JPH1121313A - 両性共重合体及びその製造方法 - Google Patents

両性共重合体及びその製造方法

Info

Publication number
JPH1121313A
JPH1121313A JP18901597A JP18901597A JPH1121313A JP H1121313 A JPH1121313 A JP H1121313A JP 18901597 A JP18901597 A JP 18901597A JP 18901597 A JP18901597 A JP 18901597A JP H1121313 A JPH1121313 A JP H1121313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monomer
general formula
group
following general
meth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18901597A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuko Toki
育子 土岐
Kiyoshi Morohara
潔 諸原
Yukihiro Dannoue
幸弘 段ノ上
Masanori Isoda
昌紀 磯田
Toru Yoshii
徹 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP18901597A priority Critical patent/JPH1121313A/ja
Publication of JPH1121313A publication Critical patent/JPH1121313A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 界面活性作用にすぐれた両性共重合体を提供
する。 【解決手段】 (i)(メタ)アクリル酸ジアルキルア
ミノアルキルエステル及び/又は(メタ)アクリル酸ジ
アルキルアミノアルキルアミドからなる単量体Aと、
(ii)(メタ)アクリル酸エステルからなる単量体B
と、(iii)水溶性不飽和化合物からなる単量体Cとか
らなり、単量体Aと単量体Bとの重量比が30/70〜
90/10の範囲にあり、単量体Cの含有量が0〜10
重量%である単量体混合物をランダム基重合させた共重
合体において、該共重合体に含まれる窒素原子の5〜1
00モル%を、下記一般式(4) 【化4】 (式中、R6は炭素数7〜23の直鎖状もしくは分岐鎖
状アルキレン基又はアルケニレン基を示し、Mは塩形成
性陽イオンを示す)で表されるカチオン化窒素原子に変
換したことを特徴とする両性共重合体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰イオン基と陽イ
オン基の両方を有する両性共重合体及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カルボキシベタイン構造を有する
共重合体は知られており、例えば、特公平6−4760
8号公報によれば、アミン又はアミド基を有する共重合
体にハロゲン化酢酸又はハロゲン化プロピオン酸を反応
させて、その窒素原子をカチオン化窒素原子に変換させ
る方法が示されている。しかしながら、このようにして
得られる両性共重合体は、水溶性を有するものの、格別
の界面活性作用を有するものではなく、整髪用組成物に
おける樹脂成分として利用されている程度である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、界面活性作
用にすぐれた両性共重合体及びその製造方法を提供する
ことをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、(i)下記一般式
(1)
【化1】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
ルエステル及び/又は下記一般式(2)
【化2】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
ルアミドからなる単量体Aと、(ii)下記一般式(3)
【化3】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R5は炭素数1
〜24の脂肪族基又は芳香族基を示す)で表される(メ
タ)アクリル酸エステルからなる単量体Bと、(iii)
水溶性不飽和化合物からなる単量体Cとからなり、単量
体Aと単量体Bとの重量比が30/70〜90/10の
範囲にあり、単量体Cの含有量が0〜10重量%である
単量体混合物をランダム共重合させた共重合体におい
て、該共重合体に含まれる窒素原子の5〜100モル%
を、下記一般式(4)
【化4】 (式中、R6は炭素数7〜23の直鎖状もしくは分岐状
アルキレン基又はアルケニレン基を示し、Mは塩形成性
陽イオンを示す)で表されるカチオン化窒素原子に変換
したことを特徴とする両性共重合体が提供される。ま
た、本発明によれば(i)下記一般式(1)
【化1】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
ルエステル及び/又は下記一般式(2)
