JPH11214970A - Pwm信号生成回路 - Google Patents

Pwm信号生成回路

Info

Publication number
JPH11214970A
JPH11214970A JP1692898A JP1692898A JPH11214970A JP H11214970 A JPH11214970 A JP H11214970A JP 1692898 A JP1692898 A JP 1692898A JP 1692898 A JP1692898 A JP 1692898A JP H11214970 A JPH11214970 A JP H11214970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
value
timing
duty
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1692898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3578614B2 (ja
Inventor
Takaaki Suezawa
隆明 末沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP01692898A priority Critical patent/JP3578614B2/ja
Publication of JPH11214970A publication Critical patent/JPH11214970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3578614B2 publication Critical patent/JP3578614B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】回路規模を削減するとともに消費電力を低減
し、CPUの設定値の書換え処理結果を即時に反映させ
ることのできるPWM信号生成回路を提供する。 【解決手段】PWM信号の周期/デューティ値を指定す
るCPU12と、当該指定値が設定される周期値設定レ
ジスタ9およびデューティ値設定レジスタ10と、タイ
ミング信号生成回路6と、当該タイミング信号生成回路
6のタイミング制御信号109を介して、周期値/デュ
ーティ値の何れかを出力するデータセレクタ7と、周期
値/デューティ値のタイミング発生時期を算出する加算
回路4と、所定の基準データ信号104を出力するデー
タバッファ5と、加算出力信号105と基準クロック信
号の分周クロック信号102のカウント出力信号103
とを比較して、一致信号106を出力する比較回路3
と、PWM信号110を出力するセット/リセット型の
フリップフロップ8とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPWM信号生成回路
に関し、特にPWM信号発生時における消費電流の低減
を目的とするPWM信号生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種のPWM信号生成回路の
例としては、頼えば、特願平09−201963号のフ
リーランニングカウンタによるPWM出力制御回路に示
されている例がある。図4は当該従来例の構成を示すブ
ロック図である。図4に示されるように、本従来例は、
基準クロック信号121の周波数を分周する分周器21
と、分周器21より出力される分周クロック信号122
をカウントアップするフリーランニングのカウンタ20
と、PWM信号の周期値およびデューティ値を指定する
CPU31と、CPU31に対するインタフェース機能
を有するI/Fブロック(インタフェース・ブロック)
30と、I/Fブロック30を介して、CPU31によ
り、それぞれPWM信号の周期値およびデューティ値が
設定される周期値設定レジスタ28およびデューティ値
設定レジスタ29と、PWM信号の周期およびデューテ
ィのタイミング発生時期を規定する値を算出する加算器
26および27と、データバッファ24および25と、
比較器22および23と、AND回路32および33
と、フリップフロップ34および35と、セット/リセ
ット型のフリップフロップ36とを備えて構成される。
また、図5(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、
(f)、(g)、(h)、(i)、(j)、(k)、
(l)、(m)および(n)は、本従来例における各部
の信号を示す動作タイミング図である。以下、図4およ
び図5を参照して、本従来例の動作について説明する。
【0003】図4において、CPU31による指定によ
り、I/Fブロック30を介して、PWM信号の周期値
が周期値設定レジスタ28に設定され、またデューティ
値がデューティ値設定レジスタ29に設定される。この
場合に、I/Fブロック30により、CPU31からの
書込み動作または読出し動作において、PWM信号の出
