピンキーパー82がフェルール50’
に近づけられると、ガイドピン55はガイドピン穴に更
に挿入され、光ファイバスタブはスプレイガイド84に
より横外方に押される。光ファイバ通路8の内壁87
は、光ファイバスタブの広がりの外側限界を定める。
【0044】しかし、動作時に、光ファイバスタブが外
側限界に達し且つ内壁87に接触することは滅多にな
い。意図する使用状態では、光ファイバスタブは、第2
横寸法86より小さい距離だけ、且つスプライス組立体
1’の光ファイバ対光ファイバスペースと略等しい量だ
け外方に向けられる。このように位置された光ファイバ
スタブは、スプライス組立体1’の光ファイバ溝10’
内に受容準備完了である。組立の為に、ピンキーパー8
2の側壁88は、2個の保持溝(チャンネル)を有し、
各対向するフランジ97を形成する。
【0045】図22乃至図24に示す特定実施形態例で
は、光ファイバ通路83は、ピンキーパー82を貫通す
る1個の通路である。この光ファイバ通路83は、フェ
ルール50に近い側壁に位置されたフェルール50’の
光ファイバ対光ファイバスペースより僅かに大きい第1
横寸法85と、スプライス組立体1の光ファイバ対光フ
ァイバ横寸法より大きい第2横寸法86を有する。光フ
ァイバ通路83の幅は、第1横寸法85から第2横寸法
86へゆるやかにテーパする。この例では、スプレイ
(広がり)ガイド84は、光ファイバ挿入後にピンキー
パーに挿入されるエラストマボタンである。スプレイガ
イド84は、スプライス組立体1’に近い光ファイバ通
路の中央に配置され、この光ファイバ通路83の約中央
位置まで延びる。このスプレイガイド84は、略筒状で
あり、図22に示す如く2つの異なる直径を有する。こ
のピンキーパー82は、光ファイバピッグテールを光フ
ァイバ通路83内に受容して、光ファイバスタブをスプ
ライス組立体1内に取付けるのを助ける。スプレイガイ
ドは、ピンキーパー82内に挿入され光ファイバがピン
キーパー82のスプレイガイド84のいずれかの側から
突出するようにする。光ファイバ通路83の内壁87
は、光ファイバスタブの広がり量の上限を決める。しか
し、通常使用状態下では、光ファイバスタブは、内壁8
7に接触するほど外側へ広がることはない。フェルール
50’は、ピンキーパー82と同一面に位置するので、
光ファイバスタブは、スプレイガイド84が定める広が
り量に達する。このように位置させた光ファイバスタブ
は、スプライス組立体1’の光ファイバ溝10’に挿入
準備完了状態である。組立の為に、ピンキーパー82の
側壁88は、2個の保持溝を含み、各保持溝は対向する
フランジ97を形成する。
【0046】図25乃至図27に示す特定実施形態例で
は、光ファイバ通路83は、ピンキーパー82を貫通す
る2個の分離した通路を有する。光ファイバ通路83の
一方は、ピンキーパー82の上側にアクセスでき、他方
の光ファイバ通路83は、ピンキーパー82の下側にア
クセスされる。この光ファイバ通路83は、フェルール
50’に近い第1横寸法85で決まる距離だけ横方向に
離間し、これはフェルール50’の光ファイバ対光ファ
イバスペースと略等しい。光ファイバ通路83は、スプ
ライス組立体1’に近い側では、第2横寸法86で決ま
る距離だけ横方向に離間し、これはスプライス組立体
1’の光ファイバ対光ファイバ横スペースと略等しい。
各光ファイバ通路83の幅は、一定に留まり、光ファイ
バ通路83の横スペースは、第1横寸法85と一致する
位置から第2横寸法86に対応する位置にテーパする。
【0047】スプレイガイド84が光ファイバ通路83
間に配置され、1つの通路と他の通路とを区切る光ファ
イバ通路83間のピンキーパー82の一部をなし、これ
によりピンキーパー82の全長を貫通する。ピンキーパ
ー82は、各光ファイバスタブを各光ファイバ通路83
内に、上側89から下方90に完全にプレースメントし
て、光ファイバスタブのスプライス組立体1内の取付け
を手助けする。この特定例は、最初通路内に挿入される
光ファイバタブが上下側89,90から挿入される点で
他の例と異なる。ピンキーパー82のガイドピン55
は、フェルール50’のガイドピン穴49’とアライメ
ントされる。ピンキーパー82がフェルール50’の近
くに来ると、ガイドピン55は更にガイドピン穴49’
に挿入され且つ光ファイバスタブはスプレイガイド84
の反対側に位置される。ピンキーパー82がフェルール
50’の近くに来ると、スプレイガイド84は、光ファ
イバスタブを横外方へ押す。光ファイバ通路83の内壁
87は、光ファイバスタブの広がり程度を定める。この
ように位置された光ファイバスタブは、スプライス組立
体1’の光ファイバ溝10’に受容準備完了である。組
立の為に、ピンキーパー82の側壁88は、2個の保持
溝を有し、各保持溝は対向するフランジ97を形成す
る。
【0048】スプライス組立体1’とフェルール50’
のハウジングへの組立工程は、次の通りである。フェル
ール50’を所定長の光ファイバケーブル(光ファイバ