【化2】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
ルアミドからなる単量体Aと、(ii)下記一般式(3)
【化3】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R5は炭素数1
〜24の脂肪族基又は芳香族基を示す)で表される(メ
タ)アクリル酸エステルからなる単量体Bと、(iii)
水溶性不飽和化合物からなる単量体Cとからなり、単量
体Aと単量体Bとの重量比が30/70〜90/10の
範囲にあり、単量体Cの含有量が0〜10重量%である
単量体混合物をランダム共重合させた共重合体におい
て、該共重合体に含まれる窒素原子の5〜100モル%
を、下記一般式(4)
【化4】 (式中、R6は炭素数7〜23の直鎖状もしくは分岐鎖
状アルキレン基又はアルケニレン基を示し、Mは塩形成
性陽イオンを示す)で表されるカチオン化窒素原子と下
記一般式(5)
【化5】 (式中、R7は炭素1〜6のアルキレン基を示し、Mは
塩形成性陽イオンを示す)で表されるカチオン化窒素原
子に変化させたものであって、前記一般式(4)で表さ
れるカチオン化窒素原子と前記一般式(5)で表される
カチオン化窒素原子の合計量に対する前記一般式(4)
で表されるカチオン化窒素原子の割合が少なくとも5モ
ル%であることを特徴とする両性共重合体が提供され
る。さらに、本発明によれば、(i)下記一般式(1)
【化1】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
ルエステル及び/又は下記一般式(2)
【化2】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
ルアミドからなる単量体Aと、(ii)下記一般式(3)
【化3】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R5は炭素数1
〜24の脂肪族基又は芳香族基を示す)で表される(メ
タ)アクリル酸エステルからなる単量体Bと、(iii)水
溶性不飽和化合物からなる単量体Cとからなり、単量体
Aと単量体Bとの重量比が30/70〜90/10の範
囲にあり、単量体Cの含有量が0〜10重量%である単
量体混合物をラジカル重合開始剤の存在下でランダム共
重合させた後、得られた共重合体に下記一般式(6)
【化6】 (式中、R6は炭素数7〜23の直鎖状もしくは分岐鎖
状アルキレン基又はアルケニレン基を示し、Mは塩形成
性陽イオンを示し、Xはハロゲン原子を示す)で表され
るハロゲン化脂肪酸塩を反応させて、前記共重合体に含
まれる窒素原子の5〜100モル%を、下記一般式
(4)
【化4】 (式中、R6及びMは前記と同じ意味を有する)で表さ
れるカチオン化窒素原子に変換することを特徴とする両
性共重合体の製造方法が提供される。さらにまた、本発
明によれば、(i)下記一般式(1)
【化1】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
ルエステル及び/又は下記一般式(2)
【化2】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
ルアミドからなる単量体Aと、(ii)下記一般式(3)
【化3】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R5は炭素数1
〜24の脂肪族基又は芳香族基を示す)で表される(メ
タ)アクリル酸エステルからなる単量体Bと、(iii)水
溶性不飽和化合物からなる単量体Cとからなり、単量体
Aと単量体Bとの重量比が30/70〜90/10の範
囲にあり、単量体Cの含有量が0〜10重量%である単
量体混合物をラジカル重合開始剤の存在下でランダム共
重合させた後、得られた共重合体に、下記一般式(6)
【化6】 (式中、R6は炭素数7〜23の直鎖状もしくは分岐鎖
状アルキレン基又はアルケニレン基を示し、Mは塩形成
性陽イオンを示す)で表されるハロゲン化脂肪酸塩と、
下記一般式(7)
【化7】 (式中、R7は炭素数1〜6のアルキル基を示し、Mは
塩形成性陽イオンを示す)で表されるハロゲン化脂肪酸
塩とを反応させて、前記共重合体に含まれる窒素原子の
5〜100モル%を、下記一般式(4)
【化4】 (式中、R6及びMは前記と同じ意味を有する)で表さ
れるカチオン化窒素原子と下記一般式(5)
【化5】 (式中、R7及びMは前記と同じ意味を有する)で表さ
れるカチオン化窒素原子に変換させることからなり、前
記一般式(4)で表されるカチオン化窒素原子と前記一
般式(5)で表されるカチオン化窒素原子の合計量に対
する前記一般式(4)で表されるカチオン化窒素原子の
割合が少なくとも5モル%であることを特徴とする両性
共重合体の製造方法が提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で用いる単量体Aは、前記
一般式(1)で表される(メタ)アクリル酸ジアルキル
アミノアルキルエステル及び/又は前記一般式(2)で
表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキル
アミドである。前記一般式(1)及び(2)において、
2は低級アルキレン基であるが、その炭素数は1〜
6、好ましくは1〜4である。またR3及びR4は、低級
