JPH11210885A - 積層構造ガスケット - Google Patents
積層構造ガスケットInfo
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- JPH11210885A JPH11210885A JP825798A JP825798A JPH11210885A JP H11210885 A JPH11210885 A JP H11210885A JP 825798 A JP825798 A JP 825798A JP 825798 A JP825798 A JP 825798A JP H11210885 A JPH11210885 A JP H11210885A
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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- F02M53/04—Injectors with heating, cooling, or thermally-insulating means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
- F02M61/14—Arrangements of injectors with respect to engines; Mounting of injectors
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02M2200/00—Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
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- F02M2200/858—Mounting of fuel injection apparatus sealing arrangements between injector and engine
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- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料噴射装置を所定範囲の荷重で取り付ける
ことができ、燃焼室からの当該装置への熱伝達を軽減で
きる積層構造ガスケットを提供する。 【解決手段】 ガスケット1は、薄板6〜8が積層され
てなるガスケット本体5と、このガスケット本体5を包
囲する保持部材9とを備えるもので、これら薄板6〜8
のうち中央に位置する平板の薄板7について対称に、圧
縮変形可能なU字型又はV字型断面を備えた薄板6及び
8を配するとともに、かかる断面の凸部6a及び8aが
保持部材9側に配され、保持部材9と薄板6や薄板8と
の間、及び薄板6と7及び薄板7と8同士の間に空気層
の空隙部10a〜10fがそれぞれ形成される。このよ
うな空気層が薄板6〜8及び保持部材9を介して積層さ
れた状態で形成されるので、上記燃焼室からの伝導熱が
装置4内の圧力制御弁等に伝達されにくくなる。
ことができ、燃焼室からの当該装置への熱伝達を軽減で
きる積層構造ガスケットを提供する。 【解決手段】 ガスケット1は、薄板6〜8が積層され
てなるガスケット本体5と、このガスケット本体5を包
囲する保持部材9とを備えるもので、これら薄板6〜8
のうち中央に位置する平板の薄板7について対称に、圧
縮変形可能なU字型又はV字型断面を備えた薄板6及び
8を配するとともに、かかる断面の凸部6a及び8aが
保持部材9側に配され、保持部材9と薄板6や薄板8と
の間、及び薄板6と7及び薄板7と8同士の間に空気層
の空隙部10a〜10fがそれぞれ形成される。このよ
うな空気層が薄板6〜8及び保持部材9を介して積層さ
れた状態で形成されるので、上記燃焼室からの伝導熱が
装置4内の圧力制御弁等に伝達されにくくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガソリンエンジン
等のシリンダヘッドに燃料噴射装置を取り付ける際に使
用されるガスケットに関し、特に、積層構造をなすガス
ケットに関する。
等のシリンダヘッドに燃料噴射装置を取り付ける際に使
用されるガスケットに関し、特に、積層構造をなすガス
ケットに関する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンエンジンの燃料噴射方式で、筒
内直接噴射方式のものは、シリンダブロックの燃焼室内
