JPH11218017A - 作業車のエンジン検油ゲージ - Google Patents

作業車のエンジン検油ゲージ

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Publication number
JPH11218017A
JPH11218017A JP2095798A JP2095798A JPH11218017A JP H11218017 A JPH11218017 A JP H11218017A JP 2095798 A JP2095798 A JP 2095798A JP 2095798 A JP2095798 A JP 2095798A JP H11218017 A JPH11218017 A JP H11218017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
radiator
opened
oil
outside
Prior art date
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Pending
Application number
JP2095798A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayuki Satoji
久幸 里路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業車のエンジンを覆うエンジンカバーとラジ
エータを外側方へ横開きに開放させる開放側に面するエ
ンジンの前側壁面に検油ゲージを配置させる。 【解決手段】操作装置1における操作席2の下方にラジ
エータ3を外側に配置して軸心を進行方向に直交させた
エンジン4を載置し、このエンジン4を覆う操作席2と
その前板2a及び外側板5とを一体的に形成したエンジ
ンカバー6をその外側板5の後端部に位置する鉛直方向
の支軸7回りに外側方へ回動開閉させると共に、該ラジ
エータ3を該支軸7近傍に並行して位置する支軸8回り
に外側方へ回動開閉させるものにおいて、エンジンオイ
ルを点検する検油ゲージ9を該エンジンカバー6及びラ
ジエータ3の開放側に面するエンジン4の前側壁面4a
に配置したことを特徴とする作業車のエンジン検油ゲー
ジの構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、作業車のエンジ
ン検油ゲージに関し、作業車におけるエンジン関係のメ
ンテナンス時にエンジンカバー及びラジエータを外側方
へ回動開閉させるもの等の分野に属し、農作業機として
のコンバインや運搬車等に利用できる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】作業
車の作業装置や走行装置の操作制御を行う操作装置に配
置した操作席の下方に、車体の進行方向に対し直交させ
て載置したエンジンを覆うエンジンカバーを、エンジン
関係のメンテナンスを行うときは開閉可能に設ける必要
があるが、従来では、このエンジンカバーの開閉を横軸
により上下方向に回動開閉させるようにしているものが
一般的であった。しかし、このように上下方向に開閉す
るエンジンカバーの場合には、該カバーを開放して車体
の外側からエンジンオイルの点検等エンジン関係のメン
テナンスを行うときに、該カバーは開放されてもその構
成上ラジエータを共に開放することができないため、こ
の固定されているラジエータが邪魔になって充分なメン
テナンスを行い難いものであった。
【0003】そこでこの発明は、エンジンカバー及びラ
ジエータを外側方へ横開きに回動開閉させ、その開放側
に面するエンジンの前側壁面に検油ゲージを配置させ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、操作装置1
における操作席2の下方にラジエータ3を外側に配置し
て軸心を進行方向に直交させたエンジン4を載置し、こ
のエンジン4を覆う操作席2とその前板2a及び外側板
5とを一体的に形成したエンジンカバー6をその外側板
5の後端部に位置する鉛直方向の支軸7回りに外側方へ
回動開閉させると共に、該ラジエータ3を該支軸7近傍
に並行して位置する支軸8回りに外側方へ回動開閉させ
るものにおいて、エンジンオイルを点検する検油ゲージ
9を該エンジンカバー6及びラジエータ3の開放側に面
するエンジン4の前側壁面4aに配置したことを特徴と
する作業車のエンジン検油ゲージの構成とする。
【0005】
【作用】上記の構成により、操作装置1における操作席
2とその前板2a及び外側板5とにより一体的に形成し
たエンジンカバー6内に、ラジエータ3を外側に配置し
て進行方向に対し横向きにエンジン4を載置した作業車
において、エンジンオイルの点検等エンジン4関係のメ
ンテナンスが必要となったときは、該エンジンカバー6
を支軸7回りに、また該ラジエータ3を支軸9回りに各
々外側方へ横開きに回動開閉させ、この開閉するエンジ
ンカバー6とラジエータ3の開放側に面するエンジン4
