JP2560645Y2 - 移送装置 - Google Patents

移送装置

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Publication number
JP2560645Y2
JP2560645Y2 JP5862793U JP5862793U JP2560645Y2 JP 2560645 Y2 JP2560645 Y2 JP 2560645Y2 JP 5862793 U JP5862793 U JP 5862793U JP 5862793 U JP5862793 U JP 5862793U JP 2560645 Y2 JP2560645 Y2 JP 2560645Y2
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JP
Japan
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floorboard
floor plate
floor
tread
transfer device
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Expired - Lifetime
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JP5862793U
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JPH0728172U (ja
Inventor
隆 鶴岡
博明 舘野
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は物体を一の地点から他の
地点へ移送する移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルのある階床から次の階床へ人を移送
する装置として従来からエスカレーターが用いられてい
る。エスカレーターはある階床と次の階床とにそれぞれ
設けられたスプロケットを備えている。そこで、前記ス
プロケット間にはチェーンが掛けられ、このチェーンに
は複数のステップが連続して取り付けられている。スプ
ロケットを駆動手段によって回転させると、チェーンが
回転(循環)され、ステップ上の乗客をある階床から次
の階床へと移送している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のエスカレーターにあっては、ステップ上に捨てら
れた紙屑や煙草の吸殻等もこのステップによって降り口
側の床板へ向けて運ばれ、この先端側へ集められてい
る。床板の先端側へ集められた紙屑や煙草の吸殻等は管
理人等がいちいち掃除しており、この掃除は面倒である
という問題点があった。
【0004】本考案は、ステップ上に捨てられた紙屑や
煙草の吸殻等をいちいち掃除する必要のない移送装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本考案にあっては、乗客を乗せて移送するた
めの踏板と、降り口側に設けられ移送される前記踏板が
下面側を通過する床板と、この床板の両側端に設けられ
たゴミ留め箱とを備え、前記床板の先端側をこの略中央
が突出するような曲線で形成し、前記踏板上のゴミが前
記先端側に案内されて前記ゴミ留め箱に入るようにした
構成とする。
【0006】
【作用】踏板に乗った乗客が、この踏板上に紙屑や煙草
の吸殻等を捨てると、これらは踏板によって降り口側の
床板へ向けて運ばれ、この床板の先端側へ集められる。
床板の先端側は、この略中央が緩かに突出した曲線形状
となっているので、ステップがこの下面側を通過するこ
とによって、紙屑や煙草の吸殻等は前記曲線形状に沿っ
て案内され、床板の両側端へと少しずつ送りやられる。
床板の両側端へと少しずつ送りやられた紙屑や煙草の吸
殻等は、ゴミ留め箱へと落ちて自動的に掃除が行われ
る。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図面に基づいて説明する。図
1および図2は本考案に係る移送装置としてのエスカレ
ーターの一実施例を示す図である。
【0008】図1において、符号1は降り口側の床板で
あり、この床板1の下面側には移送される複数のステッ
プ2が通過していく。なお、ステップ2は降り口側のス
プロケット(図示せず)と乗り口側のスプロケット(図
示せず)と間に掛けられたチェーン(図示せず)に連続
して取り付けられている。ステップ2は断面略三角形状
となっており、踏み面部2aとライザ部2bとを有し、
この踏み面部2aとライザ部2bとには多数の溝3がこ
のステップ2の移送方向と平行に形成されている。
【0009】床板1は、この先端側に合成樹脂製のコム
1aを有しており、このコム1aの歯はステップ2の溝
3と歯合している。床板1の先端側は、この略中央が緩
かに突出した曲線形状となっている。
【0010】一方、ステップ2の両側には手摺り4が設
けられ、この手摺り4の下方側にはスカートガード5が
取り付けられている。スカートガード5における床板1
の先端側と接する箇所には、全体が略長方形をした開口
部6が形成され、この開口部6の上端部分には図2に示
すようにヒンジ7を介して蓋8が取り付けられている。
【0011】蓋8は縦方向において開口部6より少し短
く、このためこれらの間には隙間6aができている。ス
カートパネル5内における開口部6より下方には、全体
が略箱型をしたゴミ留め箱9が取り付けられ、このゴミ
留め箱9内にはゴミ収納袋10が収納されている。
【0012】スプロケットを回転させてチェーンを循環
させると、チェーンの循環にともなってステップ2は降
り口側の床板1に向けて移送される。ステップ2に乗っ
た乗客が、このステップ2上に紙屑や煙草の吸殻等を捨
てると、これらはステップ2によって降り口側の床板1
へ向けて運ばれ、この先端側1aへ集められる。床板1
の先端側1aは、この略中央が緩かに突出した曲線形状
となっているので、ステップ2が床板1の下面側を通過
することによって、紙屑や煙草の吸殻等は前記曲線形状
に沿って案内され、床板1の両側端へと少しずつ送りや
られる。床板1の両側端には開口部6が位置しているの
で、開口部6から床板1の両側端へと少しずつ送りやら
れた紙屑や煙草の吸殻等は、ゴミ留め箱9へと落ちて自
動的に掃除が行われる。ゴミ留め箱9に一定量の紙屑や
煙草の吸殻等が留ると、蓋8を開けて中からゴミ収納袋
10を取り出す。
【0013】なお、本考案はエスカレーターのみならず
動く歩道にも適用できることは言うまでもない。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
床板の先端側をこの略中央が突出するような曲線で形成
し、踏板上のゴミが前記先端側に案内されてゴミ留め箱
に入るようにしたので、面倒な掃除をいちいちする必要
がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用されたエスカレーターの斜視図。
【図2】図1中A矢視部分の断面図。
【符号の説明】
1…床板 1a…先端側 2…ステップ 9…ゴミ箱

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客を乗せて移送するための踏板と、降
    り口側に設けられ移送される前記踏板が下面側を通過す
    る床板と、この床板の両側端に設けられたゴミ留め箱と
    を備え、前記床板の先端側をこの略中央が突出するよう
    な曲線で形成し、前記踏板上のゴミが前記先端側に案内
    されて前記ゴミ留め箱に入るようにしたことを特徴とす
    る移送装置。
JP5862793U 1993-10-29 1993-10-29 移送装置 Expired - Lifetime JP2560645Y2 (ja)

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JP5862793U JP2560645Y2 (ja) 1993-10-29 1993-10-29 移送装置

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JP5862793U JP2560645Y2 (ja) 1993-10-29 1993-10-29 移送装置

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Publication Number Publication Date
JPH0728172U JPH0728172U (ja) 1995-05-23
JP2560645Y2 true JP2560645Y2 (ja) 1998-01-26

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JP5862793U Expired - Lifetime JP2560645Y2 (ja) 1993-10-29 1993-10-29 移送装置

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JP5836442B1 (ja) * 2014-06-30 2015-12-24 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベア

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JPH0728172U (ja) 1995-05-23

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