力制御にかかわる動作のみが選択されて、制御信号13
5を介して該当する設定レジスタに対する書込み動作ま
たは読出し動作が行われている。そして、これらの周期
値設定レジスタ28およびデューティ値設定レジスタ2
9より出力される周期値およびデューティ値は、それぞ
れ対応する加算器26および加算器27に入力される。
なお、これらの加算器26および27は、それぞれPW
M信号の周期およびデューティに対応するタイミング発
生の時期を規定する値を算出するための回路である。ま
た、分周器21に入力される基準クロック信号121
(図5(a)参照)は、当該分周器21において周波数
が2分周されて、分周クロック信号122(図5(b)
参照)が出力され、カウンタ20に入力されてカウント
アップされる。また、この分周クロック信号122は、
AND回路32および33の一方の入力端に対しても入
力されている。カウンタ20においてカウントアップさ
れて出力されるカウント出力信号123(図5(c)参
照)は、一対の比較器22および23に入力される。比
較器22においては、データバッファ24の出力信号1
24(図5(d)参照)と上述のカウント出力信号12
3の入力を受けて両信号が比較照合され、これらの両信
号のデータ値が一致する場合には一致信号126(図5
(f)参照)が出力されてAND回路32のもう一方の
入力端とフリップフロップ34に入力される。同様に、
比較器23においても、データバッファ25の出力信号
125(図5(e)参照)と上述のカウント出力信号1
23の入力を受けて両信号のデータ値が比較照合され、
一致する場合には一致信号128(図5(h)参照)が
出力されてAND回路33のもう一方の入力端とフリッ
プフロップ35に入力される。
【0004】なお、この場合において、AND回路32
においては、当該一致信号126と分周クロック信号1
22の論理積がとられ、その論理積出力が、出力タイミ
ング信号130(図5(j)参照)として、所定のタイ
ミングで出力されてデータバッファ24に入力されてお
り、データバッファ24においては、加算器26によ
る、周期値設定レジスタ28より入力されるPWM信号
の周期値と当該データバッファ24からの出力タイミン
グ信号124との加算演算結果による加算器出力信号1
32(図5(l)参照)の入力を受けて、当該出力タイ
ミング信号130により規定されるタイミングにおい
て、上述の出力信号124が生成出力されている。この
ことは、データバッファ25においても同様であり、加
算器27による、デューティ値設定レジスタ29より入
力されるPWM信号のデューティ値とデータバッファ2
4からの出力タイミング信号124との加算演算結果に
よる加算器出力信号133(図5(m)参照)の入力を
受けて、AND回路33より出力される出力タイミング
信号131(図5(k)参照)により規定されるタイミ
ングにおいて、前記出力信号125が生成出力されてい
る。
【0005】比較器22より出力される一致信号126
は、フリップフロップ34に入力されるが、当該フリッ
プフロップ34からは、基準クロック信号121の立上
がりエッジに同期した一致信号127(図5(g)参
照)が出力され、セット/リセット型のフリップフロッ
プ36のS端子に入力される。他方、比較器23より出
力される一致信号128は、フリップフロップ35に入
力されるが、当該フリップフロップ35からは、基準ク
ロック信号121の立上がりエッジに同期した一致信号
129(図5(i)参照)が出力され、セット/リセッ
ト型のフリップフロップ36のR端子に入力される。こ
のフリップフロップ36においては、これらの一致信号
127および129の入力をS端子およびR端子に受け
て、Q端子からは、所望のPWM信号134(図5
(n)参照)が生成されて出力される。図5(g)の一
致信号127と、図5(i)の一致信号129と、図5
(n)に示されるPWM信号134の動作タイミング図
よりも明らかなように、PWM信号134の周期TP
は、一致信号127の立ち上がりのタイミングの時間間
隔により規定され、PWM信号134のパルス幅TW
は、一致信号127の立上がりのタイミングと一致信号
129の立上がりのタイミングの時間間隔により規定さ
れる。即ち、出力されるPWM信号134の周期および
デューティ比は、それぞれTP およびTW /TP として
規定されて生成出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のPWM
信号発生回路においては、第1点として、PWM信号の
周期とデューティ比のタイミングを生成するために、そ
れぞれに加算器、比較器およびデータバッファを設ける
ことが必要となり、構成回路が大規模となり、ひいては
消費電力ならびに製造コストの増大を招くという欠点が
ある。
【0007】また、第2点として、比較器に入力される
データバッファの出力信号の値とカウント出力信号の値
の更新時期が、PWM信号の周期とデューティ比に対応
するそれぞれの一致タイミングの時期と同一であるため
に、CPUによる周期とデューティ比の設定値の書換え
処理結果が、即時にPWM信号出力の周期値とデューテ
ィ比の値に対して反映されないという欠点がある。
【0008】本願発明の目的は、上記の欠点を解決し
て、回路規模を抑制して消費電力を低減するとともに、
CPUによる制御機能を改善するPWM信号生成回路を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明のPWM信号
生成回路は、PWM信号の周期ならびにデューティを任
意に設定することのできるPWM信号生成回路におい
て、予め前記PWM信号の周期値ならびにデューティ値
を指定する周期値/デューティ値指定手段と、前記周期
値/デューティ値指定手段により指定される周期値およ
びデューティ値が設定保持される周期値/デューティ値
保持手段と、前記周期値/デューティ値保持手段より出
力される周期値およびデューティ値の入力を受けて、所
定のタイミング制御信号により制御されて、当該周期値
またはデューティ値の内の何れか一方のデータ値を選択
して出力するデータ値選択手段と、前記データ値選択手
段より出力される前記周期値またはデューティ値の内の
何れか一方のデータ値と、所定の基準データ信号のデー
タ値とを加算して出力する加算演算手段と、前記加算演
算手段より出力される加算出力信号のデータ値を入力
し、所定の第1のタイミング信号を介して前記基準デー
タ信号を出力するデータバッファ手段と、前記加算演算
手段より出力される加算出力信号のデータ値と、所定の
基準クロック信号の分周クロック信号のカウント値とを
比較照合し、両データ値が一致した場合に一致信号を出
力するデータ値比較手段と、前記基準クロック信号およ
び前記一致信号の入力を受けて、前記タイミング制御信
号、前記第1のタイミング信号および第2のタイミング
信号を出力するタイミング信号生成手段と、前記第1お
よび第2のタイミング信号の入力を受けて、所望のPW
M信号を生成して出力するPWM信号出力手段と、を少
なくとも備えて構成されることを特徴としている。
【0010】また、第2の発明のPWM信号生成回路
は、PWM信号の周期ならびにデューティを任意に設定
することのできるPWM信号生成回路において、予め前
記PWM信号の周期値ならびにデューティ値を指定する
周期値/デューティ値指定手段と、前記周期値/デュー
ティ値指定手段により指定される周期値およびデューテ
ィ値が設定保持される周期値/デューティ値保持手段
と、前記周期値/デューティ値保持手段より出力される
周期値およびデューティ値の入力を受けて、所定のタイ
ミング制御信号により制御されて、当該周期値またはデ
ューティ値の内の何れか一方のデータ値を選択して出力
するデータ値選択手段と、前記データ値選択手段より出
力される前記周期値またはデューティ値の内の何れか一
方のデータ値と、所定の基準データ信号のデータ値とを
加算して出力する加算演算手段と、前記加算演算手段よ
り出力される加算出力信号のデータ値を入力し、所定の
第1のタイミング信号を介して前記基準データ信号を出
力するデータバッファ手段と、前記加算演算手段より出
力される加算出力信号のデータ値と、所定の基準クロッ
ク信号の分周クロック信号のカウント値とを比較照合
し、両データ値が一致した場合に一致信号を出力するデ
ータ値比較手段と、前記基準クロック信号および前記一
致信号の入力を受けて、前記タイミング制御信号、前記
第1のタイミング信号および第2のタイミング信号を出
力するタイミング信号生成手段と、前記一致信号と前記
タイミング制御信号を入力して論理処理を行い、前記周
期値/デューティ値指定手段により指定されるPWM信
号の周期値およびデューティ値の書換えタイミングと、
前記周期値/デューティ値保持手段における周期値およ
びデューティ値の更新タイミングとの競合を防止するよ
うに機能する制御信号を生成して出力する競合タイミン
グ防止手段と、前記第1および第2のタイミング信号の
入力を受けて、所望のPWM信号を生成して出力するP
WM信号出力手段と、を少なくとも備えて構成されるこ
とを特徴としている。
【0011】なお、前記第1および第2の発明におい
て、前記周期値/デューティ値指定手段を、所定のイン
タフェース手段を介して、前記周期値/デューティ値保
持手段に接続されるCPUにより形成し、前記周期値/
デューティ値保持手段を、前記周期値/デューティ値指
定手段と前記データ値選択手段との間に並列接続される
周期値設定レジスタとデューティ値設定レジスタにより
形成し、前記タイミング信号生成手段を、前記一致信号
と前記分周クロック信号の論理積をとり、第3のタイミ
ング信号として出力する第1のAND回路と、前記タイ
ミング制御信号と前記第1のタイミング信号の論理和を
とって出力するEXOR回路と、前記基準クロック信号
と前記EXOR回路の論理和出力とを入力して前記タイ
ミング制御信号として出力するフリップフロップと、前
記タイミング制御信号と前記第3のタイミング信号の論
理積をとり、前記第1のタイミング信号として出力する
第2のAND回路と、前記タイミング制御信号の反転入
力と前記第3のタイミング信号の論理積をとり、前記第
2のタイミング信号として出力する第3のAND回路と
を備えて構成し、前記PWM信号出力手段を、セット入
力端に前記第1のタイミング信号を入力し、リセット端
に前記第2のタイミング信号を入力して、所望のPWM
信号を出力するセット/リセット型のフリップフロップ
により形成するようにしもよい。
【0012】また、前記第2の発明において、前記競合
タイミング防止手段は、前記一致信号と前記タイミング
制御信号の論理積をとり、前記制御信号に含まれる第1
の制御信号として出力する第3のAND回路と、前記一
致信号と前記タイミング制御信号の反転出力との論理積
をとり、前記制御信号に含まれる第2の制御信号として
出力する第4のAND回路と、を備えて構成してもよ
い。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施形態を示すブロ
ック図である。図1に示されるように、本実施形態は、
基準クロック信号101の周波数を分周する分周回路2
と、分周回路2より出力される分周クロック信号102
をカウントアップするフリーランニングのカウンタ1
と、PWM信号の周期値およびデューティ値を指定する
CPU12と、CPU12に対するインタフェース機能
を有するI/Fブロック11と、I/Fブロック11を
介して、CPU12により、それぞれPWM信号の周期
値およびデューティ値が設定される周期値設定レジスタ
9およびデューティ値設定レジスタ10と、EXOR回
路13、フリップフロップ14、AND回路15、16
および17を含むタイミング信号生成回路6と、タイミ
ング信号生成回路6より出力されるタイミング制御信号
109を介して、入力されるPWM信号の周期およびデ
ューティのデータ値の内の何れかを選択して出力するデ
ータセレクタ7と、PWM信号の周期およびデューティ
のタイミング発生時期を規定する値を交互に算出する加
算回路4と、加算回路4の加算出力信号105の入力を
受けて、タイミング信号生成回路6より出力されるタイ
ミング信号(1)108を介して所定の基準データ信号
104を出力するデータバッファ5と、加算回路4の加
算出力信号105とカウント出力信号103とを比較照
合して、一致信号106を出力する比較回路3と、PW
M信号110を出力するセット/リセット型のフリップ
フロップ8とを備えて構成される。また、図2(a)、
(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)、
(h)、(i)および(j)は、本実施形態における各
部の信号を示す動作タイミング図である。以下、図1お
よび図2を参照して、本実施形態の動作について説明す
る。
【0015】図1において、CPU12の指定により、
従来例の場合と同様に、I/Fブロック11を介して、
PWM信号の周期値が周期値設定レジスタ9に設定さ
れ、またデューティ値がデューティ値設定レジスタ10
に設定される。そして、これらの周期値設定レジスタ9
およびデューティ値設定レジスタ10より出力される周
期値およびデューティ値は、共にデータセレクタ7に入
力され、タイミング信号生成回路6より出力されるタイ
ミング制御信号109(図2(i)参照)により制御さ
れて、何れか一方のデータ値が選択されて加算回路4に
出力される。なお、加算回路4は、PWM信号の周期お
よびデューティに対応するタイミング発生の時期を規定
する値を算出するために、両データ信号に対して共用さ
れる加算回路であり、前記タイミング制御信号109に
よるデータ選択制御作用を介して、データセレクタ7よ
り出力される周期またはデューティのデータ値が、交互
に加算回路4に入力されて、データバッファ5の出力信
号104(図2(d)参照)と加算される。
【0016】また、一方において、分周回路2に入力さ
れる基準クロック信号101(図2(a)参照)は、当
該分周回路2においてその周波数が2分周され、分周ク
ロック信号102(図2(b)参照)が出力されて、カ
ウンタ1に入力されてカウントアップされる。また、こ
の分周クロック信号102は、タイミング信号生成回路
6に含まれるAND回路15の一方の入力端に対しても
入力されており、カウンタ1においてカウントアップさ
れて出力されるカウント出力信号103(図2(c)参
照)は、比較回路3に入力される。比較回路3において
は、加算回路4の加算出力信号105(図2(e)参
照)と、上述のカウント出力信号103の入力を受けて
両信号が比較照合され、これらの両信号が一致する場合
には一致信号106(図5(f)参照)が出力されてA
ND回路15のもう一方の入力端に入力される。なお、
この加算出力信号105が出力される動作過程において
は、データバッファ5においては、加算回路4におけ
る、PWM信号の周期またはデューティの何れか一方の
データ値と、タイミング信号(1)108を介して、当
該データバッファ5より所定のタイミングで出力される
基準データ信号104との加算演算による加算出力信号
105の帰還入力を受けており、これにより、加算回路
4においては、PWM信号の周期またはデューティの、
