JPH11213737A - 放電灯器具 - Google Patents

放電灯器具

Info

Publication number
JPH11213737A
JPH11213737A JP1036998A JP1036998A JPH11213737A JP H11213737 A JPH11213737 A JP H11213737A JP 1036998 A JP1036998 A JP 1036998A JP 1036998 A JP1036998 A JP 1036998A JP H11213737 A JPH11213737 A JP H11213737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
lighting device
insulating
transistors
lamp lighting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1036998A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kubota
洋 久保田
Toshiyuki Hiraoka
敏行 平岡
Hiroshi Suzuki
浩史 鈴木
Michihiko Nishiie
充彦 西家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP1036998A priority Critical patent/JPH11213737A/ja
Publication of JPH11213737A publication Critical patent/JPH11213737A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、放電灯器具の電源線に伝達されるノ
イズを低減する放電灯器具を提供することを課題とす
る。 【解決手段】スイッチング素子Q1,Q2を用いて商用
電源eを高周波に変換し、当該高周波を放電ランプFL
に供給する放電灯点灯装置を具備した放電灯器具におい
て、前記放電灯点灯装置30は、絶縁部材35を介して
前記放電灯器具に絶縁して取り付けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯点灯装置か
ら発生するノイズを低減する放電灯器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種放電灯器具に搭載される放
電灯点灯装置の回路として、たとえば図4に示すものが
一般に知られている。
【0003】放電灯点灯装置は、商用交流電源eに電源
線1,2およびヒュ一ズFを介して高周波雑音防止用フ
イルタ3が接続され、この高周波雑音防止用フイルタ3
は、ヒューズFを介した商用交流電源e間には、コンデ
ンサCl,トランスTr1,トランスTr2およびコン
デンサC2が縦続接続されている。
【0004】また、このコンデンサC2の両端間には、
全波整流器4の入力端子が接続され、この全波整流器4
の出力端子間には、平滑用のコンデンサC3が接続され
ている。
【0005】さらに、このコンデンサC3の両端子間に
は、高周波に変換するインバータ回路5が接続されてい
る。このインバータ回路5は、トランジスタQ1および
トランジスタQ2が直列に接続され、これらトランジス
タQ1およびトランジスタQ2には、それぞれ還流用の
ダイオードDlおよびダイオードD2が接続されてい
る。
【0006】また、それぞれのトランジスタQlおよび
トランジスタQ2のベースには、発振制御回路6が接続
され、トランジスタQ1およびトランジスタQ2の接続
点からは、バラストチヨークL1および直流カット用の
コンデンサC4が直列に接続されている。
【0007】さらに、このインバータ回路5の出力端子
間には、配線11,12を介して放電ランプとしての蛍
光ランブFLのフィラメントFLa,FLbに接続さ
れ、これらフイラメントFLa,FLbの他端間には、
配線13,14を介して予熱用のコンデンサC5が接続
されている。
【0008】この放電灯点灯装置は、高周波雑音防止用
フイルタ3で高周波成分を除去し、トランジスタQl,
Q2を高周波発振させてインバータ回路5で高周波に変
換して蛍光ランプFLを点灯させている。
【0009】また、インバータ回路5は、図5に示すよ
うに、基板16上に配設され、トランジスタQ1,Q2
は、放熱板17を介して基板16の一側に配設され、こ
の放熱板17は、導電材からなるケース体15に接触し
て配設されている。
【0010】さらに、ケース体15は、蛍光ランプFL
とともに器具本体18内に収納されるとともに、当該照
明器具本体18に接触して取付けられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように放電灯点
灯装置に搭載されたトランジスタQ1,Q2は、高周波
発振する際、スイッチングノイズを放出するとともに、
図5に示すように、導電部材間に浮遊容量CS1,CS
2,CS3および接続インピーダンスRS2,RS3が
発生する。
【0012】浮遊容量CS1は、トランジスタQ1,Q
2のリードと放熱板17との間に発生し、浮遊容量CS
2は、トランジスタQ1,Q2を搭載した放熱板17と
金属材からなるケース体15間に発生する。さらに、浮
遊容量CS3は、トランジスタQ1,Q2を搭載した放
熱板17が取付けられたケース体15と導電材からなる
器具本体18との間に発生する。
【0013】また、接続インピーダンスRS2は、浮遊
容量CS2と同様に、トランジスタQ1,Q2を搭載し
た放熱板とケース体間に発生する。さらに、接続インピ
ーダンスRS3は、浮遊容量CS3と同様に、トランジ
スタQ1,Q2を搭載した放熱板が取付けられたケース
体15と導電材からなる器具本体18との間に発生す
る。
【0014】そこで、トランジスタQ1,Q2が、高周
波発振する際に放出するスイッチングノイズは、浮遊容
量CS1,CS2,CS3及び接続インピーダンスRS
2,RS3を通して、ケース体15および器具本体18
に伝達され、当該ノイズは電源線1,2に伝達される。
【0015】その結果、電源線1,2のノイズが大きく
なり、当該ノイズにより、当該電源線1,2と電気的に
接続されている他の機器、例えば、コンピュータを誤動
作させる恐れがあるという問題があった。
【0016】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、放電灯器具の電源線に伝達されるノイズを低減する
放電灯器具を提供することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明の放電灯器具は、スイッチング素子を用いて
商用電源を高周波に変換し、当該高周波を放電ランプに
供給する放電灯点灯装置を具備した放電灯器具におい
て、前記放電灯点灯装置は、絶縁部材を介して前記放電
灯器具に絶縁して取り付けたことを特徴とするものであ
る。
【0018】上記の構成において、放電灯点灯装置を放
電灯器具に絶縁部材で絶縁して取付けることにより、当
該放電灯点灯装置が高周波発振する際、発生する浮遊容
量及び接続インピーダンスを低減することにより、放電
灯器具の電源線に伝達されるノイズを低減する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して本発