に直接燃料を噴射して、室内の混合気形成過程を制御す
ることで燃焼効率を高め、且つ、排気ガスを抑制する目
的から、近時の電子制御の発展と相俟って各自動車メー
カにおいて多用されている。このような燃料噴射装置を
シリンダヘッドに取り付ける場合には、かかる装置をシ
リンダヘッドの凹設部に固着するとともに、ガスケット
を介してこの凹設部の、上記燃焼室近傍の底面に着座さ
せている。図9(A)は、従来から使用されているこの
種のガスケット100の平面図、また、同図(B)は、
そのC−C断面図である。かかるガスケット100は、
弾性を有する、例えばステンレス材の一枚の薄板からな
り、その断面形状が、同図(B)のように、圧縮変形可
能なU字型又はV字型断面を備えてなるもので、所定の
方法で燃料噴射装置がシリンダヘッド(いずれも図示せ
ず)に固着される際に圧縮変形する。そして、この装置
は、ガスケット100からの反力を受けるとともに、所
定範囲の荷重が負荷された状態で取り付けられる。一
方、ガスケット100は、上記底面での気密性を保持す
る。この場合、燃料噴射装置が所定範囲の荷重で取り付
けられるようにすることは極めて重要である。けだし、
過度に締め付けて固着すると、装置内の圧力制御弁等が
作動不良を起こす場合があり、また、締め付けが弱い
と、上記気密性の保持が困難になるばかりでなく装置が
振動等で脱落する場合があるからである。また、ガスケ
ット100によって気密性を保持することは、上記底面
から洩れる熱の侵入を阻止するために重要である。
内直接噴射方式のものは、シリンダブロックの燃焼室内
に直接燃料を噴射して、室内の混合気形成過程を制御す
ることで燃焼効率を高め、且つ、排気ガスを抑制する目
的から、近時の電子制御の発展と相俟って各自動車メー
カにおいて多用されている。このような燃料噴射装置を
シリンダヘッドに取り付ける場合には、かかる装置をシ
リンダヘッドの凹設部に固着するとともに、ガスケット
を介してこの凹設部の、上記燃焼室近傍の底面に着座さ
せている。図9(A)は、従来から使用されているこの
種のガスケット100の平面図、また、同図(B)は、
そのC−C断面図である。かかるガスケット100は、
弾性を有する、例えばステンレス材の一枚の薄板からな
り、その断面形状が、同図(B)のように、圧縮変形可
能なU字型又はV字型断面を備えてなるもので、所定の
方法で燃料噴射装置がシリンダヘッド(いずれも図示せ
ず)に固着される際に圧縮変形する。そして、この装置
は、ガスケット100からの反力を受けるとともに、所
定範囲の荷重が負荷された状態で取り付けられる。一
方、ガスケット100は、上記底面での気密性を保持す
る。この場合、燃料噴射装置が所定範囲の荷重で取り付
けられるようにすることは極めて重要である。けだし、
過度に締め付けて固着すると、装置内の圧力制御弁等が
作動不良を起こす場合があり、また、締め付けが弱い
と、上記気密性の保持が困難になるばかりでなく装置が
振動等で脱落する場合があるからである。また、ガスケ
ット100によって気密性を保持することは、上記底面
から洩れる熱の侵入を阻止するために重要である。
【0003】しかしながら、この種のガスケットは、薄
板の単板で構成されているために、装置の寸法精度、及
びこれを取り付ける上記凹設部等の寸法精度に大きい誤
差が生じた場合には、装置を所定範囲の荷重で取り付け
ることは困難であり、したがって、設定されたガスケッ
ト圧縮量に対する荷重の特性曲線に適合させて取り付け
ることは容易でない。また、単板で構成されるこの種の
ガスケットは、上記底面から洩れる熱の侵入を阻止でき
ても、上記燃焼室から伝達される熱を阻止するには十分
でなく、たとえ断熱性材を使用したとしても、上記熱を
阻止するには十分でない。
板の単板で構成されているために、装置の寸法精度、及
びこれを取り付ける上記凹設部等の寸法精度に大きい誤
差が生じた場合には、装置を所定範囲の荷重で取り付け
ることは困難であり、したがって、設定されたガスケッ
ト圧縮量に対する荷重の特性曲線に適合させて取り付け
ることは容易でない。また、単板で構成されるこの種の
ガスケットは、上記底面から洩れる熱の侵入を阻止でき
ても、上記燃焼室から伝達される熱を阻止するには十分
でなく、たとえ断熱性材を使用したとしても、上記熱を
阻止するには十分でない。
【0004】本発明の目的は、燃料噴射装置を所定範囲
の荷重で取り付けることができ、燃焼室からの当該装置
への伝達熱を軽減できる積層構造ガスケットを提供する
ことにある。また、本発明の目的は、上記目的に加え、
燃料噴射装置のシリンダヘッドへの取り付け及び取り外
しの際に手間を要しない積層構造ガスケットを提供する