スタブ)で成端し、フェルール端面52’を研磨する。
図示の例では、フェルール50’はデュプレックスアレ
イフェルールである。従って、光ファイバスタブは、2
本の光ファイバを有する光ファイバリボンである。この
光ファイバスタブを所定長で切断し、従来手法で熱的に
ストリップする。ストリップした光ファイバスタブはク
リーブして、成端されたフェルール50’と光ファイバ
スタブの各光ファイバは、ガイドピン55が取付けられ
たピンキーパー82内に完全に挿入される。ピンキーパ
ー82はフェルール50’と同一面に位置され、これに
より光ファイバスタブをスプライス組立体1’の受容の
為に適当な寸法に広げる。2個の短いベアリングキー6
0を使用して、ベアリング溝11’内に挿入し且つ回転
する。スプライス組立体1’の第2、第3部分23’、
79は分離され、光ファイバスタブ内の各光ファイバは
各光ファイバ溝10’に挿入される。光ファイバスタブ
がスプライス組立体1’内に完全挿入され且つピンキー
パー82がスプライス組立体1’に隣接配置されると各
光ファイバスタブの端部は各クランプ素子73,74内
に位置する。
【0049】次に、ベアリングキー60を回転してベア
リング溝11’から取り除くと、スプライス組立体1’
は光ファイバスタブをクランプし把持する。次にフェル
ール50’、ピンキーパー82及びスプライス組立体
1’は、ハウジング70’のタブ81の所定位置に滑り
込む。スプライス組立体1’は、スプライス組立体1’
の縁に沿い厚さが増加する領域を有するアライメントレ
ール31’を含んでいる。このタブ81は、スプライス
組立体1’のアライメントレール31’を受容する寸法
のアライメント溝42を含んでいる。タブ81はフェル
ール50、ピンキーパー82及びスプライス組立体1’
を、保持バーブ95が保持ノッチ96内にリリースされ
るまで受容する。保持プロン93と一体の保持フォーク
92を有する保持クリップ91は、ハウジング70’の
開口内に挿入される。保持フォーク92は、ピンキーパ
ー82の保持溝により受容され、対向フランジ97と係
合してタブ81に対してピンキーパー82の移動に抗す
る。保持プロン93は、光ファイバ受容素子3’の保持
ウェル98に受容される。従って、保持クリップ91
は、ピンキーパー82とスプライス組立体1’とを重ね
合わせた状態に保持し、スプライス組立体1’とピンキ
ーパー82とをハウジング70に固定する。楔状工具
(図示せず)をウェッジ窓99から挿入して楔状リード
イン80と係合させてもよい。更に、楔工具を楔状リー
ドイン80内に挿入すると、ホールドプレート21’を
光ファイバ受容素子3’からリリースするよう動作す
る。同時に、長いベアリングキー61をスプライス内に
挿入すると、クランプ素子73,74のばね力をリリー
ス(解放)して、光ファイバスタブがクランプ素子7
3,74とアライメントして位置決めできるようにす
る。一度アライメントされると、楔状工具を抜去し、ベ
アリングキー61を回転して抜去する。この組立工程に
より、光ファイバスタブがフェルール50’とスプライ
ス組立体1’間で、組立作業中に起り得る曲げを阻止す
ることができる。
【0050】以上、本発明の光ファイバ装置及び光ファ
イバ副組立体の構成、動作及び組立工程を種々の好適実
施形態例に基づき詳細に説明したが、本発明は斯る特定
例のみに限定されるべきではなく、特定用途に応じて種
々の変形変更が可能であることが当業者には容易に理解
できよう。
【0051】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
の光ファイバ装置によると、スプライスしたい複数の光
ファイバを夫々独立に弾性保持することが可能であるの
で、例えば、デュプレックス構成の光ファイバ装置が簡
単且つ安価に実現できるという実用上の顕著な効果を有
する。
【0052】また、本発明の光ファイバ副組立体による
と、第1横寸法から第2横寸法にスプレイするファイバ通
路が形成されたピンキーパーを使用して光ファイバに許
容以上の反りや曲げを生じることなくスペースを適正値
に変えることが可能となるので、光ファイバの破損又は
光伝送特性の低下などを効果的に避けることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光ファイバ装置の好適実施例の分解
斜視図である。
【図2】 本発明による光ファイバスプライス組立体の
分解斜視図である。
【図3】 本発明による光ファイバデュプレックススプ
ライスの組立斜視図である。
【図4】 本発明の光ファイバデュプレックススプライ
スの縦断面図及び嵌合相手コネクタを破線で示す。
【図5】 図3の光ファイバデュプレックススプライス
の平面図である。
【図6】 図5の光ファイバデュプレックススプライス
の線6-6に沿う断面図である。
【図7】 図5の光ファイバデュプレックススプライス
の線7-7に沿う断面図である。
【図8】 壁面アウトレットに取付けられた本発明によ