明の実施の形態に係る放電灯器具を説明する。なお、従
来技術と同一構成部品は同一番号を付して説明する。
【0020】図1は図2に示す放電灯器具内に搭載した
放電灯点灯装置の取付構造を示すもので、図3は放電灯
器具の概念構成図を示す。
【0021】放電灯器具は、図2に示すように、下方開
口した函状の器具本体18と、当該器具本体内の下方に
配設された反射板25とを備えるとともに、器具本体の
両端に対向するとともに反射板から下方に突出してラン
プソケット26,26が2列に配設されている。これら
ランプソケット26,26間には、蛍光ランプFLが着
脱可能に取付けられている。
【0022】さらに、図3に示すように、器具本体の天
面部19の下面には、ねじ(図示せず)などで放電灯点
灯装置30が取付けられている。
【0023】前記放電灯点灯装置の入力側には、電源線
1,2が接続されるとともに、放電灯点灯装置の出力側
と各々のランプソケット26,26との間には、ランプ
配線11,12がなされている。
【0024】放電灯点灯装置30は、図1に示すよう
に、函状に形成されたアルミ材からなるケース本体15
aと、このケース本体15aを覆って取付けられるアル
ミ材からなるカバー15bとからなるケース体15と、
このケース体15内に取付けられるインバータ回路5部
品などが搭載された基板16とから構成している。
【0025】前記基板16上には、従来技術と同様に、
インバータ回路5部品が配設され、基板上に配設される
トランジスタQ1,Q2は、L字状をなす放熱板17に
図示しないねじで螺着固定されるとともに、当該トラン
ジスタQ1,Q2のリード20,20はL字状に折曲げ
られ、当該リード20は、基板16に挿入され半田付け
されている。
【0026】さらに、トランジスタQ1,Q2は、放熱
板17を介して基板16の一側に配設され、この放熱板
17は、ケース体のケース本体15aに接触・配設され
ている。なお、基板16は、当該基板16とケース本体
の支持板(図示せず)との間に絶縁紙(図示せず)を介
在させて、ケース本体の底面部22から離間して取付け
られている。
【0027】本発明に係る放電灯点灯装置30は、図1
に示すように、器具本体18に、絶縁部材としての絶縁
ゴムからなる絶縁取付具35を介して段付ねじ40とナ
ット45とで固定され、器具本体18と絶縁して当該器
具本体に吊下げて取付けられている。
【0028】絶縁取付具35は、長手方向中心に貫通し
て設けられた取付孔36と、幅方向中央に形成した取付
凹部37とから構成している。
【0029】段付ねじ40は、絶縁取付具の取付孔36
の径より大きい頭部41と、絶縁取付具の取付孔に挿入
される段付部42と、当該段付部の先端に形成されナッ
トが螺着されるねじ部43とから構成している。
【0030】さらに、前記ケース本体の底面部22の中
心線上の両端には、絶縁取付具の取付凹部37が嵌め込
まれる絶縁取付具用取付孔27,27が一対設けられ、
当該一対の取付孔27,27に対向して、放電灯点灯装
置30が取付けられる器具本体18には段付ねじ用取付
孔28,28が一対設けられている。
【0031】本発明に係る放電灯点灯装置30を放電灯
器具に取付ける方法を説明する。
【0032】最初に、絶縁取付具35をケース体15に
形成した一対の絶縁取付具用取付孔27,27にそれぞ
れ嵌め込む。
【0033】それから、従来技術と同様に、トランジス
タQ1,Q2などが搭載された基板16をケース本体1
5aに取付ける。さらに、器具本体18の上部から段付
ねじ40を当該器具本体の天面部に穿設した段付ねじ用
取付孔28に挿入するとともに、ケース本体に嵌込み取
付けた絶縁取付具の取付孔36に挿入する。
【0034】最後に、段付ねじのねじ部43にナット4
5を螺着して、器具本体18と絶縁して放電灯点灯装置
30を当該器具本体から吊下げ取付ける。
【0035】次に上記実施の形態に係る放電灯器具の作
用を説明する。
【0036】放電灯点灯装置に搭載されたトランジスタ
Q1,Q2は、高周波発振する際、スイッチングノイズ
を放出するとともに、導電部材間に浮遊容量CS1,C
S2,CS3および接続インピーダンスRS2,RS3
が発生する。
【0037】しかし、放電灯点灯装置は、器具本体と絶
縁して取付けられていることから、浮遊容量CS3およ
び接続インピーダンスRS3は大幅に低減され、放電灯
器具に接続された電源線1,2に伝達されるノイズは低
減する。
【0038】その結果、放電灯器具の電源線1,2に接
続されている他の機器、例えば、コンピュータ(図示せ
ず)が誤動作する恐れはない。
【0039】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、放
電灯点灯装置は、絶縁部材としての絶縁取付具を介して
放電灯器具と絶縁して取付けられていることから、浮遊
容量CS3及び接続インピーダンスRS3が大幅に低減
されることから、放電灯器具の電源線に伝達されるノイ
ズは低減する。
【0040】前記ノイズが低減することから、当該電源
線と電気的に接続されている他の機器、例えば、コンピ
ュータが誤動作する恐れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る放電灯器具への
放電灯点灯装置の取付構造を示すもので、(A)は側面
断面図。(B)は取付構造拡大図。
【図2】一般的な放電灯器具の構造を示す斜視図。
【図3】一般的な放電灯器具の概念構造を示す平面図。
【図4】従来技術に係る放電灯器具の回路を示す回路
図。
【図5】従来技術に係る放電灯器具への放電灯点灯装置
の取付構造を示す側面断面図。
【符号の説明】
30…放電灯点灯装置, 35…絶縁取付具(絶縁部材), e…商用電源, Q1…スイッチング素子, Q2…スイッチング素子, FL…放電ランプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西家 充彦 静岡県三島市南町6番78号 株式会社テッ ク三島事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチング素子を用いて商用電源を高周
    波に変換し、当該高周波を放電ランプに供給する放電灯
    点灯装置を具備した放電灯器具において、 前記放電灯点灯装置は、 絶縁部材を介して前記放電灯器具に絶縁して取り付けた
    ことを特徴とする放電灯器具。
JP1036998A 1998-01-22 1998-01-22 放電灯器具 Pending JPH11213737A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1036998A JPH11213737A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 放電灯器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1036998A JPH11213737A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 放電灯器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11213737A true JPH11213737A (ja) 1999-08-06