ことにある。
の荷重で取り付けることができ、燃焼室からの当該装置
への伝達熱を軽減できる積層構造ガスケットを提供する
ことにある。また、本発明の目的は、上記目的に加え、
燃料噴射装置のシリンダヘッドへの取り付け及び取り外
しの際に手間を要しない積層構造ガスケットを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の積層構造ガスケットは、複数の薄板が積層
されてなるガスケット本体と、このガスケット本体を包
囲する保持部材とを備え、更に、積層された薄板のうち
互いに隣接する薄板の一方が圧縮変形可能なU字型又は
V字型断面をなし、保持部材とこれに隣接する薄板との
間、及び薄板同士の間に空隙部が形成されるように積層
されるもので、U字型又はV字型断面が圧縮変形されて
も、保持部材とこれに隣接する薄板との間、及び薄板同
士の間に形成された上記空隙部が保持されるようにした
ものである。これにより、たとえ上述のような大きい誤
差が生じた場合でも、上記断面を有する複数の薄板が圧
縮変形してこれを吸収するとともに、燃料噴射装置を所
定の荷重で取り付け可能となる。即ち、複数の薄板で構
成すれば、従来の単板で構成されるものと比較して、ガ
スケット圧縮量に対する荷重の特性曲線に適合させ易く
なる。この場合、薄板の数量に加え、その材質や厚さ等
も考慮する必要があることはもちろんである。また、本
ガスケットにおいては、圧縮変形された後も上述の各空
隙部は保持されており(但し、その容積は小さくな
る)、言わば空気層(即ち、熱の非伝導層)が薄板を介
して積層された状態をなし、したがって、燃焼室からの
伝導熱等が装置本体内の圧力制御弁等に伝達されにくく
なる。圧縮変形された後も各空隙部が保持されるように
するためには、本ガスケットに加える荷重を特定範囲に
限定して、上記断面の凸部の垂直高さがゼロにならない
範囲での圧縮量に対する荷重の特性曲線とすることが必
要であり、かかる圧縮量について、上記垂直高さが荷重
が加えられる前のそれに対して30〜60%になるよう
にすると、上述した気密性とともに、熱の非伝導性を確
保する上で好ましい。ところで、上記薄板の材質は、ス
テンレス鋼等の金属、場合によりフッ素系等の樹脂であ
ってもよい。フッ素系等の樹脂の場合、上述した熱の伝
達を遮断するためには好ましい。上記保持部材の材質
は、薄板のそれと同種でも異種でもよいが、耐熱性・断
熱性を有することが好ましい。また、上記保持部材の材
質は、ステンレス鋼等の金属製のものが用いられる。
に、本発明の積層構造ガスケットは、複数の薄板が積層
されてなるガスケット本体と、このガスケット本体を包
囲する保持部材とを備え、更に、積層された薄板のうち
互いに隣接する薄板の一方が圧縮変形可能なU字型又は
V字型断面をなし、保持部材とこれに隣接する薄板との
間、及び薄板同士の間に空隙部が形成されるように積層
されるもので、U字型又はV字型断面が圧縮変形されて
も、保持部材とこれに隣接する薄板との間、及び薄板同
士の間に形成された上記空隙部が保持されるようにした
ものである。これにより、たとえ上述のような大きい誤
差が生じた場合でも、上記断面を有する複数の薄板が圧
縮変形してこれを吸収するとともに、燃料噴射装置を所
定の荷重で取り付け可能となる。即ち、複数の薄板で構
成すれば、従来の単板で構成されるものと比較して、ガ
スケット圧縮量に対する荷重の特性曲線に適合させ易く
なる。この場合、薄板の数量に加え、その材質や厚さ等
も考慮する必要があることはもちろんである。また、本
ガスケットにおいては、圧縮変形された後も上述の各空
隙部は保持されており(但し、その容積は小さくな
る)、言わば空気層(即ち、熱の非伝導層)が薄板を介
して積層された状態をなし、したがって、燃焼室からの
伝導熱等が装置本体内の圧力制御弁等に伝達されにくく
なる。圧縮変形された後も各空隙部が保持されるように
するためには、本ガスケットに加える荷重を特定範囲に
限定して、上記断面の凸部の垂直高さがゼロにならない
範囲での圧縮量に対する荷重の特性曲線とすることが必
要であり、かかる圧縮量について、上記垂直高さが荷重
が加えられる前のそれに対して30〜60%になるよう
にすると、上述した気密性とともに、熱の非伝導性を確
保する上で好ましい。ところで、上記薄板の材質は、ス
テンレス鋼等の金属、場合によりフッ素系等の樹脂であ
ってもよい。フッ素系等の樹脂の場合、上述した熱の伝
達を遮断するためには好ましい。上記保持部材の材質
は、薄板のそれと同種でも異種でもよいが、耐熱性・断
熱性を有することが好ましい。また、上記保持部材の材
