JP3316148B2 - 燃料分配装置 - Google Patents
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- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M69/00—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
- F02M69/46—Details, component parts or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus covered by groups F02M69/02 - F02M69/44
- F02M69/462—Arrangement of fuel conduits, e.g. with valves for maintaining pressure in the pipes after the engine being shut-down
- F02M69/465—Arrangement of fuel conduits, e.g. with valves for maintaining pressure in the pipes after the engine being shut-down of fuel rails
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M51/00—Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
- F02M51/005—Arrangement of electrical wires and connections, e.g. wire harness, sockets, plugs; Arrangement of electronic control circuits in or on fuel injection apparatus
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
- F02M61/14—Arrangements of injectors with respect to engines; Mounting of injectors
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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- F02M2200/85—Mounting of fuel injection apparatus
- F02M2200/857—Mounting of fuel injection apparatus characterised by mounting fuel or common rail to engine
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として車両用電
子制御式燃料噴射装置付内燃機関(エンジンともいう)
における燃料分配装置に関する。
子制御式燃料噴射装置付内燃機関(エンジンともいう)
における燃料分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料分配装置は、複数の燃料噴射弁と、
燃料を導入して前記燃料噴射弁に分配する燃料分配管と
を備えている。このような燃料分配装置の燃料分配管に
は、従来、例えば特公平3−39194号公報で開示さ
れたものがある。この公報の燃料分配管は、断熱性に優
れた合成樹脂あるいは合成樹脂系の複合材料で一体成形
されており、燃料を導入して複数の燃料噴射弁に分配す
る燃料通路を形成する管本体(同公報でいう本体部が相
当する)とエンジンに固定する複数の固定部(同公報で
いうブラケット部が相当する)とを備えている。
燃料を導入して前記燃料噴射弁に分配する燃料分配管と
を備えている。このような燃料分配装置の燃料分配管に
は、従来、例えば特公平3−39194号公報で開示さ
れたものがある。この公報の燃料分配管は、断熱性に優
れた合成樹脂あるいは合成樹脂系の複合材料で一体成形
されており、燃料を導入して複数の燃料噴射弁に分配す
る燃料通路を形成する管本体(同公報でいう本体部が相
当する)とエンジンに固定する複数の固定部(同公報で
いうブラケット部が相当する)とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の燃料分
配管では、固定部が管本体と直接的につながっている。
従って、車両の衝突事故等により燃料分配管に不測の力
が加わった場合、燃料分配管の管本体が破損し、これに
ともない燃料通路が破損して燃料洩れが起きる可能性が
ある。なお、燃料分配管は断熱性確保の点から強度靱性
の低い材料で形成されることが多く、そのような強度靱
性の低い材料を用いた場合に上記した問題が心配され
る。
配管では、固定部が管本体と直接的につながっている。
従って、車両の衝突事故等により燃料分配管に不測の力
が加わった場合、燃料分配管の管本体が破損し、これに
ともない燃料通路が破損して燃料洩れが起きる可能性が