アルキル基であるが、その炭素数は1〜6、好ましくは
1〜3である。本発明においては、R2がメチル、エチ
ル、プロピル及びブチルの中から選ばれ、R3及びR4
メチル、エチル及びプロピルの中から選ばれるものが好
ましい。
【0006】本発明で用いる単量体Bは、前記一般式
(3)で表される(メタ)アクリル酸エステルである。
前記一般式(3)において、R5は脂肪族基又は芳香族
基である。脂肪族基には、炭素数1〜24、好ましくは
2〜18のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル
基及びアルケニル基が包含される。好ましくは炭素数4
〜18のアルキル基やシクロヘキシル基が用いられる。
芳香族基には、アリール基及びアリールアルキル基が包
含される。アリール基としてはフェニル、トリル、キシ
リル、ナフチル等が挙げられる。アリールアルキルとし
ては、ベンジル、フェネチル、ナフチルメチル等が挙げ
られる。このような(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ルの具体例としては、(メタ)アクリル酸シクロヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)
アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メ
タ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリ
ル等が挙げられる。これらの(メタ)アクリル酸エステ
ルは、単独又は2種以上の混合物の形で用いられる。
【0007】本発明で用いる単量体Cは、水溶性不飽和
化合物であるが、このようなものとしては、従来公知の
もの、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン
酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸及びオキシエチレ
ン鎖を有する水溶性ビニルモノマーが好ましく用いられ
る。オキシエチレン鎖を有する水溶性ビニルモノマーと
しては、平均エチレンオキサイド付加モル数Pが1〜5
0のポリエチレンオキシドあるいはアルコキシポリエチ
レンオキシドと(メタ)アクリル酸とのエステルがあげ
られるが、中でもメトキシポリエチレンオキシドと(メ
タ)アクリル酸とのエステルが好ましく、特に平均エチ
レンオキシド付加モル数Pが2〜30のメトキシポリエ
チレンオキシドと(メタ)アクリル酸とのエステルが好
ましい。
【0008】本発明でカチオン化窒素原子を得るために
用いる反応剤は、前記一般式(6)又は一般式(7)で
表されるハロゲン化脂肪酸塩である。塩形成性陽イオン
Mには、無機塩基や有機塩基由来の陽イオンが包含され
る。前記一般式(6)において、R6は炭素数7〜2
3、好ましくは7〜19の直鎖状もしくは分岐鎖状アル
キル基又はアルケニル基である。Xはハロゲンである
が、このXには塩素や臭素、ヨウ素が包含される。前記
一般式(7)において、R7は炭素数1〜7、好ましく
は1〜3のアルキル基である。
【0009】本発明の両性共重合体を製造するには、先
ず、前記単量体A、B及びCからなる単量体混合物を作
る。この単量体混合物において、単量体Aと単量体Bと
の重量比〔A〕/〔B〕は30/70〜90/10、好
ましくは40/60〜70/30である。単量体Cは、
全単量体混合物に対して0〜10重量%好ましくは2〜
8重量%である。前記単量体混合物において、単量体A
と単量体Bとの重量比〔A〕/〔B〕が前記範囲よりも
小さいと、得られる共重合体に水溶性を付与することが
困難になり、一方、前記範囲より大きくなると、最終的
に得られる製品が界面活性剤として不適当のものとな
る。単量体Cは、得られる共重合体の水溶性を確保する
ために必要に応じて用いられるもので、その使用割合
は、全単量体混合物に対して、0〜10重量%好ましく
は2〜8重量%である。前記単量体混合物は、ラジカル
重合開始剤の存在下において、ランダム共重合される。
この場合の重合は、溶液重合法によって好ましく実施さ
れるが、他の重合法によって実施することもできる。溶
液重合法により実施する場合には、重合溶媒としては、
メタノール、エタノール、2−プロパノール等の低級ア
ルコール、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン等
が挙げられる。本発明では、これらの重合溶媒は単独又
は2種以上の混合物の形で用いられ、さらに、水との混
合物の形で用いられる。水を含む重合溶媒を用いる場合
には、その水の量は10〜50重量%、好ましくは20
〜35重量%である。
【0010】重合開始剤としては、従来公知の各種のも
のを使用することができる。このようなものとしては、
例えば、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,
2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、2,
2’−アゾビス(2,4ジメチルバレロニトリル)、
2,2’アゾビス(2−アミジノプロパン)2塩酸塩、
2,2’−アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチル
アミジン)、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過
酸化水素水等があげられ、アゾ化合物が好ましい。その
使用量は、単量体混合物に対して0.02〜5重量%で
ある。重合温度は、用いる重合溶媒等により異なるが、
一般的には、40〜90℃であり、重合時間は3〜8時
間である。本発明においては、前記重合反応終了後に、
前記一般式(6)で表されるハロゲン化脂肪酸塩を加え
て反応させるか又は前記一般式(6)で表されるハロゲ
ン化脂肪酸塩と前記一般式(7)で表されるハロゲン化
脂肪酸塩を混合物として反応させる。この反応により、
共重合体中に含まれる窒素原子はカチオン化され、同時
にカルボキシル基が導入され、両性の共重合体が得られ
る。
【0011】前記一般式(6)で表されるハロゲン化脂
肪酸塩のみを用いる場合、その使用割合は、共重合体に
含まれる窒素原子の5〜100モル%、好ましくは10
〜85モル%、より好ましくは15〜85モル%であ
る。また、最終的に得られる両性共重合体に対するカチ
オン化窒素の割合が、窒素原子(N)としての重量比
で、0.1〜10%、好ましくは0.2〜8%の範囲に
なるように選定するのがよい。前記一般式(6)におい
て、それに含まれるアルキル基(前記一般式(6)にお
けるR6)の炭素数を7〜24、好ましくは7〜19の
範囲に規定することが重要である。R6の炭素数が前記
範囲より少ないハロゲン化脂肪酸を用いるときには、得
られる両性共重合体の他の活性剤との混和性や乾燥した
界面活性剤複合体の低温溶解性等の特性が損われるので
好ましくない。一方、R6の炭素数が前記範囲より大き
くなると、得られる両性共重合体の水溶性が損われるよ
うになるので好ましくない。
【0012】前記一般式(6)で表されるハロゲン化脂
肪酸塩Xと、前記一般式(7)で表されるハロゲン化脂
肪酸塩Yを用いる場合、その一般式(6)のハロゲン化
脂肪酸塩Xの使用割合は、両者のハロゲン化脂肪酸塩の
合計モル数に対する割合([X]/([X]+[Y])
×100%)で、少なくとも5モル%、好ましくは10
〜90モル%、より好ましくは20〜80モル%であ
る。この割合が5モル%未満であると、得られる両性共
重合体に対して低分子量界面活性剤を複合化して得られ
る固形界面活性剤の低温水溶性が損なわれるので好まし
くない。前記一般式(6)のハロゲン化脂肪酸塩と一般
式(7)のハロゲン化脂肪酸塩の合計使用割合は、共重
合体に含まれる窒素原子の5〜100モル%、好ましく
は10〜85モル%、より好ましくは15〜85モル%
である。また、最終的に得られる両性共重合体に対する
全カチオン化窒素の割合が、窒素原子(N)としての重
量比で、0.1〜10%、好ましくは0.2〜8%にな
るように選定するのがよい。さらに、前記一般式(6)
のハロゲン化脂肪酸塩の使用割合が、窒素原子(N)と
しての重量比で、両性共重合体に対して少なくとも0.
005%になるように選定するのがよい。
【0013】本発明においては、前記したように、共重
合体中に含まれる全窒素原子のうちの少なくとも5モル
%をカチオン化窒素原子に変換させるが、共重合体中の
カチオン化窒素原子の割合が前記範囲より少ないと、得
られる両性共重合体の低温溶解性が低下するので好まし
くない。
【0014】前記共重合体とハロゲン化脂肪酸塩との反
応は、50〜90℃、好ましくは60〜80℃の温度で
実施される。また、反応剤として用いるハロゲン化脂肪
酸塩は、単独又は2種以上の混合物の形で用いられる。
前記反応において、ハロゲン化脂肪酸塩としてアルカリ
金属塩を用いる場合、その反応の進行に伴い、ハロゲン
化アルカリ等の無機塩(具体的には、例えば塩化カリウ
ム、塩化ナトリウム等)が析出してくるが、必要に応じ
てこの副生無機塩を、遠心分離、濾過その他の固液分離
に利用しうる任意の手段によって分離する。さらに必要
に応じて、イオン交換樹脂で処理することにより、残存
する無機塩を除去する。
【0015】前記共重合体に対してハロゲン化脂肪酸塩
を反応させる場合、ハロゲン化脂肪酸塩は反応系におい
て形成することができる。この場合には、ハロゲン化脂
肪酸を加えた後、塩基性物質を加える。この場合の塩基
性物質には、無機塩基及び有機塩基が包含される。無機
塩基としては、アンモニア、水酸化リチウム、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム等が挙げられる。有機塩基と
しては、モノー、ジー又はトリーエタノールアミン、モ
ノー、ジー又はトリープロパノールアミン、2−アミノ
−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メ
チル−1,3−プロパンジオール、シクロヘキシルアミ
ン等の脂肪族アミン、ベンジルアミン、フェネチルアミ
ン等の芳香族アミン、モルホリン等の環状アミン等が挙
げられる。
【0016】前記した共重合体とハロゲン化脂肪酸塩と
の反応により、その共重合体に含まれる窒素原子の少な
くとも5モル%が前記一般式(4)のカチオン化窒素原
子に変換された又は前記一般式(4)と一般式(5)の
カチオン化窒素原子に変換された両性共重合体を得るこ
とができる。このようにして得られる両性共重合体にお
いて、そのカチオン化窒素原子の含有割合が、窒素原子
(N)としての重量比で、両性共重合体に対して、0.
