JPH11212658A - 分割電圧発生回路 - Google Patents

分割電圧発生回路

Info

Publication number
JPH11212658A
JPH11212658A JP10025154A JP2515498A JPH11212658A JP H11212658 A JPH11212658 A JP H11212658A JP 10025154 A JP10025154 A JP 10025154A JP 2515498 A JP2515498 A JP 2515498A JP H11212658 A JPH11212658 A JP H11212658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
output
voltage follower
comparator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10025154A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yajima
昭 矢嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
Priority to JP10025154A priority Critical patent/JPH11212658A/ja
Publication of JPH11212658A publication Critical patent/JPH11212658A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 抵抗分割電圧のインピーダンス変換を行うボ
ルテージホロワ回路の駆動能力を必要時のみ補うこと。 【解決手段】 抵抗分割電圧V1’をインピーダンスを
変換して出力電圧V1として出力するボルテージホロワ
回路21の入力側に、電圧V1とV1’を比較してその
差が所定値を越えると出力を「H」にするコンパレータ
回路41を接続し、その出力が「H」になったとき負荷
に吸込用の電流源I9を接続して、ボルテージホロワ回
路21の吸込能力の不足を補う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネル等の負
荷を駆動するために、電源電圧を分割して得た電圧をボ
ルテージホロワ回路でインピーダンス変換して取り出す
分割電圧発生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶駆動用分割電圧発生回路とし
て、図6に示すように、電源電圧VDDを複数の抵抗1
1〜15で分割し、これによって得た電圧V1’〜V
4’をCMOSオペアンプで構成したボルテージオロワ
回路21,22、31,32によってインピーダンス変
換して、負荷変動の影響を極力防止して安定した電圧V
1〜V4を出力するようにしたものがある。
【0003】ボルテージホロワ回路21,22を構成す
るCMOSオペアンプ20は、図4に示すように、差動
増幅回路201と出力回路202から構成されている。
差動増幅回路201は、NMOSトランジスタMN1,
MN2と電流源I1による差動回路にPMOSトランジ
スタMP1,MP2によるカレントミラー構成の能動負
荷を接続して構成されている。また、出力回路202
は、PMOSトランジスタMP3と電流源I2と位相補
償用コンデンサC1により構成されている。
【0004】ボルテージホロワ回路31,32を構成す
るCMOSオペアンプ30は、図5に示すように、差動
増幅回路301と出力回路302から構成されている。
差動増幅回路301は、PMOSトランジスタMP4,
MP5と電流源I3による差動回路にNMOSトランジ
スタMN3,MN4によるカレントミラー構成の能動負
荷を接続して構成されている。また、出力回路302
は、NMOSトランジスタMN5と電流源I4と位相補
償用コンデンサC2により構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ここで
使用しているオペアンプ20は、その出力回路202の
電流源I2によって負荷に供給する最大吸込電流の値が
制限されるので、その吸込電流を越える電流を要求する
負荷が接続されたときに、ボルテージホロワ回路21,
22が正常に動作しなくなる。また、オペアンプ30
は、その出力回路302の電流源I4によって負荷に供
給する最大吐出電流の値が制限されるので、その吐出電
流を越える電流を要求する負荷が接続されたときに、ボ
ルテージホロワ回路31,32が正常に動作しなくな
る。このように、負荷の状態如何によっては所望の分割
電圧をその負荷に供給することができなくなるという問
題があった。
【0006】そこで、電流源I2,I4の電流値を大き
くすれば駆動能力の問題を解決することはできるが、負
荷が液晶のように容量性の場合は、大きな駆動能力が要
求されるのは定常的ではなく、瞬時的な負荷の切り替わ
りのみであるので、無効に消費される電流が増加する点
で問題である。
【0007】また、オペアンプ20,30の出力回路2
