JPH11215386A - 画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

画像表示装置及び画像表示方法

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JPH11215386A
JPH11215386A JP10015257A JP1525798A JPH11215386A JP H11215386 A JPH11215386 A JP H11215386A JP 10015257 A JP10015257 A JP 10015257A JP 1525798 A JP1525798 A JP 1525798A JP H11215386 A JPH11215386 A JP H11215386A
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color
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external light
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JP10015257A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Chikugi
利行 筑木
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外光照明により表示画像の色域が変化する場
合でも、一部の色域部分をつぶさずに、最適な色再現表
示を行う画像表示装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 色変換手段10は、入力カラー画像2の
入力RGB信号を、入力カラー画像2の最明部および最
暗部の2点の3刺激値から正規化された相対明度及び相
対色度へ変換する。外光照明検出手段20は、外光照明
Iの3刺激値を検出する。色圧縮係数決定手段30は、
3刺激値にもとづいて、外光照明Iに応じた色再現表示
を画像表示部3で行うための色圧縮係数を決定する。逆
色変換手段40は、色圧縮係数にもとづいて、相対明度
及び相対色度を画像表示部3で表示する出力RGB信号
へ変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像表示装置及び画
像表示方法に関し、特に画像データで表現される読み取
り原稿などの入力カラー画像をCRTやLCDなどの画
像表示部に表示する画像表示装置及び画像データで表現
される読み取り原稿などの入力カラー画像をCRTやL
CDなどの画像表示部に表示する画像表示方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】イメージスキャナなどの画像入力部によ
って入力されたカラー画像をCRTやLCDなどのディ
スプレイに忠実に表示しようとした場合、入力カラー画
像の色域(表現できる色の領域)と表示画像の色域が異
なる場合には、入力カラー画像の色域の方が広い部分
は、再現できずにつぶれてしまうことになる。
【0003】このような場合、従来では画像表示部側で
画質調整を行い、またはRGB信号の状態で色補正を行
って、色合いを調整していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の画質調整や色補正では、最適な色再現表示が行え
ないといった問題があった。
【0005】なぜなら、画像表示部での表示画像の色域
は、照明環境や用いるディスプレイによって異なるから
である。特に照明環境の違いは大きく、暗室環境での表
示画像の色域は広いが、実際に使用される一般オフィス
での明室環境ではかなり狭い。また、照度レベルによっ
ても色域外の色や階調のつぶれ具合は異なってくる。
【0006】このように、外光照明により表示画像の色
域が変化する場合には、忠実性や階調性を保った表示を
行うことは従来困難であった。本発明はこのような点に
鑑みてなされたものであり、外光照明により表示画像の
色域が変化する場合でも、一部の色域部分をつぶさず
に、最適な色再現表示を行う画像表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、外光照明によ
り表示画像の色域が変化する場合でも、一部の色域部分
をつぶさずに、最適な色再現表示を行う画像表示方法を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、画像データで表現される入力カラー画像
を画像表示部に表示する画像表示装置において、前記入
力カラー画像の入力RGB信号を、前記入力カラー画像
の最明部および最暗部の2点の3刺激値から正規化され
た相対明度及び相対色度へ変換する色変換手段と、外光
照明の3刺激値を検出する外光照明検出手段と、前記外
光照明の3刺激値にもとづいて、前記外光照明に応じた
色再現表示を前記画像表示部で行うための色圧縮係数を
決定する色圧縮係数決定手段と、前記色圧縮係数にもと
づいて、前記相対明度及び前記相対色度を前記画像表示
部で表示する出力RGB信号へ変換する逆色変換手段
と、を有することを特徴とする画像表示装置が提供され
る。
【0009】ここで、色変換手段は、入力カラー画像の
入力RGB信号を、入力カラー画像の最明部および最暗
部の2点の3刺激値から正規化された相対明度及び相対
色度へ変換する。外光照明検出手段は、外光照明の3刺
激値を検出する。色圧縮係数決定手段は、外光照明の3
刺激値にもとづいて、外光照明に応じた色再現表示を画
像表示部で行うための色圧縮係数を決定する。逆色変換
手段は、色圧縮係数にもとづいて、相対明度及び相対色
度を画像表示部で表示する出力RGB信号へ変換する。
【0010】また、画像データで表現される入力カラー
画像を画像表示部に表示する画像表示方法において、前
記入力カラー画像の入力RGB信号を、前記入力カラー
画像の最明部および最暗部の2点の3刺激値から正規化
された相対明度及び相対色度へ変換し、外光照明の3刺
激値を検出し、前記外光照明の3刺激値にもとづいて、
前記外交照明に応じた色再現表示を前記画像表示部で行
うための色圧縮係数を決定し、前記色圧縮係数にもとづ
いて、前記相対明度及び前記相対色度を前記画像表示部
で表示する出力RGB信号へ変換することを特徴とする
画像表示方法が提供される。
【0011】ここで、外光照明に応じた色再現表示を画
像表示部で行うための色圧縮係数を決定し、この色圧縮
係数にもとづいて入力カラー画像の相対明度及び相対色
度をRGB信号に変換して画像表示部で表示する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の画像表示装置の原
理図である。画像表示装置1は、画像データで表現され
る入力カラー画像2を画像表示部3に表示する。
【0013】色変換手段10は、入力カラー画像2の入
力RGB信号を、入力カラー画像2の最明部(白点部)
および最暗部(黒点部)の2点の3刺激値から正規化さ
れた相対明度及び相対色度(相対L* * * )へ変換
する。
【0014】外光照明検出手段20は、外光照明Iの3
刺激値を検出する。色圧縮係数決定手段30は、外光照
明Iの3刺激値にもとづいて、外光照明Iに応じた色再
現表示を画像表示部3で行うための色圧縮係数を決定す
る。
【0015】逆色変換手段40は、色圧縮係数にもとづ
いて、相対明度及び相対色度を画像表示部3で表示する
出力RGB信号へ変換する。次に本発明の画像表示装置
1の詳細構成及び動作について説明する。図2は画像表
示装置1の構成を示す図である。
【0016】画像入力手段50は、原稿を光学的に読み
取って、入力カラー画像2からRGB信号を得る。係数
選択手段60は、原稿の種類により最適化された色係数
をユーザの指示により選択する。係数格納手段61は色
係数を格納する。
【0017】色変換手段10は、画像入力手段50から
の入力RGB信号を係数格納手段61からの色係数にも
とづいて、相対L* * * 信号(図中、Rel.L*
** と記載)に変換する。
【0018】外光照明検出手段20は、外光照明の3刺
激値を検出する。色圧縮係数決定手段30は、外光照明
の3刺激値を用いて最適な色圧縮係数を決定する。逆色
変換手段40は、色変換手段10からの相対L* *
* 信号を色圧縮係数を用いて、画像表示部3での表示画
像用の出力RGB信号に変換する。
【0019】次に原稿の白点および黒点の2点の3刺激
値から正規化された相対L* * * 信号の算出式につ
いて説明する。なお、式中のXw,Yw,Zwは白部の
3刺激値、Xk,Yk,Zkは黒部の3刺激値を示す。
【0020】
【数1】 L* wk=116{Y/(Yw−Yk)}1/3 −16 …(1a) (ただし、Y/(Yw−Yk)>0.008856のとき) L* wk=903.29Y/(Yw−Yk) …(1b) (ただし、Y/(Yw−Yk)≦0.008856のと
き)
【0021】
【数2】 a* wk=500〔{X/(Xw−Xk)}1/3 −{Y/(Yw−Yk)}1/3 〕 …(2)
【0022】
【数3】 b* wk=200〔{Y/(Yw−Yk)}1/3 −{Z/(Zw−Zk)}1/3 〕 …(3) ただし、式(2)、(3)は、X/(Xw−Xk),Y
/(Yw−Yk),Z/(Zw−Zk)がいずれも0.
008856より大きいときで、いずれかが0.008
856以下のときには、{X/(Xw−Zk)}1/3
7.787{X/(Xw−Xk)}1/3 +16/116
に、{Y/(Yw−Yk)}1/3 を7.787{Y/
(Yw−Yk)}1/3 +16/116に、{Z/(Zw
−Zk)} 1/3 を7.787{Z/(Zw−Zk)}
1/3 +16/116に、それぞれ置き換えて計算する。
【0023】すなわち、係数格納手段61には、色変換
手段10の色変換係数として、原稿の相対L* * *
値から3色に色分解されたRGB値への色変換係数が設
定されている。
【0024】また、後述する画像表示部3の外光照明を
含めた表示画像の相対L* * *値も、上記の式によ
り与えられる。一般にL* * * の値は反射物に定義
されているもので、ディスプレイのような発光物には定
義されていないが、上記のように取り扱っても便宜上問
題はなく、上式による色圧縮は有効である。
【0025】また、外光照明を含めた表示画像の白部の
3刺激値Xw,Yw,Zwは、黒部の3刺激値をXk,
Yk,Zk、外光照明がない時の表示画像の白部の3刺
激値をXwd,Ywd,Zwdとすると、次式により算
出される。
【0026】
【数4】 Xw=Xwd+Xk …(4a) Yw=Ywd+Yk …(4b) Zw=Zwd+Zk …(4c) つまり、表示画像の白点(最明部)とは、外光照明を含
めたフル発光の部分を意味し、表示画像の黒点(最暗
部)とは外光照明を含めた未発光の部分を意味する。
【0027】相対L* * * 信号から表示用のRGB
信号(出力RGB信号)への変換のための色圧縮係数
は、外光照明の照度レベルに応じて色圧縮係数決定手段
30により再決定され、逆色変換手段40へ設定され
る。
【0028】次に色圧縮係数決定手段30について説明
する。図3は色圧縮係数決定手段30の内部構成を示す
図である。L* * * 格納手段32は、L* * *
均等ステップデータを格納する。RGB格納手段36
は、L* * * 均等ステップデータに対応した画像表
示部3のRGB値を格納する。
【0029】XYZ変換手段33は、L* * * 均等
ステップデータを3刺激値XYZ信号に変換する。ま
た、白点算出手段31は、外光照明検出手段20により
検出された3刺激値(Xk,Yk,Zk)を用いて、外
光照明を含めた白点部分の3刺激値(Xw,Yw,Z
w)を式(4a)、(4b)、(4c)により算出す
る。
【0030】相対L* * * 変換手段34は、XYZ
信号を(Xw,Yw,Zw)を用いて相対L* * *
信号に変換する。相対L* * * 格納手段35は、相
対L * * * 信号を格納する。
【0031】色圧縮係数算出手段37は、RGB格納手
段36で格納してあるRGB信号を用いて、相対L*
* * 信号から色圧縮係数を算出する。この色圧縮係数
は逆色変換手段40に送信される。
【0032】次に色圧縮係数の算出手順について説明す
る。図4は色圧縮係数の算出手順を示す図である。 〔S1〕XYZ変換手段33は、L* * * 格納手段
32からL* * * 均等ステップデータを読み出す。 〔S2〕XYZ変換手段33は、L* * * 均等ステ
ップデータを3刺激値XYZ信号に変換する。 〔S3〕外光照明検出手段20は、3刺激値(Xk,Y
k,Zk)を検出し、白点算出手段31は、(Xk,Y
k,Zk)を用いて外光照明を含めた白点部分の3刺激
値(Xw,Yw,Zw)を算出する。 〔S4〕相対L* * * 変換手段34は、3刺激値
(Xw,Yw,Zw)を用いてXYZ信号を相対L*
* * 信号に変換する。 〔S5〕色圧縮係数算出手段37は、RGB格納手段3
6からL* * * 均等ステップデータに対応した画像
表示部3のRGB値を読み出す。 〔S6〕色圧縮係数算出手段37は、最小2乗法によ
り、相対L* * * 信号とRGB値から色圧縮係数を
算出する。
【0033】次に色変換手段10の内部構成について説
明する。図5、図6は色変換手段10の内部構成を示す
図である。図5の色変換手段10aは、ENL* (等価
中性明度)変換手段10a−1とマトリクス変換手段1
0a−2を含む。
【0034】RGB信号から相対L* * * 信号への
変換をLUT(ルックアップテーブル)とマトリクス演
算により行う例である。読み込まれたRGB信号は、グ
レーのバランスを考慮したENL* 変換用のLUT及び
3×3や3×9等のマトリクスにより相対L* * *
信号に変換される。
【0035】また、図6の色変換手段10bは、DLU
T(ダイレクトルックアップテーブル)10b−1を含
む。また、DLUTの色圧縮係数の算出は、3次元補間
法やニューラルネットワーク法により求めてもよい。
【0036】RGB信号からL* * * 信号への変換
をDLUT(ダイレクトルックアップテーブル)により
行う例である。以上説明したように、本発明の画像表示
装置1は、外光照明Iに応じた色再現表示を画像表示部
3で行うための色圧縮係数を決定し、この色圧縮係数に
もとづいて入力カラー画像2の相対明度及び相対色度を
RGB信号に変換して画像表示部3で表示する構成とし
た。
【0037】これにより、外光照明Iにより表示画像の
色域が変化する場合でも、最適な色再現表示を行うこと
が可能になる。また、本発明により、実際に使用される
一般オフィス等の照明下で、表示画像の色域が原稿の色
域より小さくなってしまう場合でも、階調性のつぶれを
防ぎ、最適な色再現表示が行える。
【0038】さらに、一般オフィスでの明室環境や照度
レベルの変化に応じて、色域外の色や階調のつぶれが改
善された最適な表示画像を得ることが可能になる。次に
本発明の画像表示方法について説明する。図7は本発明
の画像表示方法の処理手順を示すフローチャートであ
る。 〔S10〕入力カラー画像の入力RGB信号を、入力カ
ラー画像の最明部および最暗部の2点の3刺激値から正
規化された相対明度及び相対色度へ変換する。〔S1
1〕外光照明の3刺激値を検出する。 〔S12〕外光照明の3刺激値にもとづいて、外光照明
に応じた色再現表示を画像表示部で行うための色圧縮係
数を決定する。 〔S13〕色圧縮係数にもとづいて、相対明度及び相対
色度を画像表示部で表示する出力RGB信号へ変換す
る。
【0039】以上説明したように、本発明の画像表示方
法は、外光照明に応じた色再現表示を画像表示部で行う
ための色圧縮係数を決定し、この色圧縮係数にもとづい
て入力カラー画像の相対明度及び相対色度をRGB信号
に変換して画像表示部で表示する構成とした。
【0040】これにより、外光照明により表示画像の色
域が変化する場合でも、最適な色再現表示を行うことが
可能になる。また、画像データで表現される入力カラー
画像を画像表示部に表示する画像表示方法において、均
等色空間上で、入力カラー画像の原稿の最明部および最
暗部の2点の輝度から正規化された相対明度と、画像表
示部における表示画像に、外光検出手段により検出され
た外光照明の輝度を加えた最明部および最暗部の2点の
輝度から正規化された相対明度とを一致させる。
【0041】さらに、画像データで表現される入力カラ
ー画像を画像表示部に表示する画像表示方法において、
均等色空間上で、入力カラー画像の最明部および最暗部
の3刺激値から正規化された相対色度と、画像表示部に
おける表示画像に、外光検出手段により検出された外光
照明の3刺激値を加えた最明部および最暗部の3刺激値
から正規化された相対色度とを一致させる。
【0042】また、画像データで表現される入力カラー
画像を画像表示部に表示する画像表示方法において、均
等色空間上で、入力カラー画像の最明部および最暗部の
3刺激値から正規化された相対明度と相対色度、および
画像表示部における表示画像における外光検出手段によ
り検出された外光照明の3刺激値を加えた最明部および
最暗部の3刺激値から正規化された相対明度と相対色度
とを、外光照明に応じて色圧縮係数を再決定し、一致さ
せる。
【0043】以上の画像表示方法によって、入力カラー
画像信号である例えば赤、緑、青の3色に色分解された
RGB信号が、L* * * 信号に変換される。その
際、入力カラー画像の最明部および最暗部の2点の3刺
激値から正規化された相対明度または相対色度と、表示
画像に外光照明の3刺激値を加えた最明部および最暗部
の2点の3刺激値から正規化された相対明度または相対
色度とが一致するように、色変換される。
【0044】また外光照明に対応して、表示画像に外光
照明の3刺激値を加えた最明部および最暗部の2点の3
刺激値から正規化された相対明度、相対色度および色圧
縮係数が、計算し直される。
【0045】したがって、外光照明により表示画像の色
域や色が変化する場合でも、一部の色域部分がつぶれず
に、常に最適な色再現の表示画像が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像表示
装置は、外光照明に応じた色再現表示を画像表示部で行
うための色圧縮係数を決定し、この色圧縮係数にもとづ
いて入力カラー画像の相対明度及び相対色度をRGB信
号に変換して画像表示部で表示する構成とした。これに
より、外光照明により表示画像の色域が変化する場合で
も、最適な色再現表示を行うことが可能になる。
【0047】また、本発明の画像表示方法は、外光照明
に応じた色再現表示を画像表示部で行うための色圧縮係
数を決定し、この色圧縮係数にもとづいて入力カラー画
像の相対明度及び相対色度をRGB信号に変換して画像
表示部で表示するものとした。これにより、外光照明に
より表示画像の色域が変化する場合でも、最適な色再現
表示を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置の原理図である。
【図2】画像表示装置の構成を示す図である。
【図3】色圧縮係数決定手段の内部構成を示す図であ
る。
【図4】色圧縮係数の算出手順を示す図である。
【図5】色変換手段の内部構成を示す図である。
【図6】色変換手段の内部構成を示す図である。
【図7】本発明の画像表示方法の処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 画像表示装置 2 入力カラー画像 3 画像表示部 10 色変換手段 20 外光照明検出手段 30 色圧縮係数決定手段 40 逆色変換手段 I 外光照明

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データで表現される入力カラー画像
    を画像表示部に表示する画像表示装置において、 前記入力カラー画像の入力RGB信号を、前記入力カラ
    ー画像の最明部および最暗部の2点の3刺激値から正規
    化された相対明度及び相対色度へ変換する色変換手段
    と、 外光照明の3刺激値を検出する外光照明検出手段と、 前記外光照明の3刺激値にもとづいて、前記外光照明に
    応じた色再現表示を前記画像表示部で行うための色圧縮
    係数を決定する色圧縮係数決定手段と、 前記色圧縮係数にもとづいて、前記相対明度及び前記相
    対色度を前記画像表示部で表示する出力RGB信号へ変
    換する逆色変換手段と、 を有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記色圧縮係数決定手段は、前記外光照
    明を含んだ最明部及び最暗部の2点の3刺激値から正規
    化された相対明度及び相対色度を生成し、前記相対明度
    及び相対色度から前記色圧縮係数を決定することを特徴
    とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 画像データで表現される入力カラー画像
    を画像表示部に表示する画像表示方法において、 前記入力カラー画像の入力RGB信号を、前記入力カラ
    ー画像の最明部および最暗部の2点の3刺激値から正規
    化された相対明度及び相対色度へ変換し、 外光照明の3刺激値を検出し、 前記外光照明の3刺激値にもとづいて、前記外交照明に
    応じた色再現表示を前記画像表示部で行うための色圧縮
    係数を決定し、 前記色圧縮係数にもとづいて、前記相対明度及び前記相
    対色度を前記画像表示部で表示する出力RGB信号へ変
    換することを特徴とする画像表示方法。
  4. 【請求項4】 画像データで表現される入力カラー画像
    を画像表示部に表示する画像表示方法において、 均等色空間上で、前記入力カラー画像の最明部及び最暗
    部の2点の輝度から正規化された相対明度と、前記画像
    表示部の表示画像に外光照明の輝度を加えた最明部及び
    最暗部の2点の輝度から正規化された相対明度と、を一
    致させて画像表示を行うことを特徴とする画像表示方
    法。
  5. 【請求項5】 画像データで表現される入力カラー画像
    を画像表示部に表示する画像表示方法において、 均等色空間上で、前記入力カラー画像の最明部及び最暗
    部の3刺激値から正規化された相対色度と、前記画像表
    示部の表示画像に入射する外光照明の3刺激値を加えた
    最明部及び最暗部の3刺激値から正規化された相対色度
    と、を一致させて画像表示を行うことを特徴とする画像
    表示方法。
  6. 【請求項6】 画像データで表現される入力カラー画像
    を画像表示部に表示する画像表示方法において、 均等色空間上で、前記入力カラー画像の最明部及び最暗
    部の3刺激値から正規化された相対明度及び相対色度
    と、前記画像表示部の表示画像に入射する外光照明の3
    刺激値を加えた最明部及び最暗部の3刺激値から正規化
    された相対明度及び相対色度と、を一致させて画像表示
    を行うことを特徴とする画像表示方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6899431B2 (en) 2001-03-26 2005-05-31 Seiko Epson Corporation Image processing system, projector, information storage medium, and image processing method
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