JP2014223902A - シートの収納構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納棚の利便性を高めることができるシートの収納構造を提供する。
【解決手段】シートの収納構造は、シートバック25の背面26に回転可能に連結された第1面状部材43と、第1面状部材43に回転可能に連結された第2面状部材44とを備えている。第1面状部材43および第2面状部材44は、背面26に沿って折り畳まれた格納位置P1と、背面26から展開されて棚として利用可能な展開位置P2との間で移動可能に設けられている。展開位置P2は、第1面状部材43が略水平に配置され、第2面状部材が起立された位置である。格納位置P1は、第1面状部材43が背面26に沿って配置され、第2面状部材44が背面26および第1面状部材43間に配置された位置である。
【選択図】図2

Description

本発明は、乗員の背を凭れされるシートバックの背面に荷物を収納する収納棚が設けられたシートの収納構造に関する。
自動車のなかには、シートバックの背面にシートの収納構造として網だな(以下、「収納棚」という)が着脱自在に設けられたものが知られている。シートの収納構造によれば、シートバックの背面に収納棚を設けることにより収納棚に荷物を収納できる。
一方、収納棚に荷物を収納しない場合には、シートバックの背面から収納棚が突出しているので収納棚が邪魔になる。
そこで、シートバックの背面に収納棚を着脱自在に設けた。よって、収納棚に荷物を収納しない場合に、収納棚をシートバックの背面から取り外し、収納棚が邪魔にならないようにできる(例えば、特許文献1参照。)。
実開平4−36865号公報
しかし、収納棚に荷物を収納しない場合に、シートバックの背面から収納棚を取り外す作業に手間がかかる。また、シートバックの背面から収納棚を取り外した場合、外した収納棚を納める空間を車内に確保する必要がある。
このため、シートの収納構造の使い勝手の観点から改良の余地が残され、利便性の高いシートの収納構造の実用化が望まれていた。
本発明は、収納棚の利便性を高めることができるシートの収納構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、シートバックの背面に収納棚が設けられたシートの収納構造において、前記収納棚は、基端が前記シートバックの背面に前後方向に回転可能に連結された第1面状部材と、前記第1面状部材の先端に前後方向に回転可能に連結された第2面状部材と、を備え、前記第1面状部材および前記第2面状部材が、前記背面に沿って折り畳まれた格納位置と、前記背面から展開されて棚として利用可能な展開位置との間で移動可能に設けられ、前記展開位置は、前記第1面状部材の基端を支点にして前記第1面状部材および前記第2面状部材が後方に回転されて略水平に配置され、略水平に配置された前記第1面状部材の先端を支点にして前記第2面状部材が後方に回転されることにより起立された位置であり、前記格納位置は、前記第2面状部材が前記水平に配置された前記第1面状部材の上に重ね合わされ、前記第1面状部材が前記背面に沿って配置されることにより、前記第2面状部材が前記背面および前記第1面状部材間に配置された位置であることを特徴とする。
請求項2は、前記第1面状部材および前記第2面状部材の左側辺同士を連結する左連結布と、前記第1面状部材および前記第2面状部材の右側辺同士を連結する右連結布と、を備え、前記展開位置において、前記左連結布および前記右連結布が張った状態とされることを特徴とする。
請求項3は、前記第2面状部材は、前記第1面状部材に連結される連結端と、該連結端の反対側に設けられた頂端と、を有し、前記頂端の幅寸法が前記連結端の幅寸法よりも小さく形成されたことを特徴とする。
請求項4は、前記展開位置は、前記第2面状部材が前記第1面状部材に対して斜め後方に傾斜した状態であることを特徴とする。
請求項5は、前記シートバックを備えたシートがフロアに設けられ、前記格納位置に収納棚を格納し、かつ、前記シートバックを前倒しした状態で、前記収納棚が、前記フロアのうち前記シートの後方部位と面一となることを特徴とする。
請求項6は、前記シートバックの背面に沿って設けられ、下端に前記第1面状部材の基端が前後方向へ回転可能に連結される支持面状部材を備え、前記格納位置において、前記支持面状部材よりも前記第2面状部材が上側に位置することを特徴とする。
請求項7は、前記格納位置において、前記支持面状部材の内面および前記第2面状部材の内面が車体後方側に位置し、前記第2面状部材の内面が前記支持面状部材の内面と略面一に配置されることを特徴とする。
請求項8は、前記支持面状部材の下端および上端間の距離と、前記第2面状部材の前記第1面状部材に連結される連結端および該連結端の反対側に設けられる頂端間の距離とを足し合わせた足合距離が、前記第1面状部材の基端および先端間の距離よりも小さいことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、収納棚に第1面状部材および第2面状部材を備えた。さらに、第1面状部材および第2面状部材を、シートバックの背面に沿って折り畳む格納位置と、シートバックの背面から展開させた展開位置との間で移動可能とした。
