JP2014223902A - シートの収納構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シートの収納構造は、シートバック25の背面26に回転可能に連結された第1面状部材43と、第1面状部材43に回転可能に連結された第2面状部材44とを備えている。第1面状部材43および第2面状部材44は、背面26に沿って折り畳まれた格納位置P1と、背面26から展開されて棚として利用可能な展開位置P2との間で移動可能に設けられている。展開位置P2は、第1面状部材43が略水平に配置され、第2面状部材が起立された位置である。格納位置P1は、第1面状部材43が背面26に沿って配置され、第2面状部材44が背面26および第1面状部材43間に配置された位置である。
【選択図】図2
Description
一方、収納棚に荷物を収納しない場合には、シートバックの背面から収納棚が突出しているので収納棚が邪魔になる。
このため、シートの収納構造の使い勝手の観点から改良の余地が残され、利便性の高いシートの収納構造の実用化が望まれていた。
よって、収納棚を展開位置に配置することにより収納棚に荷物を収納できる。一方、収納棚に荷物を収納しない場合には、シートバックの背面から突出した収納棚を格納位置に折り畳むことができる。
これにより、収納棚に荷物を収納しない場合に、シートバックの背面から収納棚を取り外す手間を省くことができ、かつ、背面から取り外した収納棚を置く場所を車内に確保する必要がなく、収納棚の利便性を高めることができる。
よって、左連結布および右連結布を張った状態に保つことにより、各連結布で第1面状部材および第2面状部材を展開位置に保持できる。これにより、シートバックの背面に収納棚を展開した状態に自立させることができる。
よって、第1面状部材に第2面状部材を重ねるように折り畳む際に、頂端を収納棚の内側に折り畳むことができる。これにより、頂端の側辺に設けられた連結布を、頂端で収納棚の内側に案内することができ、第2面状部材を手間をかけないで簡単に折り畳むことができる。
よって、第2面状部材を水平方向に移動(回転)させる自重が第2面状部材に作用し、第2面状部材に作用する自重で連結布を張った状態に保つことができる。これにより、第2面状部材(すなわち、収納棚)を安定させた状態に保持でき、収納棚を一層利用しやすくできる。
これにより、シートバックの前方側から収納棚を見えやすくでき、収納棚を一層利用しやすくできる。
これにより、前倒ししたシートバックを荷室の床部として使用することが可能になり、シートの収納構造の利便性をさらに高めることができる。
よって、第2面状部材を支持面状部材の車体後方から除去でき、第1面状部材を支持面状部材に近づけることが可能になる。これにより、収納棚を格納した状態において、シートの収納構造の厚さ寸法をより小さく抑えることができる。
これにより、シートの収納構造の厚さ寸法を小さく抑えた状態で、収納棚を支持面状部材に安定させた状態に格納することが可能になり、収納棚のがたつきを防止できる。
よって、第2面状部材の頂端が支持面状部材の上端よりも上側に配置された状態において、支持面状部材および第2面状部材を第1面状部材から上下方向に張り出さないようにできる。これにより、支持面状部材および第2面状部材を第1面状部材で車体後方から目視できないように覆うことができ、外観性を良好に保つことができる。
図1に示すように、車両10は、車両10の床部を形成するリヤフロア(フロア)12と、リヤフロア12の左半部に設けられた左リヤシート(シート)17と、リヤフロア12の右半部に設けられた右リヤシート(シート)18と、左リヤシート17に設けられた左シートの収納構造(シートの収納構造)20と、右リヤシート18に設けられた右シートの収納構造(シートの収納構造)21とを備えている。
フロア高部15で荷室11の床部が形成されている。
左シートの収納構造20および右シートの収納構造21は、略同じ構成なので、以下左シートの収納構造20について説明して右シートの収納構造21の説明を省略する。
シートバック25の下端部25aが支持軸33を介して支持ブラケット32に車体前後方向に回転自在に支持されている。支持ブラケット32は、フロア高部15の前部15aに取り付けられている。シートバック25(下端部25a)の近傍にシートクッション24の後端部24aが車体前後方向に回転自在に支持されている。
シートバック25の背面26の上部26aに左シートの収納構造20が取り付けられている。
ここで、着脱自在(着脱容易)とは、左シートの収納構造20(収納棚42)に重い荷物を載せて設定を超えた過荷重がかかった場合などに、クリップ48が外れて左シートの収納構造20を背面26の上部26aから脱落させることができることをいう。
これにより、左リヤシート17(シートバック25)や左シートの収納構造20が過荷重で破損することを防止でき、使用者が左シートの収納構造20を容易に復元できる。
図4に示すように、支持面状部材41は、背面26の上部26aに沿って配置された略矩形状の支持プレート51と、支持プレート51のうち背面26側の面51aを覆う支持ニーパン52と、支持プレート51の収納棚42内側の面51bを覆う支持シート53とを有する。