それぞれのタイミング発生時期を規定する値が交互に算
出され、加算出力信号105として出力されて比較回路
3に入力されている。
【0017】上記の動作において、PWM信号の周期値
とデューティ値とを交互に選択して、それぞれのタイミ
ングを規定する手順について敷延すると、以下のとうり
である。図1において、タイミング信号生成回路6より
出力されるタイミング制御信号109は、図2(i)に
示されるように、本実施形態においては、交互に“H”
レベルと“L”レベルに転移する信号として形成されて
おり、このタイミング制御信号109の入力を受けて、
データセレクタ7においては、周期値設定レジスタ9と
デューティ値設定レジスタ10より入力されるPWM信
号の周期とデューティのデータ値が、タイミング制御信
号109が“H”レベルの時には、周期のデータ値が選
択され、“L”レベルの時には、デューティのデータ値
が選択されて加算回路4に入力される。図2(h)およ
び図2(i)より明らかなように、データバッファ5に
入力されるタイミング信号(1)108は、当該タイミ
ング制御信号109に同期しており、データバッファ5
および加算回路4を介して、当該加算回路4より出力さ
れる加算出力信号105は、タイミング制御信号109
の周期で、交互に、PWM信号の周期またはデューティ
のタイミングを規定する信号として比較回路3に入力さ
れる。このことは、本発明の特徴とする事項であり、こ
のことにより、従来例に対比して、加算回路、データバ
ッファおよび比較回路等を含む回路規模が縮小化され、
且つ消費電力の低減を図ることが可能となるとともに、
CPU12による周期とデューティの設定値の書換え処
理結果を、即時にPWM信号出力に対して反映させるこ
とができるようになる。
【0018】比較回路3においては、加算回路4より出
力される加算出力信号105と、カウント出力信号10
3の両信号のデータ値が比較照合され、これらのデータ
値が一致した場合には一致信号106が出力されてAN
D回路15に入力される。AND回路15においては、
当該一致信号106と分周クロック信号102の論理積
がとられており、その論理積出力は、タイミング信号
(0)107(図2(g)参照)として所定のタイミン
グで出力され、EXOR回路13、AND回路16およ
び17の一方の入力端に入力される。EXOR回路13
に対しては、もう一方の入力端に、上述のタイミング制
御信号109が帰還入力されており、その論理和出力
は、フリップフロップ14のD端子に入力される。フリ
ップフロップ14のC端子には、基準クロック信号10
1が入力されており、これにより、当該フリップフロッ
プ14からは当該タイミング制御信号109が生成出力
され、前述のように、データセレクタ7に送られるとと
もに、EXOR回路13に帰還入力され、またAND回
路16および17の一方の入力端に入力される。AND
回路16においては、当該タイミング制御信号109
と、AND回路15より出力されるタイミング信号
(0)107の論理積がとられ、その論理積出力は、タ
イミング信号(1)108として出力されて、データバ
ッファ5およびステップ/リセット型のフリップフロッ
プ8のS端子に入力される。また、AND回路17にお
いては、タイミング制御信号109の反転入力と、AN
D回路15より出力されるタイミング信号(0)107
の論理積がとられ、その論理積出力は、ステップ/リセ
ット型のフリップフロップ8のR端子に入力される。こ
のフリップフロップ8においては、これらのAND回路
16より出力されるタイミング信号(1)108とAN
D回路17の論理積出力の入力を受けて、所望のPWM
信号110(図2(j)参照)が生成出力される。図2
(h)のタイミング信号(0)108と、図2(i)の
タイミング信号(1)109と、図2(j)に示される
PWM信号110の動作タイミング図よりも明らかなよ
うに、PWM信号110の周期TP は、タイミング信号
(1)108の立ち下がりのタイミングの時間間隔によ
り規定され、PWM信号110のパルス幅TW は、タイ
ミング信号(1)108の立ち下がりに対応するタイミ
ング信号(0)107の立下がりのタイミングと、当該
タイミング信号(0)107の次の立下がりのタイミン
グの時間間隔により規定される。即ち、出力されるPW
M信号110の周期およびデューティ比は、それぞれT
P およびTW /TP として規定されて生成出力される。
【0019】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図3は、本実施形態を示すブロック図であり、
基準クロック信号101の周波数を分周する分周回路2
と、分周回路2より出力される分周クロック信号102
をカウントアップするフリーランニングのカウンタ1
と、PWM信号の周期およびデューティ比を指定するC
PU12と、CPU12に対するインタフェース機能を
有するI/Fブロック11と、I/Fブロック11を介
して、CPU12により、それぞれPWM信号の周期値
およびデューティ値が設定される周期値設定レジスタ9