02,302をプッシュプル形式の回路で構成して、負
荷に応じて駆動能力を変化させる方法も考えられるが、
これを液晶駆動用として分割電圧を発生するためのボル
テージホロワに用いるには、入力する電圧によって回路
の消費電流が変わってしまう、入力電圧によって負荷駆
動によるその応答波形が異なってくる等の問題があるた
め、液晶駆動用としては不向きであった。
【0008】本発明は以上のような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、負荷の状態に応じて要求され
るときだけ駆動能力を増大させるようにして、上記問題
を解決した分割電圧発生回路を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、電源電圧を分割する電圧分割手段と、
該分割した電圧をインピーダンス変換して出力するボル
テージホロワ回路とを具備する分割電圧発生回路におい
て、前記ボルテージホロワ回路の入出力電圧を比較する
コンパレータ回路と、該コンパレータ回路により前記入
出力電圧の差が所定値を越えることが検出されたとき前
記ボルテージホロワ回路の出力側に接続されて前記ボル
テージホロワ回路の駆動力を補償する補償回路と、を設
けて構成した。第2の発明は、第1の発明において、前
記補償回路が、前記ボルテージホロワ回路の出力回路の
電流源の接続された側に並列接続され、該電流源の電流
不足を補うよう構成した。第3の発明は、第1又は第2
の発明において、前記コンパレータ回路の差動入力部の
対のトランジスタのサイズのバランスを崩してオフセッ
トを設けて構成した。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の分割
電圧発生回路を示す回路図である。図6に示した回路と
同じものには同じ符号を付してその詳しい説明は省略す
る。41,42はコンパレータ回路であって、各々、ボ
ルテージホロワ回路21の入力電圧V1’と出力電圧V
1の差、ボルテージホロワ回路22の入力電圧V3’と
力電圧V3の差を検出する。また、51,52もコンパ
レータ回路であって、各々、ボルテージホロワ回路31
の入力電圧V2’と出力電圧V2の差、ボルテージホロ
ワ回路32の入力電圧V4’と力電圧V4の差を検出す
る。
【0011】コンパレータ回路41,42は、図2に示
すように、差動増幅回路401と出力回路402から構
成されている。差動増幅回路401は、PMOSトラン
ジスタMP6,MP7と電流源I5による差動回路にN
MOSトランジスタMN6,MN7によるカレントミラ
ー構成の能動負荷を接続して構成されている。また、出
力回路402は、NMOSトランジスタMN8と電流源
I6により構成されている。そして、このコンパレータ
回路41,42は、トランジスタMP6,MP7のサイ
ズバランスを意図的に崩してオフセットVf1を設定
し、非反転入力端子の電圧をV+、反転入力端子の電圧
をV-とすると、V+<(V-+Vf1)のとき出力が
「L」レベル、V+≧(V-+Vf1)のとき「H」レベ
ルとなるよう設定されている。
【0012】コンパレータ回路51,52は、図3に示
すように、差動増幅回路501と出力回路502から構
成されている。差動増幅回路501は、NMOSトラン
ジスタMN9,MN10と電流源I7による差動回路に
PMOSトランジスタMP8,MP9によるカレントミ
ラー構成の能動負荷を接続して構成されている。また、
出力回路502は、PMOSトランジスタMP10と電
流源I8により構成されている。そして、このコンパレ
ータ回路51,52は、トランジスタMN9,MN10
のサイズバランスを意図的に崩してオフセットVf2を
設定し、非反転入力端子の電圧をV+、反転入力端子の
電圧をV-とすると、V+>(V-−Vf2)のとき出力
が「H」レベル、V+≦(V-−Vf2)のとき「L」レ
ベルとなるよう設定されている。
【0013】図1に戻って、43,44はコンパレータ
回路41,42の出力側に接続されて、ボルテージホロ
ワ回路21,22の吸い込み能力を補償する吸込補償回
路であり、コンパレータ回路41,42の出力で制御さ
れるNMOSトランジスタMN11と電流源I9から構
成されている。また、53,54はコンパレータ回路5
1,52の出力側に接続されて、ボルテージホロワ回路
31,32の吐き出し能力を補償する吐出補償回路であ
り、コンパレータ回路51,52で制御されるPMOS
トランジスタMP11と電流源I10から構成されてい
る。
【0014】次に動作を説明する。前記したように、ボ
ルテージホロワ回路21,22は吸込能力が吐出能力に
比較して劣り、ボルテージホロワ回路31,32は逆に
吐出能力が吸込能力に比較して劣る。
【0015】まず、ボルテージホロワ回路21,22の
出力端子と電源VDDとの間に、無負荷状態から容量性
負荷61,62が接続された場合、出力電圧V1,V3
は一度電源VDD側に引き寄せられる。
【0016】このとき、V1>V1’、V3>V3’と
なるので、コンパレータ回路41,42の出力が「H」
レベルとなり、吸込補償回路43,44のトランジスタ