支持ニーパン52は、一例として、可撓性を備えたニードルパンチ不織布で形成されている。支持シート53は、一例として、可撓性を備えた樹脂製のシートで形成されている。
支持ニーパン52の上端52aおよび支持シート53の上端53aは、支持プレート51の上端51cの上側で重ね合わされた状態に縫合されている。
収納棚42は、支持面状部材41の下端41aに連結された第1面状部材43と、第1面状部材43の先端に連結された第2面状部材44と、支持面状部材41、第1面状部材43および第2面状部材44の各左側辺41b,43b,44bに設けられた左連結布45と、支持面状部材41、第1面状部材43および第2面状部材44の各右側辺41c,43c,44cに設けられた右連結布46とを備えている。
第1ニーパン57は、一例として、支持ニーパン52と同様に、ニードルパンチ不織布で形成されている。第1シート56は、一例として、支持シート53同様に、樹脂製のシートで形成されている。
第1シート56は支持シート53に第1連結部59で一体に連結されている。第1連結部59が第1プレート55の基端55cおよび支持プレート51の下端51d間に配置されている。
第1ニーパン57の基端57aは、背面ニーパン62の上端62aに一体に連結されている。背面ニーパン62は、シートバック25の後下部に樹脂製のクリップ49で取り付けられることにより、背面26の下部26bを形成する部材である。
よって、第1面状部材43が第1縫合部61を支点にして支持面状部材41の下端41aに車体前後方向(矢印A方向)に回転可能に連結されている。ここで、支持面状部材41はシートバック25の背面26(具体的には、上部26a)に設けられている。
これにより、第1面状部材43が背面26の上部26aに車体前後方向(矢印A方向)に回転可能に連結されている。
第2面状部材44は、第1プレート55の先端55dに隣接して配置された台形状の第2プレート63と、第2プレート63の収納棚42内側の面63aを覆う第2シート64と、第2プレート63の収納棚42外側の面63bを覆う第3シート65とを有する。
第2プレート63は、第1プレート55に隣接する基端(プレート基端)63cと、プレート基端63cの反対側に設けられた先端(プレート先端)63dとを有する。第2プレート63のプレート先端63dの幅寸法が第2プレート63のプレート基端63cの幅寸法よりも小さく形成されることにより、第2プレート63が略台形状に形成されている。
第2シート64は、第2シート64の折返端64aで収納棚42外側の面63bに折り返される。折り返されたシートが第3シート65となり、第3シート65の端部65aが第2プレート63のプレート基端63cおよび第1プレート55の先端55d間に配置されている。
この第3シート65の端部65aに第1ニーパン57の先端57bが重ね合わされている。
第2プレート63、第2シート64および第3シート65が一体に積層されることにより第2面状部材44が板状に形成されている。
第3シート65の端部65aが第1ニーパン57の先端57bに重ね合わされている。
第2縫合部68は、第2面状部材44の連結端44a側に設けられている。よって、第2面状部材44が第2縫合部68を支点にして第1面状部材43に車体前後方向(矢印B方向)に回転可能に連結されている。
ここで、第2プレート63が略台形状に形成され、プレート先端63dの幅寸法が第2プレート63のプレート基端63cの幅寸法よりも小さく形成されている。
よって、第2面状部材44は、頂端44dの幅寸法W1が連結端44aの幅寸法W2よりも小さく形成されている。
さらに、頂端44dを収納棚42の内側に折り畳む際に、第2面状部材44の左側辺44bに設けられた左連結布45や、右側辺44cに設けられた右連結布46を、頂端44dとともに収納棚42の内側に円滑に案内できる。
左右の連結布45,46を収納棚42の内側に案内することにより、第2面状部材44を手間をかけないで簡単に車体前方側に折り畳むことができる。
このストラップ72は、先端部72aが第2面状部材44の連結端44aから突出されている。よって、図6に示すように、収納棚42が格納位置P1に格納された状態で、収納棚42の上端42aからストラップ72が上方に突出される。
これにより、ストラップ72を車体後方に引っ張ることにより収納棚42を格納位置P1から車体後方に向けて展開することができる。
左連結布45は、一例として、メッシュ状(網の目状)に織られた布素材で形成され、前辺74、後辺75、上辺76および下辺77を有する。前辺74、後辺75、上辺76および下辺77で左連結布45が略四角形状に形成されている。
すなわち、支持面状部材41、第1面状部材43および第2面状部材44の各左側辺41b,43b,44b同士が左連結布45で連結されている。
また、第1谷折部45bは、収納棚42が格納位置P1に折り畳まれた状態において谷折りに折り曲げられる部位である。
右連結布46は、左連結布45と左右対称の布である。
すなわち、右連結布46の前辺81が支持面状部材41の右側辺41cに連結され、右連結布46の下辺84が第1面状部材43の右側辺43cに連結されている。さらに、右連結布46の後辺82が第2面状部材44の右側辺44cに連結されている。
さらに、右連結布46は、左連結布45と同様に、第1山折部46a、第1谷折部46b、第2山折部46c、第3山折部46dおよび第2谷折部46e(図3参照)を有する。
図6に示すように、格納位置P1は、支持面状部材41(すなわち、背面26の上部26a)に沿って折り畳まれた位置である。
具体的には、格納位置P1は、第2面状部材44が水平に配置された第1面状部材43の上に重ね合わされ、第1面状部材43が支持面状部材41(背面26の上部26a)に沿って配置されることにより、第2面状部材44が支持面状部材41(背面26の上部26a)および第1面状部材43間に配置された位置である。
収納棚42が格納位置P1に保持されることにより、収納棚42がシートバック25の背面26に沿って保持される。
これにより、前倒しされたシートバック25を荷室11の床部として使用することが可能になり、左シートの収納構造20の利便性(使い勝手)をさらに高めることができる。
具体的には、展開位置P2は、第1面状部材43の第1縫合部61を支点にして第1面状部材43および第2面状部材44が車体後方に回転されて略水平に配置され、略水平に配置された第1面状部材43の第2縫合部68を支点にして第2面状部材44が車体後方に回転されることにより起立された位置である。
すなわち、左連結布45および右連結布46で第1面状部材43および第2面状部材44が展開位置に保持され、シートバック25の背面26に収納棚42が展開した状態に自立される。
これにより、第2面状部材44(すなわち、収納棚42)を一層安定させた状態に保持でき、収納棚42をさらに利用しやすくできる。
これにより、シートバック25の車体前方側から収納棚42を見えやすくでき、収納棚42を一層利用しやすくできる。
図8(a)に示すように、収納棚42が格納位置P1に保持された状態においてストラップ72が収納棚42の上端42aから上方に突出されている。
このストラップ72を引張力F1の力で車体後方に向けて引っ張ることにより、支持面状部材41のマグネットから、第2面状部材44の磁性体(鋼材)を外す。マグネットから磁性体を外すことにより、第1面状部材43および第2面状部材44を第1縫合部61を支点にして車体後方に矢印Eの如く回転する。
左連結布45が引っ張られることにより、第1谷折部45b、第2山折部45cおよび第3山折部45dが展開する。同時に、右連結布46が引っ張られることにより、第1谷折部46b、第2山折部46cおよび第3山折部46dが展開する。
これにより、左右の連結布45,46で第1面状部材43および第2面状部材44が略水平位置に保持される。
ここで、第2面状部材44の頂端44dの幅寸法W1が連結端44aの幅寸法W2よりも小さく形成されているので、第2面状部材44を車体後方に円滑に回転することができる。
第2面状部材44を傾斜角θ1の傾斜位置に到達することにより、左連結布45の第1山折部45aおよび第2谷折部45eが展開し、同時に、右連結布46の第1山折部46aおよび第2谷折部46e(図3参照)が展開する。
これにより、第1面状部材43および第2面状部材44が左連結布45および右連結布46で展開位置に保持され、収納棚42がシートバック25(背面26)の上部26aに展開した状態に自立される。
収納棚42が展開されることにより、収納棚42に荷物を入れることができる。
図10(a)に示すように、収納棚42が展開位置P2に保持された状態において、第2面状部材44を第2縫合部68を支点にして車体前方に向けて矢印Gの如く回転する。
ここで、第2面状部材44の頂端44dの幅寸法W1が連結端44aの幅寸法W2よりも小さく形成されている。
第2面状部材44を収納棚42の内側に折り畳むことにより、第2面状部材44を第1面状部材43に重ね合わせる。
第1面状部材43に第2面状部材44を重ね合わせた状態で、第2面状部材44および第1面状部材43を第1縫合部61を支点にして車体前方に矢印Iの如く回転する。
同時に、右連結布46の第1谷折部46bが谷折りに折り畳まれ、第2山折部46cおよび第3山折部46dが山折りに折り畳まれる。
この状態において、第2面状部材44が支持面状部材41(背面26の上部26aも含む)および第1面状部材43間に配置される。支持面状部材41のマグネットに第2面状部材44の鋼材(磁性体)が吸着され、収納棚42が格納位置P1に保持される。
収納棚42が格納位置P1に保持されることにより、収納棚42がシートバック25の背面26(上部26a)に沿って保持される。
これにより、収納棚42に荷物を収納しない場合に、シートバック25の背面26から収納棚42を取り外す手間を省くことができ、かつ、背面26から取り外した収納棚42を置く場所を車内に確保する必要がなく、収納棚42の利便性を高めることができる。
実施例の変形例に係る左シートの収納構造(シートの収納構造)90を図12に基づいて説明する。
図12に示すように、左シートの収納構造90は、実施例の支持面状部材41および収納棚42を支持面状部材91および収納棚92に代えたもので、その他の構成は実施例の左シートの収納構造20と同様である。
第2面状部材94は、実施例の第2面状部材44と形状が異なるだけで、その他の構成は同じである。この第2面状部材94は、収納棚92が格納位置P3に格納された状態において、連結端94aが上方に配置され、頂端94bが下方に配置される。連結端94aが第1面状部材43の先端43dと略同じ高さに位置し、頂端94bが第1面状部材43の略中央43eに位置する。
これにより、収納棚92が格納位置P3に格納された状態において、左シートの収納構造90の厚さ寸法T1をより小さく抑えることができる。
加えて、第2面状部材94の内面(すなわち、収納棚92内側の面)94dや、支持面状部材91の内面(すなわち、収納棚92内側の面)91dが車体後方側に位置し、内面94dが内面91dと略面一に配置される。
加えて、支持面状部材91の距離L1と第2面状部材94の距離L2とを足し合わせた足合距離L1+L2が、第1面状部材の距離L3よりも小さく設定されている。
これにより、支持面状部材91および第2面状部材94を第1面状部材43で車体後方から目視できないように覆うことができ、外観性を良好に保つことができる。
例えば、前記実施例、変形例では、シートバック25の背面26(上部26a)に支持面状部材41,91を介して収納棚42,92を取り付けた例について説明したが、これに限らないで、背面26の上部26aに収納棚42,92を直接取り付けることも可能である。
例えば、左連結布45の前辺74に左支持プレートを設け、右連結布46の前辺81に右支持プレートを設け、左右の支持プレートを背面26の上部26aにクリップ48で着脱自在(着脱容易)に固定するようにする。
これにより、左リヤシート17(シートバック25)や収納棚42,92が過荷重で破損することを防止でき、使用者が収納棚42,92を容易に復元できる。
Claims (8)
- シートバックの背面に収納棚が設けられたシートの収納構造において、
前記収納棚は、
基端が前記シートバックの背面に前後方向に回転可能に連結された第1面状部材と、
前記第1面状部材の先端に前後方向に回転可能に連結された第2面状部材と、を備え、
前記第1面状部材および前記第2面状部材が、前記背面に沿って折り畳まれた格納位置と、前記背面から展開されて棚として利用可能な展開位置との間で移動可能に設けられ、
前記展開位置は、
前記第1面状部材の基端を支点にして前記第1面状部材および前記第2面状部材が後方に回転されて略水平に配置され、略水平に配置された前記第1面状部材の先端を支点にして前記第2面状部材が後方に回転されることにより起立された位置であり、
前記格納位置は、
前記第2面状部材が前記水平に配置された前記第1面状部材の上に重ね合わされ、前記第1面状部材が前記背面に沿って配置されることにより、前記第2面状部材が前記背面および前記第1面状部材間に配置された位置であることを特徴とするシートの収納構造。 - 前記第1面状部材および前記第2面状部材の左側辺同士を連結する左連結布と、
前記第1面状部材および前記第2面状部材の右側辺同士を連結する右連結布と、を備え、
前記展開位置において、前記左連結布および前記右連結布が張った状態とされることを特徴とする請求項1記載のシートの収納構造。 - 前記第2面状部材は、
前記第1面状部材に連結される連結端と、該連結端の反対側に設けられた頂端と、を有し、
前記頂端の幅寸法が前記連結端の幅寸法よりも小さく形成されたことを特徴とする請求項2記載のシートの収納構造。 - 前記展開位置は、前記第2面状部材が前記第1面状部材に対して斜め後方に傾斜した状態であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のシートの収納構造。
- 前記シートバックを備えたシートがフロアに設けられ、
前記格納位置に収納棚を格納し、かつ、前記シートバックを前倒しした状態で、前記収納棚が、前記フロアのうち前記シートの後方部位と面一となることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のシートの収納構造。 - 前記シートバックの背面に沿って設けられ、下端に前記第1面状部材の基端が前後方向へ回転可能に連結される支持面状部材を備え、
前記格納位置において、前記支持面状部材よりも前記第2面状部材が上側に位置することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のシートの収納構造。 - 前記格納位置において、前記支持面状部材の内面および前記第2面状部材の内面が車体後方側に位置し、
前記第2面状部材の内面が前記支持面状部材の内面と略面一に配置されることを特徴とする請求項6記載のシートの収納構造。 - 前記支持面状部材の下端および上端間の距離と、前記第2面状部材の前記第1面状部材に連結される連結端および該連結端の反対側に設けられる頂端間の距離とを足し合わせた足合距離が、前記第1面状部材の基端および先端間の距離よりも小さいことを特徴とする請求項6または請求項7記載のシートの収納構造。
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