JP2000128468A - 移動踏板のくし板 - Google Patents

移動踏板のくし板

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JP2000128468A
JP2000128468A JP10344825A JP34482598A JP2000128468A JP 2000128468 A JP2000128468 A JP 2000128468A JP 10344825 A JP10344825 A JP 10344825A JP 34482598 A JP34482598 A JP 34482598A JP 2000128468 A JP2000128468 A JP 2000128468A
Authority
JP
Japan
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comb
tread
floor
footboard
foreign matter
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Pending
Application number
JP10344825A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kaneko
義昭 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Co Ltd
Original Assignee
Nissin Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Co Ltd filed Critical Nissin Co Ltd
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Publication of JP2000128468A publication Critical patent/JP2000128468A/ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】移動踏板の側部隙間から機械本体内への火種等
の異物の侵入を阻止する踏板用くし板を提供することを
目的とする。 【解決手段】踏面3Aに多数のクリート溝3Bを有して
一方の乗降床2と他方の乗降床との間を移動する踏板3
と、この踏板3の両側に直立するスカートガード5を備
えたものにおいて、この踏板3とスカートガード5の間
の隙間g部分に、この隙間gに侵入せんとする異物を排
除するくし歯4Cを有するくし板4を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動く歩道やエスカ
レーター等の移動踏板の側部から機械本体内への火種等
の異物の侵入を阻止するに好適なくし板の構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】移動踏板の清掃等を行う装置に関する従
来例としては、実開昭58−187568号公報に開示
されたエスカレーター式乗客コンベアのものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、移動
踏板の凹凸のクリート溝内に摺接される清掃用ブラシあ
るいはフェルトを直接くし板の歯先部に植立する構成で
あってクリート溝のない踏板側部には歯先部もブラシも
存在せず、この最も異物が侵入しやすい踏板側部とスカ
ートガードとの間の隙間から、火種等の異物が機械本体
内に侵入するのを阻止できないという問題があった。そ
して、この踏板側部に存在する隙間(JIS検査標準A
4302では2〜5mmの範囲内と規定)は経年的に拡
大する傾向にあり、ここに煙草などの火種が侵入した場
合は、機械本体内の塵埃や油分を燃焼させるという重大
な問題を抱えていた。また、小石等が侵入した場合は機
械の故障を誘発する原因となっていた。
【0004】本発明の目的は、移動踏板の側部隙間から
機械本体内への火種等の異物の侵入を阻止し得る移動踏
板用のくし板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、一方の乗降床から他方の乗降床にかけて
無端状に連結され、その踏面に多数のクリート溝を有す
る踏板と、前記乗降床の先端部に固定される根元部と前
記クリート溝に噛み合う多数の歯先部を有するくし板
と、前記踏板及びくし板列の側部に直立するスカートガ
ードを備えたものにおいて、前記踏板側部と前記スカー
トガードとの間に、前記くし板と一体で前記歯先部と類
似形状の異物排除用くし歯を有するくし板を設けたので
ある。このくし板の構成によれば、踏板側部とスカート
ガード間の隙間を実質的に縮減して異物の侵入を阻止す
る一方、その異物排除用くし歯により、異物を隙間から
すくい上げる作用を発揮するので侵入阻止効果が一層向
上することになる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態をエ
スカレーター式乗客コンベアを例に図1〜図3を用いて
説明する。乗客コンベア1の一方の乗降口付近を傾斜的
に示した図1において、乗客コンベア1は、それの一方
の乗降床2から他方の乗降床(図示省略)にかけて無端
状に連結され、その踏面3Aに多数のクリート溝3Bを
有して移動する踏板3と、図1、図2及び図3に示すよ
うに乗降床2の先端部2Aの両側部の平坦斜面2Bに固
設される根元部4Aとクリート溝3Bに噛み合う多数の
歯先部4Bと、踏板3とその側部に直立するスカートガ
ード5との間の隙間gに前記歯先部4Bと類似形状に形
成されて挿入される異物排除用のくし歯4Cを有するく
し板4を備えている。そして、くし歯4Cは例えば隙間
gが5mmの場合、その板厚tが2〜3mm程度で、こ
れがクリート溝3Bの底面よりmだけ下方位置の先端4
aから凹面4b、凸面4cへとかけて矢印Yのように、
隙間gに侵入せんとする火種や小石等の異物を根元部4
A側へと排除する仕組みになっている。この場合、踏板
3の両側部のスカートガード5に近いくし板4だけにく
し歯4Cが存在し、それ以外の数枚のくし板6にはくし
歯4Cのない通常のものが配置されている。
【0007】なお、上記くし板4は、耐燃性のある材質
(例えば難燃性や不燃性)が望ましく、これによれば火
種等の侵入に際し、その排除に好適となる。また、上記
のくし歯4Cの形状は、例示のものに限定されるもので
はなく、場合によってはクリート溝3Bの底面からの下
がり分mのないものでも何ら問題はない。
【0008】以上説明したように、本発明によれば、移
動踏板の側部隙間から機械本体内への火種等の異物の侵
入を阻止し得る移動踏板用くし板を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるくし板を備えた乗客コンベアの要
部斜視図。
【図2】図1のI−I線に沿う断面図。
【図3】図2のII−II線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…乗客コンベア、2…乗降床、2A…先端部、2B…
平坦斜面、3…踏板、3A…踏面、3B…クリート溝、
4…くし板、4A…根元部、4B…歯先部、4C…くし
歯、4a…先端、4b…凹面、4c…凸面、5…スカー
トガード、6…くし板、g…隙間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の乗降床から他方の乗降床にかけて無
    端状に連結され、その踏面に多数のクリート溝を有する
    踏板と、前記乗降床の先端部に固定される根元部と前記
    クリート溝に噛み合う多数の歯先部を有するくし板と、
    前記踏板及びくし板列の側部に直立するスカートガード
    を備えたものにおいて、前記踏板側部と前記スカートガ
    ードとの間に、前記くし板と一体で前記歯先部と類似形
    状の異物排除用くし歯を設けたことを特徴とする移動踏
    板のくし板。
JP10344825A 1998-10-28 1998-10-28 移動踏板のくし板 Pending JP2000128468A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10394099B4 (de) * 2003-02-07 2015-04-02 Otis Elevator Co. Kammplattenanordnung für Fahrgastbeförderungsmittel mit mitbewegendem Flansch

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10394099B4 (de) * 2003-02-07 2015-04-02 Otis Elevator Co. Kammplattenanordnung für Fahrgastbeförderungsmittel mit mitbewegendem Flansch

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