1〜10重量%、好ましくは0.2〜8重量%である。
また、前記一般式(4)で表されるカチオン化窒素の含
有割合は、両性共重合体に対して、窒素原子としての重
量比で、少なくとも0.005重量%、好ましくは0.
01重量%以上である。両性共重合体中のカチオン化窒
素原子の割合は、共重合体中の単量体Aの割合や、共重
合体に対するハロゲン化脂肪酸塩の反応割合によって調
節することができる。
【0017】前記のようにして、両性化された共重合体
を溶液として得ることができる。このような溶液はその
まま使用することができるが、場合によっては、溶媒を
除去した固形物状で用いることができる。本発明の両性
共重合体は、重量平均分子量で、少なくとも1,000
のの平均分子量を有し、好ましくは5,000〜100
0,000の平均分子量を有する。
【0018】
【実施例】次に本発明を実施例により詳細に説明する。 実施例1 冷却還流管、滴下ロート、温度計、窒素導入管及び撹拌
装置をとりつけたセパラブルフラスコに、メタクリル酸
ジメチルアミノエチル48g、シクロヘキシルメタクリ
レート52g、エタノール200g、アゾビスイソブチ
ロニトリル0.3gからなる反応混合物を加え、窒素を
吹き込みながら80度で4時間重合を行った。次に、得
られた重合反応溶液に、エタノール100gに68gの
2−ブロモオクタン酸を溶解した溶液を加え、十分に撹
拌した後、エタノール200gにKOH17gを溶解し
た溶液を滴下ロートにて滴下し、さらに窒素気流下にて
5時間、80度にて両性化反応を行った。反応後、室温
まで冷却静置した溶液を濾過して沈殿物を除去し、減圧
乾燥にて溶媒を除き、固液状の共重合体[I]を120
g得た。この両性共重合体[I]の重量平均分子量は1
2万であった。また、この両性共重合体において、その
オクタン酸の結合割合は、共重合体に含まれる全窒素原
子に対するモル比で、100モル%であった。
【0019】実施例2 実施例1において、水溶性単量体としてアクリル酸5g
を反応混合物に追加した以外は同様にして実験を行っ
て、両性共重合体[II]を133g得た。この両性共重
合体[II]の重量平均分子量は14万であった。また、
この両性共重合体において、そのオクタン酸の結合割合
は、共重合体に含まれる全窒素原子に対するモル比で、
100モル%であった。
【0020】実施例3 実施例1において、メタクリル酸ジメチルアミノエチル
30g、アクリル酸メチル70g、アゾビスイソブチロ
ニトリル0.5g及びエタノール200gからなる反応
混合物を用いた以外は同様にして重合反応を行った。次
に、得られた重合反応溶液に、2−ブロモヘキサデカン
酸32gと2−ブロモオクタン酸21gをエタノール1
00gに溶解した溶液と、KOH11gをエタノール1
00gに溶かした溶液とを滴下し、滴下終了後、窒素気
流下で80℃で5時間反応を行った。反応後、反応溶液
を室温まで冷却後、濾過して沈殿物を除き、減圧乾燥に
より溶媒を除いて、固体状の両性共重合体[III]を1
21g得た。この両性共重合体[III]の重量平均分子
量は13万であった。また、この両性共重合体におい
て、そのオクタン酸とヘキサデカン酸の合計結合割合
は、共重合体に含まれる全窒素原子に対するモル比で、
100モル%であった。
【0021】実施例4 実施例1において、水溶性単量体としてアクリル酸3g
を反応混合物に追加した以外は同様にして実験を行っ
て、両性共重合体[IV]を115g得た。この両性共
重合体[IV]の重量平均分子量は13万であった。ま
た、この両性共重合体において、そのオクタン酸の結合
割合は、共重合体に含まれる全窒素原子に対するモル比
で、100モル%であった。
【0022】比較例1 実施例1において、2−ブロモオクタン酸の代わりにモ
ノクロロ酢酸29gを用いた以外は同様にして実験を行
い、両性共重合体[C−1]を100g得た。この両性
共重合体[C−1]の重量平均分子量は11万であっ
た。また、この両性共重合体において、その酢酸の結合
割合は、共重合体に含まれる全窒素原子に対するモル比
で、100モル%であった。
【0023】応用例1 両性共重合体を5重量%の濃度で含む水溶液25gと、
低分子量界面活性剤を5重量%の濃度で含む水溶液75
gとを混合して均一溶液とし、これを10cm×10c
mの型枠内に流し込み、105℃の熱風乾燥機で6時間
乾燥して、両性共重合体に低分子量界面活性剤を複合化
した固体状の試験シートを得た。次に、この試験シート
0.1gを25℃又は5℃のイオン交換水100ml中
に撹拌下で投入し、投入後3分での試験シートの状態を
目視で観察し、以下の基準で評価した。その結果を表1
に示す。 ○:試験シートが消滅し、均一透明溶液となる △:試験シートは消滅するが、溶液が白濁する ×:試験シートがそのまま残存する 表1に示した複合化界面活性剤[A]及び[B]の具体
的内容は以下の通りである。 (1)界面活性剤[A] 2−スルホ脂肪酸メチルエステルナトリウム塩(アニオ
ン性界面活性剤)。この場合の脂肪酸は、C10〜C18
混合脂肪酸からなる。 (2)界面活性剤[B] トリメチルステアリルアンモニウム・クロライド(カチ
オン性界面活性剤)
【0024】
【表1】
【0025】実施例5 実施例1において、反応混合物として、メタクリル酸ジ
エチルアミノエチル90g、ステアリルアクリレート1
0g、アゾビスイソブチロニトリル0.25g、エタノ
ール200gからなる混合物を用いた以外は同様にして
重合を行って、重合溶液を得た。次に、この重合溶液に
対して、2−ブロモウンデカン酸とモノクロロ酢酸との
