JPH107365A - 乗客コンベアの櫛板装置 - Google Patents

乗客コンベアの櫛板装置

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Publication number
JPH107365A
JPH107365A JP16010696A JP16010696A JPH107365A JP H107365 A JPH107365 A JP H107365A JP 16010696 A JP16010696 A JP 16010696A JP 16010696 A JP16010696 A JP 16010696A JP H107365 A JPH107365 A JP H107365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
comb
plate device
protector
tips
passenger conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16010696A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaji Matsubara
正司 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP16010696A priority Critical patent/JPH107365A/ja
Publication of JPH107365A publication Critical patent/JPH107365A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、保護体が外れるのを防止して、安
全性を向上させることを目的とするものである。 【解決手段】 櫛11に形成された凹部11bの先端部
11に丸みを持たせるとともに、この先端部11cを覆
う保護体12を櫛11にねじ13により取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エスカレーター
や動く歩道の乗降口の床部に設けられている乗客コンベ
アの櫛板装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の乗客コンベアの乗降口を示
す斜視図、図4は図3の櫛板装置を示す断面図である。
図において、1は移動方向(図4の左右方向)に平行に
延びる複数の溝1aが形成されている踏板、2は乗降口
の床板、3は踏板1の幅方向に並べて床板2の端部にね
じ止めされている複数の櫛であり、これらの櫛3は、溝
1aとかみ合う複数の櫛歯3aをそれぞれ有している。
また、櫛3の互いに隣接する櫛歯3a間には、凹部3b
が形成されている。
【0003】図5は例えば実公昭55−20712号公
報に示された従来の櫛板装置の他の例を示す断面図であ
る。図において、4は櫛3の凹部に接着されている保護
片であり、この保護片4は、軟質弾性体からなってい
る。
【0004】上記のような従来の乗客コンベアでは、櫛
歯3aの間隔、即ち凹部3bの幅は6mm程度である
が、幼児であれば指先が入り込むことが考えられ、しか
も凹部3bの先端部3cは鋭角に形成されている。この
ため、図5の例では、凹部3bに保護片4を接着して、
先端部3cによる負傷を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の櫛板装置においては、凹部3bの先端部3cの
下面のみに保護片4が接着されているため、保護片4に
物が当たると保護片4が剥がれる可能性があり、保護片
4が剥がれると鋭角の先端部3cが剥き出しになってし
まうという問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、安全性を一層
向上させることができる乗客コンベアの櫛板装置を得る
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る乗
客コンベアの櫛板装置は、乗降口の床部に設けられ、踏
板に形成された溝とかみ合う複数の櫛歯を有していると
ともに、互いに隣接する櫛歯の間に凹部が形成されてい
る櫛と、凹部の先端部を覆うように櫛に取り付けられて
いる軟質弾性体からなる保護体とを備えたものである。
【0008】請求項2の発明に係る乗客コンベアの櫛板
装置は、凹部の先端部に丸みを持たせたものである。
【0009】請求項3の発明に係る乗客コンベアの櫛板
装置は、保護体を櫛にねじ止めしたものである。
【0010】請求項4の発明に係る乗客コンベアの櫛板
装置は、保護体の上面を櫛歯の上面よりも低く位置させ
たものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。図1はこの発明の実施の形態の一例
による乗客コンベアの櫛板装置の断面図、図2は図1の
平面図であり、図3ないし図5と同一又は相当部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。
【0012】図において、11は踏板1の幅方向に並べ
て床板2の端部にねじ止めされている複数の櫛であり、
これらの櫛11は、溝1aとかみ合う複数の櫛歯11a
をそれぞれ有している。また、櫛11の互いに隣接する
櫛歯11a間には、凹部11bが形成されており、その
先端部11cは丸みを持っている。12はねじ13によ
り櫛11に取り付けられ、先端部11cの全体を覆って
いる保護体であり、この保護体12は、ゴム等の軟質弾
性体からなっている。
【0013】このような櫛板装置では、凹部11bの先
端部11c全体に保護体12が被せられているため、先
端部11cが剥き出しになるのが防止され、安全性が向
上する。また、保護体12が櫛11にねじ止めされてい
るため、経年劣化等により保護体12が櫛11から剥が
れることが防止されるとともに、保護体12のみの交換
が容易である。さらに、先端部11cに丸みを持たせて
いるため、保護体12が万一外れても、先端部11cに
よる負傷が防止される。さらにまた、保護体12の上面
の位置は、櫛歯11aの上面よりも低い位置にあるた
め、櫛歯11aが靴などを掬い上げるときに、保護体1
2が抵抗となることがない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
乗客コンベアの櫛板装置は、櫛に形成された凹部の先端
部を覆う保護体を櫛に取り付けたので、保護体が外れに
くくなり、安全性を向上させることができる。
【0015】請求項2の発明の乗客コンベアの櫛板装置
は、凹部の先端部に丸みを持たせたので、保護体が万一
外れても、先端部による負傷が防止される。
【0016】請求項3の発明の乗客コンベアの櫛板装置
は、保護体を櫛にねじ止めしたので、経年劣化等による
保護体の剥がれが防止されるとともに、保護体のみの交
換が容易である。
【0017】請求項4の発明の乗客コンベアの櫛板装置
は、保護体の上面を櫛歯の上面よりも低く位置させたの
で、櫛歯が靴などを掬い上げるときに、保護体が抵抗と
なることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態の一例による乗客コン
ベアの櫛板装置の断面図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 従来の乗客コンベアの乗降口を示す斜視図で
ある。
【図4】 図3の櫛板装置を示す断面図である。
【図5】 従来の櫛板装置の他の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 踏板、1a 溝、11 櫛、11a 櫛歯、11b
凹部、11c 先端部、12 保護体、13 ねじ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗降口の床部に設けられ、踏板に形成さ
    れた溝とかみ合う複数の櫛歯を有しているとともに、互
    いに隣接する櫛歯の間に凹部が形成されている櫛と、 上記凹部の先端部を覆うように上記櫛に取り付けられて
    いる軟質弾性体からなる保護体とを備えていることを特
    徴とする乗客コンベアの櫛板装置。
  2. 【請求項2】 凹部の先端部に丸みを持たせたことを特
    徴とする請求項1記載の乗客コンベアの櫛板装置。
  3. 【請求項3】 保護体が櫛にねじ止めされていることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の乗客コンベア
    の櫛板装置。
  4. 【請求項4】 保護体の上面が櫛歯の上面よりも低く位
    置していることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれかに記載の乗客コンベアの櫛板装置。
JP16010696A 1996-06-20 1996-06-20 乗客コンベアの櫛板装置 Pending JPH107365A (ja)

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JP16010696A JPH107365A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 乗客コンベアの櫛板装置

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JPH107365A true JPH107365A (ja) 1998-01-13

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ID=15707990

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JP16010696A Pending JPH107365A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 乗客コンベアの櫛板装置

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JP (1) JPH107365A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280360A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Hitachi Ltd 乗客コンベア
CN103287960A (zh) * 2012-03-01 2013-09-11 株式会社日立制作所 乘客传送设备
JP2017047984A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 乗客コンベヤのくし

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