MN11がオンして、電流源I9が容量性負荷61,6
2に接続される。このため、ボルテージホロワ回路2
1,22の不足している吸込能力が吸込補償回路43,
44によって補償され、出力電圧V1,V3が入力電圧
V1,V3’と同じ電圧に短時間の内に復帰する。
【0017】このようにして、出力電圧V1,V3が低
下してきて入力電圧V1’、V3’とほぼ同じ{V1<
(V1’+Vf1)、V2<(V2’+Vf1)}にな
ると、コンパレータ回路41,42の出力が「L」レベ
ルに復帰し、吸込補償回路43,44は回路から切り離
され、電流源I9による電流が遮断される。
【0018】一方、ボルテージホロワ回路31,32の
出力端子と電源VSSとの間に、無負荷状態から容量性
負荷71,72が接続された場合、出力電圧V2,V4
は一度電源VSS側に引き寄せられる。
【0019】このとき、V2<V2’、V4<V4’と
なるので、コンパレータ回路51,52の出力が「L」
レベルとなり、吐出補償回路53,54のトランジスタ
MP11がオンして、電流源I10が容量性負荷71,
72に接続される。このため、ボルテージホロワ回路3
1,32の不足している吐出能力が吐出補償回路53,
54によって補償され、出力電圧V2,V4が入力電圧
V2’,V4’と同じ電圧に短時間の内に復帰する。
【0020】このようにして、出力電圧V2,V4が上
昇してきて入力電圧V2、V4’とほぼ同じ{V2>
(V2’−Vf2)、V4>(V4’−Vf2)}にな
ると、コンパレータ回路51,52の出力が「H」レベ
ルに復帰し、吐出補償回路53,54は回路から切り離
され、電流源I10による電流が遮断される。
【0021】なお、コンパレータ回路41,42は、そ
の差動増幅回路401のトランジスタMP6,MP7の
サイズバランスを意図的に崩してオフセットVf1を持
たせ、前記したように例えばコンパレータ41では、V
1<(V1’+Vf1)で出力が「L」レベルとなるよ
うにしているので、ボルテージホロワ回路21,22と
入力側を直接接続しても、互いのオフセットによる誤動
作を回避できる。
【0022】また、コンパレータ回路51,52は、そ
の差動増幅回路501のトランジスタMN9,MN10
のサイズバランスを意図的に崩してオフセットVf2を
持たせ、前記したように例えばコンパレータ51では、
V2>(V2’−Vf2)で出力が「H」レベルとなる
ようにしているので、ボルテージホロワ回路31,32
と入力側を直接接続しても、互いのオフセットによる誤
動作を回避できる。
【0023】
【発明の効果】以上から本発明によれば、負荷の状態に
応じて必要なときだけ駆動能力を補償するので、特に液
晶のような容量性負荷に対して無効な電力消費を伴うこ
となく効果的に分割電圧を発生させることができる。ま
た、コンパレータ回路に意図的なオフセットをもうける
ことにより、被検出電圧のオフセットを外部回路を使用
することなくキャンセルすることができ、集積化に好適
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態の分割電圧発生回路の回路図で
ある。
【図2】 コンパレータ回路の回路図である。
【図3】 コンパレータ回路の回路図である。
【図4】 オペアンプの回路図である。
【図5】 オペアンプの回路図である。
【図6】 従来の分割電圧発生回路の回路図である。
【符号の説明】
11〜14:電圧分割用の抵抗、20:オペアンプ、2
01:差動増幅回路、202:出力回路、21,22:
ボルテージホロワ回路、30:オペアンプ、301:差
動増幅回路、302:出力回路、31,32:ボルテー
ジホロワ回路、41,42:コンパレータ回路、43,
44:吸込補償回路、401:差動増幅回路、402:
出力回路、51,52:コンパレータ回路、53,5
4:吐出補償回路、501:差動増幅回路、502:出
力回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源電圧を分割する電圧分割手段と、該分
    割した電圧をインピーダンス変換して出力するボルテー
    ジホロワ回路とを具備する分割電圧発生回路において、 前記ボルテージホロワ回路の入出力電圧を比較するコン
    パレータ回路と、 該コンパレータ回路により前記入出力電圧の差が所定値
    を越えることが検出されたとき前記ボルテージホロワ回
    路の出力側に接続されて前記ボルテージホロワ回路の駆
    動力を補償する補償回路と、 を設けたことを特徴とする分割電圧発生回路。
  2. 【請求項2】前記補償回路が、前記ボルテージホロワ回
    路の出力回路の電流源の接続された側に並列接続され、
    該電流源の電流不足を補うことを特徴とする請求項1に
    記載の分割電圧発生回路。
  3. 【請求項3】前記コンパレータ回路の差動入力部の対の
    トランジスタのサイズバランスを崩してオフセットを設
    けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の分割電圧
    発生回路。