ある。なお、燃料分配管は断熱性確保の点から強度靱性
の低い材料で形成されることが多く、そのような強度靱
性の低い材料を用いた場合に上記した問題が心配され
る。
【0004】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、燃料分配管に不測の力が加わった場合に管本体と固
定部との間の部分に破損を生じさせることにより、燃料
分配管の管本体の破損を防止することのできる燃料分配
装置を提供することにある。
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、燃料分配管に不測の力が加わった場合に管本体と固
定部との間の部分に破損を生じさせることにより、燃料
分配管の管本体の破損を防止することのできる燃料分配
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、複数の燃料噴射弁と、燃料を導入して前
記燃料噴射弁に分配する燃料通路を形成する管本体とエ
ンジンに固定する固定部とを有する燃料分配管とを備え
る燃料分配装置であって、前記燃料分配管の管本体と固
定部との間に管本体より脆弱な脆弱部を設けたことを特
徴とする燃料分配装置である。この請求項1記載の燃料
分配装置によると、燃料分配管に不測の力が加わった場
合には管本体と固定部との間の脆弱部が破損することに
より、燃料分配管の管本体の破損を免れることができ、
これにより燃料分配管の管本体の破損による燃料洩れを
防止することができる。
項1の発明は、複数の燃料噴射弁と、燃料を導入して前
記燃料噴射弁に分配する燃料通路を形成する管本体とエ
ンジンに固定する固定部とを有する燃料分配管とを備え
る燃料分配装置であって、前記燃料分配管の管本体と固
定部との間に管本体より脆弱な脆弱部を設けたことを特
徴とする燃料分配装置である。この請求項1記載の燃料
分配装置によると、燃料分配管に不測の力が加わった場
合には管本体と固定部との間の脆弱部が破損することに
より、燃料分配管の管本体の破損を免れることができ、
これにより燃料分配管の管本体の破損による燃料洩れを
防止することができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の燃料分
配装置であって、内燃機関の燃料噴射信号用ケーブル及
び複数の燃料噴射弁を導通接続するプリント基板又は導
通金具を、燃料分配管の管本体のエンジンと面しない側
の壁部内にインサート成形したことを特徴とする燃料分
配装置である。この請求項2記載の燃料分配装置による
と、燃料分配管の管本体のエンジンと面しない側の壁部
がプリント基板又は導通金具の剛性をもって補強される
ため、不測の力が加わりやすい管本体の壁部の破損防止
に有効であるとともに専用の補強用部品を追加する場合
に比べてコスト面及び重量面で有利となる。
配装置であって、内燃機関の燃料噴射信号用ケーブル及
び複数の燃料噴射弁を導通接続するプリント基板又は導
通金具を、燃料分配管の管本体のエンジンと面しない側
の壁部内にインサート成形したことを特徴とする燃料分
配装置である。この請求項2記載の燃料分配装置による
と、燃料分配管の管本体のエンジンと面しない側の壁部
がプリント基板又は導通金具の剛性をもって補強される
ため、不測の力が加わりやすい管本体の壁部の破損防止
に有効であるとともに専用の補強用部品を追加する場合
に比べてコスト面及び重量面で有利となる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1記載の燃料分
配装置であって、燃料分配管の複数の固定部の相互間に
おける管本体の部分に補強手段を付したことを特徴とす
る燃料分配管である。この請求項3記載の燃料分配装置
によると、燃料分配管の補強手段により複数の固定部の
相互間における管本体の部分を補強し、その部分での破
損発生を防止することができる。
配装置であって、燃料分配管の複数の固定部の相互間に
おける管本体の部分に補強手段を付したことを特徴とす
る燃料分配管である。この請求項3記載の燃料分配装置
によると、燃料分配管の補強手段により複数の固定部の
相互間における管本体の部分を補強し、その部分での破
損発生を防止することができる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1記載の燃料分
配装置であって、燃料噴射弁の燃料噴射側の挿入端部が
エンジンの吸気通路の壁部に設けた取付孔に弾性を有す
るシール部材を介して支持され、また前記燃料噴射弁の
挿入側端部が前記取付孔にその挿入部をほぼ支点として
傾動可能に挿入されていることを特徴とする燃料分配装
置である。この請求項4記載の燃料分配装置によると、
燃料分配管の脆弱部の破損時において管本体とともに燃
料噴射弁が移動を生じるときには、燃料噴射弁がシール
部材の弾性変形をもってエンジンの吸気通路側の取付孔
に対して傾動しまたその傾動により取付孔から容易に抜
け外れることができるため、燃料噴射弁の破損を免れる
ことができ、これにより燃料噴射弁の破損による燃料洩
れを防止することができる。
配装置であって、燃料噴射弁の燃料噴射側の挿入端部が
エンジンの吸気通路の壁部に設けた取付孔に弾性を有す
るシール部材を介して支持され、また前記燃料噴射弁の
挿入側端部が前記取付孔にその挿入部をほぼ支点として
傾動可能に挿入されていることを特徴とする燃料分配装
置である。この請求項4記載の燃料分配装置によると、
燃料分配管の脆弱部の破損時において管本体とともに燃
料噴射弁が移動を生じるときには、燃料噴射弁がシール
部材の弾性変形をもってエンジンの吸気通路側の取付孔
に対して傾動しまたその傾動により取付孔から容易に抜
け外れることができるため、燃料噴射弁の破損を免れる
ことができ、これにより燃料噴射弁の破損による燃料洩
れを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態1〜7につい
て順に説明する。 〔実施の形態1〕実施の形態1について図1〜図4を参
照して説明する。燃料分配装置の正面図を示した図2、
図2のA−A線断面図を示した図3、及び図2のB−B
線断面図を示した図4において、燃料分配装置は、複数
の燃料噴射弁(インジェクタともいう)4と、燃料を導
入して前記燃料噴射弁4に分配する燃料分配管1とを備
えている。燃料分配管1はほぼ円筒状をなす管本体2を
有している。管本体2は、周知のように筒内に高圧の燃
料を導入するための入口部1a及び内燃機関(エンジ
ン)の各気筒の吸気マニホルドに対応する複数(本形態
では4個)の出口部を有する燃料通路3を形成してい
る。燃料分配管1の入口部1aには、燃料を供給するゴ
ムホースからなる燃料供給管14が接続されている。燃
料分配管1は、各出口部に燃料噴射弁4の燃料導入口
(図示されない)を接続して、筒内に導入した燃料を分
配して燃料噴射弁4に供給する。燃料噴射弁4は、前記
燃料をエンジンの吸気通路に噴射する。
て順に説明する。 〔実施の形態1〕実施の形態1について図1〜図4を参
照して説明する。燃料分配装置の正面図を示した図2、
図2のA−A線断面図を示した図3、及び図2のB−B
線断面図を示した図4において、燃料分配装置は、複数
の燃料噴射弁(インジェクタともいう)4と、燃料を導
入して前記燃料噴射弁4に分配する燃料分配管1とを備
えている。燃料分配管1はほぼ円筒状をなす管本体2を
有している。管本体2は、周知のように筒内に高圧の燃
料を導入するための入口部1a及び内燃機関(エンジ
ン)の各気筒の吸気マニホルドに対応する複数(本形態
では4個)の出口部を有する燃料通路3を形成してい
る。燃料分配管1の入口部1aには、燃料を供給するゴ
ムホースからなる燃料供給管14が接続されている。燃
料分配管1は、各出口部に燃料噴射弁4の燃料導入口
(図示されない)を接続して、筒内に導入した燃料を分
配して燃料噴射弁4に供給する。燃料噴射弁4は、前記
燃料をエンジンの吸気通路に噴射する。
【0010】前記管本体2には左右2本の取付片5が突
出されており、その各取付片5の先端部にエンジンに固
定する固定部としてのボス部6が形成されている。なお
ボス部6には金属製ブッシュ7がインサート成形されて
いる(図3参照)。図3に示されるように、取付片5
は、管本体2の燃料通路3の周壁における薄肉部分の肉
厚Tよりも薄い肉厚tで形成、例えばt=T/2で形成
されている。この取付片5は管本体2とつながるリブ部
8によって補強されていることにより、その取付片5の
先端部すなわちボス部6との接続部分が管本体2より脆
弱な脆弱部(符号9を付す)となっている。
出されており、その各取付片5の先端部にエンジンに固
定する固定部としてのボス部6が形成されている。なお
ボス部6には金属製ブッシュ7がインサート成形されて
いる(図3参照)。図3に示されるように、取付片5
は、管本体2の燃料通路3の周壁における薄肉部分の肉
厚Tよりも薄い肉厚tで形成、例えばt=T/2で形成
されている。この取付片5は管本体2とつながるリブ部
8によって補強されていることにより、その取付片5の
先端部すなわちボス部6との接続部分が管本体2より脆
弱な脆弱部(符号9を付す)となっている。
【0011】燃料分配管1は、その取付構造が図1に一
部破断側面図で示されるように、燃料噴射弁4を接続し
た状態でボス部6を固定ボルト10によりエンジン11
(詳しくはエンジンのシリンダヘッド11aあるいは吸
気マニホルド)に締着することによって固定される。な
お図示はしないが、燃料噴射弁4の燃料噴射側の挿入端
部(図1における下端部)は、エンジンの吸気通路の壁
部に設けた取付孔に弾性を有するシール部材を介して挿
入して支持される。
部破断側面図で示されるように、燃料噴射弁4を接続し
た状態でボス部6を固定ボルト10によりエンジン11
(詳しくはエンジンのシリンダヘッド11aあるいは吸
気マニホルド)に締着することによって固定される。な
お図示はしないが、燃料噴射弁4の燃料噴射側の挿入端
部(図1における下端部)は、エンジンの吸気通路の壁
部に設けた取付孔に弾性を有するシール部材を介して挿
入して支持される。
【0012】前記燃料分配管1には、内燃機関の燃料噴
射信号用ケーブル及び複数の燃料噴射弁4をコネクタに
よって導通接続するほぼ帯板状をしたプリント基板12
がインサート成形されている。このプリント基板12
は、リジッドプリント基板からなり、管本体2のエンジ
ン11と面しない側の壁部(符号2aを付す)内に配置
されている。又、プリント基板のかわりに、電気的に結
合している部分を金属プレス品等で導通するようにした
導通金具を用いても同様の効果が得られる。なお図1に
燃料分配管1の周辺部におけるエンジン11の外形形状
を二点鎖線で示した。従って図1においては管本体2の
右側の壁部がエンジン11と面する側の壁部(符号2b
を付す)であり、管本体2の左側がエンジン11と面し
ない側の壁部2aに相当する。
射信号用ケーブル及び複数の燃料噴射弁4をコネクタに
よって導通接続するほぼ帯板状をしたプリント基板12
がインサート成形されている。このプリント基板12
は、リジッドプリント基板からなり、管本体2のエンジ
ン11と面しない側の壁部(符号2aを付す)内に配置
されている。又、プリント基板のかわりに、電気的に結
合している部分を金属プレス品等で導通するようにした
導通金具を用いても同様の効果が得られる。なお図1に
燃料分配管1の周辺部におけるエンジン11の外形形状
を二点鎖線で示した。従って図1においては管本体2の
右側の壁部がエンジン11と面する側の壁部(符号2b
を付す)であり、管本体2の左側がエンジン11と面し
ない側の壁部2aに相当する。
【0013】また前記左右のボス部6の相互間における
管本体2の部分には、図2及び図4に示されるように断
面半円弧状をした長尺状の金属板製補強部品13がイン
サート成形されている。この補強部品13は、管本体2
のエンジン11と面する側の壁部(符号2bを付す)内
に配置されている。
管本体2の部分には、図2及び図4に示されるように断
面半円弧状をした長尺状の金属板製補強部品13がイン
サート成形されている。この補強部品13は、管本体2
のエンジン11と面する側の壁部(符号2bを付す)内
に配置されている。
【0014】前記した構造の燃料分配管1は、断熱性及
び絶縁性に優れた材料例えば合成樹脂またはその複合材
料からなる射出成形品により一体成形されている。
び絶縁性に優れた材料例えば合成樹脂またはその複合材
料からなる射出成形品により一体成形されている。
【0015】上記した燃料分配装置によると、車両の衝
突事故等による不測の力が燃料分配管1に加わった場合
には管本体2とボス部6との間の取付片5の脆弱部9が
破損することにより、燃料分配管1の管本体2の破損を
免れることができ、これにより燃料分配管1の管本体2
の破損による燃料洩れを防止することができる。なお、
燃料分配管1の脆弱部9の破損時には管本体2が燃料噴
射弁4とともに移動できるため他からの燃料洩れは生じ
ない。燃料分配管1と燃料噴射弁4は、Oリングを介し
てスナップフィットによって固定されているので外れに
くい。また、燃料噴射弁4は燃料分配管1を介してエン
ジンの吸気通路の壁部(例えばインテークマニホルド)
に設けた取付孔にシール部材を介して挿入されているた
め、燃料分配管1の脆弱部9が破損すれば燃料噴射弁4
は前記取付孔から簡単に抜け外れる。なお、燃料噴射弁
4には弁体が内蔵されているため、燃料噴射弁4が前記
取付孔から抜け外れたとしても燃料洩れにはつながらな
い。
突事故等による不測の力が燃料分配管1に加わった場合
には管本体2とボス部6との間の取付片5の脆弱部9が
破損することにより、燃料分配管1の管本体2の破損を
免れることができ、これにより燃料分配管1の管本体2
の破損による燃料洩れを防止することができる。なお、
燃料分配管1の脆弱部9の破損時には管本体2が燃料噴
射弁4とともに移動できるため他からの燃料洩れは生じ
ない。燃料分配管1と燃料噴射弁4は、Oリングを介し
てスナップフィットによって固定されているので外れに
くい。また、燃料噴射弁4は燃料分配管1を介してエン
ジンの吸気通路の壁部(例えばインテークマニホルド)
に設けた取付孔にシール部材を介して挿入されているた
め、燃料分配管1の脆弱部9が破損すれば燃料噴射弁4
は前記取付孔から簡単に抜け外れる。なお、燃料噴射弁
4には弁体が内蔵されているため、燃料噴射弁4が前記
取付孔から抜け外れたとしても燃料洩れにはつながらな
い。
【0016】また、燃料分配管1の管本体2のエンジン
11と面しない側の壁部2aがプリント基板12の剛性
をもって補強されるため、不測の力が加わりやすい燃料
分配管1の管本体2の壁部2aの破損防止に有効である
とともに専用の補強用部品を追加する場合に比べてコス
ト面及び重量面で有利である。なお燃料分配管1の管本
体2の壁部2aと反対側の壁部2bにはエンジン11が
面しているため、その壁部2bには外部から不測の力は
加わりにくいといえる。
11と面しない側の壁部2aがプリント基板12の剛性
をもって補強されるため、不測の力が加わりやすい燃料
分配管1の管本体2の壁部2aの破損防止に有効である
とともに専用の補強用部品を追加する場合に比べてコス
ト面及び重量面で有利である。なお燃料分配管1の管本
体2の壁部2aと反対側の壁部2bにはエンジン11が
面しているため、その壁部2bには外部から不測の力は
加わりにくいといえる。
【0017】また、燃料分配管1の補強部品13により
左右のボス部6の相互間における管本体2の部分が補強
されているため、その部分での破損発生を防止すること
ができる。なお補強部品13は、本発明でいう補強手段
に相当している。
左右のボス部6の相互間における管本体2の部分が補強
されているため、その部分での破損発生を防止すること
ができる。なお補強部品13は、本発明でいう補強手段
に相当している。
【0018】〔実施の形態2〕実施の形態2についてそ
の説明図を示した図5を参照して説明する。図5(a)
は燃料分配装置を示す一部破断側面図、同(b)は要部
拡大図である。本実施の形態2は実施の形態1の一部を
変更したものであるからその変更部分について詳述し、
実施の形態1と同一もしくは実質的に同一構成と考えら
れる部分には同一符号を付して重複する説明は省略す
る。また次以降の各実施の形態についても同様の考えで
重複する説明は省略する。
の説明図を示した図5を参照して説明する。図5(a)
は燃料分配装置を示す一部破断側面図、同(b)は要部
拡大図である。本実施の形態2は実施の形態1の一部を
変更したものであるからその変更部分について詳述し、
実施の形態1と同一もしくは実質的に同一構成と考えら
れる部分には同一符号を付して重複する説明は省略す
る。また次以降の各実施の形態についても同様の考えで
重複する説明は省略する。
【0019】本形態は、燃料分配管1の脆弱部9の別例
を示すものである。この脆弱部(符号、91を付す。)
は、管本体2の取付片5に傾斜面5aを形成することに
よって、その肉厚(管本体2の取付片5の肉厚)がボス
部6に向かって次第に薄くなっている。本形態の燃料分
配装置によると、燃料分配管1の管本体2に加わるほぼ
横方向(図(b)中、矢印W方向参照)の力によって脆
弱部91が破損しやすいため、燃料分配管1の管本体2
の破損防止に有効である。
を示すものである。この脆弱部(符号、91を付す。)
は、管本体2の取付片5に傾斜面5aを形成することに
よって、その肉厚(管本体2の取付片5の肉厚)がボス
部6に向かって次第に薄くなっている。本形態の燃料分
配装置によると、燃料分配管1の管本体2に加わるほぼ
横方向(図(b)中、矢印W方向参照)の力によって脆
弱部91が破損しやすいため、燃料分配管1の管本体2
の破損防止に有効である。
【0020】〔実施の形態3〕実施の形態3についてそ
の説明図を示した図6を参照して説明する。図6(a)
は燃料分配装置を示す一部破断側面図、同(b)は要部
拡大図である。本形態も、燃料分配管1の脆弱部9の別
例を示すものである。この脆弱部(符号、92を付
す。)は、前記実施の形態2の傾斜面に代えて断面くさ
び状のノッチ溝5bを形成したものである。本形態の燃
料分配装置によっても、実施の形態2と同等の作用効果
が得られる。
の説明図を示した図6を参照して説明する。図6(a)
は燃料分配装置を示す一部破断側面図、同(b)は要部
拡大図である。本形態も、燃料分配管1の脆弱部9の別
例を示すものである。この脆弱部(符号、92を付
す。)は、前記実施の形態2の傾斜面に代えて断面くさ
び状のノッチ溝5bを形成したものである。本形態の燃
料分配装置によっても、実施の形態2と同等の作用効果
が得られる。
【0021】〔実施の形態4〕実施の形態4についてそ
の説明図を示した図7を参照して説明する。図7(a)
は燃料分配装置を示す一部破断側面図、同(b)は要部
拡大図である。本形態も、燃料分配管1の脆弱部9の別
例を示すものである。この脆弱部(符号、93を付
す。)は、管本体2の取付片5にボス部6とつながる断
面L字状の接続段部5dを設け、その隅角内側部に図示
斜め下方に向かう断面くさび状のノッチ溝5cを形成し
たものである。本形態の燃料分配装置によると、燃料分
配管1の管本体2に加わるほぼ横方向(図(b)中、矢
印W方向参照)の力の他、ほぼ縦方向(図(b)中、矢
印W1 方向参照)の力によっても脆弱部93が破損しや
すいため、燃料分配管1の管本体2の破損防止に有効で
ある。なおノッチ溝5cは、接続段部5dの隅角内側部
の反対側(図8において左側)に設けてもよい。
の説明図を示した図7を参照して説明する。図7(a)
は燃料分配装置を示す一部破断側面図、同(b)は要部
拡大図である。本形態も、燃料分配管1の脆弱部9の別
例を示すものである。この脆弱部(符号、93を付
す。)は、管本体2の取付片5にボス部6とつながる断
面L字状の接続段部5dを設け、その隅角内側部に図示
斜め下方に向かう断面くさび状のノッチ溝5cを形成し
たものである。本形態の燃料分配装置によると、燃料分
配管1の管本体2に加わるほぼ横方向(図(b)中、矢
印W方向参照)の力の他、ほぼ縦方向(図(b)中、矢
印W1 方向参照)の力によっても脆弱部93が破損しや
すいため、燃料分配管1の管本体2の破損防止に有効で
ある。なおノッチ溝5cは、接続段部5dの隅角内側部
の反対側(図8において左側)に設けてもよい。
【0022】〔実施の形態5〕実施の形態5について説
明する。本形態は、実施の形態1の燃料分配管を使用す
る燃料分配装置に関するもので、その取付構造の一部破
断側面図が図8に示されている。図8において、エンジ
ンの吸気通路を形成するインテークマニホルド100に
は取付孔101が形成されている。インテークマニホル
ド100は、本発明でいうエンジンの吸気通路の壁部に
相当している。なおインテークマニホルドに代えてシリ
ンダヘッドの場合もある。
明する。本形態は、実施の形態1の燃料分配管を使用す
る燃料分配装置に関するもので、その取付構造の一部破
断側面図が図8に示されている。図8において、エンジ