る光ファイバスプライスの断面図である。
【図9】 本発明の光ファイバスプライス用部分(パー
シャル)ベアリングキーの平面図である。
【図10】 本発明の光ファイバスプライス用フルベア
リングキーの平面図である。
【図11】 本発明の光ファイバコネクタ及びスプライ
スの他の実施形態例の分解斜視図である。
【図12】 図11の光ファイバコネクタ及びスプライス
の組立斜視図である。
【図13】 図11に示した光ファイバスプライス副組立
体の分解斜視図である。
【図14】 図11に示す光ファイバコネクタの断面図で
ある。
【図15】 図14の光ファイバコネクタの線15-15に沿
う断面図である。
【図16】 図14の光ファイバコネクタの線16-16に沿
う断面図である。
【図17】 本発明の光ファイバ装置に使用するガイド
ピン付きピンキーパーの斜視図である。
【図18】 図17のガイドピン付きピンキーパーの分解
斜視図である。
【図19】 図17のガイドピン付きピンキーパーの断面
図である。
【図20】 図17のピンキーパーの斜視図である。
【図21】 図20のピンキーパーの斜め後方から見た斜
視図である。
【図22】 ピンキーパーの第2例の斜視図である。
【図23】 図22のピンキーパーの斜め後方から見た斜
視図である。
【図24】 図22のピンキーパーの断面図である。
【図25】 ピンキーパーの第3例の斜視図である。
【図26】 図25のピンキーパーの斜め後方から見た斜
視図である。
【図27】 図25のピンキーパーの断面図である。
【符号の説明】
1、1’ スプライサ 3、3’ 光ファイバ受容素子 14、73、74 クランプ素子 21、21’ ホールド素子 26 開口 50、50’ フェルール 60、61 ベアリング工具 70、70’ ハウジング 82 ピンキーパー 83 光ファイバ通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケネス ホール アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 19444 ラファイエット ヒル ラフラン ス ロード 1021 (72)発明者 ロバート ブリッグス アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 17074 ニューポート ノース フォース ストリート 342 (72)発明者 シェリー ブッチャー アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 17316 イースト ベリン ワッヅウォー ス ドライブ 35 (72)発明者 クレイブ ケゲリス アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 17057 ミドルタウン ボニー ブルー レーン 1835

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌合相手光ファイバコネクタとの接続部
    を含むハウジング、該ハウジングに受容されるスプライ
    サ、光ファイバスタブ及びフェルールを有する光ファイ
    バ装置において、 前記スプライサは光ファイバ受容素子及びスプライスす
    る光ファイバを弾性的に保持するホールド素子を含み、
    該ホールド素子は前記光ファイバ受容素子の両側に設け
    られ、少なくとも2本の光ファイバを独立して弾性的に
    保持することを特徴とする光ファイバ装置。
  2. 【請求項2】 前記ホールド素子に作動開口が形成さ
    れ、該開口にベアリング工具が挿入されて前記光ファイ
    バ受容素子との間に分離力を作用させて前記光ファイバ
    の挿抜を可能にすることを特徴とする請求項1の光ファ
    イバ装置。
  3. 【請求項3】 前記フェルールと前記スプライサ間にピ
    ンキーパーを配置し、前記光ファイバスタブを貫通させ
    ることを特徴とする請求項1又は2の光ファイバ装置。
  4. 【請求項4】 前記光ファイバ受容素子と前記各ホール
    ド素子間にクランプ素子を有することを特徴とする請求
    項1,2又は3の光ファイバ装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも2本の光ファイバを第1横寸法
    のスペースで保持する光ファイバフェルールと、前記第
    1横寸法と異なる第2横寸法スペースの光ファイバボディ
    とを有する光ファイバ副組立体において、 前記フェルールと前記光ファイバボディ間に少なくとも
    2個の光ファイバ通路を有するピンキーパーが設けら
    れ、該ピンキーパーは前記少なくとも2本の光ファイバ
    を前記第1横寸法から前記第2横寸法にテーパすることを
    特徴とする光ファイバ副組立体。
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