JP10025154A 1998-01-23 1998-01-23 分割電圧発生回路 Pending JPH11212658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10025154A JPH11212658A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 分割電圧発生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10025154A JPH11212658A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 分割電圧発生回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11212658A true JPH11212658A (ja) 1999-08-06

Family

ID=12158112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10025154A Pending JPH11212658A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 分割電圧発生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11212658A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100530557B1 (ko) * 2001-09-12 2005-11-23 샤프 가부시키가이샤 전원 장치 및 그것을 포함한 표시 장치
JP2006350754A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Sony Corp 基準電圧供給回路および電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100530557B1 (ko) * 2001-09-12 2005-11-23 샤프 가부시키가이샤 전원 장치 및 그것을 포함한 표시 장치
JP2006350754A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Sony Corp 基準電圧供給回路および電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1104108B1 (en) Current detector circuits
EP0346011B1 (en) Amplifiers
KR950007836B1 (ko) 시모스 파워 증폭기
KR100508641B1 (ko) 차동 증폭 회로
KR890004970B1 (ko) 개선된 부하 구동특성을 갖는 반도체 직접회로
TWI405404B (zh) 運算放大器
JP3425466B2 (ja) Cmos増幅器及びその動作方法
US6847249B1 (en) Highest available voltage selector circuit
JP4865804B2 (ja) 大信号出力ブースト段を備えた小信号増幅器
TW201012054A (en) Rail-to-rail operational amplifier capable of reducing current consumption
WO1997030512A1 (en) High swing, low power general purpose operational ampliflier
WO1997030512A9 (en) High swing, low power general purpose operational ampliflier
CN112346508A (zh) 线性稳压器及电子设备
JPH11212658A (ja) 分割電圧発生回路
US6987420B2 (en) Operational amplifier with self control circuit for realizing high slew rate throughout full operating range
CN101674057A (zh) 可降低耗电量的轨对轨运算放大器
EP2153520A1 (en) Buffer driver
EP3244533A1 (en) Input feed-forward technique for class ab amplifier
JPH01280911A (ja) 演算増幅回路
JP2005174208A (ja) 定電圧電源装置
JP2003234619A (ja) 折り返し型ミキサ回路
JPH11234061A (ja) 基準電圧発生回路
JPH10190373A (ja) 増幅回路
JPH0570328B2 (ja)
JPS63207209A (ja) 演算増幅器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060314