Family

ID=11748253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1036998A Pending JPH11213737A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 放電灯器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11213737A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6407447B1 (en) 1999-04-07 2002-06-18 Nec Corporation Tape carrier package
JP2008091817A (ja) * 2006-10-05 2008-04-17 Mitsubishi Electric Corp 電子装置及び照明器具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6407447B1 (en) 1999-04-07 2002-06-18 Nec Corporation Tape carrier package
JP2008091817A (ja) * 2006-10-05 2008-04-17 Mitsubishi Electric Corp 電子装置及び照明器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080169768A1 (en) Electronic ballast with PCB edge mounted output transformer/inductor
JPH11213737A (ja) 放電灯器具
US20140368125A1 (en) Lighting panel with distributed capacitance
JPS6326484B2 (ja)
KR100542566B1 (ko) 전기/전자 제품용 인버터 파워 모듈
JP2003069167A (ja) 発光ダイオード照明装置用基板
JP4180742B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP2006179307A (ja) 点灯装置及びこれを含む照明器具
JPH0676975A (ja) 高周波点灯装置及び照明器具
JPH1075079A (ja) 点灯装置
JP2009295311A (ja) 負荷制御装置および電気機器
JPH1074416A (ja) 放電灯点灯装置
JPH0917655A (ja) 電磁機器
JP3690205B2 (ja) 電源装置
JP2708748B2 (ja) 照明器具構造
JPH04167376A (ja) 回路装置
JPH056533U (ja) 高周波点灯照明器具
JPS608433Y2 (ja) フォトカプラを備えた回路
JPH0521774Y2 (ja)
JPH02106897A (ja) 蛍光灯点灯ユニット
JPH0731559Y2 (ja) ノイズ対策部品の取付け構造
JPS62225173A (ja) 直流ブレ−キ用整流回路
JPH09266679A (ja) 電源装置
JPH0533687U (ja) インバータ装置
JPH03225795A (ja) 放電ランプ点灯装置