JP5788431B2 - 乗客コンベア - Google Patents
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Description
エスカレータ10の構造について、図1に基づいて説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
次に、インレット部材46,48の構造について図2に基づいて説明する。図2は下階側のインレット部材48の縦断面図であり、この図に基づいて説明する。
次に、安全装置70の回路構成について図3に基づいて説明する。安全装置70は、エスカレータ10の異常を検出したきにモータ20の回転駆動を停止させる安全回路72と、モータ20を駆動させる起動回路74とを有する。
次に、安全回路72の各可動接点片79a2,78b2,78a2,79b2が溶着していない正常時において、エスカレータ10の動作状態を、上昇運転させる場合と下降運転させる場合とに分けて図5と図6に基づいて説明する。
まず、各可動接点片79a2,78b2,78a2,79b2が溶着していない正常時において、エスカレータ10を上昇運転させる場合について図5に基づいて説明する。
次に、各可動接点片79a2,78b2,78a2,79b2が溶着していない正常時において、エスカレータ10を下降運転させる場合について図6に基づいて説明する。
以上のように正常時においては、エスカレータ10の上昇運転時に、図5に示すように、可動接点片78a2、79b2により、乗り口側に位置する下階側インレット安全スイッチ80c,80dが短絡されるため無効化される。
次に、何らかの原因により、可動接点片79a2,78b2,78a2,79b2が溶着した異常時の動作状態について各事例に分けて説明する。
第1事例は、リレーコイル79が通電されたときに動作する可動接点片79a2、79b2が溶着した場合である。このときは、可動接点片79a2が閉止状態、可動接点片79b2が開状態になったままになる。
第2事例は、可動接点片78a2が溶着した事例であり、この場合は、第1事例と同じである。
第3事例は、可動接点片79a2,78b2,78a2,79b2が溶着した場合である。すなわち、可動接点片79a2が閉止状態、可動接点片78b2が開状態に、可動接点片78a2が閉止状態、可動接点片79b2が開状態となる。
第4事例は、可動接点片79a2,78b2,78a2,79b2が溶着した場合である。
上記で説明した各可動接点片78a2,78b2,79a2,79b2が溶着した場合の各インレット安全スイッチの状態を図6の表に示す。図6において、白丸印は正常動作を意味する。二重丸印は乗り口側のインレット部材の移動を検出するインレット安全スイッチを無効化したことを意味する。白三角印は乗り口側のインレット部材の移動を検出するインレット安全スイッチを無効化する機能は働かないが、通常のインレット部材の移動を検出するインレット安全スイッチとしては動作する意味である。
以上により、本実施形態によれば、乗り口側のインレット安全スイッチを無効化することができ、また、リレーコイル58,59の安全回路74における各可動接点片78a2,78b2,79a2,79b2が溶着した場合においても、安全装置70の機能を有効に働かすことができる。
上記実施形態では、上昇及び下降が存在する角度を持った乗客コンベアであるエスカレータで説明したが、上昇、下降の区別のない水平に配置されるいわゆる「動く歩道」についても同様に適用できる。
Claims (9)
- 左右一対の欄干と、
左右一対の前記欄干の間を、第1運転時に一方の乗降口から他方の乗降口へ移動し、又は、第2運転時に前記他方の乗降口から前記一方の乗降口へ移動する移動する踏段と、
前記欄干の上部に沿って前記踏段と同期して移動する手摺りベルトと、
前記欄干における各乗降口の下部にそれぞれ形成された手摺り孔と、
前記各手摺り孔に挿入され、前記手摺りベルトに沿って移動可能に設けられたインレット部材と、
前記欄干の内部に設けられ、前記インレット部材の移動を検出する安全スイッチと、
第1運転時にのみON状態にする第1運転用主接触器と第2運転時にのみON状態にする第2運転用主接触器とが並列に接続された起動回路と、
前記起動回路によって起動して、踏段と前記手摺りベルトを駆動するモータと、
を有した乗客コンベアにおいて、
第1運転用主接触器のa接点と第2運転用主接触器のb接点を直列に接続した回路を、一方の前記安全スイッチの接点のみ並列に接続して安全回路が形成され、
前記第1運転時に前記第1運転用主接触器をON状態にし、前記第2運転用主接触器をOFF状態にして、一方側の前記安全スイッチのみを無効化し、
前記第2運転時に前記第2運転用主接触器をON状態にし、前記第1運転用主接触器をOFF状態にして、前記各接点が正常時又は溶着時でも一方側の前記安全スイッチを有効化する、
乗客コンベア。 - 前記一方側が下階側であり、前記第1運転が上昇運転であり、前記第2運転が下降運転である、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記一方側が上階側であり、前記第1運転が下降運転であり、前記第2運転が上昇運転である、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 左右一対の欄干と、
左右一対の前記欄干の間を移動する踏段と、
前記欄干の上部に沿って前記踏段と同期して移動する手摺りベルトと、
前記欄干における各乗降口の下部にそれぞれ形成された手摺り孔と、
前記各手摺り孔に挿入され、前記手摺りベルトに沿って移動可能に設けられたインレット部材と、
前記欄干の内部に設けられ、前記インレット部材の移動を検出する安全スイッチと、