およびデューティ値設定レジスタ10と、EXOR回路
13、フリップフロップ14、AND回路15、16お
よび17を含むタイミング信号生成回路6と、タイミン
グ信号生成回路6より出力されるタイミング制御信号1
09を介して、入力されるPWM信号の周期値およびデ
ューティ値のデータ信号の内の何れかを選択して出力す
るデータセレクタ7と、PWM信号の周期およびデュー
ティのタイミング発生時期を規定する値を交互に算出す
る加算回路4と、加算回路4の加算出力信号105の入
力を受けて、タイミング信号生成回路6より出力される
タイミング信号(1)108を介して所定の基準データ
信号104を出力するデータバッファ5と、加算回路4
の加算出力信号105のデータ値とカウント出力信号1
03のデータ値とを比較照合して、一致信号106を出
力する比較回路3と、一致信号106とタイミング制御
信号109の論理積を出力するAND回路18および1
9と、PWM信号110を出力するセット/リセット型
のフリップフロップ8とを備えて構成される。図1との
対比により明らかなように、本実施形態の第1の実施形
態との相違点は、新たにAND回路18および19が付
加されて、これらのAND回路の出力が、I/Fブロッ
ク11に帰還入力されていることである。
【0020】本実施形態においては、上述のように、A
ND回路18による一致信号106とタイミング制御信
号109の論理積出力と、AND回路19による一致信
号106の反転入力とタイミング制御信号109の論理
積出力が、I/Fブロック11に帰還入力されており、
これにより、CPU12からの周期およびデューティの
書換えタイミングと、周期設定レジスタ9およびデュー
ティ設定レジスタ10の更新タイミングとの競合が有効
に回避される。従って、本実施形態においては、前記第
1の実施形態と同様の効果が得られるとともに、更に加
えて、上記の書換えタイミングと更新タイミングとの競
合を避けることができるために、PWM信号の出力中に
おいて、CPU12から、当該PWM信号の周期または
デューティの変更を行うことが必要となる場合におい
て、特に有効になるという利点がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、PWM
信号の周期とデューティ比のタイミングを生成するため
の加算器、比較器およびデータバッファ等を、タイミン
グ信号生成回路より出力されるタイミンク制御信号の制
御作用を介して、前記周期とデューティ比とに対応して
共通化することが可能となり、これにより回路規模を削
減することができるとともに、ひいては消費電力ならび
に製造コストの低減を図ることができるという効果があ
る。
【0022】また、比較器に入力されるデータバッファ
の出力信号のデータ値とカウント出力信号のデータ値の
更新時期に対応して、前記タイミング制御信号を介し
て、CPUによる周期とデューティ比の設定値の書換え
処理結果を、即時にPWM信号出力の周期値とデューテ
ィ比の値に対して反映させることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施形態における動作タイミング図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【図5】従来例における動作タイミング図である。
【符号の説明】
1、20 カウンタ 2、21 分周回路 3 比較回路 4 加算回路 5、24、25 データバッファ 6 タイミング制御回路 7 データセレクタ 8、14、34〜36 フリップフロップ 9、28 周期値設定レジスタ 10、29 デューティ値設定レジスタ 11、30 I/Fブロック 12、31 CPU 13 EXOR回路 15〜19、32、33 AND回路 22、23 比較器 26、27 加算器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PWM信号の周期ならびにデューティを
    任意に設定することのできるPWM信号生成回路におい
    て、 予め前記PWM信号の周期値ならびにデューティ値を指
    定する周期値/デューティ値指定手段と、 前記周期値/デューティ値指定手段により指定される周
    期値およびデューティ値が設定保持される周期値/デュ
    ーティ値保持手段と、 前記周期値/デューティ値保持手段より出力される周期
    値およびデューティ値の入力を受けて、所定のタイミン
    グ制御信号により制御されて、当該周期値またはデュー
    ティ値の内の何れか一方のデータ値を選択して出力する
    データ値選択手段と、 前記データ値選択手段より出力される前記周期値または
    デューティ値の内の何れか一方のデータ値と、所定の基
    準データ信号のデータ値とを加算して出力する加算演算
    手段と、 前記加算演算手段より出力される加算出力信号のデータ
    値を入力し、所定の第1のタイミング信号を介して前記
    基準データ信号を出力するデータバッファ手段と、 前記加算演算手段より出力される加算出力信号のデータ
