JPH1121065A - 移動踏板の清掃体 - Google Patents
移動踏板の清掃体Info
- Publication number
- JPH1121065A JPH1121065A JP21692797A JP21692797A JPH1121065A JP H1121065 A JPH1121065 A JP H1121065A JP 21692797 A JP21692797 A JP 21692797A JP 21692797 A JP21692797 A JP 21692797A JP H1121065 A JPH1121065 A JP H1121065A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- cleaning body
- comb
- running board
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は、清掃機能部の寿命が長く、かつ集積した塵埃
等の目視確認が容易で、保守対応にも適した移動踏板用
清掃体を提供することを目的とする。 【解決手段】移動踏板４と乗降口床板２との境界に配置
され、多数のくし歯を有するくし板３を備えたものにお
いて、このくし板３の裏面に、透明系で透視可能な材質
の基板７Ａと、この基板７Ａの先端に植立された刷毛７
Ｃで構成される清掃体７を設けた。また、乗降口床板２
と枠体２Ａとの間に空隙δを設けて内部が透視できるよ
うにした。
等の目視確認が容易で、保守対応にも適した移動踏板用
清掃体を提供することを目的とする。 【解決手段】移動踏板４と乗降口床板２との境界に配置
され、多数のくし歯を有するくし板３を備えたものにお
いて、このくし板３の裏面に、透明系で透視可能な材質
の基板７Ａと、この基板７Ａの先端に植立された刷毛７
Ｃで構成される清掃体７を設けた。また、乗降口床板２
と枠体２Ａとの間に空隙δを設けて内部が透視できるよ
うにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレーター等
移動踏板を有する装置の清掃体に係り、特に長寿命で、
保守作業対応に適した清掃体の構成に関する。
移動踏板を有する装置の清掃体に係り、特に長寿命で、
保守作業対応に適した清掃体の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】移動踏板用清掃装置に関する従来例とし
ては、実開昭５８−１８７５６８号公報に開示されたエ
スカレーター式乗客コンベアのものが知られている。
ては、実開昭５８−１８７５６８号公報に開示されたエ
スカレーター式乗客コンベアのものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、乗降
口の床板の先端部に配設したくし板に設けられ、移動踏
板の凹凸溝と摺接する刷毛を植立した清掃装置を開示し
ている。しかしながら、この清掃装置の構成では、くし
板の歯先が破損すると刷毛が欠落して清掃機能が消失す
るという問題があった。この種装置においては、移動踏
板の凹凸溝内に異物（小石など）が挟まった場合でも、
移動踏板を破損させず、異物をすくい取るくし板の方を
破損させるようにし、移動踏板を保護する設計思想の構
成であるために上記の如く歯先の破損は清掃機能上の致
命傷で、その寿命も極めて短いものとなっていた。
口の床板の先端部に配設したくし板に設けられ、移動踏
板の凹凸溝と摺接する刷毛を植立した清掃装置を開示し
ている。しかしながら、この清掃装置の構成では、くし
板の歯先が破損すると刷毛が欠落して清掃機能が消失す
るという問題があった。この種装置においては、移動踏
板の凹凸溝内に異物（小石など）が挟まった場合でも、
移動踏板を破損させず、異物をすくい取るくし板の方を
破損させるようにし、移動踏板を保護する設計思想の構
成であるために上記の如く歯先の破損は清掃機能上の致
命傷で、その寿命も極めて短いものとなっていた。
【０００４】さらに、上記従来例は、刷毛によって排除
した塵埃の集積状況を確認する保守作業対応への配慮が
なされていなかった。
した塵埃の集積状況を確認する保守作業対応への配慮が
なされていなかった。
【０００５】本発明の目的は、清掃機能部の寿命が長
く、かつ集積した塵埃等の目視確認が容易で保守対応に
適した移動踏板用清掃体を提供することにある。
く、かつ集積した塵埃等の目視確認が容易で保守対応に
適した移動踏板用清掃体を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、移動踏板への乗降口にあって、この移動
踏板と乗降口床板との境界に配置され、多数のくし歯を
有するくし板を備えたものにおいて、前記くし板の裏面
に、このくし板とは別体の透明系で、透視可能な材質の
基板と、この基板の先端部に植立された刷毛で構成され
る清掃体を設けたものである。さらに、前記刷毛と乗降
口床板先端との間に塵埃等の集積状態を目視確認するた
めの空隙を設けたものである。この構成によれば、くし
板が破損しても清掃機能が失われることのない長寿命品
となり、かつ保守作業対応にも好適な移動踏板用清掃体
を提供することができる。
成するために、移動踏板への乗降口にあって、この移動
踏板と乗降口床板との境界に配置され、多数のくし歯を
有するくし板を備えたものにおいて、前記くし板の裏面
に、このくし板とは別体の透明系で、透視可能な材質の
基板と、この基板の先端部に植立された刷毛で構成され
る清掃体を設けたものである。さらに、前記刷毛と乗降
口床板先端との間に塵埃等の集積状態を目視確認するた
めの空隙を設けたものである。この構成によれば、くし
板が破損しても清掃機能が失われることのない長寿命品
となり、かつ保守作業対応にも好適な移動踏板用清掃体
を提供することができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態をエ
スカレーター式乗客コンベアを例に、図１、図２及び図
３を用いて説明する。乗客コンベア１の一方の乗降口付
近を斜視的に示した図１において、乗客コンベア１は、
建屋床に連なる乗降口床板２、多数のくし歯を有するく
し板３、複数の移動踏板４で乗客移動路を形成し、この
移動踏板４の両側のハンドレール５、欄干６等で側壁を
構成している。そして、移動踏板４の表面の凹凸溝内に
は、それの全個数あるいは数個飛びに乗客が正しく立つ
