JPH11217887A - 小屋裏換気部材および小屋裏換気構造 - Google Patents
小屋裏換気部材および小屋裏換気構造Info
- Publication number
- JPH11217887A JPH11217887A JP3419498A JP3419498A JPH11217887A JP H11217887 A JPH11217887 A JP H11217887A JP 3419498 A JP3419498 A JP 3419498A JP 3419498 A JP3419498 A JP 3419498A JP H11217887 A JPH11217887 A JP H11217887A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- ridge
- roof
- attic space
- base plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工が簡単でありながら小屋裏を十分に換気
でき且つ小屋裏への漏水を確実に防止できる小屋裏換気
部材および小屋裏換気構造を提供する。 【解決手段】 小屋裏換気部材は、瓦葺き屋根の野地板
を貫通する円筒状の本体部(1A)及びその上部を覆う
蓋部(1B)を備え、本体部(1A)は、野地板を貫通
するダクト部(1C)と、野地板上面に液密に接合され
るツバ部(1D)と、その上方に突出する環状壁部(1
E)と、その上方に突出し且つ蓋部(1B)との間に換
気窓(1F)を形成する複数の支柱部(1G)とを有
し、蓋部(1B)は、各支柱部(1G)の上端に嵌合す
る嵌合部(1H)と、その周囲に張出す庇部(1I)と
を有する。
でき且つ小屋裏への漏水を確実に防止できる小屋裏換気
部材および小屋裏換気構造を提供する。 【解決手段】 小屋裏換気部材は、瓦葺き屋根の野地板
を貫通する円筒状の本体部(1A)及びその上部を覆う
蓋部(1B)を備え、本体部(1A)は、野地板を貫通
するダクト部(1C)と、野地板上面に液密に接合され
るツバ部(1D)と、その上方に突出する環状壁部(1
E)と、その上方に突出し且つ蓋部(1B)との間に換
気窓(1F)を形成する複数の支柱部(1G)とを有
し、蓋部(1B)は、各支柱部(1G)の上端に嵌合す
る嵌合部(1H)と、その周囲に張出す庇部(1I)と
を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小屋裏換気部材お
よび小屋裏換気構造に関し、詳しくは、施工が簡単で且
つ小屋裏への漏水を確実に防止できる小屋裏換気部材お
よび小屋裏換気構造であって、陸棟部からの換気が不十
分または困難な瓦葺き屋根に好適な小屋裏換気部材およ
び小屋裏換気構造に関する。
よび小屋裏換気構造に関し、詳しくは、施工が簡単で且
つ小屋裏への漏水を確実に防止できる小屋裏換気部材お
よび小屋裏換気構造であって、陸棟部からの換気が不十
分または困難な瓦葺き屋根に好適な小屋裏換気部材およ
び小屋裏換気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】陸棟を有する瓦葺き屋根の換気構造にお
いては、外気に連通する換気通路が備えられた乾式の棟
葺き材を冠瓦の台座に使用することにより、桟瓦と野地
板との間の換気を図る様にした構造が知られている(特
開平9−41574号公報参照)。斯かる換気棟構造に
おいては、野地板の下方の小屋裏を換気する場合、通
常、棟葺き材の下方に位置する野地板の稜部にスリット
状の換気口が設けられる。この換気口は、小屋裏の上部
を棟葺き材の換気通路を介して外気に連通させるため、
温度上昇した小屋裏の空気を効率的に屋外に排出するこ
とが出来る。
いては、外気に連通する換気通路が備えられた乾式の棟
葺き材を冠瓦の台座に使用することにより、桟瓦と野地
板との間の換気を図る様にした構造が知られている(特
開平9−41574号公報参照)。斯かる換気棟構造に
おいては、野地板の下方の小屋裏を換気する場合、通
常、棟葺き材の下方に位置する野地板の稜部にスリット
状の換気口が設けられる。この換気口は、小屋裏の上部
を棟葺き材の換気通路を介して外気に連通させるため、
温度上昇した小屋裏の空気を効率的に屋外に排出するこ
とが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、小屋裏の換
気を十分に図るためには、野地板に設ける換気口の開口
面積を十分大きくする必要がある。例えば、吸気および
排気に共用する換気口の場合、屋根の投影面積の1/3
00以上の開口面積が必要とされ、排気専用の換気口の
場合でも、屋根の投影面積の1/900以上の開口面積
が必要とされている。
気を十分に図るためには、野地板に設ける換気口の開口
面積を十分大きくする必要がある。例えば、吸気および
排気に共用する換気口の場合、屋根の投影面積の1/3