    値と、所定の基準クロック信号の分周クロック信号のカ
    ウント値とを比較照合し、両データ値が一致した場合に
    一致信号を出力するデータ値比較手段と、 前記基準クロック信号および前記一致信号の入力を受け
    て、前記タイミング制御信号、前記第1のタイミング信
    号および第2のタイミング信号を出力するタイミング信
    号生成手段と、 前記第1および第2のタイミング信号の入力を受けて、
    所望のPWM信号を生成して出力するPWM信号出力手
    段と、 を少なくとも備えて構成されることを特徴とするPWM
    信号生成回路。
  2. 【請求項2】 PWM信号の周期ならびにデューティを
    任意に設定することのできるPWM信号生成回路におい
    て、 予め前記PWM信号の周期値ならびにデューティ値を指
    定する周期値/デューティ値指定手段と、 前記周期値/デューティ値指定手段により指定される周
    期値およびデューティ値が設定保持される周期値/デュ
    ーティ値保持手段と、 前記周期値/デューティ値保持手段より出力される周期
    値およびデューティ値の入力を受けて、所定のタイミン
    グ制御信号により制御されて、当該周期値またはデュー
    ティ値の内の何れか一方のデータ値を選択して出力する
    データ値選択手段と、 前記データ値選択手段より出力される前記周期値または
    デューティ値の内の何れか一方のデータ値と、所定の基
    準データ信号のデータ値とを加算して出力する加算演算
    手段と、 前記加算演算手段より出力される加算出力信号のデータ
    値を入力し、所定の第1のタイミング信号を介して前記
    基準データ信号を出力するデータバッファ手段と、 前記加算演算手段より出力される加算出力信号のデータ
    値と、所定の基準クロック信号の分周クロック信号のカ
    ウント値とを比較照合し、両データ値が一致した場合に
    一致信号を出力するデータ値比較手段と、 前記基準クロック信号および前記一致信号の入力を受け
    て、前記タイミング制御信号、前記第1のタイミング信
    号および第2のタイミング信号を出力するタイミング信
    号生成手段と、 前記一致信号と前記タイミング制御信号を入力して論理
    処理を行い、前記周期値/デューティ値指定手段により
    指定されるPWM信号の周期値およびデューティ値の書
    換えタイミングと、前記周期値/デューティ値保持手段
    における周期値およびデューティ値の更新タイミングと
    の競合を防止するように機能する制御信号を生成して出
    力する競合タイミング防止手段と、 前記第1および第2のタイミング信号の入力を受けて、
    所望のPWM信号を生成して出力するPWM信号出力手
    段と、 を少なくとも備えて構成されることを特徴とするPWM
    信号生成回路。
  3. 【請求項3】 前記周期値/デューティ値指定手段が、
    所定のインタフェース手段を介して、前記周期値/デュ
    ーティ値保持手段に接続されるCPUにより形成される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のPWM
    信号生成回路。
  4. 【請求項4】 前記周期値/デューティ値保持手段が、
    前記周期値/デューティ値指定手段と前記データ値選択
    手段との間に並列接続される周期値設定レジスタとデュ
    ーティ値設定レジスタにより形成されることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のPWM信号生成回路。
  5. 【請求項5】 前記タイミング信号生成手段が、前記一
    致信号と前記分周クロック信号の論理積をとり、第3の
    タイミング信号として出力する第1のAND回路と、 前記タイミング制御信号と前記第1のタイミング信号の
    論理和をとって出力するEXOR回路と、 前記基準クロック信号と前記EXOR回路の論理和出力
    とを入力して前記タイミング制御信号として出力するフ
    リップフロップと、 前記タイミング制御信号と前記第3のタイミング信号の
    論理積をとり、前記第1のタイミング信号として出力す
    る第2のAND回路と、 前記タイミング制御信号の反転入力と前記第3のタイミ
    ング信号の論理積をとり、前記第2のタイミング信号と
    して出力する第3のAND回路と、 を備えて構成されることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のPWM信号生成回路。
  6. 【請求項6】 前記PWM信号出力手段が、セット入力
    端に前記第1のタイミング信号を入力し、リセット端に
    前記第2のタイミング信号を入力して、所望のPWM信
    号を出力するセット/リセット型のフリップフロップに