ンの吸気通路を形成するインテークマニホルド100に
は取付孔101が形成されている。インテークマニホル
ド100は、本発明でいうエンジンの吸気通路の壁部に
相当している。なおインテークマニホルドに代えてシリ
ンダヘッドの場合もある。
【0023】前記インテークマニホルド100の取付孔
101に挿入される燃料噴射弁4の挿入側端部105に
は、円環板状をした弾性を有するシールゴム102が嵌
着されている。シールゴム102は、その外周面に環状
をなす適数条(図は3条を示す。)のビート103を有
している。またシールゴム102は、燃料噴射弁4のの
挿入側端部105を支持しており、またその内周面によ
って燃料噴射弁4の挿入側端部105の外周面をシール
し、またその外周面によってインテークマニホルド10
0の取付孔101の内壁107をシールしている。また
シールゴム102の上面内周部は、燃料噴射弁4の当該
端面(符号、4aを付す。)をシールしている。前記シ
ールゴム102は、本発明でいうシール部材に相当して
いる。
101に挿入される燃料噴射弁4の挿入側端部105に
は、円環板状をした弾性を有するシールゴム102が嵌
着されている。シールゴム102は、その外周面に環状
をなす適数条(図は3条を示す。)のビート103を有
している。またシールゴム102は、燃料噴射弁4のの
挿入側端部105を支持しており、またその内周面によ
って燃料噴射弁4の挿入側端部105の外周面をシール
し、またその外周面によってインテークマニホルド10
0の取付孔101の内壁107をシールしている。また
シールゴム102の上面内周部は、燃料噴射弁4の当該
端面(符号、4aを付す。)をシールしている。前記シ
ールゴム102は、本発明でいうシール部材に相当して
いる。
【0024】またシールゴム102は、前記挿入側端部
105に取り付けられた係止部材104によってその脱
落が防止されている。係止部材104は、例えばスナッ
プリングからなるもので、前記挿入側端部105に形成
された環状溝からなるスナップフィット凹部106に弾
性をもって係着されている。
105に取り付けられた係止部材104によってその脱
落が防止されている。係止部材104は、例えばスナッ
プリングからなるもので、前記挿入側端部105に形成
された環状溝からなるスナップフィット凹部106に弾
性をもって係着されている。
【0025】ところで、前記インテークマニホルド10
0の取付孔101の口径Dが燃料噴射弁4の挿入側端部
105の外径dより大きく例えば1.5〜3倍程度大き
く設定し、燃料噴射弁4の挿入側端部105が前記取付
孔101にその挿入部をほぼ支点として傾動可能(図8
中、太線矢印参照)に挿入されている。
0の取付孔101の口径Dが燃料噴射弁4の挿入側端部
105の外径dより大きく例えば1.5〜3倍程度大き
く設定し、燃料噴射弁4の挿入側端部105が前記取付
孔101にその挿入部をほぼ支点として傾動可能(図8
中、太線矢印参照)に挿入されている。
【0026】また係止部材104の外径d1 は、インテ
ークマニホルド100の取付孔101の口径Dよりも小
さい。また係止部材104は、燃料噴射弁4が傾いたと
きにインテークマニホルド100の取付孔101の内壁
107に当接してその内壁107を傷つけることがない
ような樹脂材料によって形成されている。
ークマニホルド100の取付孔101の口径Dよりも小
さい。また係止部材104は、燃料噴射弁4が傾いたと
きにインテークマニホルド100の取付孔101の内壁
107に当接してその内壁107を傷つけることがない
ような樹脂材料によって形成されている。
【0027】前記燃料分配装置によると、燃料分配管1
の脆弱部9の破損時において管本体2とともに燃料噴射
弁4が移動を生じるときには、燃料噴射弁4がシールゴ
ム102の弾性変形をもってインテークマニホルド10
0の取付孔101に対して傾動(図8中、太線矢印参
照)しまたその傾動により取付孔101から容易に抜け
外れることができる。このため、燃料噴射弁4の破損を
免れることができ、これにより燃料噴射弁4の破損によ
る燃料洩れを防止することができる。この点について詳
述しておくと、従来では、インテークマニホルド100
の取付孔101の口径Dは燃料噴射弁4の挿入側端部1
05の外径dより僅かに大きい程度で、燃料噴射弁4の
挿入側端部105が前記取付孔101にほとんど傾動で
きないものであったため、前記燃料分配管1を使用した
場合に燃料分配管1の脆弱部9の破損時において管本体
2とともに燃料噴射弁4が移動を生じるときに、燃料噴
射弁4の挿入側端部105が折損又は曲がることにより
燃料洩れが起きることが予測されるが、本形態の燃料噴
射弁の取付構造によるとそのような不具合を改善するこ
とができる。
の脆弱部9の破損時において管本体2とともに燃料噴射
弁4が移動を生じるときには、燃料噴射弁4がシールゴ
ム102の弾性変形をもってインテークマニホルド10
0の取付孔101に対して傾動(図8中、太線矢印参
照)しまたその傾動により取付孔101から容易に抜け
外れることができる。このため、燃料噴射弁4の破損を
免れることができ、これにより燃料噴射弁4の破損によ
る燃料洩れを防止することができる。この点について詳
述しておくと、従来では、インテークマニホルド100