よって、収納棚を展開位置に配置することにより収納棚に荷物を収納できる。一方、収納棚に荷物を収納しない場合には、シートバックの背面から突出した収納棚を格納位置に折り畳むことができる。
これにより、収納棚に荷物を収納しない場合に、シートバックの背面から収納棚を取り外す手間を省くことができ、かつ、背面から取り外した収納棚を置く場所を車内に確保する必要がなく、収納棚の利便性を高めることができる。
請求項2に係る発明では、第1面状部材および第2面状部材を展開位置に配置した状態において、左連結布および右連結布を張った状態に保つようにした。
よって、左連結布および右連結布を張った状態に保つことにより、各連結布で第1面状部材および第2面状部材を展開位置に保持できる。これにより、シートバックの背面に収納棚を展開した状態に自立させることができる。
請求項3に係る発明では、第2面状部材に第1面状部材の連結端が連結され、連結端の幅寸法を頂端の幅寸法よりも小さくした。
よって、第1面状部材に第2面状部材を重ねるように折り畳む際に、頂端を収納棚の内側に折り畳むことができる。これにより、頂端の側辺に設けられた連結布を、頂端で収納棚の内側に案内することができ、第2面状部材を手間をかけないで簡単に折り畳むことができる。
請求項4に係る発明では、収納棚が展開位置に展開された状態において、第2面状部材を第1面状部材に対して斜め後方に傾斜させた。
よって、第2面状部材を水平方向に移動(回転)させる自重が第2面状部材に作用し、第2面状部材に作用する自重で連結布を張った状態に保つことができる。これにより、第2面状部材(すなわち、収納棚)を安定させた状態に保持でき、収納棚を一層利用しやすくできる。
さらに、第2面状部材を第1面状部材に対して斜め後方に傾斜させることにより、第2面状部材をシートバックの背面から後方に大きく張り出すことができる。
これにより、シートバックの前方側から収納棚を見えやすくでき、収納棚を一層利用しやすくできる。
請求項5に係る発明では、収納棚を格納位置に格納できるので、シートバックを前倒しした状態で、収納棚をシート後方のフロアと面一に配置できる。
これにより、前倒ししたシートバックを荷室の床部として使用することが可能になり、シートの収納構造の利便性をさらに高めることができる。
請求項6に係る発明では、シートバックの背面に沿って支持面状部材を設け、支持面状部材の下端に第1面状部材の基端を前後方向へ回転可能に連結させた。さらに、収納棚を格納位置に格納した状態において、支持面状部材よりも第2面状部材を上側に位置させた。
よって、第2面状部材を支持面状部材の車体後方から除去でき、第1面状部材を支持面状部材に近づけることが可能になる。これにより、収納棚を格納した状態において、シートの収納構造の厚さ寸法をより小さく抑えることができる。
請求項7に係る発明では、収納棚を格納位置に格納した状態において、第2面状部材の内面を支持面状部材の内面と略面一に配置した。よって、第1面状部材を支持面状部材の内面に近接、あるいは接触させることが可能になり、第1面状部材および支持面状部材間の隙間を小さく抑えることができる。
これにより、シートの収納構造の厚さ寸法を小さく抑えた状態で、収納棚を支持面状部材に安定させた状態に格納することが可能になり、収納棚のがたつきを防止できる。
請求項8に係る発明では、支持面状部材の下端および上端間の距離と、第2面状部材の頂端および連結端間の距離とを足し合わせた足合距離を、第1面状部材の基端および先端間の距離よりも小さくした。
よって、第2面状部材の頂端が支持面状部材の上端よりも上側に配置された状態において、支持面状部材および第2面状部材を第1面状部材から上下方向に張り出さないようにできる。これにより、支持面状部材および第2面状部材を第1面状部材で車体後方から目視できないように覆うことができ、外観性を良好に保つことができる。
本発明に係るシートの収納構造を備えた車両を示す斜視図である。 図1の左シートの収納構造を示す斜視図である。 図2の左シートの収納構造を破断した状態を示す斜視図である。 図2の4−4線断面図である。 図2の5矢視図である。 本発明に係る収納棚を格納位置に格納した状態を示す側面図である。 図6の左リヤシートのシートバックを前倒しした状態を示す側面図である。 本発明に係る収納棚の第1面状部材および第2面状部材を格納位置から略水平位置まで展開する例を説明する図である。 本発明に係る収納棚を展開位置まで展開する例を説明する図である。 本発明に係る収納棚の第1面状部材および第2面状部材を展開位置から略水平位置まで折り畳む例を説明する図である。 本発明に係る収納棚を格納位置まで格納する例を説明する図である。 本発明に係るシートの収納構造の変形例を格納状態で示す側面図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係るシートの収納構造について説明する。
図1に示すように、車両10は、車両10の床部を形成するリヤフロア(フロア)12と、リヤフロア12の左半部に設けられた左リヤシート(シート)17と、リヤフロア12の右半部に設けられた右リヤシート(シート)18と、左リヤシート17に設けられた左シートの収納構造(シートの収納構造)20と、右リヤシート18に設けられた右シートの収納構造(シートの収納構造)21とを備えている。
リヤフロア12は、左右のリヤシート17,18の下方に設けられたフロア低部13と、フロア低部13の後端部13aから立ち上げられたフロア壁部14と、フロア壁部14の上端部14aから後方(車体後方)に張り出されたフロア高部(フロアのうちシートの後方部位)15とを有する。
フロア高部15で荷室11の床部が形成されている。
左リヤシート17および右リヤシート18は、略同じ構成なので、以下左リヤシート17について説明して右リヤシート18の説明を省略する。
左シートの収納構造20および右シートの収納構造21は、略同じ構成なので、以下左シートの収納構造20について説明して右シートの収納構造21の説明を省略する。
左リヤシート17は、リヤフロア12のフロア低部13に脚部31を介して設けられたシートクッション24と、シートクッション24の後端部24aに前後方向(車体前後方向)に回転自在に設けられたシートバック25とを備えている。
シートバック25の下端部25aが支持軸33を介して支持ブラケット32に車体前後方向に回転自在に支持されている。支持ブラケット32は、フロア高部15の前部15aに取り付けられている。シートバック25(下端部25a)の近傍にシートクッション24の後端部24aが車体前後方向に回転自在に支持されている。
左リヤシート17によれば、左リヤシート17のシートバック25が支持軸33を支点にして前倒しされることにより、シートバック25でシートクッション24が前方(車体前方)に押し出される。シートクッション24が車体前方に押し出されることにより、脚部31が車体前方に回転し、シートクッション24がフロア低部13まで下降する。この状態において、前倒しされたシートバック25がシートクッション24に重ね合わされ、シートバック25の背面26がフロア高部15に対して略水平に配置される(図7参照)。
シートバック25の背面26の上部26aに左シートの収納構造20が取り付けられている。
図2、図3に示すように、左シートの収納構造20は、シートバック25(背面26)の上部26aに複数のクリップ48(樹脂製のクリップ)で着脱自在(着脱容易)に設けられている。
ここで、着脱自在(着脱容易)とは、左シートの収納構造20(収納棚42)に重い荷物を載せて設定を超えた過荷重がかかった場合などに、クリップ48が外れて左シートの収納構造20を背面26の上部26aから脱落させることができることをいう。
これにより、左リヤシート17(シートバック25)や左シートの収納構造20が過荷重で破損することを防止でき、使用者が左シートの収納構造20を容易に復元できる。
この左シートの収納構造20は、背面26の上部26aに複数のクリップ48で着脱自在(着脱容易)に取り付けられた支持面状部材41と、支持面状部材41に取り付けられた収納棚42とを備えている。
支持面状部材41は、背面26の上部26aに沿って支持面状部材41の外面41dが当接され、車幅方向に向けて略水平に配置された状態において複数のクリップ48で取り付けられている。
図4に示すように、支持面状部材41は、背面26の上部26aに沿って配置された略矩形状の支持プレート51と、支持プレート51のうち背面26側の面51aを覆う支持ニーパン52と、支持プレート51の収納棚42内側の面51bを覆う支持シート53とを有する。
支持プレート51は、支持面状部材41の骨材であり、一例として、樹脂製の板材で略矩形状に形成されている。
支持ニーパン52は、一例として、可撓性を備えたニードルパンチ不織布で形成されている。支持シート53は、一例として、可撓性を備えた樹脂製のシートで形成されている。
支持プレート51、支持ニーパン52および支持シート53が一体に積層されることにより支持面状部材41が板状に形成されている。支持面状部材41が複数のクリップ48で背面26に重ね合わされた状態に取り付けられている(図2参照)。
支持ニーパン52の上端52aおよび支持シート53の上端53aは、支持プレート51の上端51cの上側で重ね合わされた状態に縫合されている。
図2、図3に戻って、支持面状部材41に収納棚42が車体前後方向に回転自在に取り付けられている。
収納棚42は、支持面状部材41の下端41aに連結された第1面状部材43と、第1面状部材43の先端に連結された第2面状部材44と、支持面状部材41、第1面状部材43および第2面状部材44の各左側辺41b,43b,44bに設けられた左連結布45と、支持面状部材41、第1面状部材43および第2面状部材44の各右側辺41c,43c,44cに設けられた右連結布46とを備えている。
図4に示すように、第1面状部材43は、支持プレート51の下端51dに隣接して配置された矩形状の第1プレート55と、第1プレート55の収納棚42内側の面55aを覆う第1シート56と、第1プレート55の収納棚42外側の面55bを覆う第1ニーパン57とを有する。
第1プレート55は、第1面状部材43の骨材であり、一例として、支持プレート51と同様に、樹脂製の板材で略矩形状に形成されている。
第1ニーパン57は、一例として、支持ニーパン52と同様に、ニードルパンチ不織布で形成されている。第1シート56は、一例として、支持シート53同様に、樹脂製のシートで形成されている。
第1プレート55、第1ニーパン57および第1シート56が一体に積層されることにより第1面状部材43が板状に形成されている。
第1シート56は支持シート53に第1連結部59で一体に連結されている。第1連結部59が第1プレート55の基端55cおよび支持プレート51の下端51d間に配置されている。
この第1連結部59に支持ニーパン52の下端52bが重ね合わされ、支持ニーパン52の下端52bに第1ニーパン57の基端57aが重ね合わされている。この状態において、第1連結部59、支持ニーパン52の下端52b、および第1ニーパン57の基端57aが第1縫合部61に縫合されている。
第1ニーパン57の基端57aは、背面ニーパン62の上端62aに一体に連結されている。背面ニーパン62は、シートバック25の後下部に樹脂製のクリップ49で取り付けられることにより、背面26の下部26bを形成する部材である。
第1縫合部61は、第1プレート55の基端55cおよび支持プレート51の下端51d間に配置されている。以下、第1縫合部61を第1面状部材43の基端43aとして説明する。
よって、第1面状部材43が第1縫合部61を支点にして支持面状部材41の下端41aに車体前後方向(矢印A方向)に回転可能に連結されている。ここで、支持面状部材41はシートバック25の背面26(具体的には、上部26a)に設けられている。
これにより、第1面状部材43が背面26の上部26aに車体前後方向(矢印A方向)に回転可能に連結されている。
第1面状部材43の先端に第2面状部材44の連結端44aが連結されている。
第2面状部材44は、第1プレート55の先端55dに隣接して配置された台形状の第2プレート63と、第2プレート63の収納棚42内側の面63aを覆う第2シート64と、第2プレート63の収納棚42外側の面63bを覆う第3シート65とを有する。
第2プレート63は、第2面状部材44の骨材であり、一例として、支持プレート51や第1プレート55と同様に、樹脂製の板材で略台形状に形成されている。
第2プレート63は、第1プレート55に隣接する基端(プレート基端)63cと、プレート基端63cの反対側に設けられた先端(プレート先端)63dとを有する。第2プレート63のプレート先端63dの幅寸法が第2プレート63のプレート基端63cの幅寸法よりも小さく形成されることにより、第2プレート63が略台形状に形成されている。
第2シート64および第3シート65は、一例として、支持シート53や第1シート56と同様に、樹脂製のシートで形成されている。
第2シート64は、第2シート64の折返端64aで収納棚42外側の面63bに折り返される。折り返されたシートが第3シート65となり、第3シート65の端部65aが第2プレート63のプレート基端63cおよび第1プレート55の先端55d間に配置されている。
この第3シート65の端部65aに第1ニーパン57の先端57bが重ね合わされている。
第2プレート63、第2シート64および第3シート65が一体に積層されることにより第2面状部材44が板状に形成されている。
ここで、第2シート64は第1シート56に第2連結部67で一体に連結されている。第2連結部67が第2プレート63のプレート基端63cおよび第1プレート55の先端55d間に配置されている。この第2連結部67が第3シート65の端部65aに重ね合わされている。
第3シート65の端部65aが第1ニーパン57の先端57bに重ね合わされている。
第2連結部67、第1ニーパン57の先端57bおよび第3シート65の端部65aが重ね合わされた状態で第2縫合部68に縫合されている。第2縫合部68は、第1プレート55の先端55dおよび第2プレート63のプレート基端63c間に配置されている。以下、第2縫合部68を第1面状部材43の先端43dとして説明する。
第2縫合部68は、第2面状部材44の連結端44a側に設けられている。よって、第2面状部材44が第2縫合部68を支点にして第1面状部材43に車体前後方向(矢印B方向)に回転可能に連結されている。
図4、図5に示すように、第2面状部材44は、第1面状部材43に連結される連結端44aと、連結端44aの反対側に設けられた頂端44dとを有する。
ここで、第2プレート63が略台形状に形成され、プレート先端63dの幅寸法が第2プレート63のプレート基端63cの幅寸法よりも小さく形成されている。
よって、第2面状部材44は、頂端44dの幅寸法W1が連結端44aの幅寸法W2よりも小さく形成されている。
これにより、第1面状部材43に第2面状部材44を矢印C方向に重ねるように折り畳む際に、頂端44dを収納棚42の内側に円滑に折り畳むことができる。
さらに、頂端44dを収納棚42の内側に折り畳む際に、第2面状部材44の左側辺44bに設けられた左連結布45や、右側辺44cに設けられた右連結布46を、頂端44dとともに収納棚42の内側に円滑に案内できる。
左右の連結布45,46を収納棚42の内側に案内することにより、第2面状部材44を手間をかけないで簡単に車体前方側に折り畳むことができる。
ここで、図2に示すように、第2面状部材44にストラップ72が取り付けられている。具体的には、第2面状部材44の外面(すなわち、収納棚42外側の面)44eのうち、頂端44d寄りの部位44fにストラップ72が取り付けられている。
このストラップ72は、先端部72aが第2面状部材44の連結端44aから突出されている。よって、図6に示すように、収納棚42が格納位置P1に格納された状態で、収納棚42の上端42aからストラップ72が上方に突出される。
これにより、ストラップ72を車体後方に引っ張ることにより収納棚42を格納位置P1から車体後方に向けて展開することができる。
図2、図5に戻って、支持面状部材41、第1面状部材43および第2面状部材44の各左側辺41b,43b,44bに左連結布45が設けられている。
左連結布45は、一例として、メッシュ状(網の目状)に織られた布素材で形成され、前辺74、後辺75、上辺76および下辺77を有する。前辺74、後辺75、上辺76および下辺77で左連結布45が略四角形状に形成されている。
左連結布45の前辺74が支持面状部材41の左側辺41bに連結され、左連結布45の下辺77が第1面状部材43の左側辺43bに連結されている。さらに、左連結布45の後辺75が第2面状部材44の左側辺44bに連結されている。
すなわち、支持面状部材41、第1面状部材43および第2面状部材44の各左側辺41b,43b,44b同士が左連結布45で連結されている。
左連結布45は、第2縫合部68から上辺76に延びる第1山折部45aと、第1山折部45aの上端から第1縫合部61に延びる第1谷折部45bと、支持面状部材41の左側辺41bに沿って延びる第2山折部45cと、第1面状部材43の左側辺43bに沿って延びる第3山折部45dと、第2面状部材44の左側辺44bに沿って延びる第2谷折部45eとを有する。
第1山折部45a、第2山折部45c、第3山折部45dおよび第2谷折部45eは、収納棚42が格納位置P1(図6参照)に折り畳まれた状態において山折りに折り曲げられる部位である。
また、第1谷折部45bは、収納棚42が格納位置P1に折り畳まれた状態において谷折りに折り曲げられる部位である。
また、支持面状部材41、第1面状部材43および第2面状部材44の各右側辺41c,43c,44cに右連結布46が設けられている。
右連結布46は、左連結布45と左右対称の布である。
すなわち、右連結布46の前辺81が支持面状部材41の右側辺41cに連結され、右連結布46の下辺84が第1面状部材43の右側辺43cに連結されている。さらに、右連結布46の後辺82が第2面状部材44の右側辺44cに連結されている。
すなわち、支持面状部材41、第1面状部材43および第2面状部材44の各右側辺41c,43c,44c同士が右連結布46で連結されている。
さらに、右連結布46は、左連結布45と同様に、第1山折部46a、第1谷折部46b、第2山折部46c、第3山折部46dおよび第2谷折部46e(図3参照)を有する。
このように形成された収納棚42は、第1面状部材43および第2面状部材44が、格納位置P1(図6参照)と、展開位置P2との間で移動可能に設けられている。
図6に示すように、格納位置P1は、支持面状部材41(すなわち、背面26の上部26a)に沿って折り畳まれた位置である。
具体的には、格納位置P1は、第2面状部材44が水平に配置された第1面状部材43の上に重ね合わされ、第1面状部材43が支持面状部材41(背面26の上部26a)に沿って配置されることにより、第2面状部材44が支持面状部材41(背面26の上部26a)および第1面状部材43間に配置された位置である。
収納棚42が格納位置P1に配置された状態において、支持面状部材41のマグネットに第2面状部材44の鋼材(磁性体)が吸着される。これにより、収納棚42が格納位置P1に保持される。
収納棚42が格納位置P1に保持されることにより、収納棚42がシートバック25の背面26に沿って保持される。
よって、図7に示すように、格納位置P1に収納棚42が格納され、かつ、シートバック25が前倒しされた状態で、収納棚42がフロア高部15と略面一に配置される。
これにより、前倒しされたシートバック25を荷室11の床部として使用することが可能になり、左シートの収納構造20の利便性(使い勝手)をさらに高めることができる。
図2に戻って、展開位置P2は、支持面状部材41(すなわち、背面26の上部26a)から展開されて棚として利用可能な位置である。
具体的には、展開位置P2は、第1面状部材43の第1縫合部61を支点にして第1面状部材43および第2面状部材44が車体後方に回転されて略水平に配置され、略水平に配置された第1面状部材43の第2縫合部68を支点にして第2面状部材44が車体後方に回転されることにより起立された位置である。
展開位置P2において、左連結布45および右連結布46が張った状態に保たれる。この状態において、第2面状部材44が第1面状部材43に対して斜め後方に傾斜角θ1に傾斜した状態に保たれる。
すなわち、左連結布45および右連結布46で第1面状部材43および第2面状部材44が展開位置に保持され、シートバック25の背面26に収納棚42が展開した状態に自立される。
第2面状部材44を第1面状部材43に対して斜め後方に傾斜させることにより、第2面状部材44を水平方向(矢印D方向)に移動(回転)させる自重が第2面状部材44に作用する。よって、第2面状部材44に作用する自重で左連結布45および右連結布46が一層好適に張った状態に保たれる。
これにより、第2面状部材44(すなわち、収納棚42)を一層安定させた状態に保持でき、収納棚42をさらに利用しやすくできる。
加えて、第2面状部材44を第1面状部材43に対して斜め後方に傾斜させることにより、第2面状部材44をシートバック25の背面26から車体後方に大きく張り出すことができる。
これにより、シートバック25の車体前方側から収納棚42を見えやすくでき、収納棚42を一層利用しやすくできる。
つぎに、収納棚42を格納位置P1から展開位置P2に展開する例を図8〜図9に基づいて説明する。
図8(a)に示すように、収納棚42が格納位置P1に保持された状態においてストラップ72が収納棚42の上端42aから上方に突出されている。
このストラップ72を引張力F1の力で車体後方に向けて引っ張ることにより、支持面状部材41のマグネットから、第2面状部材44の磁性体(鋼材)を外す。マグネットから磁性体を外すことにより、第1面状部材43および第2面状部材44を第1縫合部61を支点にして車体後方に矢印Eの如く回転する。
図8(b)に示すように、第1面状部材43および第2面状部材44が略水平位置まで回転した状態で、左右の連結布45,46が引っ張られる。
左連結布45が引っ張られることにより、第1谷折部45b、第2山折部45cおよび第3山折部45dが展開する。同時に、右連結布46が引っ張られることにより、第1谷折部46b、第2山折部46cおよび第3山折部46dが展開する。
これにより、左右の連結布45,46で第1面状部材43および第2面状部材44が略水平位置に保持される。
第1面状部材43および第2面状部材44が略水平位置に保持された状態で、第2面状部材44を第2縫合部68を支点にして車体後方に矢印Fの如く回転する。
ここで、第2面状部材44の頂端44dの幅寸法W1が連結端44aの幅寸法W2よりも小さく形成されているので、第2面状部材44を車体後方に円滑に回転することができる。
図9に示すように、第2面状部材44を車体後方に矢印Fの如く回転することにより、第2面状部材44が第1面状部材43に対して斜め後方に向けて傾斜角θ1の傾斜位置に到達する。
第2面状部材44を傾斜角θ1の傾斜位置に到達することにより、左連結布45の第1山折部45aおよび第2谷折部45eが展開し、同時に、右連結布46の第1山折部46aおよび第2谷折部46e(図3参照)が展開する。
よって、左連結布45および右連結布46が張った状態になり、第2面状部材44が第1面状部材43に対して斜め後方に傾斜角θ1で傾斜した状態に保たれる。
これにより、第1面状部材43および第2面状部材44が左連結布45および右連結布46で展開位置に保持され、収納棚42がシートバック25(背面26)の上部26aに展開した状態に自立される。
収納棚42が展開されることにより、収納棚42に荷物を入れることができる。
つぎに、収納棚42を展開位置P2から格納位置P1に格納する例を図10〜図11に基づいて説明する。
図10(a)に示すように、収納棚42が展開位置P2に保持された状態において、第2面状部材44を第2縫合部68を支点にして車体前方に向けて矢印Gの如く回転する。
ここで、第2面状部材44の頂端44dの幅寸法W1が連結端44aの幅寸法W2よりも小さく形成されている。
よって、頂端44dを収納棚42の内側に円滑に折り畳むことができる。頂端44dを折り畳むことにより、第2面状部材44の左側辺44bに設けられた左連結布45および右側辺44cに設けられた右連結布46を、頂端44dとともに収納棚42の内側に矢印Hの如く円滑に案内する(折り畳む)ことができる。
図10(b)に示すように、左右の連結布45,46を収納棚42の内側に矢印Hの如く案内することにより、第2面状部材44を手間をかけないで簡単に折り畳むことができる。
第2面状部材44を収納棚42の内側に折り畳むことにより、第2面状部材44を第1面状部材43に重ね合わせる。
この状態において、左連結布45の第1山折部45aが山折りに折り畳まれ、第2谷折部45e(図10(a)参照)が谷折りに折り畳まれる。同時に、右連結布46の第1山折部46aが山折りに折り畳まれ、第2谷折部46e(図3参照)が谷折りに折り畳まれる。
第1面状部材43に第2面状部材44を重ね合わせた状態で、第2面状部材44および第1面状部材43を第1縫合部61を支点にして車体前方に矢印Iの如く回転する。
第2面状部材44および第1面状部材43を車体前方に矢印Iの如く回転することにより、左連結布45の第1谷折部45bが谷折りに折り畳まれ、第2山折部45cおよび第3山折部45dが山折りに折り畳まれる。
同時に、右連結布46の第1谷折部46bが谷折りに折り畳まれ、第2山折部46cおよび第3山折部46dが山折りに折り畳まれる。
図11に示すように、第2面状部材44および第1面状部材43を車体前方に矢印Iの如く回転することにより、第1面状部材43を支持面状部材41(背面26の上部26a)に沿って配置する。
この状態において、第2面状部材44が支持面状部材41(背面26の上部26aも含む)および第1面状部材43間に配置される。支持面状部材41のマグネットに第2面状部材44の鋼材(磁性体)が吸着され、収納棚42が格納位置P1に保持される。
収納棚42が格納位置P1に保持されることにより、収納棚42がシートバック25の背面26(上部26a)に沿って保持される。
図8〜図11で説明したように、収納棚42に第1面状部材43および第2面状部材44を備えた。さらに、第1面状部材43および第2面状部材44を、シートバック25の背面26に沿って折り畳む格納位置P1と、シートバック25の背面26から展開させた展開位置P2との間で移動可能とした。
よって、収納棚42を展開位置P2に配置することにより収納棚42に荷物を収納できる。一方、収納棚42に荷物を収納しない場合には、シートバック25の背面26から突出した収納棚42を格納位置P1に折り畳むことができる。
これにより、収納棚42に荷物を収納しない場合に、シートバック25の背面26から収納棚42を取り外す手間を省くことができ、かつ、背面26から取り外した収納棚42を置く場所を車内に確保する必要がなく、収納棚42の利便性を高めることができる。
(変形例)
実施例の変形例に係る左シートの収納構造(シートの収納構造)90を図12に基づいて説明する。
図12に示すように、左シートの収納構造90は、実施例の支持面状部材41および収納棚42を支持面状部材91および収納棚92に代えたもので、その他の構成は実施例の左シートの収納構造20と同様である。
支持面状部材91は、実施例の支持面状部材41と形状が異なるだけで、その他の構成は同じである。この支持面状部材91は、収納棚92が格納位置P3に格納された状態において、下端91aが第1面状部材43の基端43aと略同じ高さ(あるいは、基端43aの上方)に配置され、上端91bが第1面状部材43の略中央43eに配置される。
収納棚92は、実施例の第2面状部材44を第2面状部材94に代えたもので、その他の構成は実施例の収納棚42と同様である。
第2面状部材94は、実施例の第2面状部材44と形状が異なるだけで、その他の構成は同じである。この第2面状部材94は、収納棚92が格納位置P3に格納された状態において、連結端94aが上方に配置され、頂端94bが下方に配置される。連結端94aが第1面状部材43の先端43dと略同じ高さに位置し、頂端94bが第1面状部材43の略中央43eに位置する。
この状態において、第2面状部材94の頂端94bが支持面状部材91の上端91bよりも上側に配置される。すなわち、第2面状部材94が支持面状部材91よりも上側に配置される。よって、第2面状部材94を支持面状部材91の車体後方から除去でき、第1面状部材43を支持面状部材91に近づけることができる。
これにより、収納棚92が格納位置P3に格納された状態において、左シートの収納構造90の厚さ寸法T1をより小さく抑えることができる。
ところで、第2面状部材94は、支持面状部材91と略同一の厚さ寸法に形成されている。また、第2面状部材94は、収納棚92が格納位置P3に格納された状態において、外面(すなわち、収納棚92外側の面)94cがシートバック25(背面26)の上部26aに沿って接触した状態に配置される。さらに、支持面状部材91も背面26の上部26aに沿って外面91cが接触されている。
加えて、第2面状部材94の内面(すなわち、収納棚92内側の面)94dや、支持面状部材91の内面(すなわち、収納棚92内側の面)91dが車体後方側に位置し、内面94dが内面91dと略面一に配置される。
よって、第1面状部材43を支持面状部材91の内面91dに近接、あるいは接触させることが可能になり、第1面状部材43および支持面状部材91間の隙間を小さく抑えることができる。これにより、左シートの収納構造90の厚さ寸法T1を小さく抑えた状態で、収納棚92を支持面状部材91に安定させた状態に格納することが可能になり、収納棚92のがたつきを防止できる。
ここで、支持面状部材91は、下端91aおよび上端91b間の距離がL1に形成されている。また、第2面状部材94は、頂端94bおよび連結端94a間の距離がL2に形成されている。さらに、第1面状部材43は、基端43aおよび先端43d間の距離がL3に形成されている。
加えて、支持面状部材91の距離L1と第2面状部材94の距離L2とを足し合わせた足合距離L1+L2が、第1面状部材の距離L3よりも小さく設定されている。
よって、第2面状部材94の頂端94bが支持面状部材91の上端91bよりも上側に配置された状態において、支持面状部材91を第1面状部材43から下方に張り出さないようにでき、かつ、第2面状部材94を第1面状部材43から上方に張り出さないようにできる。
これにより、支持面状部材91および第2面状部材94を第1面状部材43で車体後方から目視できないように覆うことができ、外観性を良好に保つことができる。
なお、本発明に係るシートの収納構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例、変形例では、シートバック25の背面26(上部26a)に支持面状部材41,91を介して収納棚42,92を取り付けた例について説明したが、これに限らないで、背面26の上部26aに収納棚42,92を直接取り付けることも可能である。
例えば、左連結布45の前辺74に左支持プレートを設け、右連結布46の前辺81に右支持プレートを設け、左右の支持プレートを背面26の上部26aにクリップ48で着脱自在(着脱容易)に固定するようにする。
この場合も実施例と同様に、収納棚42,92に重い荷物を載せて設定を超えた過荷重がかかった場合などに、クリップ48が外れて収納棚42,92を背面26の上部26aから脱落させることができる。
これにより、左リヤシート17(シートバック25)や収納棚42,92が過荷重で破損することを防止でき、使用者が収納棚42,92を容易に復元できる。
また、前記実施例では、支持プレート51、第1プレート55、第2プレート63を樹脂製の板材で形成した例について説明したが、各プレート51,55,63は板材でなくてもよく、例えば、剛性の高い布材などを用いることも可能である。
さらに、前記実施例で示した車両、リヤフロア、フロア高部、左右のリヤシート、左右のシートの収納構造、シートバック、背面、収納棚、第1面状部材、第2面状部材、左右の連結布、第1縫合部、第2縫合部および支持面状部材などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、乗員の背を凭れされるシートバックの背面に荷物を収納する収納棚が設けられたシートの収納構造を備えた自動車への適用に好適である。
10…車両、12…リヤフロア(フロア)、15…フロア高部(フロアのうちシートの後方部位)、17…左リヤシート(シート)、18…右リヤシート(シート)、20,90…左シートの収納構造(シートの収納構造)、21…右シートの収納構造(シートの収納構造)、25…シートバック、26…背面、42,92…収納棚、43…第1面状部材、43b…第1面状部材の左側辺、43c…第1面状部材の右側辺、44,94…第2面状部材、44a,94a…連結端、44b…第2面状部材の左側辺、44c…第2面状部材の右側辺、44d,94b…頂端、45…左連結布、46…右連結布、61…第1縫合部(第1面状部材の基端)、68…第2縫合部(第1面状部材の先端)、91…支持面状部材、91a…支持面状部材の下端、91b…支持面状部材の上端、91d…支持面状部材内面、94d…第2面状部材の内面、L1…支持面状部材の下端および上端間の距離、L2…第2面状部材の頂端および連結端間の距離、L3…第1面状部材の基端および先端間の距離、L1+L2…足合距離、P1,P3…格納位置、P2…展開位置、T1…厚さ寸法、W1…頂端の幅寸法、W2…連結端の幅寸法。

Claims (8)

  1. シートバックの背面に収納棚が設けられたシートの収納構造において、
    前記収納棚は、
    基端が前記シートバックの背面に前後方向に回転可能に連結された第1面状部材と、
    前記第1面状部材の先端に前後方向に回転可能に連結された第2面状部材と、を備え、
    前記第1面状部材および前記第2面状部材が、前記背面に沿って折り畳まれた格納位置と、前記背面から展開されて棚として利用可能な展開位置との間で移動可能に設けられ、
    前記展開位置は、
    前記第1面状部材の基端を支点にして前記第1面状部材および前記第2面状部材が後方に回転されて略水平に配置され、略水平に配置された前記第1面状部材の先端を支点にして前記第2面状部材が後方に回転されることにより起立された位置であり、
    前記格納位置は、
    前記第2面状部材が前記水平に配置された前記第1面状部材の上に重ね合わされ、前記第1面状部材が前記背面に沿って配置されることにより、前記第2面状部材が前記背面および前記第1面状部材間に配置された位置であることを特徴とするシートの収納構造。
  2. 前記第1面状部材および前記第2面状部材の左側辺同士を連結する左連結布と、
    前記第1面状部材および前記第2面状部材の右側辺同士を連結する右連結布と、を備え、
    前記展開位置において、前記左連結布および前記右連結布が張った状態とされることを特徴とする請求項1記載のシートの収納構造。
  3. 前記第2面状部材は、
    前記第1面状部材に連結される連結端と、該連結端の反対側に設けられた頂端と、を有し、
    前記頂端の幅寸法が前記連結端の幅寸法よりも小さく形成されたことを特徴とする請求項2記載のシートの収納構造。
  4. 前記展開位置は、前記第2面状部材が前記第1面状部材に対して斜め後方に傾斜した状態であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のシートの収納構造。
  5. 前記シートバックを備えたシートがフロアに設けられ、
    前記格納位置に収納棚を格納し、かつ、前記シートバックを前倒しした状態で、前記収納棚が、前記フロアのうち前記シートの後方部位と面一となることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のシートの収納構造。
  6. 前記シートバックの背面に沿って設けられ、下端に前記第1面状部材の基端が前後方向へ回転可能に連結される支持面状部材を備え、
    前記格納位置において、前記支持面状部材よりも前記第2面状部材が上側に位置することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のシートの収納構造。
  7. 前記格納位置において、前記支持面状部材の内面および前記第2面状部材の内面が車体後方側に位置し、
    前記第2面状部材の内面が前記支持面状部材の内面と略面一に配置されることを特徴とする請求項6記載のシートの収納構造。
  8. 前記支持面状部材の下端および上端間の距離と、前記第2面状部材の前記第1面状部材に連結される連結端および該連結端の反対側に設けられる頂端間の距離とを足し合わせた足合距離が、前記第1面状部材の基端および先端間の距離よりも小さいことを特徴とする請求項6または請求項7記載のシートの収納構造。
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