上昇運転時にのみON状態にする上昇運転用主接触器と下降運転時にのみON状態にする下降運転用主接触器とが並列に接続された起動回路と、
前記起動回路によって起動して、前記踏段と前記手摺りベルトを駆動するモータと、
を有した乗客コンベアにおいて、
前記上昇運転用主接触器のa接点と前記下降用主接触器のb接点を直列に接続した回路に、下階側の前記安全スイッチの接点のみ並列に接続して下階側安全回路が形成され、
前記上昇運転時に前記上昇運転用主接触器をON状態にし、前記下降運転用主接触器をOFF状態にして、下階側の前記安全スイッチのみを無効化し、
前記下降運転時に前記下降運転用主接触器をON状態にし、前記上昇運転用主接触器をOFF状態にして、前記各接点が正常時又は溶着時でも下階側の前記安全スイッチを有効化する、
乗客コンベア。 - 左右一対の欄干と、
左右一対の前記欄干の間を移動する踏段と、
前記欄干の上部に沿って前記踏段と同期して移動する手摺りベルトと、
前記欄干における乗降口の下部に形成された手摺り孔と、
前記各手摺り孔に挿入され、前記手摺りベルトに沿って移動可能に設けられたインレット部材と、
前記欄干の内部に設けられ、前記インレット部材の移動を検出する安全スイッチと、
上昇運転時にのみON状態にする上昇運転用主接触器と下降運転時にのみON状態にする下降運転用主接触器とが並列に接続された起動回路と、
前記起動回路によって起動して、前記踏段と前記手摺りベルトを駆動するモータと、
を有した乗客コンベアにおいて、
前記下降運転用主接触器のa接点と前記上昇用主接触器のb接点を直列に接続した回路に、上階側の前記安全スイッチの接点のみ並列に接続して上階側安全回路が形成され、
前記下降運転時に前記下降運転用主接触器をON状態にし、前記上昇運転用主接触器をOFF状態にして、上階側の前記安全スイッチのみを無効化し、
前記上昇運転時に前記上昇運転用主接触器をON状態にし、前記下降運転用主接触器をOFF状態にして、前記各接点が正常時又は溶着時でも上階側の前記安全スイッチを有効化する、
乗客コンベア。 - 左右一対の欄干と、
前記欄干の上部に沿って移動する手摺りベルトと、
前記欄干における各乗降口の下部にそれぞれ形成された手摺り孔と、
前記各手摺り孔に挿入され、前記手摺りベルトに沿って移動可能に設けられたインレット部材と、
前記欄干の内部に設けられ、前記インレット部材の移動を検出する安全スイッチと、
上昇運転時にのみON状態にする上昇運転用主接触器と下降運転時にのみON状態にする下降運転用主接触器とが並列に接続された起動回路と、
前記起動回路によって駆動するモータと、
を有した乗客コンベアにおいて、
前記上昇運転用主接触器のa接点と前記下降用主接触器のb接点を直列に接続した回路に、下階側の前記安全スイッチの接点のみ並列に接続して下階側安全回路が形成され、
前記下降運転用主接触器のa接点と前記上昇用主接触器のb接点を直列に接続した回路に、上階側の前記安全スイッチの接点のみ並列に接続して上階側安全回路が形成され、
前記下階側安全回路と前記上階側安全回路とが直列に接続され、
前記上昇運転時に前記上昇運転用主接触器をON状態にし、前記下降運転用主接触器をOFF状態にして、前記各接点が正常時又は溶着時でも上階側の前記安全スイッチを有効化し、下階側の前記安全スイッチのみを無効化し、
前記下降運転時に前記下降運転用主接触器をON状態にし、前記上昇運転用主接触器をOFF状態にして、前記各接点が正常時又は溶着時でも下階側の前記安全スイッチを有効化し、上階側の前記安全スイッチのみを無効化する、
乗客コンベア。 - スカート安全スイッチが、前記下階側安全回路と前記上階側安全回路とに直列に接続されている、
請求項6に記載の乗客コンベア。 - コム安全スイッチが、前記下階側安全回路と前記上階側安全回路とに直列に接続されている、
請求項6又は7に記載の乗客コンベア。 - 踏段安全スイッチが、前記下階側安全回路と前記上階側安全回路とに直列に接続されている、
請求項6乃至8のいずれか一項に記載の乗客コンベア。
Priority Applications (1)
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JP2013092678A JP5788431B2 (ja) | 2013-04-25 | 2013-04-25 | 乗客コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013092678A JP5788431B2 (ja) | 2013-04-25 | 2013-04-25 | 乗客コンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014213998A JP2014213998A (ja) | 2014-11-17 |
JP5788431B2 true JP5788431B2 (ja) | 2015-09-30 |
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ID=51940133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013092678A Active JP5788431B2 (ja) | 2013-04-25 | 2013-04-25 | 乗客コンベア |
Country Status (1)
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- 2013-04-25 JP JP2013092678A patent/JP5788431B2/ja active Active
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