00以上の開口面積が必要とされ、排気専用の換気口の
場合でも、屋根の投影面積の1/900以上の開口面積
が必要とされている。
【0004】しかしながら、寄棟屋根の様に、屋根の投
影面積に比較して陸棟の長さが短い屋根においては、野
地板の稜部に必要な開口面積の換気口を設けることが困
難である。また、陸棟の無い方形造りの屋根において
は、野地板に換気口を設けることさえ出来ない。従っ
て、寄棟屋根や方形造りの屋根においては、小屋裏の換
気が不十分または困難となるという問題がある。
影面積に比較して陸棟の長さが短い屋根においては、野
地板の稜部に必要な開口面積の換気口を設けることが困
難である。また、陸棟の無い方形造りの屋根において
は、野地板に換気口を設けることさえ出来ない。従っ
て、寄棟屋根や方形造りの屋根においては、小屋裏の換
気が不十分または困難となるという問題がある。
【0005】本発明は、前記の実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、小屋裏を十分に換気できる小屋
裏換気部材および小屋裏換気構造であって、施工が簡単
で且つ小屋裏への漏水を確実に防止できる小屋裏換気部
材および小屋裏換気構造を提供することにある。
のであり、その目的は、小屋裏を十分に換気できる小屋
裏換気部材および小屋裏換気構造であって、施工が簡単
で且つ小屋裏への漏水を確実に防止できる小屋裏換気部
材および小屋裏換気構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る小屋裏換気部材は、瓦葺き屋根の野地
板を貫通して装着される小屋裏換気部材であって、筒状
の本体部および当該本体部の上部を覆う蓋部を備え、前
記本体部は、野地板を貫通するダクト部と、野地板上面
に液密に接合されるツバ部と、当該ツバ部の上方に突出
する環状壁部と、当該環状壁部の上方に突出し且つ前記
蓋部との間に換気窓を形成する複数の支柱部とを有し、
前記蓋部は、各支柱部の上端に嵌合する環状の嵌合部
と、当該嵌合部の周囲に張出す環状の庇部とを有するこ
とを特徴とする。
め、本発明に係る小屋裏換気部材は、瓦葺き屋根の野地
板を貫通して装着される小屋裏換気部材であって、筒状
の本体部および当該本体部の上部を覆う蓋部を備え、前
記本体部は、野地板を貫通するダクト部と、野地板上面
に液密に接合されるツバ部と、当該ツバ部の上方に突出
する環状壁部と、当該環状壁部の上方に突出し且つ前記
蓋部との間に換気窓を形成する複数の支柱部とを有し、
前記蓋部は、各支柱部の上端に嵌合する環状の嵌合部
と、当該嵌合部の周囲に張出す環状の庇部とを有するこ
とを特徴とする。
【0007】また、本発明に係る小屋裏換気構造は、前
記の小屋裏換気部材が野地板の上部付近に所定個数装着
されて成る。
記の小屋裏換気部材が野地板の上部付近に所定個数装着
されて成る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る小屋裏換気部材および小屋裏換気構造を説明する。図
1は小屋裏換気部材の構造を示す分解斜視図、図2は小
屋裏換気部材の構造を示す断面図、図3は小屋裏換気部
材の配置例を示す寄棟屋根の概略平面図、図4は小屋裏
換気構造を示す寄棟屋根の陸棟付近の断面図である。
る小屋裏換気部材および小屋裏換気構造を説明する。図
1は小屋裏換気部材の構造を示す分解斜視図、図2は小
屋裏換気部材の構造を示す断面図、図3は小屋裏換気部
材の配置例を示す寄棟屋根の概略平面図、図4は小屋裏
換気構造を示す寄棟屋根の陸棟付近の断面図である。
【0009】図1及び図2に示す様に、本発明に係る小
屋裏換気部材(1)は、瓦葺き屋根の野地板(2)を貫
通して装着される部材であって、筒状の本体部(1A)
及び本体部(1A)の上部を覆う蓋部(1B)を備えて
いる。本体部(1A)は、野地板(2)を貫通するダク
ト部(1C)と、野地板(2)の上面に液密に接合され
るツバ部(1D)と、ツバ部(1D)の上方に突出する
環状壁部(1E)と、環状壁部(1E)の上方に突出し
且つ蓋部(1B)との間に換気窓(1F)を形成する複
数の支柱部(1G)とを有する。一方、蓋部(1B)
は、各支柱部(1G)の上端に嵌合する環状の嵌合部
(1H)と、嵌合部(1H)の周囲に張出す環状の庇部
(1I)とを有する。
屋裏換気部材(1)は、瓦葺き屋根の野地板(2)を貫
通して装着される部材であって、筒状の本体部(1A)
及び本体部(1A)の上部を覆う蓋部(1B)を備えて
いる。本体部(1A)は、野地板(2)を貫通するダク
ト部(1C)と、野地板(2)の上面に液密に接合され
るツバ部(1D)と、ツバ部(1D)の上方に突出する
環状壁部(1E)と、環状壁部(1E)の上方に突出し
且つ蓋部(1B)との間に換気窓(1F)を形成する複
数の支柱部(1G)とを有する。一方、蓋部(1B)
は、各支柱部(1G)の上端に嵌合する環状の嵌合部
(1H)と、嵌合部(1H)の周囲に張出す環状の庇部
(1I)とを有する。
【0010】ダクト部(1C)は、野地板(2)に開け
られた円形の貫通孔(2A)に挿通し得る様に、円筒状
に形成されている。ダクト部(1C)の外径および内径
は、貫通孔(2A)による野地板(2)の強度低下を極
力抑え且つ通気量を十分確保し得る範囲に設定される。
例えば、貫通孔(2A)の直径を80mm程度に抑えた
場合、ダクト部(1C)の外径は75mm程度に設定さ
れる。この場合、ダクト部(1C)の内径は、38cm
2 程度の開口面積を確保する様に70mm程度に設定さ
れる。なお、ダクト部(1C)の内径は、50〜100
mmの範囲とするのが好ましい。
られた円形の貫通孔(2A)に挿通し得る様に、円筒状
に形成されている。ダクト部(1C)の外径および内径
は、貫通孔(2A)による野地板(2)の強度低下を極
力抑え且つ通気量を十分確保し得る範囲に設定される。
例えば、貫通孔(2A)の直径を80mm程度に抑えた
場合、ダクト部(1C)の外径は75mm程度に設定さ
れる。この場合、ダクト部(1C)の内径は、38cm
2 程度の開口面積を確保する様に70mm程度に設定さ
れる。なお、ダクト部(1C)の内径は、50〜100
mmの範囲とするのが好ましい。
【0011】ツバ部(1D)は、貫通孔(2A)の周囲
の野地板(2)上面に確実に接合し得る様に、例えば1
15mm程度の外径寸法に設定されている。また、ツバ
部(1D)には、野地板(2)にネジ止めするために、
例えば4個のネジ挿通孔(1J)が円周方向に等間隔で
形成されている。そして、ツバ部(1D)の下面には、
野地板(2)の上面に液密に接合し得る様に、離型紙付
の粘着剤層(1K)が設けられている。
の野地板(2)上面に確実に接合し得る様に、例えば1
15mm程度の外径寸法に設定されている。また、ツバ
部(1D)には、野地板(2)にネジ止めするために、
例えば4個のネジ挿通孔(1J)が円周方向に等間隔で
形成されている。そして、ツバ部(1D)の下面には、
野地板(2)の上面に液密に接合し得る様に、離型紙付
の粘着剤層(1K)が設けられている。
【0012】環状壁部(1E)は、ツバ部(1D)上面
からの突出高さが3〜5mm程度に設定されており、瓦
の隙間から雨水が滴下してツバ部(1D)上面に溜った
場合にも、それが不用意に換気窓(1F)内に流入しな
い様に構成されている。そして、環状壁部(1E)の上
方には、各支柱部(1G)間に各換気窓(1F)が形成
され、その総開口面積は、例えば30cm2 程度に設定
されている。
からの突出高さが3〜5mm程度に設定されており、瓦
の隙間から雨水が滴下してツバ部(1D)上面に溜った
場合にも、それが不用意に換気窓(1F)内に流入しな
い様に構成されている。そして、環状壁部(1E)の上
方には、各支柱部(1G)間に各換気窓(1F)が形成
され、その総開口面積は、例えば30cm2 程度に設定
されている。
【0013】支柱部(1G)は、環状壁部(1E)に連
続する円弧状の水平断面を有し、環状壁部(1E)の円
周方向の4個所に等間隔で配置されている。そして、各
支柱部(1G)の上端部を除く部分の外面には、補強用
のリブ(1L)が形成されている。
続する円弧状の水平断面を有し、環状壁部(1E)の円
周方向の4個所に等間隔で配置されている。そして、各
支柱部(1G)の上端部を除く部分の外面には、補強用
のリブ(1L)が形成されている。
【0014】嵌合部(1H)は、各支柱部(1G)の上
端部を挟み込む様に、蓋部(1B)の下面に突設された
内外2重の環状突起により構成されている。また、庇部
(1I)は、略45°の角度を有し、その外径は、ツバ
部(1D)の外径より小さい例えば100mm程度に設
定されている。
端部を挟み込む様に、蓋部(1B)の下面に突設された
内外2重の環状突起により構成されている。また、庇部
(1I)は、略45°の角度を有し、その外径は、ツバ
部(1D)の外径より小さい例えば100mm程度に設
定されている。
【0015】前記本体部(1A)及び蓋部(1B)は、
金属製でもよいが、成形性、耐久性などを考慮すると、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等の熱可
塑性樹脂によりそれぞれ一体成形するのが好ましい。こ
の場合、本体部(1A)と蓋部(1B)とは一体に成形
してもよい。本実施形態においては、前記の熱可塑性樹
脂によりそれぞれ一体成形された本体部(1A)及び蓋
部(1B)が、予め図2に示す様に組付けられて小屋裏
換気部材(1)が構成されている。そして、この小屋裏
換気部材(1)は、瓦裏空間内に収容し得る様に、野地
板(2)上の高さが、通常、35mm以下に設定されて
いる。
金属製でもよいが、成形性、耐久性などを考慮すると、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等の熱可
塑性樹脂によりそれぞれ一体成形するのが好ましい。こ