の取付孔101の口径Dは燃料噴射弁4の挿入側端部1
05の外径dより僅かに大きい程度で、燃料噴射弁4の
挿入側端部105が前記取付孔101にほとんど傾動で
きないものであったため、前記燃料分配管1を使用した
場合に燃料分配管1の脆弱部9の破損時において管本体
2とともに燃料噴射弁4が移動を生じるときに、燃料噴
射弁4の挿入側端部105が折損又は曲がることにより
燃料洩れが起きることが予測されるが、本形態の燃料噴
射弁の取付構造によるとそのような不具合を改善するこ
とができる。
【0028】〔実施の形態6〕実施の形態6について説
明する。本形態は、実施の形態5の別例を示すもので、
実施の形態1の燃料分配管を使用する燃料分配装置の一
部破断側面図が図9に示されている。本形態は、実施の
形態5のシールゴム102に代えてOリング110をシ
ール部材として使用している。また、燃料噴射弁4の挿
入側端部105の先端外周にはOリング110の脱落を
防止するための凸部111が形成されており、実施の形
態5における係止部材104が排除されている。本形態
によると、実施の形態5と比べて部品点数が少なくて済
むため、コスト低減に有利である。
明する。本形態は、実施の形態5の別例を示すもので、
実施の形態1の燃料分配管を使用する燃料分配装置の一
部破断側面図が図9に示されている。本形態は、実施の
形態5のシールゴム102に代えてOリング110をシ
ール部材として使用している。また、燃料噴射弁4の挿
入側端部105の先端外周にはOリング110の脱落を
防止するための凸部111が形成されており、実施の形
態5における係止部材104が排除されている。本形態
によると、実施の形態5と比べて部品点数が少なくて済
むため、コスト低減に有利である。
【0029】〔実施の形態7〕実施の形態7について説
明する。本形態は、実施の形態5の別例を示すもので、
実施の形態1の燃料分配管を使用する燃料分配装置の一
部破断側面図が図10に示されている。本形態における
シールゴム(符号、112を付す。)の外周面は、前記
シールゴム102のビート103をもたない平坦な周面
に形成されている。またシールゴム112の内周面に
は、係合突条113が環状に形成されている。燃料噴射
弁4の挿入側端部105には、実施の形態5におけるス
ナップフィット凹部106が排除される代わりにシール
ゴム112の係合突条113に対応する係合凹部109
が形成されている。またインテークマニホルド100の
取付孔101は段付孔形状に形成されており、前記シー
ルゴム112の下面外周部が着座しシールするシールゴ
ム着座部108が形成されている。
明する。本形態は、実施の形態5の別例を示すもので、
実施の形態1の燃料分配管を使用する燃料分配装置の一
部破断側面図が図10に示されている。本形態における
シールゴム(符号、112を付す。)の外周面は、前記
シールゴム102のビート103をもたない平坦な周面
に形成されている。またシールゴム112の内周面に
は、係合突条113が環状に形成されている。燃料噴射
弁4の挿入側端部105には、実施の形態5におけるス
ナップフィット凹部106が排除される代わりにシール
ゴム112の係合突条113に対応する係合凹部109
が形成されている。またインテークマニホルド100の
取付孔101は段付孔形状に形成されており、前記シー
ルゴム112の下面外周部が着座しシールするシールゴ
ム着座部108が形成されている。
【0030】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば燃料分配管1はプリント基板12
を有しない場合もある。また補強手段としては、補強部
品13の他、リブあるいはプロテクターを採用すること
ができる。また実施の形態5〜7の燃料分配装置の燃料
分配管9に代えて、実施の形態2〜4の各燃料分配管9
1,92,93を使用してもよい。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば燃料分配管1はプリント基板12
を有しない場合もある。また補強手段としては、補強部
品13の他、リブあるいはプロテクターを採用すること
ができる。また実施の形態5〜7の燃料分配装置の燃料
分配管9に代えて、実施の形態2〜4の各燃料分配管9
1,92,93を使用してもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明の燃料分配装置によれば、燃料分
配管に不測の力が加わった場合には管本体と固定部との
間の脆弱部が破損することによって燃料分配管の管本体
の破損を防止することができ、よって燃料分配管の管本
体の破損による燃料洩れを防止することができる。。
配管に不測の力が加わった場合には管本体と固定部との
間の脆弱部が破損することによって燃料分配管の管本体
の破損を防止することができ、よって燃料分配管の管本
体の破損による燃料洩れを防止することができる。。
【図1】実施の形態1の燃料分配装置を示す一部破断側
面図である。
面図である。
【図2】同燃料分配装置の正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】実施の形態2の燃料分配装置を示す説明図であ
る。
る。
【図6】実施の形態3の燃料分配装置を示す説明図であ
る。
る。
【図7】実施の形態4の燃料分配装置を示す説明図であ
る。
る。
【図8】実施の形態5の燃料分配装置を示す一部破断側
面図である。
面図である。
【図9】実施の形態6の燃料分配装置を示す一部破断側
面図である。
面図である。
【図10】実施の形態6の燃料分配装置を示す一部破断
側面図である。
側面図である。
1 燃料分配管 2 管本体 3 燃料通路 4 燃料噴射弁 6 ボス部(固定部) 9 脆弱部 11 エンジン 12 プリント基板 13 補強部品(補強手段) 100 インテークマニホルド(吸気通路を形成する壁
部) 101 取付孔 102 シールゴム(シール部材) 110 Oリング(シール部材) 112 シールゴム(シール部材)
部) 101 取付孔 102 シールゴム(シール部材) 110 Oリング(シール部材) 112 シールゴム(シール部材)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02M 69/46 F02M 69/00 380F (56)参考文献 実開 平5−14561(JP,U) 実開 昭60−10877(JP,U) 実開 平5−12664(JP,U) 実開 平5−10776(JP,U) 実開 昭63−190566(JP,U) 実開 平2−147865(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 55/02 340 F02M 55/02 350 F02M 63/00 F02M 69/00 380 F02M 69/04
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の燃料噴射弁と、燃料を導入して前
記燃料噴射弁に分配する燃料通路を形成する管本体とエ
ンジンに固定する固定部とを有する燃料分配管とを備え
る燃料分配装置であって、前記燃料分配管の管本体と固
定部との間に管本体より脆弱な脆弱部を設けたことを特
徴とする燃料分配装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の燃料分配装置であって、
内燃機関の燃料噴射信号用ケーブル及び複数の燃料噴射
弁を導通接続するプリント基板又は導通金具を、燃料分
配管の管本体のエンジンと面しない側の壁部内にインサ
ート成形したことを特徴とする燃料分配装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の燃料分配装置であって、
燃料分配管の複数の固定部の相互間における管本体の部
分に補強手段を付したことを特徴とする燃料分配管。 - 【請求項4】 請求項1記載の燃料分配装置であって、
燃料噴射弁の燃料噴射側の挿入端部がエンジンの吸気通
路の壁部に設けた取付孔に弾性を有するシール部材を介
して支持され、また前記燃料噴射弁の挿入側端部が前記
取付孔にその挿入部をほぼ支点として傾動可能に挿入さ
れていることを特徴とする燃料分配装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31222196A JP3316148B2 (ja) | 1996-03-01 | 1996-11-22 | 燃料分配装置 |
US08/807,537 US5735247A (en) | 1996-03-01 | 1997-02-28 | Fuel delivery system with improved fuel leakage prevention |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4471896 | 1996-03-01 | ||
JP8-44718 | 1996-03-01 | ||
JP31222196A JP3316148B2 (ja) | 1996-03-01 | 1996-11-22 | 燃料分配装置 |
US08/807,537 US5735247A (en) | 1996-03-01 | 1997-02-28 | Fuel delivery system with improved fuel leakage prevention |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09291867A JPH09291867A (ja) | 1997-11-11 |
JP3316148B2 true JP3316148B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=27292006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31222196A Expired - Fee Related JP3316148B2 (ja) | 1996-03-01 | 1996-11-22 | 燃料分配装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5735247A (ja) |
JP (1) | JP3316148B2 (ja) |
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