    より形成されることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載のPWM信号生成回路。
  7. 【請求項7】 前記競合タイミング防止手段が、前記一
    致信号と前記タイミング制御信号の論理積をとり、前記
    制御信号に含まれる第1の制御信号として出力する第3
    のAND回路と、 前記一致信号と前記タイミング制御信号の反転出力との
    論理積をとり、前記制御信号に含まれる第2の制御信号
    として出力する第4のAND回路と、 を備えて構成されることを特徴とする請求項2記載のP
    WM信号生成回路。
JP01692898A 1998-01-29 1998-01-29 Pwm信号生成回路 Expired - Fee Related JP3578614B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01692898A JP3578614B2 (ja) 1998-01-29 1998-01-29 Pwm信号生成回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01692898A JP3578614B2 (ja) 1998-01-29 1998-01-29 Pwm信号生成回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11214970A true JPH11214970A (ja) 1999-08-06
JP3578614B2 JP3578614B2 (ja) 2004-10-20

Family

ID=11929801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01692898A Expired - Fee Related JP3578614B2 (ja) 1998-01-29 1998-01-29 Pwm信号生成回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3578614B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100657162B1 (ko) * 2001-04-26 2006-12-12 매그나칩 반도체 유한회사 프로그래머블 펄스폭 변조 회로
JP2010146258A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Denso Corp 信号処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100657162B1 (ko) * 2001-04-26 2006-12-12 매그나칩 반도체 유한회사 프로그래머블 펄스폭 변조 회로
JP2010146258A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Denso Corp 信号処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3578614B2 (ja) 2004-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04336308A (ja) マイクロコンピュータ
JPH0936714A (ja) パルス幅変調回路
WO2021169158A1 (zh) 分频器和电子设备
JPH04227330A (ja) 対称な出力信号を得るための分数周波数分割器
JP2005045507A (ja) 非整数分周器
JPH11214970A (ja) Pwm信号生成回路
JPH10276083A (ja) 偶数奇数分周回路
JP3006550B2 (ja) クロック調整回路
JPH08139575A (ja) パルス出力回路
JP2659186B2 (ja) デイジタル可変分周回路
JPH06232699A (ja) パルス発生装置
JP3125651B2 (ja) レート発生器
JP3302907B2 (ja) Pwm出力制御回路
JPH0879029A (ja) 4相クロツクパルス発生回路
JPS6076807A (ja) クロツク整形回路
JPH0514186A (ja) パルス幅変調回路
JP2877433B2 (ja) 波形生成回路
JP3382329B2 (ja) 奇数カウンタ回路
JP2757714B2 (ja) フレームパルス生成回路
JP4244468B2 (ja) クロック発生装置
JP3514020B2 (ja) レート発生器
JP2002318637A (ja) タイマ制御回路
JPH05347555A (ja) 可変分周回路
JP3248698B2 (ja) Pwm信号生成装置
JP2658126B2 (ja) 入力周波数の発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070723

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees