JP2009107734A - 乗客コンベアの安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、荷物等がインレット部内に引き込まれた際に、その荷物等を乗客がインレット部内から容易に取り出すことができる乗客コンベアの安全装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】作動片10には、移動手摺4が通る通過口10aと、通過口10aの近傍に配置された作動片側係合部10bとが設けられている。インレット保護体5の保護体側係合部5cと作動片側係合部10bとは、互いに係合している。インレット保護体5は、作動片10を介して、インレット部3aに取り付けられている。トラスの長さ方向の欄干1外側への引張力がインレット保護体5に加わると、インレット保護体5の保護体側係合部5cが弾性変形し、インレット保護体5と作動片10との係合が解除される。
【選択図】図3

Description

この発明は、移動手摺の欄干内部への入込口であるインレット部に設けられ、インレット部から欄干内部への異物の進入を阻むための乗客コンベアの安全装置に関するものである。
従来の乗客コンベアのインレット安全装置では、移動手摺の欄干内部への入込口であるインレット部に、ゴムにより形成され移動手摺の走行方向へ変位可能なインレット保護体と、インレット保護体の変位を検出するためのスイッチとが設けられている。そして、インレット保護体と移動手摺との間に、乗客の荷物等の異物が引き込まれたときに、インレット保護体がその荷物等により押圧されて移動手摺の走行方向へ変位すると、スイッチが操作され、スイッチに接続された制御装置によって、乗客コンベアの運転が停止される(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−62812号公報
上記のような従来の乗客コンベアのインレット安全装置では、荷物等がインレット部内に引き込まれた際、インレット保護体の変位が制御装置により検出されてから移動手摺の完全停止に至るまでの間に、ステップの急停止を回避するための時間差が予め設定されており、インレット保護体の変位が制御装置により検出された後も移動手摺が若干距離走行する。これにより、荷物等がインレット部の奥(トラスの長さ方向中心側)へ引き込まれてしまい、引き込まれた荷物等を乗客が自力で取り出すことが困難になってしまう。これに加えて、インレット部に引き込まれた荷物等を取り出すためには、専門の技術者等の到着を待つ必要があり、荷物等をインレット部から取り出すまでに時間が掛かってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、荷物等がインレット部内に引き込まれた際に、その荷物等を乗客がインレット部内から容易に取り出すことができる乗客コンベアの安全装置を得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベアの安全装置は、移動手摺の欄干内への入込口であるインレット部に、移動手摺の手摺表面から間隔をおいて手摺表面を覆うように設けられたインレット保護体、及び欄干内のインレット部近傍に設けられ、インレット保護体を支持するための保護体支持部材を備え、インレット保護体及び保護体支持部材の少なくともいずれか一方は、インレット保護体及び保護体支持部材の他方と係合する係合部を有しており、係合部は、インレット保護体が欄干外へ引っ張られることによって弾性変形して、インレット保護体と保護体支持部材との係合を解除するものである。
この発明の乗客コンベアの安全装置は、インレット保護体が欄干外へ引っ張られることによって係合部が弾性変形して、インレット保護体と保護体支持部材との係合を解除するので、荷物等がインレット部内に引き込まれた際に、乗客がインレット保護体をインレット部から取り外すことによって、その荷物等を乗客がインレット部内から容易に取り出すことができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエスカレータの乗降口を示す側面図である。図2は、図1のII部を拡大して示す側面図である。
図において、トラス(図示せず)の幅方向両端部には、トラスの長さ方向に沿って一対の欄干1が立設されている。欄干1の下部は、トラスの長さ方向中間部に配置されたセンタ側デッキボード2と、トラスの長さ方向両端部に配置されたエンド側デッキボード(エンドキャップ)3とによって構成されている。
欄干1の外周部と各デッキボード2,3の内部とには、一連の手摺レール(図示せず)が設けられている。手摺レールには、無端状の移動手摺4が走行可能に設けられている。移動手摺4は、弾性体(例えばゴム等)によって形成されている。また、移動手摺4は、手摺表面(乗客掴み面)4aを有している。さらに、移動手摺4は、トラス内に設けられた駆動装置(図示せず)からの駆動力によって、ステップ(図示せず)と同期して走行される。
エンド側デッキボード3の乗降口の床面近傍には、移動手摺4が通る開口部であるインレット部3aが設けられている。また、インレット部3a内には、手摺表面4aを覆うように、手摺表面4aから間隔をおいてインレット保護体5が埋設されている。インレット保護体5は、断面略C字状の筒状体(長さ方向に沿って溝が設けられた筒状体)である。また、インレット保護体5は、移動手摺4よりも軟質な弾性体によって形成されている。
さらに、インレット保護体5は、手摺表面4aに対向する保護体側対向面5aを有している。さらにまた、インレット保護体5の長さ方向の欄干1外側の端(図2の右端)には、エンド側デッキボード3におけるインレット部3aの開口面を塞ぐためのインレット閉塞部5bが形成されている。また、インレット保護体5の長さ方向中心側の端(図2の左端)には、外周側へ突出した保護体側係合部5cと、内周側へ突出した進入防止弁部5dとが形成されている。さらに、インレット保護体5は、移動手摺4の走行方向(欄干1の長さ方向中心側)へ変位可能となっている。
エンド側デッキボード3内のインレット部3aの近傍には、変位検出機構(水平方向異常検出手段)6が設けられている。変位検出機構6は、インレット保護体5の変位を検出するための機構である。また、変位検出機構6は、ステップ及び移動手摺4の走行を制御する制御装置7に電気的に接続されている。
制御装置7は、変位検出機構6を介して、インレット部3a内に荷物等が引き込まれるかどうかを監視している。また、制御装置7は、インレット保護体5の変位を検出すると、インレット保護体5とインレット部3aとの間に荷物等が引き込まれたと判断し、ステップ及び移動手摺4の走行を停止させる。つまり、制御装置7は、ステップ及び移動手摺4の走行を制御する走行制御部と、ステップ及び移動手摺4の走行を停止させるための停止指令を走行制御部に送る走行停止部とを有している(いずれも図示せず)。
図3は、図2のインレット保護体5及び変位検出機構6を拡大して示す側面図である。変位検出機構6は、板ばね8、ボルト9、保護体支持部材としての板状の作動片10、スイッチ11、及び複数種類のナット12〜15を有している。板ばね8の下端部(図示せず)は、トラスに固定されている。板ばね8の上端部は、移動手摺4の下方に、手摺表面4aから間隔をおいて配置されている。また、板ばね8の上端部には、板ばね取付孔(図示せず)が設けられている。さらに、板ばね8の上端部のトラス長さ方向中心側の面には、板ばね取付孔に対して孔の位置が対応するように、ナット12が固着(溶着)されている。
ボルト9は、ロックナット13を介して、トラス長さ方向中心側からトラス長さ方向外側へ(図の左側から右側へ)ナット12に螺入されて、板ばね取付孔に挿通されている。また、ボルト9は、ロックナット13により締め付けられることによって、板ばね8に固定されている。さらに、ボルト9は、作動片10の下端部に設けられた作動片取付孔を貫通している。作動片10は、トラスの長さ方向両側(図の左右両側)から、それぞれナット14,15により締め付けられることによって、ボルト9の先端部に固定されている。
また、作動片10には、移動手摺4が通る通過口10aと、通過口10aの近傍に配置された作動片側係合部10bとが設けられている。作動片側係合部10bは、トラスの幅方向に沿って配置されており、移動手摺4の走行方向の反対側へ向けて突出している。作動片側係合部10bの先端部は、移動手摺4の手摺表面4aへ向けて折り曲げられている。インレット保護体5の保護体側係合部5cは、作動片側係合部10bと係合している。即ち、インレット保護体5と作動片10とは、保護体側係合部5cと作動片側係合部10bとによって、互いに係合されている。これによって、インレット保護体5は、作動片10から支持されている。
作動片10の通過口10a近傍のトラス幅方向の両側には、位置固定ねじ16が螺入されており、位置固定ねじ16によって、インレット保護体5のトラスの幅方向への変位が規制されている。スイッチ11は、プッシュプランジャ形スイッチであり、プランジャ部11aを有している。また、スイッチ11は、ボルト9のトラスの長さ方向中心側への延長軸上に、ボルト9の頭部から例えば1mm程度の間隔をおいて配置されている(図3の矢示X)。スイッチ11の開閉接点は、ボルト9の頭部によりプランジャ部11aが押圧されることによって開放又は短絡される。なお、ボルト9の頭部とプランジャ部11aとの間の間隔は、板ばね8からのボルト9のスイッチ11側への突出量を変更することによって、調節可能となっている。
次に、動作について説明する。ここでは、移動手摺4及びステップが走行している際に、移動手摺4の走行に伴って、インレット部3a内に荷物等が引き込まれた場合について説明する。まず、インレット部3a内に荷物等が引き込まれると、インレット保護体5が荷物等によりトラスの長さ方向中心側(移動手摺4の走行方向)へ押圧され、これによって、板ばね8が下端部を中心に回動し、ボルト9及び作動片10がトラスの長さ方向中心側へ変位する(図3の矢示A)。そして、ボルト9の頭部がプランジャ部11aを押圧し、スイッチ11の開閉接点が開放又は短絡され、これによって、制御装置7は、インレット部3a内に異物が引き込まれたことを検出し、ステップ及び移動手摺4の走行を停止させる。
ここで、図5に示すように、トラスの長さ方向の欄干1外側への引張力(矢示B)がインレット保護体5に加わると、インレット保護体5の保護体側係合部5cが図6に示すように弾性変形し、インレット保護体5と作動片10との係合が解除される。これによって、インレット保護体5がインレット部3aから取り外される(抜き出される)。
上記のようなエスカレータの安全装置では、インレット保護体5が移動手摺4の走行方向の反対側(欄干1外)へ引っ張られることにより、保護体側係合部5cが弾性変形して、インレット保護体5と作動片10との係合が解除されるので、荷物等がインレット部3a内に引き込まれた際に、乗客がインレット保護体5をインレット部3aから取り外すことによって、その荷物等を乗客がインレット部3a内から容易に取り出すことができる。
また、インレット保護体5は一切の工具を用いることなくインレット部3aから取り外し可能であることにより、乗客が専門の技術者(保守作業員)等の到着を待たずに、引き込まれた荷物等を早期にインレット部3a内から取り出すことができる。
ここで、従来の乗客コンベアの安全装置では、荷物等がインレット部内に引き込まれた場合に、引き込まれた荷物等を取り出すために、エンド側デッキボード(エンドキャップ)を破壊・分解する必要があったが、上記のようなエスカレータの安全装置では、インレット部3a内に引き込まれた荷物等を取り出す際に、エンド側デッキボード3を破壊・分解する必要がなくなることにより、復旧費用を低減させることができる。これに加えて、インレット保護体5に損傷等が生じていなければ、そのインレット保護体5を再利用することができ、復旧費用を更に低減させることができる。
なお、実施の形態1では、保護体側係合部5cが弾性変形することによってインレット保護体5と作動片10との係合が解除されたが、この例に限るものではなく、作動片側係合部10bを例えば板ばね等で構成して、作動片側係合部10bが弾性変形することによってインレット保護体5と作動片10との係合が解除されてもよい。
また、実施の形態1では、保護体側係合部5cがインレット保護体5の一部として構成されていたが、インレット保護体5とは別部材の係合部材をインレット保護体5に取り付けて、インレット保護体5と作動片10とを係合させてもよい。
さらに、実施の形態1では、インレット保護体5が保護体側係合部5cを有しており、作動片10が作動片側係合部10bを有していたが、この例に限るものではなく、インレット保護体5及び作動片10のいずれ一方のみが、インレット保護体5及び作動片10の他方と係合する係合部を有していてもよい。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。図7は、エスカレータの安全装置の一部を示す側面図である。図8は、図7の作動片10を拡大して示す斜視図である。図9は、図7のインレット保護体5に引張力が作用した状態を示す側面図である。実施の形態1では、作動片10に作動片側係合部10bが設けられていたが、実施の形態2では、作動片側係合部10bに換えて、作動片10に断面略C字状の突出部10bが設けられている。突出部10bは、作動片10における通過口10aの周縁部に配置されている。
また、実施の形態2のインレット保護体5の進入防止弁部5dは、インレット保護体5の長さ方向中間部に配置されている。さらに、インレット保護体5の内径寸法は、突出部10bの外径寸法よりも小さく設定されている。さらにまた、インレット保護体5は、突出部10bの外周面に被せられて突出部10bに挿入されている。さらにまた、インレット保護体5は、弾性復元力によって、突出部10bの外周面を囲繞して締め付けている。
つまり、インレット保護体5は、突出部10bの外周面を覆うように突出部10bに挿入されており、自己復元力によって作動片10に支持されている。これにより、インレット保護体5の弾性力に抗する引張力(図9の矢示B)をインレット保護体5が受けることによって、インレット保護体5の突出部10bへの締め付けが解除され、インレット保護体5がインレット部3aから取り外される。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
上記のようなエスカレータの安全装置では、インレット保護体5が突出部10bの外周面に被せられて突出部10bに挿入されている場合であっても、インレット保護体5が弾性復元力に抗して移動手摺4の走行方向の反対側(欄干1外)へ引っ張られることによって、インレット保護体5の突出部10bへの締め付けが解除されることにより、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について説明する。図10は、実施の形態3によるエスカレータの安全装置の一部を示す側面図である。図11は、図10のインレット保護体5に引張力が作用した状態を示す側面図である。実施の形態3では、インレット保護体5の移動手摺4の走行方向側の端部には、内径寸法が突出部10bの外径寸法よりも例えば1mm程度大きく(図11の矢示X)設定された挿入部5eが設けられている。挿入部5eの作動片10側の端部(図10,11の左端)には、マグネット17が取り付けられている。
挿入部5eは、突出部10bの外周面を覆うように突出部10bに挿入されている。ここで、作動片10は、強磁性体の金属によって形成されており、マグネット17の磁力を受ける被吸引部を兼ねている。つまり、インレット保護体5がマグネット17の磁力によって作動片10に吸着されており、インレット保護体5がマグネット17の磁気吸引力に抗してインレット部3aの外部へ引っ張られることによって(図11の矢示B)、マグネット17と作動片(被吸引部)10との磁気吸着が解除されて、インレット保護体5がインレット部3aから取り外される。他の構成及び動作は実施の形態2と同様である。
上記のようなエスカレータの安全装置では、マグネット17の吸引力によって、インレット保護体5が作動片10に磁気吸着されている場合であっても、インレット保護体5がマグネット17の磁気吸引力に抗して移動手摺4の走行方向の反対側(欄干1外)へ引っ張られることによって、インレット保護体5と作動片10との磁気吸着が解除されることにより、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、挿入部5eの内周と突出部10bの外周との間に間隔が空けられており、マグネット17の磁力によってインレット保護体5が作動片10に磁気吸着されているので、インレット保護体5を作動片10から取り外した後にインレット保護体5の取付作業を行う際、挿入部5eを突出部10bに挿入することによって、エンド側デッキボード3の取り外し・分解等を行うことなく、インレット保護体5を容易に取り付けることができる。
なお、実施の形態3では、インレット保護体5にマグネット17を設けたが、作動片の突出部近傍にマグネットを設けてインレット保護体に金属片(磁性体材料)を設けてもよい。また、インレット保護体5をゴム磁石によって形成してもよい。
さらに、実施の形態1〜3では、エスカレータの安全装置について説明したが、この発明は、動く歩道の安全装置にも適用できる。
さらにまた、実施の形態1〜3では、インレット部3a内にインレット保護体5が埋設されていたが、この例に限るものではなく、インレット保護体(の一部)がインレット部から移動手摺の走行方向の反対側へ突出していてもよい。
この発明の実施の形態1によるエスカレータの乗降口を示す側面図である。 図1のII部を拡大して示す側面図である。 図2のスイッチを拡大して示す側面図である。 図2の作動片とインレット保護体とを拡大して示す斜視図である。 図2のインレット保護体に引張力が作用した状態を示す側面図である。 図2のインレット保護体がインレット部から引き抜かれる際の変化を説明するための説明図である。 この発明の実施の形態2によるエスカレータの安全装置の一部を示す側面図である。 図7の作動片を拡大して示す斜視図である。 図7のインレット保護体に引張力が作用した状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態3によるエスカレータの安全装置の一部を示す側面図である。 図10のインレット保護体に引張力が作用した状態を示す側面図である。
符号の説明
1 欄干、3a インレット部、4 移動手摺、5 インレット保護体、5c 保護体側係合部、5e 挿入部、7 制御装置(走行制御部、走行停止部)、10 作動片(保護体支持部材)、10a 通過口、10b 作動片側係合部,突出部、11 スイッチ(変位検出手段)、17 マグネット。

Claims (5)

  1. 移動手摺の欄干内への入込口であるインレット部に、上記移動手摺の手摺表面から間隔をおいて上記手摺表面を覆うように設けられたインレット保護体、及び
    上記欄干内の上記インレット部近傍に設けられ、上記インレット保護体を支持するための保護体支持部材
    を備え、
    上記インレット保護体及び上記保護体支持部材の少なくともいずれか一方には、上記インレット保護体及び上記保護体支持部材の他方と係合する係合部が設けられており、
    上記係合部は、上記インレット保護体が上記欄干外へ引っ張られることによって弾性変形して、上記インレット保護体と上記保護体支持部材との係合を解除することを特徴とする乗客コンベアの安全装置。
  2. 移動手摺の欄干内への入込口であるインレット部に、上記移動手摺の手摺表面から間隔をおいて上記手摺表面を覆うように設けられた筒状のインレット保護体、及び
    上記欄干内の上記インレット部近傍に設けられ、上記インレット保護体を支持するための保護体支持部材
    を備え、
    上記保護体支持部材は、上記手摺表面を囲むように配置された筒状の突出部を有しており、
    上記インレット保護体は、上記突出部の外周面に被さるように挿入されており、上記突出部の外周面を弾性復元力によって締め付けていることを特徴とする乗客コンベアの安全装置。
  3. 移動手摺の欄干内への入込口であるインレット部に、上記移動手摺の手摺表面から間隔をおいて上記手摺表面を覆うように設けられたインレット保護体、
    上記欄干内の上記インレット部近傍に設けられ、上記インレット保護体を支持するための保護体支持部材、
    上記保護体支持部材及び上記インレット保護体のいずれか一方に設けられたマグネット、及び
    上記保護体支持部材及び上記インレット保護体の他方に設けられ、上記マグネットの磁力を受ける被吸引部
    を備え、
    上記インレット保護体は、上記マグネットの磁気吸引力によって上記保護体支持部材から支持されていることを特徴とする乗客コンベアの安全装置。
  4. 上記保護体支持部材は、上記手摺表面を囲むように配置された筒状の突出部を有しており、
    上記インレット保護体の形状は、筒状であり、
    上記インレット保護体の内周面と上記突出部の外周面との間には、間隔が空けられており、
    上記インレット保護体は、上記突出部の外周面を覆うように上記突出部に挿入されていることを特徴とする請求項3記載の乗客コンベアの安全装置。
  5. 上記移動手摺の走行方向への上記インレット保護体の変位を監視し、上記インレット保護体が変位したことを検出すると、ステップ及び上記移動手摺の走行を制御する走行制御部に、上記ステップ及び上記移動手摺の走行を停止させるための停止指令を送る走行停止部
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の乗客コンベアの安全装置。
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