質は、ステンレス鋼等の金属製のものが用いられる。
【0006】また、本発明の積層構造ガスケットは、ガ
スケット本体を3枚の薄板で積層してなるもので、これ
ら薄板のうち中央に位置する薄板を隔てて配される薄板
は、中央に位置する薄板について対称に、且つ、U字型
又はV字型断面の凸部が保持部材側に配されてなるもの
で、換言すれば、3枚の薄板のうち中央の薄板は平板と
し、この平板の上部に上記断面形状の薄板の一方をその
断面形状が逆U字型又はV字型になるように積層し、ま
た、その下部にその他方をその断面形状がU字型又はV
字型になるように積層したものである。この場合、薄板
のそれぞれのU字型又はV字型断面の凸部は、保持部材
側に配されることになる。このように、薄板を3枚とす
ることは、設計上からも、また、製造上からも最適なも
のであり、しかも、U字型又はV字型断面の薄板を上述
のように積層して所定の荷重で取り付けた場合、ガスケ
ットに圧縮変形を生ぜしめる度合いが大きく、薄板同士
間、及び薄板と保持部材間における押圧力の作用が均衡
し、安定した気密性が確保できるので好ましい。
スケット本体を3枚の薄板で積層してなるもので、これ
ら薄板のうち中央に位置する薄板を隔てて配される薄板
は、中央に位置する薄板について対称に、且つ、U字型
又はV字型断面の凸部が保持部材側に配されてなるもの
で、換言すれば、3枚の薄板のうち中央の薄板は平板と
し、この平板の上部に上記断面形状の薄板の一方をその
断面形状が逆U字型又はV字型になるように積層し、ま
た、その下部にその他方をその断面形状がU字型又はV
字型になるように積層したものである。この場合、薄板
のそれぞれのU字型又はV字型断面の凸部は、保持部材
側に配されることになる。このように、薄板を3枚とす
ることは、設計上からも、また、製造上からも最適なも
のであり、しかも、U字型又はV字型断面の薄板を上述
のように積層して所定の荷重で取り付けた場合、ガスケ
ットに圧縮変形を生ぜしめる度合いが大きく、薄板同士
間、及び薄板と保持部材間における押圧力の作用が均衡
し、安定した気密性が確保できるので好ましい。
【0007】また、本発明の積層構造ガスケットは、ガ
スケット本体を3枚の薄板が積層されてなるもので、こ
れら薄板のうち中央に位置する薄板を隔てて配される薄
板は、その一方のU字型又はV字型断面の凸部が前記保
持部材側に配される場合には、その他方のU字型又はV
字型断面の凸部が前記中央に位置する薄板側に配されて
なるもので、換言すれば、中央に位置する平板の薄板の
上部及び下部に上記断面形状の薄板をその断面形状が逆
U字型又はV字型になるように積層したもの、或いはま
た、中央に位置する平板の薄板の上部及び下部に上記断
面形状の薄板をその断面形状がU字型又はV字型になる
ように積層したものである。このように、薄板を3枚と
することは、上述のように、設計上からも、また、製造
上からも最適なものであり、更に、U字型又はV字型断
面の薄板を上述のように積層して所定の荷重で取り付け
た場合には、U字型又はV字型断面の凸部からの押圧力
に対し平板の薄板が弾性的に変形する結果、ガスケット
に復元力を生ぜしめる度合いは大きく、ガスケットをよ
り大きい荷重で取り付けることができる。
スケット本体を3枚の薄板が積層されてなるもので、こ
れら薄板のうち中央に位置する薄板を隔てて配される薄
板は、その一方のU字型又はV字型断面の凸部が前記保
持部材側に配される場合には、その他方のU字型又はV
字型断面の凸部が前記中央に位置する薄板側に配されて
なるもので、換言すれば、中央に位置する平板の薄板の
上部及び下部に上記断面形状の薄板をその断面形状が逆
U字型又はV字型になるように積層したもの、或いはま
た、中央に位置する平板の薄板の上部及び下部に上記断
面形状の薄板をその断面形状がU字型又はV字型になる
ように積層したものである。このように、薄板を3枚と
することは、上述のように、設計上からも、また、製造
上からも最適なものであり、更に、U字型又はV字型断
面の薄板を上述のように積層して所定の荷重で取り付け
た場合には、U字型又はV字型断面の凸部からの押圧力
に対し平板の薄板が弾性的に変形する結果、ガスケット
に復元力を生ぜしめる度合いは大きく、ガスケットをよ
り大きい荷重で取り付けることができる。
【0008】また、本発明の積層構造ガスケットは、保
持部材にその外周から延出するアームが備えられてお
り、このアームは、例えば、延出端部が折曲され、かか
る延出端部が燃料噴射装置、或いはシリンダヘッド等の
部材に着脱可能なように係止するようにしたものであ
り、例えば、燃料噴射装置にガスケットを係止させた場