の前側壁面4aに検油ゲージ9を配置していることによ
り、車体外側からのエンジンオイルの点検に際し、メン
テナンス空間を大きく確保できるから点検作業を円滑に
行うことができる。
【0006】
【発明の効果】上記の作用の如く、作業車の操作装置1
に載置したエンジン4のエンジンカバー6及びラジエー
タ3を各々外側方へ横開きに回動して開放させると共
に、この開放側に面するエンジン4の前側壁面4aに検
油ゲージ9を配置していることにより、車体外側からの
エンジンオイルの点検に際し、メンテナンス空間を大き
く確保することができるから、従来の如く、エンジンカ
バーを上下方向に回動させるもののように、ラジエータ
が邪魔になってメンテナンス空間を阻害されるようなこ
とがなく、エンジンオイルの点検作業を的確に且つ円滑
容易に行いうるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施例を農作
業機としてのコンバインについて図面に基づき説明す
る。図5はコンバインの全体構成を示すもので、車台1
0の下部側に土壌面を走行する左右一対の走行クローラ
11を有する走行装置12を配設すると共に、該車台1
0上にフィードチェンに挟持搬送して供給される穀稈を
脱穀し、この脱穀された穀粒を選別回収して一時貯留す
るグレンタンク13と、このタンク13に貯留された穀
粒を機外へ排出する排出オーガ14とを備えた脱穀装置
15を載置構成している。
【0008】該脱穀装置15の前方側に、穀稈を刈り取
って後方のフィードチェンに搬送供給する刈取装置16
を土壌面に対し昇降可能なるよう車台10の前端部へ支
架すると共に、該刈取装置16の一側にコンバインの操
作制御を行う操作装置1と操作のための操作席2とを設
け、これら走行装置12,脱穀装置15,刈取装置1
6,操作装置1等によってコンバインの車体17を構成
している。
【0009】該操作装置1は前記グレンタンク13の前
端部に近接した車台10上に、角パイプ等による内側部
の左縦フレーム18aと外側部の右縦フレーム18bと
を各々鉛直姿勢で固着させ、この左右の縦フレーム18
a,18bの上端部を後フレーム19で連結すると共
に、該左縦フレーム18aの上端部から前側に向け横フ
レーム20を延長して構成させる。
【0010】該左右の縦フレーム18a,18bと後フ
レーム19及び横フレーム20等により囲まれるエンジ
ンルームR内に、冷却ファン4bを外側に配して進行方
向と直交する横向きでエンジン4を車台10上に載置す
ると共に、該冷却ファン4bの外側にラジエータ3を配
設する。このラジエータ3を外側方へ回動開閉可能にそ
の一側を、右縦フレーム18bに設けた上下2箇所の支
軸8に連結支承すると共に、このラジエータ3の外側面
に走行用無段変速装置のオイルを冷却するオイルクーラ
21を取り付けて構成させる。
【0011】該エンジンルームRに収容したエンジン4
を覆うエンジンカバー6を、上面の操作席2と、この操
作席2とその前面のステップ22との間を遮蔽する前板
2aと、外側面にエンジン4の冷却風を吸気する防塵網
5aを取り付けた外側板5とをカバー連結杆23によっ
て一体的に組付け支持すると共に、該外側板5の鉛直状
の後側部と、前記右縦フレーム18bの前記支軸8近傍
に平行して位置する上下2箇所の支軸7によって外側方
へ回動開閉可能に連結支承して構成させる。
【0012】該ステップ22の前端部に接して操作コラ
ム24を立設し、この操作コラム24上部の内側端部へ
前記左縦フレーム18aから延長した横フレーム20を
固着すると共に、この横フレーム20に保持される断面
∩字状の操作架台25を、操作コラム24と前記後フレ
ーム19の間を操作席2に隣接して一定の幅で延長配設
して構成させる。
【0013】該操作架台25は前記エンジンカバー6と
重接する部分より前側位置に、走行用の主変速を操作す
る主変速レバー26及びエンジン4のスロットルを調節
するスロットルレバー27等を軸支配置すると共に、前
記エンジンルームRのエンジンカバー6で覆われていな
い操作架台25の内側面と後フレーム19位置の後側面
とを、各々内側板28と後側板29によって遮蔽して構
成させる。
【0014】該後側板29から上方側に向けて操作席2
の底板との間にエアークリーナ30を収納する収納ケー
ス31を断面梯形状に配置固定すると共に、該エンジン
カバー6とラジエータ3の間をシールする防塵用シール
32を回動自在に装着して構成させる。該エンジン4
は、エンジンカバー6及びラジエータ3の外側方への回
動開放により、その開放側に面する車体17の前進方向
に対して前側となる前側壁面4aの中間位置下部側に、
エンジンオイルの油量や汚れを点検する長い針金状の検
油ゲージ9を抜き差し自在に設ける。該前側壁面4aの
後端位置上部側にエンジン始動用の始動モータ33を配
置し、このモータ33に軸止したモータギヤ33aとエ
ンジン4のリングギヤ4cとを噛合連動させた構成とす
る。
【0015】該エンジン4の上面側にエンジンオイルを
注油する給油口34を配設する。また、該エンジン4の
冷却ファン4b側の端部近傍に前側壁面4aから突設し
た両側の支持ベース35aにより発電機35の下部側を
回動可能に支承し、その上部側を前側壁面4aから突設
した調節アーム35bによって支持ベース35aを中心
として前後方向に移動可能なるよう配設すると共に、該
発電機35に軸止した発電機プーリ36と、冷却ファン
4aに軸止したファンプーリ37と、この両プーリ3
6,37をエンジン4から駆動する駆動プーリ38とを
ファンベルト39を巻き掛け張設して構成させる。
【0016】エンジンルームR内におけるエンジンオイ
ルの点検等エンジン4関係のメンテナンスを行うとき
は、エンジンカバー6としての操作席2とその前板2a
及び外側板5を、固定の内側板28と後側板29を残し
て外側面後端部の支軸7を支点として外側方へ水平方向
に回動させると共に、ラジエータ3も支軸8を支点とし
て該カバー6に追従して外側方へ回動させることによ
り、エンジンカバー6及びラジエータ3の開放側に面す
るエンジン4の上側と前側及び外側が大きく開放され
る。
【0017】この開放により、エンジン4の前側壁面4
aはエンジン4関係のメンテナンス空間を大きく確保で
きるから、エンジンオイルを点検する検油ゲージ9やフ
ァンベルト39の張力を調整する発電機35等その他を
前側壁面4aに設けていることにより、車体17外側か
らのエンジンオイルの点検作業や、その他エンジン関係
のメンテナンスを的確且つ円滑容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンカバー及びラジエータの回動開放状態
を示す操作装置の平面図。
【図2】エンジン及びエンジンカバーの構成と位置関係
を示す操作装置の正面図。
【図3】エンジン及びエンジンカバーの構成と位置関係
を示す操作装置の側面図。
【図4】操作装置の枠構成とエンジンカバーの開放状態
を示す斜視図。
【図5】コンバインの全体構成を示す側面図。
【符号の説明】
1. 操作装置 2. 操作席 2a. 前板 3. ラジエータ 4. エンジン 4a. 前側壁面 5. 外側板 6. エンジンカバー 7. 支軸 8. 支軸 9. 検油ゲージ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作装置1における操作席2の下方にラ
    ジエータ3を外側に配置して軸心を進行方向に直交させ
    たエンジン4を載置し、このエンジン4を覆う操作席2
    とその前板2a及び外側板5とを一体的に形成したエン
    ジンカバー6をその外側板5の後端部に位置する鉛直方
    向の支軸7回りに外側方へ回動開閉させると共に、該ラ
    ジエータ3を該支軸7近傍に並行して位置する支軸8回
    りに外側方へ回動開閉させるものにおいて、エンジンオ
    イルを点検する検油ゲージ9を該エンジンカバー6及び
    ラジエータ3の開放側に面するエンジン4の前側壁面4
    aに配置したことを特徴とする作業車のエンジン検油ゲ
    ージ。
JP2095798A 1998-02-02 1998-02-02 作業車のエンジン検油ゲージ Pending JPH11218017A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2095798A JPH11218017A (ja) 1998-02-02 1998-02-02 作業車のエンジン検油ゲージ

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JPH11218017A true JPH11218017A (ja) 1999-08-10

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ID=12041672

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JP2095798A Pending JPH11218017A (ja) 1998-02-02 1998-02-02 作業車のエンジン検油ゲージ

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JP (1) JPH11218017A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010229990A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2016067294A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社クボタ コンバイン

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010229990A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Yanmar Co Ltd コンバイン
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