JP5836442B1 - 乗客コンベア - Google Patents

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【課題】踏段を容易に取り外すこと。【解決手段】実施形態のエスカレータ1は、複数の踏段5と、スカートガード21と、開閉窓30とを備える。踏段5は、無端状に連結されて移動する。スカートガード21は、踏段5の側方に1対が設けられている。開閉窓30は、スカートガード21にそれぞれ開閉自在に配設され、開状態では開口部31を介して少なくとも踏段5の側面を露出させる。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアに関する。
従来、乗客コンベアの点検時は、踏段を取り外して内部を確認する場合がある。このとき、まず、乗客コンベアの下部機械室において、踏段のセットピンを取り外して、その踏段を水平部と階段部との間である湾曲部に移動させ、ペンチなどの工具で踏段のクリートを挟んで持ち上げることによって取り外す。
特開2000−344456号公報
ところで、工具でクリートを挟んで持ち上げる場合は、工具によってクリートを損傷するおそれや、誤って踏段を落下させるおそれがある。また、踏段が取り外されて開口している場合に、不用意に乗客コンベアを動作させないように、作業者は常に高度な注意を払うことが必要である。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、踏段を容易に取り外すことができる乗客コンベアを提供することを目的とする。
実施形態の乗客コンベアは、複数の踏段と、スカートガードと、開閉窓とを備える。踏段は、無端状に連結されて移動する。スカートガードは、前記踏段の側方に1対が設けられている。開閉窓は、前記スカートガードにおける中間傾斜部にそれぞれ開閉自在に配設され、開状態では開口部を介して少なくとも前記踏段の側面を露出させる。前記開閉窓は、前記スカートガードの下端から前記踏段の上側まで開口している。前記踏段は、前記開閉窓を介して露出した前記踏段の前記側面から前記踏段の下側を支持され、手前側に倒して傾けながら取り外される。
図1は、実施形態に係るエスカレータ(乗客コンベア)の全体構成を示す概略図である。 図2は、実施形態に係るエスカレータの斜視図である。 図3は、実施形態に係るエスカレータの横断面図である。 図4は、実施形態に係るエスカレータの開閉窓の側面図である。 図5は、実施形態に係るエスカレータにより実施されるエスカレータ運転処理に係る構成要素を示すブロック図である。 図6は、実施形態に係るエスカレータの開閉窓の正面図である。
以下に、実施形態に係る乗客コンベアについて、図面を参照して詳細に説明する。なお、下記の実施形態は例示であり、発明の範囲がそれらに限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態1]
本実施形態では、無端状に連結された複数の踏段を周回(循環)移動させて動作する乗客コンベアの一例としてエスカレータ1を挙げて説明する。
エスカレータ1は、図1に示すように、トラス(構造フレーム)2の内部に配置されている駆動輪3および従動輪4と、駆動輪3と従動輪4との間を無端状に連結されている複数の踏段(ステップ)5と、を備えるものである。なお、図1においては、2個の踏段5を示す。駆動輪3と減速機6との間には、駆動チェーン7が設けられている。減速機6には、モータ8が設けられている。駆動輪3と従動輪4との間には、踏段チェーン9が掛け渡されている。踏段チェーン9には、乗客(図示省略)が乗る複数の踏段5がそれぞれ連結されている。モータ8を駆動させることにより、踏段チェーン9が駆動して、複数の踏段5が駆動輪3と従動輪4との間を周回移動する。駆動輪3は上階側に配置され、従動輪4は下階側に配置される。
エスカレータ1が下降方向(図1中の実線矢印方向)に稼動する場合、複数の踏段5は、上階側乗降口10において進行方向に向けて隣接する踏段5同士が水平状でトラス2内から進出され、上部遷移カーブにおいて隣接する踏段5間の段差を拡大してゆき階段状に遷移され、中間傾斜部において階段状で下降され、下部遷移カーブにおいて隣接する踏段5間の段差を縮小してゆき水平状に遷移され、下階側乗降口11において再び水平状となってトラス2内に進入する。トラス2内に進入された複数の踏段5は、上方に反転され、帰路側を水平状で上昇され、再度反転されて上階側乗降口10においてトラス2内から進出される。エスカレータ1が上昇方向(図1中の実線矢印方向と反対方向)に稼動する場合は、上記の逆の動作となる。上階側乗降口10と下階側乗降口11とには、乗降板(図示省略)が設けられている。乗降板には、櫛形状のコム(図示省略)が設けられている。
エスカレータ1は、複数の踏段5の進行方向における両脇に一対の欄干20(図3参照)を備える。欄干20は、図3に示すように、スカートガードパネル(スカートガード)21と、内デッキ(デッキボート)22と、ガラス(パネルもしくはガラスパネル)24と、手すりレール25と、手すりベルト(移動手すり)26と、から構成されている。スカートガードパネル21は、複数の踏段5の走行方向(エスカレータ1が稼動する下降方向および上昇方向)に対して直交する方向の両側において近接して、かつ、上階側乗降口10(図1参照)と下階側乗降口11(図1参照)との間に亘って設けられている。スカートガードパネル21の上側には、内デッキ22が取り付けられている。内デッキ22の上側には、ガラス24が取り付けられている。ガラス24の外周には、手すりレール25が取り付けられている。手すりレール25には、手すりベルト26が移動可能に嵌め込まれている。エスカレータ1は、複数の踏段5の移動および移動方向に合わせて、欄干20の手すりベルト26が周回移動するよう構成されている。
図2に示すように、踏段5は、クリート(踏み板)51と、クリートライザー(ライザー)52と、フレーム53と、従動ローラ54と、駆動ローラ55と、を備えるものである。クリート51は、乗客がエスカレータ1に乗っているときに、水平もしくはほぼ水平な上面部を構成する。クリートライザー52は、乗客がエスカレータ1に乗っていて複数の踏段5が階段状の状態のときに、垂直もしくはほぼ垂直な蹴り上げ面部を構成する。フレーム53は、クリート51およびクリートライザー52を固定する。駆動ローラ55は、フレーム53に駆動軸56を介して取り付けられている。従動ローラ54は、踏段チェーン9に取り付けられている。この結果、踏段5は、踏段チェーン9に連結される。
開閉窓30は、一対のスカートガードパネル21にそれぞれ開閉自在に配設され、開状態では開口部31を介して少なくとも踏段5の両側面5aを露出させるものである。開閉窓30は、スカートガードパネル21の下端から上側に向かって矩形状に形成された開口部31と、開口部31に対してヒンジ32を介して開閉自在な開閉扉33とを備える。
開口部31は、スカートガードパネル21の下端から、踏段5のクリート51よりも上側まで開口しており、開状態では、トラス2内部と連通する。また、開口部31の大きさは、作業者の片手が抜き差し自在で、踏段5の側面5aを把持可能な大きさに設定されている。このため、開閉窓30が開状態では、作業者は、踏段5のクリート51よりも上側から開放された開口部31に手を挿入して、踏段5の側面5aを把持することができる。この開口部31は、開閉扉33が閉状態の場合に閉塞され、開状態の場合に開放される。
開閉扉33は、開口部31とほぼ同じ大きさの矩形状に形成されている。開閉扉33は、開口部31の上辺に配設されたヒンジ32によって、トラス2の内部側(踏段チェーン9側)に摺動可能である。開閉扉33は、トラス2の内部側に押し込まれると摺動して、開状態となり開口部31を開放する。これにより、取り外し対象の踏段5の下段の踏段5に立ち、取り外し対象の踏段5のクリート51の上面を見たときに、開口部31を介して踏段5の側面5aが、露出する。このため、一対のスカートガードパネル21に配設された開閉扉33を、いずれもトラス2の内部側に押し込んで摺動させて開状態とすると、開口部31を介して踏段5の両側面5aが露出する。このように、開閉扉33を開状態として、開口部31を開放すると、露出した踏段5の両側面5aからクリート51の下側に手を差し込んで、踏段5をクリート51の下側から支持して持ち上げることができる。また、開閉扉33は、トラス2の内部側に押し込む力が作用しなくなると、自重によって閉状態に戻り、開閉扉33はスカートガードパネル21と同一平面を形成し、開口部31が閉塞される。
前述した構成のエスカレータ1は、図1に示すように、駆動機構(図示省略)が踏段チェーン9を駆動輪3と従動輪4との周りに循環走行させて、踏段5を下階と上階とに亘って移動させて、踏段5上の乗客を下階と上階とに亘って運搬する。
このようなエスカレータ1の動作は、トラス2内の制御盤(図示省略)に設けられる制御装置40によって、インバータ装置(図示省略)およびモータ8を制御することで実現される。制御装置40は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)などを有するコンピュータである。制御装置40の機能は、ROMに保持されるアプリケーションプログラムをRAMにロードしてCPUで実行することによって、CPUの制御のもとでエスカレータ1内の各種装置を動作させると共に、RAMやROMにおけるデータの読み出しおよび書き込みを行うことで実現される。
実施形態1に係るエスカレータ1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
点検などのため、エスカレータ1から特定の踏段5を取り外す必要が生じると、作業者は制御盤を操作して、エスカレータ1の通常運転を停止する。また、作業者は、上階側乗降口10と下階側乗降口11とに、作業用の立入禁止柵を設置する。
作業者は、取り外し対象の踏段5の下段の踏段5に立ち、取り外し対象の踏段5を駆動軸56に固定しているセットピン(図示省略)を取り外して、踏段5をフレーム53から着脱可能にする。なお、セットピンは、トラス2内において取り外してもよい。そして、作業者は、制御盤を操作して、取り外し対象の踏段5が開閉窓30の位置となるまで、エスカレータ1を運転する。
取り外し対象の踏段5が開閉窓30の位置となったら、作業者は、制御盤を操作して、エスカレータ1の通常運転を停止する。そして、作業者は、取り外し対象の踏段5の下段の踏段5に立ち、一対の開閉扉33をトラス2の内部側に押し込んで開状態として、開口部31を介して踏段5の両側面5aを露出させる。そして、作業者は、開口部31を介して露出した踏段5の両側面5aからクリート51の下側に手を差し込んで、踏段5をクリート51の下側から支持して持ち上げる。
そして、作業者は、踏段5のクリート51を手前側に倒して傾けながら、踏段5をフレーム53から取り外す。踏段5が取り外されると、開閉窓30の開閉扉33は自重により閉状態に戻る。
実施形態1に係るエスカレータ1は、以上のごとき構成作用からなり、以下、その効果について説明する。
一対のスカートガードパネル21に配設された開閉扉33を、いずれもトラス2の内部側に押し込んで摺動して開状態とすると、開口部31を介して踏段5の両側面5aを露出させることができる。これにより、開口部31を介して露出した踏段5の両側面5aから、クリート51の下側に手を差し込んで、踏段5をクリート51の下側から支持して持ち上げることができる。すなわち、作業者が両手で踏段5を持ち上げることができるので、工具を使用しないため、踏段5を損傷するおそれがない。また、クリート51の下側から、両手で踏段5を支持することができるので、踏段5を誤って落下させるおそれもない。
[実施形態2]
次に、図4、図5を参照して、実施形態2に係るエスカレータ1について説明する。実施形態2に係るエスカレータ1は、開閉検知スイッチ(開状態検出部)60を備える点で、実施形態1に係るエスカレータ1とは異なっている。その他、上述した実施形態1と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する。
開閉検知スイッチ60は、それぞれの開閉窓30の開状態を検出可能なマグネットセンサであり、トラス2の内部側に配設されたマグネット61と、開閉扉33の内側に配設されたマグネット62とによって、スイッチが「ON」、「OFF」することにより、扉の開閉を検知するものである。マグネット61は、トラス2の内部側で、開閉扉33の摺動軌道上に配設されている。開閉扉33が閉状態の場合は、マグネット61、62同士が離接しているため、開閉検知スイッチ60は「OFF」となる。開閉扉33が開状態の場合は、図4に示すように、マグネット61、62同士が接触して、スイッチが「ON」となる。また、マグネット61、62同士が接触することにより、開閉扉33は開状態を保持する。この開閉検知スイッチ60は、スイッチの「ON」、「OFF」を電気信号として制御装置40に対して送信する。
制御装置40は、開閉検知スイッチ60からスイッチ「ON」信号を受信すると、開口時専用点検モードに切り替えて、エスカレータ1の通常運転を禁止する。ここで、開口時専用点検モードとは、制御盤において、例えば、点検ボタンとキースイッチとを同時操作した場合以外には、制御盤からの操作を無効にするものである。すなわち、制御装置4は、開口時専用点検モードに切り替えられると、制御盤から送信された制御信号をインバータ装置に送信しないため、制御盤の操作に基づいたモータ8(図5参照)によるエスカレータ1の運転制御が禁止される。制御装置40は、開閉検知スイッチ60からスイッチ「OFF」信号を受信すると、開口時専用点検モードを解除して、エスカレータ1を通常運転する。
実施形態2に係るエスカレータ1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
実施形態1と同様の手順で、作業者が、一対の開閉扉33をトラス2の内部側に押し込んで開状態とすると、開閉検知スイッチ60のマグネット61と、開閉扉33のマグネット62とが接触して、開閉検知スイッチ60のスイッチが「ON」される。そして、開閉検知スイッチ60は、制御装置40に対して、スイッチ「ON」信号を送信する。制御装置40は、開閉検知スイッチ60からスイッチ「ON」信号を受信すると、制御装置40を開口時専用点検モードに切り替えてエスカレータ1の通常運転を禁止する。
このとき、作業者が誤って制御盤を操作したとしても、制御装置40は、制御盤から制御装置40に送信された制御信号をインバータに送信しないため、モータ8(図5参照)はエスカレータ1の運転制御を行わない。
作業終了後、作業者が開閉扉33を手前側に引っ張ると、開閉扉33のマグネット62が開閉検知スイッチ60のマグネット61から離接し、開閉扉33が閉状態となる。このとき、開閉検知スイッチ60は、制御装置40に対して、スイッチ「OFF」信号を送信する。制御装置40は、開閉検知スイッチ60からスイッチ「OFF」信号を受信すると、制御装置40の開口時専用点検モードを解除して、エスカレータ1の通常運転の禁止を解除する。
実施形態2に係るエスカレータ1は、以上のごとき構成作用からなり、以下、その効果について説明する。
すなわち、開閉扉33が開状態となり開口部31が露出しているときに、作業者が誤って制御盤を操作したとしても、制御装置40によって制御盤からの制御信号に基づいてエスカレータ1が運転されることを防止できる。このため、ヒューマンエラーを防止して、より安全に作業を行うことができる。
[実施形態3]
次に、図6を参照して、実施形態3に係るエスカレータ1について説明する。実施形態3に係るエスカレータ1は、電磁ロック(ロック機構)70を備える点で、実施形態2に係るエスカレータ1とは異なっている。その他、上述した実施形態2と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する。
電磁ロック70は、開閉窓30に配設され、鍵穴71に図示しない鍵を挿入してロックを解除した状態でのみ開閉窓30を開閉可能とするものである。すなわち、電磁ロック70のロック状態では、開閉窓30は閉状態のままであり、開閉することができない。なお、電磁ロック70の鍵穴71に鍵を挿入した状態で作業を行い、作業終了後に鍵穴71から鍵を引き抜くものとする。
本実施形態では、開閉窓30に配設された開閉検知スイッチ60のマグネット62は電磁石で構成されている。マグネット62は、電磁ロック70の鍵穴71に鍵を挿入されると、通電されて磁石となる。すなわち、鍵穴71に鍵を挿入した状態で、開閉扉33が開状態となると、開閉検知スイッチ60のマグネット61と、開閉扉33のマグネット62とが接触して、開閉検知スイッチ60のスイッチが「ON」される。鍵穴71から鍵を引き抜くと、マグネット62への通電が停止されて、開閉検知スイッチ60のマグネット61と、開閉扉33のマグネット62との間の吸引力が作用しなくなる。これにより、マグネット62がマグネット61から離接して、開閉検知スイッチ60のスイッチが「OFF」される。これにより、開閉扉33は閉状態に戻る。
実施形態3に係るエスカレータ1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
まず、作業者は、電磁ロック70の鍵穴71に鍵を挿入して、電磁ロック70を解除する。そして、実施形態2と同様の手順で、踏段5が取り外される。作業終了後は、作業者が、鍵穴71から鍵を引き抜くと、マグネット62への通電が停止されて、マグネット62がマグネット61から離接して、開閉扉33が自重により閉状態となる。
実施形態3に係るエスカレータ1は、以上のごとき構成作用からなり、以下、その効果について説明する。
開閉窓30を、電磁ロック70によって施錠するため、鍵を持たない者によって開閉窓30が開状態とされたり、乗客やその荷物が開閉窓30に接触した際に、不用意に開閉窓30が開状態とされたりすることを防止できる。
前述した実施形態では、乗客コンベアとして、下階と上階とに亘って乗客を運搬するエスカレータを示している。しかしながら、本発明では、乗客コンベアとして、連続的に平らな踏段を有した所謂動く歩道に適用してもよい。
開閉窓30は、スカートガードパネル21に配設されたスカートガードスイッチ(図示省略)の近くに配設してもよい。このように配設することによって、開閉窓30を介して、トラス2の内部側に配設されたスイッチの状態や動作寸法などを容易に点検することができる。
本発明の複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 エスカレータ
21 スカートガードパネル(スカートガード)
5 踏段
5a 側面
30 開閉窓
31 開口部
33 開閉扉
40 制御装置(制御部)
60 開閉検知スイッチ
61 マグネット
62 マグネット
70 電磁ロック

Claims (3)

  1. 無端状に連結されて移動する複数の踏段と、前記踏段の側方に設けられた一対のスカートガードと、前記一対のスカートガードにおける中間傾斜部にそれぞれ開閉自在に配設され、開状態では開口部を介して少なくとも前記踏段の側面を露出させる開閉窓と、を備え、前記開閉窓は、前記スカートガードの下端から前記踏段の上側まで開口し、前記踏段は、前記開閉窓を介して露出した前記踏段の前記側面から前記踏段の下側を支持され、手前側に倒して傾けながら取り外される、ことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記開閉窓の開状態であることを検出する開状態検出部と、前記乗客コンベアの運転を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記開状態検出部により前記開閉窓の開状態であることが検出された場合は、前記乗客コンベアの通常運転を禁止する、ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記開閉窓に配設され、鍵によってロックを解除した状態でのみ前記開閉窓を開閉可能とするロック機構と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の乗客コンベア。
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