べき位置を表示する足型マークの模様４Ａが設けられて
いる。さらに、移動踏板４の凹凸溝内を自動清掃するた
めの清掃体７が図２に示したようにくし板３の裏面に設
けられ、これが、ビス８によりくし板３と共に乗降口床
板２の枠体２Ａに固設されている。ここで、清掃体７に
ついて詳述すれば、この清掃体７は、透明系で透視可能
な材質（例えばアクリル樹脂板、塩化ビニール板）の基
板７Ａと、この基板７Ａの先端部の基材７Ｂに植立ある
いは接合された刷毛７Ｃを備えた一体品であり、常時は
図２の状態で刷毛７Ｃを凹凸溝内に摺接させて移動踏板
４に付着した塵埃等を清掃する機能を具備している。こ
の場合、清掃体７は図３に示すように、その基板７Ａ
は、くし板３の全体横幅相当の横幅Ｗ（数個に分割した
ものでもよい）、１〜２ｍｍ程度の板厚ｔの略平板であ
り、それぞれにビス８が貫通する切込み７Ｄを有してい
る。
スカレーター式乗客コンベアを例に、図１、図２及び図
３を用いて説明する。乗客コンベア１の一方の乗降口付
近を斜視的に示した図１において、乗客コンベア１は、
建屋床に連なる乗降口床板２、多数のくし歯を有するく
し板３、複数の移動踏板４で乗客移動路を形成し、この
移動踏板４の両側のハンドレール５、欄干６等で側壁を
構成している。そして、移動踏板４の表面の凹凸溝内に
は、それの全個数あるいは数個飛びに乗客が正しく立つ
べき位置を表示する足型マークの模様４Ａが設けられて
いる。さらに、移動踏板４の凹凸溝内を自動清掃するた
めの清掃体７が図２に示したようにくし板３の裏面に設
けられ、これが、ビス８によりくし板３と共に乗降口床
板２の枠体２Ａに固設されている。ここで、清掃体７に
ついて詳述すれば、この清掃体７は、透明系で透視可能
な材質（例えばアクリル樹脂板、塩化ビニール板）の基
板７Ａと、この基板７Ａの先端部の基材７Ｂに植立ある
いは接合された刷毛７Ｃを備えた一体品であり、常時は
図２の状態で刷毛７Ｃを凹凸溝内に摺接させて移動踏板
４に付着した塵埃等を清掃する機能を具備している。こ
の場合、清掃体７は図３に示すように、その基板７Ａ
は、くし板３の全体横幅相当の横幅Ｗ（数個に分割した
ものでもよい）、１〜２ｍｍ程度の板厚ｔの略平板であ
り、それぞれにビス８が貫通する切込み７Ｄを有してい
る。
【０００８】さらに、本発明の清掃体７は、図２に示す
ように、前記刷毛７Ｃと乗降口床板２の枠体２Ａとの間
に横幅ｍの空隙δをその横幅Ｗ方向に設けた状態で取付
けられている。そして、くし板３を取外した状態で空隙
δを目視すると、基板７Ａの透視性により、その内部に
おける塵埃等の集積状況を確認できて保守作業対応が迅
速に図られる構成となっている。
ように、前記刷毛７Ｃと乗降口床板２の枠体２Ａとの間
に横幅ｍの空隙δをその横幅Ｗ方向に設けた状態で取付
けられている。そして、くし板３を取外した状態で空隙
δを目視すると、基板７Ａの透視性により、その内部に
おける塵埃等の集積状況を確認できて保守作業対応が迅
速に図られる構成となっている。
【０００９】以上の構成によれば、くし板３の歯先が破
損しても、これとは別体である清掃体７の機能は失われ
ることなく、長期間にわたって模様４Ａは勿論、模様４
Ａがない場合でも全ての凹凸溝内を清掃することができ
る。また、日常的保守作業においても塵埃等の集積状況
が簡単に目視確認できて便利となる効果がある。
損しても、これとは別体である清掃体７の機能は失われ
ることなく、長期間にわたって模様４Ａは勿論、模様４
Ａがない場合でも全ての凹凸溝内を清掃することができ
る。また、日常的保守作業においても塵埃等の集積状況
が簡単に目視確認できて便利となる効果がある。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
清掃機能部の寿命が長く、かつ保守対応にも適した移動
踏板の清掃体を提供することができる。
清掃機能部の寿命が長く、かつ保守対応にも適した移動
踏板の清掃体を提供することができる。
【図１】本発明になる移動踏板の清掃体を備えた乗客コ
ンベアの斜視図。
ンベアの斜視図。
【図２】図１のＩ−Ｉ線に沿う断面図。
【図３】図２の主構成品である清掃体の単体斜視図。
１…乗客コンベア、２…乗降口床板、３…くし板、４…
移動踏板、７…清掃体 ７Ａ…基板、７Ｂ…基材、７Ｃ…刷毛
移動踏板、７…清掃体 ７Ａ…基板、７Ｂ…基材、７Ｃ…刷毛
Claims (1)
- 【請求項１】移動踏板への乗降口にあって、この移動踏
板と乗降口床板との境界に配置され、多数のくし歯を有
するくし板を備えたものにおいて、前記くし板の裏面
に、このくし板とは別体の透明系で、透視可能な材質の
基板と、この基板の先端部に植立された刷毛で構成され
る清掃体を設けたことを特徴とする移動踏板の清掃体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21692797A JPH1121065A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 移動踏板の清掃体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21692797A JPH1121065A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 移動踏板の清掃体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1121065A true JPH1121065A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16696119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21692797A Pending JPH1121065A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 移動踏板の清掃体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1121065A (ja) |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP21692797A patent/JPH1121065A/ja active Pending
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