の場合、本体部(1A)と蓋部(1B)とは一体に成形
してもよい。本実施形態においては、前記の熱可塑性樹
脂によりそれぞれ一体成形された本体部(1A)及び蓋
部(1B)が、予め図2に示す様に組付けられて小屋裏
換気部材(1)が構成されている。そして、この小屋裏
換気部材(1)は、瓦裏空間内に収容し得る様に、野地
板(2)上の高さが、通常、35mm以下に設定されて
いる。
【0016】斯かる構成の小屋裏換気部材(1)を野地
板(2)に装着する施工は、図2に示す様に、野地板
(2)上に防水紙(3)が張設され、その上から瓦止め
用の縦桟および横桟(図示省略)が野地板(2)に釘打
ちされた後に行われる。この施工においては、先ず、防
水紙(3)の上から野地板(2)に貫通孔(2A)を開
ける。この貫通孔(2A)は、直径が例えば80mm程
度であり、回転刃を取付けた電動ドリル等の丸穴加工工
具によって容易に開けることが出来る。
板(2)に装着する施工は、図2に示す様に、野地板
(2)上に防水紙(3)が張設され、その上から瓦止め
用の縦桟および横桟(図示省略)が野地板(2)に釘打
ちされた後に行われる。この施工においては、先ず、防
水紙(3)の上から野地板(2)に貫通孔(2A)を開
ける。この貫通孔(2A)は、直径が例えば80mm程
度であり、回転刃を取付けた電動ドリル等の丸穴加工工
具によって容易に開けることが出来る。
【0017】次に、小屋裏換気部材(1)のツバ部(1
D)の下面に設けられた粘着剤層(1K)の離型紙を剥
し、貫通孔(2A)にダクト部(1C)を挿通して粘着
剤層(1K)を防水紙(3)上に密着させる。その後、
ツバ部(1D)の各ネジ挿通孔(1J)に止めネジ
(4)を挿通し、これを野地板(2)にねじ込んでツバ
部(1D)を野地板(2)に固定する。この施工によ
り、ツバ部(1D)は粘着剤層(1K)を介して野地板
(2)上に液密に接合される。
D)の下面に設けられた粘着剤層(1K)の離型紙を剥
し、貫通孔(2A)にダクト部(1C)を挿通して粘着
剤層(1K)を防水紙(3)上に密着させる。その後、
ツバ部(1D)の各ネジ挿通孔(1J)に止めネジ
(4)を挿通し、これを野地板(2)にねじ込んでツバ
部(1D)を野地板(2)に固定する。この施工によ
り、ツバ部(1D)は粘着剤層(1K)を介して野地板
(2)上に液密に接合される。
【0018】本発明の小屋裏換気構造は、図3に示す様
に、前記小屋裏換気部材(1)が瓦葺き屋根の野地板
(2)の上部付近、すなわち、陸棟(4)付近に所定個
数装着されて成る。図3の(a)は、投影面積が66m
2(20坪)の寄棟屋根を示し、隅棟(5)に連続する
陸棟(4)の長さが180cm(1間)であって、陸棟
(4)の下方の野地板(2)の稜部には、3.5cm×
180cmのスリット状の換気口(2B)が形成されて
いる。また、図3の(b)は、投影面積が59.4m2
(18坪)の寄棟屋根を示し、隅棟(5)に連続する陸
棟(4)の長さが90cm(0.5間)であって、陸棟
(4)の下方の野地板(2)の稜部には、3.5cm×
90cmのスリット状の換気口(2B)が形成されてい
る。
に、前記小屋裏換気部材(1)が瓦葺き屋根の野地板
(2)の上部付近、すなわち、陸棟(4)付近に所定個
数装着されて成る。図3の(a)は、投影面積が66m
2(20坪)の寄棟屋根を示し、隅棟(5)に連続する
陸棟(4)の長さが180cm(1間)であって、陸棟
(4)の下方の野地板(2)の稜部には、3.5cm×
180cmのスリット状の換気口(2B)が形成されて
いる。また、図3の(b)は、投影面積が59.4m2
(18坪)の寄棟屋根を示し、隅棟(5)に連続する陸
棟(4)の長さが90cm(0.5間)であって、陸棟
(4)の下方の野地板(2)の稜部には、3.5cm×
90cmのスリット状の換気口(2B)が形成されてい
る。
【0019】換気口(2B)の必要開口面積を屋根の投
影面積の1/900とした場合、図3の(a)に示す例
では、換気口(2B)は、必要開口面積が740c
m2、実際の開口面積が630cm2であって、差引き1
10cm2の開口面積が不足する。また、図3の(b)
に示す例では、換気口(2B)は、必要開口面積が66
0cm2、実際の開口面積が315cm2であって、差引
き345cm2の開口面積が不足する。そこで、図3の
(a)に示す例では、各換気窓(1F)の総開口面積が
30cm2程度に設定された前記小屋裏換気部材(1)
を4個使用して120cm2の開口面積を追加する。一
方、図3の(b)に示す例では、前記小屋裏換気部材
(1)を12個使用して360cm2の開口面積を追加
する。
影面積の1/900とした場合、図3の(a)に示す例
では、換気口(2B)は、必要開口面積が740c
m2、実際の開口面積が630cm2であって、差引き1
10cm2の開口面積が不足する。また、図3の(b)
に示す例では、換気口(2B)は、必要開口面積が66
0cm2、実際の開口面積が315cm2であって、差引
き345cm2の開口面積が不足する。そこで、図3の
(a)に示す例では、各換気窓(1F)の総開口面積が
30cm2程度に設定された前記小屋裏換気部材(1)
を4個使用して120cm2の開口面積を追加する。一
方、図3の(b)に示す例では、前記小屋裏換気部材
(1)を12個使用して360cm2の開口面積を追加
する。
【0020】図4に示す様に、前記陸棟(4)は、外気
に連通する換気通路を備えた乾式の棟葺き材(6)を冠
瓦(7)の台座として使用することにより、桟瓦(8)
と野地板(2)との間の瓦裏(9)の換気を図る様に構
成されている。なお、隅棟(5)も陸棟(4)と同様に
構成されている。そして、陸棟(4)においては、小屋
裏(10)の換気を図るため、棟葺き材(6)の下方に
位置する野地板(2)の稜部に前記換気口(2B)が形
成され、小屋裏(10)と瓦裏(9)とを連通する様
に、陸棟(4)付近の野地板(2)に所定個数の小屋裏
換気部材(1)が装着されている。なお、一般的な棟構
造として、前記野地板(2)は、棟木(11)に支持さ
れた垂木(12)上に張設され、野地板(2)上には、
桟瓦(8)を係止するための複数本の桟木(13)が防
水紙(3)の上から釘固定されている。
に連通する換気通路を備えた乾式の棟葺き材(6)を冠
瓦(7)の台座として使用することにより、桟瓦(8)
と野地板(2)との間の瓦裏(9)の換気を図る様に構
成されている。なお、隅棟(5)も陸棟(4)と同様に
構成されている。そして、陸棟(4)においては、小屋
裏(10)の換気を図るため、棟葺き材(6)の下方に
位置する野地板(2)の稜部に前記換気口(2B)が形
成され、小屋裏(10)と瓦裏(9)とを連通する様
に、陸棟(4)付近の野地板(2)に所定個数の小屋裏
換気部材(1)が装着されている。なお、一般的な棟構
造として、前記野地板(2)は、棟木(11)に支持さ
れた垂木(12)上に張設され、野地板(2)上には、
桟瓦(8)を係止するための複数本の桟木(13)が防
水紙(3)の上から釘固定されている。
【0021】棟葺き材(6)は、独立気泡を有する硬質
の発泡樹脂にて山形断面に成形され且つ冠瓦(7)を支
持する支持部(6A)と、連続気泡を有する軟質の発泡
樹脂にて成形され且つ冠瓦(7)とその左右両側の桟瓦
(8)との間を通気可能に封止する左右一対の封止部
(6B)とを備え、各封止部(6B)は、支持部(6
A)の左右両側の底面に帯状に接着されている。なお、
棟葺き材(6)の支持部(6A)を成形する樹脂として
は、例えば、ポリスチレン系の他、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等のポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂が挙
げられる。また、封止部(2B)を成形する樹脂として
は、日射や風雨に対する耐候性を向上させるため、エチ
レンとプロピレンの共重合からなる合成ゴム等を特に好
適に使用し得る。
の発泡樹脂にて山形断面に成形され且つ冠瓦(7)を支
持する支持部(6A)と、連続気泡を有する軟質の発泡
樹脂にて成形され且つ冠瓦(7)とその左右両側の桟瓦
(8)との間を通気可能に封止する左右一対の封止部
(6B)とを備え、各封止部(6B)は、支持部(6
A)の左右両側の底面に帯状に接着されている。なお、
棟葺き材(6)の支持部(6A)を成形する樹脂として
は、例えば、ポリスチレン系の他、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等のポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂が挙
げられる。また、封止部(2B)を成形する樹脂として
は、日射や風雨に対する耐候性を向上させるため、エチ
レンとプロピレンの共重合からなる合成ゴム等を特に好
適に使用し得る。
【0022】前記支持部(6A)の幅方向中央部には、
ネジ(14)を介して棟木(11)に固定され且つ冠瓦
(7)が釘固定される支持桟(15)が嵌合されてい
る。そして、支持部(6A)には、支持桟(15)の両
側部分に配列され且つ上下に貫通する複数の換気孔(6
C)と、左右の傾斜面に突設され且つ冠瓦(7)との間
に通気路を構成する複数の支持突起(6D)が形成され
ている。なお、陸棟(4)及び隅棟(5)に配設された
棟葺き材(6)による換気通路の総開口面積は、図3の
(a)に示した寄棟屋根においては、少なくとも740
cm2の必要開口面積を有し、図3の(b)に示した寄
棟屋根においては、少なくとも660cm2の必要開口
面積を有する。
ネジ(14)を介して棟木(11)に固定され且つ冠瓦
(7)が釘固定される支持桟(15)が嵌合されてい
る。そして、支持部(6A)には、支持桟(15)の両
側部分に配列され且つ上下に貫通する複数の換気孔(6
C)と、左右の傾斜面に突設され且つ冠瓦(7)との間
に通気路を構成する複数の支持突起(6D)が形成され
ている。なお、陸棟(4)及び隅棟(5)に配設された
棟葺き材(6)による換気通路の総開口面積は、図3の
(a)に示した寄棟屋根においては、少なくとも740
cm2の必要開口面積を有し、図3の(b)に示した寄
棟屋根においては、少なくとも660cm2の必要開口
面積を有する。
【0023】図4に示す小屋裏換気構造においては、小
屋裏(10)の上部が野地板(2)の稜部の換気口(2
B)及び各小屋裏換気部材(1)を介して瓦裏(9)に
連通し、棟葺き材(6)の各換気孔(6C)及び各支持
突起(6D)間の通気路による換気通路を介して屋外に
連通する。この場合、換気口(2B)及び各小屋裏換気
部材(1)の総開口面積は、図3の(a)に示した寄棟
屋根においては、必要開口面積の740cm2を越える
750cm2、図3の(b)に示した寄棟屋根において
は、必要開口面積の660cm2を越える675cm2で
ある。また、陸棟(4)及び隅棟(5)に配設された棟
葺き材(6)による換気通路の総開口面積は、図3の
(a)に示した寄棟屋根においては、少なくとも740
cm2の必要開口面積を有し、図3の(b)に示した寄
棟屋根においては、少なくとも660cm2の必要開口
面積を有する。従って、温度上昇した小屋裏(10)の
空気を確実に屋外に排出して小屋裏(10)を十分に換
気することが出来、小屋裏(10)の湿潤化を確実に防
止することが出来る。
屋裏(10)の上部が野地板(2)の稜部の換気口(2
B)及び各小屋裏換気部材(1)を介して瓦裏(9)に
連通し、棟葺き材(6)の各換気孔(6C)及び各支持
突起(6D)間の通気路による換気通路を介して屋外に
連通する。この場合、換気口(2B)及び各小屋裏換気
部材(1)の総開口面積は、図3の(a)に示した寄棟
屋根においては、必要開口面積の740cm2を越える
750cm2、図3の(b)に示した寄棟屋根において
は、必要開口面積の660cm2を越える675cm2で
ある。また、陸棟(4)及び隅棟(5)に配設された棟
葺き材(6)による換気通路の総開口面積は、図3の
(a)に示した寄棟屋根においては、少なくとも740
cm2の必要開口面積を有し、図3の(b)に示した寄
棟屋根においては、少なくとも660cm2の必要開口
面積を有する。従って、温度上昇した小屋裏(10)の
空気を確実に屋外に排出して小屋裏(10)を十分に換
気することが出来、小屋裏(10)の湿潤化を確実に防
止することが出来る。
【0024】野地板(2)に装着された各小屋裏換気部
材(1)においては、雨水が桟瓦(8)の隙間を通して
滴下した場合に、本体部(1A)の上部を覆う蓋部(1
B)、各換気窓(1F)の上部に張出す庇部(1I)お
よびツバ部(1D)の上方に突出する環状壁部(1E)
が本体部(1A)内への雨水の浸入を阻止する。また、
野地板(2)上面に液密に接合されるツバ部(1D)が
野地板(2)に開けられた貫通孔(2A)内への雨水の
浸入を阻止する。
材(1)においては、雨水が桟瓦(8)の隙間を通して
滴下した場合に、本体部(1A)の上部を覆う蓋部(1
B)、各換気窓(1F)の上部に張出す庇部(1I)お
よびツバ部(1D)の上方に突出する環状壁部(1E)
が本体部(1A)内への雨水の浸入を阻止する。また、
野地板(2)上面に液密に接合されるツバ部(1D)が
野地板(2)に開けられた貫通孔(2A)内への雨水の
浸入を阻止する。
【0025】本発明の小屋裏換気部材は、陸棟の無い方
形造りの屋根や、換気通路の無い湿式の棟葺き材が使用
される屋根においても、野地板の上部付近に所定個数装
着することにより、温度上昇した小屋裏の空気を確実に
屋外に排出して小屋裏を十分に換気することが出来、そ
の湿潤化を確実に防止することが出来る。この場合、温
度上昇した小屋裏の空気は、各小屋裏換気部材により瓦
裏に排出され、桟瓦の隙間を介して屋外に排出される。
形造りの屋根や、換気通路の無い湿式の棟葺き材が使用
される屋根においても、野地板の上部付近に所定個数装
着することにより、温度上昇した小屋裏の空気を確実に
屋外に排出して小屋裏を十分に換気することが出来、そ
の湿潤化を確実に防止することが出来る。この場合、温
度上昇した小屋裏の空気は、各小屋裏換気部材により瓦
裏に排出され、桟瓦の隙間を介して屋外に排出される。
【0026】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の小屋裏換気
部材は、野地板に円形の貫通孔を開けてこれに本体部を
挿通し、ツバ部を野地板上面に液密に接合させるだけで
野地板に装着することが出来るため、その施工が簡単で
ある。そして、野地板に装着された小屋裏換気部材は、
野地板を貫通する本体部およびその換気窓を介して小屋
裏空間を瓦裏空間に連通する。また、雨水が瓦の隙間を
通して滴下した場合においては、本体部の上部を覆う蓋