混合物(両者の合計モル数:0.49モル)をエタノー
ル100gに溶かした溶液と、KOH27gをエタノー
ル200gに溶かした溶液を滴下し、滴下終了後、窒素
気流下で80℃で5時間反応させた。得られた反応生成
物を実施例1と同様に処理して、両性共重合体を得た。
この両性共重合体において、それに含まれる窒素原子の
100モル%がカチオン化窒素原子に変換された。次
に、この両性共重合体を用いた以外は前記応用例1と同
様にして実験を行った。その結果を表2に示す。なお、
表2に示したC(11)/C(2)は、2−ブロモウン
デカン酸とモノクロロ酢酸とのモル比を示す。
【0026】
【表2】
【0027】表2に示された結果から、低分子量界面活
性剤を複合化させる基剤となる両性共重合体は、それに
含まれる窒素原子のうちの少なくとも5モル%を(共重
合体に対するNとしての重量比:0.005%)を前記
一般式(4)で表されるカチオン化窒素原子に変換させ
ることにより、すぐれた複合化機能を有することがわか
る。
【0028】
【発明の効果】本発明の両性共重合体は、良好な水溶性
を有し、高分子量界面活性剤として有利に用いることが
できる。本発明の両性共重合体に、従来の低分子量界面
活性剤を複合化した粉末状、チップ状、フレーク状等の
固形物は、低温においてもすぐれた水溶性を有し、固体
状界面活性剤として用いることができる。本発明の両性
共重合体に、低分子量のカチオン界面活性剤、香料、色
素、その他の補助成分を均一に混入させて形成したチッ
プ状、シート状、ステック状製品は、固形状界面活性剤
や柔軟剤として用いることができる。さらに、本発明の
両性共重合体は、従来の低分子量界面活性剤組成物にお
いて、その低分子量界面活性剤の一部として使用するこ
とができる。このような組成物は、高分子量界面活性剤
が低分子量界面活性剤よりも安全性の高いものであるこ
とから、その安全性の向上したものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 両性共重合体及びその製造方法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯田 昌紀 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 吉井 徹 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
    キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
    で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
    ルエステル及び/又は下記一般式(2) 【化2】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
    キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
    で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
    ルアミドからなる単量体Aと、(ii)下記一般式(3) 【化3】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R5は炭素数1
    〜24の脂肪族基又は芳香族基を示す)で表される(メ
    タ)アクリル酸エステルからなる単量体Bと、(iii)
    水溶性不飽和化合物からなる単量体Cとからなり、単量
    体Aと単量体Bとの重量比が30/70〜90/10の
    範囲にあり、単量体Cの含有量が0〜10重量%である
    単量体混合物をランダム共重合させた共重合体におい
    て、該共重合体に含まれる窒素原子の5〜100モル%
    を、下記一般式(4) 【化4】 (式中、R6は炭素数7〜23の直鎖状もしくは分岐鎖
    状アルキレン基又はアルケニレン基を示し、Mは塩形成
    性陽イオンを示す)で表されるカチオン化窒素原子に変
    換したことを特徴とする両性共重合体。
  2. 【請求項2】 (i)下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
    キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
    で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
    ルエステル及び/又は下記一般式(2) 【化2】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
    キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
    で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
    ルアミドからなる単量体Aと、(ii)下記一般式(3) 【化3】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R5は炭素数1
    〜24の脂肪族基又は芳香族基を示す)で表される(メ
    タ)アクリル酸エステルからなる単量体Bと、(iii)水
    溶性不飽和化合物からなる単量体Cとからなり、単量体
    Aと単量体Bとの重量比が30/70〜90/10の範
