JPH11210247A - 柔道用ステージ装置 - Google Patents
柔道用ステージ装置Info
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- JPH11210247A JPH11210247A JP1251498A JP1251498A JPH11210247A JP H11210247 A JPH11210247 A JP H11210247A JP 1251498 A JP1251498 A JP 1251498A JP 1251498 A JP1251498 A JP 1251498A JP H11210247 A JPH11210247 A JP H11210247A
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Abstract
つ折れステージ装置の複数組を連結した場合に、それを
フロア上で円滑に展開させたり、或いは、それを二つ折
れして多重に折り畳む柔道用ステージに関し、壁際部分
等へのコンパクトな格納を可能とすることが課題であ
る。 【解決手段】前後2体で1組の畳Tを載置したステージ
Sが垂直方向へ迫り上げられて二つ折り自在に連結され
ると共に、水平方向へ展開自在にされてなる二つ折れス
テージ装置の複数組を、少なくとも前後方向に連結して
多重折れに構成された柔道用ステージ装置において、前
記畳の裏面に面状ファスナーの片方が貼着されるととも
に、ステージの表面に当該面状ファスナーの他方が前記
片方と対応する位置に貼着され、前記ステージSが二つ
折れにされた際の該ステージSの谷側の縁部に畳滑落防
止用の滑落防止部材15が設けられている柔道用ステー
ジ装置である。
Description
が2体で1組の二つ折れステージ装置の複数組を連結し
た場合に、それをフロア上で円滑に展開させたり、或い
は、それを二つ折れして多重に折り畳むことで、壁際部
分等へのコンパクトな格納を可能とする柔道用ステージ
装置に関する。
公平7−116855号公報、特許第2521528号
公報、特許第2549561号公報、特許第25495
62号公報等によって、ステージ脚を折り畳み自在とす
る比較的脚の長い高床タイプと、ステージ脚の比較的短
い低床タイプに属する「折り畳み式電動ステージ装置」
が知られている。
方向へ迫り上げて二つ折り自在に連結すると共に、水平
方向へ展開自在に構成してなり、それを二つ折れ自在に
連結した作動リンクと、当該作動リンクを駆動させる電
動モータにより、二つ折れステージのフロア上での展開
と壁面等への折り畳み格納に対処したステージ装置であ
る。
ステージの表面に、予め柔道畳を敷き並べて取り付け、
当該二つ折れステージ装置を柔道用の専用ステージとす
ることができ、柔道畳の敷設作業や撤去作業等を繰り返
す必要性がなく、頗る利便である。
二つ折れステージ装置を構成しておけば、スペースに限
りのある体育館等を有効利用することができる。
多重折れステージ装置におけるステージフロアに、柔道
畳を現実に敷設するに際して、当該ステージ本体のステ
ージ厚みが数センチメートル〜10センチメートルを越
えるようなステージ厚を必要とする。かかるステージ厚
のある二つ折れステージの複数組を、連結ヒンジで連結
する構造では、その機能を発揮できないおそれがある。
ステージの複数組が、仮に突き合わせ状態で展開配置し
てある場合を想定した場合、当該二つ折れステージを迫
り上げて二つ折れ状態に立ち上げようとするも、谷折れ
部となる突き合わせ部分が持ち上げようとしたり、或い
は、一方のステージ端部が他方のステージ端部に噛み込
もうとする現象が起き、円滑に作動させることが困難と
なるばかりでなく、ステージに両面粘着テープ等で貼着
された畳が、繰り返しの振動等で接着力が低下して二つ
折れにした垂直なステージ表面から滑落するおそれがあ
る。このように、従来のステージ装置には、畳を敷設し
ておくことに解決しなければならない課題を有してい
る。
めの本発明に係る柔道用ステージ装置の要旨は、前後2
体で1組の畳を載置したステージが垂直方向へ迫り上げ
られて二つ折り自在に連結されると共に、水平方向へ展
開自在にされてなる二つ折れステージ装置の複数組を、
少なくとも前後方向に連結して多重折れに構成された柔
道用ステージ装置において、前記畳の裏面に面状ファス
ナーの片方が貼着されるとともに、ステージの表面に当
該面状ファスナーの他方が前記片方と対応する位置に貼
着され、前記ステージが二つ折れにされた際の該ステー
ジの谷側の縁部に畳滑落防止用の滑落防止部材が設けら
れていることである。
ージ底桁との当接面に、振動吸収用の緩衝材が介在され
ていること、;前記滑落防止部材は、ステージ脚にアー
ム後端部が軸着されアーム先端部で畳を受ける畳受けア
ームと、該畳受けアームに片端部が軸着され他端部がス
テージの二つ折りの際に揺動する連結リンクに軸着され
た揺動レバーとからなり、ステージの二つ折り動作に連
動して当該ステージの谷側の縁部に出没自在にされてい
ること、;更に、安全のために、二つ折りにされ壁際部
分に収納されたステージを、壁際部分に固着されたフッ
クに係合してロックさせるロック部材が前記ステージに
設けられていることである。
ば、面状ファスナーによって畳とステージとが強力に貼
着され、畳のズレが防止されると共に、ステージを壁側
に引き寄せて二つ折りにした際、ステージ谷側の縁部の
滑落防止部材によって畳の滑落が防止され、安全性が確
保されるものである。また、ロック部材により確実に安
全性が高められる。
とする比較的脚の長い高床タイプの二つ折り柔道用ステ
ージ装置X1、X2の複数組、具体的には、その2組を
前後方向に連結し、これを屋内の壁際部分Kに立ち上げ
て多重折れ状態に格納可能とする柔道用ステージ装置
を、図1〜図6に示す第1実施例に基づいて説明する。
尚、説明の便宜上、図4〜図6の右方の壁際部分Kを前
部とし、左方を後部として説明する。
X2の単体の基本的な構成は、特公平7−21258号
公報、特公平7−116855号公報、特許第2521
528号公報、特許第2549561号公報、特許第2
549562号公報に示す折り畳み式電動ステージ装置
とほぼ同様であるが、その構成の概要を添付図面に従っ
て説明すると、前部側の柔道用ステージ装置X1(以
下、便宜上、第1ステージ装置という)の場合には、前
後2体で1組の前ステージS1(柔道畳6枚分)と後ス
テージS2(柔道畳6枚分)を、また、後部側の柔道用
ステージ装置X2(以下、第2ステージという)の場合
には、前後2体で1組の前ステージS3と後ステージS
4を、それぞれ垂直方向へ迫り上げて二つ折り自在に連
結すると共に、水平方向へ展開自在に構成している。
前後ステージS1、S2と、第2ステージ装置X2にお
ける前後ステージS3、S4には、柔道畳Tが図1に示
すように敷設して面状ファスナーによって貼着されてい
る。
うに、該畳Tの裏面に面状ファスナーの片方T1,T2
が、その幅を約50mmにして両面粘着テープで貼着さ
れている。この両面粘着テープは、剪断強度が20Kg
fで6.28N/cm2以上で、剥離強度が390gf
で0.63N/cm以上(JIS−L−3416−19
88試験方法による)である。
ァスナーの片方に対応した位置に、、面状ファスナーの
他方が両面粘着テープで貼着されている。この両面粘着
テープ及び面状ファスナーによる耐力は、図示した程度
の貼着面積で柔道畳Tが垂直に立てられてもステージS
から剥がれない強度に対して十分にあり、面状ファスナ
ーをT1,T2と方向及び間隔を定めることにより畳の
取り替え等のメンテナンスも容易にできる。
とこれを支持するステージ底桁5との当接面には、緩衝
材としてのウレタンシート(2mm厚程度)14が介在
されている。これによって、ステージSの金属衝撃音を
吸収するものであり、受身の際の感覚を損なわないよう
に配慮している。
て説明する。前記第1ステージ装置X1の前後ステージ
S1、S2と、第2ステージ装置X2の前後ステージS
3、S4の裏側の前後奥行き方向の略中央寄りの位置に
は、正逆回転自在な電動モータM1〜M4が幅方向に多
数取り付けられ、そのモータ出力軸にはスイングアーム
A1〜A4の基端部がそれぞれ固定されている。
スイングアームA1、A2の先端部と、第2ステージ装
置X2に対向させたスイングアームA3、A4の先端部
を、それぞれ二つ折れ自在に枢着している。
テージ装置X2の底部に並設したステージ底桁5には、
その前後奥行き方向と左右幅方向にステージ脚7の取付
金具6が設けられ、当該取付金具6にステージ脚7の上
端部が折り畳み可能に枢設されている。
結リンクL1、L2、L3、L4が前後奥行き方向に差
し渡され、左右1組のステージ脚7の左右幅方向に差し
渡した連結軸24により、各ステージ脚7と連結リンク
L1〜L4とを枢支している。
前ステージS1の最前列のステージ脚7Aを除く、第1
ステージ装置X1の後ステージS2における最後列のス
テージ脚7Bと、第2ステージ装置X2の前ステージS
3における最前列のステージ脚7Cと、後ステージS4
における最後列のステージ脚7Dの下端部には、それぞ
れ車輪ホルダ8B〜8Dが設けられ、これらの車輪ホル
ダ8B〜8Dには、屋内床面F上を転動する車輪9が前
後に隔てて軸着されている。
ステージS1、S2におけるステージ脚7、即ち、その
最前列のステージ脚7Aと最後列のステージ脚7Bを除
くステージ脚7の下端部には、展開した第1ステージ装
置X1を水平状態に保持すべく高さ調節自在な調節脚1
0(調節パッドでも可)が設けらている。
ステージS3、S4におけるステージ脚7、即ち、その
最前列のステージ脚7Cと最後列のステージ脚7Dを除
くステージ脚7の下端部には、当該第2ステージ装置X
2を展開状態のまま前後方向へ転動可能な車輪11が設
けられている。
ージ脚7Aの下端部は、収納箇所の床面Fに固定され、
柔道用ステージ装置が、当該部所に位置固定されて多重
に折り畳み格納するようにしているが、このステージ脚
7Aの下端部にも、前記と同様な車輪付き車輪ホルダを
構成することで、当該柔道用ステージ装置を適宜箇所へ
移動自在とすることもできる。
示し、左右に隣り合うステージ脚7,7に差し渡されて
固定されている。符号13は第2ステージ装置X2にお
ける最後列の車輪ホルダ8Dの後面に取り付けた連結プ
レートを示し、柔道用ステージ装置の床下部をカバー
し、また、第2ステージ装置X2における後ステージS
4の最後列のステージ脚7Dの振れ止めやフレーム強度
の増強等に対処している。
部の下部構造を、図7の要部拡大斜視図に基づいて説明
する。符号21は連結リンクL2の後端部に起立形成し
たステーを示し、通常、連結リンクL2の後端部にステ
ー21の基端部が溶接やボルト・ナット等で固定され
る。
間距離を調整自在なターンバックル等の連結部材を示
し、その一端部が前記ステー21の上端部に左右幅方向
に差し渡した連結軸23に貫挿支持され、また、その基
端部をステージ脚7Cと連結リンクL3の前端部とに連
結すべく、左右幅方向に差し渡した連結軸24に貫挿支
持されている。
を下向きに折曲形成したスライドガイドを示し、ステー
ジ脚7Cの車輪ホルダ8Cの天井部に、当該スライドガ
イド25の基端部がピン26で固定され、その自由端部
がステージ脚7Bの車輪ホルダ8Bの天井部を貫通し、
当該車輪ホルダ8Bの天井部の左右両側位置に設けたガ
イドローラ27と、車輪ホルダ8Bの中間上方部に軸着
したガイドローラ28とに案内されて、前後方向にスラ
イドするように構成されている。
ステージ装置X2の谷折れ部の床下部に構成した車輪ホ
ルダ8B、8Cに対する左右方向の位置ずれが規制さ
れ、柔道用ステージ装置の展開作動時と格納作動時にお
ける作動の円滑性と確実性を維持する。
22や連結リンクL1〜L4等をステージ脚7B、7C
の外側位置に構成した状態で図示したが、これは構成を
理解し易くするために描出したにすぎず、実際は、ステ
ージ脚7B、7Cの内側位置に構成されることになる。
ージ脚7のうちステージSの谷折れ側に位置するステー
ジ脚(例えば、ステージ脚7A,7B,7C,7D)に
は、図8に示すように、滑落防止部材15が設けられて
いる。
ージ脚7Dにおける構造を代表させて説明すると、アー
ム後端部がステージ脚7Dに軸着され、アーム先端部が
略垂直に起立されたステージSと柔道畳Tとの下端面を
支持するように形成された畳受けアーム15aがある。
に片端部が軸着され、他端部が連結リンクL4の略下部
側に軸着された揺動レバー15bがある。前記畳受けア
ーム15aは、連結リンクL4が水平状態のときにはア
ーム先端部が車輪ホルダ8D寄りに下方に位置して退避
されており、二つ折り作用によってステージSが略垂直
に起立させられるに従って、連結リンクL4の立ち上が
りと共に揺動レバー15bによってアーム先端部がアー
ム後端部の軸を中心にして回転し、折り畳み終了時に略
水平状態になる。
より、滑落防止部材15が出没自在にされている。な
お、滑落防止部材15を、ボルト・ナットによりステー
ジSに着脱自在にして、手動で取り付けることを妨げる
ものではなく、当該滑落防止部材15の高さを畳の厚さ
に考慮した高さにすることにより、常時ステージに取り
付けられたものとするこもできる。
ジS4の左右方向の外側端面には、図5に示すように、
ロック部材として、先端に鉤状部を有した長い棒状の収
納ロックバー16が回動自在に軸着して取り付けられて
いる。これは、図6に示すように、柔道用ステージ装置
を壁際部分Kに収納したときに、フック17に前記収納
ロックバー16を係止させて、ステージSが移動しない
ようにして、安全性をより高めるものである。
置を使用すれば、図4に示すように、体育館や屋内武道
場等の床面F上に水平状態に展開配置された柔道用ステ
ージ装置を、屋内の壁際部分Kに格納するには、先ず、
第1ステージ装置X1の電動モータM1、M2を起動し
て、その出力軸を超微速で矢印方向へ回転せしめる。
イングアームA1、A2の先端部分をそれぞれ下方へ押
し下げながら、電動モータM1、M2とM3、M4の出
力軸間の軸間距離を水平方向に狭めようとする駆動力が
働き、それにより前ステージS1の後半部と後ステージ
S2の前半部を鉛直上方へ徐々に押し上げて跳ね上げる
力として作用する。
柔道畳Tの突き合わせ部分が鉛直上方へ迫り上がり始め
る。それに伴って後ステージS2の最後列のステージ脚
7Bの車輪ホルダ8Bに軸着した車輪9が、床面F上を
壁際部分Kへ向かって前進移動し始める。
S2における連結リンクL2の後端部に起立させたステ
ー21が、第2ステージ装置X2の前ステージS3にお
ける連結リンクL3の前端部に連結部材22を介して連
結されているので、当該連結リンクL2の垂直方向への
揺動により、ステー21も同角度で回転して連結部材2
2を介して連結リンクL3を後方に押し出す。
れ動作により、後ステージS2が傾斜されるとともに、
該後ステージS2と第2ステージ装置X2の前ステージ
S3との突き合わせ部分の間隔が次第に広くなって離間
され、これによって、谷折れ部となる突き合わせ部分の
衝突や噛み込み等の不都合が解消されるものである。
すように、迫り上げられ二つ折れされて壁際部分Kに格
納されるまでの間、第2ステージ装置X2は展開状態の
まま、連結部材22に引っ張られ第1ステージ装置X1
の二つ折れ作動に従動してフロアF上を前進移動する。
M3、M4が起動し、その出力軸を図4の矢印方向へ回
動する。すると、第2ステージ装置X2における前後ス
テージS3、S4の突き合わせ部分を鉛直上方へ、図5
に示すように迫り上げられながら、第1ステージ装置X
1に向かって引き込まれる。
ステージ装置X2からなる柔道用ステージ装置は、図6
に示すように、壁際部分Kに多重折れ状態で格納され
る。また、同時に、ステージSの谷側に位置するステー
ジ脚7に設けられた前記滑落防止部材15も作動し、連
結リンクL1〜L4の揺動によって、各ステージSと柔
道畳Tの下部に位置して受け材となるように畳受けアー
ム15aが回転し略水平状態になる。
が確保される。更に、収納ロックバー16により、ステ
ージSが地震等の振動で不意に移動しないようにロック
することで安全性が確保される。
置X1と第2ステージ装置X2における前後ステージS
1〜S4の床下部にリンク構成したステージ脚7、7A
〜7Dは、図4〜図6に示すように鉛直状態を維持した
まま、前後ステージS1〜S4の二つ折れ作動に伴って
平行移動し、上方へ引き上げられながら徐々に折り畳ま
れる。
納された第1ステージ装置X1と第2ステージ装置X2
を、壁際部分Kから後方の床面F上へ水平状態に展開配
置して、図9に示す状態にするには、前記とは逆に、先
ず、収納ロックバー16をフック17から外して、後ス
テージS4の側面にまで回転させて取り付けておく。そ
して、第2ステージ装置X2における電動モータM3、
M4を、二つ折りさせる方向とは逆方向に起動して、そ
の出力軸を逆転せしめる。
ングアームA3、A4をスイングさせようとする力の反
作用として、当該スイングアームA3、A4の下端部の
連結部を支点として、逆に、電動モータM3、M4の出
力軸の部分を押し広げるように徐々にスイングする力と
して作用する。
のステージ脚7Dの車輪ホルダ8Dに軸着した車輪9
が、緩やかに転動して後方へ押し出される。また、前後
ステージS3、S4の間に折り畳まれたステージ脚7
C、7D、7が鉛直状態を維持したまま、徐々に展開さ
れる。
連結リンクL4,L3が略垂直状態から水平状態へと揺
動し、それに伴って揺動レバー15bを介して畳受けア
ーム15aが、反時計方向に回転して略垂直状態であっ
たステージS及び柔道畳Tの下端面に向き合う水平状態
から斜め下方に退避される。
る際には、滑落防止部材15が下方に退避されているの
で、競技する上での安全性が確保されるものである。こ
れにて図4に示すように、第2ステージ装置X2におけ
る前後ステージS3、S4を水平方向へ突き合わせた状
態にして床面F上に展開せしめられる。
タM1、M2を逆転作動させると、後ステージS2の下
端部が壁側部分Kから押し出し作動すると共に、展開状
態の第2ステージ装置X2を後方へ押し出しながら拡開
作動する。同時に、ステージ脚7A,7Bにおける滑落
防止部材15も、連結リンクL1,L2の揺動に伴って
それぞれ退避状態にされる。
動動作により、これと一体に起立されたステー21が略
垂直状態に立ち上がり、連結部材22を介して第2ステ
ージ装置X2を後方へ押すと同時に、前方へ引き寄せ、
前ステージS3と後ステージS2と、及びこれらの各柔
道畳T,Tとの突き合わせ部分を隙間無くゆっくりと当
接させる。
ステージ装置X2からなる柔道用ステージ装置は、図1
や図9に示すように、水平状態に展開配置され、ステー
ジの組合せにより大会用の配置も効率的にできる。
テージSを二つ折れに収納,展開させることができ、重
量の重い(約18kg)柔道畳Tを一つ一つ片づける手
間が省けるようになったものである。また、ステージS
とステージ底桁5との当接面にはウレタンシート14が
介在されていることから、競技中の振動音が抑えられる
ものである。
後2体で1組の畳を載置したステージが垂直方向へ迫り
上げられて二つ折り自在に連結されると共に、水平方向
へ展開自在にされてなる二つ折れステージ装置の複数組
を、少なくとも前後方向に連結して多重折れに構成され
た柔道用ステージ装置において、前記畳の裏面に面状フ
ァスナーの片方が貼着されるとともに、ステージの表面
に当該面状ファスナーの他方が前記片方と対応する位置
に貼着され、前記ステージが二つ折れにされた際の該ス
テージの谷側の縁部に畳滑落防止用の滑落防止部材が設
けられているので、ステージに柔道畳が貼着された状態
で壁際に収納・水平に添加させることができるようにな
り、柔道場の設置が容易となって手間が掛からず、収納
状態においても滑落防止部材があることで安全性が確保
されるという優れた効果を奏するものである。
ージ底桁との当接面に、振動吸収用の緩衝材が介在され
ているので、柔道競技における振動音をよく吸収し、騒
音の発生を抑えることが出来るという優れた効果を奏す
るものである。
後端部が軸着されアーム先端部で畳を受ける畳受けアー
ムと、該畳受けアームに片端部が軸着され他端部がステ
ージの二つ折りの際に揺動する連結リンクに軸着された
揺動レバーとからなり、ステージの二つ折り動作に連動
して当該ステージの谷側の縁部に出没自在にされている
ので、自動的に畳受けアームに畳滑落防止作用させるこ
とが出来るという優れた効果を奏するものである。
たステージを、壁際部分に固着されたフックに係合して
ロックさせるロック部材が前記ステージに設けられてい
るので、壁際部分に収納したステージが移動しないよう
にされ、安全性が高まるという優れた効果を奏するもの
である。
示す斜視図である。
道畳Tの裏面図である。
ステージとステージ底桁との構成を示す一部斜視図であ
る。
ージ装置を壁際部分に格納する途中の側面図である。
ージ装置を壁際部分に格納する途中の側面図である。
に格納した状態の側面図である。
ージ装置と第2ステージ装置とにおける谷折れ部の要部
を示す拡大斜視図である。
滑落防止部材の構成を示す側面図である。
に展開させた状態の平面図である。
2 後部側のステージ装置(第2ステージ装置)、S1
〜S4 前後ステージ、F 床面、K 壁際部分、M1
〜M4 電動モータ、A1〜A4 スイングアーム、L
1〜L4 連結リンク、T 柔道畳、T1,T2 面状フ
ァスナー、5 ステージ底桁、6 取付金具、7 ステ
ージ脚、14 ウレタンシート、15 滑落防止部材、
15a 畳受けアーム、15b 揺動レバー、16 収
納ロクレバー、17 フック、21 ステー、22連結
部材、23,24 連結軸。
Claims (4)
- 【請求項1】前後2体で1組の畳を載置したステージが
垂直方向へ迫り上げられて二つ折り自在に連結されると
共に、水平方向へ展開自在にされてなる二つ折れステー
ジ装置の複数組を、少なくとも前後方向に連結して多重
折れに構成された柔道用ステージ装置において、 前記畳の裏面に面状ファスナーの片方が貼着されるとと
もに、ステージの表面に当該面状ファスナーの他方が前
記片方と対応する位置に貼着され、 前記ステージが二つ折れにされた際の該ステージの谷側
の縁部に畳滑落防止用の滑落防止部材が設けられている
こと、 を特徴とする柔道用ステージ装置。 - 【請求項2】ステージと該ステージを支持するステージ
底桁との当接面に、振動吸収用の緩衝材が介在されてい
ること、 を特徴とする請求項1に記載の柔道用ステージ装置。 - 【請求項3】滑落防止部材は、ステージ脚にアーム後端
部が軸着されアーム先端部で畳を受ける畳受けアーム
と、該畳受けアームに片端部が軸着され他端部がステー
ジの二つ折りの際に揺動する連結リンクに軸着された揺
動レバーとからなり、ステージの二つ折り動作に連動し
て当該ステージの谷側の縁部に出没自在にされているこ
と、 を特徴とする請求項1または2に記載の柔道用ステージ
装置。 - 【請求項4】二つ折りにされ壁際部分に収納されたステ
ージを、壁際部分に固着されたフックに係合してロック
させるロック部材が前記ステージに設けられているこ
と、 を特徴とする請求項1または2に記載の柔道用ステージ
装置。
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- 1998-01-26 JP JP01251498A patent/JP3887476B2/ja not_active Expired - Fee Related
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