合には、かかる状態でシリンダヘッドに取り付け及び取
り外しすることができ、特に、燃料噴射装置を取り外す
とガスケットも一緒に取り外せるので、ガスケットを単
独で取り外す場合に比べ手間を要しない。当該アーム
は、保持部材に一体に形成されたものであっても別体と
して備えられたものであってもよい。
持部材にその外周から延出するアームが備えられてお
り、このアームは、例えば、延出端部が折曲され、かか
る延出端部が燃料噴射装置、或いはシリンダヘッド等の
部材に着脱可能なように係止するようにしたものであ
り、例えば、燃料噴射装置にガスケットを係止させた場
合には、かかる状態でシリンダヘッドに取り付け及び取
り外しすることができ、特に、燃料噴射装置を取り外す
とガスケットも一緒に取り外せるので、ガスケットを単
独で取り外す場合に比べ手間を要しない。当該アーム
は、保持部材に一体に形成されたものであっても別体と
して備えられたものであってもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て図面を参照して説明する。本積層構造ガスケット1
は、図1に示すように、シリンダヘッド2の凹設部3
で、シリンダブロックに設けられた燃焼室(図示せず)
近傍の底面3aに配されるもので、かかる底面3aに
は、ガスケット1を介して燃料噴射装置4が所定の固着
方法で着座される。
て図面を参照して説明する。本積層構造ガスケット1
は、図1に示すように、シリンダヘッド2の凹設部3
で、シリンダブロックに設けられた燃焼室(図示せず)
近傍の底面3aに配されるもので、かかる底面3aに
は、ガスケット1を介して燃料噴射装置4が所定の固着
方法で着座される。
【0010】このようなガスケット1は、図3〜5に示
すように、ステンレス製で、厚さ0.2mmの3数の薄
板6〜8が積層されてなるガスケット本体5と、このガ
スケット本体5を包囲する同種のステンレス製(厚さ
0.2mm)の保持部材9とを備えるものである。そし
て、これら薄板6〜8のうち中央に位置する平板の薄板
7を隔てて薄板6及び8が配され、この薄板6及び8
は、圧縮変形可能なU字型又はV字型断面を備え、しか
も、薄板6は、薄板7の上部にその断面形状が逆U字型
又はV字型になるように、また、薄板8は、薄板7の下
部にその断面形状がU字型又はV字型になるように、薄
板7について対称にそれぞれ積層されるとともに、これ
らU字型又はV字型断面の凸部6a及び8aが保持部材
9側に配されている。これにより、保持部材9と薄板6
や薄板8との間、及び薄板6と7及び薄板7と8同士の
間に空気層の空隙部10a〜10fがそれぞれ形成され
る。このような空隙部10a〜10fは、薄板6〜8及
び保持部材9を介して、言わば空気層(即ち、熱の非伝
導層)が積層された状態を形成するので、上記燃焼室か
らの伝導熱が装置4内の圧力制御弁等(図示せず)に伝
達されにくくなる。また、本ガスケット1には、保持部
材9に一体に形成され、その外周から両側にそれぞれ延
出するアーム11,12が備えられており、これらアー
ム11,12の基端部11a,12aを図4に示すよう
に折曲するとともに、折曲された延出端部11b,12
bが、図1に示すように、燃料噴射装置4に着脱可能な
ように装置4の所定位置に係止できるようにしたもので
ある。
すように、ステンレス製で、厚さ0.2mmの3数の薄
板6〜8が積層されてなるガスケット本体5と、このガ
スケット本体5を包囲する同種のステンレス製(厚さ
0.2mm)の保持部材9とを備えるものである。そし
て、これら薄板6〜8のうち中央に位置する平板の薄板
7を隔てて薄板6及び8が配され、この薄板6及び8
は、圧縮変形可能なU字型又はV字型断面を備え、しか
も、薄板6は、薄板7の上部にその断面形状が逆U字型
又はV字型になるように、また、薄板8は、薄板7の下
部にその断面形状がU字型又はV字型になるように、薄
板7について対称にそれぞれ積層されるとともに、これ
らU字型又はV字型断面の凸部6a及び8aが保持部材
9側に配されている。これにより、保持部材9と薄板6
や薄板8との間、及び薄板6と7及び薄板7と8同士の
間に空気層の空隙部10a〜10fがそれぞれ形成され
る。このような空隙部10a〜10fは、薄板6〜8及
び保持部材9を介して、言わば空気層(即ち、熱の非伝
導層)が積層された状態を形成するので、上記燃焼室か
らの伝導熱が装置4内の圧力制御弁等(図示せず)に伝
達されにくくなる。また、本ガスケット1には、保持部
材9に一体に形成され、その外周から両側にそれぞれ延
出するアーム11,12が備えられており、これらアー
ム11,12の基端部11a,12aを図4に示すよう
に折曲するとともに、折曲された延出端部11b,12
bが、図1に示すように、燃料噴射装置4に着脱可能な
ように装置4の所定位置に係止できるようにしたもので
ある。
【0011】本ガスケット1を用いる場合には、予め本
ガスケット1を燃料噴射装置4の所定位置に係止させた
まま、当該装置4を上述の凹設部3に配すれば、この凹
設部3の底面3aに本ガスケット1を介して装置4が当
接するので、この装置4に所定の荷重を加えて取り付け
るだけでよい。所定の荷重を加える場合には、図6に示
す特性曲線の所定部分a〜bにおける荷重を加えていけ
ば、本ガスケット1は荷重を受けて圧縮変形し所定量だ
け圧縮される一方、装置4は、この圧縮量に応じた適宜
な荷重で取り付けられる。しかも、上述のように積層さ
れた薄板6及び8に対する荷重は、これらに対し圧縮変
形を生ぜしめる度合いが大きいので、薄板6〜8同士
間、及び薄板6,8と保持部材9間における押圧力の作
用が均衡し、安定した気密性が確保できる。これに加
え、圧縮変形可能な薄板を、本実施の形態では、2枚の
薄板6,8で構成するので、上述した従来の単板で構成
するものより、装置4等の寸法精度に大きな誤差が生じ
た場合でも、薄板6,8が圧縮変形してこれを吸収する
とともに、装置4を所定の荷重で取り付け可能となる。
更に、各空隙部10a〜10fは、上記凸部6aの垂直
高さt1及び凸部8aの垂直高さt2(図5)の圧縮量
が、荷重が加えられる前のその垂直高さの30〜60%
に相当する上述の所定部分a〜bの範囲では、薄板6〜
8等が圧縮変形された後も保持される結果、熱の非伝導
層としての空気層が薄板6〜8を介して積層された状態
をなし、したがって、燃焼室からの伝導熱が装置4内の
圧力制御弁等に伝達されにくくなるので、圧力制御弁等
の動作を正常に維持することができる。本ガスケット1
を取り外す場合には、装置4を取り外すとガスケット1
も一緒に取り外せるので、ガスケット1を単独で上記凹
設部3から取り外す場合に比べ手間を要しない。
ガスケット1を燃料噴射装置4の所定位置に係止させた
まま、当該装置4を上述の凹設部3に配すれば、この凹
設部3の底面3aに本ガスケット1を介して装置4が当
接するので、この装置4に所定の荷重を加えて取り付け
るだけでよい。所定の荷重を加える場合には、図6に示
す特性曲線の所定部分a〜bにおける荷重を加えていけ
ば、本ガスケット1は荷重を受けて圧縮変形し所定量だ
け圧縮される一方、装置4は、この圧縮量に応じた適宜
な荷重で取り付けられる。しかも、上述のように積層さ
れた薄板6及び8に対する荷重は、これらに対し圧縮変
形を生ぜしめる度合いが大きいので、薄板6〜8同士
間、及び薄板6,8と保持部材9間における押圧力の作
用が均衡し、安定した気密性が確保できる。これに加
え、圧縮変形可能な薄板を、本実施の形態では、2枚の
薄板6,8で構成するので、上述した従来の単板で構成
するものより、装置4等の寸法精度に大きな誤差が生じ
た場合でも、薄板6,8が圧縮変形してこれを吸収する
とともに、装置4を所定の荷重で取り付け可能となる。
更に、各空隙部10a〜10fは、上記凸部6aの垂直
高さt1及び凸部8aの垂直高さt2(図5)の圧縮量
が、荷重が加えられる前のその垂直高さの30〜60%
に相当する上述の所定部分a〜bの範囲では、薄板6〜
8等が圧縮変形された後も保持される結果、熱の非伝導
層としての空気層が薄板6〜8を介して積層された状態
をなし、したがって、燃焼室からの伝導熱が装置4内の
圧力制御弁等に伝達されにくくなるので、圧力制御弁等
の動作を正常に維持することができる。本ガスケット1
を取り外す場合には、装置4を取り外すとガスケット1
も一緒に取り外せるので、ガスケット1を単独で上記凹
設部3から取り外す場合に比べ手間を要しない。
【0012】本実施の形態の例では、薄板6〜8を図5
のように積層したガスケット1について説明したが、こ
れに限ることなく、図7のガスケット20のように薄板
22〜24を積層してガスケット本体21を形成するも
の、或いは図8のガスケット30のように薄板32〜3
4を積層してガスケット本体31を形成するものであっ
てもよい。尚、図7や8において図5と同一構成要素に
は同一番号を付し、その説明は割愛する。ガスケット2
0では、平板の薄板23を隔てて、U字型又はV字型断
面の薄板22及び24を、その凸部22aが保持部材9
側に、一方、その凸部24aが薄板23側にそれぞれ配
されるように積層されてなるものであり、また、ガスケ
ット30は、平板の薄板33を隔てて、U字型又はV字
型断面の薄板32及び34を、その凸部32aが薄板3
3側に、一方、その凸部34aが保持部材9側にそれぞ
れ配されるように積層されてなるものである。このよう
な積層構造にすると、凸部24aや凸部32aからの押
圧力に対し薄板23及び33がそれぞれ弾性的に変形す
る結果、ガスケット20や30の圧縮量及び復元量が改
善され、その分だけガスケットをより大きい荷重で取り
付けることができる。
のように積層したガスケット1について説明したが、こ
れに限ることなく、図7のガスケット20のように薄板
22〜24を積層してガスケット本体21を形成するも
の、或いは図8のガスケット30のように薄板32〜3
4を積層してガスケット本体31を形成するものであっ
てもよい。尚、図7や8において図5と同一構成要素に
は同一番号を付し、その説明は割愛する。ガスケット2
0では、平板の薄板23を隔てて、U字型又はV字型断
面の薄板22及び24を、その凸部22aが保持部材9
側に、一方、その凸部24aが薄板23側にそれぞれ配
されるように積層されてなるものであり、また、ガスケ
ット30は、平板の薄板33を隔てて、U字型又はV字
型断面の薄板32及び34を、その凸部32aが薄板3
3側に、一方、その凸部34aが保持部材9側にそれぞ
れ配されるように積層されてなるものである。このよう
な積層構造にすると、凸部24aや凸部32aからの押
圧力に対し薄板23及び33がそれぞれ弾性的に変形す
る結果、ガスケット20や30の圧縮量及び復元量が改
善され、その分だけガスケットをより大きい荷重で取り
付けることができる。
【0013】また、本実施の形態では、図1に示すよう
に、ガスケット1のアーム11,12が燃料噴射装置4
の所定位置に係止される場合について説明したが、これ
に限ることなく、図2に示すように、ガスケット50の
アーム51,52を、装置4に係止させるのでなく、シ
リンダヘッド2の凹設部3の所定位置に係止させるよう
にしたものであってもよい。尚、図2において図1と同
一構成要素には同一番号を付し、その説明は割愛する。
このような場合においても、ガスケット50の取り付け
・取り外しには、上述の装置4に係止させた場合と同様
に手間を要しない。
に、ガスケット1のアーム11,12が燃料噴射装置4
の所定位置に係止される場合について説明したが、これ
に限ることなく、図2に示すように、ガスケット50の
アーム51,52を、装置4に係止させるのでなく、シ
リンダヘッド2の凹設部3の所定位置に係止させるよう
にしたものであってもよい。尚、図2において図1と同
一構成要素には同一番号を付し、その説明は割愛する。
このような場合においても、ガスケット50の取り付け
・取り外しには、上述の装置4に係止させた場合と同様
に手間を要しない。
【0014】
【発明の効果】本発明の積層構造ガスケットによれば、
燃料噴射装置を所定範囲の荷重で取り付けることがで
き、燃焼室からの熱が当該装置に伝達されるのを軽減で
きる。また、本発明の積層構造ガスケットによれば、上
記効果に加え、燃料噴射装置のシリンダヘッドへの取り
付け及び取り外しの際に手間を要しない。
燃料噴射装置を所定範囲の荷重で取り付けることがで
き、燃焼室からの熱が当該装置に伝達されるのを軽減で
きる。また、本発明の積層構造ガスケットによれば、上
記効果に加え、燃料噴射装置のシリンダヘッドへの取り
付け及び取り外しの際に手間を要しない。
【図1】 本実施の形態に係る積層構造ガスケットの取
付状態を示す正面断面図である。
付状態を示す正面断面図である。
【図2】 他の実施の形態に係る積層構造ガスケットの
取付状態を示す正面断面図である。
取付状態を示す正面断面図である。
【図3】 図1のガスケットの平面図である。
【図4】 図3のA−A断面図である。
【図5】 図4のB矢視図である。
【図6】 本ガスケットの特性曲線図である。
【図7】 他の実施の形態に係るガスケットの部分拡大
断面図である。
断面図である。
【図8】 他の実施の形態に係るガスケットの部分拡大
断面図である。
断面図である。
【図9】 従来の積層構造ガスケットの構成図である。
1,20,30,50 ガス
ケット 2 シリ
ンダヘッド 4 燃料
噴射装置 5,21,31 ガス
ケット本体 6〜8,22〜24,32〜34 薄板 6a,8a,22a,24a,32a,34a 凸部 9 保持
部材 10a〜10f 空隙
部 11,12,51,52 アー
ム
ケット 2 シリ
ンダヘッド 4 燃料
噴射装置 5,21,31 ガス
ケット本体 6〜8,22〜24,32〜34 薄板 6a,8a,22a,24a,32a,34a 凸部 9 保持
部材 10a〜10f 空隙
部 11,12,51,52 アー
ム
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の薄板が積層されてなるガスケット
本体と、該ガスケット本体を包囲する保持部材とを備え
る積層構造ガスケットであって、前記積層された薄板の
うち互いに隣接する薄板の一方が圧縮変形可能なU字型
又はV字型断面を備え、該断面が圧縮変形されても、前
記保持部材と前記薄板との間、及び前記薄板同士の間に
形成された空隙部が保持されてなるものであることを特
徴とする積層構造ガスケット。 - 【請求項2】 前記ガスケット本体は3枚の薄板が積層
されてなるもので、これら薄板のうち中央に位置する薄
板を隔てて配される薄板は、前記中央に位置する薄板に
ついて対称に、且つ、そのU字型又はV字型断面の凸部
が前記保持部材側に配されてなることを特徴とする請求
項1に記載の積層構造ガスケット。 - 【請求項3】 前記ガスケット本体は3枚の薄板が積層
されてなるもので、これら薄板のうち中央に位置する薄
板を隔てて配される薄板は、そのうちの一つの薄板のU
字型又はV字型断面の凸部が前記保持部材側に配される
場合には、もう一つの薄板のU字型又はV字型断面の凸
部が前記中央に位置する薄板側に配されてなることを特
徴とする請求項1に記載の積層構造ガスケット。 - 【請求項4】 前記保持部材には、その外周から延出す
る、燃料噴射装置又はシリンダヘッド等に取り付けるた
めのアームが備えられてなることを特徴とする請求項1
〜3のいずれかに記載の積層構造ガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP825798A JPH11210885A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 積層構造ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP825798A JPH11210885A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 積層構造ガスケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11210885A true JPH11210885A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11688105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP825798A Pending JPH11210885A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 積層構造ガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11210885A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US11156405B2 (en) | 2018-06-28 | 2021-10-26 | Alfa Laval Corporate Ab | Heat transfer plate and gasket |
-
1998
- 1998-01-20 JP JP825798A patent/JPH11210885A/ja active Pending
Cited By (23)
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Legal Events
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---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050119 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20070913 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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Effective date: 20071106 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080422 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |