JP2004154199A - 遊技場における床上落下物の収集構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技場における回収作業や清掃作業を能率的に行うことができる、遊技場における床上落下物の収集構造を提供すること。
【解決手段】遊技場における床上落下物の収集構造(20)は、複数の遊技機からなる遊技機島(11)前方の床(19)に設けた、遊技機島と実質的に平行に延びる少なくとも1条の溝(21)と、溝内に配置した、溝の長さ方向に延びる搬送手段(23)と、搬送手段の上方に配置した、床上の落下物を搬送手段に導き可能に形成した被覆手段(27)と、搬送手段の終端部に配置した回収ボックス(25)と、を備える。清掃する者は、床上落下物を搬送手段に導くだけで清掃を終えることができるので能率的である。
【選択図】 図3
【解決手段】遊技場における床上落下物の収集構造(20)は、複数の遊技機からなる遊技機島(11)前方の床(19)に設けた、遊技機島と実質的に平行に延びる少なくとも1条の溝(21)と、溝内に配置した、溝の長さ方向に延びる搬送手段(23)と、搬送手段の上方に配置した、床上の落下物を搬送手段に導き可能に形成した被覆手段(27)と、搬送手段の終端部に配置した回収ボックス(25)と、を備える。清掃する者は、床上落下物を搬送手段に導くだけで清掃を終えることができるので能率的である。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ機、パチスロ、スロットマシン等の遊技機を備える遊技場において、パチンコ玉、スロット用メダルその他の有用な落下物、及びごみその他の無用な落下物のような床上落下物を収集する収集構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機やパチスロ等を備える遊技場の床上に落下したパチンコ玉やメダル等の回収や、床上のごみの清掃は、人による手作業で行われている(たとえば、特許文献1及び2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6―261981号公報
【特許文献2】
特開2001―96056号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
たとえば、パチンコ遊技場やスロット遊技場では、複数のパチンコ遊技機や複数のスロット遊技機を、各遊技機の遊技面が実質的に同一面上に位置するように一列に並べると共に、この一列と別の一列とを背中合わせにして、パチンコ島又はスロット島と呼称される遊技ゾーンを作り、このような遊技ゾーンを複数並列して遊技場が形成される。そして、パチンコ島間又はスロット島間には、各遊技機に対面するように椅子を配置してある。その結果、床上に落下したパチンコ玉又はメダルを回収したり、床上のごみを清掃したりするとき、パチンコ島又はスロット島に設置されている遊技機の遊技面に沿って移動しながら作業をするが、椅子が邪魔となるため、回収や清掃に手間がかかってしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、遊技場における回収作業や清掃作業を能率的に行うことができる、遊技場における床上落下物の収集構造を提供することを課題とする。この課題を解決するため、この発明の発明者は、遊技場の床に溝を設けると共に、この溝内に搬送手段を配置することに着目した。発明の詳細については項を改めて説明する。なお、いずれかの請求項に記載した発明について行う用語の定義などは、発明の性質に反しない限り、別の請求項に記載した発明にも適用されるものとする。
【0006】
(請求項1に記載した発明の構成)
請求項1に記載した発明に係る、遊技場における床上落下物の収集構造(以下、請求項1の収集構造という)は、複数の遊技機からなる遊技機島前方の床に設けた、当該遊技機島と実質的に平行に延びる少なくとも1条の溝と、当該溝内に配置した、当該溝の長さ方向に延びる搬送手段と、当該搬送手段の上方に配置した、床上の落下物を前記搬送手段に導き可能に形成した被覆手段と、前記搬送手段の終端部に配置した、前記搬送手段が搬送した落下物を回収可能な回収ボックスと、を備えることを特徴とする。
【0007】
遊技機島前方とは、たとえば、パチンコ島間、スロット島間、パチンコ島とスロット島間、パチンコ島と遊技場の壁もしくは扉間、又はスロット島と遊技場の壁もしくは扉間と言い換えることもできる。たとえば、パチンコ機とパチスロのように、異なる機種の遊技機が混在する遊技機島もある。落下物は、パチンコ玉、メダルのような回収して再使用する有用な落下物の他、ごみのような再使用することなく、そのまま廃棄する無用な落下物を含む。溝は、溝の両側にある2つの遊技機島の一方に近接して1つの溝を設けたり、遊技機島間のほぼ中央に1つの溝を設けたりする他、それぞれの遊技機島に近接して遊技機島間に2つの溝を設けたりすることができる。溝は遊技機島の端から端まで延びることが好ましいが、中間部分にあってもよい。搬送手段は通常1つでよく、収集の便宜を考慮して2つ配置することもできる。回収ボックスは、搬送手段毎の終端部に配置したり、2つの搬送手段に共通的に1つの回収ボックスを配置したりすることができる。例えば、2つの搬送手段を溝内に配置すると共に、溝のほぼ中央に1つの回収ボックスを配置する。回収ボックスは、回収ボックス自体で有用な落下物と無用な落下物とを分別できることが好ましいが、回収ボックスから落下物を取り出すとき、本発明とは関係なく別途設ける分別手段を用いて分別することもできる。被覆手段は、いくつかの蓋で溝を覆うと共に、任意の蓋に開閉用の取っ手などを取り付け、容易に開閉できるようにする。開閉用の取っ手がついた蓋は、蝶番によって片開き式に床又は溝に取り付けると共に、開いた状態を保つストッパを備える他、ストッパを備えることなく遊技機島の壁面に当てがって開いた状態を保つことができる。さらに、単に溝に被せるだけの構造とし、落下物を溝に導く際、蓋を溝から取り外すようにすることもできる。被覆手段はまた、スノコ、エキスパンドメタル、パンチングメタル又は網のような、落下物が通過する大きさのすきま又は孔を有する孔開きプレートとすることができる。孔開きプレートは、被覆手段の少なくとも一部にあればよいが、搬送手段の全長を単一の孔開きプレートで覆ったり、いくつかに分割した孔開きプレートで覆ったりすることもできる。
【0008】
(請求項1に記載した発明の作用効果)
請求項1の収集構造によれば、床上の落下物を、床を掃いたり、拭ったりして被覆手段を経て搬送手段に導くだけで落下物の収集ができるため、有用物の回収や無用物の清掃を能率的に行うことができる。また、落下物の収集を遊技機島間単位で行うことができるため、遊技時間中の立て込んだ遊技場で落下物を収集した塵取りなどを別の遊技機島間に運ぶ必要がなく、その際の無用な気配りや緊張を作業者に及ぼすことがない。
【0009】
(請求項2に記載した発明の構成)
請求項2に記載した発明に係る、遊技場における床上落下物の収集構造(以下、請求項2の収集構造という)は、請求項1の収集構造に限定が加わり、前記搬送手段は、前記溝の長さ方向に回転可能なベルトコンベヤを含むことを特徴とする。ベルトコンベヤは電動機によって駆動するが、常に駆動しておく必要はない。落下物の収集は日に何回か行うため、それに合わせて駆動すればよく、駆動の都度、電動機のスイッチを手動でONにする他、例えば、被覆手段の特定の蓋を開けたとき、それに連動して電動機を自動的にONにすることもできる。逆に、電動機の駆動を停止するとき、手動でOFFにする他、タイマーの使用によって自動的にOFFにすることができる。
【0010】
(請求項2に記載した発明の作用効果)
請求項2の収集構造によれば、被駆動のベルトコンベヤを使用しているため、落下物がパチンコ玉であっても、メダルであっても、遊技場で使うカードであっても収集でき、また多少の湿気を帯びていても収集できる。換言すると、落下物の種類や性状に関係なく収集できる。
【0011】
(請求項3に記載した発明の構成)
請求項3に記載した発明に係る、遊技場における床上落下物の収集構造(以下、請求項3の収集構造という)は、請求項1又は2の収集構造に限定が加わり、前記回収ボックスは、有用な落下物と無用な落下物とを分別する分別構造を含むことを特徴とする。有用な落下物はパチンコ玉又はメダルであり、その大きさが定まっているため、ごみのような無用な落下物は通過するがパチンコ玉やメダルは通過しない、エキスパンドメタル、パンチングメタル又は網を回収ボックスの入口に配置する。さらに、落下物が主としてパチンコ玉である場合、パチンコ玉が通過しないすきまを有するスノコを回収ボックスの入口に配置すると共に、スノコを下向き傾斜に作る。
【0012】
(請求項3に記載した発明の作用効果)
請求項3の収集構造によれば、回収ボックスの分別構造が有用な落下物と無用な落下物とを分別するため、収集後に分別作業をする必要がなく、有用な落下物の再利用及び無用な落下物の廃棄を能率的に行うことができる。
【0013】
(請求項4に記載した発明の構成)
請求項4に記載した発明に係る、遊技場における床上落下物の収集構造(以下、請求項4の収集構造という)は、請求項1乃至3の何れかの収集構造に限定が加わり、前記被覆手段は、前記搬送手段の上方を覆う蓋と、前記搬送手段の上方を覆い、かつ、開放可能な投入蓋と、を備えることを特徴とする。蓋及び投入蓋は、両者が相俟って溝の全長に延びるように形成する。そのためには、複数の蓋と、少なくとも1つの投入蓋との組合せとすることが好ましい。複数の投入蓋を設ける場合、これら投入蓋は離れた場所に配置する。蓋もまた、開放可能であることが好ましい。投入蓋には取っ手などを設け、その取っ手などを握って簡単に開放できるように形成する。
【0014】
(請求項4に記載した発明の作用効果)
請求項4に記載した収集構造によれば、床上の落下物を収集しようとするとき、投入蓋を開放し、そこから落下物を搬送手段上に落とすことができる。そして、落下物の収集が終わったとき、投入蓋を閉め、人の足が落ちるのを防ぐ。
【0015】
(請求項5に記載した発明の構成)
請求項5に記載した、遊技場における床上落下物の収集構造(以下、請求項5の収集構造という)は、請求項1乃至3の何れかの収集構造に限定が加わり、前記被覆手段の少なくとも一部は、前記落下物が通過可能な孔開きプレートであることを特徴とする。溝の全長に延びる孔開きプレートによって被覆手段を形成する他、孔開きプレートと、孔無しプレートとの組合せで被覆手段を形成することもできる。いずれも複数に分割した形態とし、それぞれが溝に着脱可能であることが好ましい。
【0016】
(請求項5に記載した発明の作用効果)
請求項5の収集構造によれば、床上の落下物を収集しようとするとき、落下物を孔開きプレートから搬送手段上に落とすだけでよく、収集の都度、開放する手間を省くことができる。
【0017】
【発明の実施形態】
以下に、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。図面中、図1は遊技場の一部と床上落下物の収集構造とを示す斜視図、図2は、搬送手段と被覆手段と回収ボックスとを示す、搬送手段の搬送方向に直交する面で切断した断面図、図3は、搬送手段と被覆手段と回収ボックスとを示す、搬送手段の搬送方向に延びる面で切断した断面図、図4は回収ボックスに設ける分別構造を示す平面図である。図5は、孔開きプレートの平面図である。
【0018】
(遊技場の概略)
パチンコ機やスロット等を備える遊技場では、図1に示すように、複数の遊技機島11,11・・を並列配置してある。図1に示す遊技機島11は、遊技機島の代表例であるパチンコ島である。各パチンコ島11は、複数のパチンコ機13それぞれの遊技面13aが実質的に同一面上に位置するように、複数のパチンコ機13,13・・を横方向に配列すると共に、このような配列を背中合わせにして形成されている。各パチンコ機13で遊技に供されたパチンコ玉は、傾斜シュート(図示を省略)によって一箇所に集められた後、揚送装置(図示を省略)によって上部タンク15に導かれて再び遊技に供される。隣接するパチンコ島11,11間には、一方のパチンコ島11から他方のパチンコ島11へパチンコ玉を供給する渡り樋17が上部タンク15を接続した形態で設けられている。前記構成自体は公知である。
【0019】
(収集構造の構成)
図1乃至4に示す収集構造20は、複数のパチンコ島11を並列してなる遊技場のパチンコ島11,11間の床19に設けた、パチンコ機13,13・・の遊技面13a,13a・・と実質的に平行に延びる溝21と、溝21内に配置した、その長さ方向に延びる搬送手段23と、搬送手段23の終端部に配置した回収ボックス25と、搬送手段23の上方に配置した、床19上の落下物を搬送手段23に導くことが可能に形成された被覆手段27と、を備えている。
【0020】
各パチンコ島11は、パチンコ機13,13・・の遊技面13a,13a・・下側に位置するように、膳板29を備えている。換言すると、パチンコ機13,13・・を載せる台の一部を張り出して膳板29としてある。溝21は、膳板29の下方に位置し、かつ、膳板29と実質的に同じ長さに渡ってパチンコ島11の横方向へ延びるように、パチンコ島11の前面パネル11aに近接して床19に設けられている。収集しようとする主たる落下物がパチンコ玉又はメダルであるから、溝21の幅、つまりパチンコ機13,13・・の遊技面13a,13a・・と直交する方向の距離は、膳板29の幅と同じ程度でよい。また、溝21の深さは、溝21内に配置する搬送手段23に応じて定めることができる。
【0021】
搬送手段23は、溝21の長さ方向に延びるベルトコンベヤを主要部品とする。正面形状がU字状を呈するコンベヤフレーム31を溝21の底面に固定すると共に、駆動プーリ33をコンベヤフレーム31に回転可能に取り付け、従動プーリ35をコンベヤフレーム31に回転可能に、かつ、駆動プーリ33との間の距離を調整可能に取り付け、搬送ベルト37を駆動プーリ33及び従動プーリ35に掛け渡してある。駆動プーリ33と駆動モータ39とを駆動ベルト41で連結し、従動プーリ35をテンション調整ボルト43によって位置の調整ができるようにテンション調整ボルト43と係合してベルトコンベヤが形成されている。床19上の落下物を搬送ベルト37に確実に導くための傾斜面を有するガイド45を、搬送ベルト37の両側に配置することが好ましい。
【0022】
回収ボックス25は、有用物回収部25aと、ごみ受入部25bとからなり、搬送手段23の終端部、つまり搬送手段23によって搬送された落下物が搬送手段23から離れる個所の床19に設けた孔47内に取出し可能に収納してある。有用物回収部25aの入口側底面には下向き傾斜したスノコ(分別構造)25cを配置してある。スノコ25cのすきまは、パチンコ玉より小さい。その結果、搬送手段23の搬送ベルト37から落下したパチンコ玉はスノコ25c上を転がり、有用物回収部25aに入る。一方、スノコ25cのすきまより小さいごみは、スノコ25cを通過してごみ受入部25bに入る。有用物回収部25aとごみ受入部25bとは、例えば、U字状の2つのフックをごみ受入部25bに取り付けておき、これらフックを有用物回収部25aに設けた突起に引っ掛けて結合状態とし、フックを突起から外して分離状態とするように、着脱可能に形成することが好ましい。この場合、結合状態で有用物回収部25aの取っ手25dを持って回収ボックス25を孔47から引き上げ、また孔47に収納する。有用物回収部25aをごみ受入部25bに単に載せるだけの場合、個別に孔47から引き上げ、また個別に孔47内に収納する。
【0023】
被覆手段27は、搬送手段23の上方を覆う蓋51と、搬送手段23の上方を覆い、かつ、開放可能な投入蓋53と、を備える。図1の実施形態では、蓋51と投入蓋53とにハッチを入れ、それぞれ1つずつ設けたように示してあるが、実際には蓋51と投入蓋53とが相俟って搬送手段23の全体を覆うように複数の蓋51と、少なくとも1つの投入蓋53とを配置する。複数の投入蓋53を、互いに離れた位置に配置するようにすれば、床19上の落下物収集を能率的に行うことができる。蓋51と投入蓋53とは、溝21の上縁に設けた段部21aに載って搬送手段23を覆った状態に保たれる。この状態で、蓋51及び投入蓋53が床19と実質的に同一面上に位置するように蓋51及び投入蓋53の寸法を定める。投入蓋53はヒンジ53a(図2の部分拡大図参照)によって片開きに開放可能であり、投入蓋53を開放した状態に保って床19上の落下物を搬送手段23に導く。
【0024】
投入蓋53を開放状態に保つには、投入蓋53をパチンコ島11の前面パネル11aに当てがうだけでもよく、また前面パネル11aにストッパ(図示を省略)を回転可能に取り付けておき、ストッパを垂直位置に回転して投入蓋53の縁部をストッパで受け止め、投入蓋53が倒れるのを防ぐようにしてもよい。さらに、2つのクランクアーム(図示を省略)を床19と投入蓋53とにそれぞれ枢着すると共に、両者をピン結合し、投入蓋53を持ち上げて、ピンの中心が2つのクランクアームの枢着点を結ぶ線を超えたとき、クランクアームのそれ以上の揺動ができないように形成することにより、投入蓋53を開放位置に保持できる。
【0025】
なお、上記した蓋51の全部又は一部の代わりに、図5に示すような孔開きプレート61を採用することもできる。孔開きプレート61には、パチンコ玉又はメダルが通貨可能な相当数の孔群63を形成してある。このような孔開きプレート61であれば、開放しなくても孔群63からパチンコ玉又はメダルを溝21内に落下させることができるので、上記の投入蓋53を開放しなくても済む。また、投入蓋53自体を省略してもよい。
【0026】
(実施形態の収集構造の作用)
床19上の落下物を収集しようとするとき、箒やモップを使用して床19を掃いたり、拭ったりして落下物を、被覆手段27の、搬送手段23に投入することができる場所に導く。すなわち、被覆手段27が蓋51と投入蓋53とからなる場合、投入蓋53を開放して落下物をここに導く。一方、被覆手段27が少なくとも一部に孔開きプレートを備える場合、落下物を孔開きプレート61に導く。そして、落下物を搬送手段23に投入すると、落下物は搬送手段23によって搬送され、回収ボックス25に至って分別収集される。収集が終了した後、被覆手段27の投入蓋53を閉じる。
【0027】
【発明の効果】
この発明によれば、遊技場におけるパチンコ玉又はメダルの回収作業やごみの清掃作業を能率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技場の一部と床上落下物の収集構造とを示す斜視図である。
【図2】搬送手段と被覆手段と回収ボックスとを示す、搬送手段の搬送方向に直交する面で切断した断面図である。
【図3】搬送手段と被覆手段と回収ボックスとを示す、搬送手段の搬送方向に延びる面で切断した断面図である。
【図4】回収ボックスに設ける分別構造を示す平面図である。
【図5】孔開きプレートの平面図である。
【符号の説明】
11 パチンコ島
11a 前面パネル
13 パチンコ機
13a 遊技面
15 上部タンク
17 渡し樋
19 床
20 収集構造
21 溝
21a 段部
23 搬送手段
25 回収ボックス
25a 有用物回収部
25b ごみ受入部
25c スノコ
25d 取っ手
27 被覆手段
29 膳板
31 コンベヤフレーム
33 駆動プーリ
35 従動プーリ
37 搬送ベルト
39 駆動モータ
41 駆動ベルト
43 テンション調整ボルト
45 ガイド
47 孔
51 蓋
53 投入蓋
61 孔開きプレート
63 孔
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ機、パチスロ、スロットマシン等の遊技機を備える遊技場において、パチンコ玉、スロット用メダルその他の有用な落下物、及びごみその他の無用な落下物のような床上落下物を収集する収集構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機やパチスロ等を備える遊技場の床上に落下したパチンコ玉やメダル等の回収や、床上のごみの清掃は、人による手作業で行われている(たとえば、特許文献1及び2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6―261981号公報
【特許文献2】
特開2001―96056号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
たとえば、パチンコ遊技場やスロット遊技場では、複数のパチンコ遊技機や複数のスロット遊技機を、各遊技機の遊技面が実質的に同一面上に位置するように一列に並べると共に、この一列と別の一列とを背中合わせにして、パチンコ島又はスロット島と呼称される遊技ゾーンを作り、このような遊技ゾーンを複数並列して遊技場が形成される。そして、パチンコ島間又はスロット島間には、各遊技機に対面するように椅子を配置してある。その結果、床上に落下したパチンコ玉又はメダルを回収したり、床上のごみを清掃したりするとき、パチンコ島又はスロット島に設置されている遊技機の遊技面に沿って移動しながら作業をするが、椅子が邪魔となるため、回収や清掃に手間がかかってしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、遊技場における回収作業や清掃作業を能率的に行うことができる、遊技場における床上落下物の収集構造を提供することを課題とする。この課題を解決するため、この発明の発明者は、遊技場の床に溝を設けると共に、この溝内に搬送手段を配置することに着目した。発明の詳細については項を改めて説明する。なお、いずれかの請求項に記載した発明について行う用語の定義などは、発明の性質に反しない限り、別の請求項に記載した発明にも適用されるものとする。
【0006】
(請求項1に記載した発明の構成)
請求項1に記載した発明に係る、遊技場における床上落下物の収集構造(以下、請求項1の収集構造という)は、複数の遊技機からなる遊技機島前方の床に設けた、当該遊技機島と実質的に平行に延びる少なくとも1条の溝と、当該溝内に配置した、当該溝の長さ方向に延びる搬送手段と、当該搬送手段の上方に配置した、床上の落下物を前記搬送手段に導き可能に形成した被覆手段と、前記搬送手段の終端部に配置した、前記搬送手段が搬送した落下物を回収可能な回収ボックスと、を備えることを特徴とする。
【0007】
遊技機島前方とは、たとえば、パチンコ島間、スロット島間、パチンコ島とスロット島間、パチンコ島と遊技場の壁もしくは扉間、又はスロット島と遊技場の壁もしくは扉間と言い換えることもできる。たとえば、パチンコ機とパチスロのように、異なる機種の遊技機が混在する遊技機島もある。落下物は、パチンコ玉、メダルのような回収して再使用する有用な落下物の他、ごみのような再使用することなく、そのまま廃棄する無用な落下物を含む。溝は、溝の両側にある2つの遊技機島の一方に近接して1つの溝を設けたり、遊技機島間のほぼ中央に1つの溝を設けたりする他、それぞれの遊技機島に近接して遊技機島間に2つの溝を設けたりすることができる。溝は遊技機島の端から端まで延びることが好ましいが、中間部分にあってもよい。搬送手段は通常1つでよく、収集の便宜を考慮して2つ配置することもできる。回収ボックスは、搬送手段毎の終端部に配置したり、2つの搬送手段に共通的に1つの回収ボックスを配置したりすることができる。例えば、2つの搬送手段を溝内に配置すると共に、溝のほぼ中央に1つの回収ボックスを配置する。回収ボックスは、回収ボックス自体で有用な落下物と無用な落下物とを分別できることが好ましいが、回収ボックスから落下物を取り出すとき、本発明とは関係なく別途設ける分別手段を用いて分別することもできる。被覆手段は、いくつかの蓋で溝を覆うと共に、任意の蓋に開閉用の取っ手などを取り付け、容易に開閉できるようにする。開閉用の取っ手がついた蓋は、蝶番によって片開き式に床又は溝に取り付けると共に、開いた状態を保つストッパを備える他、ストッパを備えることなく遊技機島の壁面に当てがって開いた状態を保つことができる。さらに、単に溝に被せるだけの構造とし、落下物を溝に導く際、蓋を溝から取り外すようにすることもできる。被覆手段はまた、スノコ、エキスパンドメタル、パンチングメタル又は網のような、落下物が通過する大きさのすきま又は孔を有する孔開きプレートとすることができる。孔開きプレートは、被覆手段の少なくとも一部にあればよいが、搬送手段の全長を単一の孔開きプレートで覆ったり、いくつかに分割した孔開きプレートで覆ったりすることもできる。
【0008】
(請求項1に記載した発明の作用効果)
請求項1の収集構造によれば、床上の落下物を、床を掃いたり、拭ったりして被覆手段を経て搬送手段に導くだけで落下物の収集ができるため、有用物の回収や無用物の清掃を能率的に行うことができる。また、落下物の収集を遊技機島間単位で行うことができるため、遊技時間中の立て込んだ遊技場で落下物を収集した塵取りなどを別の遊技機島間に運ぶ必要がなく、その際の無用な気配りや緊張を作業者に及ぼすことがない。
【0009】
(請求項2に記載した発明の構成)
請求項2に記載した発明に係る、遊技場における床上落下物の収集構造(以下、請求項2の収集構造という)は、請求項1の収集構造に限定が加わり、前記搬送手段は、前記溝の長さ方向に回転可能なベルトコンベヤを含むことを特徴とする。ベルトコンベヤは電動機によって駆動するが、常に駆動しておく必要はない。落下物の収集は日に何回か行うため、それに合わせて駆動すればよく、駆動の都度、電動機のスイッチを手動でONにする他、例えば、被覆手段の特定の蓋を開けたとき、それに連動して電動機を自動的にONにすることもできる。逆に、電動機の駆動を停止するとき、手動でOFFにする他、タイマーの使用によって自動的にOFFにすることができる。
【0010】
(請求項2に記載した発明の作用効果)
請求項2の収集構造によれば、被駆動のベルトコンベヤを使用しているため、落下物がパチンコ玉であっても、メダルであっても、遊技場で使うカードであっても収集でき、また多少の湿気を帯びていても収集できる。換言すると、落下物の種類や性状に関係なく収集できる。
【0011】
(請求項3に記載した発明の構成)
請求項3に記載した発明に係る、遊技場における床上落下物の収集構造(以下、請求項3の収集構造という)は、請求項1又は2の収集構造に限定が加わり、前記回収ボックスは、有用な落下物と無用な落下物とを分別する分別構造を含むことを特徴とする。有用な落下物はパチンコ玉又はメダルであり、その大きさが定まっているため、ごみのような無用な落下物は通過するがパチンコ玉やメダルは通過しない、エキスパンドメタル、パンチングメタル又は網を回収ボックスの入口に配置する。さらに、落下物が主としてパチンコ玉である場合、パチンコ玉が通過しないすきまを有するスノコを回収ボックスの入口に配置すると共に、スノコを下向き傾斜に作る。
【0012】
(請求項3に記載した発明の作用効果)
請求項3の収集構造によれば、回収ボックスの分別構造が有用な落下物と無用な落下物とを分別するため、収集後に分別作業をする必要がなく、有用な落下物の再利用及び無用な落下物の廃棄を能率的に行うことができる。
【0013】
(請求項4に記載した発明の構成)
請求項4に記載した発明に係る、遊技場における床上落下物の収集構造(以下、請求項4の収集構造という)は、請求項1乃至3の何れかの収集構造に限定が加わり、前記被覆手段は、前記搬送手段の上方を覆う蓋と、前記搬送手段の上方を覆い、かつ、開放可能な投入蓋と、を備えることを特徴とする。蓋及び投入蓋は、両者が相俟って溝の全長に延びるように形成する。そのためには、複数の蓋と、少なくとも1つの投入蓋との組合せとすることが好ましい。複数の投入蓋を設ける場合、これら投入蓋は離れた場所に配置する。蓋もまた、開放可能であることが好ましい。投入蓋には取っ手などを設け、その取っ手などを握って簡単に開放できるように形成する。
【0014】
(請求項4に記載した発明の作用効果)
請求項4に記載した収集構造によれば、床上の落下物を収集しようとするとき、投入蓋を開放し、そこから落下物を搬送手段上に落とすことができる。そして、落下物の収集が終わったとき、投入蓋を閉め、人の足が落ちるのを防ぐ。
【0015】
(請求項5に記載した発明の構成)
請求項5に記載した、遊技場における床上落下物の収集構造(以下、請求項5の収集構造という)は、請求項1乃至3の何れかの収集構造に限定が加わり、前記被覆手段の少なくとも一部は、前記落下物が通過可能な孔開きプレートであることを特徴とする。溝の全長に延びる孔開きプレートによって被覆手段を形成する他、孔開きプレートと、孔無しプレートとの組合せで被覆手段を形成することもできる。いずれも複数に分割した形態とし、それぞれが溝に着脱可能であることが好ましい。
【0016】
(請求項5に記載した発明の作用効果)
請求項5の収集構造によれば、床上の落下物を収集しようとするとき、落下物を孔開きプレートから搬送手段上に落とすだけでよく、収集の都度、開放する手間を省くことができる。
【0017】
【発明の実施形態】
以下に、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。図面中、図1は遊技場の一部と床上落下物の収集構造とを示す斜視図、図2は、搬送手段と被覆手段と回収ボックスとを示す、搬送手段の搬送方向に直交する面で切断した断面図、図3は、搬送手段と被覆手段と回収ボックスとを示す、搬送手段の搬送方向に延びる面で切断した断面図、図4は回収ボックスに設ける分別構造を示す平面図である。図5は、孔開きプレートの平面図である。
【0018】
(遊技場の概略)
パチンコ機やスロット等を備える遊技場では、図1に示すように、複数の遊技機島11,11・・を並列配置してある。図1に示す遊技機島11は、遊技機島の代表例であるパチンコ島である。各パチンコ島11は、複数のパチンコ機13それぞれの遊技面13aが実質的に同一面上に位置するように、複数のパチンコ機13,13・・を横方向に配列すると共に、このような配列を背中合わせにして形成されている。各パチンコ機13で遊技に供されたパチンコ玉は、傾斜シュート(図示を省略)によって一箇所に集められた後、揚送装置(図示を省略)によって上部タンク15に導かれて再び遊技に供される。隣接するパチンコ島11,11間には、一方のパチンコ島11から他方のパチンコ島11へパチンコ玉を供給する渡り樋17が上部タンク15を接続した形態で設けられている。前記構成自体は公知である。
【0019】
(収集構造の構成)
図1乃至4に示す収集構造20は、複数のパチンコ島11を並列してなる遊技場のパチンコ島11,11間の床19に設けた、パチンコ機13,13・・の遊技面13a,13a・・と実質的に平行に延びる溝21と、溝21内に配置した、その長さ方向に延びる搬送手段23と、搬送手段23の終端部に配置した回収ボックス25と、搬送手段23の上方に配置した、床19上の落下物を搬送手段23に導くことが可能に形成された被覆手段27と、を備えている。
【0020】
各パチンコ島11は、パチンコ機13,13・・の遊技面13a,13a・・下側に位置するように、膳板29を備えている。換言すると、パチンコ機13,13・・を載せる台の一部を張り出して膳板29としてある。溝21は、膳板29の下方に位置し、かつ、膳板29と実質的に同じ長さに渡ってパチンコ島11の横方向へ延びるように、パチンコ島11の前面パネル11aに近接して床19に設けられている。収集しようとする主たる落下物がパチンコ玉又はメダルであるから、溝21の幅、つまりパチンコ機13,13・・の遊技面13a,13a・・と直交する方向の距離は、膳板29の幅と同じ程度でよい。また、溝21の深さは、溝21内に配置する搬送手段23に応じて定めることができる。
【0021】
搬送手段23は、溝21の長さ方向に延びるベルトコンベヤを主要部品とする。正面形状がU字状を呈するコンベヤフレーム31を溝21の底面に固定すると共に、駆動プーリ33をコンベヤフレーム31に回転可能に取り付け、従動プーリ35をコンベヤフレーム31に回転可能に、かつ、駆動プーリ33との間の距離を調整可能に取り付け、搬送ベルト37を駆動プーリ33及び従動プーリ35に掛け渡してある。駆動プーリ33と駆動モータ39とを駆動ベルト41で連結し、従動プーリ35をテンション調整ボルト43によって位置の調整ができるようにテンション調整ボルト43と係合してベルトコンベヤが形成されている。床19上の落下物を搬送ベルト37に確実に導くための傾斜面を有するガイド45を、搬送ベルト37の両側に配置することが好ましい。
【0022】
回収ボックス25は、有用物回収部25aと、ごみ受入部25bとからなり、搬送手段23の終端部、つまり搬送手段23によって搬送された落下物が搬送手段23から離れる個所の床19に設けた孔47内に取出し可能に収納してある。有用物回収部25aの入口側底面には下向き傾斜したスノコ(分別構造)25cを配置してある。スノコ25cのすきまは、パチンコ玉より小さい。その結果、搬送手段23の搬送ベルト37から落下したパチンコ玉はスノコ25c上を転がり、有用物回収部25aに入る。一方、スノコ25cのすきまより小さいごみは、スノコ25cを通過してごみ受入部25bに入る。有用物回収部25aとごみ受入部25bとは、例えば、U字状の2つのフックをごみ受入部25bに取り付けておき、これらフックを有用物回収部25aに設けた突起に引っ掛けて結合状態とし、フックを突起から外して分離状態とするように、着脱可能に形成することが好ましい。この場合、結合状態で有用物回収部25aの取っ手25dを持って回収ボックス25を孔47から引き上げ、また孔47に収納する。有用物回収部25aをごみ受入部25bに単に載せるだけの場合、個別に孔47から引き上げ、また個別に孔47内に収納する。
【0023】
被覆手段27は、搬送手段23の上方を覆う蓋51と、搬送手段23の上方を覆い、かつ、開放可能な投入蓋53と、を備える。図1の実施形態では、蓋51と投入蓋53とにハッチを入れ、それぞれ1つずつ設けたように示してあるが、実際には蓋51と投入蓋53とが相俟って搬送手段23の全体を覆うように複数の蓋51と、少なくとも1つの投入蓋53とを配置する。複数の投入蓋53を、互いに離れた位置に配置するようにすれば、床19上の落下物収集を能率的に行うことができる。蓋51と投入蓋53とは、溝21の上縁に設けた段部21aに載って搬送手段23を覆った状態に保たれる。この状態で、蓋51及び投入蓋53が床19と実質的に同一面上に位置するように蓋51及び投入蓋53の寸法を定める。投入蓋53はヒンジ53a(図2の部分拡大図参照)によって片開きに開放可能であり、投入蓋53を開放した状態に保って床19上の落下物を搬送手段23に導く。
【0024】
投入蓋53を開放状態に保つには、投入蓋53をパチンコ島11の前面パネル11aに当てがうだけでもよく、また前面パネル11aにストッパ(図示を省略)を回転可能に取り付けておき、ストッパを垂直位置に回転して投入蓋53の縁部をストッパで受け止め、投入蓋53が倒れるのを防ぐようにしてもよい。さらに、2つのクランクアーム(図示を省略)を床19と投入蓋53とにそれぞれ枢着すると共に、両者をピン結合し、投入蓋53を持ち上げて、ピンの中心が2つのクランクアームの枢着点を結ぶ線を超えたとき、クランクアームのそれ以上の揺動ができないように形成することにより、投入蓋53を開放位置に保持できる。
【0025】
なお、上記した蓋51の全部又は一部の代わりに、図5に示すような孔開きプレート61を採用することもできる。孔開きプレート61には、パチンコ玉又はメダルが通貨可能な相当数の孔群63を形成してある。このような孔開きプレート61であれば、開放しなくても孔群63からパチンコ玉又はメダルを溝21内に落下させることができるので、上記の投入蓋53を開放しなくても済む。また、投入蓋53自体を省略してもよい。
【0026】
(実施形態の収集構造の作用)
床19上の落下物を収集しようとするとき、箒やモップを使用して床19を掃いたり、拭ったりして落下物を、被覆手段27の、搬送手段23に投入することができる場所に導く。すなわち、被覆手段27が蓋51と投入蓋53とからなる場合、投入蓋53を開放して落下物をここに導く。一方、被覆手段27が少なくとも一部に孔開きプレートを備える場合、落下物を孔開きプレート61に導く。そして、落下物を搬送手段23に投入すると、落下物は搬送手段23によって搬送され、回収ボックス25に至って分別収集される。収集が終了した後、被覆手段27の投入蓋53を閉じる。
【0027】
【発明の効果】
この発明によれば、遊技場におけるパチンコ玉又はメダルの回収作業やごみの清掃作業を能率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技場の一部と床上落下物の収集構造とを示す斜視図である。
【図2】搬送手段と被覆手段と回収ボックスとを示す、搬送手段の搬送方向に直交する面で切断した断面図である。
【図3】搬送手段と被覆手段と回収ボックスとを示す、搬送手段の搬送方向に延びる面で切断した断面図である。
【図4】回収ボックスに設ける分別構造を示す平面図である。
【図5】孔開きプレートの平面図である。
【符号の説明】
11 パチンコ島
11a 前面パネル
13 パチンコ機
13a 遊技面
15 上部タンク
17 渡し樋
19 床
20 収集構造
21 溝
21a 段部
23 搬送手段
25 回収ボックス
25a 有用物回収部
25b ごみ受入部
25c スノコ
25d 取っ手
27 被覆手段
29 膳板
31 コンベヤフレーム
33 駆動プーリ
35 従動プーリ
37 搬送ベルト
39 駆動モータ
41 駆動ベルト
43 テンション調整ボルト
45 ガイド
47 孔
51 蓋
53 投入蓋
61 孔開きプレート
63 孔
Claims (5)
- 複数の遊技機からなる遊技機島前方の床に設けた、当該遊技機島と実質的に平行に延びる少なくとも1条の溝と、
当該溝内に配置した、当該溝の長さ方向に延びる搬送手段と、
当該搬送手段の上方に配置した、床上の落下物を前記搬送手段に導き可能に形成した被覆手段と、
前記搬送手段の終端部に配置した、前記搬送手段が搬送した落下物を回収可能な回収ボックスと、を備える
ことを特徴とする、遊技場における床上落下物の収集構造。 - 前記搬送手段は、前記溝の長さ方向に回転可能なベルトコンベヤを含む、
ことを特徴とする、請求項1に記載の遊技場における床上落下物の収集構造。 - 前記回収ボックスは、有用な落下物と無用な落下物とを分別する分別構造を備えている、
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の遊技場における床上落下物の収集構造。 - 前記被覆手段は、前記搬送手段の上方を覆う蓋と、前記搬送手段の上方を覆い、かつ、開放可能な投入蓋と、を備える
ことを特徴とする、請求項1乃至3の何れかに記載の遊技場における床上落下物の収集構造。 - 前記被覆手段の少なくとも一部は、前記落下物が通過可能な孔開きプレートである、
ことを特徴とする、請求項1乃至3の何れかに記載の遊技場における床上落下物の収集構造。
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JP2002320698A JP2004154199A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 遊技場における床上落下物の収集構造 |
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KR100973537B1 (ko) | 2010-04-15 | 2010-08-03 | 주식회사 펨코엔지니어링건축사사무소 | 건축물 외벽에 설치되는 낙하물 수거대 |
JP2014108235A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Kyoraku Sangyo Co Ltd | 遊技機用椅子 |
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- 2002-11-05 JP JP2002320698A patent/JP2004154199A/ja active Pending
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