部、換気窓の上部に張出す庇部およびツバ部の上方に突
出する環状壁部が本体部内への雨水の浸入を阻止し、野
地板上面に液密に接合されるツバ部が野地板に開けられ
た貫通孔内への雨水の浸入を阻止する。すなわち、本発
明の小屋裏換気部材によれば、簡単な施工で小屋裏を換
気可能に構成でき且つ小屋裏への漏水を確実に防止でき
る。
部材は、野地板に円形の貫通孔を開けてこれに本体部を
挿通し、ツバ部を野地板上面に液密に接合させるだけで
野地板に装着することが出来るため、その施工が簡単で
ある。そして、野地板に装着された小屋裏換気部材は、
野地板を貫通する本体部およびその換気窓を介して小屋
裏空間を瓦裏空間に連通する。また、雨水が瓦の隙間を
通して滴下した場合においては、本体部の上部を覆う蓋
部、換気窓の上部に張出す庇部およびツバ部の上方に突
出する環状壁部が本体部内への雨水の浸入を阻止し、野
地板上面に液密に接合されるツバ部が野地板に開けられ
た貫通孔内への雨水の浸入を阻止する。すなわち、本発
明の小屋裏換気部材によれば、簡単な施工で小屋裏を換
気可能に構成でき且つ小屋裏への漏水を確実に防止でき
る。
【0027】また、本発明の小屋裏換気構造において
は、所定個数の小屋裏換気部材が陸棟付近の野地板に装
着されるため、温度上昇した小屋裏の空気を確実に屋外
に排出することが出来る。従って、陸棟部からの換気が
不十分または困難な瓦葺き屋根においても、小屋裏の換
気を十分に行うことが出来、その湿潤化を確実に防止す
ることが出来る。
は、所定個数の小屋裏換気部材が陸棟付近の野地板に装
着されるため、温度上昇した小屋裏の空気を確実に屋外
に排出することが出来る。従って、陸棟部からの換気が
不十分または困難な瓦葺き屋根においても、小屋裏の換
気を十分に行うことが出来、その湿潤化を確実に防止す
ることが出来る。
【図1】本発明に係る小屋裏換気部材の構造を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】小屋裏換気部材の構造を示す断面図である。
【図3】小屋裏換気部材の配置例を示す寄棟屋根の概略
平面図である。
平面図である。
【図4】本発明に係る小屋裏換気構造を示す寄棟屋根の
陸棟付近の断面図である。
陸棟付近の断面図である。
1 :小屋裏換気部材 1A:本体部 1B:蓋部 1C:ダクト部 1D:ツバ部 1E:環状壁部 1F:換気窓 1G:支柱部 1H:嵌合部 1I:庇部 1J:ネジ挿通孔 1K:粘着剤層 1L:リブ 2 :野地板 2A:貫通孔 2B:換気口 3 :防水紙 4 :陸棟 5 :隅棟 6 :棟葺き材 6A:支持部 6B:封止部 6C:換気孔 6D:支持突起 7 :冠瓦 8 :桟瓦 9 :瓦裏 10 :小屋裏 11 :棟木 12 :垂木 13 :桟木 14 :ネジ 15 :支持桟
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川北 昇 三重県四日市市大治田三丁目3−17 株式 会社ロンビック内
Claims (2)
- 【請求項1】 瓦葺き屋根の野地板を貫通して装着され
る小屋裏換気部材であって、筒状の本体部および当該本
体部の上部を覆う蓋部を備え、前記本体部は、野地板を
貫通するダクト部と、野地板上面に液密に接合されるツ
バ部と、当該ツバ部の上方に突出する環状壁部と、当該
環状壁部の上方に突出し且つ前記蓋部との間に換気窓を
形成する複数の支柱部とを有し、前記蓋部は、各支柱部
の上端に嵌合する環状の嵌合部と、当該嵌合部の周囲に
張出す環状の庇部とを有することを特徴とする小屋裏換
気部材。 - 【請求項2】 請求項1に記載の小屋裏換気部材が、野
地板の上部付近に所定個数装着されて成る小屋裏換気構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3419498A JPH11217887A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 小屋裏換気部材および小屋裏換気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3419498A JPH11217887A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 小屋裏換気部材および小屋裏換気構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11217887A true JPH11217887A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12407375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3419498A Withdrawn JPH11217887A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 小屋裏換気部材および小屋裏換気構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11217887A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100939340B1 (ko) * | 2003-06-27 | 2010-01-29 | 주식회사 포스코 | 코크스오븐가스 포집설비의 벤졸 포집탑 데미스터 차압해소장치 |
KR100989578B1 (ko) | 2008-06-02 | 2010-10-25 | 김영조 | 배기루프 |
KR101051477B1 (ko) * | 2008-12-23 | 2011-08-11 | 박창훈 | 방수 블록, 이를 이용한 건물의 방수 구조 및 그 시공 방법 |
CN114076370A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-02-22 | 福建省民益建设工程有限公司 | 一种用于楼房建筑的通风装置 |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP3419498A patent/JPH11217887A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100939340B1 (ko) * | 2003-06-27 | 2010-01-29 | 주식회사 포스코 | 코크스오븐가스 포집설비의 벤졸 포집탑 데미스터 차압해소장치 |
KR100989578B1 (ko) | 2008-06-02 | 2010-10-25 | 김영조 | 배기루프 |
KR101051477B1 (ko) * | 2008-12-23 | 2011-08-11 | 박창훈 | 방수 블록, 이를 이용한 건물의 방수 구조 및 그 시공 방법 |
CN114076370A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-02-22 | 福建省民益建设工程有限公司 | 一种用于楼房建筑的通风装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6286273B1 (en) | Tile vent | |
US6584735B2 (en) | Ventilated wall drainage system and apparatus therefore | |
US2954727A (en) | Roof ventilator | |
US8205398B2 (en) | Fascia vent | |
US20120073239A1 (en) | Flexible-Based Roof Vent for Metal Roofing | |
US9567747B2 (en) | Construction system for releasing moisture from a hip, valley or gable roof | |
JPS6244014Y2 (ja) | ||
US8528270B2 (en) | Fascia vent | |
JPH11217887A (ja) | 小屋裏換気部材および小屋裏換気構造 | |
US7104014B2 (en) | Apparatus for illuminating and/or venting the interior of a building | |
JP2002364087A (ja) | 通気水切り材 | |
JP2003166322A (ja) | 棟換気装置及びこれを用いた棟換気構造 | |
JP3225186B2 (ja) | 換気棟構造 | |
JP2001317163A (ja) | 棟葺き材 | |
JPS6224705B2 (ja) | ||
JP3809256B2 (ja) | 寄棟屋根の換気棟構造 | |
JPH0421370Y2 (ja) | ||
JPS6144100Y2 (ja) | ||
JPH10292564A (ja) | 瓦葺き屋根の棟構造 | |
JP2018104969A (ja) | 換気構造体 | |
GB2391025A (en) | An apparatus for illuminating and venting the interior of a building through the roof | |
JPS6143877Y2 (ja) | ||
JP4526678B2 (ja) | 棟換気装置 | |
JP4526680B2 (ja) | 棟換気装置 | |
JP5224653B2 (ja) | 野地板換気装置及び小屋裏換気方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |