JPH11215095A - Ofdm信号送出装置 - Google Patents

Ofdm信号送出装置

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JPH11215095A
JPH11215095A JP10015351A JP1535198A JPH11215095A JP H11215095 A JPH11215095 A JP H11215095A JP 10015351 A JP10015351 A JP 10015351A JP 1535198 A JP1535198 A JP 1535198A JP H11215095 A JPH11215095 A JP H11215095A
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transmission
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JISEDAI DIGITAL TELEVISION HOSO SYSTEM KENKYUSHO KK
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JISEDAI DIGITAL TELE HOSO SYS
JISEDAI DIGITAL TELEVISION HOSO SYSTEM KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来方式では困難であったOFDM信号への
干渉妨害への適応的な対応と周波数有効利用を可能にす
る。 【解決手段】 OFDM送信機22から送信されるOF
DM信号をOFDM受信機23により受信復調し、妨害
波検出回路236にてその復調データからヌルシンボル
期間における妨害波の周波数スペクトラムを読みとる。
そして、マッピング制御回路226によりその妨害波情
報に基づいてOFDM送信機22のマッピング回路22
2に指示を出すことでキャリアホールの位置を適応的に
変化させる。また、妨害波が検出されない場合にはキャ
リアホールの代わりに通信用途などのデータ伝送に割り
当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交周波数分割多
重(OFDM)方式による送受信システムに係り、特に
OFDM伝送帯域内に存在する他の電波との監視用妨害
の低減と周波数有効利用を図るOFDM信号送出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、OFDM方式による放送シス
テムは、地上系デジタルテレビジョン放送あるいはデジ
タル音声放送に適した方式といわれており、送信データ
を周波数軸上の複素数データとして逆フーリエ変換(I
FFT)して時間軸上のベースバンド信号に変換し、こ
れを周波数変換後に送出する構成となっている。
【0003】近年、このOFDM方式を地上デジタルテ
レビジョン放送に応用すべく研究開発が活発化してお
り、種々の提案がなされているが、既存の地上アナログ
テレビ放送や音声放送との干渉妨害や共用化に関する技
術についてもいくつか提案されている。
【0004】例えば、特開平7−79415号公報に
は、アナログテレビ受信機とOFDM受信機との両立の
ために、アナログテレビ受信機ではナイキストフィルタ
によって減衰してしまうOFDM信号の周波数成分の振
幅を大きくして送信する技術が開示されている。また、
特開平6−113272号公報には、FM放送波瞬時周
波数をトラッキングフィルタで追尾してアナログFM放
送に妨害を与えないような周波数にOFDM信号周波数
を選定する技術が開示されている。さらに、特開昭63
−253738号公報には、くし型フィルタを使用する
ことにより、テレビ送受信が不可能なチャンネルでもO
FDMでテレビ放送を送信可能にする技術が開示されて
いる。
【0005】ここで、OFDM方式には、アナログテレ
ビ放送からOFDM信号が受ける干渉妨害の軽減対策と
して、キャリアホールという手法がある(1995年5
月、株式会社トリケップス発行、「次世代ディジタル変
復調技術」の163乃至168頁参照)。
【0006】キャリアホールとは、OFDM方式が特定
の搬送波(キャリア)を使わないという選択も可能であ
るという特徴を利用したもので、現行アナログテレビ放
送から干渉妨害を受けやすいスペクトル部分を未使用に
するというものである。以下に図を参照して従来例を説
明する。
【0007】図6は従来のOFDM信号送出装置のブロ
ック図、図7はその装置の作用を示す周波数スペクトラ
ム図である。
【0008】図6において、送出しようとする入力デー
タはシリアルパラレル変換回路11に入力される。この
シリアルパラレル変換回路11は、入力データをシリア
ルからパラレルに並べ替えるもので、そのパラレル出力
はマッピング回路12に入力される。このマッピング回
路12は、パラレル入力搬送波周波数と振幅及び位相の
割り当てが行われる。
【0009】このマッピング回路12の出力はIFFT
回路13で逆フーリエ変換(IFFT)されて時間軸上
のベースバンド信号となり、送信回路14で高周波信号
に周波数変換されると共に不要波(スプリアス)除去や
信号増幅などの処理を受けて、送信アンテナ15から電
波として送出される。
【0010】送信アンテナ15から送出されるOFDM
信号を周波数軸方向から見ると、その周波数スペクトラ
ムは図7(a)に示すように周波数f4からf5までの
間で矩形状になっている。例えば2kのOFDMシステ
ムといった場合は、図のf4からf5の間に約2000
本の搬送波(キャリア)が存在することになる。
【0011】ここで、図7(b)に示すようなf6で示
される特定周波数成分が強いレベルの同一チャンネル妨
害波があったとすると、図7(a)のOFDM信号はf
6に相当する周波数成分が妨害による劣化を受けて正し
く復調できずに誤り率が増大し、結果として伝送信号品
質が大きく劣化してしまう。
【0012】アナログテレビ放送波では、多くの場合、
図7(b)のf6に相当する強いレベルの特定周波数成
分とは、映像搬送波、色副搬送波、音声搬送波などであ
るが、ここで図7(c)に示すようにf6の付近の搬送
波を使用しないようにすれば、この干渉妨害を回避する
ことが可能である。
【0013】以上がキャリアホールの手法であるが、こ
の特定周波数部分の使用と未使用の選択は、図6のマッ
ピング回路12の各データの搬送波周波数と振幅及び位
相の割り当てを設定することで可能である。通常はアナ
ログテレビ放送波の映像搬送波、色副搬送波、音声搬送
波などの部分に固定的にキャリアホールを設けておくこ
とが一般的に知られている。
【0014】しかしながら、図7(d)に示すように、
さらにf7という異なる特定周波数成分が強いレベルの
同一チャンネル妨害波があったとすると、やはりOFD
M信号は妨害による劣化を受けて正しく復調できずに誤
り率が増大し、伝送信号品質が大きく劣化してしまう。
【0015】OFDM方式による研究開発は、近年急速
に盛んになり、キャリアホールもアナログテレビ放送と
の混在対策の一案として提案されたものであるが、OF
DM信号が受ける干渉妨害はアナログテレビ放送からだ
けとは限らない。現行アナログテレビ放送でも長い歴史
の中で様々な受信障害が報告されており、その事例から
見て、OFDM方式によるデジタルテレビ放送でも種々
の妨害問題が発生することが容易に推定される。
【0016】一方、キャリアホールは妨害回避には有効
な手段ではあるが、特定周波数部分を未使用とするた
め、当然のことながらそのデータ伝送効率が低下してし
まう。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のOFDM方式におけるキャリアホールの手法では、
以下に述べる問題が存在する。
【0018】第1点として、キャリアホールの位置が固
定であるために、アナログテレビ放送以外の妨害が合っ
た場合には、その干渉妨害を全く回避することができな
い。
【0019】第2点として、干渉妨害がない場合にも、
特定周波数部分を未使用とするため、その分データ伝送
効率が低下してしまい、貴重な資源である周波数の有効
利用が果たせない。
【0020】第3点として、一般に地上波の干渉妨害
は、天候、季節、時間帯などの様々な要因に左右される
ことが広く知られているが、固定的に特定周波数を使用
しないキャリアホール手法では、これらの常に変化する
要因に対して何ら適応的に対応することができない。
【0021】ここにおいて本発明の目的は、従来方式で
は困難であったOFDM信号への干渉妨害への適応的な
対応と周波数の有効利用を可能とするOFDM信号送出
装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、次の新規な特徴的構成手段を採用する。
【0023】(1)OFDM(直交周波数分割多重)送
信機により送信データをマッピング処理して互いに直交
する周波数領域の複数の搬送波に割り当て、時間領域に
変換してOFDM信号を生成し送出するOFDM信号送
出装置において、前記OFDM信号の送信帯域内に発生
する妨害波の少なくとも周波数情報を取得する妨害波情
報取得手段と、この手段により得られた情報から妨害波
の周波数に対応する特定周波数部分の搬送波には送信デ
ータを割り当てないように前記マッピング処理を制御す
るマッピング制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0024】(2)(1)の構成において、前記妨害周
波数情報取得手段は、監視用のOFDM受信機を内部ま
たは近接する外部または遠隔地に備え、当該装置から送
出されるOFDM信号を受信して妨害波の発生を監視
し、その結果を前記マッピング制御手段に伝送すること
を特徴とする。
【0025】(3)(2)の構成において、前記OFD
M受信機は、前記OFDM信号が同期用のヌルシンボル
を備えるとき、受信したOFDM信号のヌルシンボル期
間においても周波数領域の信号に変換してOFDM信号
伝送帯域内の妨害波信号レベルと妨害波周波数を常に監
視することで妨害波の発生を検出し、その検出結果を前
記マッピング制御手段に伝送するようにしたことを特徴
とする。
【0026】(4)(2)または(3)の構成におい
て、前記マッピング制御手段は、前記妨害波検出情報と
前記マッピング処理の周波数割り当て停止制御との関係
を示す情報が格納されるメモリー回路を備え、前記監視
情報に応じて前記メモリー回路から対応する制御信号を
読み出して前記マッピング処理を制御することを特徴と
する。
【0027】(5)(1)の構成において、前記マッピ
ング制御手段は、前記OFDM送信機に対して前記特定
周波数部分の搬送波の送出を停止させてキャリアホール
を生成することを特徴とする。
【0028】(6)(1)の構成において、前記マッピ
ング処理において送信データを割り当てない部分は、不
特定のOFDM受信機側において既知であり、受信が可
能であるように予め定義されていることを特徴とする。
【0029】(7)(1)の構成において、前記OFD
M送信機は、前記妨害波情報取得手段にて妨害波が検知
されなかった場合には、妨害波が検知された場合に送信
データを割り当てない特定周波数部分に特定のデータを
割り付けて送出することを特徴とする。
【0030】(8)(1)または(7)の構成におい
て、前記OFDM送信機は、前記マッピング処理におい
て送信データを割り当てない特定周波数部分または特定
のデータを割り付ける特定周波数部分がいずれであるか
を示す情報を送出OFDM信号中に割り当てて送出する
ことを特徴とする。
【0031】(9)(8)の構成において、前記OFD
M送信機は、一連の動作を単位時間毎に繰り返し、前記
妨害波の信号レベルと周波数により単位時間毎に前記送
信データを割り当てない特定周波数部分または前記特定
のデータを割り付けることの可否を見直し、妨害波発生
部分に対応して送信搬送波を常に変化させると共に、連
動して前記送信データを割り当てない特定周波数部分ま
たは特定のデータを割り付ける特定周波数部分の情報を
常に変化させるようにしたことを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5を参照して本
発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0033】図1は本発明に係るOFDM信号送出装置
の一実施形態の構成を示すブロック回路図である。この
図1に示すOFDM信号送出装置21は、OFDM送信
機22と監視用のOFDM受信機23に大別して構成さ
れ、OFDM送信機22は送信アンテナ24に接続さ
れ、OFDM受信機23は受信アンテナ25に接続され
る。
【0034】OFDM送信機22におけるシリアルパラ
レル(S/P)変換回路221,IFFT回路223、
D/A変換回路224、送信回路225と、送信アンテ
ナ24は、図6に示した従来例の場合と機能構成などは
同じであるが、マッピング回路222において外部から
指定された特定周波数部分の搬送波には入力データを割
り当てず、その搬送波の送出を停止する機能を有してい
る。
【0035】マッピング制御回路226は、OFDM信
号のどの特定周波数部分を未使用とするか、または未使
用部分を無しとして他の入力データ(以下、サブ入力デ
ータ)を割り当てるかの生成パターンを記憶するメモリ
ー回路(図示せず)を備えると共に、OFDM受信機2
3からの検出信号の内容を判定し、どの特定周波数部分
を未使用とするか、または未使用部分を無しとしてサブ
入力データを割り当てるかのマッピング指示信号をマッ
ピング回路222に対して出力する。
【0036】マッピング回路222はこの指示信号を受
けて、指定された特定周波数部分を未使用とし、あるい
は未使用部分を無しとしてサブ入力データを割り当て
る。このとき、未使用とした周波数部分またはサブ入力
データ割り当て部分を示す生成パターン情報を所定の搬
送波を用いてOFDM信号に重畳する。
【0037】OFDM受信機23は、OFDM送信機2
2からのOFDM信号を監視するためのもので、受信ア
ンテナ25で受信したOFDM信号を受信回路231で
選局及び周波数変換して時間軸上のべ一スバンド信号に
戻し、A/D変換回路232でデジタルデータに変換し
た後、FFT回路233でフーリエ変換(FFT)して
周波数軸上データを復調する。そして、復調データをで
マッピング回路234、パターン情報抽出回路235及
び妨害波検出回路236に入力する。
【0038】ここで、パターン情報抽出回路235は、
復調データから未使用とした周波数部分またはサブ入力
データ割り当て部分を示す生成パターン情報を抽出し、
その情報をデマッピング回路234に出力する。このデ
マッヒング回路234は、生成パターン情報から対応す
る周波数部分のデータのみを抽出し、送信データをモニ
タ信号として再生出力する。また、妨害波検出回路23
6は、ヌルシンボル期間を含めて、各搬送波における復
調データのレベル及び位相変化等から妨害波の周波数ス
ペクトラムを読みとり、妨害波によって影響を受けて劣
化している周波数部分を検出する。その検出結果は、O
FDM送信機22のマッピング制御回路222に供給さ
れる。
【0039】尚、本実施形態では、OFDM受信機23
の設置場所をOFDM信号送出装置21の内部とした
が、近接した外部、または妨害状態を監視したい遠隔地
に設置するようにしてもよい。
【0040】ここで、OFDM信号は同期のためにヌル
シンボルという手法が取られている。ヌルシンボルと
は、同期のために全ての搬送波(キャリア)を停止する
1シンボル期間であるが、OFDM受信機23のFFT
回路233はこのヌルシンボル期間にもフーリエ変換を
行い、この周波数軸上データも検出回路236に出力す
る。
【0041】上記構成において、以下、図2乃至図5を
参照してその作用について説明する。
【0042】図2(a)は初期状態でのOFDM送信機
23から出力されるOFDM信号の周波数スペクトラム
図であり、f1を仮にキャリアホールとしている。この
場合のシンボル期間では、FFT回路223の出力の周
波数軸上データもこのような形になる。一方、ヌルシン
ボル期間のFFT回路223の出力の周波数軸上データ
は、全ての搬送波(キャリア)を停止しているので、本
来は無信号となる筈であるが、もし同一チャンネル妨害
波があれば、図2(b)に示すように、この期間のFF
T回路223の出力には妨害波が見える。図2(b)の
場合では、f1と異なるf2,f3という周波数の妨害
信号周波数が見える。
【0043】そこで、検出回路236により、そのFF
T結果からヌルシンボル期間における妨害波の周波数ス
ペクトラムを検出し、妨害検出信号としてその妨害波周
波数情報をマッピング制御回路226に伝える。マッピ
ング制御回路226では、妨害検出信号を入力すると、
メモリー回路から該当するマッピング指示信号を読み出
し、マッピング回路222に対して出力してキャリアホ
ールの部分を変更させる。
【0044】この結果、マッピング回路222はキャリ
アホールの位置を図2(c)のようにf2とf3の位置
に変更する。こうして妨害が回避される。
【0045】尚、マッピング制御回路226では、その
内部に設けられたメモリー回路に、種々の妨害周波数の
組み合わせのパターンに対応する形で、いくつかの複数
個(無限ではない)のキャリアホール位置を記憶させて
おり、妨害検出信号の信号内容によって適切なパターン
を選択してマッピング回路222に対して指示を行う。
【0046】このとき、図2(c)に示すように、マッ
ピング制御回路226の持っているキャリアホールパタ
ーンは、キャリアホールがひとつではなく2個以上の複
数であってもよい。これにより、キャリアホールとして
未使用とすることのできる範囲で複雑な妨害周波数のパ
ターンにも対応が可能である。パターン例を図3
(a),(b),(c),(d)に示す。
【0047】以上のように、キャリアホールの位置をパ
ターン化する理由は、キャリアホール位置が変わること
でOFDM送信機22の送出周波数パターンが変わるた
め、図示しない複数の不特定OFDM受信機においてこ
のOFDM信号の復調を容易にするためである。この場
合、複数個の限定されたキャリアホール位置情報を不特
定OFDM受信機にも予め登録しておけば、受信側でそ
のパターン情報を読みとり比較照合することで、どの周
波数部分がキャリアホールかを識別することが可能とな
る。
【0048】また、複数の不特定OFDM受信機におい
て、このOFDM信号の復調をさらに容易にするため、
マッピング回路222はキャリアホール位置の生成パタ
ーン情報領域を送出OFDM信号中に割り当てて送出伝
送する。これにより、複数の不特定OFDM受信機はそ
の領域を見てキャリアホール位置の生成パターン情報を
識別することによって、キャリアホール位置が変化した
ことを知ることが可能である。
【0049】次に妨害が存在しなかった場合の動作を説
明する。図4において、(a)は図2(a)と同じく初
期状態でのOFDM送信機22からの出力信号の周波数
スペクトラム図であり、f1を仮にキャリアホールとし
ている。この場合も、妨害が存在しない限り、ヌルシン
ボル期間のFFTの結果は図4(b)に示すようにな
る。
【0050】この結果はやはり妨害検出信号としてマッ
ピング制御回路226に伝えられる。マッピング制御回
路226は妨害が存在しないことを認識すると、マッピ
ング回路222にキャリアホールの代わりにサブ入力デ
ータを割り当てて送出するように指示を出す。その結
果、図4(c)に斜線で示すように、キャリアホールと
して予定されていた領域でサブ入力データを送信できる
ようなり、周波数の有効利用が可能となる。
【0051】尚、サブ入力データは、キャリアホールの
要求が生じた場合に送信不能となるので、常に送信を必
要とはしない放送中継用の連絡回線などの通信用途に割
り当てられる。また、サブ入力データは、受信側で必ず
受信できることが要求されるものではないので、図2
(a)のf1のキャリアホール位置あるいは図2(c)
のf2、f3のキャリアホール位置に配置して、常に送
信を行う運用も可能である。
【0052】また、キャリアホール見直し動作は1回だ
けではなく、毎フレーム毎ヌルシンボル期間にいつも妨
害を監視してもよい。また、単位時間、例えば1分、5
分などの繰り返し動作が可能であるので、天候、季節、
時間帯などの常に変化する要因に対しても適応的に対応
が可能である。
【0053】また、OFDM受信機23を妨害状態の監
視が要求される遠隔地に設置した場合には、妨害検出信
号の伝送路を電話回線や光ファイバなどにすれば同様の
システム構築が可能である。
【0054】以上説明の通り、本発明ではヌルシンボル
期間を利用して妨害周波数を検出してキャリアホール位
置を適応的に変化させるので、OFDM信号への干渉妨
害への適応的な対応と周波数有効利用が可能である。
【0055】尚、上記の実施形態では、キャリアホール
とする特定周波数を表す生成パターン情報をOFDM信
号に多重して伝送するものとしたが、図5に示すよう
に、OFDM信号が複数(図ではn)のセグメントから
なることを利用し、送信しないセグメント#をOFDM
信号に多重して伝送するようにしてもよい。この場合、
OFDM受信機23では、パターン情報抽出回路235
にて復調データから生成パターン情報を読み出すのでは
なく、セグメント#情報を読み出すようにすればよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1点と
してキャリアホールの位置を適応的に変化させることが
できるので、アナログテレビ放送以外の妨害があった場
合にもその干渉妨害を回避することが可能である。
【0057】第2点として、妨害が無い場合には特定周
波数部分を未使用とせずに、通信用途などのデータ伝送
に使用できるので、データ伝送効率が低下してしまうこ
とは軽減され、周波数の有効利用に寄与することができ
る。
【0058】第3点として、天候、季節、時間帯などの
様々な常に変化する要因に対しても適応的に対応可能で
あるので、妨害回避がより幅広く可能である。
【0059】以上の結果、従来方式では困難であったO
FDM信号への干渉妨害への適応的な対応と周波数の有
効利用を可能とするOFDM信号送出装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るOFDM信号送出装置の一実施
形態の構成を示すブロック回路図である。
【図2】 同実施形態において、妨害発生時における作
用を説明するための周波数スペクトラム図である。
【図3】 同実施形態において、予め登録されるキャリ
アホール生成位置のパターン例を示す図である。
【図4】 同実施形態において、妨害が発生していない
場合の作用を説明するための周波数スペクトラム図であ
る。
【図5】 同実施形態において、キャリアホール生成位
置情報をセグメントの有無により伝送する方法を説明す
るための図である。
【図6】 従来のOFDM信号送出装置の構成を示すブ
ロック回路図である。
【図7】 従来例のOFDM信号送出装置の作用を説明
するための周波数スペクトラム図である。
【符号の説明】
11…シリアルパラレル変換回路 12…マッピング回路 13…IFFT回路 14…D/A変換回路 15…送信アンテナ 21…OFDM信号送出装置 22…OFDM送信機 23…OFDM受信機 24…送信アンテナ 25…受信アンテナ 221…シリアルパラレル変換回路 222…マッピング回路 223…IFFT回路 224…D/A変換回路 225…送信回路 226…マッピング制御回路 231…受信回路 232…A/D変換回路 233…FFT回路 234…デマッピング回路 235…パターン情報抽出回路 236…妨害波検出回路
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】(1)送信データを互いに直交する複数の
搬送波に割り当てるマッピング処理手段と、この手段で
送信データが割り当てられた複数の搬送波を周波数領域
から時間領域に変換することでOFDM(直交周波数分
割多重)信号を生成するOFDM信号生成手段と、この
手段で生成されたOFDM信号を無線周波数で送信する
送信手段と、前記送信手段で送信されるOFDM信号を
受信する監視用のOFDM受信装置を備え、該OFDM
受信装置の受信信号からOFDM伝送帯域内で異常が認
められる周波数成分を検出し、その信号レベルと周波数
を妨害波情報として取得する妨害波情報取得手段と、こ
の手段により得られた情報の信号レベルから妨害波の発
生が認められるとき、前記マッピング処理手段に対し、
その周波数に対応する特定周波数部分の搬送波に送信デ
ータを割り当てず、当該搬送波を送出しないように制御
することでキャリアホールを形成するマッピング制御手
段とを具備したことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】(2)(1)の構成において、前記妨害周
波数情報取得手段は、前記OFDM信号に全搬送波の送
出が停止するヌルシンボル期間が既知の位置に存在する
とき、前記OFDM受信装置の受信信号から前記ヌルシ
ンボル期間の信号を取り出して周波数領域の信号に変換
し、この周波数領域の信号成分に異常が認められると
き、その信号レベルと周波数を妨害波情報として取得す
ことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】(3)()の構成において、前記OFD
M受信装置は、内部または近接する外部または遠隔地に
設置され、前記OFDM信号を受信して、前記ヌルシン
ボル期間にOFDM伝送帯域内で異常が認められる周波
数成分を検出し、その信号レベルと周波数を妨害波情報
として取得して前記マッピング制御手段に伝送するよう
にしたことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】(4)(1)〜(3)のいずれかの構成に
おいて、前記マッピング制御手段は、前記妨害波情報に
ついて予め想定される値それぞれに対応付けて、予め定
義され受信側で既知とする有限複数個数のキャリアホー
ルの組み合わせパターンを格納しておくメモリー回路を
備え、前記妨害波情報から妨害波の発生が認められると
き、前記メモリー回路を参照して前記妨害波情報に対応
するパターンを特定し、前記マッピング処理手段に対し
て特定したパターンに対応する搬送波の送出を停止させ
ことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】(5)(1)〜(3)のいずれかの構成に
おいて、前記マッピング制御手段は、前記妨害波情報に
ついて予め想定される値それぞれに対応付けて、予め定
義され有限複数個数のキャリアホールの組み合わせパタ
ーンを格納しておくメモリー回路を備え、前記妨害波情
報から妨害波の発生が認められるとき、前記メモリー回
路を参照して前記妨害波情報に対応するパターンを特定
し、前記マッピング処理手段に対して特定したパターン
に対応する搬送波の送出を停止させると共に、前記特定
パターン情報を送信データとして前記マッピング処理手
段に入力し、他の送信データと共に多重伝送させること
を特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】(6)(1)〜(3)のいずれかの構成に
おいて、前記マッピング制御手段は、前記妨害波情報に
ついて予め想定される値それぞれに対応付けて、前記複
数の搬送波のグループ単位であるセグメント毎に、予め
定義され受信側で既知とする有限複数個数のキャリアホ
ールの組み合わせパターンを格納しておくメモリー回路
を備え、前記妨害波情報から妨害波の発生が認められる
とき、前記メモリー回路を参照して前記妨害波情報に対
応するセグメントのパターンを特定し、前記マッピング
処理手段に対して特定したセグメントのパターンに対応
する搬送波の送出を停止させることを特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】(7)(1)〜(3)のいずれかの構成に
おいて、前記マッピング制御手段は、前記妨害波情報に
ついて予め想定される値それぞれに対応付けて、前記複
数の搬送波のグループ単位であるセグメント毎に、予め
定義され有限複数個数のキャリアホールの組み合わせパ
ターンを格納しておくメモリー回路を備え、前記妨害波
情報から妨害波の発生が認められるとき、前記メモリー
回路を参照して前記妨害波情報に対応するセグメントの
パターンを特定し、前記マッピング処理手段に対して特
定したセグメントのパターンに対応する搬送波の送出を
停止させると共に、前記特定セグメントのパターン情報
を送信データとして前記マッピング処理手段に入力し、
他の送信データと共に多重伝送させることを特徴とす
る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】(8)(1)〜(7)のいずれかの構成に
おいて、前記マッピング処理手段は、前記マッピング制
御手段から前記特定周波数部分の搬送波の送信データの
割り当て停止が解除されたとき、その搬送波に特定のデ
ータを割り当てるものとし、前記特定周波数部分の搬送
波がキャリアホールであるまたは前記特定データが割り
当てられている旨の情報データを作成し、所定の搬送波
に割り当てて、他の送信データと共に多重伝送すること
を特徴とする。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】(9)(8)の構成において、前記妨害波
情報取得手段は、前記OFDM受信装置の受信信号から
OFDM伝送帯域内で異常が認められる周波数成分を検
出し、その信号レベルと周波数を妨害波情報として取得
する一連の動作を単位時間毎に繰り返し、前記マッピン
グ制御手段は、前記妨害波情報の信号レベルと周波数に
より単位時間毎に前記送信データを割り当てない特定周
波数部分または前記特定のデータを割り当てることの可
否を見直し、妨害波発生部分に対応して送信搬送波を変
化させると共に、連動して前記送信データを割り当てな
い特定周波数部分または特定のデータを割り当てる特定
周波数部分の情報を変化させるようにしたことを特徴と
する。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OFDM(直交周波数分割多重)送信機
    により送信データをマッピング処理して互いに直交する
    周波数領域の複数の搬送波に割り当て、時間領域に変換
    してOFDM信号を生成し送出するOFDM信号送出装
    置において、 前記OFDM信号の送信帯域内に発生する妨害波の少な
    くとも周波数情報を取得する妨害波情報取得手段と、 この手段により得られた情報から妨害波の周波数に対応
    する特定周波数部分の搬送波には送信データを割り当て
    ないように前記マッピング処理を制御するマッピング制
    御手段とを具備したことを特徴とするOFDM信号送出
    装置。
  2. 【請求項2】 前記妨害周波数情報取得手段は、監視用
    のOFDM受信機を内部または近接する外部または遠隔
    地に備え、当該装置から送出されるOFDM信号を受信
    して妨害波の発生を監視し、その結果を前記マッピング
    制御手段に伝送することを特徴とする請求項1記載のO
    FDM信号送出装置。
  3. 【請求項3】 前記OFDM受信機は、前記OFDM信
    号が同期用のヌルシンボルを備えるとき、受信したOF
    DM信号のヌルシンボル期間においても周波数領域の信
    号に変換してOFDM信号伝送帯域内の妨害波信号レベ
    ルと妨害波周波数を常に監視することで妨害波の発生を
    検出し、その検出結果を前記マッピング制御手段に伝送
    するようにしたことを特徴とする請求項2記載のOFD
    M信号送出装置。
  4. 【請求項4】 前記マッピング制御手段は、前記妨害波
    検出情報と前記マッピング処理の周波数割り当て停止制
    御との関係を示す情報が格納されるメモリー回路を備
    え、前記監視情報に応じて前記メモリー回路から対応す
    る制御信号を読み出して前記マッピング処理を制御する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のOFDM信
    号送出装置。
  5. 【請求項5】 前記マッピング制御手段は、前記OFD
    M送信機に対して前記特定周波数部分の搬送波の送出を
    停止させてキャリアホールを生成することを特徴とする
    請求項1記載のOFDM信号送出装置。
  6. 【請求項6】 前記マッピング処理において送信データ
    を割り当てない部分は、不特定のOFDM受信機側にお
    いて既知であり、受信が可能であるように予め定義され
    ていることを特徴とする請求項1記載のOFDM送出装
    置。
  7. 【請求項7】 前記OFDM送信機は、前記妨害波情報
    取得手段にて妨害波が検知されなかった場合には、妨害
    波が検知された場合に送信データを割り当てない特定周
    波数部分に特定のデータを割り付けて送出することを特
    徴とする請求項1記載のOFDM信号送出装置。
  8. 【請求項8】 前記OFDM送信機は、前記マッピング
    処理において送信データを割り当てない特定周波数部分
    または特定のデータを割り付ける特定周波数部分がいず
    れであるかを示す情報を送出OFDM信号中に割り当て
    て送出することを特徴とする請求項1または7記載のO
    FDM信号送出装置。
  9. 【請求項9】 前記OFDM送信機は、一連の動作を単
    位時間毎に繰り返し、前記妨害波の信号レベルと周波数
    により単位時間毎に前記送信データを割り当てない特定
    周波数部分または前記特定のデータを割り付けることの
    可否を見直し、妨害波発生部分に対応して送信搬送波を
    常に変化させると共に、連動して前記送信データを割り
    当てない特定周波数部分または特定のデータを割り付け
    る特定周波数部分の情報を常に変化させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項8記載のOFDM信号送出装置。
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