    囲にあり、単量体Cの含有量が0〜10重量%である単
    量体混合物をランダム共重合させた共重合体において、
    該共重合体に含まれる窒素原子の5〜100モル%を、
    下記一般式(4) 【化4】 (式中、R6は炭素数7〜23の直鎖状もしくは分岐鎖
    状アルキレン基又はアルケニレン基を示し、Mは塩形成
    性陽イオンを示す)で表されるカチオン化窒素原子と下
    記一般式(5) 【化5】 (式中、R7は炭素1〜6のアルキレン基を示し、Mは
    塩形成性陽イオンを示す)で表されるカチオン化窒素原
    子に変化させたものであって、前記一般式(4)で表さ
    れるカチオン化窒素原子と前記一般式(5)で表される
    カチオン化窒素原子の合計量に対する前記一般式(4)
    で表されるカチオン化窒素原子の割合が少なくとも5モ
    ル%であることを特徴とする両性共重合体。
  3. 【請求項3】 (i)下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
    キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
    で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
    ルエステル及び/又は下記一般式(2) 【化2】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
    キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
    で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
    ルアミドからなる単量体Aと、(ii)下記一般式(3) 【化3】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R5は炭素数1
    〜24の脂肪族基又は芳香族基を示す)で表される(メ
    タ)アクリル酸エステルからなる単量体Bと、(iii)
    水溶性不飽和化合物からなる単量体Cとからなり、単量
    体Aと単量体Bとの重量比が30/70〜90/10の
    範囲にあり、単量体Cの含有量が0〜10重量%である
    単量体混合物をランダム共重合させた後、得られた共重
    合体に、下記一般式(6) 【化6】 (式中、R6は炭素数7〜23の直鎖もしくは分岐鎖状
    アルキレン基又はアルケニレン基を示し、Mは塩形成性
    陽イオンを示し、Xはハロゲン原子を示す)で表される
    ハロゲン化脂肪酸塩と反応させて、前記共重合体に含ま
    れる窒素原子の5〜100モル%を、下記一般式(4) 【化4】 (式中、R6及びMは前記と同じ意味を有する)で表さ
    れるカチオン化窒素原子に変換することを特徴とする両
    性共重合体の製造方法。
  4. 【請求項4】 (i)下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
    キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
    で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
    ルエステル及び/又は下記一般式(2) 【化2】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R2は低級アル
    キレン基を示し、R3及びR4は低級アルキル基を示す)
    で表される(メタ)アクリル酸ジアルキルアミノアルキ
    ルアミドからなる単量体Aと、(ii)下記一般式(3) 【化3】 (式中、R1は水素又はメチル基を示し、R5は炭素数1
    〜24の脂肪族基又は芳香族基を示す)で表される(メ
    タ)アクリル酸エステルからなる単量体Bと、(iii)
    水溶性不飽和化合物からなる単量体Cとからなり、単量
    体Aと単量体Bとの重量比が30/70〜90/10の
    範囲にあり、単量体Cの含有量が0〜10重量%である
    単量体混合物をラジカル重合開始剤の存在下でランダム
    共重合させた後、得られた共重合体に、下記一般式
    (6) 【化6】 (式中、R6は炭素数7〜23の直鎖状もしくは分岐鎖
    状アルキレン基又はアルケニレン基を示し、Mは塩形成
    性陽イオンを示す)で表されるハロゲン化脂肪酸塩と、
    下記一般式(7) 【化7】 (式中、R7は炭素数1〜6のアルキル基を示し、Mは
    塩形成性陽イオンを示す)で表されるハロゲン化脂肪酸
    塩とを反応させて、前記共重合体に含まれる窒素原子の
    5〜100モル%を、下記一般式(4) 【化4】 (式中、R6及びMは前記と同じ意味を有する)で表さ
    れるカチオン化窒素原子と下記一般式(5) 【化5】 (式中、R7及びMは前記と同じ意味を有する)で表さ
    れるカチオン化窒素原子に変換させることからなり、前
    記一般式(4)で表されるカチオン化窒素原子と前記一
    般式(5)で表されるカチオン化窒素原子の合計量に対
    する前記一般式(4)で表されるカチオン化窒素原子の
    割合が少なくとも5モル%であることを特徴とする両性
    共重合体の製造方法。
JP18901597A 1997-06-30 1997-06-30 両性共重合体及びその製造方法 Pending JPH1121313A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18901597A JPH1121313A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 両性共重合体及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18901597A JPH1121313A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 両性共重合体及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1121313A true JPH1121313A (ja) 1999-01-26

Family

ID=16233883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18901597A Pending JPH1121313A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 両性共重合体及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1121313A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010270261A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Nof Corp カルボキシル基およびアミノ基含有重合体、カラーフィルター用熱硬化性インクジェットインク組成物およびカラーフィルター
JP2016117873A (ja) * 2014-12-23 2016-06-30 ベーイプシロンカー−シェミー ゲーエムベーハーBYK−Chemie GmbH 水溶性顔料親和性基と一緒に分散剤を含む着色料組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010270261A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Nof Corp カルボキシル基およびアミノ基含有重合体、カラーフィルター用熱硬化性インクジェットインク組成物およびカラーフィルター
JP2016117873A (ja) * 2014-12-23 2016-06-30 ベーイプシロンカー−シェミー ゲーエムベーハーBYK−Chemie GmbH 水溶性顔料親和性基と一緒に分散剤を含む着色料組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1065124C (zh) 头发调理和定型组合物
EP0101920B1 (en) Liquid detergent composition
CA1192135A (en) Hair-setting preparation
JPH07504452A (ja) 酸基含有モノエチレン性不飽和モノマーとn−ビニルラクタムとの共重合体の製造方法
US5608021A (en) Cationic polymer thickener and process for preparing the same
CA2356692A1 (en) Hydrophilic ampholytic polymer
CA2356751A1 (en) Branched/block copolymers for treatment of keratinous substrates
AU6756690A (en) Crosslinked or non-crosslinked maleic anhydride-alkyl vinyl ether polymer slurries
JPH08252447A (ja) 水溶性両親媒性高分子電解質からなる乳化剤、これを配合した乳化組成物及び乳化化粧料
GB2127835A (en) Sterically stabilised aqueous polymer dispersions
JPH02283702A (ja) 第4級アンモニウム基を有するポリアクリル酸エステルの製造方法
JPH02196710A (ja) アルファーアミノメチレンホスホネートベタイン類を含有する改良された整髪剤組成物
JPH02219801A (ja) 第4級アンモニウム基を有するポリアクリル酸エステルの製造方法
JPH1121313A (ja) 両性共重合体及びその製造方法
JPS5867706A (ja) モノエチレン性不飽和のモノ−及びジカルボン酸からの共重合物の製法
JP3732557B2 (ja) カルボキシル基含有重合体組成物
JPH0228207A (ja) 新規重合体化合物及びその製造方法及び使用方法
JPS61258804A (ja) コンディショニング効果賦与剤
JPS6375017A (ja) 三元共重合体の製法
JP2001506684A (ja) N−ビニルカルボン酸アミド単位を含有するグラフト基幹を基礎とする両親媒性のグラフトポリマー、その製法及びその使用
JPS62167307A (ja) 整髪用樹脂
JPH057403B2 (ja)
JP3032113B2 (ja) カチオン性増粘剤の製法
JP6981963B2 (ja) ジェル組成物、化粧料、およびジェル組成物の製造方法
JP2001106795A (ja) N−(ポリアリル)アンモニウム塩系の架橋剤